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【人】 杓谷 薫トイレから出てからは、改めて腕を絡ませ合いながら店に向かおう。 上の階にはファッション系、順番に書籍やアクセサリーなど趣味に関しそうな階、レストランの階、お土産品やカフェ系の階、そして地下に食品系が並んでいたはず。 大雑把な感じだけどね。 さて、それじゃあ最初は洋服をなんとなく見に行こうかな。 今日は二人ともパンツルックだけど、華蓮さんはスカートも絶対似合う。 硬い格好も似合うと思うし、ふんわりしたのも。 「どうします? 華蓮さんの行きたいところ、寄っていきましょ。 私はアクセサリーと食品が見られたら大丈夫です。 お洋服もまあ気になりますけど…。」 そわ、と目を逸らしてしまう。 だって、あんまり長い時間をかけてしまうとご褒美まで長くなるから。 でもきっと、買い物が始まればそれはそれで楽しんでしまうと思うけどね。** (0) 2023/06/23(Fri) 4:54:30 |
【人】 杓谷 薫「そういえば、ピアスはダメですけどイヤリングは? どちらも駄目なら、チョーカーとか首にするタイプの アクセサリーが良いかと思いますけど。 スカートは…、嫌いじゃないんですけどね。」 この歳になっても気にするものではないのかもしれない。 だけど、少し苦い記憶があって。 「捲れたりすると大変なんです。 だから、ロングのふんわりしたのなら。 ミニスカートとかは流石に難しいです。」 捲られて、下半身を見られてしまうのはトラウマに近い。 子供の頃は瞬時に判断なんてできないし、捲られた事で怖くて泣いてしまった事もあった。 そんなことをポツポツ、説明しながら歩く。 小さい頃は誤魔化せても思春期を迎える頃になってからは完全に無理だった。 プールも、似た理由で不参加で終わっている。 大人になってからは個室で着替えるか、タオルで絶対に見られないように気をつけながらじゃないと着替えられない。 後者も、隣に華蓮さんがいたらと思うと無理そうな気がする。元気すぎる下半身にガッカリだ。 (2) 2023/06/23(Fri) 16:11:52 |
【人】 杓谷 薫「あ、それ良いですね。 華蓮さんはスカートとパンツ、どちらが多いですか? この階で今から30分後くらいとかにします? それとも、同じお店で?」 買ってきて着てもらうなら、エリア全体を使う方がきっと良い。 でも、買わないまでも選ぶなら同じお店の中で選び合うのが良いかもしれない。 華蓮さんはどちらを選ぶだろう。* (3) 2023/06/23(Fri) 16:12:09 |
【人】 杓谷 薫「それじゃあ、あのお店にしましょうか。」 適当なお店を二人で選んで、二人でお互いの似合う服を探してみよう。 華蓮さんもパンツルックが多いみたいだからスカートを履いて欲しいかな。 普段は硬いお仕事をしているのだから、ふんわり可愛い感じ…うん、良いかもしれない。 でも可愛らしすぎないで大人の感じ。出せるかな? ミニスカートも捨てがたいんだけど…もしこの後すぐ着替えてくれたら、ご褒美が無くなってしまう恐れがある。 ミニスカートも捨て難いんだけど、だから膝丈のスカートなんてどうだろう。 華蓮さんの髪の色は紫で目が空色だから、寒色系は合わせやすいかもしれない。 ピンクも良いけど可愛らしすぎてしまう気がするもの。 (5) 2023/06/23(Fri) 21:20:50 |
【人】 杓谷 薫私が選んだのは、七分袖のモスグリーンのブラウスに、白地に大きな花がプリントされているふんわりした柄物スカート。花は花弁が白く、中央が薄い紫色のもので丈は膝丈くらい。 ウエスト部分が少し幅があるから、腰を細く見せることができそうだ。 「私はこんなのにしてみたんですけど…。 もっと可愛らしくても似合うと思います。」* (6) 2023/06/23(Fri) 21:21:07 |
