05:24:15

人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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【人】 メカニック ゾズマ


 わかんないまま、なら、
 わかんないままでも、いいんだと思う。
 無理に「想ってるんだー」って思っちゃうより
 全然、その方がいいし――…

[想っているのか“わからない”まま、それでも一緒にいて、いろんなことを教えて貰える。そんな日々の中で幸せを得られるなら――。
 ここでそう口にできなかったのは、バーナードとチャンドラのそんな未来の可能性が、もう、なくなってしまっていたから。]

 うん。
 あの人のために泣けるだけで、
 十分、貰っていいと思う。

[それだけでも、バーナードの元にこの月のカタチが巡ってきて良かった、と。
 「僕で、いいの」と言いながらもヘアピンを受け取った彼に小さく頷いてから、離れていく。**]
(504) 2022/07/24(Sun) 18:12:41

【人】 調査員 ルヴァ



[この時のルヴァは確かに、衝動に突き動かされていた。
ずっとぼんやり抱えていた益体のない虚無感が
はっきりと一つの線を結んだように。]
 
(505) 2022/07/24(Sun) 18:13:52

【人】 調査員 ルヴァ

[気づいたら時刻は夜だった。

もし居なかったら会えるまで
最悪朝まで粘るつもりだったから、
施設には事前に外泊許可を貰っている。

単身者用のアパートの一室。
扉の前に立って、深呼吸して。>>477
その時ばかりは流石に指が震えるのを自覚しながら。

静かにインターホンを押す。]
(506) 2022/07/24(Sun) 18:16:16

【人】 調査員 ルヴァ

[キミは驚いていた?呆けていた?

会ったら最初に何を言おう。
ずっと音信不通なことに文句を言おうか、
『来ちゃった♡』なんておどけようか、
着くまでに色々考えていたのに。

その顔を見たらびっくりするほど言葉が出てこなかった。
ちゃんと笑おうと思ったのに、
なんだかそれもうまく作れなくて。
泣き笑いみたいな情けない顔になってしまったかも。

僕らの距離を一枚隔てる邪魔な扉を
キミが除いてくれたなら。

久しぶりに見る僕はきっと記憶の中より
ちょっと窶れて見えただろう。

同じように少し疲れて見えるキミを
考えるよりも先に生身の身体で強く抱きしめて、
今度こそ伝えさせてほしい。]
(507) 2022/07/24(Sun) 18:22:02

【人】 休職中 スピカ

【自宅/>>497

[そのメッセージを見たのは(ろくに調理道具も食材もそろってないので)二人で朝食を食べ、帰って来た時だった]

 バーナードがね、遊びに行っていいかって。

[端末の画面をダビーに見せる。
招くことの了承を取ると、『いつでもいいよ』と送る]

[文字通り、いつでもよかった。
なんせ今の私は未だに就労許可が下りてない、一日中家にいる身なのだ]

 ……初めてのお客さんだね。

[まだ何もない二人だけの家だが、それでも初めてのお客さんを精一杯もてなそう]



[そうしてバーナードが初めて二人の新居を訪れた時、スピカが頑張って作った(79)70n100]点の手料理でもてなされたのであった**]
(508) 2022/07/24(Sun) 18:55:07

【人】 メカニック ゾズマ

【XDay】

[その訪問は突然だった。
 インターフォンの音が響いた>>506。決して大きくはない筈の音が、玄関扉に凭れた背中にまで伝うようだった。

 今は夜、ゴシップ目的の記者や観衆の気配も遠のいている静寂の時。それでもやって来る者がいるのか――と薄ら考えなかった訳ではない。
 けれどもそれよりもこの時は、きっとすぐに潰えてしまう淡い期待へと意識は寄せられた。

 ――スピカは、療養中。
   今の時間は外出もできなかった筈、確か。

 ――ママは、この時間は仕事中。
   ここを通りがかるルートで
   フードトラックを走らせてもいない。

 ――ルヴァは、……きっとまだ療養中。
   そもそも住所をはっきり告げた覚えはない。
   ママと住んでいた実家のことは、
   ちょっと話した覚えもあるけれど。]
(509) 2022/07/24(Sun) 19:28:34

【人】 メカニック ゾズマ



 ( ……そんな都合よく、誰か、
     来てくれる、なんて   )


[ある訳がない。
 そう思いながら、インターフォンの画面――ではなく、玄関扉に備え付けられた覗き窓に目を近づけた。]
(510) 2022/07/24(Sun) 19:28:51

