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人狼物語 三日月国


103 【身内RP】森奥の工房【R18】

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視点:


【人】 ツァカリ

 
[続きを促す声と、真っ直ぐな眼差し。>>0>>1

 彼にとって手慣れた、
 必要な問診に過ぎないだろうに、
 どうしてだろう。

 ────焦らされている。

 そんな錯覚をして
 焦れて、息が上がって、追い詰められる。

   
ゾクゾクする。


 一番不思議なのは、
 彼にこうされるのが決して嫌ではないことだ。]
 
(12) 2021/11/07(Sun) 23:21:18

【人】 ツァカリ

 

  っ……ああ、ここ一週間
  傷口に痛みは、なかった……


[傷口はすっかり癒えているのだ。
 だから遠慮なく触れられたい。

 その長い指で掻き毟られたって、構わなくて。

 こんなに被虐的な気分になるのも
 一体、どうしてなのだろう……。]
 
(13) 2021/11/07(Sun) 23:21:28

【人】 ツァカリ

 
[会話が上手くできているか
 自分でもよくわからなくなっていたから
 仲間の乱入にほっとして。

 調子を取り戻して腕は平気だと豪語すると
 一瞬、間が空いた。>>5


  (……怒っている?)


[何となく、そう感じたのだが、
 再び聴いた声音は穏やかなものだった。>>6

 真剣に己のことを考えてくれている。
 きっとそれだけだろう。]
 
(14) 2021/11/07(Sun) 23:21:56

【人】 ツァカリ

 
[失った腕に感じる痛みは幻肢痛と言うらしい。>>6


  ……ふむ


[再建に有利とは良い話を聞いたが、
 酷く痛むそうですね、と気遣われれば
 失言したことを悔い、曖昧に頷いた。

 右の腕先に別れを告げた日は
 仲間の前でけろりとしていたし
 夜毎訪れる苦痛も、明かしてこなかった。

 それを早く取り去ってあげたいと言う彼は>>8
 心優しく、聖人のようだ。
 だからこそ、その職を選んだのだろうか。
 今度訊いてみるとしよう。]
 
(15) 2021/11/07(Sun) 23:22:10

【人】 ツァカリ

 
[二週間後と聞かされて、がっかりしたりしない。
 寧ろ、彼に助けを求める人は多いのだと
 誇らしいような気持ちになった。]


  無論、順番は守る
  その者たちを苦痛から解放してやってくれ
  俺は急いでおらぬから大丈夫だ
  二週間後なら、一旦里に帰り、一人で戻ってこよう


[自身は痛みから逃げたい訳ではない。
 困っている者、苦しんでいる者がいれば、
 後回しにされたとて構わぬのだ。

 腕を取り戻したい真の理由は────、
 彼らのに比べれば、些末なものだろう。]
 
(16) 2021/11/07(Sun) 23:22:18

【人】 ツァカリ

 
[二週の間に、やることがあるらしい。>>9
 てきぱきと動く彼に再び右腕を預けて>>10
 披露される手本をじっと見つめた。

 患部と周辺が白い包帯に器用に巻かれていき、
 先に行くほど引き締められる感覚が生まれた。
 そして、不思議と温かい。

 片腕で行うのは手間取りそうだが
 仲間に世話を焼かれるのを嫌うので
 彼が外に呼びに行かなくて良かった。>>11

 ご自分で、と言っていたし
 矢張り自分でやるべきなのだろう。
 矢鱈と頼るのは、格好が悪くて仕方がない。]
 
(17) 2021/11/07(Sun) 23:22:27

【人】 ツァカリ

 

  包帯同士がつくのか
  これは便利だな

  うむ、そうだな
  折角貴殿が巻いてくれたのだ
  明日まではこのままにしよう

  やり方は心得た


[完璧な出来に微笑み、
 満足げに包帯の上を撫でて見せた。

 彼がしてくれたのを崩したくないのも本心だが

 手順は記憶したものの、一度や二度は
 少々覚束無い手つきになるだろう。
 そういった姿を見られるのが得意ではないので
 練習の件はやんわりと断った。]
 
(18) 2021/11/07(Sun) 23:22:34

【人】 ツァカリ

 
[依頼を行い、傷口の確認と整形をして貰った。
 他にも何かあるのだろうか。]


  今日はこんな所だろうか?
  先の依頼の邪魔をしては悪い

  もし他にないようであれば
  我々は早々に去るとしよう


[無論、指示があれば従おう。
 自分らに急ぎの用事はないのだから。*]
 
(19) 2021/11/07(Sun) 23:23:06