【人】 杓谷 薫「似合いますよ、絶対! ミニスカートとも迷ったんですけど、 このくらいの長さの方がシーンを選ばないかなって。」 似合う、とつい力説してしまう。 だってきて欲しくて選びました。色合いも華蓮さんに私なりに合わせたし。 それにしても、モスグリーンの色が被ったのが密かに嬉しい。 意識して色を合わせたみたいに思える。偶然ではあるのだけど。 華蓮さんが選んでくれたのも私の体型を考えてくれたことがわかるもので、笑顔で受け取って試着してみる。 (9) 2023/06/23(Fri) 22:24:26 |
【人】 杓谷 薫「どうですか? 似合ってます?」 着てくると、私はくるりと一度まわって彼女に見せる。 着心地も良いしだいぶ気に入った。 だけどもし、その時華蓮さんが私の選んだ服を着てくれていたなら。 あまりに似合っていて、想像以上で。 真っ赤になって顔を覆って「に、似合ってます…♡」と、チラチラみてしまってたかも。* (10) 2023/06/23(Fri) 22:24:43 |
【人】 杓谷 薫「どうしましょう、この位の方が良いのか それとも逆にしっかりしたのが良いのか…?」 私はそこまでアクセサリーに格式は求められないから、その辺りは華蓮さんに準じる形になる。 だから、パワーストーンのお店より宝石店の方が良ければ自然とそちらに移動になる。 お互いの瞳の色の宝石なんて憧れるけど、私と目の色と華蓮さんの髪の色は同系統だから悩むところ。 どちらの色も取り入れるか、ダイヤやムーンストーンみたいなどちらにも合う色も良いかもしれない。 そして、それはどちらのお店で見つけたのだろう。 私が見つけたのは鈴蘭のような花が連なって下がっている、つければ少し揺れるタイプと、小さなリング状になっているところに小さな石がついた固定されるタイプ。 (14) 2023/06/24(Sat) 7:35:32 |
【人】 杓谷 薫「揺れるのと揺れないの、どっちが良いですか? きっとどっちも似合うけど… 揺れる方が、似合いそうな気はしますね。」 そう言いながら華蓮さんの耳元に手を伸ばして、髪の毛を少し避けて耳をあらわにさせる。 髪の毛が絡んだりはしないかな? それは少し心配だけど、固定されているより主張されている気がして、そんな様子を思い浮かべて頬が緩んだ。** (15) 2023/06/24(Sat) 7:35:49 |
【人】 杓谷 薫それぞれが選んだ服を買って着ると、ペアルックじゃないけど一緒の色を纏うだけでも楽しくなってしまう。 そんな中でパワーストーンのお店に入った。そして、二人で見つけたものを並べてみる。 「揺れるものの方が飾りの範囲が広くなる分 華やかさが増して、華蓮さんに良く似合いますよ。 固定される方も似合っていますけど 耳元が隠れがちだから、イヤリング自体あまり見えないかも。 でも、固定の方が密やかではありますし 派手さは無いから仕事にも支障は出難い…かな?」 あくまでわたしの好みもあるけれど。 華蓮さんが石を調べてくれる。 パワーストーンのお店だからか、医師の説明のところを見るとヒーリング効果が高いとか、邪気の影響を受けやすい人や他人から悪い気をもらいやすい人を守るとか書かれている。 うん、それなら華蓮さんに持ってて貰いたいな。 (19) 2023/06/24(Sat) 16:04:47 |
【人】 杓谷 薫「パワーストーンの力?も良さそうですね。 わたしもこれ結構気に入りました。 どうです? 似合ってます?」 わたしも自分の耳にイヤリングを寄せて華蓮さんに確認してもらう。 良さそうなら、いくつか並んだ中からピンとくるものを選ぶことにしよう。 わたしがピンときたのはほんのり水色を帯びたもの。 買ったならこれもつけていきたいけど。 (20) 2023/06/24(Sat) 16:05:07 |
