「皆様、ようこそおいでくださいました。
宴の始まりまで、今暫しお待ちくださいませ」

さあ、リベンジでございますよぉ！

前回も前々回も前々々回も、何やらやらかしたような気も致しますがっ！
今回こそ、今回こそは笑うのはぽきゃでございます！！！
ダブルチェックトリプルチェックで務めて参りますよ、ええ、ええ。

此度、お集り頂きました酔狂な皆様方！
勝ち抜かれた暁には“なんでもひとつ願いを叶える権利”を差し上げますゆえ、どうぞ華々しく争っていらしてくださいませね？

ささ、前口上はこの辺りにいたしましょう。
を希望の上、舞台にお上がりくださいませ！

────僕を呼んだのは誰？
お前？

喋る黄色カピバラなんて初めて見たな。

なんでもひとつ叶える権利？
そんなのほんとにアリなのかしら。

[黄色いぷにぷにに、少し疑いの目をしつつ]

まあいいわ。参加してあげる！

いえ、いえいえいえ。

こほんけほん、よくいらっしゃいましたジェイド様！
そうでございます、お呼び申し上げたのは他でもございませんこのぽきゃでございますよぉ！

お早いお着きで何よりでございます。
どうぞどうぞ、楽しんでいらしてくださいませね！

[足元でぽよぽよと跳ねている]

>>2


[探しても、まだ友人の姿は無いようだ。ちーん]

……………コンバンハ。

[ちょっと遠めから、挨拶]

>>4 カピバラ
楽しめと言われても、此処には酒も煙草も無ければポーカーテーブルの一つも無い。────退屈だな。

>>5
……………………。

こんばんは。
お前も、呼ばれて此処に？

[この娘ではカードゲームの相手にもなりそうにないなと密かに溜息を吐いた]

>>6
そう仰れるのも今のうちでございますよぉ……くふふ。

>>6
……………呼ばれた、と言うか…誘われたわ。
そこの、ぷにぷにに。

[それ、とぼきゃを指差す]

>>8
つまり、お前もそこのカピバラに
"なんでもひとつ願いを叶える権利"
とやらを餌に"誘われた"、と。

────じゃあ僕らは敵同士ということになるのかな。

僕は、ジェイド。
お前は？

>>9
敵同士…そうとも言えるかしら。
私はまだ、”権利”だなんて半信半疑だけど。

[続いた言葉にはぱちり、と瞬く]

私、は…コトネ。
………敵なのに、名前を聞くの？

>>10 コトネ
矢鱈長い名前は勘弁だけど、"そこの青髪の娘"と呼び続けるよりは合理的だろう？固有名詞は。
それだけだよ。

ふうん。
……"コトネ"、ね…………。

>>11ジェイド
合理的。……そうね、そうだわ。

な、なに。
言っておくけど、本名ですからね！

■1.
名前：ジェイド
年齢：自称21歳

■2．設定や性格、ものの好みなど
実年齢は19歳。酒と煙草を嗜むため表向きは21歳で通している。
遊興娯楽の類は大概のものを経験済だが、最近は何をしても退屈に感じている。
人の話をあまり真剣に聞かない上、何も考えていない風に見える時は大体何も考えていない。
そこそこのコミュ障。
そこそこの人見知り。
そこそこの社会不適合者。

────ねえ。誰か、僕の退屈を消し去ってよ。

なにこのぽよぽよ……喋ってる……怖……

キネイ様！ようこそいらっしゃいました！

ぽきゃは怖くはございませんですよぉ。
いつでもラブリーキュートでございますよ！

[ぷにょん、と跳ねた]

僕の願いを叶えてくれるんでしょ？
何すればいいの？

■1
キネイ。13歳。よろしくないけどよろしく。
……コトネは知ってるから。だからあんたに言ってるよ、オニーサン。

■2
今流行りのジェンダーレス男子？とかよく言われる。
年の離れた姉がいてね、姉にそっくりってよく言われるんだよね。姉も僕も美しいから。
僕はね、美しいものが好きだよ。コトネも僕ほどじゃないけど美しいからね、近くにいるんだ。
ほら、僕らが一緒にいると、目の保養になるでしょ？

