15:23:06

人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 驕っていた部分はあったのだろう。
  教会内部を牛耳り、尻尾を掴ませない動き。
  そうした全能感から、今回も上手くいくと
  危ない橋を渡る。

  でも、私の従者は、私の家は
  そんなに無能ではない。 ]
(@0) 2020/09/24(Thu) 3:44:11

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ ──あれからいくら時が経ったか。
  何も見えない状態、連れていたものたちの
  安否も確認できない状況。

  いくら信じていようと、
  焦燥感は募っていくばかり。

  これからなにをされるのか。
  じっとただ時が過ぎるのを待っていると
  再び、近づいてくる足音を聴いた。 ]


   「さて、話し合いといきましょうか」


[ 縄で拘束されている自身に手が触れてくる。
  びくりと身体を揺らせば、くつりと笑う声。

  そのまま抱えあげられれば
  どこかへと連れられ。

  降ろされたのは、……柔らかい場所。
  寝かされたのをみるにベッドの上だろうか。 ]
(@1) 2020/09/24(Thu) 3:44:56

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ そうして、彼は語り始める。
  私が周りを嗅ぎ回っていることはわかっていること。
  それをどうかやめて欲しいこと。
  けれど、これからも付き合っていきたいということ。

  それから ]


   「今から、貴女の処女を頂きます。」


[ 貴族にとって、純潔であることは
  身が綺麗であるということはとても大切である。

  嫁ぐ相手への誓い。
  周囲からの目線。
  様々なものを、この男は踏みにじると言う。

  血の気が引く。
  もし家にバレたらどうなるかなどと
  考えないのだろうか?

  この男は狂っている。 ]
(@2) 2020/09/24(Thu) 3:45:43

【見】 病弱貴族 アメリア

 

   「なに、貴女さえ黙っていれば
    なにも問題ありませんよ。」

   「もし告発でもすれば
    貴女の身も破滅です。」


[ 手が厭らしく身体の輪郭をなぞる。
  身をくねらせ逃れようとすれば
  返って男を煽るのか、荒い息が聞こえた。

  この男は本気だ。
  本気でこの馬鹿な真似を実行しようとしている。

  抵抗しようと、縄で括られた腕を
  相手に押し付ければ
  齎されるのは人質に取られている
  共に居たもの達の存在。

  唇を噛み締めれば血が僅かに滲む。
  それを男は舌で舐め取れば、
  女の身体を包む衣服に手をかけた───。 ]
(@3) 2020/09/24(Thu) 3:46:14

【見】 病弱貴族 アメリア


[ それが行われたのは、
  参拝客も立ち去ったあとの深夜のこと。
  場所は関係者しか入れない部屋のさらに奥。

  もしかしたら
  彼女が伽をさせられていた
  場所なのかもしれない>>0:105


  彼が来たのは朝日も昇った頃>>9
  もう全てが終わったあとだろう。

  女は乱暴に脱がされた衣服のまま
  ベッドのうえでまるまっている。

  少しすれば連れていたものと共に
  帰っていいと言われていた。
  脅しの言葉も添えられていたが。 ]
(@4) 2020/09/24(Thu) 3:46:39

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 熱が出て気だるい身体。
  途中からショックにより放心した心は
  未だ戻らずに。

  神父は既に表に出ていただろうか。
  貴族の役目を果たさなければいけないけれど

  もう少しだけ、休ませて欲しかった。 ]*
(@5) 2020/09/24(Thu) 3:46:58

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 回想:宮廷学士と ─


[ 綺麗なカテーシーをしてくれる相手に対し>>1:215
  こちらも挨拶を返して。 
  悩む様子に不安になりながら
  彼女の口が再び開くのを待つ。 ]


   木琴、鉄琴、
   ……オーケストラで見たことがあるわ。

   確かにあれなら、私でも扱えるかしら。


[ 淑女の嗜みは基本的に、
  管楽器や弦楽器、鍵盤楽器が
  用いられることが多い。

  それは見た目に美しく見えるからと
  そういう意図であるのだろう。

  自身は色んな観点から
  扱うことが出来なかったそれら。
  彼女の新たな視点の楽器は>>1:216
  ゆっくりでも誰かと紡げそうで
  希望を持ったように両手の指を組む。 ]
(@6) 2020/09/24(Thu) 4:42:59

【見】 病弱貴族 アメリア


  
   アレ?


