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人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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【人】 「邪毒」 スカリオーネ

悪くはないんですよ、今はね。
苦心して金を稼ぎ最後の一押しにと。
藁にも縋るように願う者の相手をするのはね。


[そしてそんな星の卵を食ってしまうことがある男自身に嘲笑してしまう。
目の前の大富豪と男の何が違うかと言えば、好みの問題だけの気はしている]


だから答えはNo.ですよ。
そもそも『美』肌をウリにしている俺のところに。
こんな時間に来ないでいただきたいものですね。

前にも言いましたがあなたが支援した者が。
望んでこんなところに『美』を求めてくるならば。
俺は喜んで術を施しましょう。


[金は『美』磨く道具になる。
だだ、懐が温かくなり豊かさという毒に犯されればどだろう。
それでも尚、『美』を求めてやってくるなら、という話だ。

男の返答は変わらない**]
(282) 2022/11/23(Wed) 16:42:17
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a64) 2022/11/23(Wed) 17:27:13

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――出生――

[男が一途に『美』肌に向き合う理由はそれ以外に満たされるものがないからだ。
生き方の一つとして『美』を選び磨いてきた者たちと異なる部分として男は生まれた時から『美』と相対しなければならなかった。

男は『美』を求めたパトロンの一人が狂気の末に人と妖の間に産ませた子である。
妖と聞いているがそれが精霊の類なのか、魔物の類なのか、はたまた怪異の類なのかまでは知らされていない。
何せ事実を知る者は男が自我を持ち周囲で起った事柄を自らの意志で記憶に留め始めた頃には皆いなくなっていたからだ。
男は気づいた時には孤児院で生活していたし出生について僅かにでも聞けたのは他の者と比べると幸運だったのだろう。

男の見目はヒトと変わらないが操る魔法がヒトの範疇からズレている。
普通ではないモノとし過ごした幼少期と自らの魔法について考えて過ごした卒院するまでの日々の中で当時男が出来たのは肌を美しくすることだけであった。

生きていく術などこの美と芸術の街で生きるしかなく。
生きてきたからこそ持ちうる矜持、意地、類するものを持ち合わせてしまった**]
(283) 2022/11/23(Wed) 18:22:35

【人】 画術師 リュディガー

ブラーヴォ。
まさかこんな場所で「怪人」さんを見かけるとはね。とても『綺麗』でした。
……そちらの、お兄さんの方も。

おや、知られていたとは。光栄です。

[>>250相手の方から話しかけられ、今日はツイてるな、と思う。神出鬼没で有名な彼との対話チャンスなど、滅多に無いことだから。

連れの男は見慣れない容貌ではあるが、おそらくデビューを夢見てやって来た新入りか何かだろう。新しい顔が増えるのは、そう珍しいことでは無い。]


おっと。怪人さんってば手癖が悪い。
急に驚かせないでくださいよ〜?

[いつの間にか抜き取られていた、いつかの『絵』。元々機会があれば彼に渡すつもりであったので構わないのだが。>>86]
(284) 2022/11/23(Wed) 18:25:21

【人】 画術師 リュディガー

[>>251 不意に投げかけられた問いに首を傾げる。]

え?

描かないことは無いですよ、『綺麗』だなって思えばね。例えば人物その人を『魅せる』モノだったりしたらね。単純にコレとかは『歌』や『踊り』といった芸能に関する賛美と感想なので。

……抽象的に示す方が楽、ってのもありますね。『画術』は「仕掛け」を施す都合上、そういった表現をする方が見栄えがしますし。


[素直に理由を述べる。
飛び出したり、動いたり。即興でそういう挙動をさせるには動物等で「描く」のが簡単であるので。
『美しさ』の本質が理解できずとも、喩えて誉めることは可能だから。
]
(285) 2022/11/23(Wed) 18:29:29

