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人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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到着:生物学者 アマノ

【人】 生物学者 アマノ

あ"────……ねむ。

誰か俺の部屋のコーヒーサーバー、直してくれないかな。
昨日からなんか動かなくて、一滴も出てきやしねえ。

[髪をがしがし掻きながら自室から出たところでゲイザーの姿 >>0 を認めた]

あ────今は、大丈夫かな。
まだ5日しかこの服着てないし、うん、大丈夫。問題ない。**
(4) 2022/07/09(Sat) 5:54:35
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a2) 2022/07/09(Sat) 6:26:43

【人】 生物学者 アマノ

>>6 ゾズマ

ああ、ゾズマ、ちょうど良かった。
助かるよ────って。

え。
俺……くさい?

[俺の部屋に消えて行こうとする彼女の声に聞き捨てならない単語を拾い、足を留める俺の前にゲイザーがやってくる。笑顔で。めっちゃ笑顔で。]

くさい…………かね?

["降参"の姿勢で両手を挙げる俺の眼前、こくこくと全力で首振り運動をされてしまい、俺はかくりと肩を落とした。]
(12) 2022/07/09(Sat) 8:05:39

【人】 生物学者 アマノ

は────……シャワー、浴びてくるわ。

とりあえず、白衣、おねがい。
後で他のも出す。

["かつては純白だったかもしれない白衣"をゲイザーに手渡し、俺は淡くほの光る宇宙船通路を歩き出す。
そういやシャワー浴びたのもいつだったっけ。2日前?いや3日?
仕方ないだろ今育ててる微生物は繊細なヤツで、状態が安定するまで目が離せなかったんだ**]
(13) 2022/07/09(Sat) 8:06:50

【人】 生物学者 アマノ

【エンジンルーム】

────やあ、おはようラサルハグ。

ミスティックアンテナ号の御機嫌は今日も麗しく?

[ラサルハグやゾズマらほどの頻度じゃあないが、俺も折につけエンジンルームを覗くようにはしていた。

数値は都度必要に応じてアンテナの機械音声が知らせてくれるが、実際の値を目にしないと納得できないのは研究者の性なのだから仕様が無い。

この船に使われているバイオ燃料は、俺が研究開発を手がけた新型タイプ。新型と言えど、既にある程度は普及しつつあるレベルにあるものだ。

ゆえに勿論、安全性安定性等々に問題はない。]
(15) 2022/07/09(Sat) 9:43:17

【人】 生物学者 アマノ


ふふ、聞いてくれラサルハグ。

漸くRUKKA-Vの培養が安定状態になった。

[囁くように告げたのは、バイオ燃料の性能に更なる飛躍を遂げさせるであろう微生物の名前。

この研究が成功すれば、人類は、更に早く、更に遠くの天体を目指せることになるだろう。
ワープ航法の仕組みすら変革できるかもしれない。]

────この船への乗船に口添えしてくれた事を改めて感謝するよ、我が友。

[研究者が専用船でもない船に乗り込むのは一般的にはあまり歓迎されない。

機材だ何だと持ち込むものがやたら多いし、往々にして研究者は(俺はそんなことないけども)偏屈で変人と相場が決まっているのだから**]
(16) 2022/07/09(Sat) 9:45:28
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a7) 2022/07/09(Sat) 9:52:29

【人】 生物学者 アマノ

【ひとりごと】

[普通、入ってくるか?
研究員が機材並べてあれこれやってる研究室に、
ド素人
が。

あのヘラヘラと人好きのする笑顔だけは秀逸な男 >>19 は、初対面の初手の初手こそ、採取したデブリを調べて欲しいのだと低姿勢に告げてきた──そしてそれは紛う方無きゴミでしかなかった──が、それ以降、なんやかや理由をつけては無造作に俺の研究所を出入りし始めた。