[ 彼女は急に意気込むと、
  メイドになにかを頼んでいた>>1:217

  そうして組み立てられ、見せられたのは、
  よくわからない、恐らく楽器だろうもの。
  『電子どらむ』と言うらしい。]


   わぁ、すごいのね。
   でも、どうやって音楽にするのかしら……?


[ 見ている様子だと
  音の上げ下げは出来ないみたいで>>1:219

  連打は自身には難しそうだなと思いながら
  光を放つ謎の楽器を見る。

  様々な音が出るのは確かに楽しそうではあった。 ]
(@7) 2020/09/24(Thu) 4:43:16

【見】 病弱貴族 アメリア



[ そうして説明されたのは
  人と紡ぎ合い音楽を奏でるということ>>1:221
  自身のやりたい方向性ずばりに
  目を輝かせて話を聞く。 ]


   少し、やってみようかしら。
   扱うのは大変そうだけれど、


[ 撥を渡されれば彼女を真似して座ってみる。
  少しはしたない気もするが、
  そういうものならあまり気にされないだろう。

  とん、たん、どんっ

  いくつか音を鳴らすのは楽しい。
  でも ]
(@8) 2020/09/24(Thu) 4:43:28

【見】 病弱貴族 アメリア



   この楽器と一緒に奏でられる楽器って
   なんなのかしら……?


[ 知っている楽器とは
  なんとなく合わない気もした。 ]
(@9) 2020/09/24(Thu) 4:43:45

【見】 病弱貴族 アメリア


[ 一面に咲く花々を、私は見た事がない>>224
  勿論我が邸には広大な庭園があるが
  それとは違うものなのだろう。

  羨ましいと思った。
  様々な経験をした彼女が。
  これからも体験するだろう彼女が。

  暗い思いが胸の内に燻ると
  それを隠すように両手を合わせ握り
  彼女の話に笑みを深めたように表情を動かす。

  
嫉妬してばかりの汚い女。
  そんな私のことも、あまり好きじゃない。
 ]
(@10) 2020/09/24(Thu) 4:44:09

【見】 病弱貴族 アメリア


   陛下から!
   気にかけてくださるなんて、
   ありがたいことだわ。

   大事にするわね。

[ 貰ったオルゴールの表面を撫でる>>226

  アクアマリンが美しいそれを
  今度からは部屋の見えるところに
  飾らなければいけないのだろう。

  少しばかり憂鬱だと、感じる自分が
  おかしくて、情けなくて。

  紅茶のカップに手を伸ばせば
  嫌な気持ちごと飲み込むように。

  舌の上を通ったそれは
  まろやかに喉を潤した。 ]**
(@11) 2020/09/24(Thu) 4:44:33
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t0) 2020/09/24(Thu) 7:36:06

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 現在:協会の中で ─

 
[ ひと時休んだ頃には、
  もう朝日が顔を出していた頃だっただろうか。

  靴を脱がされた裸足を床につけると
  ひんやりとした温度が伝わる。
  やはり、というか。
  酷く熱が出ているみたい。

  衣服をかき集めて見に纏えば
  教えられた、連れのもの達がいた所へ。

  探っていたことがあったこと。
  それが原因で今日のようなことがあったこと。
  ……内容は言えないけれど、脅されていること。
  
  それらを伝えて、
  今日のことは黙っているようにと
  彼らに説得を、……懇願をした。]
(@12) 2020/09/24(Thu) 9:24:06

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ メイドに身を軽く整えさせれば
  部屋から出ようとノブを回し。

  廊下をいくらか歩いたところ
  見覚えのある姿を見かけた。 ]


   ヨシュア……?


