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【人】 勢喜 光樹─異界化が解かれる前─ [嫌な記憶が過った。 憤懣をぶつけるように叩いた窓は、無事な姿のまま。 まるで己を嘲笑うかのようで、猶更に毒が回る。] (0) 2022/08/15(Mon) 11:34:33 |
【人】 勢喜 光樹[止血してくれた掌。 傷口は開き切ってはいないものの じわり。手当の跡に血が滲み出てしまってる。 幸いにも開き切ってはいないものの、 与えられた優しさを無碍にしたくなくて 片方の手で労わるように、拳を包んだ。] ……病院だからな。 頑丈に出来ているんだろう。 他に出口がないか、探すぞ。 [己に言い聞かせるみたいに言葉を発して 窓から離れたなら、お前の手を取って再び歩き出すだろう。] (2) 2022/08/15(Mon) 11:36:14 |
【人】 勢喜 光樹────! ["光"が、院内を照らす。 その眩さに耐え切れずに、咄嗟に目を瞑った。 次に目を開けた時、院内は──── 朽ちていくだけの、廃墟へ。] (4) 2022/08/15(Mon) 11:37:38 |
【人】 四谷 隆史[そこに貴方がいるのなら どれだけ怖いことが起きても。過去と向き合って前に進める ――もしもあなたが、闇に飲み込まれそうなら 一緒に生きてくれるといった手をとって 袖引き、貴方の名前を呼ぼう 廻った毒に触れて、己もそれに濡れて 何度でも此方側に引き戻そうとするだろう>>0 貴方がいない世界で生きたくないと思ったことを 心に深く刻んだまま ――それを依存というのなら ]そうなのかも、しれないのだけれど ……セキさん、大丈夫? [悪かった。という彼の手は 手当したところから薄っすら血を滲ませている 俺のことはいいんだ、けど。 滲んだ血。痛くないのだろうかという思いが強い ――見つめる目は、落ち着いたセキさんだったから それにはほっとした様子を見せただろうけど>>1] (7) 2022/08/15(Mon) 17:59:58 |
【人】 四谷 隆史― 明けぬ夜はなく>>2:L4 ― [時間の感覚はすでになくなっていた。 チハヤさんの行方を捜し、セキさんと歩いて、あるいて それでも手掛かりは見つからず。 手掛かりを求め彷徨う間に、別の怪異とも遭遇したかもしれない それでも、繋いだ手を離すことはなかった。 それが俺の、生きる理由だった。 だからこの手がある限り。 諦めることをしなかった。 それに、道中一度だけ。 何かに守られたような感じがあった>>2:150 ちら、と視界の端に黒が見える それは優しくも悲しい漆黒の髪 チハヤさんを連れ去った黒とまでは察せずとも 少しだけ、 加奈 を――喪った彼女を思い出すような] (9) 2022/08/15(Mon) 18:28:26 |
【置】 四谷 隆史 おとうさん の おともだち [あなたは いいの? ――と、たずねなかった たぶん ここに のこりたいから のこるのだって まなぶは わかったの でも まなぶは おとうさん も おかあさん も どっちも いたいいたい さみしい でも まなぶは まなぶは よんでほしい どっちも いたいいたい でも いちどでも おとうさん に おなまえ よんでほしい だから おとうさん の ところに おかえりと いう おとうさん の おともだち>>L1に いちどだけ うなずいて 撫でる手 に ちいさく 纏うた あと おとうさん の ところに みえないの しってるけど また いっしょに いくの] (L4) 2022/08/15(Mon) 18:29:50 公開: 2022/08/15(Mon) 18:30:00 |
【置】 四谷 隆史 ばいばい おとうさん の おともだち ばいばい おかあさん [何時かまた逢う時がくるかもしれない その時に まなぶは おとうさん の ことを いっぱいおはなし できたら いいなと おもうのだ おとうさん の おともだちと そのおとなりに いる やさしい おんなのひと すこしだけ おとうさん が いっしょにいる おとこのひとのめに にてる ひと そして世界は別離を迎える*] (L6) 2022/08/15(Mon) 18:30:59 公開: 2022/08/15(Mon) 18:35:00 |
【人】 四谷 隆史[眩しさに目を閉じれば、次の瞬間には セキさんも、俺も朽ちた廃墟の。病院の中にいた 床もぼろぼろでいかにも抜けそうで あの埃は多少あれどしっかりした作りであった病棟が 見る影もなくなっている スマートフォンを取り出し、見つめるセキさんを 俺は眺めていた 生きてる。一緒に、いきてる それに安堵して。同時に――不安で 元の世界に戻った今 貴方が俺の手を離して去らないか、というのが 生の安堵よりも先に来た。 ああ、俺はやっぱり自分勝手で我儘だった。 ぐ、と自己嫌悪に苛まれていた時にふと、先ほど聞いた声を思い出した あれはもしかして。] (11) 2022/08/15(Mon) 18:31:19 |
【人】 四谷 隆史 チハヤさん? [――いや、多分それだけじゃない。 いつも足元にまとわりついていたような感覚は まだ残っているような気がして。 それが、チハヤさんはもういないんだよ、と 教えてくれているような気がした。 俺は小さくつぶやく。たった3つの文字の言葉 あの日呼べなかった分も込めてその名を呼べば 少しだけ、きゃらきゃら、と 楽しそうな笑い声が聞こえた気が、した*] (12) 2022/08/15(Mon) 18:31:47 |
【人】 四谷 隆史[廃病院は元の静寂を取り戻し 陽光が露わにしたそれは朽ち果て 入り口付近の破れた蛍光灯が明かりを灯す様子はない 一夜の夢だったのだろうか ――呼ぶ声も、チハヤさんや怪異との邂逅も 否。そんなことはない 手当された掌――セキさんの血の染みたガーゼ そして隣の貴方の手の温もりが あの一夜が夢でないことを教えてくれる。] (おとうさん) [ならきっと。あの声も現実だったのだろう 俺の子供。今なら大事だったのだと漸く言える。] (17) 2022/08/15(Mon) 21:24:29 |
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