[…はコトネの手を取って指を絡めながら小首を傾げて見せた]

>>14
キネイ〜〜〜！
もうっどこ行ってたの？心配したんだからっ！

別に心細かった訳じゃないわ。ほんとよ？[ぎゅう]

■1
名前はコトネ。
年齢は16歳よ。キネイよりお姉さんなんだから！

■2
可愛い服と綺麗な物が大好きな普通の女の子よ。
最近はドール風メイクにはまっているの。可愛いでしょう？
キネイとは小さい頃からのお友達。
血は繋がってないけど、弟みたいに思ってるわ。
…………たまーに、大丈夫かなって思うけど。

[絡められた指を見て、仕方ないわねって顔]

>>16
────………………。
[突然"オニーサン"と呼びかけられ、僅かに眉根を寄せた]

…………そう。
あいにく僕、人の美醜は良く解らないし興味も無いんだ。

>>15
ねえ、カピバラ。
僕が争う相手はこの子供２人なのかな。
もっと居るの？５人とか、10人とか。

[まあ、何人居ても退屈は紛れないだろうなと興味なさ気に視線を宙に漂わせる]

おはようございますですよ！

>>16
それは勿論、来るべき時に勝ち残っていただけるだけでよろしゅうございます！ええ、ええ！
それにしてもお美しい……ぽきゃぁ……[ﾊｱﾊｱ]

>>19
カピバ……はい、そうでございますよぉ。
3は美しい数値でございますがゆえに！

…………そう。
つまり、カピバラが集めた"役者"はこれで全員って事なんだね。

コトネへの感情取得： (1)^1d6
キネイへの感情取得： (4)^1d6

おはよう！
[昨夜とは見違えるほど元気な様子で現れた]

キネイ、今日も綺麗ね。頭撫でちゃう。
ジェイドは…もうちょっと表情筋に働いてもらうと良いわ。寒くて凍ってしまったの？

>>19ジェイド
あら、私とキネイだけでは足りないとでも言いたげね。
そんな調子だとすぐに負けてしまうわよ、ジェイドさん？

────……じゃあ、

コトネ→執着（−感情）
キネイ→好敵手（＋感情）

というところかな。
あんな子供相手に好敵手も宿敵も無いだろうとは思うけどね。

[気のせいか1が見える…と目を擦りつつ]

私はどうかしら。ふふ。

ジェイドへの感情→(4)^1d6
キネイへの感情→(5)^1d6

そうねぇ、そうしたら、うーん……。

ジェイド：宿敵(-)
キネイ：尊敬(+)

にしましょう。うん、そうするわ！

>>22 コトネ
[……煩いのが来た、と密かに思いつつ]

今年は"笑わない男"が流行語大賞候補だったんだろう？
つまり僕のようなのも今の世に合ってるという事だよ。

悪いけどギャンブルの類はそれなりに経験してきた。
この手の勝負で子供には負けないよ。

>>26ジェイド
ほらその顔！
本当にすぐめんどくさそうにするのね？

[隠してるつもりかもしれないけどわかるわ、と腕組み]

流行語大賞候補……。
なんだかそれって丸め込まれてる気がするの。

ギャンブル？あら、そう。
ビギナーズラック、に泣かされないことね？

>>27 コトネ

["ほらその顔"と唇を尖らせる表情と、腕組みをする姿。
なんだろう。遠い遠い昔に、似た事があった気がする。

ころころと鈴が転がるように続けられていく言葉は、もう耳には届いていなかった。

　　────"あの人"の、血縁？

　　いや、この娘が"人"なのなら、
　　幾世代も昔の事になってしまう。

それほどには遠い縁ではないのだと本能が告げてくるのに。]

────ねえ、お前、さ。

もしかして、"人"では無いのかな？

[そう。例えば僕が吸血鬼であるように。]

>>28>>29

[急に変わった雰囲気に何度も瞬く]

人よ。
人以外の何があるって言うの？

[当たり前に答えてから、不安げに瞳を揺らした]

随分、変な聞き方ね。
……………あなたこそ、“人”なの？

>>30 コトネ

────…………そう。

[己は人だと言った娘の瞳に嘘は無いように思われた。

ならば、隔世遺伝のように伝わる何かが、僕の琴線に触れたという事なのだろうか。
僕の知るあの人は、間違いなく"人"だったのだし。]

