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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【人】 四谷 隆史

[我が子を堕胎することを決めても
その結果心を病んだ恋人が自殺しても
死を身近に感じる、ということはなかった

苦しむ声は知っている。流した涙を知っている
それでも子であった残骸は目に触れることないまま
処置室より処理室へ運ばれていったし
女の死を知ったは翌日の学校であったから

       
――それは遠い出来事のようであった
   見ないふりができた

じゃあ、今は?

闇に飲み込まれ連れ去られるを見るは二度目
自分の目の前で人は消える

瞳があった、と思うは錯覚か>>1:155

見られている。なんて自意識過剰か
何せこちらからは遠すぎてそれが本当に
此方を見ているかどうか、なんてわかりはしないのだから

それでも肌を撫でる強烈な死の気配が
己の混乱に拍車をかけたは確かであった]
(0) 2022/08/13(Sat) 7:18:32

【人】 四谷 隆史

  
ごめんなさいごめんなさい許して楽にして


[魅入られた、というわけではない
死の色だけが蹲る己を撫でた

――それだけのはずだった。*]
(1) 2022/08/13(Sat) 7:22:21

【人】 四谷 隆史

[あの怪異に連れ去られた影はきっと、チハヤさんだった
そうでないかもしれない。でも――
そうではない可能性の方が低いことはわかってた

指摘で、認めなければならぬ現実を知り
不安定な心は更に追い詰められる>>1:162

怖い、こわい。苦しい、悲しい、痛い
――俺の隣に座ったセキさんが肩を抱き
とん、と隣に引き寄せた

触れる彼はまだあたたかい
”人”であるのだと

ああ、セキさんはまだ生きてる。
まだ、大丈夫だと思えば自然、張り詰めた弦が緩むように
少しだけ落ち着きを取り戻す。]
(3) 2022/08/13(Sat) 7:39:13

【人】 四谷 隆史

[絶望や恐怖に飲み込まれそうな所を
何度も助けてもらっていた。

だからこそ、自分の精神的な脆い部分を
死を望んでいると知ってはいながら
自分は彼に依存していることに気づいていなかった

セキさんがいるなら、まだ大丈夫だ、なんて
迷惑以外何物でもなく
それを心の支えにすればいつかなくなるものだと知っていても
もしかしたら。このまま怪異がみつからなければ
この世に留まってくれないか

なんて甘い考えを持っていた。

  だから。

その微かな囁きに目を見開いて]


            セキさん?


[希望というものは、絶望への呼び水である
希望を抱かなければ、人は
絶望というものを得ることはないのだから]
(4) 2022/08/13(Sat) 7:39:42

【人】 四谷 隆史

[彼は生きろと己にいう
どんなことがあっても。何があっても。
生きて苦しむことを願われる

逃げることをするなと告げる言葉は
罪に向き合い続けろという

――それがどれほど、苦しくても。]
(5) 2022/08/13(Sat) 7:40:14

【人】 四谷 隆史

[振り向いた時には――……>>1:167>>1:168]
(6) 2022/08/13(Sat) 7:40:49

【人】 四谷 隆史

[彼の掌から流れる血。
少し埃を被ったシーツに、染みこんでいく赤

俺は悲鳴すら上げられないまま
隣で刃を握る貴方を見る>>1:169]
(7) 2022/08/13(Sat) 7:41:46

【人】 四谷 隆史

[はくり、はくり。
息ができないようだ

――ふらふら、と。まるで夢遊病患者みたいに
その手をとろうとするだろう。
叶うなら、刃を遠ざけてそれ以上傷つくことはないように

無理ならせめて、血を止めねばとその手を握ろうとするだろう
血で汚れるのも厭わずに]


 セキさん、せきさん。


[顔色はもはや青を通り越して真白
譫言のように名を呼び、それを止めようとする

――手当しなきゃ。どうすればいいだろう

ぱたり、ぱたりと涙を零しながら*]
(8) 2022/08/13(Sat) 7:42:24
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a0) 2022/08/13(Sat) 7:58:06

