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人狼物語 三日月国


125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】

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#男子会

今日は省電力なのか、のそのそと自分の布団にたどり着いたらそこに転がった。

「軟弱」
「俺は何だか男も女もみんな距離が近いから、
 この頃は意識することも少ないな。」

狐的に人間はアリなんだろうか。
そもそも人間一人を想い続けて妖狐になったから、種族の差は些細なものなんだろうか。

宗崎の方へ枕をぽーい。これを使いな…

#男子会

「よし受け取ったな〜?バッチリやる気と取るぜ?
 
そんじゃ先手必勝で行かせてもらう


宣言ののち、宗崎の方へと今度はそれなりの速度で枕をそい!
さっき投げたものと違って受け取りやすさは考慮しない。
なぜならこれは……枕投げだから。

命中:24

やっべ〜これ手元狂った気がする。

#男子会

「ふ〜ん、これについて来れるなんておもしれー新入り……」

案の定だった。
そして返す刃で元気に投げられた枕を……

回避:40

#男子会

「あ"」


顔面で…………

受ける!!!!!!!!!!!!!!


「やるじゃん……」

華麗な投球にしっかり称賛を送った。
それも枕投げニストの礼儀だ。

#男子会

「避けるし当てるしもしやこの中で一番手強い感じ?
 あ〜平気平気、
なぜなら俺は強いから

 自慢じゃないが顔で受けるのはこれで三回目だぜ…」

男子高校生たち、もしやノーガード戦法気味?

#男子会

「あーなるほど?
 さっきの偉智センパイのよくわからんLIMEはお前の事だったのか」

納得したように頷く。

「俺、堂本棗!気軽に棗って呼んでくれていーぜ、よろしくな!」

#男子会

「いいね。ゆくゆくは枕投げで世界取れるかもしれないぜ」

枕程度ではへこたれない強靭な顔をしており、偉くなった。

それはそれとして適当な事を抜かしながら
ありがたく飴ちゃんを一つ摘んだ。やった〜。

実はすぐ飴を噛むタイプ。ガリガリいってる。

#男子会

「今の内にサイン貰っておこうかな」

「あー布団余分に敷いてあったっけこれ?場所はあるけど。
 まあ鷗助ちゃんの防波堤ちょい崩せば布団も足りるか」

基本細かい事を気にしないので、発言の全てがあやふやだ。
もしかしたら防波堤を崩さなくても
いい感じに布団が余っているかもしれない。

狐の姿に戻って寝そべった。

#男子会

「え、テレビ?
 俺もサインもらっとくかな!」

「おー、寝る場所なら特に決めてないし好きなとこ寝てていいぜー」

練習してからでいいよ〜。

わしゃわしゃキツネを撫でた。

#男子会

「えーマジ?
 俺らも男の子らしい話しする?」

どんな?

#男子会

存在は、しています。
枕を一個だけ投げたそうです。

命中:29
相手:<<堂本 棗>>allwho<<雑司ヶ谷 累>>allwho<<久瀬 真尋>>allwho<<栞田 百合子>>allwho
 ※1番左に出た人優先 1人だけ この場にいる男子だけ

命中は死んでいても狙う相手はそれなりに…

#男子会

「うお!?
 いきなり枕飛んできたァ!!!」

勿論避ける!

