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人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


プロローグ

【人】 世話係 ヒイラギ

 
  ようこそいらっしゃいました、
  灯守り様、蛍様。


[パーティー会場の方では、世話係の執事やメイド達が数人控えている。]
 
(0) 2022/01/15(Sat) 2:14:13

到着:中央域勤務 天乃

【人】 中央域勤務 天乃

―― 中央域 ――


  ………………


[ 記録文書の中にあるそんな記述を、仕事机で眺めていた。
 灯守りのひとりにこういう記録好きな者が居るのだ。]
 
(1) 2022/01/15(Sat) 2:25:10

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ この世界に存在する「灯守り」という存在。
 人間の魂を循環させ、世界の均衡を守り、そうして人間の上位に立つ者。
 人間とは違う強大な力を持ち、故に、丁重に扱われている。

 しかし、強大な権力をも持つからか、時に灯守りとは気儘に行動をする。
 力を私利私欲に使う灯守りも……過去には存在した。
 そんな灯守り達の、一種の“監視役”として、我々中央域の人間がいるのだが……
 その中央の人間でさえ、灯守り達を縛ることは不可能なのだ。
 故に、好き勝手行動する灯守りに振り回されることもしばしば。
 その度に我々の仕事が増えるという寸法である。 ]
 
(2) 2022/01/15(Sat) 2:27:18

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ “灯守り”という者たちは、やはり普通の“人間”とはどこか違う考えを持っているようだ。
 自身の腰に吊られた球状の入れ物……己の“
灯り
”に目を遣る。
 「灯守り」は自分の魂たる灯りと離れて行動出来る。
 その姿はやはり、“人間”とは思えない。得体の知れないものを前にしているような、そんな感覚に陥ることもある。
 
 同僚たちの中には灯守りへの嫌悪感を隠さない者もいる。
 我々は世界の秩序を守ることが行動理念だ。そのため、灯守りの行動をよく思わない者は少なくはない。
 面と向かって苦言を呈する者さえいるのだ。 ]
 
(3) 2022/01/15(Sat) 2:28:25

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ ……己はというと、灯守りが嫌いという訳ではない。
 否、盲信しているという訳でもないが……興味深いとは思っている。
 灯守りには灯守りなりの苦労があるのだと思う。
 が、己には理解できないことだ。同情する気が湧き上がらないくらいには、灯守りというものは遠すぎる。
 「何を考え、何を思うのか」――この言葉には共感出来る。
 ……とはいえ、無茶で余計な仕事を増やすのは勘弁してほしいが。何故か己はそういう案件に当たることが多いのだ。


 故に、灯守りが何を考えているかが垣間見えるこのような文書は貴重な資料であり、
 また、世界の管理においても重要文書として管理されることとなる。 ]
 
(4) 2022/01/15(Sat) 2:29:38

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ さて。
 今日は、その灯守りたちが中央へと集う日である。
 (真面目に向き合ってくれるかはさておき)世界の情勢やらを話し合う会議が行われ、
 それから、灯守り同士の交流が行われるパーティーのようなものが開かれる。]


  ……はあ
  気が重いけど、行くか〜……


[ ……その会合の管理を今回任されているのが己だ。
 そろそろ、灯守りとその補佐役たる蛍を迎える準備をしなければならない。
 今回の会合が穏やかに終わるといいな、とため息をひとつついて、会場へと足を向けた。]
 
(5) 2022/01/15(Sat) 2:31:44

【人】 中央域勤務 天乃

 

  いらっしゃいませ


[ 会場の入り口近く、執事やメイド達の出迎えの奥で、訪れる者を出迎える。
 灯守りたちは、会合が始まるまでは、まずはこの広間で待機となる。
 飲食物は、今は飲み物と軽食が少し置かれている程度だ。

 世話係は丁重に出迎えるだろうが、
 己はというと、人によっては、不満が口をついてしまうことがあるかもしれないし、
 熱心で規律を守る者には、少し優しくなれるかもしれない。*]
 
(6) 2022/01/15(Sat) 2:32:44
到着:“観測者” 処暑

【人】 “観測者” 処暑

 

[ ―― 私は、この世界が
嫌い
だ ]


 
(7) 2022/01/15(Sat) 2:38:59

【人】 “観測者” 処暑

[ 海に面した平野を内陸へと辿れば、田園地帯が広がる。
 処暑の統治域は、中心都市から離れれば、長閑な風景が広がる場が多い。
 処暑――穀物が実る季節を冠する場に相応しいと言えるのかもしれない。

 さて、その一角に、広い平原がある。
 季節毎に花が咲き誇るその平原は、遠くが霞むほどに広い。
 その花畑を奥へ奥へと分け入っていくと――
 辿り着くのが、私……『処暑の灯守り』の“領域”だ。

 “外”の季節がどうであれ、一年中夏の気配が残る此処は、しかし秋風も吹いている。
 平野には田が広がり、常に稲が穂を垂れ一面の金色。
 遠くには、秋桜の咲く田も見えるだろう。
 そこにぽつりと建つ家に、私は居ることが多い。
 家から出たとしても殆ど領域内から出ることはなく、引きこもり状態だ。

 ……おかげで、統治域内の住人には囁かれる。
 「先代の灯守り様は立派だったが、今代の灯守り様は冷たい」等と。
 執務処理等はきちんとやっているのだから、文句を言わずとも良いのではないだろうか。
 尤も、普段の雑務や人前に出る仕事は完全に他人任せであるので、言われている事も当然の事ではあるが。
 部下たちとの連絡も殆ど取らずに、私は統治者の判が必要な処理だけを機械的にするのみとなっているのだから。
 住民のために何もしていないと言われれば、事実だ。
 姿と雰囲気だけは先代に似ていると言われるが、人々への向き合い方は全く違う。
 ]
(8) 2022/01/15(Sat) 2:40:32

【人】 “観測者” 処暑

 
  ………………

  ……あ、


[ 今日も私は領域内に引きこもっていた。
 私は補佐役たる蛍は置いていないため、領域に立ち入れる者は、統治域内には居ない。
 一人、此処で世界を見ている。

 領域内に一際強い風が吹く。
 それは家の窓から吹き込んで、机の紙を舞い上げた。
 只でさえその辺りに放られている“観察日記”が更に散らかっていく。

 此処に引きこもっていようと、私は風に乗って“外”を知ることが出来る。
 先代はこの能力を、人々が安穏であれるように、と気遣うために使っていたようだが――私は唯、好奇心のために使っている。
 「他の灯守りと、それに近しい存在である蛍の観察」――私が“外”へと意識を向けるのは、それのみだ。
 部下たる執務に当たる人間も、処暑域の住人も、本当はどうだっていい。 ]
(9) 2022/01/15(Sat) 2:41:47

【人】 “観測者” 処暑

 

[ 
■■■
■■
した世界なんて、―――― ]


 
(10) 2022/01/15(Sat) 2:43:48

【人】 “観測者” 処暑

 
  ……ああ、もうこんな時間か


[ その灯守り達が集まる会合が、今日開かれる。
 中央の人間は好いていないが、他の灯守りや代理・付き添いの蛍たちの交流を近くで眺めるのは嫌いではない。
 それを観察し、記録を付ける。
それは、学者であった者の性であるのかもしれないが。


 ……しかし、その一部が勝手に公式文書として流出していたのには頭を抱えた。
 あれは私の個人的な記録だったはずだ。
 なのに勝手に、誰かしらが持って行った。
 人間の感覚でいえば、もう随分と昔の話である。
 それ以降のことだ、私が領域に人を入れなくなったのは。

 散らかった紙を雑に整えてから、
 準備を終えれば、金色の景色を抜け、やがて入り口たる花畑の平原へと辿り着く。
 尤も、今は一面の雪景色だ。
 私はそこから、中央へと移動した。 ]
(11) 2022/01/15(Sat) 2:45:14

【人】 “観測者” 処暑

[ 一瞬で景色が切り替わる。
 庭園も広いし、豪奢な場所だ。いつ来ても居心地が悪く、慣れない。
 煌びやかな建物へと入ると、中央の人間が出迎えてくれる。 ]


  ………………


[ 出迎えには少し視線をやっただけで、無言で通り抜け、窓際の机と椅子へと座り、手帳を広げた。
 ……さて。まずは誰が来るのか。
 私は、“観測”を開始した。 ]
(12) 2022/01/15(Sat) 2:46:03

【人】 “観測者” 処暑

 

[ 『 人々を守る「灯守り」は、何を考え、何を思うのか 』

 ……それを知ることが出来れば、私は、―――― ** ]


 
(13) 2022/01/15(Sat) 2:47:27

【人】 中央域勤務 天乃

 
  いらっしゃいませ、処暑サマ……あ。

  ………………

  
勘弁してくれ……



[ 最初にやってきたのは灯守りの『処暑』たる彼(彼女)だ。
 一応灯守りであるので恭しくは接しているものの、無視されてはこちらも困惑するしかない。

 絶対と言っていいほどに、公の場には顔を出さず、挙句、統治域内の部下たちと顔を合わせることも殆どないらしい灯守り。
 灯守りの中でも扱いが面倒な彼への接し方は、いまだに慣れない。** ]
(14) 2022/01/15(Sat) 2:50:27
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/01/15(Sat) 2:51:37

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/01/15(Sat) 2:55:52

中央域勤務 天乃は、メモを貼った。
(a0) 2022/01/15(Sat) 2:59:53

“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a1) 2022/01/15(Sat) 3:09:43

“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a2) 2022/01/15(Sat) 3:14:07

到着:“小雪” 篠花

【人】 “小雪” 篠花

 
 ねー、いおにぃちゃん

「何?」

 いおにぃちゃんのあかりのいれもの、きれい

「氷の容れ物? 気に入ったの?」

 ますみも、おなじのがいー

「んー……これは君にはできないかなぁ……。
 氷を溶けないようにするのは小雪の能力だし……」

 やー! おなじがいー!

「うーん……じゃあ、こういうのは?」

 ?

「硝子で作った容れ物だよ。
 氷じゃないから冷たくはないけど、これなら溶けないから」

 おはね?

「君には立方体とか球体より、羽根の方が似合うと思うよ」

 ……ちべたくないの?

「冷たいのは……その内ね」
(15) 2022/01/15(Sat) 18:50:43

【人】 “小雪” 篠花

 

「君が“小雪”を継いだら、作り方を教えてあげる」


 
(16) 2022/01/15(Sat) 18:51:36

【人】 “小雪” 篠花

ーー小雪領域内ーー
[ひどく、昔の夢を見ていた気がする。

青さは鮮やかさをいくらか落とされ、陽の光が鈍くなり始めた空。
寒いのかと思えば、小春日和で暖かい。
かと思えば、時折冷たい風が吹く。
枯れ葉が敷き詰められ、枯れ木の中に映える、山茶花や橘の色。
そんな山の中、決して数の多くない色に囲まれたコテージが、“小雪”の家だった。

その中の暖炉のそばで揺り椅子を揺らす。
幼い頃の先代とのやり取りなぞ、とっくに忘れていたというのに。
思い出したのは、うたた寝をする前に掃除をしていて見つけた、代替り直前の手紙のせいか。

普段仕事机にしている机へ移動すると、引き出しの箱の中へと丁寧にしまわれた手紙を取り出し、中に目を通す。]
 
(17) 2022/01/15(Sat) 18:56:39

【人】 先代“小雪” 篠花

 
『我が愛しの妹へ

 もう察してると思うけど、
 ちょっと強引な手段取っちゃった☆
 これで小雪をやらざるを得なくなったよやったね!
 僕、ずっと君に号を譲渡したいって言ってたのに、
 君ってば“ならない”の一点張りだったからね。仕方ないね。

 ここ数年は灯守りじゃないとできないこと以外、
 君に
押し付け
やってもらってたでしょ?
 難なく熟せてたから問題ない!
 君の好きなように、思うままに回していけばいいよ。

 と、言うわけで僕は旅に出るから後よろしく〜。

 愛を込めて 君の愛しい兄より

 P.S.
 儀式なしで継承していいのかって?
 大丈夫大丈夫、僕中央大嫌いだから!
 心配なら中央の職員に謝っておいて☆』
 
(18) 2022/01/15(Sat) 18:58:57

【人】 先代“小雪” 篠花

 

 ………………。


[手紙を封筒に入れると、無言のまま机に叩きつけた。]


 ……ふざっけんじゃないよ、あのバカ先代。


[
常にサボってばかりいたが
自分より遥かに優秀だった人。
傍系から直系へ養子に出され、そのまま小雪となった人。

能さえあれば血筋なぞ関係ないと言った自分と。
濃い血筋があるならそちらへ戻すべきと言った兄。
反発していた意見は結局、兄が自分の意見を無理矢理通すことで終結してしまった。

何を思ってそう言っていたのか、聞くこともなければ告げることもないまま。
たった紙一枚で出ていった兄は何処へ行ったのか、今でもわからないまま。

灯り越しに窓を見れば、自分の心境を映したのだろう。
雪がちらついていた。]
 
(19) 2022/01/15(Sat) 19:00:58

【人】 先代“小雪” 篠花

 
[氷でできた立方体の中で、赤紫の灯は揺れる。

あの時兄さんが渡してくれた、灯りを入れる翼のオブジェ。
何処へやってしまったのだったか。

……関係ないわね。見つかっても使わないでしょう。
私には立方体や球体の方が似合うもの。*]

 
(20) 2022/01/15(Sat) 19:01:49
“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a3) 2022/01/15(Sat) 19:09:43

到着:灯守り 雨水

【人】 灯守り 雨水

 

  なんでも とかせる のなら

        ぼくは ──────



 
(21) 2022/01/15(Sat) 19:43:52

【人】 灯守り 雨水

 
 
 んぁ……。

 

[もそもそ、と布団から起き上がる。
 やっと見慣れたぼくの領域のぼくの部屋。
 和洋折衷な雰囲気のハイカラといえる建物。ぼくの趣味の、ぼくの領域の住まい。

 寝ぼけ頭で今日の予定を思い出そうとする。何かあった気がしたから。
 そうだ、今日は……。]


 ……寝坊?


[マイペースにかくっと首を傾げた。
 そう、今日は灯守りの集まり。寝坊は中央の人が困るかな? 目をこしこしこすって時計を見ればだらけなければ間に合う時間だった。
 
緊張してたとかそういうのじゃなくて
普通に寝過ごしたやつだよ。


 寝ぼけた頭のまま。一切焦らないまま。マイペースに動けばいい。と割り切って動き出す。]
 
(22) 2022/01/15(Sat) 19:48:28

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくの本名はまた別だったけれど今の名前は雨水。
 先代もそう名乗っていたのをぼくも引き継いだ。

 まだ先代から引き継いでそう長くない灯守り。
 わりとなりたてな方だと言えると思う。
 それが ぼく だ。]
 
(23) 2022/01/15(Sat) 19:50:35

【人】 灯守り 雨水

 

 「おう、雨水。時間平気か? 相変わらず大物だな」


[そう声がかかれば寝巻のまま相手にてってってと歩み寄ってとぅっと軽く飛び込んでじゃれつくように甘えた。]


 そう、ぼくはおおもの。って村雨が言ってた。
 でも少し、急ぐ。


[会合に行くのはこれがほんの数回目か。回数としてはまだまだ。でも全然来ない人もいるって話だし、雨水となってまだそう長くないと思えばぼくは出ている方かもしれない。他をまだよく知らないからわからないけど。


 なお、今さっき声をかけてきた人は先代の雨水。
 わりと普通におじさん。彼は長年雨水を務めて来たって聞いてる。
 僕にその灯守りの役割をきちんと仕事の仕方を教えてくれてきちんと引き継いで引退した。外見年齢いじれるって話なのにずっとおじさんの姿だったっていう変わり者(だと思う)]
 
(24) 2022/01/15(Sat) 19:52:17

【人】 灯守り 雨水

 
[彼は気さくで適当に見えて一度しか蛍もつけず、ずーっと一人でお仕事真面目に頑張ってた人だって本人が言ってる。
 残りの人生ここに居座ってやるって言ってるけど、ぼくが一人にならないようしてくれているってわかってる。


 ぼくにとっては、引き取ってくれた恩人で
 居場所を与えてくれた、お父さんみたいな大事な存在。


 着替え考える時間がもったいなくてもさっとしたワンピースに手袋を着用。着やすい洋服がぼくは好き。

 鏡の前でくるり、と回るのは小柄な少女。
 実際はもう少し年上。でも、ぼくは元より小柄だし
 まだ、もう少し幼い姿でいたい。

 そう素直に言ったら村雨は笑って許してくれた。灯守りとしてどうなのかな? と思ったけれど先代曰く「灯守りなんて、気楽にやれる位の大物がいいんだよ」だって。

 ぼくは融解という能力がある以外は普通の女の子だっていうのに大物扱いされるのはよくわからない。まぁいいけど。]
 
(25) 2022/01/15(Sat) 19:55:14

【人】 灯守り 雨水

 
[ご飯は会合の後出るからって軽くつまんで終わり。
 まだ普通の人間だった頃の感覚が抜けないぼくは、どうしても落ち着かないから灯りを持って行く。ごく一般的な普通のランタンの形で白く柔らかい光が灯っている。うん、今日も元気。]


 行ってきます。


[先代に見送られてぼくは統治の領域に足を踏み出す。
 ぱっと移動とか出来るけれど、少しだけ外を歩きたくて小走りをする。

 ぼくの統治領域は寒い日が長めな方。
 全体的に都会風。百貨店があったり美術館とかお洒落な建物で見てて楽しい。
 
 ハイカラなお洒落を楽しむ人たちとか、今日も寒いね、とか。日常の声を聴くのが楽しかったりする。
 中にはぼくの事を知ってる人もいて、またご飯食べに来てくださいねって声をかけてくれる。
 ぼくはうんって返してまた小走り。

 先代のお友達とか紹介して貰って知り合いもそこそこ増えた。灯守りの仕事はまだ慣れてないけれど、この立場は別に嫌とかじゃない。]


 よし、行こう。

 
(26) 2022/01/15(Sat) 19:56:36

【人】 灯守り 雨水

 
[そう決めて一歩踏み出せば、次の瞬間には景色は早変わり。
 灯守りになってから中央に来てみた事はあるけど、この能力には毎度おお……っとなる。
結構楽しい。


 ぼくは引きこもりがちだけれど、交流が嫌いな訳じゃないんだ。だからこの会合もまだあった事ない相手に会えるかも。
 ぼくが好きな穀雨とか小暑担当の人とかいるかな。とか表情はそう動かないけれど内心でわくわくしていたりする。]



 こんにちは。


[中に入ればぺこり、と中央の人に挨拶。>>6
 今のところ別に中央の人にそこまで嫌な感情をもってるわけじゃない。お仕事仲間なら大事にした方がいいし。
 でもなりたてのぼくに苦言を言ってきた相手には>>3思いっきり顔をしかめるけれどね。

 時間には普通に間に合ったから怒られない……よね?
 寝癖がぴょこっとついたままだったとしても。]



 あの、あれ食べていいです?


[寝起きに軽くつまんできただけだから、会合の最中にお腹がぐーって鳴ったら乙女のピンチ。だから置いてある軽食に目線を向けた。
 まだまだぼくは仕事に関しては手探り。真面目にやってるつもりだけれど、自分のペース優先だから熱心とは違う。だから彼にいい顔されたかはわからない。]

  
(27) 2022/01/15(Sat) 20:01:18

【人】 灯守り 雨水

 
[聞くだけ聞いた後、真っ先に食べに向かうわけじゃない。がつがつはしないよ。
乙女だからね。

 誰かいるかな? と見渡せば一人の人。>>12

 男の人? 女の人? うーん、まぁわからないからわからないでいいかな。
 顔を合わせた覚えはないけど、ぼくが思いだせてないだけで相手はぼくを知っているだろうか。どうかな。


 折角だから挨拶しようとてってと近づいてみた。]


 こんにちは。
 何をしているのですか?


[手帳を広げる姿にこてん、と首をかしげた。>>12]*
 
(28) 2022/01/15(Sat) 20:04:49
灯守り 雨水は、メモを貼った。
(a4) 2022/01/15(Sat) 20:13:50

到着:灯守り 大雪?

【人】 灯守り 大雪?



 「 …… こんなに寒くて仕様がないのに、
   会合だって出ておいで って云うの……?

   さては彼奴ら、人のこころが無い、のかな……
   ……ま いつもの様に人形を遣わせて
   わたしはおうちで悠々のんびりしていれば
   外に出なくても大丈夫って寸法で ──── 」
 
 
(29) 2022/01/15(Sat) 22:00:32

【人】 灯守り 大雪?