【人】 杓谷 薫「これは…お互い買って、プレゼントしたいです。」 そんなお願い事をする。 華蓮さんが選んだものを私が買って、私が選んだのを華蓮さんが買って、お互いにプレゼント。 あまり意味はないかもしれないけど、気持ち的な意味はある。 同じ値段だからさっきの服と違ってプレゼントしやすいからだ。 もしそれが叶ったなら少しドキドキしながら包装してもらうし、バッサリと切られたならそれはそれで仕方なしに自分で買って身につけるはず。 それにしても、お買い物デートもそれはそれで普通に楽しい。 禁欲が出来ているのは、ご褒美のためという一言が大きく釘を刺してるからでもあるけれど。* (21) 2023/06/24(Sat) 16:05:24 |
【人】 杓谷 薫「うーん…、すぐつけたいけど、プレゼントだし…。 カフェで休んで、出る直前とか?」 一応後の予定はカフェと、食材の買い出し。 買ってすぐに着けてしまうとプレゼントって感じが薄れるから、ラッピングしてもらってカフェでが良いかも。 でも、目配せされるとドキッと心臓が跳ねる。 ご褒美の為にイタズラしないつもりだけど…、うん、しない。しない!したいけどしません! 落ち着いた雰囲気のカフェを探して休憩する。 その時に頼んだのはアイスキャラメルマキアート。 冷たくて甘いものを飲んで気持ちを落ち着けようと思ったけど、結構ソワソワしてしまう。 あまり味を感じないというか、変に緊張してしまっているというか、触れたいし、でも我慢しなくてはいけないし、で落ち着かない。 (24) 2023/06/24(Sat) 17:56:22 |
【人】 杓谷 薫「自分がこんなに欲に忠実な人間だと 今まで知る事はありませんでした…。」 途中でしみじみとそんなことを言ってしまう始末。 苦笑いと共に言ってみたけど、呆れられたりしないだろうか。 飲み途中のそれに差したストローを回して、氷をカラカラ鳴らす。 それでも、冷たい飲み物が体の中に入ると高ぶる気持ちがほんの少しだけ収まった気がした。 (25) 2023/06/24(Sat) 17:56:37 |
【人】 杓谷 薫「惚れさせて見せます、なんて言って。 今日だけで何度も惚れ直してる気がします。 …でも諦めませんからね。 何度も惚れ直しながら、頑張ります。」 だからにんまりと笑って、少し胸を張った。 正直、自分が彼女に勝てる気がしないのだけど、それを踏まえても隣にいたいし好きになってほしい気持ちが強いから。 だから今日は、ひとまず後少し頑張るのだ。 だって、お出かけが終わるまで我慢したら、甘い甘いご褒美が待っている。* (26) 2023/06/24(Sat) 17:56:54 |
【人】 杓谷 薫「だって、今までいろんなものを我慢していたからなのか 赦された、と思ったら止め処無く…。 それだけ華蓮さんが魅力的でもあります。」 キリッとしてまとめて見たけど、ふ、と少し笑いが漏れた。 サンドイッチを差し出されたけど首を横に振る。 だって、夕飯に成る可くお腹を空かせておきたい。 せっかくの手料理を存分に味わいたいのだ。 その割に甘いものを頼んでいたのは、これは単に私のMP回復的な役割の為。 (29) 2023/06/24(Sat) 19:53:56 |