僕？
僕は────"人"じゃないよ。

もう、そうだね、500年は生きてるかな。

[信じようと信じまいとどちらでも良いけれど。]

>>31ジェイド

500、年…？
それは随分、長生き、ね…。

[途中で言葉を萎ませ、探るように見つめる]

あなた、出歩くのは好き？
例えば…例えば、ですけど。
泣いている子供を見掛けたら、話し掛ける方？

>>32 コトネ

…………そうだね、割と長生きしてると思う。

[　　脅えるでもなく、反応するのはそこなのか。
　　 思っていたより面白い娘なのかもしれない。

ふ、と吐息のように小さく笑った。]

陽の出ていない時に出歩くのは嫌いじゃない。

────泣いてる子供？
９割くらいの確率で素通りするだろうな。

[見るに見かねて、はあるかもしれないし、あったかもしれないけどね。]

>>33ジェイド

500年の間、ずっとその見た目なの？
それともすっごく長い赤ちゃん時代があったのかしら。
そうだとしたら何だか不便ね。

素通り…………そう。
[じゃあ、やっぱり気のせいなんだわと内心呟き]

あなた、だからそんなに退屈してるのよ。
自分から関わらなきゃ、面白い事なんて降ってこないわ！

>>34 コトネ

────500年、このままだよ。
その前までは"人"だった。

僕はずっと、19歳のまま、変わらない。
君らが老人の見てくれになるくらいの年月が流れても、ね。

[あったかもしれない。
泣いている子供に手を差し伸べた事が。

粉雪がちらつく冬の日の夕方に。
突然コートの端を掴まれて、お母さんが居ないのだと見上げてきた子供の瞳が、どこか懐かしい人を思い起こさせるものだったから。

少し沈んだ少女の瞳にふとそんな記憶が蘇ったけど、口に出すのは面倒だなと捨て置いた。]

"自分から関わる"？
君たちは、僕にとっては"餌"でしか無いのに？

………………いや。

少し喋りすぎたな。

>>35ジェイド
そう。だからギャンブルとか言ってるのね。
[ふぅん、と思案気に瞬き]

…………”餌”。

”餌”だから関わらないのだとしたら。
随分関われる相手が少ないのでしょうね。

[昨夜キネイと繋いだ自分の手を、じっと見る]

握手。してあげなくもないわ。
敵だけど、なんだかあなたって子供みたいだもの。
私、子供には優しいのよ？

ふぅん。オニーサン、こどもだからって甘く見ないでよね。
若者には若者の強さがあるんだから。
[コトネの手をにぎにぎしながら。ちょっとだけ人見知りらしい。]

500年生きてるとか、エルフみたいなこと言ってるし。
変なやつ。チュウニビョーじゃん。
教えてあげてもいいし。(こほん、と咳をひとつ。)

コトネも！500年なんてありえないだろ！
すぐ信じるんだから心配になっちゃうよ！もぅっ

感情表

コトネ(4)^1d6
ジェイド(3)^1d6

さーてなにがでるかしらーっと

…………舌と唇がひりひりする。
毒でも食べたかな。

>>37 コトネ

握手、していただかなくて結構。

子供のくせに僕の事を子供みたいだなんて、そういうところが子供なんだよ。君は。

────そもそも僕は、"関われる相手"なんて欲していない。

>>38 キネイ

………………？
"チュウニビョー"……？

[どこの言語だろうかと一瞬思うも、どうでも良い事だと思考を放り出し]

そう。ありえないお話だよ。

お前は、良いね。実に"人"らしい。
お前を見ていると安心するよ。

世の中、お前のような人ばかりだったら、

赤い木の実で空腹を紛らわせる必要なんて無いのにな。

>>38キネイ
ええっ？でもキネイ、夢があると思わない？

500年って言ったら…すっごく昔よ、王様が居たくらいの。
それってなんだかとてもファンタジーだわ！

>>40ジェイド
あら大変。毒なんて食べてしまったの？

なっ……子供みたいって言う方が子供なのよ！
それに、つんけんしてみせるとこだって子供だわ！もうっ。
何より……やるなと言われるとやりたくなるものだわ！

[強引に手を取り握手してみせる。ぶんぶん]

