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人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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視点:


【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 2day・朝 秋緒ちゃん ── 
 

 スポーツの何がいいか、っていうと
 余計な事を何も考えなくていいところかな。
 人生について考えながら3Pシュート打たなくていいし。
 
 ………逃避 ? 違うし。朝練だし。
 
 
 自主練から始まる朝練が終わり、
 制服へ着替えていたところで
 彼女から再びメッセージが届いていたのに気付いた。
 
 
(0) 2022/10/19(Wed) 0:07:49

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day・早朝 ── 
 
 
 昨日、休憩時間にそれとなく絵音を探していたけど
 見つける事が出来なかった。保健室にいたとは思わず。
 
 " すぐにでも叶えてほしかった "
 " その先とか考える必要がない願い "
 " お互い、叶うと良いな。どんな願いでもさ "
 
 メッセージに残した彼の言葉がずっと気になっていた。
 
 僕は、まだ明けてもいない空を見上げ
 ひとつメッセージを打つ。
 
 
(11) 2022/10/19(Wed) 0:50:16

【人】 天ヶ瀬 青葉

 

 もしかしたら、他にもいるかもしれない 
 言葉使いが荒い? ──── そうだね。
 別に杞憂ならいいよ。変な人扱いは慣れてる。
 
 でももし、杞憂でないなら、ね。
 
 
            誰かを傷つけるのは怖いよ
    でも、誰かが傷つくのを見過ごすのはもっと
*
 
 
(12) 2022/10/19(Wed) 0:50:26
天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。
(a15) 2022/10/19(Wed) 8:47:13

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 1day・2day:彩葉ちゃんと ──
 

 彩葉ちゃんとは授業中、休み時間問わず
 願いについての意見を交換していく。
 
 こうしているうちにも期限は迫ってくる。
 学生たるもの、もう少し冗談でも交えながら
 会話すればいいんだろうが
 僕たちにそんな余裕は無かったのだ。
 
 
(237) 2022/10/19(Wed) 20:56:12

【人】 天ヶ瀬 青葉

  
 
 「 えっ!? す、捨ててないし !! 」
 
 
 休み時間、僕の席にやってきた彼女が
 開口一番、『 全教科捨ててる? 』と。 >>62
 
 
 「 いや、まあ……
   授業中の方が色々と考えられるんだよね
   ノートは、その…… お願いします 」
 
 
 二日目、この日は ───
 絵音が何処かにいないかなって、
 休み時間は校舎をうろついてたせいもあるんだけど。
 いや、でもそうでなくても授業中に返してたな

 
 
(238) 2022/10/19(Wed) 20:56:22

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 授業中は出来るだけ控えます、と約束し
 久々にちゃんと授業を受けたあとの昼休み。
 
 なんだか、
 とぼとぼと移動を始める姿が気になって。 >>2:344
 声を掛けてみれば、理由は聞けたんだろうか。
 
 聞けたのなら「 はいはーい、やります 」って
 即答しながら挙手しただろうけど。
 
 
(239) 2022/10/19(Wed) 20:56:25

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day:授業中 ──
 
 
 早朝から誤爆させた僕のメッセージは >>11
 誰かしらに何かを思わせたようで。
 
 " どんまい "のスタンプを押してくれた人
 メッセージを飛ばしてくれた人
 
 知らないところでは、
 カウンセラーの需要を考える人
 何度も読み返している人
 
 すっかり授業中にスマホをいじる癖がついた僕は
 メッセージひとつひとつに返信していく。
 
 
(269) 2022/10/19(Wed) 21:53:05

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 2day・放課後:調理室 ──
 
 
 秋緒ちゃんにはちゃんと伝えたんだっけ。
 今日の料理部は、お休み。
 
 だけど、誰もいない調理室で
 僕は普段通り お菓子作りの準備を始める。
 
 
(303) 2022/10/19(Wed) 23:54:44

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 今日はカヌレを作ろうと思って。
 カヌレに罪はないんだけど、僕のトラウマのひとつ。
 