【人】 四谷 隆史

[血を流す姿を見て、呼吸が止まりそうな心地を覚える

己が血で汚れようが、セキさんから流れ出ようとする命を留めたかった。
死んでほしくないから。生きていてほしいから
それが彼の願いに反しているとしても。

――自分の我儘であった。
喪いたくない、と願ったのだ。

もう二度と――……]


     (音がする。金属が床とぶつかって
             硬質な音を奏でている)
  


 ――……。

[セキさんは何故だと、問う。
当然だ。死にたいと明かした自分をこの世に留めようとしているのだから。]
(40) 2022/08/13(Sat) 19:49:26

【人】 四谷 隆史

[いや、それだけではなかったのだろう>>17
俺の涙の理由を問う貴方は
何処か困ったような、心細そうな様子にも思えた。

俺は泣いてぐしゃぐしゃになった顔でセキさんを見た。
教えてくれと問う貴方は。


俺が泣くから、死ねなかったという。>>20]


 ……当り前じゃない、すか。


[しゃくりあげながら、言う。
今手放せばもう二度と手に入らないかもしれないと
怪我をしている彼の手を持ち上げ己の濡れた頬に触れさせようか
涙でその血を洗い流せたらいい
ここに貴方の生を望む人がいるのだと知って欲しかった]
(41) 2022/08/13(Sat) 19:50:17

【人】 四谷 隆史

 セキさんに死んでほしくないから、
 生きていて、欲しいから。*
(42) 2022/08/13(Sat) 19:51:19
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a10) 2022/08/13(Sat) 19:58:35

【人】 四谷 隆史

[思えば、彼には情けない所ばかり見せている
泣いて、鼻水は出て
悲鳴を上げて、蹲って。腰が抜けて

よくこれで見捨てられないでいた。
――否、隣で死なれかけたので
そこはそうも言えないかもしれないが

それでも今、触れてるセキさんは生きている。
血は出てるし、早く手当しなきゃとも思うし
血があんなに流れたら痛いだろうし。
でもさ。でもさ

……謝るその声がとても痛そうに思えて。
そのことが俺も、痛かった>>56]

(貴方が零した願いを知っていて

 ―――それが嫌だと、我儘を言って
 刃を離させた俺に謝る姿に

 また涙がぼろぼろと零れた)
(60) 2022/08/13(Sat) 22:27:18

【人】 四谷 隆史

セキさんが、謝ること、ない、けど
でも、でも。
痛かった。セキさんが死ぬ、かもって
怖かった、怖かったよ……


[我儘な理由なのはわかっている
覚悟をもってこの廃病院に訪れたのだって

それでも]

     (今度は、間違えてしまってはいけない)


[――手繰り寄せたいのだ。
利己的であっても。あなたを喪う恐怖の方が
ずっと。ずっと怖くて、痛い]
(61) 2022/08/13(Sat) 22:28:39

【人】 四谷 隆史

[抱き寄せられ、腕の中。
なら、セキさんの脈打つ鼓動は聞こえるだろうか

――よかった、生きてる。
どくどくって、言ってる。

それに安堵してやっぱり泣いてしまうのだから
俺の涙腺は多分水道のパッキンが壊れたみたいになっている

それでも、よかったぁ、と安心して
漸く頬に血色が戻ってくる

貴方がこれから出会う誰かとも
きっと縁が結ばれていく
その中には俺より強く生きる理由を貴方に
与える人はいるかもしれないけど

それでも最初に結んだこの縁を。生きてほしいと願った自分を
忘れないでいてほしいな、と思ってる
できれば手放さないでほしいなぁとも。

それくらいには俺は、 我儘なのであった*]
(62) 2022/08/13(Sat) 22:33:54
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a19) 2022/08/13(Sat) 23:20:46