そしてそのうち、派手な髪色の割に性格は奴よりは若干控えめ(若干だ、ほんのごく若干)な第2の調査員 >>33 まで出入りするようになり。

こちらとしても、かつて周囲の職員にそうしたうつけ者、粗忽者、無礼者の存在はゼロではなかったから、手早く気密作業ボックスの個数を増やしたりなどすることで対応した。

真の研究者たるもの、不測の事態に対応できなくてどうする。]
(36) 2022/07/09(Sat) 14:07:08

【人】 生物学者 アマノ

[────まあ。

その対処の甲斐あって、トラブル時にゾズマに気兼ねなくコーヒーサーバーの修理を頼んだり >>29 だとか、ここ3日ばかり研究所に缶詰になっていた間、やれ飯を持ってこいだの精製水が足りないだの、出入りする彼らに用事を言いつけることもできたわけだから、そう悪い状況ではない……のだと、思いたい。]

しかし……妙な男だよ。

[調査員の手腕なのか──違うな、単に船員名簿を見ただけだろう──同い年なのだとぐいぐい近付いて来たバーナードという男は、今まで接してきたどんな奴とも毛色が違う感があって、正直面白くはある。

あれで仕事は出来るのか、見たままにそうでもないのか、門外漢の俺にはわからないけれど、な**]
(37) 2022/07/09(Sat) 14:08:10
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a13) 2022/07/09(Sat) 14:22:22

【人】 生物学者 アマノ

【午前のエンジンルーム、ラサルハグと】

うん、そうだな。長かった。

[ラサルハグ >>76 が機関士長を務める船に乗った経験は幾度かはある。

が、これほどの長期間に渡る遠征は初めての事だった。
当然ながら、宇宙空間でここまで本腰を入れて研究活動に没頭できたのもこれが初めての事。

研究にあたり、重力のある環境では駄目なのだと、宇宙環境でこそ成し遂げられるに違いないのだというところまでは結論が出せたのに、学会の上層部も政府の役人も俺を宇宙に放り上げる事を是とはしなかった。]
(92) 2022/07/09(Sat) 23:31:38

【人】 生物学者 アマノ

[まあ、俺自身、諸々の不安が無かったかと言えば嘘になるし、このまま地上の重力に縛られたまま研究を続けるのだろうなという諦観もあった。

"研究者は宇宙環境への適応が良くない"などという、そんな愚にも付かない"評価"はクソクラエでしか無かったけれど。]

────ああ。
来て良かったし、それ以上に感謝もしている。

[それは掛け値無しの本音であったし、研究は今回の航行だけで終わるものでもない。

だから、この先も頼りにしているぞと、俺は言いたかったのに。]
(93) 2022/07/09(Sat) 23:32:02

【人】 生物学者 アマノ

……は?
ラサルハグ、お前、何を言っている?

["もう船には乗らない" >>78 と。

一瞬頭に血が上りかけたが、しかし、理由はなんとなく察せられた。

"乗らない"のではなく"乗れない"のだと。おそらく。]

────…………っ、そんなのって、ねーだろ……。

[呟いたところで、今ここで俺がどうにかできる事ではない。

俺はシャワーを浴びてまださして時間の経っていない、まだ湿り気の残る髪の毛をがしがしとかき混ぜながら俯いた。]
(95) 2022/07/09(Sat) 23:34:00

【人】 生物学者 アマノ

……ともかく、今ここでする話でもないだろう。

後で……仕事終わりの夜にでも話そう。
俺の部屋かお前の部屋か。

美味い酒でも用意して待っていろ。
このクソ馬鹿野郎。

[常以上にぶっきらぼうな物言いになったのは、どんな顔をしてこいつの顔を見れば良いのかわからなかったからだ。*]
(96) 2022/07/09(Sat) 23:35:00
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a31) 2022/07/09(Sat) 23:43:17

【人】 生物学者 アマノ

【自室】

[苛々する。ああ、苛々する。

理不尽な事象と、その理不尽と戦おうとしない友の姿勢と、あれやそれやに腹を立てながら、俺は自室へと戻ってきた。

ラサルハグにコーヒーメーカー云々聞かれた >>88 から、そういえばと思い出したゆえだ。]

────見事に直っているな。

ゾズマの手際の早さは実に素晴らしい。

[正直、これが直ってくれないと作業効率が格段に落ちるところだった。

一般流通している最大手メーカーのコーヒーサーバー──それこそ、この船の食堂にも置かれている──は非常に堅牢な反面、常に75点、すなわちぎりぎり及第点クラスの旨さを提供してはくれる。]
(125) 2022/07/10(Sun) 6:07:45

