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人狼物語 三日月国


221 Pledge ~sugar days~

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視点:


【人】 大守 威優

――翌朝――

[休日ということにかまけて起きない男がいる。
好きな男が隣にいるのだから仕方がない。]


 ん、志麻……


[彼の方が先に起きたなら、寝言も聞こえたかもしれない。*]
(0) 2023/08/20(Sun) 23:02:15

【人】 大守 威優



 んん……


[良い匂いがする。
食べ物ではないが、腹がすくような匂いだ。
おまけに唇が気持ち悦い。

覚醒には至らない浅い眠りの中、
求めるように口を小さく開ける。

引き寄せたそこがどこであっても、
唇と舌で吸い、舐め、やわく噛んだ。]
(4) 2023/08/20(Sun) 23:46:21

【人】 大守 威優

[――そして暫く。]


 志麻……?


[ゆっくりと目を開ける。]


 今、何時だ……?


[スマートデバイスを呼べば、8時半の答え。
休日でなければ真っ青になる時間だが、
休日だからもう少し寝たい時間、とも言える。

だが志麻にとってはもう朝食の時間かもしれない。
どこかに食べに行くならば支度は必要かと
背伸びをして欠伸をした。

何食う?と聞く声がまだ寝ぼけている。**]
(5) 2023/08/20(Sun) 23:46:38

【人】 大守 威優

[暫く柔らかな感触と甘い味、奏でられる声を堪能し、
漸く意識を手繰り寄せる。

ぼうっとしたまま志麻を見れば、
朝だというのに旨そうな色を纏った表情で。]


 ん、流石にまだ……、


[再び瞼が閉じそうになる。
笑う志麻の声色からは覚醒前の艶が霧散していたが]


 その選択肢で志麻を選ばない俺がいると思うか?


[耳元に囁きを落とした時には意図的に甘く味付けられているのが
わかった。
ぶる、と反射的に震えた後、薄目のまま志麻を抱き寄せる。*]
(9) 2023/08/21(Mon) 17:27:11