 
 「 …………あれ? 」


 
(30) 2022/01/15(Sat) 22:02:55
離脱:灯守り 大雪?

到着:灯守り 大雪

【人】 灯守り 大雪


 ぐらりと操っていた人形は身を崩し、
 糸が切れた様にぱたりとそこに倒れる。
 先ほどまでの生き生きしていた姿が嘘の様に。

 倒れ伏した人形を拾い上げ、怪訝そうに見回し。


  「 ……誰? 私の人形に悪戯したの…… 」


 それとも最近こき使い過ぎたかな、と──
 はらわた、否、中綿の弾けた様子に
 ため息をひとつ吐きまして。
 
(31) 2022/01/15(Sat) 22:07:50

【人】 灯守り 大雪



  「 会合に行って犯人でも探す……?
    いいいや、出ていくのは面倒、だけれど、
    でもでも会合くらいは行けって……
    最近サボってるから……うううん……

    ……この子じゃない子を遣わそうとも
    他の子も手一杯だし…… 」


 この区域の景色は常に白く、雪の止まぬ日は無い。
 一面の溢れんばかりの白に包まれた、大雪の統治域にて。

 滅多に屋敷から出ようとしない、その姿も
 碌に他人に見せる事もない彼女は今、
 如何に会合をサボるかに頭を悩ませていた。*

 
(32) 2022/01/15(Sat) 22:18:17
灯守り 大雪は、メモを貼った。
(a5) 2022/01/15(Sat) 22:31:11

到着:蛍"菜虫化蝶" シャーレン

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 日頃 ――

 済みましたか?
 貴方はやれば出来るのに、
 どうして、こう……

[ 書物から顔を上げ、仕えるべき、
 そして支えるべき相手を一瞥する。

 わかっています、わかっていますとも。
 貴方は普段は頼りがいのある姉の顔をして
 励んでいることを。けれど、どうしてか、
 私が居ると、ふんにゃりとしてしまう。

 甘えが出るのだろう。時々ならば
 それも良いとは思うのだけれど、
 貴方の顔を立てた上で、職務にも精を出して
 貰わなければ。だから私は、ゆるやかに微笑む。 ]
(33) 2022/01/15(Sat) 23:28:17

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 では、残りも頑張ってくださいね。
 後少しです。ああ、貴方方、啓蟄様を
 手伝ってはなりませんよ

[ 手伝ってくれないのかと頬を膨らます相手に ]

 甘やかさない主義なんですの
 ――ではお先に、休憩いただきますね

[ 時刻は真昼を過ぎて一時間といったところ。
 この時間であれば混雑は避けられるだろう。
 とん、と書類を机に立たせ纏めたところ、
 啓蟄から不満が漏れる。

 ”あそこにいくんでしょう 私もいきたい”と ]
(34) 2022/01/15(Sat) 23:28:46

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 で、あればそのお仕事が終わったら追いついて
 いらっしゃいな、貴方なら二時間程度で追いつきますよ。
 
 間に合ったらデザートはごちそうしてあげましょう。

[ さぁできますか、と首を傾げてしまうのは、
 元職業が齎す悪癖。だがその子供扱いもまた、
 彼女にとっては甘やかしにつながるようで、
 間に合わせると、張り切っている様子だった。

 外へ出ると心地よい陽気、ゆるやかな風が
 濃紺の髪を大きく広げていく。 ]

 ――今日は何をいただこうかしら

[ こつり、こつり、足音の刻むリズムはゆっくりだ。
 追いつこうと、彼女が必死に頑張っているだろうから。* ]
(35) 2022/01/15(Sat) 23:29:05

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 会場 ――

 お世話になっております。
 お招き頂き恐悦至極に存じます。

[ 蛍とは、統治者、灯り守の補佐に当たる。
 ――とすれば、賓客というには些か大げさだと、
 自分は考えているが、もてなす心を、
 折っては失礼だから、世話役の方にも、
 また、他の灯り守様、蛍の方々にも、膝をつくような
 心持ちで、接している。

 日頃、使いや使者、はたまた、
 名代を仰せつかりあちこちへ飛び回ることもあるので
 顔見知りの一人や二人、見つかることだろう。

 そうしたときには、ほっと表情を綻ばせ ]

 お元気そうで何より、
 楽しんでいらっしゃる?

[ そう声をかけることもあったかもしれない。* ]
(36) 2022/01/15(Sat) 23:30:03
蛍"菜虫化蝶" シャーレンは、メモを貼った。
(a6) 2022/01/15(Sat) 23:34:02

【人】 “小雪” 篠花

 
[先代の手紙を元の場所に片付けて、身支度を整える。
今日は会合の日だから、それなりにきちんとした服に見を包む。
気楽にやるぐらいで丁度いい、と言う者もいたが>>25、自分は公私はしっかり別けるべきだと思っている。
まあ単純に、100年前から続けている癖のようなものだったりするけれど。

それはさておき。
最後に帰りが遅くなったとき用に、念の為。手持ちランタンを腰に下げる。
領域内は山の中。暗くなると周りが見えなくなるの。
その代わり、星は綺麗だけどね。


支度が終わる頃には、ーーまだ向かうには早い時間。
統治域の中を一通り見回ってからでも遅くはない。

それならば、と山を降っていけば、統治域の中で一番の賑わいを見せる場所。
時期になれば祭りも開かれる、統治域の中心部だ。
秋頃になれば山で取れた果物や山菜、川魚などが並べられるが、今の時期だと保存食に加工されたものや、民間工芸品等の方が多い。]
 
(37) 2022/01/15(Sat) 23:59:42

【人】 “小雪” 篠花



 「おや小雪様、いらっしゃい。」


[去年の相場と比べていると、店主に声を掛けられたか。
定期的に見回っているため、顔見知りが多いとはいえ]


 こんにちは。寒くなってきたわね。

「なんたって冬本番ですからね。
 こういう時は寒さに強いことに感謝しますよ。」


[からりと笑う店主とその後、2〜3言交わして次へと向かう。
声をかけられれば寄る、を繰り返していけば、一通り見て回れたか。

いい時間となったのを見計らって、中央域へと足を伸ばす。]
 
(38) 2022/01/16(Sun) 0:00:13

【人】 “小雪” 篠花

ーー中央域ーー

 ご苦労様>>6


[執事やメイドと一緒に出迎える職員に挨拶を掛けて、ふと立ち止まる。]


 確か、天乃、と言ったかしら。
 申し訳ないのだけれど、ここってワインセラーのような物はある?


[そう苦笑しながら上げた手には赤ワインが一瓶。
先程の見回りの際、お裾分けと言って渡してもらった物だ。
本来、この様な場所に持ってくる物ではないのだけれど、丹精込めて作った物を無碍にする訳にはいかないもの。
大目に見て頂戴。


あるかないか尋ねてみるが、そもそも忙しそうなら執事>>0にお願いするだろう。]
 
(39) 2022/01/16(Sun) 0:00:49

【人】 “小雪” 篠花

 
[帰りは忘れないようにしないと。
それとも、付き合ってくれる人がいるなら飲んでしまおうか?
等と考えていると来訪者が来ただろうか>>36
自分に蛍はいないし、こういう場所は余程のことがない限りは律儀に顔を出しているから顔見知りだったはず。]


 これは菜虫化蝶の君。
 楽しんでいるかと言うと、“楽しもうとしている”が正解かしら。
 そちらは啓蟄の君共々変わりはない?


[そう声をかける。
他に会いたい人がいるならそのまま去るだろうけれど。*]
 
(40) 2022/01/16(Sun) 0:01:11
到着:助手 ノーヴァ

【人】 助手 ノーヴァ

ー 小暑統治域内 ー


「……いい天気だねぇ」


[青々と育った大木の木陰。そこは小暑の格好のサボり場であった。日々の務めから離脱し、晴天の空の下堂々と昼寝をする場所になっている]

[仕事はあらかた終わらせてきたし、何かあったら彼女が探しにきてくれるだろう、とか楽観しつつ、ゆっくり目を閉じる]
(41) 2022/01/16(Sun) 0:09:10

【人】 助手 ノーヴァ

「ありがたく、拝命いたします」


[先代「小暑」から跡目を譲られたのが数年前か。自慢ではないが、仕事の質と人望でこの地位を手にしたと思っている]

[……もちろん「蛍」を務める彼女筆頭に、部下のちからがあってのことだが]

[それからは、仕事をさっさと終わらせては放浪する、ということを繰り返した。他の領域に顔を出しては、煙たがられたり歓迎されたり、お前自分のところはええんか、とか言われたりして。今はこうして木陰で昼寝をしている]
(42) 2022/01/16(Sun) 0:09:47

【人】 助手 ノーヴァ

「……やぁ。一緒にどうだい?とても気持ちがいいよ」


[昔のことに思いを馳せていたら、先代の時から「蛍」を務めてくれている人がいつの間にかそばにいた。せっかくなので、一緒に昼寝をしようと誘うが]


「おや?なんだい?その手に持ってる手紙は。……会合のお知らせ?またまた、面倒な出来事が……そんな顔をしないでおくれ、ほんのお茶目な冗談じゃないか?」


[圧力のある笑顔を向けられたので、すぐに襟を正した。会合ということはおそらく灯守りが勢揃いであることだろう]
(43) 2022/01/16(Sun) 0:10:03

【人】 助手 ノーヴァ

「それは、楽しみだねえ」


[心の底から、そう思った]
(44) 2022/01/16(Sun) 0:14:20
“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a7) 2022/01/16(Sun) 0:20:16

助手 ノーヴァは、メモを貼った。
(a8) 2022/01/16(Sun) 0:21:16

離脱:助手 ノーヴァ

到着:旅する灯守り 小暑

【人】 旅する灯守り 小暑

/*
入り直し失礼します
(45) 2022/01/16(Sun) 0:22:46
到着:灯守り 小満

【人】 灯守り 小満

――っ、

[喉奥が痙攣し、鋭く息を吸い込む。
 同時、強張る筋肉に止められて吸気は短く詰まった。
 空気は破裂するかのように、急激に逆流し――]
(46) 2022/01/16(Sun) 0:24:47

【人】 灯守り 小満

くしょいっ。


[くしゃみ。]

『僕の話聞いてましたぁ小満さまぁ〜〜!?』

[仕事の話の最中に、まるで緊張感のない主の様子にぐったりと脱力しながら蛍が叫ぶ。
 号を蚕起桑食。代々小満に仕える蛍の家系に生まれた、年若ながら責任感のあるしっかり者。]

だーいじょうぶだって、聞いてた聞いてた。

[すん、と小さく鼻を鳴らして笑うのが主の灯守り、呼ばれた通りに号は小満。
 初夏の日和に見合う穏やかな人柄だと言われることも多いが、蛍や他の灯守りたちに言わせればのんびりでぐうたらの気分屋だ。
 先程の返事に『本当ですか!? 僕の言ってたこと復唱できます!?』と噛みつかれて、ゆったりと中空に視線を向け――]

えーっと…………
(47) 2022/01/16(Sun) 0:26:19

【人】 灯守り 小満

何だっけ?

[へらり、眉根を下げて後方に控えていた蛍を振り仰ぐ。]

『やっぱり聞いてませんでしたね』

[にこりと笑って受け止めるのが、紅花栄。小満の二の蛍で、蚕起桑食が小満の執務の面での補佐ならば、こちらは小満、もとい真名を飛心という人物そのものの補佐といった立場。]

『だめだよそんな言い方じゃ。蚕はいつまで経っても小満さまの動かし方を覚えないねぇ』

[主に対してこの評価だが、互いに慣れた関係で信を置いたもの。
 蒸らしていた菊花茶の香りを確かめてから椀に注ぎ、執務机に置く。]
(48) 2022/01/16(Sun) 0:26:43

【人】 灯守り 小満

『先日、小満域このあたりで出生と死没が重なったでしょう。
 慰霊と祝福、それから住民の確認を済ませないと、お楽しみにも向かえませんよ』

[灯守りの中でも格別人好きといって差し支えない小満は、中央で行われる会合も殊更楽しみにしていていつも我先にと向かうのだが、奇しくもちょうど仕事が立て込んだ。
 それを片付けなければ、今回は留守にできない。]

わかってるよー。
だから紅にお茶にしてもらったんじゃないの。

[菊花茶の椀をゆっくりと傾けながら、書類に目を通しはじめる。
 こうして向き合ってしまえばきちんと仕事をするので、何やかや執務に遅れもなく、小満としての地位を保てていた。
 無論、こうしたふたりの蛍の補佐あってのものだけれど。]
(49) 2022/01/16(Sun) 0:27:02

【人】 灯守り 小満

[ところで、この騒がしい小満位だが、もうひとり蛍がいる。
 号は麦秋至。彼女については、またいずれ――*]
(50) 2022/01/16(Sun) 0:27:45
旅する灯守り 小暑は、メモを貼った。
(a9) 2022/01/16(Sun) 0:29:24

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 これはこれは、篠花様。
 ご機嫌麗しゅうございます。

[ 掛けられた声に、深くお辞儀を一度。
 さらり、重力に従って落ちた髪の束を耳へと
 掛け直しながら、 ]

 お変わりないようで、なによりです。
 ええ、啓蟄様共々、恙無く。

[ ほんの少しの毒を、啓蟄に吹きかける。
 蛍だなどと大それた役目をくれたおかげで、
 このような方とご挨拶する間柄になってしまった。
 自分がしくじれば、其れ即ち啓蟄である
 あの子の失態となる――。 ]
(51) 2022/01/16(Sun) 0:30:23

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 ふふ、さっそく何かお探しですか

[ 飲んでしまおうかと思っていることまでは
 察することならず。けれど、楽しもうとしている>>40
 ならきっと近く、遠く、楽しめるなにかを
 探しているのだろうと問いかける。 ]

 手が必要な時は仰ってくださいね
 蛍は、蛍、灯り守様の手となり、足となりましょう。

[ たとえ統治する地を違えども。そう続けた。
 はじめこそ、役目が己を強張らせたが、
 高圧的に接されなければ、ほどほどに、
 笑顔や、ゆるんだ所も見せたことだろう。* ]
(52) 2022/01/16(Sun) 0:30:49
到着:灯守りの四 春分

【人】 灯守りの四 春分


今日も寒いわね。

この時期に中央に行くお出かけするのは
ちょぉっと、ちょっとちょっと、だけど。
(53) 2022/01/16(Sun) 0:47:16

【人】 灯守りの四 春分

今日はなんだか、
いつも逢えない人とも逢えそうな気がするのよね。

‥‥‥楽しみだわ。

[鏡に向かって身支度をしながら、年齢不詳の女性はふわふわと。その傍らに今日連れていくはいただろうか。]
(54) 2022/01/16(Sun) 0:47:45

【人】 灯守りの四 春分

── そして、広間へ ──

 お出迎え、ありがとう。
 今日は、二人で来たのよ。よろしくね。

[世話係>>0ににっこりと微笑んで挨拶をする。奥に佇む彼>>6も同じように。]

 今日のオススメは何かしら?

[用意されている飲み物や軽食をみながら、話を振ったが、返答はあっただろうか。結局、選んだのは、温まりそうなお茶*]
(55) 2022/01/16(Sun) 0:49:29

【人】 “小雪” 篠花

 

 そう畏まらなくても結構よ。謂わば同僚でしょう?


[含まれた毒にくすくすと笑う。
畏まらなくていい、とは何度か伝えたことがあった気がするが、気のせいかもしれない。
そもそも「〜の君」と呼ぶ辺り、堅苦しいと思われても仕方ないが。
仕事だと切り替えてしまうのは癖だ。訂正されれば直すだろうが。]


 心掛けは立派だけど、程々にね。
 でもお気持ちは嬉しいから、ありがとうと言っておくわ。
 そちらも、何かあれば気軽にね。


[これでも100年は灯守りをやっている。
多少の力にはなれるはずだからと伝えてみて、はたと思い浮かぶ。]


 早速だけど、貴方に手伝ってもらおうかしら。
 実は統治域の人から赤ワインをもらったのだけど、
 どんなつまみがいいか考えてないのよ。


[何が合うか、お勧めはある?と尋ねてみよう。*]
 
(56) 2022/01/16(Sun) 0:50:13
灯守りの四 春分は、メモを貼った。
(a10) 2022/01/16(Sun) 0:51:23

灯守り 小満は、メモを貼った。
(a11) 2022/01/16(Sun) 1:04:02

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 同僚、とは。
 それは流石に、

[ 難しいかと、そう続けるも
 見せたのは眉を下げた笑みだった。

 上から下へは気軽に気楽にしていいのだと
 言うことはできても、逆はなかなかに難しい。

 とはいえ、心遣いが嬉しいから ]

 困った時に相談に乗っていただけるだけで
 とてもとても、助かっておりますわ。

[ そう言って、両手を合わせた。
 いえ実際、我々は若輩なのだと思い知らさせることも
 多々ありますゆえに、助けられることのほうが
 遥かに多く。 ]
(57) 2022/01/16(Sun) 1:10:09

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 ワイン、赤、ですか。
 好みはありましょうが、一般的には、
 赤身のお肉や、チーズなどでしょうか。

 トマトとチーズは相性も良いですから
 あれば、素敵でしょうね

[ これが手伝いになるかはわからないけれど
 思いつくままに口にした。** ]
(58) 2022/01/16(Sun) 1:10:39

【人】 “小雪” 篠花

 

 困らせてしまったかしらね。


[下がった眉に続けて笑う>>57
本心ではあるので、撤回することは無いけれど。
そもそも、自分は自分のことを“このようなお方”と言われるような大層な人物だとは思っていない。]


 助けになっているなら良かったわ。
 統治域が離れてるからあまりないかもしれないけど、
 寄るようなことがあれば言って頂戴。


[どこぞの放浪灯守りに対しては、茶を出しつつも小言を言ったりするかもだが>>42、彼女達ならば歓迎しようと思っている。]
 
(59) 2022/01/16(Sun) 1:35:40

【人】 “小雪” 篠花

 
[充分手伝いになりますとも>>58
何せ酒を飲む時は大抵、何かの付き合いなどですでに用意されてる事が多いし、一人で飲む事はあまりないし進んでは飲まない。
飲む時は誰かにもらったから、とかばかり。
しかも一人で飲み切れる自信がないから、と誰かと一緒に飲むことが多く、その時はその人におまかせコース。

ーーつまり、自分でつまみを用意したことがない。]


 なるほど、赤身の肉やチーズ、トマトね。
 該当する料理は……。


[頭を巡らせる素振りを見せて、すぐに苦笑いに変わる。]



 問題は、誰と飲むかよね……。


[一人で飲むという選択肢はない。
風味が飛ぶので飲み残しを後日に回す選択肢もない。
その為、誰か一緒に飲んでくれそうな人を探す必要があるわけだが。
誰か一緒に飲んでくれそうな人はいないだろうか。*]
 
(60) 2022/01/16(Sun) 1:35:47
“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a12) 2022/01/16(Sun) 1:38:12

到着:蛍“蓮始華” コーネリア

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

―― いつかどこかの会合での記録 ――


はい、初めまして、皆様方。
私は小暑の妹で、蛍“蓮始華”を担っています。

まだまだ若輩者ではありますが、精一杯努めて参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。


[灯守りの会合の席にて、先代小暑の隣で、緊張しながらそう挨拶したのはいつの日だったか。
私は、“本”を開きながら、その日から始まった蛍として兄と過ごした人生に思いを馳せていた]*
(61) 2022/01/16(Sun) 3:38:22

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

―― 小暑統治域内・執務室 ――


さてさて、あの子はちゃんと仕事を終わらせたかな?

