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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


その日、普段よりも早く店を閉めていた。

【灯台】
夜の帷がいざ上がろうという頃 
灯台の最上階に人影が二つ。
そこで交わされたものを知るのは、
当人たちのみだろう。

三日月島の先端、
岬の灯台、その頂上。


──銃声はよく響き渡った。

 

メモを貼った。

【バー:アマラント】
表通りからは離れた路地の一角 
隠れ家のような入り口。
石の階段を下った先の木の扉。


下げられたプレートには『CLOSED』の文字だけ。
 

 明かりのない店内、カウンターの片隅には、
少し萎びかけた数本の花。

本名:ジェロラモ・ロトロ(Gerolamo Rotolo)
死因:頭部を銃弾で撃ち抜かれたことによる失血 
発見場所:灯台の最上 
遺体の様子:未発見 
      銃による出血の痕跡、
      及びロッシと書かれたネームプレートのみ。



本名:シルヴィオ・モレッティ(Silvio Moretti)
死因:頭部の銃創による脳挫傷、出血死

発見場所・遺体の様子:
人気の少ない路地裏で額から出血している状態で発見される。
アウグスト・グエッラの殺害に使われた手法と酷似しているが、現在は同一犯よりは手口の模倣の可能性が高いと見られている。

メモを貼った。

本名:ロタール(Lothaire)/孤児のため姓は不明
死因:心臓部を銃弾で撃ち抜かれたことによる失血死
死亡したときの状況:
大通りより一本入った裏路地にて、倒れた状態で発見された。
拳銃で心臓を貫いた弾丸が一つ。この一撃が致命傷となった模様。


メモを貼った。

メモを貼った。

【人】 蜉蝣 アベラルド

>>36 サルヴァトーレ

「あはは、心配しないでくださいよ。うちのチョコならいくらでも入りますからね」
「では、こちらも。試食の分、ご用意します」

そんな冗談を言って屈託なく笑う姿は、傍目にも裏の顔を持つ人間の物には見えないだろう。
まあ、ここじゃただの従業員だ。違いない。
アベラルド本人も、努めてそうあろうとしているし。
元々
そういう
分別ははっきりしている方だ。

プラリネにナイフを入れて、試食用のトレーに乗せる。
小さなピックを刺して、「どうぞ」と差し出した。

「俺もこれ、好きなんですよ。
 他にも種類があるので、味の違いを比べても楽しめますよ」
(38) 2022/08/16(Tue) 12:26:46
アベラルドは、花を一輪届けに行く。いつものように。
(a16) 2022/08/16(Tue) 17:14:04

【人】 蜉蝣 アベラルド

>>43 サルヴァトーレ

「おや、正解。流石だ」
「お口にあったようで何より。しつこくなくていいでしょう」

その感想に満足そうに笑って、片手間にラッピングの用意を。
購入分を先にレジに通し、あなたの分のプラリネの箱を持って「どうします?」と尋ねた。

外の騒がしさが聞こえるのは、せいぜい出入りで扉が開いた時くらいだ。
この店にはこの店特有の雰囲気がある。ガラス張りになった壁の方を見て、往来の人通りを少し眺めた。

「今年も賑わってますねぇ。出店はもう見て周られました?」
(45) 2022/08/16(Tue) 18:39:35
【自室】

主を失った部屋には、ほんのりと煙草の残り香。
家具は最低限のもののみが置かれており、殆ど物が置かれていない。

使用感のあるものと言えば、黒のテーブルに置かれた灰皿。
そろそろ捨てるべき量の吸い殻と灰が積まれている。

その脇には、写真立て。
写真には、3人の子どもが写っている。
笑顔の男の子に、少し困ったように笑う男の子、そして、口元をへの字に曲げている男の子。
並んで撮影をした時の、少し古くなった写真だ。

そして、ベッド脇のサイドテーブルに、書きかけの便箋。
何の色のもついていない、シンプルな白のそれに、汚い文字がいくつも並んで、塗りつぶされて。
床には書き損じの便箋がいくつか転がっている。
ちらりと見える内容は、仕事に対するメモ―――あるいは、アドバイス。
結局まとまりきっていなかったのだろう。
この数日で書き上げるつもりだったのかもしれない。

しかし、この部屋に主は戻らない。
この部屋にあるものが、主の手によって何かを為すことはもう二度とないのだ。