>>43 コトネ

…………っ。

つんけんしてみせているとか、してない。
そう勝手に取っているのは君の方だろう？

[　　なんだ、こいつ。
　　 あの人に似ているとか、一瞬でも思った僕がばかだった。

　　 全然似てない。
　　 子供だし。失礼だし。

半ば呆然としていると勝手に手を取り振り回された。
ぶんぶん、って、握手はそういうものではないだろうに。]

────……気は、済んだ？

[とても久しぶりだった人の体温の温もりには気付かない振り]

>>44ジェイド
してるわ！しーてーまーすぅー。
キネイだって絶対賛成してくれるもの！
チューニビョーだって言ってたもの！

[気がすむまで振り回して、ぱっと離す]

ええ、とても。

ぴっぴ様、ケイルズ様ようこそお越しくださいました！

お忙しいと聞き及んでおりましたゆえおいでになれないかとも思っておりましたが、御顔が見られてなによりでございますですよぉ。
どうぞゆったりとお過ごしくださいませね！[ぺとぉ]

ジェイドには保護。
コトネには好敵手で感情取得するよ。

要はあれだろ？ジェイドはチュウニビョーが治らなくて大人になるまでずっとヒキコモリ？ってやつだったんだろ？
チュウニビョー知らないなんて、ヒキコモリしてた証拠じゃん。
知ってる？外に出ないで人と関わらないでいるの、ヒキコモリって言うんだ。
頑張って外に出てきてえらいな。
頭撫でてあげるよ
。
[ジェイドの肩にジャンプしてぶら下がり、ポンポンと頭を撫でた]

やだ優しい…良い子ね、キネイ。
そうね、折角ですもの！撫でてあげたらいいわ。

[嬉しそうににこにこ見守っている]

コトネはさー、どんどん可愛くなってくの。俺ほどじゃないけど！
美の追求者として、うかうかしていられないって言うか。
そういう意味で、ライバルにしてあげてもいいって感じだから、んん、感謝してよね！

年上だけど、なんかほっとけないって言うか危なっかしいところがあるから、ちょっと心配なんだけどな！
[ジェイドを見ながら]こいつ冗談すぐ間に受けて面白いしなによりいいやつだからさ、少しずつ他人になれていくのにはちょうどいいと思うぞ？

あれだな？
これは願いを叶えるという名の社会復帰プログラムなのか……？

>>47 キネイ

[…は"チューニビョー"がなんたるかを知った]
[…は"ヒキコモリ"なら知ってる。知ってるとも]

[しかし何故に自分がチューニビョーでヒキコモリ？キネイの言っている事がさっぱり理解できず、無表情のまま固まっている]

────な!?

撫でて、いらん！いらない！！

[無遠慮に肩掴まれるわ、頭まで触られるわ。こいつの行動は僕の許容量を遥かに逸脱していた]

お前も、そう、コトネもだ。

僕たちは友人じゃない。敵同士だ。
そんな馴れ合いは不要だろうが……っ！

[ああ全く話が通じない。そんな絶望感を抱きつつ]

>>49
私、キネイのライバルなの？
ふふ、ありがとう。頑張らないとだわ。

………でも、危なっかしいというのは心外よ？

[こんなにしっかりしているのに、と口を尖らせ]

そうなのかしら。
ジェイドの社会復帰のお手伝い？
だとしたらあのぷにぷには、撫でてあげても良いかもしれないわ。

>>50ジェイド
“敵同士”“慣れ合いは不要”…典型的ね。
キネイ、見立ては本当に間違ってないかもしれないわ！

ジェイド>>50
あぁー、そういうとこだな？
こういう風だから学校で馴染めなかったとか、そういうのだな？
大丈夫か？トラウマとかか？僕くらいの時に発症していじめられたのか？

うん…んん、…大丈夫！僕はジェイドのこと面白いやつだと思ってるし！
500年生きてるとかなかなか言えないでしょ。気長に行こう！ね？

コトネ>>52
これはちょっと時間がかかるかもしれないけど！マリス婆ちゃんちのミケも最初はこんな感じだったし！
きっと人馴れしてないんだな……コトネ、協力してくれる？2人でジェイドが社会復帰できるように手伝うの！

[…はキネイを見てコトネを見てキネイを見て、そして深く深く深く深く溜息を吐いた]



────もう、それでいいよ。
お前たちが思ってる、それでいい。

でもあまり触れて来ないで欲しい。
それは本当に、慣れてないから。

>>53キネイ
そうね、拗らせている期間が長い程変わるのに体力も要るでしょうし。

勿論協力するわ！
ジェイドが復帰出来たら3人でお出かけしましょうね!