[灯守りの一人である小暑の執務室にて。処理が終わったらしい積んであった書類を一つ一つチェックしていく。

数年前に先代「小暑」から託された現「小暑」の彼>>42

先代の蛍として この仕事を続けてきた私としては、彼はまだまだ目が離せない弟のような存在である。
だからこそ、こうして自分の分の事務仕事を終わらせてから彼の仕事をチェックするのが日課になっているわけだけれども]

ふむふむ、なるほどなるほど……。

[記入漏れがないか、誤字脱字等無いか、逐一チェックしつつ、抜けがあったら さくっと修正出来る事は修正して戻していく。
チェックし終えた書類はそれぞれ分類ごとに分けて片付けてしまえば、後に残るのは机上がすっきりした仕事机――のはずだった]
(62) 2022/01/16(Sun) 3:40:31

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

――チェック終わり。
うん、これなら問題はなさそう、だったんだけどね。

[残念ながら、お仕事は常に発生し続けるもの。
追加で持ってきた書類をドンッと机に並べておく。
仕事に一段落つけたら、すぐにサボろうとする彼には酷な事だけれど仕方ない。

ここはお姉ちゃん役として心を鬼にして彼を探し出さなければ]
(63) 2022/01/16(Sun) 3:41:08

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

それに……そういえば、もう会合の時期ね。

[追加の書類をまとめている時に見つけた中央からの手紙。
そこには会合の日程が書かれているはず。それが今日だったか、それとももう少し後だったか。

もし、今日だったなら彼の分まで出かける準備をしなければだけれど、まぁ……彼に直接見てもらってからでも大丈夫でしょう]*
(64) 2022/01/16(Sun) 3:41:31

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

―― 小暑統治域内 ――


いい天気に、いいお昼寝場所。
とても分かりやすい場所にいてくれて、探す分には助かるけれど。

[お昼寝をする現小暑>>43。何か考え事をしているようだったので、気付いてくれるように覗き込みながら声をかければ、彼からは暢気にお昼寝のお誘いが返ってきた。
確かに、こんなにゆったりしたくなる場所と天候なら隣に寝転がって転寝も悪くはなかった。
もっとも、それは何も無ければのお話で]

それはとてもとても魅力的なお誘いだけど、残念ながらそうはいかないのが灯守りと蛍の辛いところなのよね。
追加のお仕事と――ええ、この手紙をどうぞ。
中央での会合のお知らせ、ね。

[手紙に気付いた彼に会合の事を伝えれば、面倒なんていうものだから、ちょっと彼へと向ける笑みを深くしてみる。

「まさか行かないなんて言わないよね?」と言外に主張すれば、どうやらちゃんとわかってくれたみたい]
(65) 2022/01/16(Sun) 3:42:50

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

ほら、ちゃんと行く準備もあるから しゃんとしないと。
全員……ではないかもしれないけど、灯守りが一か所に集まるんだからね。

[楽しみだという言葉には、「そうだねぇ」なんて返しつつ。
彼の隣をゆっくり歩きながら、あちらで会うであろう人達の事を思い出していた。

あの頃>>61と面々が多少変わったかもしれないけれど、また今回も見知った人達と色々お話しできそうだ、と]**
(66) 2022/01/16(Sun) 3:44:30
蛍“蓮始華” コーネリアは、メモを貼った。
(a13) 2022/01/16(Sun) 3:53:29

【人】 灯守り 小満

ふう。

[さて、書類の方に一通り目を通して判を押したら、次は領域に出る番だ。
 常に緑鮮やかな領域の奥、ややシノワズリを思わせる装飾が施された白壁の洋館が小満宮。
 傍らに睡蓮の咲く小池、そこからすぐに花畑が見える。手入れをしているものではなく、小満の能力ちからで生じているもの。
 踏み入れば、盛りの花の中にいくつかホタルブクロが咲いていた。下向きの花弁は灯を湛えて、ふうわりと光っている。

 小満域で息を引き取った人は、ここに辿り着きホタルブクロの花になる。
 袋状の花の中、繭のようにやわらかく灯を包み、導に還るのを待っているのだ。
 手ずからその花を切り摘み、慰霊と祈りの心を込めてしゃんと揺すれば、無垢になった灯は花の守りを抜け出でて中央へと飛んでいく。]
(67) 2022/01/16(Sun) 4:03:38

【人】 灯守り 小満

はぁ……いいなあ先に行けて。

[切なく独りごちれば、背後から刺さるような視線を感じる。
 そのとおり、立て続いたとはいえ溜め込んだのはこちらですとも。]
(68) 2022/01/16(Sun) 4:03:57

【人】 灯守り 小満

[ああ、会場の方で行き場を求める赤葡萄酒>>60に会えていたなら、諸手を挙げて飛びついたのに!
 気まぐれとはいえ仕事自体は嫌いでないのがささやかな誇りだが、こんなときには困りものだ。]
(69) 2022/01/16(Sun) 4:04:22

【人】 灯守り 小満

よし、じゃあ新人さんのほうにもお邪魔しますかね。
ついでに店の様子見に行って……中央行けんのは、その後かな。

[先とは反対に、生まれる灯は小池で睡蓮の蕾になる。
 領域に満ちる力を自然と汲み取って、時が来ればひとりでに咲き新たな命のもとへ向かう。
 ただ、それだけでは足りないだろう、ということで、新生児のもとには直接出向いて新たな灯に祝福を授けていた。
 なんて、実のところ小満自身が統治域の住人に直に触れ合いたい、というのが主な理由だったりする。
 であれば必須の仕事に数える必要はないのだが、会合と同じくこれも楽しみのひとつだし、他の誰しものところに来ていて自分のところだけ祝福がないというのは、親にとっては不安だろうから、もう欠かすことはできなくなっている。

 小満域であれば、どこに行くにも基本は自由だ。領域と統治域を隔てる森の木立をくぐれば、望んだところに顔を出せる。]
(70) 2022/01/16(Sun) 4:05:37

【人】 灯守り 小満

――小満域――

――やぁ、やぁ。ごめんってば。ちょーっと立て込んでてさあ。
うん、そう。やだなぁ、サボりじゃないって。
あ、新しいお茶? いいの? じゃあもらっちゃおうかな。

[どこにでも出放題とはいえ、いきなり往来の真ん中や民家の中に出れば大騒ぎだ。
 ということで、なるべく人通りのない広場や静かな森の中に出てから歩きで向かうのだけれど、その間にも家々から人が顔を出しては、小満さま小満さまと声がかかる。
 小満域は本人の性格に加えて当代の在位が長いこともあり、灯守りと住民の距離が極端に近い。
 かかる声も最近とんとお見限りじゃあないかとか、あっちの赤ちゃんへご挨拶かいとか、またお仕事溜め込んでらしたんですかとか、店の品を持っていってくれとか、そんな気軽なものばかり。

 明るい騒ぎを聞きつけて新米母子が外に出てきたら、きょとんとしている赤子に手のひらかざし、健やかなれと未来を祈る。
 本日の言祝ぎはふたり。それを終えたら、最後に『もうひとつの自宅』に顔を出そう**]
(71) 2022/01/16(Sun) 4:06:28
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a14) 2022/01/16(Sun) 4:10:38

灯守り 小満は、メモを貼った。
(a15) 2022/01/16(Sun) 4:12:50

【人】 “観測者” 処暑

[ 早めに会場へと入ると、徐々に人が増えてくる。
 それを“観測”する、その時間が嫌いではなかった。
 入り口を見つめ、手帳に書き記す。それから時折視線を外して思いを巡らせる。

 ……と、そうして少々自分の世界へと入り込んでいると、不意に声がして思わず身体が跳ねた。 ]


  ……!


[ 反射的に手帳を少しばかり自分の方へと寄せてしまう。
 “日記”を見られたくない、という思いからだ。

 改めて声を掛けた人物を認識すると、先程、到着しているのを確認した『雨水の灯守り』だ。>>28
 私も数十年灯守りを務めているから、先代との付き合いも長いものだった、と思うが、
 彼女が『雨水』になってからは、人間の感覚でもまだ日が浅いと言えるだろう。
 直接顔を合わせた事はないし、私は会合に出ても、他者と会話することは少ない。
 しかし、私の方は、会合で観察したり、それから普段も“風”によって“見る”ことで知っているから、一方的には知っていた。
 そう、恐らく、彼女の想像する以上に、私は彼女のことを知っている、のだろう。 ]
(72) 2022/01/16(Sun) 5:15:11

【人】 “観測者” 処暑

 
  ……貴方、は……雨水さん
  ……こんにちは

  これ、は……そう、ですね……
  ……観察しています。皆さんのことを


[ 他者との会話は苦手であるし、まず話題が少々口にしづらいものである。
 私のことを知る灯守りや蛍、それから中央の人間は、私のこの性質をよく知っているだろうが、知らない相手に説明するのは少々難しい。 ]


  ……私の趣味です。お気になさらず


[ それで相手が納得してくれたかどうかはともかく、ふい、と視線を逸らして、手帳に視線を落とした。
 会話を続けたくない訳ではない。……単純に、人見知り、というものである。
 代わりに文字だけは雄弁に書き記される。彼女に何をしているか聞かれた、というようなことを。 ]
(73) 2022/01/16(Sun) 5:18:02

【人】 “観測者” 処暑

[ 夏の終わりたる私と、冬の終わりたる彼女。
 位置は似ていても、性質としては一番遠い号同士。
 真反対であるから特別意識はしてしまうのだろうけれど、先代に感じていたことを、彼女にも感じてしまうかもしれない。
 “春の始まり”は少し眩しく映る、と。
 特に彼女は年若い上に、まだ灯守りになったばかりであるから。
 春の明るさを、余計に感じてしまうのかもしれない。
 実は、少々“春”の灯守りたちに、なんとも言えぬ苦手意識のようなものはある。


 さて、ところで。
 私は彼女に名乗っていないことに気付いていなかった。
 一方的に知っている上に、私は自身を傍観者として置いてしまうから。
 ……こう言ったところが、人付き合いが下手だというところなのだろう。* ]
(74) 2022/01/16(Sun) 5:19:14
“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a16) 2022/01/16(Sun) 5:27:16

“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a17) 2022/01/16(Sun) 5:32:11

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ 処暑たる彼はああであるものの、しっかりと挨拶を交わしてくれる灯守りもいる。]


  いらっしゃいませ、雨水サマ

  え。……ええ、勿論召し上がってください
  灯守り様方のためにご用意致しましたものですから


[ 無視された後であるからか、『雨水』たる彼女の反応>>27が優しく見える。
 灯守りに成りたて、と言える彼女に、(今は)そこまでの苦手意識はない。
 今のところマイペースではあるが、そのうち熱心な灯守りになってくれるのではないかという期待はある。
 どうか、先代雨水様のようになって欲しい。
 それでも、同僚には彼女に対しても厳しい者もいたかもしれないが。

 しかし、『灯守り』とはそういうものだと分かっていても、随分と幼く見える外見には少し距離を図りかねてしまう、という思いはある。
 実年齢としても年若い部類ではあったはず、とは思うものの、
 食事を食べて良いかと聞かれれば、まるで子供のようにも思えてしまう。
 己は動揺した時に態度を繕えるような人間ではない。
 少々面食らってしまったものの、すぐに対応する。
 ちなみに、自分はまだ食事はお預けである。仕方がないことだが、こんな所にも差は生じるのだ。
]
 
(75) 2022/01/16(Sun) 6:13:53

【人】 中央域勤務 天乃

 
  いらっしゃいませ、小雪サマ

  ……ええ天乃です
  おや、そちらは……


[ 挨拶を返してくれた『小雪』の彼女(彼)が立ち止まる>>39
 名前を覚えていることには少々驚いたが。
 先代小雪には随分苦労をさせられたらしい切実な記録を目にしたような記憶があるが、この小雪様の代に当たったのは、己にとって幸いなのかもしれない。


 手には、普段は持たないワインの瓶。
 この会合への土産だろうか、と思ったが、それが何であるのか、彼女は教えてくれただろうか。]


  それでしたら、此方のワインセラーでお預かり致します
  必要になりましたらお声がけください


[ 世話係を呼びつけて、ワインセラーへと持って行かせる。
 当然、というべきかそういう設備はあるが……この会場にも置いておく方が良いのかもしれない、と頭を過った。]
 
(76) 2022/01/16(Sun) 6:16:08

【人】 中央域勤務 天乃

 
  いらっしゃいませ、春分サマ

  そうですか。それでは本日はお二人共、よろしくお願い致します


[ こちらに微笑むのは『春分』たる彼女>>55
 今日は、彼女の蛍を連れているらしい。
 傍らに居るようならば、彼女にも蛍の名を呼んで挨拶をするだろう。]


  え。おすすめ、ですか……


[ 話を振られたが言葉に詰まる。
 料理の良し悪し等分からない。そもそも、灯守り様・蛍様方に用意されているものなのだから、全て良いものなのではないかと思うが。]


  ……そうですね、スープなどは如何でしょうか


[ 何のスープかもあまり把握できていなかったが、スープの置かれた一角を示す。
 この大寒の時期であるから、そういうものを取る灯守りがいつも多い気がした。確か。
 恐らく世話係ならば旬の食材を使った何かしらを勧めたかもしれないが……。**]
 
(77) 2022/01/16(Sun) 6:17:45
中央域勤務 天乃は、メモを貼った。
(a18) 2022/01/16(Sun) 6:21:04

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/01/16(Sun) 6:24:13

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくは実年齢より幼いんだと思う。>>75
 成長するための多感な時期の時間は、ずっとずっとずっと

    ─────引きこもっていたから
 ]

 
(78) 2022/01/16(Sun) 7:58:55

【人】 灯守り 雨水

 
[幼い外見でいるのはその時間を埋めたくて
 普通ならあったはずの人との時間をゆっくりでも
 重ねて、作って、そうやって生きたいと
                         やり直したいと


 時間をさかのぼる事は出来ないけれど
 今からでもそうしていいと許してくれたのが
 先代の雨水、その人だった。]

 
(79) 2022/01/16(Sun) 8:00:21

【人】 灯守り 雨水

 
[その人は入り口を見たり、何かを書いたり。>>72
 誰かを待っている風にも見えなくてじぃっと思わず見た。

 声をかければ集中していたのかびっくりされたみたい。
 手帳を引き寄せる姿に見られたくなかった、というのは流石に伝わった。]


 ごめんなさい。
 内容までは見てないです。


[素直にぺこり、と頭を下げた。
 先代は人づきあいがよく、よく人に絡む人だから。
 引きこもりの人でも見つかったが最後。絡みに絡んで全体的に付き合いが多少なりともあった人。
 そんな彼が次の雨水を決めた。しかもその姿が少女となれば戸惑う人もいたかもしれない。それはさておき。


 ぼくは相手を知らないけれど相手は僕を知っているようだ。それは先代がお話したのかな? とかどこかで見かけたのかな? とかそう受け取った。]
 
(80) 2022/01/16(Sun) 8:02:16

【人】 灯守り 雨水

 

 はい、雨水になった者です。どうぞ宜しく。
 失礼ですけど其方は? 覚えていなくてごめんなさい


[首をこてん、として自己紹介と相手の名を訪ねた。]


 観察、ですか。面白い事ありました?
 

[観察、という程じゃないけれど人を見るのはぼくも好き。
 だからちょっと親近感がわいてお話を続けてみる。
 口ごもるのは特別気にせず。>>73嫌がられるならやめるけれど、どもるだけなら聞かせて? とじぃっと見つめる事になる。

 人の趣味にケチなんてつけない。
 気になさらずという言葉には合点、と頷いた。
 そう喋りながらも何か書き込んでいるし記録するのが好きなのかな、と考えた。]
 
(81) 2022/01/16(Sun) 8:03:33

【人】 灯守り 雨水

 
[季節が真逆の相手とはまだぼくは気づいていない。>>74
 でもまだ人間の感覚が強いぼくに季節が真逆と気づいたとしてもじゃあぼくのうちから場所遠いのかな、とか
 どんな領域を持っているんだろうとか。
 そういう興味を持つくらいになるだろう。

 特別意識するもの、という感覚があまりない。
 苦手意識を持たれてるというのは気づくことなく


 相手が交流下手かどうかも大して気にせず
 ぼくはぼくなりにマイペースに相手の真似して相手を
じぃ〜っ
と観察してみたのだった。ちょっとぶしつけだったかもしれない。
 ぼくはぼくで、人付き合いの距離の取り方がへったくそだった。]**
 
(82) 2022/01/16(Sun) 8:05:37
灯守り 雨水は、メモを貼った。
(a19) 2022/01/16(Sun) 8:12:12

到着:灯守り“霜降” 月輪

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
  
── 霜降領 ──
 

[ 年季の入った三面鏡に向かい、唇を撫子色で滑らせ
 白銀と萩、二色の髪を竹櫛で梳いて
 頬に当たる白粉も、濃くなりすぎないように、と
 普段は手を抜きがちなお化粧にも、特段時間が掛かります。

 今日は会合の日ということで
 久しぶりに着物に袖を通しました。
 別に着物が正装という訳でも無いのですが、
 動き辛さに苦しさ、仰々しさがあるので
 普段は洋装、ラフな姿で過ごす方が多いのです。 

 いざ袖を通すと、やや肌寒さを感じました。
 今の季節を考えれば当然。
 丸窓から覗く外界の空や木々に、微かに白が舞い踊っていました。]
 
(83) 2022/01/16(Sun) 10:16:06

【人】 灯守り“霜降” 月輪

[ 身だけで無く、心の底まで冷え込むこの時期は
 あの方を思い出します。]

   
……紫明様。


[ 私が灯を受け継ぎ、既に数年が経過しましたが
 私があの方のようになれるとは
 いいえ、足元に及ぶ時が来ることも無いと思っていますが
 今でも、偶にあの方の夢を見るのです。]
 
(84) 2022/01/16(Sun) 10:28:06

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 長身でやや低めの通る声、洗練された所作の美男子で
 明るく、竹を割ったような奔放な方かと思いきや
 誰にでも気さくに接して下さる、心優しいお方。

 私が蛍として初めてこの地に足を踏み入れた際も、
 他の蛍に任せず、直々に温かいお茶とお菓子を
 用意して下さいました。]


 「そのように緊張せずとも、自分の家だと思い
  寛いでくれれば良い。でないと俺が困る。」
 

[ と、優しく微笑んで下さったのです。
 
 それでも緊張している私に、「毒など入っていないから」
 と、目の前で同じものを食べ始めたり、
 君が口を付けるまで話を始められない、と子供のように
 私の様子を覗き込まれたり、震える手が動き始めると
 「よし、いい子だ第一段階合格」と拍手して。
 私が想像していた、恐れ多く近寄り難い
 “灯守り様” とは、多少違っていたのです。

 あの時出していただいた、少し渋めの玉露茶の
 色も味も温もりも、花型の桃色の練りきりの造形も
 甘さも、忘れることはありません。]
 
(85) 2022/01/16(Sun) 10:34:12

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 先代の灯守りである紫明様の在位期間は
 私が生まれる前よりも、私の両親、そのもっと前から 
 ──百年以上とお聞きしております。

 彼が統治、守護する霜降域は永遠に安泰だろう、と
 市井の評判も良く、私の一族諸共心酔していました。

 しかし、安泰と思われた霜降領に青天の霹靂が降り注ぎました。

 十年も経たぬ前、紫明様が突然引退を表明され
 表舞台から姿を消されたのです。
 
 ────後継者に、私を指名して。]


[ 私と同期の蛍の方が優秀なのに。
 新しく後継者を招聘することも出来たでもあろうに。

 私が灯守りを引き継ぎ、既に数年が経過しましたが
 未だ「何故、私が此処に居るのだろうか」と思い、
 立ち止まり、振り返ることは多々ございます。]

 
(86) 2022/01/16(Sun) 10:40:52

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
   
──会場──


[ 赤い外套を上から羽織り、雪がちらつく中領域を出て
 祭りの会場に到着すると、既に多くの人々で賑わって
 いました。]

 
  お疲れ様です、こんにちは。
  今日も一日よろしくお願いします。


[ 執事やメイド、世話係の柊様>>0、職員天乃様らに一礼し>>6
 その際、処暑様と天乃様のやり取りを見て>>14
 そそくさと会場へと入ることにしました。

 揉め事が苦手で、不穏な出来事や前兆には
 あまり関わりたくない性質であり、勿論、統治者として
 宜しくないのも頭では理解しています。
 
 だからこそ、私がこの地位に就いたのも、
 今、この地に足を踏み入れることも
 自分自身が一番信じられないのです。

 でも、会合でその表情を、不安を見せる訳にはいけないから
 たくさんの笑顔と愛嬌を
内の不安を悟られぬよう
振り撒くのです。]**
 
(87) 2022/01/16(Sun) 10:50:57
灯守り“霜降” 月輪は、メモを貼った。
(a20) 2022/01/16(Sun) 10:53:30

灯守り“霜降” 月輪は、メモを貼った。
(a21) 2022/01/16(Sun) 10:53:50

【人】 先代“小雪” 篠花

ーー先代の記録ーー


「あーはいはい。中央の人はいつも元気だねぇ。」


[中央域のとある部屋。
見て分かるぐらいうんざりした顔で、ソファに凭れかかって座る男はやれやれと首を振った。

規律を重んじる灯守りの監視役、と言われれば聞こえはいいが、己からすれば陰湿で頭が固い。としか思えない。
権力争いに利用しようとする輩がいるとかいないとか聞けば尚更。
中央職員の呼び出しのドタキャンなぞ日常茶飯事。
それなのに、今回珍しく素直に呼び出しに応じたのはーー。]
 
(88) 2022/01/16(Sun) 13:56:08

【人】 先代“小雪” 篠花



「そんな顔しなくても資料はちゃんと持ってきたって。」


[ほら。と適当そうに紙の束を取り出すと、引ったくるように奪われた。
職員の誰からも許可を貰わず、無断で持ち出した資料を返せ、と怒気の孕んだ招集が掛かったからである。
お冠なのは最初からわかりきってたことなので、元気なのも当然である。
まあ目の前の職員が顔を真っ赤にしているのは、座ろうとしたソファにあったブーブークッションに引っ掛かったからかもしれないが。]
 
(89) 2022/01/16(Sun) 13:56:32

【人】 先代“小雪” 篠花



「なんで持ち出したかって?
 悪戯をして君達の仕事を増やしてあげようっていう、
 かわいい僕の気・遣・い♡」


[「しっかし気付くの遅くなーい? ちゃんと管理してる?」と心配そうに声を掛ければ、ブルブルと震え始めた気もするけど気にしない。
ちなみに、言葉以上の理由は本当にない。
持ち出した資料のタイトルすら読んでないぐらいには興味ない。]


「ははっ、何様のつもりかって?
 決まってるじゃない、
小雪様☆



[事実を返せば、これ以上の会話は意味をなさないと思われたのか、荒い足音を立てながら出ていってしまった。]


「やれやれ、挨拶ぐらいしてからされないもんかね。
 規律を重んじるくせに礼節に欠くとは聞いて呆れる。」


[尚礼節を欠かせた元凶である。
さて、用事は終わったし帰るかなーと閉じた扉を開けるため、ドアノブを握るが。]
 
(90) 2022/01/16(Sun) 13:57:35

【人】 先代“小雪” 篠花



「……うん?」


[何故か開かない。
ガチャ、ガチャガチャガチャ、ガキッ。]


「……うわぁ、すごーく嫌な音。」


[若干現実逃避しながら手元を見てみれば、ドアノブだけがあった。
いやいやいや、おかしいでしょ。そんな力込めてないよ?

