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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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[寝息まで可愛いの、何でなんだろうね……。

とにもかくにも二人で朝食を食べて、洗い物は食洗器に任せる。

特別な人が作ってくれたものが美味しくないわけない>4:>+226、
それは普段からよーく知っているけれど、
相手にとって自分の料理も、とお墨付きをもらうと改めて嬉しいものだ。

浮かれて開催した気の早さ選手権では無事ぶっちぎりで優勝だったようで、賞品に彼女のお部屋計画を聞かせてもらった。
狭い部屋に所狭しと彼女の可愛いアイテムが増えて迷子になるのも楽しそうだけれど、抱き合うスペースがなくなるのは困るから、やっぱり引っ越しは早目に検討しといた方が良いかもしれない。]

 本気にしてくれなきゃ困るよ。
 食器も白で揃えたいしね。

[手始めに、最近マーマレ(以下略)で溜まったパンのシールで2枚ほど、白い皿を交換しに行こうと思う。]


 やっぱり僕は白が好きだよ。

 昨日「白は何色にも染まる」って言ってたけど、
 一方的に染めるんじゃなくて――
 同じだけの量を混ぜたら、もう片方の色が薄くなって新しい色になるでしょ?
 そうやって、ふたりで新しい色を見つけたいから。

[自分の「色」がピンと来ていないから、「染めたい」という発想にならないのかもしれないけれど。
どんな色と混ざってもその色を淡く目に優しくしてくれる白が傍にいてくれるなら、
自分がどんな色になっても薄めてくれそうだなと思っている。

食レポ以外の語彙力に自信はないから伝わらなかったら単に恥ずかしいポエムを言っている男に見えているかもしれない。
伝わっていて欲しい。]

[スウェットを所望されて、慌てるあまり口走った内容は誤解を与えてすれ違う。]

 両方?!
 僕、今日何着て寝ようかな……

[自分の着て寝たものと、彼女に貸したものの二択、のつもりだった。
これは持ち物に嫉妬した自分が悪い。

いやでも本体を選んでくれるなら!
と前のめりになりそうになって、彼女の家が女性向け物件だったということを思い出したのだった。

完。**]

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

―― うさぎの兄妹の一幕 ――

[事故物件(過失)のこれからは
 もう一波乱ありそうだけど。
 あの食いつきを見ている限り
 話はまとまりそうなものだがどうだろうか。

 心の中の突っ込みは、口に出さないままだったから、
 大咲の可愛らしい駄々を拝見することはなかった
 まあ、それは彼女の大事な人が見ればいいので割愛。

 それでもまあ。
 表情にはあからさまに拗ねている気配したので。
 珍しいものを見れたな、と。
 
 機嫌を直したい反面、可愛がる為に置いた手を、
 髪が乱れない程度に、数度撫でてから。]

[気恥ずかしさそうな笑いが零れたなら、
 笑みを深めるよう、目を細めたけれど。

 妹から持ちかけられた相談は、
 女の子らしい恋にちなんだもの。

 聡い彼女の予感が当たっているとは、
 その時はまだ気づかずに、緩く首を傾げて。]


  ……そういえば大咲からそういう話
  聞いたことないけど。

  居るの?彼氏。


[返り討ち。……ではない。あくまで。
 自身のことはひとまず棚に上げて、
 気を回してくる妹へ打ち返しながら。]

[少し視線を流した先には、
 デザートの写真を撮っていた姿が遠目に目に映る。

 無意識に零れた笑みは、
 話していた妹なら拾えたかもしれない。]


  今はまだ分からないから。
  ……出来たら、話すよ。
  
  大切な人。
  その時はよろしく。

  それまでは、美澄の面倒見てやって。


[気が合うらしい教育方針を
 持ち合わせている妹は頼もしい。
 自分の背中を見て育っているのなら誇らしくもあり。
 
 最後に明るい髪をもう一撫でしたなら、
 手を離して、向かう先はカウンターキッチンで。
 幸せそうに表情を綻ばせている人の元へ。*]



  後ろに人を乗せていたら、
  スピードも出せないんじゃないかと思って。


[それでも不慮の事故などは防げないが。
 少なくとも、その時、
 彼を一人にすることはないだろう。

 往路でも話した温泉宿の話が出たら。


  ……そう、ですね。


[少し、間を置いてから頷いた。
 さっき話した時には、深く考えなかったけれど。
 湖を後にした今では、意味が多少変わってくる。 
 
 口を噤んで。キャスケットがない代わりに
 ヘルメットを被ったのは、
 滲んだ赤を見られないように隠したかったから。]

 
[すっかり落ちた太陽の姿が見えなくなって。
 風が冷たくなっても。

 彼が用意してくれた
 グローブとヘルメットで守られているからか。
 それとも身を寄せ合っているからか。
 頬は冷たくとも、じわりと灯るような
かさがあった。]

 