【人】 生物学者 アマノ

[だが、俺はそこそこ壊れやすい代わりに90点以上の旨さのコーヒーを抽出してくれるこのマイナーメーカーのサーバーが気に入りだった。

研究室に訪れる輩たちがやたらとコーヒーを飲みたがるのは、意識的にかあるいは無意識でか、このコーヒーを旨いと知覚しているからに違いない。

豆もそこそこの品質のものを持ち込んでいるしな。

それは積み荷の重量制限が緩い研究者ならではの特権乱用でもあって。

飲みたければ飲めと研究室の来訪者に対し鷹揚に構えているのは、それを後ろめたく思っているわけじゃなく、俺の鷹揚さゆえのお話だ。

そういえば、チャンドラがコーヒー云々で羨ましがっていたか……と思い出し。]

あー────医務室、行くか。

[俺は直りたてのサーバーからコーヒーを1杯口にした後、ふらりと部屋を出たのだった。]
(126) 2022/07/10(Sun) 6:09:16

【人】 生物学者 アマノ

【医務室】

数日、放り投げていて悪かったな。

ここまでは出来ていたんだが。

[RUKKA-Vの培養が佳境だったんだ許せ、と、俺はチャンドラに小瓶を渡す。

食欲を唆るとは到底思えない焦げ茶色の液体に含まれているのは各種アミノ酸にビタミン、所定の成分のみを抽出した脂質、人体に有益な範囲内でのカフェインetc。

とぷんと揺れる液体は、絶妙に飲みにくそうな粘度があり、ぬらぬらと照り輝いていた。]

────これに、この分量の蛋白質と炭水化物を加えればいい。

[チャンドラに手渡した紙片には、赤線つきの数値が様々並んでいる。

それは、完全栄養食云々と言い出した彼 >>100 の相談に乗った結果の報告だった。]
(129) 2022/07/10(Sun) 6:54:33

【人】 生物学者 アマノ

[しかし俺は、コーヒーと酒にこそうるさいが、他に口にするものとなると全くの無頓着。

栄養は大事だ。
生命維持にも勿論、脳の活動に支障を来すことがあってはならない。

けれど、食事の時間を快適に、だとか、ましてや菓子をつまみながら歓談云々という行為の楽しさは俺には今一つ理解できないでいた。

あれは、スピカ >>97 だったか。

彼女はお茶だなんだと、職種の近いゾズマらと休憩時間を楽しんでいる風な光景を幾度かは目にしているけれど、仕事中の栄養補給なんざ、それこそ"完全栄養ドリンク"1本あればそれで事足りるのではと俺は思っている。

たとえそれがぬらぬらとした茶色い泥水だったとしても、だ。]

────まあ、それでも、いくらか飲みやすくする調整は必要かもしれないな。

[そこはチーフコックを担うゲイザーの役目だよと、俺は肩を竦めたのだった。**]
(130) 2022/07/10(Sun) 6:55:45

【人】 生物学者 アマノ

【カウンセリングルーム】

[今日の俺は我ながら精力的だ。

医務室を訪れた >>129 その足で、俺は近場にあったカウンセリングルームにも顔を出した。]

サダル。
今、いいか?

[俺より年若のこのカウンセラーと、親密に話した記憶はついぞない。

誰かに相談して解決する"お悩みごと"など、俺には無縁の存在だったし、ゆえにカウンセリングなど、俺にとって必要なものではなかった。

雑談相手?
そんなものはますます必要ないものだな。

サダル側も、おそらくそう見ていたのだろう。

"来る者拒まず"な風ではあるこの男、あちらから俺に何かを問うてきたりする機会はこれまで存在しなかった。]
(131) 2022/07/10(Sun) 7:17:46

【人】 生物学者 アマノ

あー……サダル。

解決策がどこかにあるかもしれないのに、本人にやる気が無くて、てめぇで勝手にずぶずぶ沈んでいく奴が居たとして。

────他人である俺は、何て声をかけるべきだと思う?