【人】 メカニック ゾズマ

[昔話の化物の幻にでも遭ったかのように、暫く、玄関扉の前で硬直する。そこからゾズマがドアノブに手を掛けるまでの時間は、およそ20秒ほど。
 目にしたそのひとの姿を未だ信じられないまま、鞄を靴置き棚の上に置いてから、おそるおそる玄関扉を開いた。]

  なん、で。
  なんで、アンタ、が。

[隔てる扉を開け放った先、確かにルヴァは立っていた>>507
 普段の無表情が嘘であるかのように思いっきり驚きの滲んだ顔で、瞬きすらもせずに目の前のひとを見つめる。
 彼は最後に見たときよりも、少しやつれて見えて。笑っているようで、泣いているようでもある、そんな顔をしていた。
 もしかしたら自分の音信不通がルヴァに勘違いを起こさせていたのかもしれない>>496と考える余裕も、この時はなくて]
(511) 2022/07/24(Sun) 19:30:06

【人】 メカニック ゾズマ


 ルヴァ。

[なんで本当にここが判ったの、とか。
 体調がまだ悪いのに来てくれたんだ、とか。
 ……自分を忘れてなんていなかったんだ、とか。
 そんなカタチある思考は、彼に抱きしめられた時に、すぐに吹き飛んだ。]
(512) 2022/07/24(Sun) 19:30:39

【人】 メカニック ゾズマ


 ルヴァ。
 ルヴァ、ルヴァ あ、ああ、ああああ……

[耳元で告げられる言葉に返したい言葉を、すぐには口から発せられない。
 言葉よりも前に、どうしようもなく涙がこぼれて、泣きじゃくって、ひたすら名前を呼び続けて、また泣きじゃくって。
 夢ではない現の中で、確かな腕の力と温もりに包まれるのを感じて――。
 泣きじゃくりながら、思いっきり、ルヴァを抱きしめ返した。]
(513) 2022/07/24(Sun) 19:31:42
機関士長 ラサルハグは、メモを貼った。
(a58) 2022/07/24(Sun) 19:38:11

【人】 船医 チャンドラ

― ??? ―

[突然始まったアンテナとの『ごっこ遊び』はどれだけ続いたか、日誌に記してはいないので正確なところは分からない。
お菓子作りをすると言って走っていったアンテナ>>-1084>>-1086は、きっとこれから通信のチェックを行うのだろう]

……コーヒー用の砂糖くらいなら、まだ残っていたかな。
もうアマノのは飲めないけど、サダルのはどうだったろう。

[そんな遣り取りを、表面では『人間らしい生活』として受け入れるのは必要な事なのだろう]
(514) 2022/07/24(Sun) 20:16:14

【人】 船医 チャンドラ

[一度、アンテナに乞うてみた事がある]

……ねぇアンテナ。
『お母さん』じゃなくてさ、名前を呼んで頭を撫でてみてくれない?

[ごろんと、身長のそう変わらないアンテナの細い膝に頭を預けて目を閉じる。
アンテナは不思議そうにしながらも受け入れ、小さな掌で髪を撫でてくれる]

――……うーん、やっぱり違うかも。

[撫でられながら、苦笑する]
(515) 2022/07/24(Sun) 20:16:29

【人】 船医 チャンドラ

宇宙船の中ってさ、色んな人が居て、生活していて。
一日の間で全然顔を合わせない人だっているんだけど――でも、小さな家族みたいなものかなって思って。

そうしたらアンテナ、君は皆の『お母さん』なのかなと思ったのだけど。

[瞼を開き、身を起こしてから。
やっぱり不思議そうにしている――ように見える――アンテナの短い髪を撫でる]

……やっぱり君は君、アンテナだね。
(516) 2022/07/24(Sun) 20:16:39

【人】 船医 チャンドラ

[寝る前の日誌を付けた後、もう一つ書いておくべきものを片付ける]

[いつかの日、「まだ早い」と思っていた乗組員へ遺す>>3:17もの。
こうなってもまだ書けずにいたけれど、きっとそう長く時は残されてはいないから]

うーん……とは言っても、なぁ。

[乗組員とは、運航中、事務的な会話ばかりしていたように思う。
個人が望むもの、遺したいものもそうは思い浮かばず]
(517) 2022/07/24(Sun) 20:17:03

【人】 船医 チャンドラ

……ああ、アレだけはどうにかしておかないと。

[ごそごそと、寝床の近くから『はじめての一人暮らしごはん』を引き寄せると、最終ページを開く。
ペンで、慣れない言語の形に苦労しながら『
天野 大海
』と署名をする]