[それから。

 此方から向けた提案には
 すぐに返事は帰ってこなかったか。

 他人にキッチンを使われることを
 煙たがるタイプも居るので断られたなら。
 普通にコンビニ飯を買えばそれで済む話だけど。

 料理器具の話になって別の方向かと思い至る。
 なるほど、あまり家で料理はしないらしい。]


  ガスコンロとレンジ。
  それに切れる包丁があれば、十分ですよ。


[了承代わりの頷きに笑う。
 調理姿ならいつも目にしているだろうに。
 場所が変われば、また違うのか。

 ……まあ、違うか。

 今更ながらに流れで頷いたものの。
 プライベートな場所に踏む込むを許されている。]

[同性同士だからこそ返って通じ合うこともある。
 
下心
、も。あると言っていたけれど。]


  いえ、作るの好きなんで。


[そこまで考えているのかどうかは、
 今はまだ、考えないように頭の隅に追いやった。]

[Madam March Hareよりも小さいコンビニのフロアを、
 買い物かごを片手にゆっくりと物色していく。
 
 出来合いの焼き鳥にパックの白ご飯。
 冷凍の青ネギ。
 カップスープに食パン。
 チーズ、卵、ロースハム、牛乳、etc、etc……。

 少しだけ置いてある生の野菜コーナーも立ち寄り。
 キャベツや白ネギを手に取りながら。]


  家では、全く料理しないんですか?
  調味料とかあります?


[そう問い掛けながらも、
 小分けにされた調味料も籠に入れていく。
 味付け用の塩や胡椒に顆粒タイプなんかは、
 家にあったとしても、増やしても困らないだろう。
 もしかすれば、これからも
 作りに行く機会はあるのかもしれないのだし。

[昼飯を奢られたのを思い出したものだから。
 ガソリンの代わりにこちらを払うことにして。]


  何か、買っておきたいものとかありますか?


[彼がどこかで留まっていたなら、声をかけて。
 何もないようならば、このままレジヘと向かっていく。*]

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

[貝沢さんは黙って俺の話しを聞いてくれて。
『好き』て気持ちを返してくれた。
まるで互いを互いにプレゼントするかのような特別な言葉
嬉しくて、幸せで、ふわふわする。
続いた言葉に、ふと我に返る。
カッコつけるってどうしたらいいんだろ?教えて神田さん!!
でも。ちゃんと。頷いてくれたから。


良かった。嬉しい。


[ちょっと張っていた、肩の力を抜いた。]

[そうして俺は神田さんではなく。
目の前の人に質問してみることにした。]


あの……さ……?


カッコつけるって。どんな事したらいい?


[これはガチで分からんから。
分かる人に教えてもらおう。]

[風が吹いて。少し貝沢さん体が震えた気がした。
まだ夜は少し肌寒い。
俺は並んで腰掛けているベンチから腰を浮かして。
もう少し貝沢さんの方に距離を詰めた。
肩と肩を寄せ合って。
……でも手とかどこに置けば良いのか分からない。
いっそ抱き締めてしまえれば良いのだろうけど、ベンチってそれも難しいね!!]


くっついてたら……
少しはあったかい。



[俺は手持ち無沙汰な手を、ようやく彼女の肩に回して。
少し抱き寄せてみた。細い。柔らかい。どうしよう……温かい。
めちゃくちゃドギマギして、自分の心臓の方が煩くなって。
あ。ちゃんと話したい事あったんだけどなって。ぐるぐるして。]

か、貝沢さん!!



[変な声出たぁ。泣きたい。]


……今度デートしない?

お弁当と水筒もって。
俺、佑一や神田さんにお金無くても楽しいスポット色々教えてもらった。こことか。

……貝沢さんと行きたい。色んなとこ。
色んな事やってみたい。

貝沢さんやってみたいこととか、行ってみたい場所無い?


[くっついてるから。
俺の心臓がバクバク煩いのも、伝わってしまうだろうな。*]

メモを貼った。

[こちらからも目を見て気持ちを伝えれば
安堵したように彼が肩の力を抜く。
酷く嬉しくて。くすぐったくて。幸せ。
そんな気持ちに浸っていれば、ふいに尋ねられて。]

え、えー……?
具体的に聞かれると悩むなあ。

たとえば……うーん…無理しないって前提で。
私がお洒落してたら気づいて褒めてくれたりとか。
私が重い荷物持ってたら代わりに持ってくれたりとか。
全然高価なものじゃなくていいから時々ささやかに贈り物くれたりとか。
そういうこと…かな?


[別に恋人になったからって
急に何か変わってほしいとか、
そんな風には思わないんだけど。

結局はいつか後輩に語ったことに帰結するのかも。
私が喜ぶことを想像して、君が何かをしてくれればそれがうれしい。]

[考えているうち、風が吹いて。
心は温かいけれど少し肌寒くて、身を震わせた。
隣で身じろぎする気配がして、もう少し距離が近くなる。
触れ合った体から体温が伝わってきて。]


――…… うん。


[少し遠慮がちに手が肩に回って、
ドキリと心臓が跳ねた。
私よりも広い肩幅にそっと凭れ掛かって
こてりと頭を傾けるように寄せる。…あたたかい。]


は、はい!