【人】 画術師 リュディガー

そうそう、今回のお披露目もちゃんと描きましたよ〜
チップはこれくらいでいいかな?そっちのお兄さんも受け取ってね。

[仮面の男には、優しく唄うカラスの絵を。
新顔の男には、軽やかに跳ねるウサギの絵を。

それぞれ金貨と共に手渡した。
その後、短くやりとりを交わしてから彼らとは別れただろう。]*
(286) 2022/11/23(Wed) 18:30:02

【人】 画術師 リュディガー

>>257 ……あ。

[「怪人」と青年との邂逅の後。ちょうど用事のあった知人の姿を見かけた。
誰かと一緒にいた様に見えたので>>254……大事な話をしているかもしれない、と思い。やり取りは聞こえずとも彼らの姿は視認できる場所へ、そっと身を潜めた。]


(盗み聞きはしないからヘーキヘーキ。)



[……もしどちらかに気が付かれたなら、悪びれる様子もなく顔を出すだろう。]**
(287) 2022/11/23(Wed) 18:31:16
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a65) 2022/11/23(Wed) 18:37:03

【人】 「怪人」 ファントム

――中央広場/リュディガーと――


ユスターシュとは一旦別れたつもり>>225ではあるが、もしかしたら再度こちらの姿を見つけて、後を追いかけてきていたりするかもしれない、そこは彼次第である。
彼がいないなら、自分の方から彼にまた会った時にでも、イラストを渡しておけばいいだろう。
そう思い、二枚とも受け取ろうとする。

「抽象の為にあえて本人は描かない、か。
なるほど、道理だね。

あぁ、でも、なんだか―…」

その先の言葉は、ほとんど無意識的に発されたもので耳をたてなければ聞こえない程小さな呟きだった。
(288) 2022/11/23(Wed) 19:00:36

【人】 踊子 リリー

 

[ 彼がどこか安堵したように息を零すのを見れば>>267
  緊張でもさせてしまっただろうか、と小首を傾いだ。
  ──けれど、少し考えればそれも当然かもしれない。
  持たざる者≠ヘ、この街では最下層の扱いを受け、
  ヒエラルキーの下層へ押し込まれるのが現実。 ]


  ええ、貴方の仰る通りですね。
  女神も──人々の思う美≠ノも正解はない。


[ 最善を尽くせるならそうあるべきだ。
  同意するように頷けば、
  真面目な面持ちの男性から、名刺が差し出される。 ]


  ――――――……。


[ 星の煌めく瞳で、じい、と彼を見つめながら
  紡がれる言葉を邪魔することなく耳に入れ。 ]
 
(289) 2022/11/23(Wed) 19:00:37

【人】 踊子 リリー

 

  悪い噂、というのは
  貴方のその──お顔の傷痕に関する?

  ……そうであれば、別に、気にしません。


[ 彼の悪い意識≠知らぬのだから、
  そこはともかくとして。
  腕を動かし、彼の手から名刺を受け取れば
  裏面の簡易な地図を確認し、懐へ仕舞う。 ]


  スカリオーネさん。
  私は……踊り子のリリーです。

  近いうちに、お店へ行かせていただいても?
  ……あ。予約とか、必要でしょうか。


[ 微笑んで名前を告げ、
  彼の善意を受け入れる旨を、来店希望として口にする。
  指摘の通り、踊る為の衣装は露出も多く
  整えられるならば整えたいのも本音だからだ。 ]

 
(290) 2022/11/23(Wed) 19:00:41

【人】 踊子 リリー

 

[ ちなみに。
  女は奇特な髪と瞳を持つが、ただの人間であり
  武力や魔法の心得も一切ないせいで
  そっとこちらを伺う人物の気配には、
  全く気付く気配もないのであった。>>287 * ]

 
(291) 2022/11/23(Wed) 19:00:46

【人】 「怪人」 ファントム


「…すまない、出過ぎた言葉だった。」

絵画の素人が、やすやすと口に出すべきでない言葉を口にしてしまったと、謝罪を述べた。

手渡された金貨とイラストを受け取り、まじまじと見つめる。

「良い作品だ。
大切にさせてもらうとも。」

本心だ、贈られた品を粗末に扱ったことは無い。
ひとしきり礼を言い終えた後、自分もその場をあとにしただろう。*
(292) 2022/11/23(Wed) 19:01:03
踊子 リリーは、メモを貼った。
(a66) 2022/11/23(Wed) 19:01:46