[ なぜ彼がここに、というのは
  愚問だろうか。
  どうやら、自分を探してくれたらしい。 

  一瞬だけ言葉が見当たらず、
  目をうろ、と惑わせる。 ]
(@13) 2020/09/24(Thu) 9:25:17

【見】 病弱貴族 アメリア



   ……心配をかけてごめんなさい。
   体調が悪くて、
   教会で少し休ませて貰っていたの。


[ 嘘ではない。真実を言っていないだけ。
  追求されてもそれ以外ないというような
  そんな態度をとって。

  宿に泊まっていたのでは、なんて言われたのなら
  眉を動かさないままぱちりと瞬き、
  「宿から帰る道、やっぱり疲れたから」
  なんて嘯こう。 ]
(@14) 2020/09/24(Thu) 9:25:41

【見】 病弱貴族 アメリア

  
[ ただただ、行われたことを
  忘れたいのか、知られたくないのか
  自分でもよくわからない感情で
  全てをなかったことにしようとする。

  貴族としては最低な行いなのだろう。
  結局、ただのか弱い女だったということなのだ。 ]


    ……ごめんなさい、もう限界で。
    悪いけれど、運んでくれるかしら。


[ 彼の顔を見たからか、
  任せていいと思った身体は
  徐々に力が抜けていってしまう。

  そのうち意識もまた飛ぶだろう。
  まだ今日という一日が始まったばかりだけれど
  疲れてしまった。 ]*
(@15) 2020/09/24(Thu) 9:27:01
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t1) 2020/09/24(Thu) 9:28:26

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t2) 2020/09/24(Thu) 10:49:28

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t3) 2020/09/24(Thu) 10:54:27

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t4) 2020/09/24(Thu) 14:33:21

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t5) 2020/09/24(Thu) 15:02:36

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 薄れゆく意識の中
  優しい、……優しい、声を聞いた>>56



       
そこで、私の意識は途切れている。 ]
(@16) 2020/09/24(Thu) 16:56:28

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 


  ───苦しみに息を吐いた。
  数度、呼吸を繰り返せば、
  水から浮上するように世界へと戻ってゆく。

  そうして、小さな呻き声を上げると
  重い瞼をゆっくりと開いていき。 ]


   ───けほっ、


[ 声を発そうとした。
  のに、喉が掠れて咳が出てしまう。

  自分はどうしたというのだろう?
  なにがあったのだろう

  目覚めたばかりではなにも判別つかず
  ぼんやりと天井を見上げて。

  少しすれば、意識が戻ったことに気がついたのか
  傍に控えていたメイドが
  水を飲ませようとしてくれた。 ]
(@17) 2020/09/24(Thu) 16:57:22

【見】 病弱貴族 アメリア

 

    ───ヨシュアは?


[ いつもならそれは彼の役目。
  だから居ないことに疑問を持った。
  目の焦点は未だに合いづらく
  けれど探すように、ゆらゆらと視線を巡らせて。 

  メイドは少しの間黙っていた。
  そうして、迷ったように口を開けては閉じ、
  再び開くと、言葉を紡ぎはじめる。 ]
(@18) 2020/09/24(Thu) 16:57:51

【見】 病弱貴族 アメリア

 

 
   「ヨシュアは暇を出されました。」
 
(@19) 2020/09/24(Thu) 16:58:13

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ その言葉を、一瞬理解できなかった。
  暇。休暇?どうして今?

  自身が身体を壊している時は、いつも彼が傍にいた。
  なのに今、彼はいない。 

  そのことがおかしくて、不安で。
  眉根を下げて、理由を問いかける。 


  メイドは、何も答えてくれなかった。 ]
(@20) 2020/09/24(Thu) 16:58:36

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 寒いのに、身体は熱い。
  いつまでも下がらない熱に苦しみ、荒く息を吐く。
 
  けれど、起きた時よりは少し
  ものごとを考えられるようになった。
  だから、何が起こったのかも、理解している。

  でも、ヨシュアは?
  ヨシュアのことは、なにもわからない。

  見舞いに来てくれる人に聞いても
  顔を見せてくれた父親や母親に聞いても
  誰も教えてくれない。 ]
(@21) 2020/09/24(Thu) 16:59:36

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ ……窓の外を見ながら
  もしかしたら、このまま死んでしまうのだろうか
  ふと、そう思う。

