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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


その日、普段よりも早く店を閉めていた。

【灯台】
夜の帷がいざ上がろうという頃 
灯台の最上階に人影が二つ。
そこで交わされたものを知るのは、
当人たちのみだろう。

三日月島の先端、
岬の灯台、その頂上。


──銃声はよく響き渡った。

 

メモを貼った。

【バー:アマラント】
表通りからは離れた路地の一角 
隠れ家のような入り口。
石の階段を下った先の木の扉。


下げられたプレートには『CLOSED』の文字だけ。
 

 明かりのない店内、カウンターの片隅には、
少し萎びかけた数本の花。

【人】 ガット・リベロ ルチア

>>2:88 ヴィオレッタ

オレンジジュースに口を付けるのを見て、
少女もまた同様にそれを口にする。
爽やかな酸味がすっと喉を通り、
いつの間にか随分乾いていた事を自覚させてくれる。

「……おいしいです」

ほう、と息を漏らしながら。
隣に佇む女性の言葉に、頷きを返す。

「元気なのが、憎らしいくらいですね。
 でも、雨の日に買い物に出るよりは……。
 
 ヴィオラさんはどうですか?
 足元が濡れても、涼しい方が?」
(2) 2022/08/14(Sun) 22:35:34
本名:ジェロラモ・ロトロ(Gerolamo Rotolo)
死因:頭部を銃弾で撃ち抜かれたことによる失血 
発見場所:灯台の最上 
遺体の様子:未発見 
      銃による出血の痕跡、
      及びロッシと書かれたネームプレートのみ。



本名:シルヴィオ・モレッティ(Silvio Moretti)
死因:頭部の銃創による脳挫傷、出血死

発見場所・遺体の様子:
人気の少ない路地裏で額から出血している状態で発見される。
アウグスト・グエッラの殺害に使われた手法と酷似しているが、現在は同一犯よりは手口の模倣の可能性が高いと見られている。

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【人】 ガット・リベロ ルチア

>>3 ヴィオレッタ

「あ、わかります。
 いうこと聞いてくれないんです、わたしも」

毛先をくるりと指でからめて、
むう、と眉根を寄せる少女。

「ヴィオラさんくらい長いと、もっと大変そうですね」
(4) 2022/08/14(Sun) 23:12:01

【人】 ガット・リベロ ルチア

>>6 ヴィオレッタ

「長すぎると、掴まれたりしますから」

そっと目を伏せて、ぽつりと呟く。
ワンピースの太腿に、そっと手を這わせて。
そこにある硬い物の存在を確かめた。

「……いいから伸ばせばいいって、言われてるんですけどね。
 そんな事に意味はないって。そうあるべきではないって。
 でも、わたしは必要だと思うから」
(8) 2022/08/14(Sun) 23:39:43

【人】 ガット・リベロ ルチア

>>9 ヴィオレッタ

「……はい」

そんな日は来ないと思っていても。
それを口に出せば、この優しい人は、きっと。
あの人と同じように、悲しそうな顔をするのだろう。

オレンジジュースは酸味があるけど、甘い。
チョコラータには遠く及ばないけれど。

「ヴィオラさんはあれから──
 お店の方は、変わりないでしょうか」
(10) 2022/08/15(Mon) 0:13:26
本名:ロタール(Lothaire)/孤児のため姓は不明
死因:心臓部を銃弾で撃ち抜かれたことによる失血死
死亡したときの状況:
大通りより一本入った裏路地にて、倒れた状態で発見された。
拳銃で心臓を貫いた弾丸が一つ。この一撃が致命傷となった模様。


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【人】 ガット・リベロ ルチア

>>15 ヴィオレッタ

「そうですか。それならいいんです」

変わりなく、落ち着きを取り戻している。
報告の中身がそれなら、少女は少しの安堵を見せる。
付け加えられた色は複雑すぎて、
それにどう反応したものか、困惑してしまったけれど。

「……ビアンカさんが、うちのお店に来た時。
 なんだか……ちょっとだけ疲れていたみたいです。
 ヴィオラさんも、お疲れみたいですから。
 ちゃんとお休みを取ってくださいね?」
(16) 2022/08/15(Mon) 9:41:02

【人】 ガット・リベロ ルチア

>>18 ヴィオレッタ

「はい、ぜひ。美味しいカプチーノをご用意します!
 ……バリスタが!」

力強く約束をするには、権限の部分が弱いのだが。
それは致し方ない事だから。

少女もまた、同じように石壁から離れて。
氷のかさよりはまだ多く残っている、
オレンジジュースを手に持ったまま。

「アリヴェデルチ。ヴィオラさん」

最後は、にこりと微笑んで。
自らの帰路へとついていった。
(19) 2022/08/15(Mon) 11:03:29
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【自室】

主を失った部屋には、ほんのりと煙草の残り香。
家具は最低限のもののみが置かれており、殆ど物が置かれていない。

使用感のあるものと言えば、黒のテーブルに置かれた灰皿。
そろそろ捨てるべき量の吸い殻と灰が積まれている。

その脇には、写真立て。
写真には、3人の子どもが写っている。
笑顔の男の子に、少し困ったように笑う男の子、そして、口元をへの字に曲げている男の子。
並んで撮影をした時の、少し古くなった写真だ。

そして、ベッド脇のサイドテーブルに、書きかけの便箋。
何の色のもついていない、シンプルな白のそれに、汚い文字がいくつも並んで、塗りつぶされて。
床には書き損じの便箋がいくつか転がっている。
ちらりと見える内容は、仕事に対するメモ―――あるいは、アドバイス。
結局まとまりきっていなかったのだろう。
この数日で書き上げるつもりだったのかもしれない。

しかし、この部屋に主は戻らない。
この部屋にあるものが、主の手によって何かを為すことはもう二度とないのだ。