ゆっくりと周囲を見れば、一人の人影を見つけた。
うん、がっつりこっち見てるね。あの顔からしてこっちの状況把握してるね。

足早にそちらへ近付くと、その手に壊れたドアノブを握らせた。]
 
(91) 2022/01/16(Sun) 13:58:09

【人】 先代“小雪” 篠花



「これ、君がやったことにしておいて。
 この場は任せたから。じゃ!」


[後ろで何か叫んでいた気もするけど、聞こえなーい。
アディオス!!と元気に挨拶して扉を蹴破りながら逃げ出した。

ちなみに彼へのお願いは聞き届けられなかったらしい。
後日修繕費の請求書が届いた。かなしい。

そんな事象が、記録の1つとして残ってるかもしれない>>76。*]
 
(92) 2022/01/16(Sun) 13:58:35
到着:気紛れ飼猫 クロ

【人】 気紛れ飼猫 クロ

ー夏至域ー


 …ああ、もうこんな時間か。

[はたと呟くと、席を立つ。
直後に目の前へ跪き現れる三人。この領域の主である彼を補佐する、三人の蛍。]

 
枯(かるる)
菖(あやめ)
夏生(しょうず)

 いつも言っているような気がするが……
 わざわざボクが動く度律儀に現れなくていいんだからね?

[思わず苦笑も零して仕舞う。彼女達は真面目に、蛍としてボクをいつも助けてくれる。…あまりにも真面目過ぎるような気はしているのだが。]

 
『当然にございます、あなたはここの統治者ですから』

 
『我ら蛍は、自らの灯守りを守るが使命』

 
『その灯守りが動くときは、我らも動く時でしょう』


[……こんな感じである。多分使命を果たしたい気持ち半分、ボクが変なことをしないかの監視半分なんだろうけど。]
(93) 2022/01/16(Sun) 14:09:38

【人】 “小雪” 篠花

ーー現代:少し前/天乃と>>76ーー
[先代とは違い、中央域嫌いを拗らせてるわけではない。
個々に性格というものがある以上、不愉快な思いをしないなんてことはないけれど。

その為、可能な限り職員の名前は覚えようとしている。]


 統治域の人から貰ってね。
 領域に戻る時間は微妙だったから、そのまま持ってきてしまったのよ。


[土産ということにすればいいとは、この時思い付かなかったから、気になるのだろう事を伝えた、というよりは言い訳したと言う方が正しいだろうか。]


 ありがとう。助かるわ。


[快く引き受けてくれた彼にお礼を述べ、さてワインをどうしようかと思案する。*]
 
(94) 2022/01/16(Sun) 14:14:32

【人】 気紛れ飼猫 クロ

 はいはい、分かりましたよ……。

[夏至域。ボクが統治している領域。
基本的に陽が常に昇り、領域全体を明るく照らしている。
故に暗くなるという概念は無い。

とはいえ夜になれば多少明るさは落ちるし、気温も少しばかりは下がる。暗くならないので寝るためには光源ではなく闇源を用いる。

基本的に常に暖かいので防寒具など必要もなく、領域内の民たちは常に薄着で生活している。

ボク的にはこの領域は平和かつ、昇る陽のように明るく生きなければならない、と思っているから、色々考えて魔術は行使したりしてるけど。]
(95) 2022/01/16(Sun) 14:19:35

【人】 気紛れ飼猫 クロ

[…ときたまそれが変な方に行っちゃって、ボクと蛍の皆で後始末しなきゃならなくなったりするんだけどね。
その度蛍に怒られながらもなんとかこの領域を平和に治められている。]

 そろそろ会合に向かわないといけないからね。
 今回は……そうだね、菖についてきてもらおうかな。

[基本的に会合には、ボクと蛍の誰かを一人連れて向かう。
前はボク一人で行ってたんだけど、一人で行かせると心配で領域の面倒を見るどころじゃない、と言われてしまったので一人ついてくるようになっていたり。]
(96) 2022/01/16(Sun) 14:24:20

【人】 気紛れ飼猫 クロ

 
『承知致しました。では、すぐに準備をして参ります。』


[菖。彼女は蛍の中で最も快活である。故にボクとしては一緒に居て退屈しないし、他のところでも上手くやっていける。]

 準備が整ったら行くよ。枯と夏生はいつも通りお留守番
 を頼むね。

[御意、という一言と共に散って行く三人。
さて、ボクも向かう準備をしようか**]
(97) 2022/01/16(Sun) 14:28:20
離脱:気紛れ飼猫 クロ

到着:気紛れ飼猫 クロ

離脱:気紛れ飼猫 クロ

到着:灯守り 夏至

灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a22) 2022/01/16(Sun) 15:19:40

【人】 灯守り 夏至

 さて行こうか、菖。

[真っ直ぐ右腕を伸ばし、手を広げる。
何やら言葉を唱えれば、あっという間に中央領域。]

 もう何度か来ているから問題ないとは思うけど。
 くれぐれも他の灯守りの皆には粗相のないようにね。

[『あなたがそれを言います?』なんて菖に言い返されたけれど。言葉は返さず会場の中へ。
既に何名かは着いているようだけど、さて。**]
(98) 2022/01/16(Sun) 15:24:36
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a23) 2022/01/16(Sun) 15:24:51

到着:灯守り 大寒

【人】 灯守り 大寒



  あ


 [  普段とちがう質感と
   ちょっぴり痛いな、と思ったときに

   私はようやく気がつくのでした。


   領域から出ることも殆どなく
   まして灯宮以外の中央域へでることなど
   無いにも等しかったものですから。


   そういえば
   外は裸足で歩くものではないのだと、いうことに。 ]
(99) 2022/01/16(Sun) 15:36:54

【人】 灯守り 大寒



 [  このままわたしの領域せかいへ帰ってしまおうか。

  私はずいぶんとむかしから
  ここに居ないことが当たり前になっていましたから。


  ……帰ってしまったって
  同じことでしょう、と心が騒ぎます。


  ……いいえ。
  きょうは。
  そうではないのよ、と小さな勇気にこころを預けて。


  ……靴なんて、どうせいつも履いていないのだから

  今更いっしょね。  ]
(100) 2022/01/16(Sun) 15:38:49

【人】 灯守り 大寒


  二十四四季 第24
『大寒』

  ……お久しぶり、でしょうか?


 [  お久しぶりどころではないわね。
   中央の方にぺこりと頭を下げます。
   他にも誰かいたでしょうか?
   文の交換などをしていた灯守り様も
   いらしたかもしれません。 

   滅多と現れない灯守りに、
   何故、と疑問を浮かべる者もいるかもしれませんね。


   実際、私にも、よくはわかりません。
   けれど  ]
(101) 2022/01/16(Sun) 15:42:59

【人】 灯守り 大寒

 
  ……呼ばれた気がするのです。
  どなたかに、わたしの力が
  もしかしたら必要なのかもしれないと。

  ならばわたしは―――

 
(102) 2022/01/16(Sun) 15:44:04

【人】 灯守り 大寒



  [  あなたの、力になりたいと、願うのです ]


(103) 2022/01/16(Sun) 15:45:26

【人】 灯守り 大寒



 [  けれど、さすがに慣れない地面を踏みしめるのは
   ちょっぴり疲れますね。

   今はどこかそうね、座る場所でもあれば
   座らせていただこうかしらと端の方へ **  ]
(104) 2022/01/16(Sun) 15:49:08

【人】 旅する灯守り 小暑

ー そして会合へ ー

……ああ、わかっているよ。ところでネクタイもしなきゃダメ?ジャケットだけでもまあまあ苦しいのに。



[会合に向かうため、身支度を整える。フォーマルな場なので、いつものような格好ではいられない。ジャケット、ネクタイをやむなく着用し、中央域へと向かう準備をする]


……わかるかい?血管や神経を締め付けるような服装は基本的に人間に向いてないんだよ。だからネクタイだけでもなんとかならないかな。



[要は暑くなるからジャケットにネクタイは着用したくないというワガママだが、それが彼女に通るはずもなく]


あっ、だめ……
ふう、苦しいなあ(チラッ)



[無言で圧のある笑顔を向けられたので、おとなしく着用した]
(105) 2022/01/16(Sun) 15:56:49

【人】 旅する灯守り 小暑

ー パーティー会場 ー

[準備を済ませ、中央域までひとっ飛び。受付の人や中央勤務の方に挨拶を済ませ、中へ]


さて、誰がいるかな。


[正装でパーティー会場の中へ。周りを見渡し、見知った顔を探す**]
(106) 2022/01/16(Sun) 15:57:07
灯守り 大寒は、メモを貼った。
(a24) 2022/01/16(Sun) 15:59:28

【人】 “観測者” 処暑

[ “日記”を見られたくない、という反応は反射的なものだ。
 そもそも絶対に見られたくないならば此処でこうして広げてはいない。
 だが、どうしても、中央に勝手に記録文書にされたというあの出来事を思い出し、警戒してしまうのだ。
 素直に頭を下げる相手>>80には「そうですか」と返し、手帳は一応元の位置に戻る。 ]


  はい、宜しくお願いします……
  ……あ


[ 言葉を交わすのは初めてなのだから、相手からしてみれば当然か、と、彼女の自己紹介を聞いていたが、
 続きの言葉によって、彼女側は私を知らない、という事を思いだす。>>81 ] 


  私は『処暑』の灯守りです
  お見知りおきを


[ 表情を変えずに、淡々と告げた。
 挨拶が遅れた事を謝らないのもまた、他者と接してこなかった故の弊害である。

 私の事を覚えていなかったことに何も思わないし、また、私の事は個人として覚えずとも構わないが。
 ただ、同じ灯守りとして号と顔ぐらいは一致させておいた方が無難だろう、ということは思うため、号名程度は名乗っておく。 ]
(107) 2022/01/16(Sun) 15:59:53

【人】 “観測者” 処暑

 
  え……ええ、面白いですよ、皆さんの事を知るのは
  非常に興味深いです


[ 私の歯切れの悪い応答の間もじっと見つめられ、そして彼女は会話を続けようとする。
 ……観察は好きだが、観察されるのは慣れない。
 落ち着かなさに幾度か視線を彼女に遣っては、耐えきれずにまた逸らす、ということを繰り返しただろう。

 気になさらず、と口に出せば、彼女は素直に頷いた。
 先程謝られた時もそうだが、実際言葉を交わしてみると、見ているだけだった時よりも素直さを肌で感じる。
 性格的、というよりは、子供のもののようなそれ。
 それは彼女の“過去”に関係があるのだろうか>>78……否、これは唯の憶測に過ぎないから、言及するのはやめておこう。

 「新しい『雨水』と言葉を交わす。素直な子だ。視線が痛い」等、本人の目の前で記していく。
 その間も彼女はじーっと此方を見つめていただろうか。>>82
 ……私も手帳から顔を上げて、じっと彼女を見つめた。 ]


  …………………


[ 普段よりも間近にある彼女の姿。見つめる間、言葉は発さなかった。

 ……先代の雨水という人は、会合で私がこのように窓際の席にしても、目が合ってしまえば、此方まで来て話しかけてくるような、そんな人。
 人の心を溶かすような、正に“雨水”の号のような印象の人だったように思う。
 だからこそ、眩しく思ったし、最後まで苦手意識は晴れなかった。

 しかし、彼女を前にして、少し懐かしいような感覚を覚える。
 それは彼女が先代雨水の彼の“娘”であるからであるのか、
 それとも、彼女もまた“雨水”に相応しい人物になりそだと、予感を得たからか。** ]
(108) 2022/01/16(Sun) 16:03:56
旅する灯守り 小暑は、メモを貼った。
(a25) 2022/01/16(Sun) 16:13:01

“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a26) 2022/01/16(Sun) 16:20:38

到着:灯守り 立秋

【人】 灯守り 立秋

[立秋の統治域で一人静かに暮らしている老人がいた。
その人物こそが、先代の立秋であり、先日号を退いた者であった。

静かに朽ちていく予定だった老人の元へ、ある日蛍の一人が訪ねてきた。自分の蛍でもあり、新しい立秋と契約を結び直した男性だ。彼に任せておけば安心だと思ったのに、わざわざ来るとは。嫌な予感がした。

それから、緊張した様子の彼の口から並べられた事実は、やはり先代の立秋にとって面白くない物だった。……新しい立秋が、命を落としかけたのだという。さらに詳細を聞き、老人は大きく溜め息をついた。]


……やれやれ。
仕方がないな。


[そして。
先代立秋は、再び灯守りとなった。
もう数十年も前の出来事である。]
(109) 2022/01/16(Sun) 16:31:08

【人】 灯守り 立秋

あっはっはー!皆、元気ィ〜?

[そして現在。現・立秋は十代半ばの若い姿で統治域内を駆け巡っている。一般的にはまだ普及していない、自転車という乗り物で。

新しい物好きな立秋は自らの立場を思い切り利用し、一台取り寄せて乗りこなすようになったのである。

統治域の住民たちも、珍しい乗り物とはいえ「まあ、立秋様だし……」とありがたい理解を示している。リュックを背負い、自転車に乗る立秋の姿は今では一種の名物となっていた。

自分の域では転移が出来る故に、本来こんな物は灯守りに必要はないのだが、風を感じながら皆を見て回れるこっちの方がいい!とのこと。]
(110) 2022/01/16(Sun) 16:34:01

【人】 灯守り 立秋

ねえねえ、チュウくん!
このまま中央域に行ったらダメかなー?

[その上二人乗りだった。とはいえ、チュウと呼ばれたモノは人ではなく、橙色の果実に手足が生えた姿をしていた。使い魔兼蛍のチュウくんであった。ちなみに他にダイとショウがおり、大きさによって名前を決めたことは想像に難くなかった。

言葉を発せないチュウくんは諌めるようにぺちぺちと立秋の腰を叩くが。]

そうだね!行こう!
GOGO!

[チュウくんはショックを受けている。しゃーっと統治域を通り、領域へと戻り。そこにある中央域へ移動できる陣に光が灯り、自転車ごと突っ込んだ。一瞬の浮遊感。]
(111) 2022/01/16(Sun) 16:35:28

【人】 灯守り 立秋

おっ……とっ、

わーーーーっ!?

[移動の際に浮遊感を感じたせいか、バランスを崩した自転車が蛇行する。ブレーキをかけるも、逆にひっくり返った。
がしゃんがしゃん。

哀れな橙色の丸い使い魔も何度か弾んで転がった。
キュコォ……と、か細き鳴き声。]

いたーい!でも来れた!実験成功!
やあどうも、お久しぶりです中央のかたがた!

[ニコニコと、口調だけは丁寧に。
今あった事故など他人事のように挨拶するのだった。**]
(112) 2022/01/16(Sun) 16:37:12
灯守り 立秋は、メモを貼った。
(a27) 2022/01/16(Sun) 16:52:19

灯守り 立秋は、メモを貼った。
(a28) 2022/01/16(Sun) 16:55:18

灯守り 立秋は、メモを貼った。
(a29) 2022/01/16(Sun) 16:55:45

【人】 灯守り 夏至

 ……ん、んんん?

[けたたましい音がした方を振り向けば、よくよく知り合った顔が>>112
何やら不思議な乗り物に乗ってやってきたらしい。]

 ………なぁ菖、ボクの言えたことじゃないかもだけど…
 
『…今回ばかりは何を言いたいのかはよく分かりますよ、ご主人様。』


 ボクよりこいつの心配をした方がいい。
 
『ご主人様よりあの方の心配をした方が良さそうです。』


[なんて、口を揃えて**]
(113) 2022/01/16(Sun) 17:03:04
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a30) 2022/01/16(Sun) 17:12:15

【人】 灯守り 立秋

おっ……
やあ、夏至じゃないか!

久しぶりだねー!
何、大したケガはしてないよ、心配には及ばないよ!
あはは、声揃うなんて仲良しだなあ。

[体の心配をしてくれたと勝手に解釈して、えへへーっと笑っている。>>113

橙色の果実のチュウくんは、私は止めたんですよとばかりにメゲエエエエと菖に泣きつきに行っていた。**]
(114) 2022/01/16(Sun) 17:16:37

【人】 灯守り 夏至

 なんだその乗り物は。相変わらず面白そうな物を作って
 いるみたいだな、立秋。
 役立つなら是非ウチでも……

[『目の前で転がってたのに興味を持つんですか?』と言わんばかりの視線が飛んできた気がするから、一旦口を噤んで。そして目の前の灯守り>>114は何やら勘違いをしているようだが。]

 割と痛そうだったけどな?ボク達だって不死身じゃない
 んだから…
それと断じてボクは仲良しではないぞ


[主従関係に仲良しは無いと思っている。信頼や尊敬はあるにせよ、仲良しというのは何か違う気がして。一方で果実に泣きつかれた菖は意図を理解して]

 
『…人の忠告を聞かない辺り、どっかの誰かと似たようなもんですね、ご主人様マスター?』


[ぎく、と肩を震わせて、聞かなかったフリをする**]
(115) 2022/01/16(Sun) 18:04:20

【人】 灯守り 雨水

 
[書いているものを見られたらいや。
 そう自分にインプットしつつ。
 元の位置に戻されても内容は見ないよう気を付ける。>>107

 名乗りを聞いて、相手もぼくと同じように号を名前として名乗っているのかな、と受け取った。お見知りおきを、という言葉に応えるようにぺこり、とお辞儀をした。
 表情に関してはぼくも大概だから気にしない。

 処暑。暑さの峠が過ぎた頃で穀物が実り始める季節。
 そして僕と正反対の季節。

 へぇ、とあれこれ好奇心がわいた。>>82


 処暑さんですね。ぼくと真逆の季節ですね。
 ぼく季節の変わり目って好きです。
 今度でいいのでそちらの領域の事、教えてください。


[名乗りを忘れる事は、ぼくにとって別に謝る事とも思わなかった。ぼくもぼくで他者と接する機会が過去にほぼなかった弊害を抱えているが、相手の似た弊害を知る事はなかった。


 ぼくはぼくで好奇心のまま言葉を返したんだ。]
 
(116) 2022/01/16(Sun) 18:05:59

【人】 灯守り 雨水

 
[相手も好奇心旺盛なのかな。と言葉で判断する。>>108
 ぼくの視線に落ち着かないのか、こっちを向いたり目をそらされたりと
。……なかなか面白く感じてしまった。



 なるほど。知ろうとするのは素敵なことですね。
 確かに観察するのは面白いかもしれません。


[相手は困るかもしれない、という可能性に辿り着いてないあたりが経験値を物語ると思う。

 ぼくが過去、引きこもっていた事や。それが融解の能力所以なのはちょっと調べればわかる事。
 だから言及されても普通に返答はしたんだと思う。


 手帳に目の前で書かれていた事には、目の端で素直の文字だけ都合よく拾ってしまい、嫌がられるかもって見なかったことにした。

 相手も手帳から顔をあげてぼくを見る。
 ぼくはそれに応えるように
じぃぃ〜っ
と返した。]
 
(117) 2022/01/16(Sun) 18:08:00

【人】 灯守り 雨水

 

 ────……にらめっこ?


