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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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[ 食欲と恋人への欲は類するか。
  ──そんな説は知らずとも、真白は
  散々食らわせた"待て"と"おあずけ"への反応を
  些か …いや、大分と甘く見ていたのかもしれない。

  沈黙も起きない代わり
  言葉を紡ぎ返す暇もなく肩を抱かれ、
  服に隠れて見えない肌まで伸びた指が、自分を掴む。 ]


  ────……っ、


[ こわくないし、いやじゃ、ない。寧ろうれしい。
 そんな風に思っていた時点で
  心の準備は多分、出来ていて。

  ああでもやっぱり緊張はするし恥ずかしい。
  繰り返されるキスも分け合う熱も、未知のもの。 ]

 

 



    ( ──… ぁ、これ、

        もしかして 食べら れ、る )



 

……だいじょぶ?

[楽しかったとは言うけれど、ふらついてる。
 手を出して、叶うなら支えよう。]

どきどき、してくれてる? 楽しい?

[ちょっとだけ、無理させたかもと思ったから。
 それでも息が弾んで、笑顔が深まるなら、安心もする。]

 

[ 調理する側だったうさぎはいつぞや据え膳の皿に乗り、
  堂々すやすや眠る始末だったけれど。
 穏やかな草食動物のようにも見えていた恋人の、
  獲物を捕食する寸前めいた、肉食動物みたいな荒い吐息。

  砂糖菓子のような甘い声が自分を呼んだ。
  ────……だから私も、名前を声にする。 ]


  夜綿さん、

       ……おいしくたべてください。


[ できれば、その、やさしく。
  舌足らずに紡いだお願いの結果は、さて。 ]

 

 


 [ 独り占め出来るなら、そうさせてください。
   今までの恋人に見せなかった顔。
   今までの人達にはしなかった事。

   お行儀なんて気にしなくていいから、
   煮詰めたコンポートよりも甘い欲だけ見せていて。
   そうして二人で一緒に、
   幸せになりましょう 夜綿さん。** ]


 

メモを貼った。

どうしよっか。休憩する?
お茶するでも、公園で座ってるでもいいけど。

さっきのボクの行きたいとこは、なるべく万全モードで行きたいからさ。
シャミさんが絶対ここ、がなかったら、ちょっと休憩しよ。

[ここまで連れ回しちゃったしね。
 とはいいつつ、ファストファッションのアパレルショップを覗いたら、見てみる?とか言っちゃうんだけど*]

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。



  かしこまりました。
  

[オーダーには畏まった返事を。
 店の中ではお客様と従業員を続けている。
 同僚にはまだ話せていない。大咲にもまだ。
 
 彼の口から語られた反応は、
 今は己の知るところではないけれど。

 鍋に水を張りながら、
 スマホと睨めっこしている様子を見ていれば、
 声に少し遅れて気づいた彼が顔を上げた。

 零れた溜息から、あまりいい知らせでは
 ないのだろうかと予測しながら。]


  年末……?


[年末と出たキーワード。
 年度末と聞き間違いではなく?
 というように、ぱち、と瞬いて見つめ合わせ。]

[画面を此方側に向けられて、カウンター越し。
 少し身を乗り出すように液晶を覗いて
 文字の羅列に、ああ……と察した。

 年末の歌合戦でピン、とくる。
 この前のMVに関することだろう。
 あまり流行に詳しくない俺でも耳にする、
 どこでも流れているイマドキらしい流行歌。

 MVの再生数もまた増えているだろう。
 あの年末の番組は確か、生放送なんだったっけ。

 身体を戻しながら、困り事の理由に納得して。]


  連休取り放題は確かに、魅力的ですね。


[くすりと、悩む姿を横目に仕事に戻る。]

[キッチンまで聞こえる溜息は、盛大なもの。
 身を引くと聞いた後だから、余計に。

 でも、断れない性格であることも、
 また知っているから困っているだろうな、と。
 くすくすと笑いを漏らしながら、
 沸騰した湯に塩を入れて、そら豆を煮たしていく。

 恋人と聞こえたから、顔を上げれば。
 既に気持ちは年末にあるのか。
 過ごし方の悩み事。]


  高野さんの恋人だったら、
  年末を一緒に過ごせないくらいで、
  不満を言うような人ではないと思いますよ。

  連休取れるんなら、温泉とか。
  連れて行ってあげたらどうですか?
 