  ヨシュアに会えないまま。
  無様に純潔を奪われて。
  なにも問題を解決することも出来ず。
  惨めに。 ]


    ……ヨシュア、あいたい。


[ 誰もいない部屋の中
  ぽつりと呟いた言葉は

  きっと誰にも聞かれないまま、
  空気に消えるのだろう。 ]**
(@22) 2020/09/24(Thu) 17:00:00
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t6) 2020/09/24(Thu) 17:03:29

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t7) 2020/09/24(Thu) 21:33:30

【見】 病弱貴族 アメリア

  
 
   ゆっくり叩いても音楽になるかしら?

   それなら、講師を紹介してもらって。
   体調のいい時だけになるけれど
   勉強してみたいわ。


[ >>91人と音楽を奏でること。
  この国に生まれたものとして、
  それはひとつの存在意義である。

  白い頬を赤らめ、期待に胸を膨らませた姿は
  確かに嘘では無いのだ。 ]
(@23) 2020/09/25(Fri) 11:41:31

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 自身の命の続く時間の少なさを
  知っている。

  どんなに努力したって
  全ては失われてしまうということを。 


  けれど、それまでの間だけでも。 ]


   またいつか、お話しましょう。

   その時にはきっと
   電子どらむを演奏できるように
   なっているから。


[ 様々な経験をする彼女のことは眩しく、羨ましく、
  ……憎く感じる想いも否定できないけれど。

  けれど、彼女はいい人だ。
  自分なんかに使ってくれたこの時間を
  無下にしたいわけじゃない。 

  だから、"次"の約束。

  果たしてそれが果たされるのか
  果たされたのかは。
  さて、どうだっただろう。 ]**
(@24) 2020/09/25(Fri) 11:42:26

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ ハイアーム家の家長である伯爵は
  その地位に上がるために非情なことを
  したこともあっただろうが。

  幼い少年を拾うくらいには、
  慈悲深さも持っていた>>0:87
 
 
  であるからして。


  長年自身の家に尽くしてきた男が
  決意を心に秘め、自分の身さえも顧みず
  娘のために動くことを察知したのなら>>58

  温かい言葉を、投げかけることもしただろう。 ]
(@25) 2020/09/25(Fri) 11:51:04

【見】 病弱貴族 アメリア

  

[ 自身の言葉で彼を止めることは
  出来たとしてもしてはいけない。

  そのくらい、その瞳には意志を感じた。

  けれど、彼には味方がいると。
  私たちが確かに、共に居たのだと。

  そう、知ってもらいたかった。 ]**
(@26) 2020/09/25(Fri) 11:51:29
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t8) 2020/09/25(Fri) 11:54:49

【見】 病弱貴族 アメリア

── 宮廷学士との邂逅から ──


[ あれから、合間を見ては、
  彼女に教えてもらった楽士に
  授業を開いてもらって>>123

  少しずつ、本当に少しづつだけれど
  形も良くなっていっていたところ。

  助けてあげたい女性と教会の問題>>1:@19
  また、体調が優れない日も多くなり。

  ある程度の間隔で受けていた授業も
  ぷっつりと途絶えてしまっていた。 ]
(@27) 2020/09/25(Fri) 15:01:14

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ もう長く撥を握っていない。
  これでは、彼女と約束した再会も
  遠のいていくばかり>>124

  けれどよかったのかもしれない。
  形は出来るようになってきても

 
 他の音もなく、ゆっくりしか叩けない私は
  やっぱり子供みたいだと
  思ってしまっていたから。
 ]*
(@28) 2020/09/25(Fri) 15:01:34

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 邸宅、ベッドの上。 ─


[ 霞のような淡い意識が集まっていく。
  眠りに沈んでいた思考が整っていく。

  目をふる、と震わせ、開いてみれば
  窓からは赤い夕焼けが差し込んでいた。 ]