【人】 四谷 隆史

[心細さと、また見捨ててしまった恐怖と絶望と
罪悪感に押しつぶされそうに蹲っていた己を見つけ、
声をかけた貴方の瞳はどこか寂しそうな気がした

一緒に探してくれるという言葉に甘えた
其れから探すうちに彼の目的を知って

それから――……]

[漸く、逃げてきた過去に振り向いて
そして現在を逃げないことに、決めたのだ]
(85) 2022/08/14(Sun) 0:47:55

【人】 四谷 隆史

[ぽたぽた、と手から零れる雫は赤く
病室の床と対照的なコントラストを描いている

まるで彼の命の欠片が零れ落ちるかのようで
尚更に怖くて痛みを覚えたのだ

誰かが死ぬのをではなく、
貴方が死ぬのを見たくなかったんだ>>81

心が、触れた場所から伝われば良いのに。]
(86) 2022/08/14(Sun) 0:48:25

【人】 四谷 隆史

[ぽたぽた、と手から零れる雫は赤く
病室の床と対照的なコントラストを描いている

まるで彼の命の欠片が零れ落ちるかのようで
尚更に怖くて痛みを覚えたのだ

誰かが死ぬのをではなく、
貴方が死ぬのを見たくなかったんだ>>81

心が、触れた場所から伝われば良いのに。]
(87) 2022/08/14(Sun) 0:48:25

【人】 四谷 隆史

[生きている、いきている
俺も、セキさんも。

それが、よかった。
それだけでよかった。

血錆の香と、触れた場所の温度が
紡ぐ言の葉が、それを肯定してくれるのだから>>83

でも、流石にぐっちゃぐちゃの顔を見られたら
恥ずかしいものではあったのだけど]
(88) 2022/08/14(Sun) 0:49:10

【人】 四谷 隆史

 勿論!
 一緒に……出よう。ここから。

[お前は、じゃなく一緒が嬉しい。だから俺は強く頷く

チハヤさんだって。もしかしたら攫われただけで
まだ生きてるかもしれない。
それがどんなに絶望的でも
死んだ姿を見たわけじゃないんだ

何時、どうやってここから出られるか、ってのはわかんない
それでも希望が僅かでもある限りは探したいのだ。

(勿論、チハヤさんが怪異の女性と触れ合い
 何を思ったのか――何を決したのか
 ってのは知る由もないのだけど)

でもまずは――]

 ……でも、それは セキさんの
 手の手当て、してからね。

[痛いでしょ。って指摘して
……未だに処置室は怖い。どこか他に手当できる場所があれば。
どうしてもなかったら、チハヤさんに処置して貰った場所に行くしかない。

何にせよ。手当の前にまず止血から始めよう。*]
(89) 2022/08/14(Sun) 0:49:56
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a23) 2022/08/14(Sun) 1:03:53

四谷 隆史は、メモを貼った。
(a24) 2022/08/14(Sun) 1:03:53

【人】 四谷 隆史

 でも痛そうだから……。

[平気だというけど、俺には滴る血も相まって痛く見える
――互いに、互いの傷を慮る中、
傷の痛みに心を痛めるのも互いにかもしれない

拒まれたら俺が平気じゃないと手当しようとしたので
拒まれずに一安心していた>>99

そこにある熱を、慈しむように。]
(108) 2022/08/14(Sun) 12:08:24

【人】 四谷 隆史

[病室を出る提案をする彼に頷く。
家に帰るまでが遠足と昔保体担当のゴリ松がいっていたけれど
それこそ、チハヤさんを見つけたとしても
ミイラ取りがミイラになる可能性はあった

出口……兼、入り口のエントランスまでは少し遠く
他に出入り口が確保できるならそれが良い。


伸ばされた手に、うん。とうなずいて掴む。

2人が去った後の病室にはもう、誰も*]
(109) 2022/08/14(Sun) 12:09:05

【人】 四谷 隆史

―→そして廊下へ ―

[相変わらず、廊下は照明はついているが薄暗いように感じる。
ひかれる手の温かさが、これが現実と認識する鎹のよう]