回避:34

#男子会

「任意の性別らしい話ってどんな?(哲学)
 男の子らしいバカはめっちゃやった気がするけども」

なんとも概念的な話をしている間に
合法的に枕を投げる口実が逸れてった気配がする。
なんてこった。ちぇっ。

#男子会

ちゃんと避けた。大勝利だ。
誰が投げたのかと確認すればそこには魔法少女が居るではないか。

「く、死角から投げるとはフワリィ! 覚悟!」


勿論避けた後はお返しが飛んでくるのは当たり前のお話だ。

命中:12

あ、すっぽ抜けた

#男子会

「男の子らしい会話……」

どう考えてもただの下品な話になる、と。首を横に振った。
せめて女子部屋のように恋バナでもしたらどうなのだろうか。

しなさそう。


暖をとられたり撫でられたりで、ほくほくであくびをしている二尾の狐。浮ついた話は微塵もなさそうだ。

#男子会

「ぴっ!!?」

驚いてる。隅から投げたからバレないかなと思ったが、どうしてバレないと思ったのか謎である。

回避:94

驚きのあまり別の四隅へと跳んでいった。

そんなぜんりょくでよけなくても避けられたと思う。

フワリィ速ぇ……

#男子会

「つかさぁ、女子らしいってーと恋バナとかしてんのかな。
 秘密とか抱えてるとだいたい皆恋愛どころじゃねぇってやつ多そうだけど……」

皆はどうなんだろうな? と見やった。
期待できなさそうだが。

#男子会

「うわはっや。彰弘ちゃん俺が前ちょっかい掛けた時は
 そんな超反応しなかったじゃん。なんで〜?」

変な所で図太いようだし案外油断でもしていたのか?
実際はそんな事も無いのだろうけども、ともあれ。
人の心が無い生き物は理不尽にも不破の方へ枕を投げた。
理不尽なので、確定で防いでもいいよ。

命中:77

#男子会

「まあ家族とか知り合いにすら自分の秘密がバレやしないかって
 びくびくしてるんだとしたらそれ以前の問題かもね?
 
まあ俺はそういうのよくわかんないけど…


期待、できません。
少なくともこいつには、できないね。

#男子会

「ぴゃっ!!?
な、なんで累くんまで投げるんですかぁ…」


また驚いてる。そりゃあいると思われれば来るだろうに、その辺りの回転はトロトロだ。

回避:28

#男子会

ビターーーンッッ!!!


顔からぶち当たったよ。痛いかな?

威力:99  
※威力が50以下なら反抗期で累に投げかえす:30

気絶した。きゅう…………

#男子会

くあ、とあくびをしては、
人の形に戻って、口を開いて。

「興味はないこともないが」
「なんだかあんまり縁がないんだ」

適当に横たわりながら言う。だめそう。

#男子会

「軟弱」


ある意味お仲間の一年のお言葉をなんとなく真似した。
綺麗にクリーンヒットしたのでご満悦だ。カス!

#男子会

「ふ、不破ー!!!」


「良いやつだったのに死にやがって……」

死んでない。
んん?寝たのかー?と、布団をかけておいた。

気絶した不破の襟首掴んで布団までずーるずる。

#男子会

「なんだ、興味はあるのか」

狐にも人間にそういう気があるのだなぁ、と思いつつ。
人間10才児はまぁ、そうだろうよと納得した。
あってもびっくりするので……。

「俺は家族には慣れられてるからなぁ……外で絶対言うなよって念押されてるけど……。
 あぁ、俺は彼女居たことはあるぜ、今は居ないけど……」

言い出しっぺなので一応言及しておいた。

#男子会

「へえ〜。まあ棗ちゃんいかにもモテそうじゃんね?
 ここでもモテすぎて真っ先に秘密暴露されてっけど」

無慈悲な剛速球は枕だけではなかった。
振ったのか振られたのか聞かなかっただけまだマシな方。

「家族な〜。
 めんどくさいけど妹にはその内話す事になるんだろうな〜俺
 あいつ、多分もう気付いてるし」

#男子会

「秘密の暴露とモテは関係なくねぇ?」

別の意味でモテたのは確かだが。

「え、鷗助もモテそーなのにな……やっぱ秘密のこととか関係あんの?」

「って累に妹がいるとか初耳ー。
 やっぱ家族には隠そうとしてもバレるよなぁ……」

#男子会

「俺はだいたい『キャラ』で片付いて楽だった」
「どうやら強面で中身がこんなだと親しみやすいらしい」

秘密を隠すのにそうそう苦労していなかった人。

「うーん、女の子と遊ぶことはあるが……
 別にそれだけだな。もしかしたら狐に比べて、人間のコミュニティは進展が遅いのかもしれない」

累に運ばれた布団の上で枕を抱きしめて幸せそうにスヤァ……

#男子会

「実はこう見えて俺にも妹が居るらしい。
 残念ながら兄と違って実に真っ当な人間だよあいつは」

兄妹揃って人外ならやりやすかったのになー。
呟くのは大した感情も無い、何処までも単なる願望形だ。

「人間、あんまり変だと一周してすぐ受け入れるんだよな〜。
 俺も大抵は『変な奴』で片付けられてたし」

人、半端に馴染もうとするよりも目に見えて個性が強い方が
個性のキャラクター化が容易なのかもしれない。