【人】 奏者 イルムヒルト

[「passione」での演奏を終え、
一先ず報酬の金貨はマスターへと預けて。
女はリュートと魚の絵を抱え、
中央広場の端の店より中央へと足を、進めていた。

金貨をマスターへ預けたのは至極簡単な事。
若い女が大金を所持していれば、
直ぐにならず者に目をつけられる。
与えられた名刺はあるものの、それを悪戯に見せるというのは
己の「美」を追求すること以外に使うということ。

それは女の矜持に反していた。故の判断であった。]

 ……。

中央は何やら騒がしい。
どうやら、何か演目>>203があったのだろう。
其方から流れてくる人らは皆一様に楽しそうな顔をしている。

其れを見遣る女の顔は優れない。
先の演奏の余韻に浸りながらも同時。乾く様な飢えを覚え。
それを消化するのには今暫くの時が必要なためであった。

花壇の煉瓦に腰を下ろし、暫し休息をと目を閉じて。
未だ燻るものを抑えるように。*]
(293) 2022/11/23(Wed) 19:05:42
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a67) 2022/11/23(Wed) 19:14:02

【人】 「怪人」 ファントム

――中央広場/イルムヒルトと――


「浮かない顔だね。
けど、前のように迷っているわけじゃない。
何か見つけられたのかな。」

当たり前のように、彼女のとなりへ腰かけながら声をかける。
彼女に何があったかは知る由もない、けれど何かが変わった事はわかる。
(294) 2022/11/23(Wed) 19:34:32

【人】 「怪人」 ファントム

「弾いてみればいいじゃないか。
リュートはそこにあるだろう?」

腰掛けていた花壇から立ち上がり、ゆっくりとステップを踏む。
踊るように、軽やかに。
――けれど、その動きは酷くつたなく、たどたどしく、やがてマントの裾を踏んづけて、地面に派手に尻もちをついた。

「やれやれ、彼女ほど上手くいかないものだ。」

愚痴を言えども、けれど自分の姿を軽く笑い飛ばしながら。

『運命は、貴方を居るべき場所へと運ぶ。』

有名な劇作家の言葉だ。
私には歌が、貴方にはリュートが、彼女には舞いがある。
何を迷う必要があるのかね?」

そう、彼女へと問いかけた。*
(295) 2022/11/23(Wed) 19:34:51

【人】 「怪人」 ファントム

「良ければ、私から一曲注文させて貰ってもいいかな?」

最後に、そう付け加えて。*
(296) 2022/11/23(Wed) 19:38:14

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――街路端――

[男の二度目のわかりやすい吐息は安堵のものだった。

>>289真剣な眼差しで見つめられるのは中々に居心地が悪いものがある。
どこかの狸親父(大富豪)が放つ威圧感に近しいがこちらは本物を目指すからこそ放たれる類のものだろうか。
見定められている間、男は表情を崩すことなく名刺を持つ手も意志で震えを収めていたが>>290女性の、リリーの手が名刺を受け取り裏面も確認してから懐へとそれがしまわれるのを見ての反応である]


そうなっているようですね。。
『美』肌を謳っているものの肌が醜いのだから。
俺の腕前までもが同時に疑われているのが現状で。


[受け取ってもらったことで肩の荷が下りたとばかりに肩を竦める。
冗談めかしているが全て行われてきている事実の一端。

その先にある歪みから生じた出来事が表に出ることがないのには絡繰りがあり、当面現在の男は真面目な仕事人間風であるため意識が漏れ出る隙間もない]
(297) 2022/11/23(Wed) 19:39:45

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

リリーさん、ですね。
お待ちしておりますよ。是非にもね。
予約はできればして頂けると助かります。
少ないながらも他の客と被るといけませんから。


[『美』の星を目指す者の微笑みは何と綺麗なことだろう。
男が望んでも出すことができない気配を齎すリリーに男はなるだけ精一杯の笑みを浮かべ、昔取った杵柄で華麗な所作で一礼を返した。

来店の予約はいつでも構わず、今決められるならば被らぬようにと調整をして時刻を返答しよう]
(298) 2022/11/23(Wed) 19:39:50

【人】 大富豪 シメオン

─ 回想 ヴンダーカマー ─

[男を知らぬ者はモグリであるが、この魔女を知る者は多くはない。
そもそも影街に明るい者などこの街にはいないだろう。
ここは夢に敗れた者たちの集まる吹き溜まりなのだから。]


 隷属か、それとも人間を辞めろと?