【人】 杓谷 薫「華蓮さんが自信が無いって…。 魅力的ですよ、と何回でも私は言いますね。 華蓮さんにも理由があってそう思ってたんでしょうし。 夜ご飯は…うーん、野菜は多めに食べたいです。 タンメンとか、カレーとか? 汁気のある炭水化物も欲しいです。」 野菜は積極的に摂りたい。 タンメンのイメージは野菜が乗ってるラーメンだから、野菜炒めラーメンでも良いと思う。 カレーももちろん好きだし、サラダがあっても良さそうだ。 それにしても、華蓮さんに自信が無いなんて過去の男?たちは何をしていたんだろう、全く。 でもそんなことがあったから、私のところまで縁が来てくれたのもある。感謝はしないけど絶対に手放したく無い。 もっと自信をつけて欲しいし、可愛がりたいし、改めて気持ちを教えてくれるならその日までしっかり待つつもり。 しっかりと夕飯のリクエストをしてから、あ、と思い出したようにさっきの包みを取り出した。 (30) 2023/06/24(Sat) 19:54:12 |
【人】 杓谷 薫「華蓮さん、改めてこれからもよろしくお願いします。 お揃いのもの、嬉しいです。」 ほんのりと頬を染めながら、さっき買ったばかりのプレゼントを渡す。 ふにゃ、と頬が緩んで幸せな気持ちでいっぱいだった。* (31) 2023/06/24(Sat) 19:54:29 |
【人】 杓谷 薫「華蓮さんの手料理のために 万全にお腹を減らしておこうかと。」 キリッ。として答えた。 別に少食じゃ無いし、それだけ好きな人の手料理を楽しんで食べたい気持ちがあるんだから仕方がない。 けれど、昨夜も聞いた華蓮さんとお酒についての話。それに付随する男どもの話。 それを聞いたら、絶対に大切にしたいと思う。そうではなくても、自信をなくさせるような無体な事はしたくない。 無体な事はえっちな事だけで十分…というのは半ば本気だけど、その分別の面では大切にしたい気持ちがあった。 華蓮さんの意思とか、気持ちとか。 どうして華蓮さんが無体に扱われなくちゃならないんだ、という怒りはあったけれど、今それを出しても仕方がない。 いつかそんな男どもに遭遇したら、レイプドラッグを酒に混入して東京湾に放り込んでやろうかとは思うけど。 思うだけなら自由。 そのくらいの勢いで呪いたいと思うし、現在進行形で呪います。不幸になれ! …まあそんな風に人を呪ってばかりもいられないので。 目の前の大事な人と幸せになりたい。その方面で力を尽くしたい。 (35) 2023/06/24(Sat) 21:34:19 |
【人】 杓谷 薫「あ、スープパスタ良いですね。 足りないならタンパク質のおかずも欲しいかも? 卵とソーセージは朝食べたから 鶏ハム…は、時間かかり過ぎますね。 何かお肉のもの、私作りましょうか?鶏肉のピカタとか。 それかお惣菜でも良いかも? もちろん作ってくれるのも大歓迎です!」 それでも、全部任せるのも申し訳ないかも…と申し出た。 最後の最後で本音も漏れてしまったが。 でも、ほら。 ほらー可愛い! こういうのが初めてなんて、本当に嘘じゃ無いかと思う。 そして本当に初めてなら本気で嬉しいし、大事にしたいと思えて。 (36) 2023/06/24(Sat) 21:34:41 |
【人】 杓谷 薫「…大事にします…!」 ぎゅ、と両手で華蓮さんの手を握る。 ちょっと真面目な顔で見つめて、それからふっと力を抜いた。 改めて包みを開いてイヤリングをつけてみる。 普段は何も無い場所の重みが今は嬉しい。 これなら仕事中も着けていられる。着けてもらえる。 指先で揺れてるのを確認して目を細めた。 華蓮さんがつけてくれたなら、指先を伸ばしてそっと揺らして。 「…そろそろ、行きましょうか?」 そうして、カフェを後にする。 お買い物はきっと恙無く出来たはずだ。トラブルも無いはず。 そう言えばご褒美はご飯の後? それとも、玄関に着いた時点で合格かな? なんて、買った荷物を多めに持って歩きながら、次のことを考えてまたそわそわしてしまっていた。* (37) 2023/06/24(Sat) 21:35:01 |
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