   ……もう、そんな時間なのね。
   コンペも、もうあと少し。


[ 今回のコンペを取り仕切るものが
  自身のもとへ慰問に訪れてくれた
  メイレン・シュレグマーだということは
  従者から聞いていただろうか>>1:249

  あれきり会っていない彼女は元気だろうか
  様々な異名を>>0:32メイドから聞いた時には
  そんなに高名な方が訪れてくれたのかと
  驚いたものだけれど。 ]
(@29) 2020/09/25(Fri) 15:01:56

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ かけ布の上で両手を合わせる。
  ……本当にこのままでいいのだろうか?
  どうしてヨシュアがいなくなったのか
  わからないまま。
  純潔をなくして、ただただ泣き寝入り。

  それが、本当に貴族として
  あるべき姿なのだろうか? ]
(@30) 2020/09/25(Fri) 15:03:14

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
   ……んっ、


[ ベッドの縁を助けに、体を起こす。
  まだふらつく体は、下がらない熱を表して。
  でも、このまま寝てはいられない。

  まず、父に会いに行こう。
  それから、……それからは。
  まだわからないけれど。

  知っていることを伝えに。
  知らないことを知りに。

  動かなければ、何も得られないから。 ]**
(@31) 2020/09/25(Fri) 15:03:29
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t9) 2020/09/25(Fri) 15:06:31

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t10) 2020/09/25(Fri) 20:56:12

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 夕刻 ─


[ 壁に手をついて伝いながら歩く。
  重い身体はなかなか言うことを聞かないが
  それでも確かに、一歩一歩前へと進む。

  途中出会う者もいただろう。
  部屋に戻るようにとも促されただろう。

  けれど、頑として首を縦に振らず
  強い眼差しを持って歩みを続けたいと伝えれば
  皆一様に黙り、せめてとその様子を見守った。 

  そうして辿り着いた父の部屋で。
  私は全てを伝え、全てを知る。 ]
(@32) 2020/09/26(Sat) 10:45:34

【見】 病弱貴族 アメリア


[ 真実を正しく理解した父は
  まず、伝えてくれた感謝を。
  そして、すぐに伝えなかった過ちを説いてくれた。

  自身の行動は遅かったらしい。
  既に立ち去ってしまった彼のことを聞けば
  唇をかみ締め、涙を滲ませる。

  悔やんでいる間に父がとった行動。
  王宮へと使いを出して、
  教会についての今まで調べた限りを伝えると
  さて、どんな対応があることだろうか。

  逸る気持ちを抑えて、
  やがて訪れる知らせの後。

  彼に伝えるための者とは別に>>179
  自身は屋敷を後にした。 ]
(@33) 2020/09/26(Sat) 10:46:04

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 少しでも体を休めるため
  馬車に乗り込み揺られながら。

  遠のきそうになる意識を
  気力で繋ぎ止め、窓から彼を探す。

  使いのものより先に見つけられるのならそれ。
  見つけられないのなら伝えに来てくれるだろう。
  
  迎えに行くのは誰でもなく、
  自身がしたかったことだ。 ]
(@34) 2020/09/26(Sat) 10:46:22

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
   コンペ会場に。


[ 結局、先に見つけることは適わなかったよう。

  役目を先に終えた者にその場所を聞けば>>179
  何故、と疑問を持ちながらも
  馬車を宮廷へと向かわせる。 

  彼が音楽にあまり関心がないのは
  その様子からなんとなく理解していた。

  嫌っている、とは思っていなかったが
  向かう場所としては疑問に思う。 ]
(@35) 2020/09/26(Sat) 10:46:47

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 教会に向かっていないのなら、
  復讐を諦めてくれたのだろうか。

  けれど彼の忠誠心は本物。
  ならば違う目的がある、
  という方が理にかなっている。

  宮廷へと馬車をつければ、
  あとは歩かなければならない。

  側仕えの腕に手を置いて寄りかかりながら
  コンペ会場の方へと向かう頃には
  辺りは宵に包まれていただろうか。 ]**
(@36) 2020/09/26(Sat) 10:47:04
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t11) 2020/09/26(Sat) 10:48:47

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t12) 2020/09/26(Sat) 10:49:01