[自分を救えるのは結局、自分にしか出来ない事。

周囲が出来ることなんてたかが知れてると、俺は解ってる。

解ってるからこそ、俺は、"カウンセラーの一言"にさえ、縋りたくなってしまったのかもしれないな。**]
(132) 2022/07/10(Sun) 7:19:10
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a41) 2022/07/10(Sun) 7:20:47

【人】 生物学者 アマノ

【そういえばの今日の飯】

[俺は何しろこんな嗜好 >>130 なものだから、食堂は億劫な場所でしかない。

誰かと会えば話をしないでもなかったが、時にはそこに割く時間も思考回路も惜しいタイミングだったりもするもので、意図せず憮然とした対応になってしまうこともままあった。

"こいつはそういう奴だ"と先方が割り切ってくれれば問題ないが、そこに至るまでの過程もまた、面倒に思うものであったわけで。

そんな背景もあり、何かと俺の頼みを聞いてくれたバーナード >>81 は、彼が自覚していた以上に俺の助けになっていたのだった。]

────あ。

[そして今日も船内の廊下ですれ違う。
ふわふわと今日も常通りに機嫌の良さそうな笑みを浮かべている男に。]
(146) 2022/07/10(Sun) 8:59:17

【人】 生物学者 アマノ

ちょうど良かった。

手すきの時でいい、食事、持ってきて欲しい。

[白身魚か鶏肉があればそれを。何か野菜もつけて。具沢山スープがあるならなお良い。

毎度端的な指示だと我ながら思うが、彼の選択は不思議と俺の意を正しく汲んでくれるものばかりで、そこも有り難く思っていた。

ルヴァも頼めばやってはくれるんだがな────なんと言うか、ルヴァは色々と、雑だ。

例えば、種類豊富な焼き野菜盛りと山盛りの豆が選択肢にあった場合、前者を正しく選ぶのがバーナード、ノリで後者を選ぶのがルヴァ。

気の合う合わない以前にバーナードを重用したくなるのも、仕方のない事だろうと思う。

それは朝飯なの昼飯なのと問う声が聞こえたが、どっちでもいいさと俺は片手をひらひらさせながら答えたのだった。**]
(147) 2022/07/10(Sun) 9:00:16
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a49) 2022/07/10(Sun) 9:04:14

【人】 生物学者 アマノ

【カウンセリングルーム】

────ああ、ありがとう。

ではコー……茶、で。

[サダルの言葉 >>192 への返答が不自然に間延びしてしまい、誤魔化すように口籠もる。

条件反射のように好物のコーヒーをと口にしようとして、でも何も自室の外で"75点"のものを飲まなくても良いんじゃないかという打算が無意識に働いてしまう計算高い己が、こういう時には若干忌々しくもある。

まあ、俺は、本当は紅茶派なのにコーヒーを飲み続けるという悪趣味は持ち合わせていないけどな。

そして部屋の雰囲気にも話の内容にも全くそぐっていない風に見えるペロペロキャンディについては、丁重に無視し続けることにして。]
(211) 2022/07/10(Sun) 16:12:53

【人】 生物学者 アマノ

[意外にも────と言ってはプロフェショナルに対して大変失礼な物言いになってしまうが、サダルがくれた言葉は悔しいほどに説得力があった。]

…………"声をかけるべきでは、ない"。

[鸚鵡返しにぽつりと返す。]

────ああ。そうだな、俺はずっとそうしてきていた。

あいつのあの大怪我でさえ、あいつの側から理由を話さないのなら、俺側から聞くものでもないと思っていた。

[目の前に座るカウンセラーへの説明のために口にしたことじゃない。

それは単なる独り言だったが、"あいつ"が誰を指しているのか、思いのほか聡いカウンセラーはきっと気付いた事だろう。

2年前だったか。
次に帰港したら酒を飲みに行こうと約束していた奴は、病床の住人になっていて。

大丈夫なのかと問うたら、問題ないと言ってきた。
だから俺はそうかと頷いて、その時も、それからも、それだけだ。]
(212) 2022/07/10(Sun) 16:13:57

【人】 生物学者 アマノ

君は君が思う以上に敏腕なカウンセラーだ。

────指標が見つかったように思うよ。
礼を言う。

[柔和な表情と同じく、彼の声音はとても穏やかだ。

船内で時折見かける彼は、おどけたような仕草を見せている事がままあって──そして猫がどうの音がどうのと俺にとっては欠片の益も感じられない話をしていたという事もあって──、俺は総じて彼を胡散臭く思っていたわけだが、それは彼なりの対人技術でもあったのだろうと、今なら思う。]
(213) 2022/07/10(Sun) 16:14:55