>>54ジェイド
確かに急だとショッキングだったかしら？
驚かせてしまったならごめんなさい。

大丈夫よ、段々慣れていけば良い事だわ!

伝えるべきは伝えないと、と、思ったんだ。
ただ、それだけなのに。

>>55 コトネ

────いや。
先刻程度なのは、まだ、大丈夫だから。

[なんで僕は、遥か遥か年下の少女に宥められるような視線を送られているんだろう。
疑問に思うも、その誤解の解消方法も皆目検討がつかないわけだが。]

あと、陽の出てる時の外出も駄目なんだ。
それは、本当に。

[言葉を紡げば紡ぐほど、２人の子供から"大丈夫だよ"って視線が返って来る。

それをどうにかせねばと思うのに、僕にはどうすることもできないまま、"ゲーム"は無慈悲に進もうとしていたのだった。

(もしかしたら、いじめで首を絞められたとか、体の接触がダメになるような、そういうトラウマが、あるのかもな……悪いことしちゃったな……反省しよう……)

そっか、多分、昼夜逆転生活しててジリツシンケーってやつがしんじゃうと昼間外を歩けなくなる、太陽を見ると目眩がするって、アオイちゃんが言ってたからきっとそれだな……

一気に全部直すのはな、難しいから。
まずは人馴れして、夜でもいいから、近所でお散歩できる所から始めようよ！

ジェイドはひとりじゃないから、僕達のこと頼っていいからな？
1人でもう悩まなくていいんだよ。

こほん。
手を握るのは大丈夫なんだよな。敵なんて言わないでさ、これから仲良くしようよ。ね？
[きゅ、とジェイドの手を握りながら]

>>56ジェイド
そう？

[つまり満員列車レベルだとダメらしい。大変ね。
こんなひ弱な人を宿敵だと思ったなんて、私も心が未熟ね]

日光アレルギー？
大丈夫よ、昼夜逆転生活でも問題無いわ。
それに困った時は日傘をさしてあげるから、心配しないで？
ぜんぶコトネお姉ちゃんにお任せあれ、よ！

[得意げに胸を張って、うんうん頷いた]

友情ね、素敵ね！
ジェイド、私達きっと仲良く出来るわ？

[2人の繋がれた手>>57に更に手を重ねて、にっこり]

あ、アオイちゃんてのは従姉妹のおねーちゃんでね、薄い本を厚くする仕事をしてるんだって！
でも薄い本を厚くするって、そしたら厚い本になるんじゃないかな、って、最近気づいたんだ。なんでだろな？