[首をこてん、とさせた。
 だとしたら面白い顔しなきゃいけないのかな? とか真面目に考えてみた。
 照れや羞恥が薄いのは、元から感情の起伏が弱いせいなのかもしれない。

 先代はそんな処暑さんの苦手意識にまで気付いた上でぐいぐいいっていたから、ぼくの事言えないくらいに大物だったんじゃないかって思う。
 彼は雨水という、雪が、寒さがとけていく季節の名にふさわしい人だった。

 ぼくもまた、相応しい人になれそうだと思われているのを知れたのならすごく喜んで懐いたんだろう。]
 
(118) 2022/01/16(Sun) 18:09:37

【人】 灯守り 雨水

 
[ふと気づいて周りを見渡せば、いつの間にか人が増えていた。

 ぼくが懐いている小暑の人を見つければ>>106顔がぱあっとなる。ぴょこぴょこはねて手を大きく振ったけど見つけて貰えただろうか。]


 あ、始まる前にちょっと食べておかないと。
 じゃあ観察頑張って下さい。
 何か面白いの見つけたら教えて下さいね。

 あと、雪が積もって困ったら一報くだされば出張しますから。遠慮なく。


[ぼくは能力に関して隠さないようしている。
 手袋をしているのも、変に使わないよ。という密かな主張だったりする。別に触れるのが必須じゃないけれど、それでも。

 溶かせないものはないんじゃないのかな?
 そんな風に思うぼくの能力”融解”


 それは過去のぼくを縛ったものだ     
 それでも、今のぼくは────     


 相手に引き止められなければじゃあ、とぼくは立ち去った。]*
 
(119) 2022/01/16(Sun) 18:14:26
灯守り 雨水は、メモを貼った。
(a31) 2022/01/16(Sun) 18:16:48

【人】 “小雪” 篠花

ーー霜降とーー
[先代の霜降とは顔見知りであり、尊敬している一人であった。
如何せん、自分の先代は中央域の職員には迷惑を掛け>>90、ふと気が付くと仕事を放り投げてふらふら街へ遊びに出る様な人だったこともあり。
……一応弁明しておくと、いつやっていたのか謎ではあるが統治域内の仕事や灯守りの仕事はしていた。本当にいつやっていたのか謎だが。
もしかしたら、先の霜降の君や、年長の灯守り、蛍もこの辺のことは知ってるかもしれない。


それなりに長い年月を灯守りとしてやってきた彼は、市井からの評判もよく、ああいう灯守りになりたいと思ったものだ>>86

その彼が、新たな蛍を迎え入れたと聞けば>>85
どのような方を選んだのか気になって、合わせてほしいと願ったのだったか。

何度か会っている内に、何となく放っておけなくて、勝手に妹分のように可愛がっていたりして。
いつの間にか友人、と呼べる間柄になっていたから、彼女が後継として指名されたと聞いたときは素直に喜んだ。]
 
(120) 2022/01/16(Sun) 18:21:18

【人】 “小雪” 篠花

 
[反面、何故彼女を? と疑問にも思った。

私はただ、尊敬する灯守りの話を聞きたくて尋ねたこともあったかしら。

彼が何故、あの子を後継に指名したのか、話を聞くことはあったかしらね。**]

 
(121) 2022/01/16(Sun) 18:21:38

【人】 灯守り 小満

――『慈雨』――

[小満域の中央、石畳に噴水がきらきらと光を放つ広場に面して、その店はある。
 恵みの雨の名を冠する店へ気まぐれに(とは言いつつ、頻繁に)店主は訪れ、来店客とひとしきり自由に話をしては、またふらりといなくなる。
 そんなことを繰り返し、繰り返し。そして今日も、同じく。
 違いがあるとすれば――今日は、このあとすぐに出ていくということくらい。残念ながら、本日のお楽しみはこれからなのだ。]

ちょっと留守にするから、みんなの顔見にね。
どうだい、変わりない?

[にこにこと客席を見渡せば、いってらっしゃいなり、帰ってきたらうちの畑見てってくれなり、口々に色々返ってくる。
 うむうむ、よきかなよきかな*]
(122) 2022/01/16(Sun) 18:42:16
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a32) 2022/01/16(Sun) 18:44:55

“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a33) 2022/01/16(Sun) 19:01:55

【人】 灯守り 立秋

自転車だよ、じてんしゃ。
誰が発明したのかはよく知らないけど、走るよりずっと速く移動出来るんだよね!ちょっと乗るのにはコツがいるんだけど……

[カラカラと車輪が空を回っている様子を横目で見つつ説明を。どうやら夏至の所の蛍のお眼鏡には適わなかったらしい。>>115

不死身じゃないなんて、そんなことはわかってるよお。
ん、仲良しじゃないの?

[ちらと夏至と菖を見るも、お小言を告げるのを聞き]

ああ……注意される方とする方かあ。
なるほど。

[何か納得したように呟き。泣き止んだ果実は菖にぺこりと丸く礼をし、とてとてと立秋の方へ戻っていく。]
(123) 2022/01/16(Sun) 20:11:17

【人】 灯守り 立秋

さて、パーティーだね!
じゃあ自転車をどこかに置かせてもらって……、

ん?

[大きな音を聞いて駆けつけてきたメイドさん方に両腕を抱えられる。すごくカジュアルな服な上に、ここに来るまでにあちこち走ってきて、おまけにすっ転んで汚れた格好となっている立秋をこのまま行かせるわけにはいかないという判断であった。]

ええ……お風呂ぉ?それと、服も貸してくれるの?
まあ、可愛い服ならいいかな!
ありがたやありがたや。

じゃ、また後でねー!夏至ー!

[こうして立秋は別室へと運ばれていった。
自転車とチュウくんも一緒である。**]
(124) 2022/01/16(Sun) 20:12:17
到着:灯守り 立春

【人】 灯守り 立春

─ 会合の前日 ─

[遥か純白の綿帽子を被った連峰を望む麓。
薄く氷の張った湖のほとりで、
白鳥たちが思い思いに羽を休めている。

彩り鮮やかに壁を塗られた家々が
ぽつんぽつんと建っている平地も、
通路や橋まで満遍なく白銀の雪に覆われている。
けれど、よく観察するとところどころに
小さな花や緑といった生命が芽吹いている。

凍風が吹きつける一方で、暖かな陽射しが降り注ぐ。
寒さに負けじと雪玉を投げ合い駆け回る、
子どもたちのはしゃぎ声がこだましている。
そんなのどかで牧歌的な風景の中を、
時々立ち止まりながら歩いている女性が一人。

 『立春さま〜!! ねえねえ、見て見て!!
  お〜〜っきな雪だるま!!
  ぼくが作ったんだよ! すごいでしょ!!』


などと東から呼ぶ子どもの声が聴こえたかと思えば、

 『おや立春様、こんにちは。今日もご苦労さん。
  蕪がいい具合に漬かったんだが、持ってくかい?』


などと西から気さくに声を掛ける老夫婦も居る。]
(125) 2022/01/16(Sun) 20:17:37

【人】 灯守り 立春


[『立春様』

そう呼ばれた齢二十歳前後と思しき女性は、
呼ばれる度に春風のような笑みを浮かべて呼び掛けに応えた。]
 
(126) 2022/01/16(Sun) 20:18:55

【人】 灯守り 立春

[ここは "
立春
" 統治域。
華やかな春の訪れを告げる季節を拝命したこの土地は、
冬の匂いを随所に色濃く残しながらも
はじまりを予感させる生命と希望に溢れている。

統治域の半分ほどは雪原と針葉樹林に覆われ、
小さな村や集落が点在している。
中央域に程近い街は特に活気に満ちていて、
多種多様な商店や飲食店が立ち並び、人通りも多い。
両隣の"大寒"・"雨水"統治域との交易も盛んだ。

雪解けを待つ寒冷な気候にあっても豊かな生命が育まれ、
その生命を糧にまた他の生命が命を灯す。

生まれ育った"芒種"の統治域に比べれば
随分と寒いはずのこの地の背筋の伸びるような空気が、
故郷より肌に馴染むようになったのはいつからだっただろう。

私がまだ師匠の、先代立春の弟子だった頃は。
東風解凍はるかぜちゃん』と呼ばれていた頃は、
まだつめたい風にもう少し凍える日もあったと思う。

広場を抜け、路地を過ぎ、雪解け水の流れる小川を渡った先。
よく手入れされた黄梅の梅林をまっすぐに進んでいくと
突き当たりの高台に、この統治域を見守るように
天高く聳え立つ大きな樹が一本ある。それが "入口"。

大樹の前で白い吐息をひとつ吐き出すと、
呑み込まれるように樹の中へと沈み込んだ。]
(127) 2022/01/16(Sun) 20:21:55

【人】 灯守り 立春

─ "立春" 領域内 ─

[地平線近くに顔を出してぴたりと止まったままの太陽。
夜と朝の境界の色をいつまでも保ち続ける空。
防雪林に守られるように囲われて一軒、
横に長い木造二階建ての家が建っている。

夜明けの光を反射して桃色に染まる雪原によく映える、
明るい空色に塗り込まれた外壁。
二本の柱に支えられた玄関庇の日陰には雪だるまが置かれ、
扉にはドライフラワーのリースが掛けられている。

見上げれば、二階の出窓の奥から
大量のぬいぐるみが顔を覗かせている。
緩く傾斜の付けられた屋根からは
時折雪のかたまりが落ち、
身を切るような冷たい北風が
ちらちらと舞う風花を巻き込みながら格子窓を叩く。

吹雪くことは滅多にないけれど、
積もっている雪が融けることも決してない。
それでも家の周辺には、
春の訪れを感じさせる雪の雫のような花スノードロップ
訪れる者を迎えるように一面に芽吹いている。

裏手に備え付けられたサンルームには、
床はもちろん天井まで所狭しと多種多様な植木鉢が並ぶ。
特に蛍との仕事場でもある広間のテーブルの花瓶には大体年中、
門出を祝う立派な花が活けられている。]
(128) 2022/01/16(Sun) 20:31:28

【人】 灯守り 立春

[前任から引き継いでまだ二年にも満たない灯守り。

立春の灯守りとして初めて『鍵』を引き継いだ去年は、
緊張のあまり大寒さんと会話がまったく成立しなかったり
普段の仕事にさえ不慣れでやるべき仕事が3つ4つすっ飛び
最終的に、芒種の統治域を守っているお姉ちゃんと
仲の良い友人の霜降ちゃんに泣きついたりした。

そんな危なっかしい新米を支えてくれているのは
先代の頃からお世話になり続けている蛍の二人だ。
卒なく何でも熟してくれる頼れる蛍さん達に支えられて、
私はどうにか立春を務められている。

けれど、いつまでも甘えてはいられない。

今年の私は去年の私とは一味ちがうのだ。
去年と同じ轍を踏むわけにはいかない。]
(129) 2022/01/16(Sun) 20:32:34

【人】 灯守り 立春



  ──はい。

  黄鶯うぐいすさんは私と会合に同行を、
  氷魚こまいさんは私達の留守中
  お祭りの準備が順調に運んでいるかどうかの
  確認と調整をお願いします。

  今日も一日お疲れ様でした。
  明日もどうぞ、よろしくお願いしますね。


[──そう。同じ轍を踏むわけにはいかないのだ。
黄鶯さんと氷魚さんを見送ってすぐに、
家主は二階へと続く階段を駆け上がった。

書斎の扉を勢いよく開いて
一目散に向かうは部屋の奥、執務机。]
(130) 2022/01/16(Sun) 20:33:01

【人】 灯守り 立春



  どうしよ、どうしよ……
  
あの書類どこやったっけ!!?


  ていうか明日何着て行こう……!??!?


[ヒンメリの揺れる光が柔らかく照らす室内に、
床が見えないほど無造作に積み上げられた本と書類の山。
本来筆記を行なう為にあるはずの机も物で埋まり、
部屋主でさえ必要な書類の場所がすぐにはわからない。

隣の寝室へと移動すればこちらも、
今にも雪崩を起こしそうな脱ぎ捨てた衣類の山。
ベッドの上には辛うじて寝床を確保できる程度に
大小様々な動物のぬいぐるみが眠っている。

壁には街で人気の絵描きの描いた絵葉書や
統治域を描いた風景画が飾られ、
年季の入った調度品には中にも上にも隙間なく
古今東西のありとあらゆる可愛らしいものが詰め込まれている。

一見雑多な趣味と見せかけて
不思議な調和を醸し出しているそれらは、
この家の家主が幼い頃から少しずつ集めてきたり
周囲の人々から譲り受けたり贈られたりしてきたものだ。

この灯守り、片付けが出来ない。
その傾向は灯守りとなってから拍車が掛かった。]
(131) 2022/01/16(Sun) 20:36:23

【人】 灯守り 立春

[──まるで小動物の巣箱のような部屋の中で
それが一際目を惹くのは、
その周辺だけが唯一
整然と片付けられているせいもあるのかもしれない。

暖炉の上に安置された、丸い砂時計のような物体。
薄氷のようなガラスの器の上部に、
黄色に近いオレンジ色の
灯り
が揺らめいている。]


  
わあああああん!!
  お姉ちゃん〜〜〜〜〜〜!!!



[騒がしくも悲痛な叫びは雪に吸い込まれていく。
砂時計の中の灯りが、ぱちんと爆ぜた。]*
(132) 2022/01/16(Sun) 20:39:21

【人】 灯守り 立春

─ かくして迎えた当日 ─

[服装はぎりぎりまで悩んで、
以前お姉ちゃんに意見を尋ねて購入を決めた
お気に入りのワンピースを着ることにした。

淡いオレンジ色のシアー生地を重ねたスカートに、
白い小さな花が幾つも縫い付けられている。
手触りの良いふさふさもこもこのボレロがあったかい。

少なくない友人知人に実姉まで居るこの会場で
必要以上に身構えて緊張しきっている自分は
実は少数派なのではないか……と気付くのはもう少し後の話]


  あっ、あの……!
  お疲れ様です。お出迎えありがとうございます。

  本日はよろしくお願いします!


[念の為にと着いてきてくれた黄鶯さんと一緒に、
順番に人を捕まえては挨拶を始めた。

大丈夫、大丈夫。くれぐれも粗相のないように……
初めてじゃないし。初めてじゃないし!]**
(133) 2022/01/16(Sun) 20:41:22

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在ーー
[その後、菜虫化蝶の君からは何かお話をしただろうか。
一区切り付けば、そのまま別れよう。
悩みは解決したかに見えたが、まだ悩んでいた。]


 うーん……、
 小満の君辺りなら何かいい料理、教えてくれるかしら。


[思いつくのは彼の号の君。
真逆の号であり、遠く離れているからか少し気になる存在だ。
ちょっと先代に似ている気がするから、というのはあるけれど。


統治域では料理屋の店主をやっているらしいと聞いていることもあり、何度か酒のつまみのことを相談しに行った事があったか。]


 ついでに釣られてくれないかしらねぇ……。


[諸手を挙げて飛びついてくれそう>>69
そう思って見渡すが、どうやらいないようだ。残念。*]
 
(134) 2022/01/16(Sun) 21:20:03

【人】 “小雪” 篠花

 
[等と考えていると、挨拶に来た子がいたかしら>>133。]


 こんにちは、立春の君。
 ……まだ慣れないかしら?


[世間話の1つ2つ、咲かせるのも一興だけれど。
忙しそうなら見送りましょう。*]
 
(135) 2022/01/16(Sun) 21:25:24
灯守り 立春は、メモを貼った。
(a34) 2022/01/16(Sun) 21:28:07

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

―― 統治域にて>>105 ――


[さて、さっそく中央へ向かうための準備を。
急ぎの仕事は無かったはずなので、そちらはまとめるだけにして。
自身の衣装もそこそこに、なんだかんだとラフな格好になろうとする彼の準備の手伝いをしていく]

普段つけないんだから、こういう時くらい付けないと。

[他地域にふらりと遊びに行く時だって、そんなしっかりした格好はしないだろうし、と。
こういう時に着ないと、しっかりとした服装もタンスの肥やしになってしまうだろうから]

つまり……全裸にでもなって過ごすつもりかな?
ほら、そんなへりくつ言ってないで観念して、ね?

[暑いのは嫌だというのは分かるけれど、こういう時くらいはしっかりしないと。
今後小暑として頑張ってもらうなら、ここはやはり心を鬼にしないと。
まだまだ、やっぱり目が離せない。

あからさまなチラ見には、笑顔を深くして対応しておく事にする]
(136) 2022/01/16(Sun) 21:30:59

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア


ほら、ネクタイが曲がってるから
――うん、これでよしっ!

[大人しく着用してくれたようなので、そこまできつくネクタイは締めない程度に直してから]

さぁ、時間も押してるでしょうし、行きましょうか。*
(137) 2022/01/16(Sun) 21:31:08

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

―― 中央にて ――


[準備を済ませれば、あとはすぐさま中央に行けるのは助かる部分だと思う。
これでのんびり徒歩やらなにやらで向かうとなったら、どれだけ時間がかかったやら。
もしかしたら道草だけで会合の期間が終わってしまうやも。

そんな仮定を想像しながら、世話係の人>>0や、気難しそうな職員の人>>6、他にも出会った灯守りや蛍の人達にもお久しぶりです、今日はよろしくお願いします……なんて挨拶しつつ]

ほら、知ってる人達に挨拶を済ませて……。
こういう時じゃないと会えない人たちもいるでしょう?

[あいさつ回りも大事だよ、と彼>>106に伝えて、私の方も他に見知った人の顔がいないか辺りを見回し]

やっぱり、こうして会合の時期になると賑やかになるのは相変わらずね。

[そう、自分が初めて会合で中央に来た時の事>>61を思い出していた]*
(138) 2022/01/16(Sun) 21:31:32
“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a35) 2022/01/16(Sun) 21:50:31

蛍“蓮始華” コーネリアは、メモを貼った。
(a36) 2022/01/16(Sun) 21:59:39

【人】 灯守り 夏至

 じてんしゃ。なるほど。
 そのペダルで進むわけだな、バランスが難しそうだが。
 ……こう言っては元も子もないが、ボクらなら魔力で
 簡単に移動できるじゃん…

[やっと気付いたのですか、と言わんばかりの視線と溜息が聞こえる。…いや確かにボクの突拍子もなくアレコレするのは良くないと思うけどさ、興味くらい持ってもいいじゃん…なんて、口には出さずに]

 別にいつも注意されてるとかじゃないからな!
 今回はたまたまそうなっただけだから!!

[蛍との関係を理解されてしまったようだが>>123、一応は子供のように否定しておこう。
…菖の方は頷いてるけど。

程なくして現れたメイドさんに連行される立秋>>124
そりゃああんな格好であんなことして来ればそうなるのも言うまでもない。
一応はボクもあいつも、統治者なのだし、ここに集まっている皆も同じ。]

 …子供っぽいというかなんというか。
 ボクたちは灯守りとして、民衆達から尊敬される存在なんだからなー
 かっこがつかないぞーそんなんだとー
 
『特大ブーメラン刺さってますよご主人様マスター。』


[なんて、連れて行かれる立秋に声を投げて。
菖に突っ込まれてしまったけれど。**]
(139) 2022/01/16(Sun) 22:00:13

【人】 灯守り 夏至

 ……さて、な。
 他の灯守り達にも挨拶しておかないとね…

[立秋が連れて行かれたのを見送ってから、ふらりと辺りを見回した**]
(140) 2022/01/16(Sun) 22:01:37

【人】 旅する灯守り 小暑

やぁ、雨水。お久しぶりですねぇ。
お元気でした?