[これは魔女との取引。
真っ当な対価ではないと分かっていてが、それでもその条件は男をしても慮外のこと。どちらにせよ、男が望むものではない。]


 失った時は戻らないということか。


[そんなことは当たり前のこと。
だからこそ、それを得ようと思うのなら失う物もそれに相応しい。]
(299) 2022/11/23(Wed) 19:41:34

【人】 大富豪 シメオン

[だが、男は首を横に振った。]


 それを失えば私は『美』に辿りつけなくなるな。


[隷属してしまえば言うに及ばず。
人でなくなれば積み重ねてきたもの全てを失うことになる。

気付かされる。
時に限りがあるからこそ『美』に近づけるのだと。
悠久の時の中では『美』を磨くことなどできないのだと。

限りある『時』の中では見据えた先には届かない。
悠久を得たなら「美』を永遠に失うことになる。]


 ……そうか、それが私の限界ということか。


[ならば、この先の己にできることは何であろうか。]
(300) 2022/11/23(Wed) 19:41:59

【人】 大富豪 シメオン

 

 もしも、もしもだ。

 若さをただ一日だけ望むことがあれば。
 その時はもう一度ここへ来るとしよう。


[悠久ではなく刹那のような時間を僅かに望むとしたなら。
それでもこの魔女は望みを叶えられるのだろうか。*]
(301) 2022/11/23(Wed) 19:43:03

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

[リュディガーを一度見かけたものの>>287隠れられると男では見つけることは難しい。
一部始終を見られたであろうかどうかも分からない。

リリーとはやりとりが終われば挨拶を交わしてから別れただろうがその時周囲を見回してもその姿は見えず男は首を傾げて雑踏にまた消えようとするだろう。

魔法は便利だが万能ではないのだ。
少なくとも男にとっては――**]
(302) 2022/11/23(Wed) 19:43:12

【人】 奏者 イルムヒルト

― 中央広場で>>294 ―

 ……貴方は、何時も。
 いつの間にか傍にいらっしゃるの、ですね。

[隣からの声にフードを被った顔を上げ、声の主を見る。
彼はあの日にバーにて歌を披露した時と変わらず。
ただ、彼という存在そのものが其処に、在った。

弾いてみれば良い、と彼は言う。
あの日披露した歌ではなく、拙くもどこか楽しそうなステップを踏んで
同時に、派手にしりもちをつきながらも
その姿は楽しそうに、女には映る。

彼女ほど――リリーの、ことだろうと女は思う。
軽やかなそれはどこか、彼女のステップに似ていた。]

 それでも、とても楽しそうに踊っているわ。
 自分の持てるものでは、ないのに。

 ああでも、とてもそれは良い美しさ。
 ――迷い、と、いうのかしら。

 飢えてしまうの、加速して、止まなくて。
 でも、貴方の魅せるものを見たら。また、
 奏でてしまいたく。なる。

[その刺激をも取り込んでしまいたいとばかりに。と
女は黄昏を彼へと向けて――]
(303) 2022/11/23(Wed) 19:44:33

【人】 奏者 イルムヒルト


 ええ。注文は何時でも。
 どんな曲を、お望みかしら*
(304) 2022/11/23(Wed) 19:45:21

【人】 大富豪 シメオン

─ 夜の居住区 ─

[魔術師の言葉が嘘だとは思わない。
だが、男にはそれが真実であるとも思えない。
それが真実だというのなら、かつての魔術師と今の魔術師の違いは何か。]


 惜しいな。
 その矜持がなければな。


[男は笑った。
座して『そこ』に留まる魔術師を惜しみ、そして同時にその矜持を失えばきっとこの魔術師は『美』に届かなくなるのだろうと感じていた。]


 その選択……後悔するなよ。


[それはそれとして、男は自分の誘いを二度も断ったこの魔術師をどうしてやろうかと思案しながら、その場を後にすることにした。*]
(305) 2022/11/23(Wed) 19:58:00
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a68) 2022/11/23(Wed) 20:00:44