[そんな中で不意に名を呼ばれてびくっとして。
一体何かと思えばデートのお誘い。
なんだ、とまた力を抜いて笑む。]

もちろん、いいよ。
私も栗栖くんと色んなとこ行きたい。
お弁当持って出かけるのいいね。

[ばくばくと伝わってくる、早い心音が心地よい。

ここ、と言われてそちらを見つつ
行ってみたい場所を聞かれれば
ああそうだ、と思い出した。
結局送れていない彼宛のメッセージ。]


んっとね。

実は、つてでこの間アクセサリー作り教室の招待券貰って。
一緒に行かない?って誘おうと思ってたんだ。
ほんとは材料費とかいるっぽいんだけど、
券があればタダなんだって。

作ったアクセは貰えるらしいから……
もしそういうの嫌じゃなければ、どうかな。

[反応を伺いながら。]



あとね。やってみたいことっていうか…
場所はどこでも、なんだけど。

次のデートの時は一日中、一緒に居たいです。



[と、少し気恥ずかしそうに頬を染めて付け加えた。**]

[貝沢さんがカッコつけるための具体的アドバイスをくれた。素直な俺はすぐ実行しようね。慣れない事満載だけど。]


…………今日の服も似合う。
貝沢さんが着てる服は、何時も貝沢さんに似合ってる。
自分を知っていて、選ぶ目もあって。
貝沢さんは本当に素敵な、良い女だよね。

好き



[思った事を正直に述べて。
重い物とプレゼントはまた今は無理だなーって。
プレゼント買って無いし、貝沢さん重い物持って無いし。]

[心臓バクバクさせながら肩に手を回したら。
貝沢さんが身を任せてくれて。
よりいっそう心臓が煩くなった。
俺の出した大声で、びっくりさせてしまったみたいだけど。
肩の力を抜いてくれて。デートに快諾してくれた。
良かった……

そうして。貝沢さんの申し出に、思わず考え込む。
アクセサリーの手作り教室。
俺はすぐには返事出来なくて。]

[考え込んだ後で、ポツリと答えた。]


        …………行く。

行きたい。


あの。さ……。


[う。顔が熱くなってきた。
何が正解なのか、何もかもまるで分からない。]


あのさ。……貝沢さんは……


こういう手作りアクセサリーとかプレゼントされたら
…………嬉しい人?


[無料とか。相手に誘われた物だとか。気にしちゃうかな?
でも俺。せっかくアクセサリー作るなら貝沢さんにプレゼントしたいし。でも身に着ける物って拘りあるかもだし。
おそるおそる、尋ねて。]

[続く言葉に固まった。
え?それどういう意味???
そう考えた時点で思った。これが下心か!!!
思った瞬間慌てた。顔が赤くなるの止めたい。
正直過ぎる自分の表情筋が憎い。
貝沢さんはそんな事一言も言ってない!!



……う、ん。

うん!!


[おかしくなって。吹き出して。]


一日中一緒に居よう?!


[まだ微かに赤味の残る顔で。俺は満面の笑みを浮かべた。*]

―― 春が訪れた頃に ――


[その日は鴨肉が良く出ていただろうか。

 速崎の作った鴨のローストに
 美澄が手を加えたリゾット。

 信州の方で出ている細そばが
 仕入れのリストに並んでいたのは
 鴨南蛮を頼んでいる神田からの要望だったらしい。

 その日の俺はといえば。
 遅れて鳴ったドアベルの音に気づいて、
 彼の姿を見つけたなら
 カウンター越し、いつものおしぼりとお茶を用意する。
 
 いらっしゃいませ。
 と、いつものように出迎えながらも。
 少し表情は柔らかくなっていたかもしれない。
 
 彼も鴨を頼みたそうだけど。]


  初鰹も美味しいですよ。


[もうひとつ、選択肢を増やして。
 悩む姿を楽しんでいたかもしれない。]

[ちなみに。

 高野との関係が変わったことは、
 まだ杏にも、誰にも話していない。

 それは彼の職業柄、
 あまり公言していいものではないと判断してのこと。
 人の口に、戸は立てられないから。

 杏も、うさぎの同僚たちも。
 店によく足を運んでくれる常連の方たちも。
 ある程度、親しい間柄の人たちには信頼を置いている。

 言い触らすような人たちではないことは、
 築き上げてきた関係性から疑っては居ないけれど。]

 



  
[ 誰にも知られずに、
    彼とだけ
秘密
を共有している。

    そういう優越感もなくはないので。 ]



 

[彼が誰かに伝えているなら、それはまた別の話。
 高野が信頼を置いている人であるなら、
 心配はしていない。

 自慢するような恋人になれているか
 自信があるわけではないけれど。

 誰かに聞いて欲しい気持ちも、
 それはまた理解できるから。

 白うさぎのように聡いお客様が一人。
 ……いや、もう一人。

 居ることには気づけないまま、
 杏が顔を出すようなら、手伝いに向かおうか。*]