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人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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視点:


【人】 探索者 ネリー

[ ネリーは、添木が遠い入り口の方から
入ってくるのが見えた。>>179

そして、その視線の先には綺麗な女性。
添木はその女性に声をかけた。
まるで、居ることを信じられないように
けれど、その視線には驚きの他に甘さがあって… ]

どうやら、添木先生にはカードが必要ないみたいですね



[彼女の手に見えるのはタロットカード
そして、なんの運命のイタズラか『恋人たち』

ネリーは、図書室から気づかれないように近くの机に
本を置いて出ようとした。
その机の上には読めないタイトルの本。
そして、タロットカードしおりのように挟まっていた

さてさて、このカードをどうしようか…]*
(3) 2021/02/08(Mon) 0:15:02

【人】 探索者 ネリー

タイムリミットが来た
柚乃さんには星
スバルくんには魔術師
先生と彼女には恋人

[ ネリーは、こっそりと図書室を出た後
出会った人とカードを思い出しながら]

スタンレーさんとリクちゃんは
カードを手に入れられただろうか…

できれば、このカードをリクちゃんに
使って欲しかった…例え、私たちを覚えて
いなくても…

[ 手の中にあるカードは世界
世界の固有能力が頭の中で流れた時
その後にあった彼女を見た時
どうか、世界のタロットを彼女にと思った
しかし、なんの運命のイタズラかそのカードは自分の手元にある。
胸ポケットにあるのは世界

ネリーは一人、廊下の上でその時を迎えた。]*
(126) 2021/02/11(Thu) 14:09:12
ネリーは、ケリーみたいに私はなれなかったごめん...*
(a2) 2021/02/11(Thu) 14:10:18

【人】 探索者 ネリー

− とある学校:保健室_

[ ネリーは意識の浮上を感じた。
  瞼を持ち上げると、白い天井。
  体の下は柔らかいベッド。
  横を向けばカーテンが見えた。 ]

ここは…学校の保健室?
私は確かに、死んだはずなのに…


[ ネリーは、ゆっくりとベッドから起き上がると
  カーテンの向こう側から複数人の
  声が聞こえることに気がついた。      ]
(135) 2021/02/11(Thu) 23:53:45

【人】 探索者 ネリー

この声は…私の前に襲われたハヤブサくん?
処刑したレオンくんの声も聞こえる…
一体これは


[ ネリーはカーテンを開けると、そこには
  文化祭で謎の現象に巻き込まれデスゲームを
  していたメンバーがいた。
  確かに、処刑して襲撃された死体も確認した
  メンバーが皆、保健室にいたのだ。

  ネリーが目を覚ますと「お疲れ様です」と
  声をかけられた。           ]

えっ、あのすみませんが…
現状が理解出来ず…私は確かに襲われて…
「死んだ」はず
(136) 2021/02/11(Thu) 23:54:30

【人】 探索者 ネリー

[ ネリーの戸惑いを見て、その一人が説明を
  してくれた。             
  ・皆、死んだ瞬間にここに飛ばされていた
  ・保健室から出る事はできない
  ・一日経つとベッドの上に襲撃、処刑された
   人が飛ばされてくる
  ・人狼や能力者は役だと自覚しその通りに
   行動していた
  ・その役を行なっているときはそれに違和感
   を感じることはない
  ・保健室に来たと同時に役だったことを認識
   できる

  今、わかっていることはそれぐらいだと言った。
  そして、自分たちに今できることはないので
  取り敢えず、このおかしな「ゲーム」が終わる
  のを待つしかないのだと言った。      ]

私は「いつ」ここに来ましたか?目を覚ましたのは
それからどれ程経った時ですか?
(137) 2021/02/11(Thu) 23:54:54

【人】 探索者 ネリー

[ ネリーさんは真面目ですねと誰かが言った。
  しかし、ネリーにはこの「ゲーム」以外に
  もう一つの世界にいた記憶があるのだ。  
  しかし、他の人にはその記憶はなく
  ネリーも他のメンバーと同じように来て
  目を覚ましたのだと言った。      ]

あの世界
は夢…だったのだろうか


[ それから、ネリーたちが保健室を出れたのは
  4日後…おかしなゲームから9日経ってから
  だった。                ]

【静かな校舎に響くのは、狼の遠吠えのみ。
 そこはもはや、生徒たちの集う学舎ではないーー】

[ そう機械音声が響いた時ネリー達は
  学園の外にいた。

  スマホの画面を見ると
  文化祭の最終日の18:00
  ネリー達は、狐につままれたような感覚だった。

  ネリーは、帰路についた。
  体感12日間ぶりの家だ。           ]
(138) 2021/02/11(Thu) 23:55:35

【人】 探索者 ネリー

ただいま

[ そう言って、玄関で靴を脱ぐ。
  返事なんてあるわけないが癖のようなものだ。 ]

「お、遅かったな。
 おかえり    」

[ 返って来るはずのない返事のはずだった。
  その声は、ネリーの記憶の彼より少し低い。 

  声の聞こえたリビングに足早に

「ケリー?」

  向かい声をかけた。            ]

「そんなに、泣きそうな声で呼ぶなよ。
 お前らしくないぞ?        」

[ そんなふうに笑う彼は、リビングの椅子に座りながら
  牛乳の入ったカップを楽しそう揺らしながら
  ネリーを見た。                ]
(139) 2021/02/11(Thu) 23:56:05

【人】 探索者 ネリー

だって、今まで…
どうやって…もどって

[ いろんな感情が溢れ言葉にできない。
  いま、自分はどんな顔をしているだろうか。
  そんなネリーにケリーは胸ポケットを指さす。

  ネリーは。指さされた胸ポケットを触ると
  硬い紙の感触。

  慌てて取り出すそのカードは「世界」で
  固有能力は【障害や困難を乗り越え安寧を得る】
  あれは、夢じゃ…

  ネリーはあの世界が夢でないことをやっと理解した。
  あの時の世界で関わった人たち…

  ネリーは、タロットカードを自分に使う気は
  なかった。
  まず、あの時点で死んでいた自分が使えるのか
  わからない。だから、せめて関わった人たち
  だけでも元の世界に戻してあげたかった。
  もし、戻れたとしても自分の魂の半身のような
  ケリーのいない生活にこれ以上耐えることも
  できないと感じていた。

  しかし、あの時ネリーはカードを
  手放さなかった。
  それがなぜか、今でもわからない。
  けれど、その結果          ]
(140) 2021/02/11(Thu) 23:56:32

【人】 探索者 ネリー

ネリーに俺は何があったのか正確にはわからない
俺に何があったのか説明はできない。
けど、ネリーのおかげで助かったよ。
ありがとう

[ それは、小さい頃から変わらないケリーの笑顔で
  同じ身長のネリーの頭を、親戚の
  お兄さんがやっているのを見て真似を始めた
  優しく「ポンポン」と叩くそれにネリーは
  泣き始めた。                ]

バカケリー
もう、もう…

[ ケリーは、ネリーを胸に抱きしめ

もう、居なくならないよ
約束だ

と言って、額にキスをした。      ]**
(141) 2021/02/11(Thu) 23:56:54