うん、これでこれはアマノのもの。
後で食堂に置いておこう。

[自分の物だったと分からないように雑な偽装工作をして、満足そうに笑う。
ついでに途中のページに『ありがとう、おいしかった』とメモを挟んでおいた]
(518) 2022/07/24(Sun) 20:18:08

【人】 船医 チャンドラ

[結局、悩んで悩んで、再生医療関連の書籍だけはアマノに譲り、他の乗組員には船内の私物を好きに持って行ってもらう形にした]

[かつて父が母に贈ったという月型のピンだけは、自分と共に埋められてしまうのも寂しい気がして――『その時』が来たら、アンテナに託そう>>8と思う。
アンテナならば必要な者が居たなら察して計算して渡してくれるだろうし、
必要な者が居ないと判断されたとしても、自分を母と呼ぶ彼女が持っていてくれるのなら、気持ちが慰められる気がした]

[その後、アンテナが処分>>218され、ゾズマが回収>>486してくれるところまでは想像もしていなかったけれど]
(519) 2022/07/24(Sun) 20:18:42

【人】 船医 チャンドラ

[形見分けではないけれど、バーナードには一つ頼み事を残しておくことにした]

[自分がもし死んでしまった時は、喪主を務めて欲しいと。
血縁も無ければ婚姻関係も無い彼に頼むのは筋違いなのだけれど、
別れ際に「こんなことしか出来なくてごめん」>>5:154と言ってくれていた彼だから、最後に一つくらい無茶な頼みをしても許して欲しい]
(520) 2022/07/24(Sun) 20:19:09

【人】 船医 チャンドラ

[とても不本意ではあるけれど、各地にあるセリーニの名を冠する医院と本家との断絶は、自分の力不足から表沙汰には出来ていない。
そして、その各地の医院は、恐らくバーナードの出身地のお得意様・・・・だろう。
上がこの遺書をどう扱うかは分からないけれど、この『セリーニの名を伴った頼み事』が、多少でも牽制になれば良いと思う]

[彼に見送って欲しいという我儘な気持ちが無いとは、言わないけれど]
(521) 2022/07/24(Sun) 20:19:31

【人】 船医 チャンドラ

― ??? ―

[医療ポッドに入って、どれくらいが経っただろう]

[うとうとと、ぼんやりと、眠っているような感覚。
時折、意識が浮かび掛けてはまた沈んで、微睡みの中に戻って]

[医療ポッドに入る前から続くアンテナの習慣>>15が、幾度繰り返されたか。
芽が出ては枯れる植物、それの意味も何も考えられず、感じもせず]

[ただ、誰かの気配に包まれている>>259気がして、不思議と寂しくは無かった。
その気配>>260は哀しくて、最後に聞いたバーナードの言葉>>5:162をぼんやりと思い出す]

『謝るよりも、感謝して欲しいなぁ』

[――なんとなく、そう思った]
(522) 2022/07/24(Sun) 20:19:52

【人】 船医 チャンドラ

― 帰還のとき ―

[アンテナの声>>16に、意識が浮上する。
瞼を開き応えたかったけれど、踊る少女>>17>>18に笑い掛けてあげたかったけれど、指の一本も動かすことは出来なくて]

――――――……

[良かったと、心の中でだけ呟いた]
(523) 2022/07/24(Sun) 20:20:04

【人】 船医 チャンドラ

[心残りは、たくさんある]

[自分の病院を持ちたかったし、家族も持てるなら持ちたかった。
まだ再生医療の成果だって出せていないし――バーナードにだって、教えなければいけないことはきっともっと沢山あった]

[けれど、再生医療の研究についてはきっとアマノが成就してくれる。
バーナードに掛かっていた『呪い』も、きっと解けた筈。
あとは誰か、彼を想う、自分よりも優しくて根気強い人が現れてくれることを祈るだけ]

[それはそれでとても面白くない気がしたのだけれど、そんな自分の心の都合よりも彼が幸せになることの方が大事だから]

――――――……

[誰も彼も、皆が幸せになって欲しいと、そう思って]]


[――あとはもう、何も覚えてはいない]
(524) 2022/07/24(Sun) 20:20:47

【人】 船医 チャンドラ

[人は死んだらどうなるのだろう]

[天に昇るのか、地上に意識のみ残して漂ってしまうのか、はたまた生まれ直し地上へと戻ってくるのか]

