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129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
最後まで観戦していた。その後どこかへ行ってから、ナフを襲った。
ナフ
「残念ながらお茶会は俺が得意でないな。難しい。中々話が聞けない」
腕に巻き付くなら、その鎖を掴む。真っ直ぐ立ち上がりながら抵抗するように引いてみる。
動かないように空中で、例えば吊り上げるような固定はされるだろうか。
「分かった。"これ"への対策が必要だな……、」
銃ほと腕は絡め取られるだろう。頭に衝撃を感じて、同時にそれを消す。感じるのは少々の目眩。
とはいえ拘束されるのは時間の問題だろう。
届くか届かないかは考えずに最後の一手。
まずは自分の右の足を浮かせ、もう片方の足にぶつける。脹脛の辺り、ここにスイッチがある。
現れるのは踵から伸びる薄い刃だ。
「とはいえ近づいてくれて助かった」
可能なら左胸へと突き刺すように蹴りを放つ。
掴んだ鎖が支えになるほどの拘束をしているのなら支えに利用し、狙いはズレることはない。腕が自由に動く程度の拘束なら逆にズレることもあるだろう。高く足を上げる分の隙もある。
グロリオサ
叩きつけた琥珀は無事に届いたのだと、結晶越しに伝わる君の感触に笑みが深くなるのを感じる。
それは頬を裂く痛みも気にならないくらいの高揚と幸福を与えてくれる。少しだけ、銃弾が己の眉間を撃ち抜かなかったのには勿体なさを感じたが。それでも。
特等席で、力なく地に落ちる姿を見守る。
――空の星を手に入れたような満足感。
ガントレットもまた光へと還せばその手を君の頭へと伸ばし…止めを刺すのではなく、その髪をそっと撫でた。
こちらもまた手配してもらっていた装置で治癒してもらうだろう。
これはシャンメリーの瓶を片手にまたラッパ飲みしながらロビーに来てみた男。
周辺を見。音を確認し。
いつも居る顔が居ないと理解し。
「………………、
やっぱマズったか?
」
やらかしたな……の顔をしました。
そのまま踵を返してふらっと何処かへ去ってしまった。
ナフ
咄嗟に軌道をずらそう、と思っても流石に間に合わない。
刺した後で体の内側へ切り進もうと多少動かそうとするが、僅かに傷を広げただけだっただろう。それも動く内に折れ、刺さったままになるか。
「負傷を恐れない人間は本当に、厄介だ」
己の体がバランスを崩し、骨が軋むのを感じれば、すぐに銃を手放した。
床に倒れた頃には、ろくに動かせる箇所は残っていなかった。
よって、てのひらをあなたに見せながら。
「降参。
残念だが」
あなたの傷を眺めて、負わせた傷があってもこれではな、と分かりやすく溜息をついた。あなたの頭に触れられるならその光の正体も分かるのに、という気持ちも込めて。
「……"次回作"に期待してくれ」
ナフ
「そう割り切れる人間ばかりではない。君も知っていそうだが。
それに、傷を負わせたというより負いに来たように見える。避けようと思えば避けられたのではないか」
対して、向こうは怪我を負わせよう、と思ったならもっとやれたはずだ。これからやるつもりなのかもしれないが。
「降参したんだ、開放してくれないか」
ぐるぐる巻きのままで希望を出してみる。
自身の治療が終わった後は、グロリオサが目覚めるのを待っている。
| バーナードは、暫く堪能してからラサルハグを解放し、微笑んだ。 (a262) 2022/02/26(Sat) 21:40:43 |
「……。」
投票ボタンを探したが、なかった。そういえば投票できなかったんだった。忘れてた。
君が目覚めた事に安堵して、手を振り返す。
ナフ
「全く……同意見だ。今ので喜ぶ観客がいるといいな」
同意見だから尚更喜べない。一瞬カメラの方を見遣り。
「配慮どうもありがとう。君のリクエストに応えられなかった分くらいは盛り上げ役になろう」
開放されればさっさと服を払って、落ちた銃を回収し離れて行った。
何食わぬ顔でクッキーvilを注文した。あれも模擬戦と大差ないと思う。
「それにしても、話し合いの方に混ざれないのが残念だ。
二人で組み好き勝手していた人間が今更命乞いなど、と言いたかった。
希望……を主張すると逆効果になりそうだ。これは別にいいが」
「ムルイジへの票が集まったのはバーナードが発端だし、彼らは票先は合わせていただろう。その後の投票も大体思い通りに進めたんだろうな。狙い通り襲撃からも守って貰ったようだし」
これを知っている通りバーナードの言葉は間違いでなく、投票の話をすると全部自分にも返ってくるのだが。脱落していると票は集まらないので無敵かもしれない。
さくさく。
「…………」
けんかしてる……?難しい話……?もぐもぐ。
![](./img/stargazer/040.png) | 「……ってかお前自分がもう投票されようがないからってしれっとしやがってもー。そもそもお前が俺達を殺す予定なんて立てなきゃあのまま味方してやれてたのに」
ロビーでキャンディvilとメロンジュースdrinkが来るのを待ちながら唇を尖らせている。
「あ、別に喧嘩じゃないよスピカ安心して。あとテンガンと俺は両方悪いほう」 (210) 2022/02/27(Sun) 14:46:26 |
![](./img/stargazer/040_m.png) | 「模擬戦して相手に血をくれてやれってことじゃね?流させる血がそのパック程度でカバーできるものかはともかくとして」
寧ろ雀の涙なんだろうなと思う。煽り用輸血パック? (213) 2022/02/27(Sun) 14:55:55 |
「そう。喧嘩ではない。ただ、ここに何もかも思い通りに進めている人間がいるぞと明らかにしているだけで」
結果だけ見ればね。
「ああ、それを知っていたからか。そういえば投票理由を聞いていなかった気がするな。
非常に残念に思っている。やり方だけ考えた程度だが面白い事ができるかと思ったのにな」
「丁度いいじゃないかアルレシャ。模擬戦の予定があってよかったな」
丁度いいだろうか……
「喧嘩ではない……喧嘩は良くないです。よかったです。悪いのはいけません。」
完食記念にトマトジュースdrinkを飲むことにした。
シェルタンにはい、先程食べ終わりましたと報告した。
| (a283) 2022/02/27(Sun) 16:18:49 |
「はい、気を付けます。美味しかったです。」
飽きずに食べきったのも美味しかったのはある。これからも無礼講の間は好きなものをたくさん食べるのだ。
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