【人】 未だピンボケ ライカ部屋の隅で落ち着かなげに、幾度となく胸のあたりに持っていく手が空を切る。 その度に小さく溜息を吐いて、いつの間にか自己紹介の手番が回ってきたことに気付いて口を開く。 「あ……えっと、三十三来夏です。 数字の三十三と書いてさとみ、来る夏でらいかです」 「僕が知っている人は、あまり。 もしかしたら……名前くらいは、知られてるかもしれないですけど……一応、カメラマンとして活動してますから」 相棒のカメラがないのは、少し落ち着かないですね。 と腕を下ろしながら、苦笑い。早く見つかるといいのだが。 「実験体に選ばれた…っていうのも、実感が湧かないんですけど……無事に、乗り切れたらいいですね」 よろしくお願いします、と小さく頭を下げて。 再び、話を聞く側に回っている。 (17) 2022/05/30(Mon) 1:14:21 |
【人】 未だピンボケ ライカ名前:三十三 来夏(サトミ ライカ) 性別/年齢:男/24 職業:カメラマン ひとこと: 「壊されたりしてないといいんですけど。カメラって、思ってる以上に高額なので……」 (18) 2022/05/30(Mon) 1:16:33 |
未だピンボケ ライカは、メモを貼った。 (a13) 2022/05/30(Mon) 1:25:44 |
【人】 絶対専制君主制 コゴマじろ、じろと青年の目は周りを見る。 同じ立場であるのは明らかだが、まるで審査し品物を検分するかのような目つきだった。 一同の顔をひとりひとり確かめて何かしらの満足を得たのか、 やれやれといったふうに息を吐いて一歩前に進み出た。 「古後です。古後、愛施です。 知っている人もいるんじゃあないかと、思いますけれど。 ……申し訳ないのですが、説明もなしに下らないことに巻き込むのは、 やめていただけないでしょうか? 僕、きちんとした話を通していただきたくて」 当然この場でも己の主張は通用する、と信じ切っているかのようだった。 果たして他から見てそれが正しく見えるのかはわからない。 だが、疑念や諭すような言葉を受けても、簡単には主張は下げないのは明らかだった。 虚勢や恐怖から、そうした強い態度をとっているわけではないのだ。 「皆さんだってそう思うでしょう。 事後承諾でこんな状況に置かれて、何もかも強制されているのと同義だ。 何者か、だなんてまるで自分たちはそうではない味方のように言っているけれど、 それだって鵜呑みにしていいのかもわからなければ、それに異も唱えられない。 説明として十分とは言い難いと、貴方がたも感じているのでは?」 (19) 2022/05/30(Mon) 2:12:53 |
【人】 絶対専制君主制 コゴマ名前:古後 愛施(こご・まなせ) 性別/年齢:男性/19歳 職業:大学一年生 ひとこと: 「一体これはどういうことなのでしょうね? 父との面会を希望します。僕は関係者なので」 (20) 2022/05/30(Mon) 2:13:38 |
絶対専制君主制 コゴマは、メモを貼った。 (a14) 2022/05/30(Mon) 2:14:04 |
【人】 トラジディ フカワ名前:深和 日菜(フカワ ヒナ) 性別/年齢:男/28 職業: ダート製薬営業(MB) ひとこと: 「…………………………社員は、オレ、だけかあ」 (21) 2022/05/30(Mon) 14:20:12 |