【見】 病弱貴族 アメリア

── 宮廷内:コンペ会場 ──
 

[ 辺りは人でごった返していた。
  その隙間を縫うのはなかなか大変で
  人にぶつかってしまうこともあっただろう。

  綺麗なドレスを身にまとっていることから
  因縁つけるものはいなかっただろうか。
  その顔色の悪さから
  心配気な眼差しなんかを向けられたりして。

  けれど、それらにかかずらっている
  暇は無いのだ。
  
  急がなければきっと
  彼はいなくなってしまう。 ]
(@37) 2020/09/26(Sat) 11:45:09

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ しかし、辺りを見回せども
  大勢の人の中に、彼は見当たらなかった。

  もう移動してしまったのだろうか?
  それとも見つけられていないだけ?

  自分で迎えに行くという欲をかかず
  知らせのものに連れて帰ってもらうべきだったと
  後悔をしながら。

  ふらり、揺れた視界に
  側仕えの腕をぎゅ、と握る。 ]
(@38) 2020/09/26(Sat) 11:45:29

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ もう限界に近かった。
  ちかちかと明滅するように
  意識が持っていかれそうになる。

  本能は休まなければと
  そう考えるのに。

  ぎりっと唇を噛んで。
  血が滲むほど噛んで。
  意識を繋ぎ止めようとする。 ]
(@39) 2020/09/26(Sat) 11:45:45

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ やがて、人混みの中に
  見知った女性を見かけることは
  あっただろうか>>164

  もし出会えたのなら。
  自身の、"従者"を見ていないかと
  そう尋ねるだろう。 

  コンペはもう終わり頃だろうか、
  それともあと一曲残っていたか。

  それを聞く余裕もない自分は
  ここには相応しくはないのだろう。 ]**
(@40) 2020/09/26(Sat) 11:45:57
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t13) 2020/09/26(Sat) 11:47:08

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 人混みの中に見知った栗毛を見かければ
  彼女も丁度辺りを見渡していたようで>>222
  
  ぴた、と目が合う時>>223
  彼女が自身を呼ぶ声を聞いた>>225 ]


   エヴィ、ああ、エヴィ。


[ 昨日、教会であった出来事を
  私は知らない>>23

  けれど、その顔を見れば
  青ざめた白い頬を見れば
  なにかがあったことはわかる。 ]
(@41) 2020/09/26(Sat) 18:12:43

【見】 病弱貴族 アメリア


 
[ 側仕えから離れ、
  伸ばした手を触れ合わせると
  彼女と抱き合う>>226

  細く痩せた身体。
  でも、残念ながら。
  今は気遣う余裕が無い。 ]


   ヨシュアに会ったのね?

   なら、
   ……でも、どこに、


[ 遠くに行っていないと言っても
  どこに向かったのかがわからない。

  神父のことは使いのものが伝えただろう。
  ならば次に、彼のする行動は。 ]
(@42) 2020/09/26(Sat) 18:13:10

【見】 病弱貴族 アメリア



   ……この国から出る?


[ もし彼女に、彼の最後の言葉を聞いたのなら>>182
  彼の性格と勘案して、そう答えを導き出す。

  きっともう、伯爵家に顔を出すことは無い。
  そしてそのまま、どこかへと消えてしまう。

  もうこれ以上白くなることの無い顔。
  彼女に抱きついたまま、途方に暮れたように
  結論を呟いて。



        ───いや、まだ。
           まだ終わりじゃない。 ]
(@43) 2020/09/26(Sat) 18:13:41

【見】 病弱貴族 アメリア


[ 追いつくには。
  彼が国を出てしまう前に、止めるには。

  働かない頭だろうが関係ない。
  今考えないでいつ考える!

  方法、手段、どうすればいいか。
  息をつく暇もなく考えを巡らせて。 ]


   ……そこの方。
   あなた、馬は乗れますか?