 だから、今日はトラウマを克服しに来た。
 
 
 混ぜ合わせた生地を型に流し込み、
 オーブンで60分。簡単だね。
 焼きあがれば、
 チョコペンやスイーツでデコレーション。はい、完成。
 
 大皿にうつし、飲み物を用意する。
 あの時と同じようなシチュエーションで。
 
 
(304) 2022/10/19(Wed) 23:54:47

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 中学の時、ある事がキッカケで僕は嫌われていた。
 僕はどちらかといえば、おとなしめの性格で。
 
 当時も料理部に所属していたけれど、
 嫌われだしてからは
 同じ班になってくれる人が誰もいなくて。
 周囲が楽しそうに談笑している中、
 いつもひとりで作っていた。
 
 それでも頑張って作ってたよ。
 美味しいお菓子が出来れば、
 こっちを向いて笑ってくれるんじゃないかと思って。
 
 だけど、僕のお皿だけは
 ひとつも減らないお菓子が いつも最後まで残ってた。

 
 
(305) 2022/10/19(Wed) 23:54:50

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 ある日、料理部でカヌレを作った。
 その日も僕はひとりで作り上げ、
 各班のお皿に並べて置いたけど
 他の皿が歓談と共にどんどん空になっていくなか
 僕の皿だけは誰も手をつけてくれるコトはなかった。
 
 僕は諦めて、お菓子を置いたまま
 焼却炉へゴミ出しをする為、調理室を出て行ったんだ。

 
 
(306) 2022/10/19(Wed) 23:54:53

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 調理室へ戻る途中、帰っていく部員たちとすれ違った。
 どうせまた無視されたままだろうと思ったけど、
 意外にも僕へ声を掛けてきた。

 
 『 天ヶ瀬くんのカヌレ美味しかったよー 』
 
 『 え、ああ そうそう
   美味し過ぎて ウチラ全部たべちゃったー 』
 
 
 僕は「 あ、ありがとう 」と声を絞り出し、
 はしゃぎながら通り過ぎていく部員たちを尻目に
 調理室へと戻ってきた。

 
 
(307) 2022/10/19(Wed) 23:54:55

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 少し、笑みを零していたかもしれない。
 テーブルには僕の皿だけが残っていて、
 カヌレは全部無くなっていた。
 
 だけど、皿を洗おうと流し台へ向かった時
 笑みは消え、僕の表情は凍りついた。
 

      さきほど空にしたはずのゴミ箱の中。
      僕のカヌレはすべて捨てられていた。

 
 
(308) 2022/10/19(Wed) 23:54:58

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  ───── 次の日から、僕は通学しなくなった。

 
 
(309) 2022/10/19(Wed) 23:55:01

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 そんな僕が、どうして高校で
 また料理部に入っているかというと ────

 バスケ部への入部を決めた後に
 1度だけ、と料理部の体験入部に参加した。
 もう料理部に入るつもりはなかったけど
 母の影響でお菓子作り自体は好きだったから。
 
 だけど、その時の部員たちが
 僕のお菓子を幸せそうに食べてくれたんだ。
 美味しい、美味しい、って。
 
 僕は、気付かないうちに ぽろぽろ涙を零してた。
 そして、料理部にも入部届を出した。

 
 
(310) 2022/10/19(Wed) 23:55:03

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 焼きあがったカヌレをひとつまみした。
 
 中学の時の部員たちと、ゴミ箱に捨てられたカヌレが
 交互にフラッシュバックする。
 視界が滲んで、吐き気がする ────
 
 だけど、摘んだひとつだけ
 意を決して口に含み、水で流し込む。
 
 
     トラウマが消えてくれるのは、まだ先か
     それとも永遠に残ったままなのか
     それは、分からないけど。

            
でもいつか ────
**
 
 
(311) 2022/10/19(Wed) 23:55:06
天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。
(a44) 2022/10/20(Thu) 2:29:18