[自分はどれも信じてはいなくて。
だから自分はただ、消え去るだけだろう]
(525) 2022/07/24(Sun) 20:22:02

【人】 船医 チャンドラ

[――だから]

[誰かの夢の中で、ペンダント>>330>>481を身に着けて、慣れないヒールの高い靴を履き笑う自分>>-1253は居ないし]

[日誌から食生活を垣間見られ>>180て、慌てる自分も居ないし]

[ラサルハグの見る空>>448の中にも、自分は居ない]
(526) 2022/07/24(Sun) 20:22:23

【人】 船医 チャンドラ




「君なら何でもできるよ。好きなことをするといい」


[――誰か>>471に、
そんなふうに笑い掛ける自分も、また居ないのだろう*]
 
(527) 2022/07/24(Sun) 20:23:27
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a59) 2022/07/24(Sun) 20:39:02

【人】 調査員 ルヴァ

― 帰還後・サダル ―

[サダルが訪ねてきてくれた頃には
もう一連の騒動は大方落ち着いていた。>>454

ルヴァの容態も順調に回復に向かっており
あの事件のことも自分自身のことも
落ち着いて見つめられるようになって。

薬の量もずいぶん減って
この調子なら遠からず退院できるだろう、とも。

そんなわけで彼が目にしたルヴァは
一時期に比べればずいぶん明るい姿だったろう。

久々に顔を見る彼は
あまり長居するつもりもないようで
そう聞けば素直に残念だなと思ったが。]
(528) 2022/07/24(Sun) 21:24:21

【人】 調査員 ルヴァ



……うん?


[私物。何かあったっけ?
いや、色々(勝手に)持ち込んでいた気はするが
どうせ遊び道具ばっかりだし
別にそのまま処分して貰ってもいいんだけど。

そんなことを考えながら言われるまま両手を出せば
見慣れた球体が弧を描く。
手の中にごろんと納まったそれは、
もう何だかずいぶんと懐かしい気がする100面ダイス。

ぱちぱちと瞬きをしたあと、サダルの声に耳を傾けて。]
(529) 2022/07/24(Sun) 21:25:16

【人】 調査員 ルヴァ


……そっか。

[アンテナが役目を終えたことは
その時には多分もうゾズマから聞いていたと思うけれど。
改めて話題に出されると感傷に近い気持ちがわく。
自分たちを4年間見守ってくれた彼女。
彼女の尽力がなければ今ここにはいないのだから。]

うん、いいと思うよ。同窓会。
僕もまた皆に会いたいな。

[ひとりひとり、顔を思い浮かべた。

ちょくちょく顔を合わせている者も、
そうでない者も居るけれど。
皆各々幸せで、それぞれの道を歩んでいるといいと願う。]
(530) 2022/07/24(Sun) 21:26:45

【人】 調査員 ルヴァ

[だから快くそう返し―――
彼が何気ない調子で続けた言葉には
驚いたように目を見開いた。>>457

その間に悪戯めいた問いかけひとつ残して、
サダルは飄々と去っていく。>>458

26を示すダイスに視線を落として。]
(531) 2022/07/24(Sun) 21:28:49

【人】 調査員 ルヴァ


………あはは。


[こんな時でもやっぱりサダルは相変わらずで、
思わずその場で笑ってしまった。

去って言ったばかりの引きの悪い
友人
宛に、
端末でメッセージをひとつ。
『僕の勝ち。勝者の権利は今度貰いに行くよ。用意して待ってて。』と。

そう遠くない来訪の約束を告げて。**]
(532) 2022/07/24(Sun) 21:36:38

【人】 休職中 スピカ

【バーチカルタイムのどこか】

[バーチカルタイムと言う理論がある。
これはかつて提唱されたトンデモ理論で、過去・現在・未来が融合して同時に接することができるという理論だ。
このバーチカルタイムと言うものは幻想でもあるらしい。
だから今、私が観測している事象は過去・現在・未来のどれかに当てはまる事象かもしれないし、どこにも当てはまらない幻想なのかもしれない。
そんなことを娘のドリルの採点をしながら思う]

[親馬鹿と思われるかもしれないが、娘は大変優秀だと思う。
初等課程にありながら、今手掛けているのは中等課程のもので、
 「お医者さんになって、自分の病院を持ちたい」
から
 「公費で行ける医学部のある大学に入るためにはこれくらいできないとダメ」
なのだそうだ]
(533) 2022/07/24(Sun) 21:42:31
 




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