[周りを見回していたら、手を振り飛び跳ねる人影が>>119。良く仕事を抜け出しては会いに行く灯守り、「雨水」の姿があった]


そうですね……雨水vilの統治域に綺麗な滝がある話はしましたっけ?
あそこの滝は良いですよ。眺めがいいし、何より癒されます


[駆け寄るや否や、旅先で見たものを話しはじめる。雨水と親しくなってからというもの、よく彼女のところに遊びに行っては話をしている]
(141) 2022/01/16(Sun) 22:15:35
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a37) 2022/01/16(Sun) 22:15:52

【人】 旅する灯守り 小暑

そうそう、そちらの統治域はどうですか?
よければ隠れた観光名所などを……


[雨水と話し込んでいると、後ろでコーネリアが咳払いをしている。どうやら、他の灯守りにもちゃんと挨拶して回れ、ということだろう。確かに普段から親交のある灯守りもいれば、こういう時でないと話ができない灯守りもいる]


おっと、時間みたいですね。それではまた後で、ゆっくりお話ししましょう。失礼します。


[他の灯守りに挨拶するため、特に引き止められなければその場を後にする。会合後の時間も、彼女が許すならキープしつつ*]
(142) 2022/01/16(Sun) 22:17:16
旅する灯守り 小暑は、メモを貼った。
(a38) 2022/01/16(Sun) 22:17:46

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

―― いつかの中央での会合にて ――


「あの人はわりかし大雑把だから、何か頼む時は注意した方が良いかもしれないね?。
 あの人はけっこう神経質だから、ある程度仲良くなるまでは気を付けておこうか。
 あの人は……うん、考えると負けだから、そういう人だって受け入れちゃった方が楽だろうね」

そうなんです、兄さん?
勉強になります。


[初めての会合の時、兄であった先代小暑は、出会った職員や他の灯守りや蛍がどんな人か、大雑把ではあったが逐一教えてくれた。
その度に顔と名前を一致させつつ、忘れてはいけない事を自分の“本”に私は記録していく]

「なに、これから先、長い付き合いになる人もいるだろうからね。
 妹がこの先苦労しないように、あとは他の蛍の模範になってくれればボクとしても助かるんだ」


[私が小さい頃に灯守りになった兄。
 なんでもそつなくこなし、飄々としていて、どこかふらりと居なくなるところは現小暑に似ているところはあるけれど、私はこの人の事をとても頼りにしていたし、尊敬していた]

はいっ!兄さんの助けになるよう、誠心誠意努力していく所存で、ひゃぁ?!

「うん、そうだね。とりあえず我が妹は……真面目だけど、時々危なっかしいるから、もう少し肩の力を抜くところから始めようか」


[兄の方を向きながら これから頑張っていくことを伝えようとした矢先、うっかり転びそうになった所を兄に支えられて事なきを得た。そんな一昔前の記録]*
(143) 2022/01/16(Sun) 22:25:01

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 いいえ、いいえ。
 
[ 困らせたかという言葉>>0:59にゆるく首を振り、 ]

 私の頭が固いのです。啓蟄様にも
 よくそう言われますから。むしろ、こうなのに
 良くしてくださって、嬉しく思いますわ。

[ ――ただ、同僚のように、
 "あらこんにちは、そっちはどう?"なんて
 気軽な態度は取れそうになく、それがまた
 相手に気を使わせてしまうのが口惜しいだけ。 ]

 ええ是非に寄らせていただきたく。
 そのときにはお茶をお持ちしても良いでしょうか?
 私も啓蟄も大層気に入っている、花の名前のついた
 お茶を。篠花様もきっと気にいると思います。

[ 歓迎の空気はこころよりうれしく。
 なのでまっすぐに受け取って。 ]
(144) 2022/01/16(Sun) 22:33:21

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 お任せいただけるなら、
 いくつか見繕って参りますが、いかがでしょう?

[ ――自宅に招ければ手製という手も取れるが
 いやはや、流石にこの会場から出ていく勇気はない。 ]

 私で良ければ、喜んでお付き合い
 さしあげますが、

[ じきに人も集まり、顔見知りも増えよう。
 であれば、数分その場から離れ ]

 少々お待ち下さいな

[ 白い皿の上、燻製肉と、トマトとモッツァレラのカプレーゼ。
 クラッカーとチリコンカンを乗せて彼女>>0:60の元へ戻った。 ]
(145) 2022/01/16(Sun) 22:33:35

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 この辺りが、私のオススメです。
 宜しければどうぞ

[ 料理の乗った皿を差し出す。
 ――流石に彼の人>>69のセンスには敵わないだろうけど。

 そのままお付き合いを望まれるなら喜んで。
 顔見知りが見えたようなら、また、と手を振っただろう。* ]
(146) 2022/01/16(Sun) 22:33:47

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 会場内 ――

[ 顔見知りであってもそうでなくとも、
 声をかけられたなら快く応じ、
 ないとは思うが、もし人手が足りないなどと
 聞けば、手伝いを申し出たことだろう。

 続々と現れる灯り守様、そして同僚たる蛍たち。
 わりかし自由な方も多いと知る。または聞く。
 
 その方々との適度な距離感というものが、いまいち
 掴めない私は、ともすれば、浮いていた
 かもしれない。

 自転車なる未知の乗り物>>0:112と、
 それが奏でた大きな音に驚き、
 目蓋を閉じたが、立秋様の姿を見かけたなら
 相変わらずですこと、と一人微笑む。

 少しくらい飲食を含め楽しむべきなのかもしれないが
 かちこちの頭と、緊張感がそれを許さなかった。

 向いているようで、向いていないのです
 こういう場は。むしろ、
 "粗相の無いようにもてなせ"と言われたほうが
 いくばくか、気持ちが楽なほど。 ]
(147) 2022/01/16(Sun) 22:56:40

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ 壁の花、には些か華やかさが
 足りないが、ぴっと背筋を伸ばして

 賑やかな談笑に耳を傾ける――。* ]
(148) 2022/01/16(Sun) 22:56:59
到着:灯守り 冬至

蛍"菜虫化蝶" シャーレンは、メモを貼った。
(a39) 2022/01/16(Sun) 22:58:48

灯守り 冬至は、メモを貼った。
(a40) 2022/01/16(Sun) 22:59:45

【人】 “小雪” 篠花



 頭が固いということは、曲げられない信念があるということ。
 それは誇れることだと私は思うわ。
 だからこう、だなんて卑下しないことね>>144


[困らせたわけではないと知り、多少安堵したのは顔に出ていたか。
無理に気軽な態度を取らずともいいのよ。というのは、口に出されなければ言うこともないまま。]


 あら、素敵。楽しみにしてるわね。


[
こちらから出す茶菓子の心配はさておき
まっすぐに受け止めてくれるなら、素直な気持ちを返す。]
 
(149) 2022/01/16(Sun) 23:30:37

【人】 “小雪” 篠花

 

 見繕っていただけるなら、お願いしようかしら。
 どうも、こういうのは苦手でね……。


[手製を、と言ってもらえるならば楽しみにするでしょうけど。
見繕ってもらえるだけでもありがたいから、お願いしてみる。]


 あら、人数増えるかもしれないけど、
 それでもいいなら歓迎するわよ。


[人数が多い方が楽しいでしょう? という考えのもとである。
尚、何人誘うかは全くの未定だ。増えないかもしれない。

待ってほしいというならば、大人しくその場で待っていましょう>>145
数分離れた彼女を待っていると、皿の上に並べられたそれらにはほう、と見つめて。]
 
(150) 2022/01/16(Sun) 23:31:24

【人】 “小雪” 篠花



 なるほど。こういうものが合うのね。助かったわ。
 是非お付き合い願いたいところだけど、
 酔って会合に出るわけにはいかないからね。
 終わってからでもいいかしら?


[忙しいようならばまた今度ね。
そんな話をしていたら、立春の君が見えたのだったかしら。
挨拶をするためにそのまま別れましょう。*]
 
(151) 2022/01/16(Sun) 23:31:32

【人】 灯守り 夏至

 
『お久しぶりシャーレンさん。だけれど少し硬いんじゃない?もっと肩の力を抜いて?』


[ゆらり、と近寄り両手をそっと相手の両肩へ>>148
やれやれ、ボクもついていかなきゃならないか。]

 久しぶりだねシャーレン。まあ人によると思うけど、
 ボクももう少し砕けても問題はないと思うよ。

[勝手に彼女の元へ向かったうちの蛍を追うように、ゆっくりと向かって声をかける*]
(152) 2022/01/16(Sun) 23:43:57
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a41) 2022/01/16(Sun) 23:46:23

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 もったいない……、けれど
 嬉しいです、ありがとうございます。

[ 天から降り注ぐような声>>0:149、とはまさに。
 温かい言葉には鉄仮面も外れるというもの。

 思わず漏れた笑みを別のなにかで
 隠すことも取り繕うこともしないまま ]

 ええ、ご期待ください。

[ その時はきっと、あれやこれやと
 バスケットの中身をいっぱいに詰めることだろう。 ]
(153) 2022/01/16(Sun) 23:59:01

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ 皿を手に戻るも、
 まだ飲酒には手を付けない様子で、 ]

 ……お節介でしたでしょうか
 でもどれも美味しそうですから。

[ 人数が増えるかも知れないけれど歓迎する>>0:150
 そう言ってもらえたけれど、 ]

 お寂しいときはぜひ、ご指名くださいな。
 喜んで馳せ参じましょう。

[ ご挨拶回りも多かろうと一旦は別れることを
 選び取り ]

 肴は好き好きですから、
 きっと篠花様のお気に召すものも
 どこかにありますよ。

 では、これにて。――いずれまた。

[ 最初と同じく、一度だけ深く礼をして
 その場を去ったのだったか。* ]
(154) 2022/01/16(Sun) 23:59:13

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 ………――まぁ、ご無沙汰しております。
 菖殿、夏至様。

 ご機嫌麗しゅう。

[ ゆらりと両肩に手が置かれ>>0:152
 微笑みを一つ。 ]

 そうしたいのはやまやまなのですけれど、
 頭と同じで、どうも凝り固まってしまって……。

 私にしてみれば、どなた様も、
 お目にかかるのがもったいなく思えてしまい。

[ ――ここにもし、啓蟄が居たのなら。
 "レンちゃんの嘘つき。お家ではごろごろしているくせに"
 "猫かぶりっこ!"だとか言うのかも知れないが。
 彼女はあちこち楽しそうに飛び回っている様子で。 ]

 お気遣い、痛み入ります。

[ つい仕事真面目モードに入ってしまうこれもまた
 悪癖の一つなのかもしれず。* ]
(155) 2022/01/17(Mon) 0:06:40

【人】 先代“小雪” 篠花

 
[――昔々、その昔。
代々灯守りを輩出する家がありました。
初代小雪から続くその家は、一つの取り決めがありました。
当主は、小雪になるのは、初代様と同じ銀の髪を持つ者。
それ以外は血筋を絶やさず、銀の髪の子を産むための畑、ないし種。
濃い血を残すため、近親婚を繰り返していきました。

しかしそんな思惑とは裏腹に、銀の髪の子が生まれる感覚は10年、20年…と、
緩やかに長くなっていきました。

だから、僕は。直系に銀の髪の子が生まれなかったこともあり。
傍系にも関わらず、生まれた時から直系へと養子へ。
そして厳しい先代のもとで次期小雪として仕事を覚えるようにと言われました。

僕はちょっと変わっていたのでしょう。
本当の親を父母と呼べないだとか、他の子どもと同じように遊べないとか、
自分にかかる期待とか、普通の子供より多い勉学量とか。
それ自体を負担と思ったことはありませんでした。
ただ適当にやっててもできてしまうので、つまらないな。と思っていました。

そしてそのまま大人となった年、一人の子供が生まれました。
数代ぶりに直系のもとに生まれた銀の髪の子。

次代が生まれたのであれば、その成長を見守り、教育しないといけない。
そんな使命のもと、直系一族のもとに向かった先にいたのは。
僕を見てふにゃりと笑う、無垢すぎる赤子でした。

それが、20歳年下の"妹"との出会いだったのです。**]

 
(156) 2022/01/17(Mon) 0:08:43
到着:春分初候 雀始巣

【人】 春分初候 雀始巣


  麗らかな陽気は、あの方にどこか似ている。

  穏やかで長閑な、春。
  それはわたしにはとてもあたたかくて、
  すこし、まぶしい。*
 
(157) 2022/01/17(Mon) 0:11:35

【人】 春分初候 雀始巣


[ 春分初候、雀始巣。
 かような肩書きを背負わされて久しいが、
 “蛍”として公に事をなすことは少ない。

 一応、一応いくらか手伝うことはあるけれど
 いかんせんわたしの「能力」は勝手が悪い。
 有り体に言えば、向いてない、のだと思う。

 ゆえ、“蛍”としてのわたしよりも
 『陽だまり』を手伝う無口な給仕――
 その姿の方が、きっと広く知られているのだろう。

 『陽だまり』営業日の多くにおいて
 インテリアの顔をして置かれているランタンが
 実はフロアを動き回る蛍の灯であることは
 知る人ぞ知る(特別隠してはいない)秘密。

 ネモフィラを思わせる青紫。
 そう表すれば春めいて見えるかもしれないが、
 ともすれば、不釣り合いな冬の色。
 見るものの記憶には、残りやすいのかもしれない。 ]
 
(158) 2022/01/17(Mon) 0:18:17

【人】 春分初候 雀始巣


―― 或る昼下がり、春分域
 

[ ぱたりと本を閉じた。

 休みには外に出て、春分域の様子を眺めながら
 訳もなくのんびり過ごすことが多い。
 今日のお供は、持ち出してきた料理の本。
 メニューの考案なら力になれるだろうかと――
 思えども、あまり成果は芳しくないのが常。 ]

  …… ぁ、

[ 一段落して、息をつき
 そろそろ戻ろうかと荷物をまとめるうち
 ふ、と 視界の端に違和が映った。

 公園の生け垣の外、歩道を往く人々
 ―― その上、住宅のベランダから
 置かれていた鉢植えが今にも落ちて、 ]

  ―― っ、
 
(159) 2022/01/17(Mon) 0:18:26

【人】 春分初候 雀始巣


[ がしゃん、と割れる音。
 通り過ぎた直後に落ちた残骸を目にして
 青ざめた目と目が合った。

 慌てて、頭を下げて、
 傍らに置いてあったランタンを引っ掴んで
 その場を後にする。

 正体を隠す気なんてないけど
 ただ、言葉を交わしたくなかった。
 身体を動かすには厳しい目眩反動
 構っているような暇などなく、

 ただ、

 いくら血縁があるとはいえ
 勝手な都合で送り込まれた他人にすぎぬわたしにも
 とても、とても良くしてくれるのだから
 春分さまは本当にお優しいひとだ。

 だから、 ]
 
(160) 2022/01/17(Mon) 0:18:31

【人】 春分初候 雀始巣



 
( …… 怒られるかな、 )


[ そう、遠く思い馳せる、だけ。 *]
 
(161) 2022/01/17(Mon) 0:18:39
到着:灯守り 芒種

【人】 灯守り 夏至

 
『もう硬すぎなんだってばあ、蛍としてのお仕事があるのは分かってるけど、もっと気楽に楽しくやろ?

 うちの灯守りますたぁなんていっつも
急に何かを始めたかと思えばすーぐ失敗して…』


[微笑みを向けられれば>>155、此方も微笑みを返そう。
…が、つい要らないことまで喋ってしまったと思わず口を噤むも、もう手遅れ。
シャーレンの肩に手を置いた彼女の肩に、また別の手が]

 ……君は少し柔らかすぎるんじゃないかい、菖?
 シャーレンを見習って、凝り固まらせてあげようか?

[ニコニコ笑いながら肩に手を置いていない方の手で、魔力を集中させながら]

 
『ちょ、ストップストップご主人様マスター!会合の日でしかもその会場だからここ!!何かしようもんならとんでもないことになるから!!』


[慌ててなんとか矛を収めさせようと慌てる菖。
彼の片手から魔力は霧散して]

 …それくらい言われずとも分かってるとも。
 まあ君へのお灸はまた後にするとして。

 シャーレンなら大丈夫だとも。そつなく事を熟せるさ。
 こいつでさえ大丈夫なんだから。

[どう考えても夏至領域にて大丈夫じゃないのは夏至の方だが。いっつも枯に怒られてるくせに…と思いつつ、これ以上言うと何をしでかすか分からないのでただ黙る菖。*]
(162) 2022/01/17(Mon) 0:33:08
灯守り 大寒は、メモを貼った。
(a42) 2022/01/17(Mon) 0:36:05

到着:"先代" 立夏

【人】 "先代" 立夏

 
[例えばの話
視線の先に見ず知らずの困ってる人がいたとしよう

その人はとてもとても困っていて
果てには灯りも濁っているようで大変な様相

しかし今はとてもとても急いでいて
すぐにでも行かなければならない
後回しは効かず、今それを成さねばならない

そんな状況に立たされたらどうするだろう
普通、少なからず迷いは生じるよね。
迷いがほぼ生じない場合があるとしても
それは自分の目的を果たす事に大してが殆どだ
迷いなくその困ってる人を助けようとなる人はとても少ない。

大抵は見ず知らずの人より我が身を優先する
そうするのが悪いとは言わない。
だってそれが一般的な行動であるから。]
 
(163) 2022/01/17(Mon) 0:37:27

【人】 "先代" 立夏

 
[しかし、中には迷いなく助けようとする者だっている

 "大丈夫?何か手伝える事ないっすか…!"

困ってる人を見つけて間もなく声をかけた少女がいた

それが現"立夏"である鳴子その人であり
これが立夏として指名された、ただ1つの理由である。]*
 
(164) 2022/01/17(Mon) 0:39:21

【人】 立夏

  ー 立夏領内 ー

 んー…う、いかん会合
 そう会合に行かねば、準備だ…!

[おはよう、世界
そこで目覚め早々何か言ってる誰かさんは立夏その人である。

そうです、目覚め直後です。
まるで寝坊だけど、寝坊ではない。
結果だけ見れば寝坊に違いないのだけど

先日の夕暮れ時から始まり夜通し…というか彼女が目覚める少し前まで雨続きだったので、つまりそういう事なのだ。

……ふむ、分からない?
自分の調子顧みずに能力を使っちゃった結果って話さ。
今の時期は年を越した後もあって色々あるから、普段にも増して領域から出て統治域の人達と交流したがるのね。
そうなると灯りに曇りが見える人を見つけたらもう放っておかないし、イベント事もやったりで尚更人が集まって……
で、結果としてこの有様な訳です。

灯守りとして頑張ろうとしてるのは良い事なんだけどね
節度と調整とやり方を考えないと体持たないぞー?]
 
(165) 2022/01/17(Mon) 0:42:05

【人】 立夏


[そんなこんな話してる間に
ある種の病み上がりでフラつきながらも支度が済んだ模様。]

 よし、大丈夫だな
 行こうフジ、もう色んな人が来てるはずだ!

[フジというのは彼女の灯り…の、器の名前。
小さい東洋の龍の形をしてるそれ、動くんだよね。
今も彼女の腕を伝って肩の上までしゅるしゅる登ってみせた。
動く器とはいやはやなんとも不思議なもんで。
何故動くのかはちょっと分からんのです。

さてまぁそんな事は置いて、いよいよ会合に出立だ。
領域から出て中央域へ…と、行くのはいいんだけど
そのまま"飛んで"行く方が絶対いいとおも……]
 
(166) 2022/01/17(Mon) 0:46:26

【人】 立夏

 
 
『あ、なるこおねーちゃんだー!』
『おてんとさまでたからでてきた!あそぼー!』
『りっかさまってよばないといけないんだよ!
 お母さんいってたもん!』


[ほら見たことか、出待ちの子供達だ。
天気が崩れている時は姿を見せない
なんて、立夏領の人間には周知の事実になってる。
子供にすらこうして知られている始末。
何故か?統治域の人達との交流が多いせいだ。]

 おはよう君達
 鳴子さんで大丈夫だぞ
 雨の時はお仕事しないといけなくてなー
 どうしても出て来れないんだ、ごめんよ?
 今も外にお仕事行かなきゃなんだー

 
『えーーあそべないのーー?』


[彼女は引きこもる訳をこんな具合に誤魔化している。
正直一部の灯守りや中央の人間には彼女の能力と立夏領の天気の崩れの関係性はバレてるはずだけど、統治域の人達には心配かけまいとしているんでしょう。
それでも年配の人にはそれとなく察せられてると思うけど、黙っててあげよう。]
 
(167) 2022/01/17(Mon) 0:50:01

【人】 立夏

 
 
『こらお前達、困らせちゃいかんよ
 この子達の相手はしておくでな
 鳴子ちゃんは気にせず行ってらっしゃい』


 お婆ちゃんありがとね、行ってくるよ!
 君達また今度遊ぼうなー!

[気安く名を呼ぶお婆さんが来たけど、彼女も元は一般人
灯守りの弟子だったとか身内だったとかそんな事は一切なく、突然のご指名での引き継ぎだ。
こんな具合に距離が近いのはその名残りなのだろう。

ともあれ、今度こそ彼女は中央域に迎えそうだ。
少なくともここにいるお婆さんや子供達の灯りには濁りや歪の表れがなくて良かった
あれば間違いなく彼女はそちらを優先してしまうから。]

 先代さんも行ってくるね!