友情の印に、赤いものをあげたい！
なにがいいかな、赤いものが好きなんでしょ？食生活縛ってるとか結構設定作りこんでて凄いよな！吸血鬼みたいな！

ジェイドウインナー好き？かにさんウインナー作ってあげようか？赤いやつ。
あとはー、りんご好き？うさぎさんにしたやつ。

確かに言われてみれば、そうね。
薄い本を厚い本にするお仕事、なのかしら。
出版業界とかその辺りで特有の言い回しってやつかしら？

それってキネイも手伝ってあげるの？
あ、ジェイドも手伝えるかしら？そうしたら社会貢献だわ！

絶対ダメ！って言われてる。まだ子供だからだって。
僕器用だからネイルとか得意だし、手先器用だよーって言ってるんだけどなーなんでだろ。

でも確かに、ジェイドは500年生きてるもんな！だったらアオイちゃんもいいよって言うかも。
昼間外に出なくてもできる仕事っぽいし！いいかも！
紹介しようか！？

"昼夜逆転"なんてものとは関係ない。ジリツシンケー云々も。

日光アレルギーなんてものでもない。
太陽を直視すれば瞳は焼け落ち、肌は瞬時に砂となる。

日傘などというものも、当然ながら全く意味を成さない。

そも、大体、僕は悩んでなど居なかった。
指の間をただ滑り落ちていく日常に倦んでいただけ。

でも、何をどう判じたものか、２人の子供は"仲良くしよう"とか、"仲良くできる"とか。

意味不明な事を幾度も繰り返しては僕に近付き、これなら大丈夫？とそっと触れては囁きかけてくるのだった。

　　────なんなんだ。
　　なんなんだよ、お前たち。

　　僕は、お前らの捕食者なのに。

そうは思うも、不思議と憤りの気持ちは生まれなかった。
人に触れられたのも久方ぶりなら、人に間近に笑いかけられたのも数百年ぶりだったのだから。

子供だと手伝ってはいけないの？
不思議ね、専門知識が必要なのかしら。
ジェイドには十分な専門知識があるかしら…？

[小首を傾げながらも、やってみなくてはわからないわねと笑う]

>>61 >>63 キネイ

────その。
死んだ肉は、食べられない……んだ。

りんごは……食べられる。

[さすがにそろそろ解ってくる。
こんな事を告げると、また憐れみを帯びた風に見られるって事が。
でも実際、口にすると吐いてしまうから、嘘は混ぜずにそう告げた]

紹介…………。

まだ、人は、怖いから。
そのうちな？

[この言い方で伝わるだろうか？
そも自分は何故こんな事で悩んでいるんだろうか。

目眩がしそうだった。]

────あの……ただ、いま……？

[この状況下、果たして"ただいま"が正しい挨拶で良いのかどうか心底悩みつつ]

おかえりなさい！
ちゃんとあったまれた？

お風呂上がりにはお水を飲むと良いのよ。
ベジタリアンってどうしても栄養が偏るそうだし、できる範囲でちゃんとした方がいいわ。はいお水。

[にっこりコップを差し出した]

……………………。

────あ、りが、と……。

["ただいま"も"ありがとう"も己にとっては全く身近ではない言葉。

判っている、そういう己の言動全部が全部"ヒキコモリ"の特徴そのものになってしまっているという事くらい。

でも、だからと言って、これまで全くしていなかったものをそつなくこなせるほどには、僕は器用ではなくて。

ぽそもそと呟きながら、僕はコップを受け取った。]

挨拶もお礼もできるの、エライ！えらいよ！

僕ねーリンゴむいたから、食べよ。

あと、ベジタリアンってタンパク質足りなくなるからさ、豆！小豆とかレンズ豆なら食べられそう？

豆……そうね、おしるこ？
くつくつあまぁく煮た小豆は好きかしら？

お餅も大丈夫よね、餅米ですもの。

[えらいと言われたところで嬉しくなど、ある筈も無い。
断じて、無い。
でも、この子供２人がそうして笑っているところを見るのは、そう嫌なものでは無かった。]

　　…………豆？

[食べた事があっただろうかと首を傾げる。
"蛋白質"なるものは、常なら生き血で充分なのだから。]

　食べた事はない。
　食べられる……とは、思う。

[だから正直に答えた。
もう、相手がどう拾おうと、どうでも良いと思いつつ。]

…………でも、今日はもう寝るよ。
すごく、疲れた。

[それはもう。
心底、疲れた。

僕は吸血鬼であることを知られないよう生きてきたというのに。
意を決して告白してみれば、ヒキコモリのチューニビョー呼ばわりで全否定され、"社会復帰"へ向けた謎のレールを敷かれ子供２人に世話を焼かれている。]

────ねえカピバラ。
これが"楽しむ"って事なの？

[自室に横たわり、誰も居ない中空に向かって問いかける。

とんだ災難だ。
とんだ喜劇だ。

だって彼らは、２人共が敵でしか無いのに。]

そうね、リハビリ1日目なのにすごく頑張れたと思うわ。
自分を褒めて良いのよ？とってもえらいわ！

明日はおしるこを試してみましょうね。
今まで食べていなかったものを試せば体力もつくと思うの。

おやすみなさいジェイド。よい夢を。