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 1day・2day:彩葉ちゃんと ──
 

 もちろん僕がお願いしたのだけど、
 黒板をろくに見てなかった時の授業ノートが
 ドサドサ、と。>>323 >>324
 おもわず事務処理に" 願い "を使いたくなった。
 先生、彩菜ちゃんがスパルタです。
 
 それと、誰かの願いを打ち消す" 願い "だけど
 現実味は薄いかな、と言うことも話しておいた。
 打ち消したい相手と、
 あの幽霊の前に一緒に行くのが大前提だし。

 もしあらかじめ願いの内容を知っていたとしても、
 打ち消す必要のない願いに変えられていたら
 目も当てられなくなる。
 
 それでも" 代償 "を考えれば、2人以上で行って
 予防線を張っておいた方がいいのだろうけど。
 
 
(532) 2022/10/20(Thu) 22:03:45

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 2day・昼休み:彩葉ちゃんと ──
 

 急遽、お昼の放送のゲストとして参加する事になった。
 今日は通学途中でコンビニに寄ったから、
 パンの入ったビニール袋を持って。
 
 
 「 かけたい曲かぁ ……ユメリン。
   " 悩んだ数だけつよくなる " って曲が
   あるんだけど、音源あるかな? 」
 
 
 かけたい曲を聞かれれば >>325
 悩んでるようで悩んでない。僕は即答しつつ。
 もし音源が無かったら
 はいどうぞ、とCDを渡すだろう。
 常に鞄に入れてるよ?布教用に。

 
(533) 2022/10/20(Thu) 22:03:48

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 彩葉と青葉で二枚の葉
   僕たち、Two Leavesでーす
   よろしくねー 」
 
 
 なにせ、放送なんて初めてなので ───
 ゲストの立ち位置が良く分かっていない
 トークをしたかもしれない。
 
 あと、ユメリンの曲の後は
 30秒後に僕のマイクを切ってもらう様、お願いした。
 さすがに限界化したところを
 全校生徒に晒すのは怖い。とても怖い。
 
 
(534) 2022/10/20(Thu) 22:03:51

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 物心ついたときからの違和感。
 恋を抱かずにここまで来たから
 男が好きか、女が好きかなんて未だに分からない。
 

            だけど、 ─── だけど。
            僕はずっと願ってたんだ。**

 
 
(535) 2022/10/20(Thu) 22:04:04

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day 午後:教室で ──
 
 
  「 うげ、 …… バレてる。 」
 
 
 千葉くんからのメッセージに、思わず声が漏れる。
 授業中かって?もちろん。
 彼の心配事はひとまずなくなったらしい。
 何かが好転したんだろう。
 僕は小さく胸を撫でおろす。授業中なので。
 
 ベースのスタンプをじぃっと見つめながら
 僕はスマホの画面に指を滑らせ、メッセージを送った。
 
 
(548) 2022/10/20(Thu) 22:44:23

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day・放課後:秋緒ちゃんと ──
 
 
 「 あ、秋緒ちゃん ! 」>>458
 
 
 放課後、料理部の部活に出るべきかどうか悩んでいた。
 つまり、旧校舎に行くタイミングを
 どうするかなんだけど。
 僕の場合、もし願いが叶った場合を考えると、
 生徒のいない夜の方がいい気がする。
 
 じゃあ部活は出ておこうかな、と鞄を持ち
 立ち上がったところで、教室の出入口から
 僕の名前を呼ぶクラスメイトの声が届いた。
 その近くにいた彼女の姿を見つけると
 手を振りながら、タタッと近寄って。
 
 
(565) 2022/10/20(Thu) 23:47:18

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 あ、部活行く ?
   うんうん、そしたら行こっか ! 」
 
 
 調理室までのお誘いを受けると、頷いて教室を出る。
 " いつでもどこでも "と僕が言ったのだ
 やってきた理由は聞かないけれど ────
 
 
 「 どう ? 願いは決まった ?
   それとももう叶えてきちゃった ? 」
 
 
 期限日に聞く質問なんて、
 結局のところ、こうなっちゃうよね。*
 
 
(566) 2022/10/20(Thu) 23:47:21