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【人】 召喚士 アハトアハト「ん〜…まあな。でも、トゥエルは行きたいんだろ? ならついていくさ。 ほら、魔導研究所とかはたまに…幻獣が 実験体として捉えられてたりとかするから 少し苦手意識があんだよ。」 トゥエルの問いかけにはそう答えておく。>>9 事実、何もなければ俺はパスしていたかもしれない。 けれど、トゥエルには行きたい理由もありそれなら苦手意識だけで行くことを拒む事もしなかった。 何より報酬も良いしな? だから無理じゃない、と笑って背中を軽く叩いただろう。 俺たちは、気持ちを交わして肌も重ねてはいるがパーティ内に発足?された他のペアたちと比べて比較的淡白な付き合いではないだろうか。 キスは多くするし以前よりも距離は近くなったが、彼らに比べると 決して俺が枯れ気味というわけではないと思うが 甘い空気は薄めだったかもしれない。 (57) 2024/02/18(Sun) 0:25:36 |
【人】 召喚士 アハトアハトたどりついて。 俺は相変わらずゴーレムに荷物を持たせていたのだった。 今回の俺は積極的な戦闘よりも後方支援がメインで動く気がしている。無論、召喚獣や単純な攻撃魔法で戦闘も行うが場所が場所だ、召喚獣の方が嫌がって出てこない可能性もゼロじゃない。勿論、特段関係性の良いゴーレムやスライムはそれでも俺に応じてくれるのだが。 「そうだな、それじゃ俺たちは二階を巡るか。」 トゥエルの声かけに応じて。>>37 きっとそれぞれのパートナーと組んで行動することになるだろうと予測もしていたから自然とそれを受け入れた。 無論今回は戦闘力のバランス的なものもある。 薄く魔力をあたりに広げ、ゼクスのものに劣りはするものの一応の索敵を行いながら2階へと進んでいく。 トゥエル、俺、ゴーレムの順だ。 ちなみに今回のゴーレムは探索場所の狭さを考慮してほぼ人型サイズのものだ。 (58) 2024/02/18(Sun) 0:25:55 |
【人】 召喚士 アハトアハト「…まほらまの結晶、か。 やっぱりお前さん、そう言うものは気になるのか? それとも此処が研究施設だからか。」 自分と比べてトゥエルはずいぶん乗り気だったことを思い出す。 その体の事はきっとこのパーティの中の誰より知っていたから、だからなのかと疑問も湧いた。 魔力による薄い探索は特に異常を感じさせない。 2階のある部屋に入り込むと辺りを見渡しながらあるものに目が行った。 「…椅子?」 豪奢な椅子がそこにあった。 思わず眉を顰めながらゆっくりと近づいていく。 手を伸ばそうとすると──。 (59) 2024/02/18(Sun) 0:26:17 |
【人】 召喚士 アハトアハト「!?」 ジャララッ!と金属質な音が響き鎖が俺の手首に向かって勢いよく伸びてきた。 咄嗟に動いたのは俺のゴーレムだ。だからこそゴーレムが鎖に巻き取られ、椅子に強制的に座らせられる。罠か──! トゥエルに目配せする。 他にも何かトラップが発動してしまったかもしれない。 ゴーレムには悪いが暫く様子を見──、見て…??? (60) 2024/02/18(Sun) 0:26:54 |
【人】 召喚士 アハトアハト「んんんんんん…?????」 椅子に強制的に座らせられたゴーレムは、椅子に固定され両足を開く形にされていた。 その足の間に放射状に並べられたハケが出現する。 ちょうど股間を撫でる位置だ。 そのハケが回転する形で次々とゴーレムの股間を撫でていく。 湿っている事からおそらく何か薬が塗ってあるんだろう。これがゴーレムでなかったならとちょっとぞっとする仕掛けだ。 「…。」 どうする?とトゥエルに視線で問いかける。 ゴーレムは傷こそついていないが…回転するはけの勢いに負けてか、なんなのか、がたがた揺れているのがなんだかこう。こう。なあ!?** (61) 2024/02/18(Sun) 0:27:17 |
【人】 召喚士 アハトアハト「鎖を壊しても良いけどな。 荷物は捉えられないだろうし 召喚元に返して、再召喚がスマートか…? いや、どちらにしても椅子は破壊だな。頼む。」 片手を上げて下げる動作をする。 するとゴーレムが淡い光に包まれてその場からスゥと姿を消していった。 ゴーレムに持たせていた荷物はどさりと落ちて椅子の横に転がり落ちる。 しかしそれにしても、だ。 「趣味悪い罠だったけどな…? これってこの部屋だけなもんか? ここの研究施設の奴らの趣味、か。 ──にしても、まだ稼働してんだなあ。」 トゥエルはそれを破壊してくれただろうか。 主人が居なくとも稼働していたそれをまじまじと眺めては辺りを改めて伺う。 (85) 2024/02/19(Mon) 7:28:16 |
召喚士 アハトアハトは、メモを貼った。 (a1) 2024/02/19(Mon) 7:29:47 |
【人】 召喚士 アハトアハト確かに感じる甘い香りは、トゥエルの鼻先にも感じられたようだ。 少しくらりとするような、思考を鈍らせてしまいそうなその香りに眉を顰めながら口元を腕で覆い隠す。 トゥエルに荷物を持たせたままにもさせておけないので再度ゴーレムを召喚しようと魔力を練り上げ始めて──? 「…っ?」 その魔力が上手く練り上げられないことに気付いた。 これは沈黙のガスだろうか。沈黙、とは言え単純に言葉が放てなくなるものではなくて、詠唱や新たに魔法を使わせるのを封じるものだろう。 先ほどの罠からの自力救済を防ぐ目的だろうか。 ケホ、と無意識に喉を詰まらせてむせる。 魔法が使えない。そう気づくと微かな危機感を覚えて、カチリと何処かで音がした。 反射的に扉を振り向けばいつのまにが閉められている。 咄嗟に扉に近づいて開こうとしたがどうやら施錠されているようで舌打ちした。甘い匂いは益々濃くなってくる。 (131) 2024/02/20(Tue) 6:03:50 |
【人】 召喚士 アハトアハト「ち、トラップ部屋だったとはな。 悪いトゥエル、こっちも壊し──。」 壊してくれ、と頼むつもりの舌先が縺れる。 ふー…っ、と、深く息を吐き出した俺は自身の熱が昂る兆しを感じていた。 これは不味い…のか? 先ほどのトラップのことと繋げて考えるならば、おそらくは催淫系の状態異常も兼ねた何かが漂っているのだとは思うが。 ちら、とトゥエルを見遣る。 俺としては今は二人きり。任務中だが多少なら或いは…とは思うが。 「…この研究施設。こんな罠ばかりなんだろうかな。」 頭を掻きながら、そんな風に呑気に語りかけてしまう。 これ以上ここで罠が発動しなければ良いのだが。** (132) 2024/02/20(Tue) 6:04:05 |
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