[店での彼の呼び方は変えていない。
 でも、彼には意思が伝わるように軽い目配せを。*]

メモを貼った。



 ああ、楽そうだけど可愛い
 気合いのオンオフでこうなるんだ、なるほど


[スマホの画面を一緒に覗き込むのも楽しい]


 普段は、いつものかな
 ワイシャツに厨房パンツ、ベルトよりはブレイシーズ
 Hareでは使わないけど場所によってはコックコートも着るよ
 あと女性中心の会で、スカートで来て欲しいって言われ──


[そこまで言って、普段ってそういうことじゃないと思い直す]


 ……パーカーとか……?



 まさか、だめなわけない


[好き
美味しい賄いを生み出した時に聞くセリフと同じなのに、照れがその場を支配する]


 私も
 恋かもしれない好きだし……恋じゃなくても愛している


[緊張する。
もちもちふかふかのぬいぐるみを高速なでなでした。
呼べなかったこの子の名前を、今日からは呼べるかもしれない。
その前に製作者に断りを得た方がいいのか]

[ゲームセンターを出て。
賑やかだった大きな音が遠ざかり、華やいだ街の空気の中へ]


 ん、休憩すこししようかな
 足腰は強いんだけど、若い子たちの熱気にあてられたね
 少し落ち着いたら平気


[アイスは胃の中で静かに溶けている。
シェアの大方をチエが引き受けてくれたのもあるけれど。

アパレルショップを見て、ちょっと冷やかし。
無地の黒のハイネックを手に取ってみて戻し、ゆったりしたシルエットのスプリングニットに触る]


 ふふ、だめだね
 グリーンが気になっちゃう
 チエが選んでくれた色が一番よく思えてしまう



[お茶は、コーヒーショップで買って、公園で飲んでから行くのはどう。
せっかくの陽気だから。

腰を下ろせば、視線の高さが変わる。ちょっとチエを見上げた*]

仕事着じゃん。
や、いーんだけど。こないだのスカートきれいだったよ。

[ブレイシーズ。サスペンダーか。
 確かにすらっとした印象になって、かっこいい。似合いそう。
 それはそれで、その方向を突き詰めてもいいけど――]

パーカー。
いーね、じゃあ今度かわいいパーカー探そ。
これからあったかくなっちゃうけど。

それとも、夏服探す?
シフォンとかのさらっと透け感あるやつとか、見てみたい。

[薄手のスプリングパーカーを探してもいいけど、この先着られるやつを見繕うのもいい。
 おいでませ、かわいい服の沼。]

……あ、あいしてる、のほうが、うえじゃん?

[まだ感情を探っている最中みたいなシャミさんの真っ直ぐな言葉を聞くと、途端に照れる。
 こっちには撫でるうさぎがいない。自分の手の甲を、揉むように撫で。]

なんか、その、ほんとに……ほんとにすき、でいてくれてるんだなって、実感した……

[遅い?
 ずっと夢見てるみたいな気分なんだよ、ボクは。]

メモを貼った。

[休憩しよっか、と公園に向けて歩き出す。
 その途中で止まるのも、楽しい。]

そんなこと言われると、いろんな色選びたくなるな。
今度ネイビーとかどう? ナギさんとおそろ。

[グリーンが気になっちゃうのは、嬉しいけど。
 それよりもっと、いろんな姿を見たい。
 今日のワンピースは、本当に本当にクリティカルヒットにかわいいけど。
 この世には、かわいいはまだまだあるからね。]

[そら豆を煮る間に、玉ねぎはみじん切り。
 目に染みるという長年の悩みには
 電子レンジで温めることで回避できるようになった。
 目にも染みなくなる上に皮も剥きやすくなる。

 みじん切りにした後は、
 バターで熱して透き通るまで火を通す。
 玉ねぎの甘味が十分に引き立つまで。

 フライパンを置いて煮立ったそら豆は
 冷水に晒して皮を剥いていく。

 スープのベースは牛乳と生クリーム。
 そしてメインのそら豆。数粒だけ残して、
 ザルで丁寧に濾した後、なめらかになるまで
 ミキサーにかける。

 ベースができれば炒めた玉ねぎと合わせて
 火にかけコトコトと煮込んでいく。

 店のほぼ常備品となっているコンソメを加え、
 塩と胡椒で味を整え。

 そら豆の緑の色が引き立つようにシンプルな
 白の器を選んで彩りも楽しんでもらえるように。]

[コーヒー片手に公園へ。
 ミモザって咲いてるのかなと何となく上の方見上げてたけど、隣のシャミさんの視線が下がって、こっちを見上げてて]

っ!
 ……、

[その視線の高さ、弱い
 一気に全身痺れるみたいに好きと可愛いが駆け抜けて、頭の中が真っ白になる。]