[ 彼女と共に男性がいただろうか>>177
  凛とした瞳を彼と合わせると
  一息、今欲しいものについて問いかける。

  上等な服装、ならば
  馬術を習っている可能性がある。

  もし、彼が馬に乗ることが出来るのなら
  自身を抱えて馬車まで走り、
  馬に乗って彼を共に追いかけてもらいたい。 ]
(@44) 2020/09/26(Sat) 18:14:22

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 無茶は承知だ。
  了承して貰えないかもしれない。


  それならば大きな声をあげよう。
  生まれてから出したことのない声を。

  「馬に乗れる男性はいませんか。」
  この人の多さなら、きっと希望はある。 ]**
(@45) 2020/09/26(Sat) 18:14:38
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t14) 2020/09/26(Sat) 18:16:13

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t15) 2020/09/26(Sat) 18:16:27

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t16) 2020/09/26(Sat) 21:04:08

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
   私も馬に、っ……わかりました。

   ありがとうございます。


[ 本当は馬に彼と共に乗るつもりだった>>@44
  けれど、乗馬経験も少なく
  最早立っているのでやっとという自身が乗れば
  追いつくものも追いつけなくなるだろう。 

  一度目を閉じて気を落ちつければ
  取れる手段を取ってくれる相手>>241への感謝に
  深く頭を下げた。 ]
(@46) 2020/09/26(Sat) 22:03:41

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 自身は行かなければならない。
  名残惜しげに、エヴィの体に添えていた
  手を離していく。 ]


   エヴィは、


[ 一緒に行かない、だろうか。

  彼女には関係の無いことなのだから
  体調も悪そうだし休むべきなのだろう。

  けれど、ほんの少し。
  共にいることで不安を和らげたいなんて
  そんな甘えのようなものを瞳に浮かべ。

  ふ、と目を伏せて、それを振り払う。 ]
(@47) 2020/09/26(Sat) 22:04:03

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
   エヴィは、身体を休めなさい。
   あなたの顔色、よくないわ。

   大丈夫、ヨシュアのことは
   きっと、止めてみせるから。


[ 安心させるように、頬を上げて笑んで。
  そのまま自身は馬車へと向かおう。
  側仕えの腕に寄りかかろうとしながら
  歩みを進め始める。 ]
(@48) 2020/09/26(Sat) 22:04:41

【見】 病弱貴族 アメリア

[ まさか国境封鎖だなんて
  大きな話になっているとは露知らず。
  その場合の責任がどこへいくのかなんていうのも
  知りもしないからわかりもせず。


  少しして顔を合わせた相手に
  驚いたように目を見開いた。 ]

 
   !?

   ……シュネーヴェ王国次期国王
   シュラーフェン王子、ではありませんか……?


[ あまり茶会に出ることはない病弱な身とはいえ
  大きなものには体調を見て出ることもあった。

  その時に見た顔と、よく似ているような気がして。
  まさか、そんな、なんて。
  状況も忘れて狼狽してしまう>>244

  平伏して挨拶をしようとしたところ。 ]
(@49) 2020/09/26(Sat) 22:05:59

【見】 病弱貴族 アメリア



   きゃっ!?


[ 担ぎあげられ、馬車へといれられ。
  いつの間にやら従者とは離れ離れ。

  エヴィはどうしていただろう? 
  困惑に惑ってしまうけれど
  彼女がいたのなら不安にさせないよう
  すぐに表情を引きしめたことだろう。 ]
(@50) 2020/09/26(Sat) 22:06:20

【見】 病弱貴族 アメリア

 

   ええと、


[ 王子が何故こんなことをしているのか
  気になることはあったものの。
  問われたことを言葉にしないのは不敬だ。

  ……けれど追っているのが、たかが従者だと
  知られてしまったとしたら?

  そんなことに関わらせてしまったことを
  憤られるかもしれない。

  ぐるぐるとする思考回路は
  先程までの回りはどうしたか
  良いという結論を出すことが出来ず。 ]
(@51) 2020/09/26(Sat) 22:06:51

【見】 病弱貴族 アメリア

 

   シェラーフェン王子のお耳に入れるような
   お話ではございませんが……。

   私の、とても大切な人なのです。


[ 一先ず、濁して誤魔化すという手に出た。
  後から考えれば騙すことにも見える悪手だが
  この時はもう、いっぱいいっぱいだったのだ。 ]**
(@52) 2020/09/26(Sat) 22:07:03
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t17) 2020/09/26(Sat) 22:09:23