[あっはい、行ってらっしゃい。
そうして彼女はシュッと"飛んで"行きましたとさ。]
 
(168) 2022/01/17(Mon) 0:52:01

【人】 春分初候 雀始巣


―― そして、今
 

  …… ええ、寒いですね

  会場は寒くはないでしょうが
  堪える季節ですから、
  あたたかい格好をなさってください

[ これになさいますか? と
 色とりどりのショールを代わる代わる。
 春分さまは
(わたしと違って)

 人々との交流がお好きな方ですから、
 楽しみと語る様子を見れば>>54
 よかったですね、と自然、口元がゆるく笑み

 あなたは?と問われるかのようにされて
 へ、と気の抜けた声が出た。
 え、あの、わたしも行くんです?
 春分さまの意向とあらばもちろんお供いたしますが。 ]
 
(169) 2022/01/17(Mon) 0:57:24

【人】 春分初候 雀始巣


[ 自分の格好は、店にいる時とそう変わらない。
 エプロンもヘッドドレスもないだけで
 シンプルな暗色のロングワンピース。

 どう見ても従者というやつである。 ]

  会合が終われば自由に過ごせますし
  春分さまなら、
  お会いしたい方の一人や二人や三人は
  いらっしゃることでしょう

  せっかくの機会、
  お邪魔しないようにいたしますので
  どうぞお楽しみください。

  もし何かありましたら
  いつでもお呼び・・・いただければ、

  …… すぐに参りますので。

[ そう、口にして ひとつ頭を下げて
 他の灯守りや蛍の方々にご挨拶するのであれば
 付き従うなり離れて時間を潰すなりいたします。
 
遠慮なくやってください。お願いします
]
 
(170) 2022/01/17(Mon) 0:57:28

【人】 春分初候 雀始巣


[ かくして訪れた会場は
 既に多くの人が揃いつつあるようであった。

 ――とはいえ。 ]

  春分初候、雀始巣――
  “雀”で構いません、が

  呼び方は、どうぞお好きなように

[ 初対面であるなら。
 その口上は、今も、過去も、誰に対しても
 いつ何処であれど、変わらない。 **]
 
(171) 2022/01/17(Mon) 0:57:30
春分初候 雀始巣は、メモを貼った。
(a43) 2022/01/17(Mon) 0:58:42

【人】 灯守り 冬至


         *
        *
      * 
(172) 2022/01/17(Mon) 0:59:59

【人】 灯守り 冬至


      [ ここは どこだろう ]

 [ まっくらいそらだ
  なにもない うすぐらいよ ]


      [ ここはどこ?
       わたしは――ぼく は なに? ]


 [ うえはくろくて したはしろい
  こわい こわいよ
  ここにはなにも なんにもない ]


              [ たすけて こわい
               かえりたい かえりたいよ ]
                 
              [ まま、どこにいるの?
               まま、ごめんなさい
               いいこにするから でてきてよ ]
(173) 2022/01/17(Mon) 1:00:07

【人】 "先代" 立夏


[あ、どうも
そうですずっと語っていました先代の立夏です。
蛍だと思った?残念ながら違うよ。
現代立夏こと鳴子には蛍がいないんだ。
彼女こそ蛍はいた方がいいと思うんだけど
でも勧めても遠慮されたから、そっとしておくさ。
蛍を付けない理由はなんとなく察するものはあるしね。

……まぁ、それはとりあえずいいか。
流石に代替わりした身だから会合には行けないし
自分のお喋りは一旦ここまで
あとは彼女に任せましょうかね。

とは言いつつ全然見てるし引き続き話しますけどね。
…どうやって見るのかだって?
灯守りからは引退した身だけど
自分は元から"そういう"人間ですので
まぁそういう事です、遠巻きから見てますとも。]**
 
(174) 2022/01/17(Mon) 1:00:07

【人】 灯守り 冬至


 [ かえろうよ
  あたたかいばしょに、ぼくがいた ままの ]

 [ どこ、だっけ ]


    
ぽた


                     
ぽた
             

             [ もっと あかるいばしょ
               もっと もっと、いたかった ]

           
ぽた

             [ まま、あやとりおしえてよ ]
             [ まま、まま、だっこして ]
             [ まま、いっしょにねてよ ]
             [ まま、ぼく、ゆきあそびしたい ]
             [ ままのかぼちゃのぱいがたべたい ]
             [ いいこにするから そばにいてよ ]
             [ ねえ まま ]


          
ぽた


      [      まま ]

                   
ぽた

              [  
―――――ごめんなさい
  ]
(175) 2022/01/17(Mon) 1:00:17

【人】 灯守り 冬至


 
[ ……ひかり ]

 
 [ ひかりがみえた
  あたたかいあかり ]

            [ おうちだ
              おうちにかえろう
              ぼくのうちよりおっきいおうち ]

            [ ままにあえるかな
              あいたいな あえないよ
              あえなくなっちゃうのかな
              でも、さむくてくらい ]

            [ いやだよ。ねえ  まま ]


 [ だいじょうぶ こわくない
  だってやさしいあかり
  あんなに あたたかいばしょだから ]
(176) 2022/01/17(Mon) 1:00:24

【人】 灯守り 冬至


  
 [ ききにいこう ]

                 [ かえりみちを ]
                 [ きいたら ]

           [ きいて ]

      [ あの   
 ]

  [ あのう ち に ]
             [ ろぇ ]
                [
かえかえかかか ]

 [  か、か ]

       
                 [  か え  ]

       [  ろ  ]

                          
*
(177) 2022/01/17(Mon) 1:01:16

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 どうにかできれば、とは思っているのですけどね

[ なかなか難しいわと苦笑いを一つしたところ。
 あちらの蛍は随分と灯守り様と距離が近いようで
 思わずくすり、くすり、笑い声が漏れてしまう。 ]

 失敗しても補助して貰えるという信頼からの
 行動ではなくて?であれば冥利に尽きるという
 ものですわ。ねぇ?お二方。

 それほど信頼していただけるなんて
 羨ましい限りですよ。

[ こちらは一人で居れば手の掛からない灯り守様、
 なぜか己が居ると時たまぽんこつを発揮するのだが
 それもそれで主従の形であろう。 ]

 ――であれば、良いのですけれど。
 あら、まぁまぁ

[ こいつでさえ>>0:162なんて言葉が飛び出して
 くれば、なおさらに笑ってしまって、 ]

 本当に仲がおよろしいのですね

[ 緊張の糸はゆるやかに、解けていっただろう。* ]
(178) 2022/01/17(Mon) 1:02:34

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 私が名前を外に公開していないのは、
 知らない人に安易に名前を呼ばれたくないからであり、
 それから、“私”を示す名は、今となっては唯『処暑の灯守り』で良いと思っているからだ。

 個人としての名前を呼ぶ者はいない。
 ……それで、良いのだ。 ]

 
(179) 2022/01/17(Mon) 1:07:24

【人】 “観測者” 処暑

[ 灯守りの中にはもしかしたら、私個人の名を知っている人もいたかもしれないが、
 自分から名乗る時には、それを告げることはない。
 雨水の彼女の名前も公開はされていなかったはずだし、少なくとも今は、
 彼女とは『真反対の季節の灯守り』と、それだけで充分なのだろう。
 私はただの“観測者”であるのだし。
 ]


  はい……そうですね

  ……私の領域ですか
  ………………
  ……そうですね、機会が、ありましたら


[ 私自身が向ける事は常であっても、向けられる事は落ち着かない好奇心というもの。
 恐らく、社交辞令でも適当な相槌でもなく、只の素直さからの言葉なのだろうな、と推測は出来る。>>116
 真反対、という事が判ったからか、彼女は私に興味を持ったらしい。
 とはいえ、教えるより自身の目で見た方が良いのでは、と過ぎれば言葉に詰まった。
 私は“雨水”の領域を“見て”知っているからそう思うのかもしれない。
 恐らく、彼女は正確な処暑の領域の“記録”を望んでいる訳でない事には、気付かない。

 であるから……私の方の対応こそ“社交辞令”であったのかもしれない。
 話す気がない訳ではないが、そもそも彼女との“今度”があるのかは分からないから。 ]
(180) 2022/01/17(Mon) 1:08:13

【人】 “観測者” 処暑

 
  ……そうですか?
  ……そう肯定してもらえるのは、有り難いことですね


[ ぴた、と一瞬手を止める。
 「他者を観察する」……それは元来の私の性質であり、
 それから現在は、中央に、部下に、住民に、ともすれば観察対象たる他灯守りにも良い顔をされないながらも、
 何よりも熱心に取り組んでいる“趣味”。
 それを咎めることもなく、否定もされなかったことは、私にとっては有り難いことだ。>>117 ]


  ……雨水さんも宜しければやってみては
  

[ 私自身は、観察対象からしてみれば見られて困るのではないか?という思考には辿り着けるものの、そこは早々に捨て去った倫理であった。
 故に、彼女がそこを抜かしていることには気付かずに、私も軽い気持ちで観察を勧めた。
 このように好奇心と、じっくり観察出来る目があるならば、もしかしたら向いているのかもしれない。
 ……あわよくば彼女から見た観察結果が知りたい、と思ったけれど、口には出せなかった。 ]
(181) 2022/01/17(Mon) 1:08:55

【人】 “観測者” 処暑

 
  ……………にらめっこ、……


[ じっと見つめ返せば、応えるように相手の視線も此方を捉えて動かなかった。>>118
 私は唯、彼女を観察していただけであったが、成程、にらめっこと言われれば、客観的には近いものがあるかもしれない。
 面白い顔をしなければいけない、なんて考えている相手に対し、

 私はというと、この二人でならば恐らく決着がつかないだろうな、と、
 彼女のあまり変わらぬ表情を見つめていた。

 そこは先代雨水とは印象の違うところではあるけれど。
 似ているところもある、と、思うことを声には出さないから、嬉しそうな彼女を見るのは“お預け”にされたまま。 ]
(182) 2022/01/17(Mon) 1:10:01

【人】 “観測者” 処暑

[ 先に目を逸らしたのは、手帳に視線を帰した私だったか、それとも周りに興味が行った彼女だったか。>>119
 彼女の顔が打って変わって明るくなる。
 その視線の先を見れば、ああ、と納得した。 ]


  ありがとうございます
  …………ええ。また、いつか、お話する機会がありましたら……

  ……そうですか
  しかし……態々処暑域まで来てもらうのも申し訳ないです


[ 席を立つ相手を引き止めはしない。
 面白い事があったら、と、そう素直に言える相手が少々羨ましい。
 ……彼女にとって何が“面白い”観察記録なのかというのは量りかねるが、そこはいつか機会が来た際の自分へと投げた。

 『融解』能力を彼女自らが口にしたのは少々驚いたけれど。
 “過去”の事を思えば、随分前向きな言葉だ。
 ……とはいえ、彼女もあまり自分の領域からは出ない部類であった記憶があるから、
 転送装置があるとはいえ、態々私の所まで来てもらうというのは、中々申し出にくい話ではあった。
 処暑域は特別冬が寒いということはないが、領域の入口は少々奥地にあるから時折雪が積もる。
 領域の入口が塞がっては、訪ねてくる主に灯守りたちにも厄介だろうから、助かる話ではあるのだろうけれど。

 じゃあ、と言う相手を、会釈をして見送った。* ]
(183) 2022/01/17(Mon) 1:11:04

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 私の“観察”は、唯、この目に見たものだけを記録する。
 故に、人の内面まで分からず、如何してそうなっているのか、まで図れないことも多い。
 判らないものに対し、私に出来るのは内情の“推測”までである。

 故に、現雨水たる彼女の“過去”を知っていても、それによって人付き合いの経験が少なく、その点において自分と似ているということは……判らなかった。
 灯守りとしての性質は真反対であっても、どこか似ている部分があるのだろうことも。** ]

 
(184) 2022/01/17(Mon) 1:12:55
立夏は、メモを貼った。
(a44) 2022/01/17(Mon) 1:24:54

灯守り 立夏は、メモを貼った。
(a45) 2022/01/17(Mon) 1:32:57

【人】 灯守り 冬至

 
―――領域内


[ 天は宵に満ち
 地は白雪満ちる世 ]

[ 薄暗がりの織りなす地平線
 世を覆う夜に昇る陽は無く
 見渡す限りに遮るものは無い 常夜の如き世に ]
 
[ 今、帰る
一つ ]

[ 未だ灯ったばかりの
 小さな小さな 悲しみに暮れた灯火 ]
(185) 2022/01/17(Mon) 1:43:21

【人】 灯守り 冬至

[ 当て所無く漂う灯は やがて白絨毯の上
 ぴょんぴょん跳ねる雪うさぎと戯れる
 悲しみの残滓を散らすように 暫し
い揺らめいて ]


  ――――…


[ そっと夜に翳す手のひら
 そうして灯は 静かに降り立つ
 終わりの終わりを受け入れるが如くに ]
(186) 2022/01/17(Mon) 1:45:20

【人】 灯守り 冬至

[ 傍らの足許 静かに佇む雪うさぎ
 長いようで短い 短いようで長い刹那
 常夜に訪れる静寂は 祈りにも似たひと時 ]


   ―――…おかえりなさい


[ 背を押すように 天へと
り出した ] *
(187) 2022/01/17(Mon) 1:45:37
到着:灯守り 白露

【人】 灯守り 白露


[ 遅れちゃう、遅れちゃう!

さ わ さ わ と、まだ
小麦
を撫でる風

カッ カッ と、
靴音
を軽やかに奏でる
石畳


どれも、白露の領域おうちのもの ]
(188) 2022/01/17(Mon) 3:10:53

【人】 灯守り 白露

—領域—

「白露、今日は集まりの日ではなくて?」

[朝
まだ大きな葉のおもてに露が乗るような時間
朝ごはんのトーストをかじるわたしに、蛍である鶺鴒鳴 -わたしはセキレイて呼んでる- が尋ねてきた

セキレイは、前任の灯守りの蛍だった人
灯守りが変わっても、変わらず蛍を続ける人だった
前任と比べたりしないし、甘やかしてくれもしないけれど、決して手を離したりはしない人

わたしはセキレイが大好きだいきらいだった
]

 あ…うん……
 ……これ、食べたら……

「はいはい
 食べ終わりましたらお召し物を選びますのよ
 お顔を洗ってきてくださいまし」

 ……うん

[セキレイって、実はお母さんだったりする?]
(189) 2022/01/17(Mon) 3:11:53

【人】 灯守り 白露

[白露域の人たちは、優しい人が多い
みんな何か作るのが好きみたいで、よく編んだものとか縫ったものとかをわたしに持ってきてくれる
みんながくれるモノはどれも綺麗で、可愛くて、心があったかくなるものばかり
わたしは、そんなみんなのことが好き]

「白露、本日はこちらのものでいかが?」

 セキレイが、いいと思うなら……

[お洋服のことなんて、とんと知らないわたしは全てをセキレイに任せた
わたしは
正しく
お人形になるだけで、セキレイがとても可愛くしてくれる

今日セキレイが出してくれたのも、みんなが贈ってくれたドレスだった
真っ白なレース袖、幾重に重ねられたチュールのスカートはビジューで飾られていて、朝露みたく
全体的に淡い雪のようなふんわりとしたドレス]

中央はとても冷えますのよ
 外套をお召しになって」

 ……ドレス……

「風邪を引かれましては、元も子もありませんの
 いいからきてくださいまし」
(190) 2022/01/17(Mon) 3:12:46

【人】 灯守り 白露

[そういってセキレイは、濃紺の外套をわたしに着せた
せっかくの可愛いドレスが隠れてしまうのが、わたしは不満だったけれどセキレイには勝てなかった
この領域はずっと秋の風が吹いているから、レース袖のドレスで過ごせるけれど、外は今冬だったらしい]

(どうにも……しばらく出ないと、忘れるのね)

[わたしは、この領域から出ることはない
……ううん、ほとんど出ないって言った方が正しいのかな
お外は怖いから、こわいせかいだから、
こわくて


それで?
]

 ……あっ、ねこちゃん

[遅れないように!と念を押したセキレイの言葉も忘れて、統治域の畑で寝転ぶ猫ちゃんに、スケッチブックをむけて──]
(191) 2022/01/17(Mon) 3:13:10

【人】 灯守り 白露


 
ううう……!!!


[また!まただ!
うっかりスケッチに時間をかけてしまったの!
セキレイにあんなに言われてたのに、やっぱりわたしってば外に出ない方がいいの!]

 ……っ、

[はた、と弾む息を整えながら手にしたスケッチブックを見つめる
絵を描くのも、素敵な景色を切り取るのも、そうだけれど
わたしの言葉を伝えられるたった一つの手段モノ

わたしはお喋りが苦手だから
いつもは、ちょっとしか喋らないわたしのことを、セキレイはわかってくれるけれど
セキレイだっていつもいるわけじゃないから

…そこで、生み出したのがスケッチブックにお返事を書くという、原始的、かつ、絶対伝わる方法]

 ……

[本当は、わたしだって、いっぱいお喋りしてみたいんだけどな]
(192) 2022/01/17(Mon) 3:13:57

【人】 灯守り 白露


(今日の会合、知ってる人がいたらいいなあ)

[そんな思いを浮かべながら、さて中央へ
少しばかり前髪を気にしながら扉に近づけば、出迎える人たちの姿>>5]
(193) 2022/01/17(Mon) 3:14:22

【人】 灯守り 白露

—会場前—

 
えっ


[がしゃーん!

急いで入ろうとした入り口を、どうやら何かが遮って転げたらしく>>112
大きな音を立てた、突如現れたそれに目を白黒させた]

 
……すごい


[願わくば、その芸術的な放物線を描いた瞬間と
煌びやかな扉と倒れた自転車とやらを共にスケッチしたくはあったが
他の声>>113に、は、と我に返り]

 
い、急がなきゃ……だったんだ……!!


[慌てて扉へと飛び込んだ]
(194) 2022/01/17(Mon) 3:14:59

【人】 灯守り 白露


 
……は、は……
 まに、あった……?


[どうやら随分と遅くきてしまったような、そうでもないような…?
あまりに走って走って、急いだものだから息が整わなくって
会場の奥の壁にもたれかかって、胸を抑えた
深呼吸をしながら、吸って吐いて、吸って吸って吐いて……??]

(……これは、違ったかも)

[弾む呼吸がようやく整った頃
思わずすん、とお顔が真顔に

……なりつつ、冷静になってきたので、会場を見回してみた]

 ……!

[スケッチブック…じゃなかった、手帳を開く人>>12を見つけた!
もしかしたら、わたしといっしょ筆談かもしれない
後で声をかけてみよう、とひとまず顔を覚えておくことにした
……女の人かなあ?男の人かなあ?
]
(195) 2022/01/17(Mon) 3:16:02

【人】 灯守り 白露


 ……あ

[さて、次はと見渡せば靴のない女の人>>104
どうにもこうにも、わたしは他の人との交流が少ないのもあって
人の名前と顔 -号も然り- が一致しなかった]

 ……

[ただ、どうにもその素足が気になって -白露は寒いと感じたので- ちらりと様子を伺った
伺って……伺って……

……ええい、ままよ!]

 ……あっ、
あのっ……

 ……あ、えと、……はっ…白露、といい、
ます……


[何度もつっかえながらやっと出た言葉は、名乗りで…
裸足で、寒くありませんかと聞きたいだけだったのに、わたしってば!]

 ……あ、足……
えと、


≪裸足のようですが、寒くありませんか?≫

[耐えきれずに、言葉をスケッチブックに託した
もしかしたら、スケッチブックに綴られた字に見覚えがあるかもしれない*]
(196) 2022/01/17(Mon) 3:18:24
灯守り 白露は、メモを貼った。
(a46) 2022/01/17(Mon) 3:30:22

到着:小満末候 麦秋至

【人】 小満末候 麦秋至

[仕事場に向かう前から、すでに仕事は始まっているも同然なのだ]


  むーーーー……。

[まあるい手鏡を取り出して自分の顔をしげしげと眺める。
おもむろににこっと笑みを浮かべれば、
鏡の中のわたしもにこっと笑う。

うん、今日も上出来だ。
お客さまを迎えるのに相応しい。
それじゃあ、今日も頑張ろっか]
(197) 2022/01/17(Mon) 3:51:38

【人】 小満末候 麦秋至

[小満域の中央は今日もうららかでのどかな陽気に満ちている。
開店時刻すこしだけ手前、当然まだお客様も入っていない時間帯に、
外がよく見える窓辺で笑顔の練習をするのが、
わたしが今いるこの場所――『慈雨』で給仕をする際の日課だ。
もちろん机とか床とかピッカピカにしてからね。

それから程なくして、最初のお客さまを迎える。
ピッカピカな店内にピッカピカの笑顔]
(198) 2022/01/17(Mon) 3:53:44

【人】 小満末候 麦秋至



  いらっしゃいませー!