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――居住区・夜――

[かつてと現在。
男が知ったのは心の美醜という産物。
『美』にどうしてか付属してしまうもの。

男自身も目に見えないが確かに存在し男の内には火傷の瘢痕よりも酷く醜いものが芽吹いている。
大富豪は見目を醜いと言ったのだろうが男は心の在り方を問われたようにも感じられていた。

心の問題の難しいところは見えないだけではない]


はは、今宵冗談が冴えますね。
矜持がなくば『美』はなりえない。
あなたの腕前も矜持あってのものだったでしょうに。


[矜持、自尊心、数多の言葉で表されるが信念とも呼ばれるものがあるからこそ立っている。
過去の話として持ち上げながら去り際の言葉にそれはどうもと華麗な一礼をして見送り戸を閉め塩を捲いた]
(306) 2022/11/23(Wed) 20:15:12

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

矜持のない『美』ほど浅く、薄く、平たいものですよ。
あなたが一番理解できることのはずなのですがね。


[これも金の魔力なのだろうかと手を動かし葉巻を取ろうとして懐にないことに気づくと男は手持無沙汰に頭をかいた。

吹けば飛ぶ程度の店である。
何をどうにかされれば店は消えてしまうだろうが――]


それでもこの胸に宿した炎は永遠に消えはしないのに。


[男は肩を竦めると寝室へと戻りベッドに入ると長く吐息を漏らしてから目を瞑った**]
(307) 2022/11/23(Wed) 20:15:22
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a69) 2022/11/23(Wed) 20:21:22

【人】 人造生物 ユスターシュ

――回想/数日前――


[…なんとなくではあるが、
本名ではないことはバレているような気がする。
それでも、何も言われなればそのまま主様の名前で通したことだろう。

そして男前と言われれば悪い気はしない。
はにかむように微笑ってから、続く彼女の言葉に頷いた。>>227

悪いことはしたくない。
それをすれば悲しんだり、怒る誰かがいるのだから。
そんな思いを誰かにさせたくない。

だから、ちゃんと約束は守る。
何より、誰にも怖がられない姿でいられるということは
どれほど言葉を尽くしても言い表せない大恩なのだから。]
(308) 2022/11/23(Wed) 20:24:02

【人】 人造生物 ユスターシュ



――はい!
いっぱい、楽しんできますね!


[頬を上気させて大きく頷く。

そうして、着せてくれた服も金に新鮮な気持ちになりながら
コスタの街へと送りださせたのであった]*
(309) 2022/11/23(Wed) 20:27:06

【人】 人造生物 ユスターシュ

――中央広場/ファントムと――

[慣れないことにだいぶ一杯一杯ではあったけれど。
それでも目の前の彼の、寄り添うように響く歌声やリズムから、自分をサポートしてくれていることは十分伝わってきた。>>220

―――語彙力がないのがもどかしい、けれど。
彼は、とても『慣れている人』なのだろう。
歌うことも踊ることも、…誰かに、寄り添うことも。
優しい人、なんだろうとも思う。
出会ったばかりの僕が、そう思うのは烏滸がましいかもしれないけど]


……はい!


[彼の言葉に頷いたとき>>220
僕はどんな顔をしていただろう。

彼の言葉に、あたたかい気持ちが胸を満たす。

そうだ、僕は独りじゃない。
歌うことを教えてくれた目の前の彼も、
足を止めて僕らの歌に耳を傾けてくれて歌ってくれる人たちも>>224
皆、僕らの歌を温かく受け止めてくれる。]
(310) 2022/11/23(Wed) 20:29:42

【人】 人造生物 ユスターシュ

[そうして>>225]


…。


[歌が終わると同時に、皆がそれぞれ元ある場所へ戻っていく。
別の演奏を楽しむ人、再び祭りを楽しむ人。
何事もなかったようで、それでも確かにあのときの歌声は、
光景は、心に焼きついている。

喧騒の残り香を惜しむように深く息を吸って
彼にお礼の言葉を伝えれば>>225]


…あ。


[子供が此方に手を振っている。
最初に歌に声を載せてくれた、小さな女の子。
あの子と、同じくらいか

楽しそうな笑顔に、此方も微笑って小さく手を振り返す。]
(311) 2022/11/23(Wed) 20:31:57