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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:


【人】 若者 ミスミ

[はじめて迷い込んだ日、カリカリのゼッポリーニと軽やかな白ワイン、濃厚の文字を裏切らないカルボナーラ。
それから善意の一杯。
熱くて、美味くて、胃の底からじんわりと温かい食事。
夢中で食べ終わった後、何故だかわからないが泣けてきて、近くにいた誰かをぎょっとさせてしまったのももうすでにしばらく前の話。

少し時間がたってから考えてみれば、あの時の自分はきっとお別れを言えなかったばあちゃんと、ばあちゃんの店を思って泣くきっかけが欲しかったのだろう。
だからと言って店の中で一応二十歳も越えた男がぼろ泣きしたのは今思い出してもちょっと恥ずかしい]
(140) 2023/03/03(Fri) 16:53:42

【人】 若者 ミスミ

ー現在ー

…とはいえ、マジ見つからん…。

[今のところは親戚の家の一部屋を借りているが、そろそろきちんと住む場所を考えなくてはならない。
イギリスを出た時はばあちゃんの店の二階に住み込む予定だったから、部屋探しでこんなに苦労するとは思ってもみなかった。
もう使うことのなくなったばあちゃんの店の鍵はお守りがわりにこのまま持っておくことにしたけれど、今の自分に必要なのは新しく済む部屋の鍵。
安くて良さそうだと思った部屋は国内の保証人が必須だったり、かといって保証代行が使えるような小さい部屋のキッチンは何を作れるんだというほど狭い。

それに、一番のネックなのは勤務先だ。
こいつが決まらないと家賃の増減も決められず。
貯金があるからOKとはいかないのだから、ああ何て世知辛い。

少しでも出費を減らすために外食を控えればいいのだが]
(141) 2023/03/03(Fri) 16:54:24

【人】 若者 ミスミ


こんばんわー…
…そっか、もう蕪の時期。

[今宵も不思議の国の扉を押し開けてしまうわけで。
首から細い革ひもで下がった鍵は、童話の挿絵のようなオシャレさもなくて、ただの古惚けた鍵なのだけど。
店の中をちらっとみたあと、空きがあればカウンターを希望した。
やっぱり、誰かの料理する姿を眺めているのは楽しくて、心が落ち着く。

祖母の店で出していた蕪の漬物と味噌汁が懐かしくなって、おっといけない涙腺がまた緩んでしまいそうだ**]
(142) 2023/03/03(Fri) 16:54:37
若者 ミスミは、メモを貼った。
(a20) 2023/03/03(Fri) 16:58:26

【人】 若者 ミスミ

ーカウンター席ー

あっ。はい、その、お邪魔します…。

[近い近い危ない。
カウンターから仕掛け絵本のように身を乗り出してきた人影>>168も、勢いだけはあるように感じたが改めてみるとそこまででもなく。
示された黒板に躍る文字を見上げつつ]

……へえ、自由なんですね。
でも作る方は大変じゃないですか?
好き嫌いもだけど、アレルギーとか、宗教とか

[アレルギーは日本にいる時も良く聞いたが、宗教食が気になるようになったのは日本を出てからだ。
日本にも精進料理は存在するし、帰ってきたら随分とハラル対応の表示を見るようになったけれど昔はそうでもなかったように思う]
(245) 2023/03/03(Fri) 21:03:17

【人】 若者 ミスミ

俺ですか?美澄大河っていいます。
みすみでも、たいがでも。

[イギリスにいる時は苗字の発音が大変らしくて殆ど名前で呼ばれていたけれど、ここは日本だから苗字で名乗っても>>169問題あるまい。
ばあちゃんの店も、営業中は紺地に白で"みすみ"と入った大振りの暖簾がかかっていた。
だから、音だけならそこまで珍しい苗字だとは思っていない]
(246) 2023/03/03(Fri) 21:03:39

【人】 若者 ミスミ

こんばんは。
あ、ええと…蕪のサラダと、あと豚が食べたいんでお任せしていいでしょうか。
生牡蠣とウニ以外だったらなんでも食べられます。
アレルギーもありません。

[ピンク>>207がパッと目を引くその人に今日の希望を伝えよう。
飲み物はなんにしようか、気分はエールか]

サイダーかなぁ…

[どちらにせよシュワっと炭酸が効いているやつがいい*]
(248) 2023/03/03(Fri) 21:04:07

【人】 若者 ミスミ

はい…?