 ……堕胎室で消えて、
 次に見え、た。多分チハヤさんと思う人が
 ここの廊下、だったから。

 ……確かに、そうかも。

[何が起こっても不思議ではないこの場所
若しかしたら別の所
或いは入口にいたりして。実際どうなのかはわからないけど

と、セキさんに首肯する。>>103

時間の感覚は曖昧で。
随分長いこといる気がするのは、多分少し休んでも
未だ不安と、疲れが体を蝕んでいるからであろう

それでも、セキさんがいるなら大丈夫だと
根拠はないけど、そう思っていた。]
(110) 2022/08/14(Sun) 12:09:18

【人】 四谷 隆史

 う、うん。

[セキさんの傷のない方の手を握り
たっ、たっと暗い廊下を急ぎ足。

足音と、呼気がやけに廊下に響くような気がした
――本当にそれだけ、なのだろうか]
(111) 2022/08/14(Sun) 12:09:34

【人】 四谷 隆史

[僅かにセキさんが耳にした歌>>0:63をもし己が認識したとしたら
あ。この歌知ってるって思うだろう。

あいつと買い物をしてる時に聞いたことがある
確か20年くらい前の懐メロのやつ。
去年有名な歌手がカバーして
そこそこヒットした奴じゃなかったかな。

あいつも好きだった、歌。
――後ろ髪をひかれるような。どこか胸を
掻きむしる、ような

この病棟は未だ夜が明ける気配は見えず
その歌もまた、どこかで>>77愛を唄い


愛する誰かを、まっているのかも、しれない*]
(112) 2022/08/14(Sun) 12:09:50
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a28) 2022/08/14(Sun) 12:13:04

【人】 四谷 隆史

[チハヤさんを探すなら、詳細な館内図があった方がいい。
前に消えた場所……堕胎室を思い出せば
また、肺腑が冷えるような心地を覚えるものの
地図の話題>>124で、漸く自分のスマホを思い出す
同時に、交換したLINEのことも]

あ。ある。見取り図の写真、撮ってた。

……。

[スリープ状態のそれをフリックする
LINEを見るが、メッセージは何もない。]

《いま、何処にいますか》

[……既読もまた、つかない]
(129) 2022/08/14(Sun) 21:16:23

【人】 四谷 隆史

[LINEアプリをスライドで仕舞って
エントランスにあった院内図の写真を
セキさんに見せた

……窓の外は未だ暗く。
朝日の気配も今は遠いように思える

廃病院というなら、ネズミやコウモリといった
不浄な生き物でもいるかとも思うが
それも今のところは窺えなかった。

……まるで、時を止めたまま朽ちていくかのよう]
(130) 2022/08/14(Sun) 21:19:40

【人】 四谷 隆史

あれ?懐メロ…?

[何処かから聞こえる歌声>>77
女の人のもの、だろうか

彼女が好きだった歌だ。とはいえ別の歌手が唄った
リバイバルのものだけど>>112

もう決して戻らぬ日を思い出せば、胸が軋む]

セキさんも……

[聞こえましたか。と、尋ねようとして


硬質な音>>128]
(131) 2022/08/14(Sun) 21:26:54

【人】 四谷 隆史

[手を引かれて、セキさんが蹴ったなにかに近づく。

……小さなそれは]


スマホ、 ……。


[見覚えがある色だ。
LINEを交換したときに見た色だ]


…… チハヤさん、のかも、しれない
(132) 2022/08/14(Sun) 21:29:03

【人】 四谷 隆史

[確か、交換する時に
起動画面を見たことがある

綺麗な、一面の青があった>>118
ちらとだけ見えただけだから、違うかもしれない
……俺の記憶違いであって。]


……。


[触ったそれがロック画面をうつし出す。

綺麗な、きれいな青を]
(133) 2022/08/14(Sun) 21:31:49

【人】 四谷 隆史

[から、ん]




[手の中から滑り落ちる薄い四角は]



[乾いた音を奏でる*]
(134) 2022/08/14(Sun) 21:33:03