【人】 生物学者 アマノ


────覚悟があれば良いってことだ。

中途半端じゃなく手を伸ばす、覚悟が。

[カウンセラールームからの去り際、そう言って笑ってみせれば、サダルは"珍しいものを見た"みたいな顔になったりしたのかもな。**]
(214) 2022/07/10(Sun) 16:16:10
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a60) 2022/07/10(Sun) 16:25:44

【人】 生物学者 アマノ

【研究室でバーナードを待ちながら】

[────まあ。俺だって、いくらかは申し訳ないとは思っている。いくらかは。

バーナードに対し、あれ持って来いこれ持って来いと、ここ数日間は特に散々やらかした。
挙げ句、数食分溜まってしまった皿をまとめて食堂へ返却して貰ったところ、ゲイザーから小言をくらってしまったらしい。

さすがにそれは心底申し訳ないと思ったから、以後、皿の返却は自分でしようと心を改めたところだ。改めたばかりで、まだ実行できてはいないけれど。]
(221) 2022/07/10(Sun) 17:38:34

【人】 生物学者 アマノ


────それに。

嫌なら嫌と言えば良いんだ。

[ゾズマの修理の甲斐あって今日は最高に良い状態で淹れられたコーヒーをこくりと喉に落としながら独りごちる。

そう、それこそ、調査員仲間のルヴァ >>168 のようにだ。

「お前のお付きの家政婦じゃねーんだよ」なんて、母星の研究所仲間が聞いたなら全員が全員、耳を疑うような台詞は、いっそ痛快だった。

影でこそこそと何か言われたり、裏でいじいじと不満を抱えられたりするより、その方が明解でとても良い。]
(222) 2022/07/10(Sun) 17:39:20

【人】 生物学者 アマノ


[自分は社交性に乏しい性質だと認識している。
偏屈である自覚もそれなりに。

人の心はバイオ燃料よりも微生物たちよりも余程に複雑難解怪奇。

食堂は苦手だと公言しつつ、研究室内、時には俺の傍らで同じ飯を食いながら >>81 あーだこーだ話しかけてきては時に質問も飛ばしてきたりもするバーナードの存在は、何故ゆえに気に障らなかったのか。

俺は己のその心情を紐解いていないし、紐解けるとも思っていない。**]
(223) 2022/07/10(Sun) 17:40:39
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a61) 2022/07/10(Sun) 17:43:46

【人】 生物学者 アマノ

【展望デッキ】

[多分、ラサルハグは多くを語りたくはないのだろう。
語りたくない奴が、自ら進んで俺の部屋に来るわけもない。

だから俺は食堂で(具体的にはゲイザーに)無理を言って作ってもらったシューアイスを傍ら、ラサルハグの自室を目指し────ふと思い立って展望デッキへと足を向けた。

なんとなく、奴はそこに居る気がして。]
(240) 2022/07/10(Sun) 19:57:02

【人】 生物学者 アマノ

────ビンゴ。

[呟いた俺の視線の先には、見慣れた背中。]

"食後のデザート"だ、受け取れ。

[無理言ってランチ用に支度されていたシュークリームを液体窒素で急速冷凍させるという荒技で作って貰ったシューアイス。

本来それ用に作られたものとは食感等々違うだろうが、宇宙空間で食べるスイーツとしては存外悪くないものだろう?

シューアイスで"乾杯"だなんて今ひとつ絵にはならないが、そんな事に頓着する俺ではないし、ラサルハグでもないだろう。]
(241) 2022/07/10(Sun) 19:57:38

【人】 生物学者 アマノ


…………で?

お前は、また宇宙を飛びたいの?
飛びたくないの?

────飛びたいと言うなら、俺は助力を惜しまない。

[嘘は言うなよ。
本音を言え。

髪の色こそ違えど、同星系出身由来の良く似た色の瞳から目を逸らさずに、俺は告げた。**]
(242) 2022/07/10(Sun) 20:01:00