[ほろりと落ちてきた三文字>>285は確かに自分の苗字だが、谺であるはずもなく。
誰か昔の知り合いでもいただろうかと軽く店内を見回す。

もうあの店がなくなってから短くはない年月が経っているのに、その三文字を覚えていてくれる人がまだいるのだろうか。
たとえば、誰かの舌の記憶>>178のなかに。
たとえば、古い写真>>256のなかに。
もしかしたら、こちらをじっと見ていた瞳の奥に。

ばあちゃんが知ったら何て言うだろう。
やぁだこんなハイカラな店でうちの話なんて照れちまうよ!、なんて言うのだろうか]

あー…

[今日も結局新しいおしぼり>>157をもらわなくてはならない気がしてきた]
(306) 2023/03/03(Fri) 22:36:07

【人】 若者 ミスミ

[カウンターの中から声をかけてくれた白いリボンのその人>>317の一言は、見事に涙腺を直撃した。
アリスじゃないんだからこんなにたっぷり泣かなくてもいいだろうに、それでももう近いうちに店が道になって7年めに差し掛かろうとしている今でもあの紺の暖簾を覚えていてくれる人がいるのかとおもったら、もう、もう]

ばあちゃんの店を、おぼえててくれて、ありがと、ございます。

[ぐずぐずと、真っ赤な目は花粉症のせいなどではない。

サイダー、と確認されたオーダーに首を縦に振りかけ]

さ、サイダーじゃなくてシードル!ください!

[そうだ、ここはもう日本だ。
サイダーを頼んでもマグナーズじゃなくてレモネードが出てくる国だと言うことを思い出して、泣きっ面のまま慌ててオーダーを訂正した*]
(341) 2023/03/03(Fri) 23:30:47

【人】 若者 ミスミ

どんな…???

[風味、と聞かれてまじまじとピンクが似合うその人>>336を見てしまった。
そんなところまでカスタマイズしていくとは恐れ入る。
どんな、と言われたら改めて悩んでしまったが]

うーん、つまみになるようなサラダ…?
さっぱり塩系の味で食べたいです。

[サイダーをシードルと改めて訂正し、サラダとシードルと喧嘩しない豚肉メニューだと助かる旨を伝えよう。
何かあれば>>340と言ってくれた言葉に2秒ほどしてから頷いた。
流石に、仕事とか新居とか置いてませんか、なんて飲食店にお願いする話ではない*]
(348) 2023/03/03(Fri) 23:46:24

【人】 若者 ミスミ

おしぼりください…。

[ぐずぐずと泣きながらもちゃっかり注文をつけるアリスもとい成人男子がこちらになります。
完全におねえさん>>368の顔が動揺している。
それはそうだろう、毎度ご迷惑をおかけして申し訳ない。

15年前後前の時点で低学年>>369なら自分よりは年上と思われる。
今思えば、ランチが終わって夕飯時になるまでの間の時間は確かに店にちらほら子供客の姿があった。
かく言う自分もカウンターでよくいろんなものを食べていたのだが、恐らく規格外の野菜やら何やらを善意で安く分けてくれる商店街の旦那衆たちのおかげでこども食堂>>370じみたことができていたのだろう]

…ばあちゃんらしいなぁ。
(396) 2023/03/04(Sat) 1:14:03

【人】 若者 ミスミ

[シードルの金色の泡が細く立ち上るたびにひとつ、またひとつと思い出される思い出。
オレンジのうさぎが飾られたグラスを傾ければほんのり大人びたりんごの香り]

…しみる…。

[口の中に傷があるわけでもなければ口内炎があるわけでもない。
目の前に出てきた蕪のサラダは希望通りの塩味系。
泣いて塩分が足りなくなった体にその旨みと塩味が程よくしみた。
そのサラダが半分になった頃、熱々のミルフィーユ焼>>371がやってくる。
フォークを入れれば金色の糸が長く、その下から溢れてくる野菜と肉のジューシーな薫り。
火傷しないように程よく冷まして口に運べばチーズの旨みと共に肉やトマトの旨みを蓄えた茄子ととろけるようなズッキーニ、芽キャベツのいい食感がたまらなくてうれしい悲鳴をあげるしかない**]

パンもくださぁい…!
(397) 2023/03/04(Sat) 1:15:18
若者 ミスミは、メモを貼った。
(a49) 2023/03/04(Sat) 1:17:34