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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


【人】 マスター ロッシ

【バー:アマラント】 >>1 ソニー
普段と変わらぬ笑顔で迎えれば、
奥の方…スタッフルームを顎で示す。
いつも通りに。
時折こうして花を運んでもらうが、
それらが店に飾られることはなかった。
用途を聞いても彼は人差し指を口に当てるだけ。
それ以上言及することもないだろう、
この店主の秘密主義は今に始まったことではない。
……あ。
代金の封筒を手に、何かを思いついたような様子を見せて。

そうしてあなたが代金を受け取り、グラスを傾ける頃には
カウンターの片隅にほんの数本の花が飾られることとなっていただろう。
(37) 2022/08/09(Tue) 23:11:51
ロッシは、祭りの場に出ないけれど、ちょっぴり浮かれてはいるみたい。
(a9) 2022/08/09(Tue) 23:29:39


夜半。暗い路地裏を、硬く、鈍く、重く、靴底が打つ。
祭りの喧騒の裏側で、葬列が墓場を歩むように、ただ粛々と。

「──掃除屋が死体を作るなんざ」

「世も末だと思いませんか、あんたも」

答えは返らない。
端から答えを求めてもいない。
見下ろす眇目には、生者への情は無い。

「……家族が?へえ、そりゃ知らなかった…」



「で、あんたが浅はかな事仕出かす前に
 顔を思い出せもしなかった程度の家族が、何だって?」

──乾いた銃声が、ひとつ。