あ、あのさぁ!
……その、行ってみたい場所、ってとこ。

フレグランスショップ、行きたくて。
体質的にダメ、とかじゃなかったら、このあと、どう。

[あんまり気が動転したせいか、サプライズで隠してた行き先が、口から勝手にまろび出た。]

[形を残したままのそら豆を中央に飾って。
 少しだけパセリを散らしたら、完成。

 そら豆を食べたことはあると言ってたけれど、
 スープにしたものは初めてだという。

 彼の身体に入っていくものの『初めて』を、
 自身の手で作れることに、
 密やかに楽しみを覚えていく。

 血液は120日。
 細胞は遅くとも200日。
 骨は成人なら二年半で入れ替わるという。

 彼の身体を俺の料理で作り変えていくにはまだ日が浅い。

 さて、先程のメッセージへの返信は
 まだ悩んでいただろうか。]

[年末ならきっと、まだ。
 猶予はあるはず。

 彼がどちらを選んだとしても。
 それが彼の出した選択なら反対するつもりはない。

 ゆっくり決めてもらうとして。 
 今は、彼の『初めて』を目の前で堪能しようか。

 小さなバスケットにバゲットを添えて。]


  お待たせしました。
  どうぞ、召し上がれ。


[彼の『好き』と『美味しい』を味わおう。**]  

[今日、何も纏ってこなかった香り。
 飲食店勤務では基本的にご法度だし、普段からつける習慣はなさそうだなと思って、やめた。

 代わりに、好きな香りを知りたい。それを纏いたい。選んでほしい。
 服よりもずっと感覚的で、五感に直接響くものを、欲した*]

[平凡な人生を疎んでいた。
何もかもが平均的なスペックだということに劣等感を抱いていた。

そこから脱却しようと通信制の高校を選んだり
フリーランスの職についたりしたのに、
つまらない自分の人生を笑顔で彩ってくれる
特別なたった一人に出逢って
彼女にも好きになって貰えるという奇跡を得たのに、

思考にはまだ「一般的には」というつまらないブレーキが残っていた。

勝手に止まりかけたそのブレーキを壊してくれたのは
やっぱり彼女だった。]

[秘められた覚悟を、自分は知らない。
脱兎の得意な白うさぎさんは、「どうでしょう」と言うまで離れずにいてくれた。
「神田夜綿」の元にしか真白の幸せはないのだと、言葉で態度で示してくれた。

それは、自分になら通じると信じてくれていたからだ、と思う。

誰かに丸つけをして貰う必要はない。
互いの愛しか入らない器が並べられたテーブルが出来たら、
自分達に必要なのはそれだけ。

臆病で彼女を寂しがらせなくて良かった。
うさぎは寂しいと死んでしまうから。]

[緊張で強張る肌が自分の体温を覚えるまで触れた。
唇以外に落とすキスがどれだけの湿度と熱を持つのか、丁寧に教え込んで。
砂糖の塊みたいに甘い「かわいい」と「愛してる」を無数に注いだ。

他の料理人に対しライバル心を抱くのは職業病、だっけ?

さて、「食べられる」側と気づいた白うさぎさんにとって、僕は「やさしい」料理人だったかな?
君が評価を言う前に声を枯れさせてしまったかもしれないけれど。]

[――窓の外が白み始め、遠くに電車の音。

額に貼りついた髪の束を摘まんで動かし、額にそっとキスをする。
そういえば、今日は彼女の仕事は昼からだったか、夜だけだったか。
着替えは首元の隠れた服にして貰うことにして。

そうそう、朝ごはんは何にしようね。
「何でもない日」が特別な日になった朝、
二人で食べる朝食の内容を考えることがあまりに幸せで、
布団の中でくつくつと暫く笑っていた。]



 夏服、そうだね
 上着の有無くらいしか考えたことなかった


[厨房は季節問わずに室温が上がりがちだから、汗をよく吸うみたいな観点で見ていた。

かわいい服の沼、わくわくするけどこわい……はまってお金つぎ込んじゃったらどうしよう。普段着という枠はプチプラにしようね]



 愛してるの方が上、……か…?


[首を傾げる]


 ほんとに好きだよ
 たぶん2,3年前から


[特にこれというアプローチもしていなかったのだから、実感はなかったことだろう。
それこそ、ヒトシちゃんを見せて欲しいと、チエの新しい興味の対象を覗きたがるまで。

欲求はあっても、成就は願わなかった片思い]

メモを貼った。