23:23:09

人狼物語 三日月国


151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【影響度:43

72+32+62+63+43=272で俺の負け!!

 ヴェルク
「え」


素っ頓狂な声が上がる。
実は当たるなんて思っていなかったから。
顔が歪んだのも、当たる前だよね……?


和傘と狙撃銃を投げ捨てる。
焦り気味、抵抗もなくべしゃりと地面へ落ちた君の元へ駆け寄り。

「え、え? いや……確かにもう終了時間にはなるけれど」

ビリビリチクチクとした刺激が継続中!
サルガスの装備は耐電性なのでこちらにダメージはないが。
まあ、この地面の帯電はもう直に治まるとして……

「やっぱり疲れてた、のかな……?
 処刑の時も……結構、動き回っていた気がするし……大丈夫?」


痛がる様子はないのかもしれないが……あの弾を食らって更にビリビリの地面の上だ、心配そうな
が君を見る。

「治療ユニット、呼ぶかい……?」

サルガス
「…おー?あんた、そんな声も出すんだ」
相変わらずごろごろ……しながら君に視線を送り。

普段と異なる様子に面白がっている。
どちらも君で、どちらも本当なのだろう。

この宴に参加しなければ見ることのなかった側面かもしれない。

「…んー、大丈夫だ。別に痛くねぇし。
少しすれば動けるようになんだろ」
指先を軽く動かし、具合の確認。

あれだ。スタンガン受けた気分。

暫くしてから身を起こし、腕を上げて背を伸ばした。
その際も大した反応はなく、確かに問題は無さげ。

「…投票はもう各々決まってんのかねぇ。
やっぱり皇族サマが一番暴れてくれそうで推してんだが」
残りのメンバーを見てぽつり。

「何処が生き残ってんのかも分かんねぇし」
何処が勝利を掴むのか。

サクッと死んだ男はラウゲンブロートfoodを食べながら独り言を続ける。

お返しも済んでねぇし

「マジでどこ生きてンだろうな。俺どこに見える?」

どの役職だったとしても「なるほどなァ」と答える気しかないので相手しなくてよいとされる。
おやつの時間なのでフロランタンvilあたり注文するか……。

分かんねぇ

狼じゃなさそうということだけは思い続けている。

「んー……ま、残り人数的にもあとは"勝利を目指すなら"。
……っつう思考に切り替える方が死なずに済むよな」
半分独り言。ショートケーキvilを頼み、ココナッツジュースdrinkも頼む。

「なるほどなァ」

マジでなるほどなァって答えた人だ。

「そもそもどれくらいのヤツがゲームに勝つ気でいるんだか。……まァたフロランタンかよ」

文句を言いながらもぐもぐ。


さっさと死んだ男、勝ちたい人間。
勿論投票権はないので野次を飛ばすしかない。

「………さてさて、どうなるのかねぇ」
ショートケーキの苺のみを口に含み、時計をチラ見。

ココナッツジュースは……ちょっと苦手な味がした。

 ヴェルク
「それは、えっと……
あー……、こほん」

面白がられている。
……ここ最近気が緩みすぎだ。

屈んだ状態からわざとらしい咳払いをすれば、やっと目隠しを外して。

「……そうか。動けるならば問題はないか。
 もし不調が続くようなら、しっかり治療してもらうように」

いつも通り監視役に戻ろうと。
拒まれたり避けられたりしなければ「お疲れ様」と。
ごろごろしている君の頭を撫でようとするだろうか。よくできました! と子供を褒める感覚に近しい。

「……それにしても。かなり無茶な動きをするな? 君は」

呆れ、というよりは心配を多く含む声色だ。
君が身を起こす頃に、サルガスは部屋の後片付けを始める。フィールドを戻し、的を片付け……君から特に用がなければ、このまま解散の流れになるのだろう。

お前かァ


納得した。とても端的に納得した。
投票基準が概ね
偉そうなヤツか吊れて面白そうなヤツ
だった人間、ゲームのやる気はあるが勝つ気はない状態だったとかいう。

「ま、なるようになるっしょ。頑張れェ」

「勝つ方が楽しいしな。…俺は」
どうせなら勝って終える方が楽しい。

投票基準も何も無いうちに投票権を失ったため、野次係である。

「今回においては……吊れて面白かった、って言える相手でも無かっただろうけどな」
軽い命だ。些細なことで投票が決まり、処刑される。

怯えるものがいて、楽しむものもいる。
どちらがいい、悪いは特にここには無いわけだが。

「誰への応援なんだ?……俺か?俺はおかしくね?」
首を傾げながら折角なので。

生きてるヤツら、頑張れ〜。
野次係も応援した。

どこかでとんでもない事態が起きている気配を察知。

………なにしてんの?

とんでもない事態、来ちゃった。

うわぁ………。

サルガス
わざとらしい咳払いに喉を震わせる。
寧ろそれが面白がらせる原因となるのだが。


「へいへい。…何かあったらな」
君の行動を拒むことは無かった。

というよりも、まだビリビリが残っていて……。
僅かに驚いたような様子を見せるだろう。

それは直ぐに、元通りになるが。

「…んー、そうか?あれくらい大したことねぇよ。
機会がありゃもっと派手にいきてぇな」
本気か冗談か。どちらとも取れる調子で呟く。

君が片付けを始めるようであれば男は立ち上がり。
ゆったりとした足取りでトレーニングルームを後にするだろう。

片付けの手伝いをしない……最悪。

 ヴェルク
笑われている気がした。
……ので、少々ばつが悪そうに
を逸らした。
これも面白がられてしまうのかもしれないが。

「私からすると無茶苦茶だ。
 …… ……まあ、でも、そうだな。
 君が暴れる姿を見るのは楽しいからな、次があれば是非」

なんて、こちらも冗談交じりに言葉を落とす。

片付けを手伝わなくとも何も言いはしない。
トレーニングルームを出ていく君を見送り、後片付けが済めばサルガスもこの場を後にした。

「さーてと……」
大惨事(ウェディングケーキ)を横目に立ち上がる。

男はあれを食べる分の腹が空いていないので。
そのままロビーを後にし、どこかへ向かった。

「しょ〜がねェ〜なァ〜」

お願いされたら食わないわけにはいかない。ので一皿分だけいただきます。