[そのひとはわたしが顔を覚えてるお客さまで、
向こうもわたしのことを覚えてて、「最近ご無沙汰してたじゃないか」と声をかけてきた。
確かにこうしてエプロン姿でお店に立つのは久しぶりだ。
正確な日付は数えてないけど、とにかく統治域の方に閉じこもり気味だったから。


書類とにらめっこするのは嫌いじゃない。
けどたまには息抜きだって必要じゃないか、と思ってやってきちゃいました。
事前に“あの方”の許可は取ったから、サボりってことにはならない……はず]
(199) 2022/01/17(Mon) 3:54:14

【人】 小満末候 麦秋至

[ぼちぼち、わたしが何者かって話をしよう。
わたしはただの女給さんではなく、
この店をやってる方――灯守りがひとり小満さまの“蛍”だ。
とはいえ堅苦しいのは苦手だから、
「気軽にムギちゃんとでも何でも呼んでね!」なんてお客さまやら町の人に言ってはばからない。

蛍になる前はなにをやってたかっていうと、
正直に言うと「流れ者をやってました」と答えざるを得ない。
何せわたしが生まれた場所はここ、小満じゃない。

最初に蚕さんと紅さん(小満さまの他の蛍のことをそう呼んでいる)と顔を合わせた時も、
「元流れ者現蛍でーす」って自己紹介した記憶がある。
根掘り葉掘り素性を訊かれたら、
流石に(実家のことは濁しながらも)答えたはずだけど]
(200) 2022/01/17(Mon) 3:55:12

【人】 小満末候 麦秋至

[……さて、いったい何日たったんだっけ。
わたしが最初に小満域の地を踏んでから。
生まれ育った小雪域を出て、真反対とも呼べる場所に辿り着いてから。

両手の数で数えられないほど多いっていうのは確かだ。
どうしてこんなに長居することに………… っていけないいけない。
曲がりなりにも仕事中なのに。

お客様が席に着いたのを見届けると、
いそいそとお冷やを取りに向かうわたしであった]
(201) 2022/01/17(Mon) 3:56:10

【人】 灯守り 芒種

  ここは、いつでも水の匂いに満ちている。

  いっそ溺れてしまえたのならば、楽になれるのだろうか

  そんな、くだらない夢を、
           ずっと、ずっと見続けている。
(202) 2022/01/17(Mon) 4:09:46

【人】 灯守り 芒種

 ​── 領域内 ──


[ 風を伴わず静かに真っ直ぐ落ちる細かな水垂れの音は
 しとしとと鬱陶しく耳鳴りのように頭の奥に張り付いて
 すり硝子で覆ったみたいな半透明の景色は
 こころのうちを何時だって薄灰色に染めてゆく。

 本当に、気が滅入る。
 こんな場所を欲しがるなんてどうかしていると
 子供の頃からずっと、今でも思っている。

  本当に、どうかしている。
 彼らも、そして、わたし自身も。 ]


( でも、そうね。これしかないのだものね )


[ 哀れに思う。
 すべて投げ出してしまえばいいのに。
 それができずに囚われている
  彼らと、そして自分を。 ]
(203) 2022/01/17(Mon) 4:10:53

【人】 灯守り 芒種

[ 前略、あほみたいな希死念慮が有る。
  正直、あっても仕方ないなと冷静に思うし
  なくなるのは気が狂った時だと思うので
  いまのところ特別、医者には罹っていない。

  環境を変えろと言われて終わる話だ。
  それができないのならば、
  抱え続けるしかないのだと思う。おそらく。 ]


 ……あら、いいかおりね。
 これ、この間あの子が送ってくれた茶葉かしら?


[ 雨音と同じくらいに麻痺するほどに聞かされてきた
 偉ぶりたいだけの年寄りたちの中身のない説教を
  聞き流して、ひとこと、そう呟けば
 途端、雷鳴のように劈いたのは、癇癪を起こした怒鳴り声。

 思い通りにならないと、大きな声で脅かして脅すだなんて
  まるで赤子のようだと微笑ましさすら覚えた。

  この環境で心安らかに在れるほどの
  図太さや鈍感さと同義のおおらかさの持ち合わせはなく
  けれど持ち前の無駄すぎる反骨精神を捨てることもできない。

  生き辛くて当然だ。
  ここで生きる適性を、わたしは持ち合わせていない。 ]
(204) 2022/01/17(Mon) 4:12:53

【人】 灯守り 芒種

[ 目上の、そして男であるだけで、
  女よりも強く偉いのだという漠然とした思い込みを常識と強い
  許しもなしに押しかけてきて、散々ひとをこき下ろしたうえで
  望んでもいない教えを解こうとする慇懃無礼な年寄りに
  ゆったりと、皮膚一枚で微笑んで返す。
  そう、事実偉くも強くもないわたしの武器はこれしかない。

 ならばいっそ抗うことをやめてしまえば
  甘えて懐いたふりをして、
 ただ命じられて断れなかっただけの飾りとして
  適度に頼って自尊心を満たしてやれば
  きっともっと平穏に過ごせるのだとは思う。けれど。 ]


 いいえ、『大伯父様』。
 勿論聞いておりませんわ。


[ 媚びるなんて、向いていないのだ、生憎と。
  それこそ今以上の心労で、禿げ上がるかもしれない。何かが。

  目の前の禿げ上がった頭が急激に近づいて
 生意気な『小娘』と罵り掴みかかろうとした。
 喉元に伸びてきた嗄れた手はほかの二人が押さえ込んで止め、
 横に控えていたわたしの猫が庇うように間に入る。 ]
(205) 2022/01/17(Mon) 4:14:18

【人】 灯守り 芒種


 あらあら、たいへん。
  そんなにお顔を真っ赤になさって。
  血圧のお薬、今日は忘れずきちんとお飲みになった?


[ 彼が喚き呼んだ通りの生意気な女の顔で嫌味ったらしく
  白々しく場違いな案ずる振りをしてみせる。
  強くも偉くもない何も持たない弱者であるがゆえに
  虚勢を張らずにいられない自分の滑稽さに吐き気がする。

  ああ、うんざりする。
  きっと、誰かが死ぬまで変わらない
 退屈な、いつもの光景。 ]
(206) 2022/01/17(Mon) 4:15:04

【人】 灯守り 芒種

[ 暇さえあれば教育と称しご高説を垂れたがる年寄りは三人。
  先代の頃からのそれぞれの蛍を務めるご老体だ。

  彼らがわたしを灯守りと認めないように
  わたしが彼らを蛍名で呼ぶことはない。
  出て行く気がないから追い出さないだけで
  必要なわけでもなければ無礼に礼を返す可愛げもない。

  血族に拘り続け途絶えぬように枝を広げた芒種の家系には
  蛍の代わりなんて余る程にいくらでもいるのだから
  挿げ替えられた頭が気に入らぬのなら
  さっさと他に押し付けて辞めてしまえばいいものを……

  ああ、それでも。
  このために生まれこのために生きて
  このために学びこのために尽くし
  このためだけに過ごしてきた時間が長すぎて
  もう身動きも取れないんだろう。

  なんとも気の毒なことだ。同情はする。 ]
(207) 2022/01/17(Mon) 4:17:17

【人】 灯守り 芒種

[ 先代は大叔父、現在賑やかに激昂している老人の兄だった。
  次は自分だと信じて疑わずにいた席を、
  ある日『小娘』にかっ攫われては
  血圧くらい爆上がりもするだろう。

  それはとうぜんだ。それはわかる。 ]


( けれど、仕方がないじゃない。 )
( 向いていなかったのだから。 )


[ 何を以て、向き・不向き、を定めるかは
  生憎とわたしにはこれっぽっちもわからない。

  代々受け継ぐ役目を御大層な何かと思い込みたいがために
  特別な素質が必要だとか一族総出で夢を見ているだけで
  受け継がれる能力さえあれば、素質も、血筋も問わず
  子供にだって出来る役目と個人的には思っている。

  あえて大伯父が『不向き』だったことを挙げるのなら
  先代に選ばれることが上手くなかったのだろうと思う。
  本当に気の毒だけれど、本当にそれだけの話だと思う。 ]
(208) 2022/01/17(Mon) 4:20:49

【人】 灯守り 芒種

[ あとのふたりは従伯父と族伯祖父だったか。
  覚える気もなければまるで覚えきれず、年齢順に、
  『おおおじさま』『おじさま』『ちいおじさま』と
  勝手に呼んでいるが今のところ特別支障もない。
  どうせなんと呼んでも気に入らないのだし。

 『おじさま』と『ちいおじさま』は
  今までは、次を継ぐ大伯父のその次をと意気込み
  大伯父の腰巾着をつとめてきたが
  大伯父よりはまだ若く、まだ年齢的に時間もある。

  大伯父の脱落を待った上次を狙える可能性もまだある。

  ゆえにそのまま大伯父につくか、わたしにつくか
  不惑もとおに過ぎただろうに、惑いに惑い続けている。
  難儀なことだ。 ]
(209) 2022/01/17(Mon) 4:24:07

【人】 灯守り 芒種

[ 先代はわたしに最初に教えた。
  芒種の蛍は、次の芒種候補ではないのだと。
  横に並べて競わせれば、どれかが秀でた瞬間に
  残りが足を引っ張るのは目に見えていた。
  競い合い潰されぬのならそれでもいいが
  わたしが次の芒種の候補に挙がったのは
  まだ数えで齢7つを迎えた年だった。

  故に次の芒種と育てる弟子のわたしを、
  ほかの蛍と競い潰し合う、蛍にする気はないのだと。

  傍系から偏ることなく、対等に機会があるかのように
  次の候補ではないと告げず蛍を取ることで黙らせてきた。

  彼らはそれを知らずに仕え使われ続け
  それを知らぬまま居座り続けている。

  長く役目を勤めてきた彼らは
  わたしより余程仕事ができたので
  代わりはいても引継ぎが億劫で、
  黙ったまま、居座る限りはと使い続けている。 ]
(210) 2022/01/17(Mon) 4:28:19

【人】 灯守り 芒種



  ……ところで。おじさまがた。
  わたし、いい加減出掛ける支度をしなくてはいけないの。
  だから、 そろそろお引き取り頂ける?

  ああ、『小娘』の着替えを傍で見たいというのなら
  べつにいいのよ、そのまま居てくださっても。


[ 老人が居座るせいで蛍にもなれぬ増えすぎた枝のあいだでは
  先代から変わらず蛍を務め続けることになった三人は
  色狂いの小娘にからだで飼い慣らされているとか
  よくない噂されているそうな。
  故にお互い見ても見られても心底どうでもよかろうとも
  こう言えば追い払えることはわかりきっているのに。

  かわいいわたしの猫が 決して赦さないと
  鋭い目つきで威嚇をして、哀れな年寄りたちを追い払う。
  先ほど掴み掛ろうとしたのが腹に据え兼ねているのだろうと
  止めもせずに好きにさせておいた。

  拾った時は仔猫だったのに、
  いまではすっかり番犬のようになってしまった。
  猫のままのほうが、ずっと愛らしかったのに。 ]
(211) 2022/01/17(Mon) 4:30:16

【人】 灯守り 芒種

[ 少年を引き取ったのは数年前の話だ。
  両親を同時にわたしが送った。
  身寄りがないわけではなかったが、領地も違い、
  疎遠で、何処からも歓迎されてはいなかった。

  居場所を選べず歓迎もされない
  自分に重ね感傷に浸ったわけではない。
  冗談のつもりで尋ねたら、頷かれてしまって、
  結果としてこうなっただけだ。

 「犬猫の仔でもあるまいに気安く拾ってくるな」と
  一緒に住むわけでもない老人どもに怒鳴られて
 「犬か猫の仔ならいいんですって」と声をかけたら
 「じゃあそれでいい」と心底どうでもよさそうに答えたのが
  なんだか気に入って、他の引き取り先を探すことなく
  そのままずっと、傍に置いている。

  存外美しく育ったせいか、
  或いは猫だなんて呼んで愛でるせいか
  若い燕だなんだと言われているらしい。
  下世話な噂は割と好みなので好きに言わせている。
  低俗であるほど愚かしくて面白いのだと笑う飼い主に
  大きく育った飼い猫は、心底呆れた顔をする。

  ここに居座るわたしに伸ばされるものはどれも
  じめじめと暑苦しく、うんざりするほど陰険で。
  振り払っても鬱陶しく絡み付いてくる息苦しさの中
  いつまでも適度な距離を保ったままの
  ひどく冷めたその視線だけが心地がよかった。 ]
(212) 2022/01/17(Mon) 4:35:07

【人】 灯守り 芒種

[ 追い払っておきながら急ぎもせずに
  温くなったお茶でのんびりと、一息つく。
  時間の管理がまるでできない飼い主を手伝うのは
  いつだってよくできた賢い猫の役目で
  今もてきぱきと着替えと手荷物の支度をしている。

  どちらが飼い主かわかりやしないし
  いっそ世話を通り越して介護のようだ。

  そこまでさせる程の恩を売ったつもりはない。
  気が向いた時だけ気まぐれに、少し可愛がっただけだ。
  気が済んだら、好きな時に出て行って構わないのに
  大層な高利子で返してくれるつもりのようだと
  気付きながらも拒みもしなかった。

  ひどい詐欺だと思う。この子に対しても、彼らに対しても。
  でももうどこから正せばいいかわからなくて、
  楽をしている今を抜け出し身を削ってまでてまで
  なにもかもに誠実であろうと変わることなど
  到底出来はしなかった。 ]
(213) 2022/01/17(Mon) 4:37:51

【人】 灯守り 芒種


  会場で、逢ったらお礼を言わなきゃね。
  困ったわ、覚えていられるかしら……


[ 思い出させるために出した茶を前に既に忘れる心配を
  心にもない声色で呑気に奏でる主を、
  頭を抱えた胡乱な目の猫が睨む。

  かわいそう、本当に。
  わたしなんかに拾われて。

  哀れで、憐れで、かわいらしいわたしの仔猫。

  手を放して幸せにしてあげるには
  今がわたしにとって心地良すぎたし
  自分よりこの子を優先してあげられるほどの
  愛や正しさは持ち合わせていなかった。  ]
(214) 2022/01/17(Mon) 4:38:20

【人】 灯守り 芒種

[ いい加減着替えて支度をしろと急かす猫を
  手を伸ばして、そっと撫でる。
  毛並みをもたない肌に、冷え切った指で
  無遠慮に触れても、喜びもしないが拒みもしない。 ]


  ね、脱がせて。


[ 結んで貰った帯が自力では解けないだけだ。
  着替えを手伝って欲しいと伝えるだけの言葉に
  わざとらしい艶を溶かして、ほしいものを強請る。

  うんざりと潜める眉、眉間に深く刻まれる皺が愛らしくて
  与えられる心地よい無関心を安心して貪った。

  これから目眩がするほど真っ直ぐすぎる不可解な好意と
  胸焼けするくらいの愛情を呑み干さなければいけないから
  いまだけは、もうすこし、このままで。 *]
(215) 2022/01/17(Mon) 4:41:45

【人】 小満末候 麦秋至

[……それからしばらくはいつも通り、
注文を訊いたり出来上がったお料理を運んだりと、あっちこっち動いていた。

ちょっとした客足の切れ目に奥でお茶を飲んでから、
ひょこっと店に顔を出せば、雰囲気がいくらか華やかになっていた。
それもそのはず、小満さまそのひとが来ていたのだから>>122]

……!
ぼちぼちあれ、ええと、灯守りの集まりに行く頃合いですか?

[いらっしゃいませ、と言わないでぴょこりと手を振りつつ。
わくわくした様子で訊ねてみた]
(216) 2022/01/17(Mon) 4:49:54

【人】 小満末候 麦秋至

[隣の領域くらいだったら自らの足で行けないこともない。
実際そのような用事を仰せつかったことも、
あったようななかったような。
自分で言うのもなんだけど、わたしの能力は、
手紙とかをお届けするのにも役立つように使えるので。
自らに風をまとわせて、ばーっと走っていけばいい。


だけど世界は隣の領域の先にもまだ広がっているわけで。

つまり、広がってる先にいる灯守りや蛍達にはめったに会えない。
だから、わたしにとってもこの集まりはとっても楽しみなのです!**]
(217) 2022/01/17(Mon) 4:52:12
小満末候 麦秋至は、メモを貼った。
(a47) 2022/01/17(Mon) 5:04:53

蛍"菜虫化蝶" シャーレンは、メモを貼った。
(a48) 2022/01/17(Mon) 5:15:41

小満末候 麦秋至は、メモを貼った。
(a49) 2022/01/17(Mon) 5:17:18

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:蛍ーー


 ーーあの子が出ていった?


[虹は隠れて見えず
  北風が木の葉を払い
    橘が始めて黄ばむ

そんな統治域の名家“風見家”。
その次期当主になる予定だった子は、ある日出奔した>>201
それを私が知ったのは出る前だったのか、出た後だったのか。
本人からだったか、人伝だったか。
どちらにせよ、彼女が出奔した後で報告が上がってきたでしょう。]
 
(218) 2022/01/17(Mon) 6:59:54

【人】 “小雪” 篠花



 ーーそう。放っておきなさい。
   やる気のない子はいらないわ。


[彼女がそうしたいなら、そうすればいい。
家に縛られる必要はない。
結局押し付けられてる私みたいに。

血筋だなんだと、こだわる必要はないのよ。
年寄りたちは、こだわるかもしれないけれど。
黙らせようと努力してきたつもりだけど。そう簡単には消え去れないでしょうから。


でもそれも、気にする必要はないの。
その後、蛍を一人も迎えてないのは、あなたに対する当てつけでも何でもないのよ。
単に迎える必要がないから、迎えていないだけ。
]
 
(219) 2022/01/17(Mon) 7:00:21

【人】 “小雪” 篠花

 

 
ーー元気でね。



[だから私は、止めず、追わず、見送った。*]
 
(220) 2022/01/17(Mon) 7:01:09

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくが本名を名乗らないのは先代に倣ったから
 それが理由の大半。

 それに、もう一つ。もう引きこもってひとりぼっちだたぼく
 『花雨かさめ』でないぼくとして、生きてみたいと思ったから。]

 
(221) 2022/01/17(Mon) 8:43:18

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくの本名は公開してない。だから知る人は多分先代とぼくのお母さんくらい。
 お互いを認識する為の音であろうとも、ぼくにとっては己だと思えて、自分の耳に馴染めばそれが名前だと思うからそれでいい。]


 はい、約束です。


[社交辞令と本気の境目とか空気をよむとか、ぼくに出来るわけがなく。>>180
 その言葉通りに素直に受け取った。

 多分これから長い時間、ぼくは灯守りでいるだろう。だから機会はこれからいくらでもあると思った。
 元・引きこもりが外にだいぶ出かけられるようなったとはいえ、出かけるよりは話を聞く、に発想が先に辿り着くのもまた弊害の一つ。


 それに、人の話を聞くのだってぼくの好きな事の一つだ。相手がどう思っていたとしても、ぼくは今度がいつになろうともあった時に約束、と詰め寄る事となるんだろう。]


 うん、無関心よりずっとずっといいです。


[ぼく自身が観察されることに頓着しないから言える言葉だろうけれど。
 いないように思われるより、人に対して関心を持てる方がずっといいと思う。>>181

 
(222) 2022/01/17(Mon) 8:45:44

【人】 灯守り 雨水

 

 ぼくが?
 ……成程、いいかもしれませんね。


[ぼくに足りないのは経験値。なら人を真似したり観察するのはいい事に思えた。
 それで相手がどう受け取るか含め、それもこれから知る事なんだろう。


 ただぼくは気まぐれな方だから。観察もきっと気が向いた時になる。それでも面白いのを見つけたら報告にいこうかな。なんて考えた。

 互いの空気からいって見つめあうとは程遠い。そもそもそういう発想もなかった。>>182
 はたから見ればいつお互いが動くか、のにらめっこが近いと思った。
 確かに、笑ったら負けなら決着がつくのはいつになるか全くわからない。>>182
 
(223) 2022/01/17(Mon) 8:47:49

【人】 灯守り 雨水

 
[先に目がそれたのは人の声で周りを見渡したぼくだった。>>183
 お預けになっていた嬉しそうなぼくはここで見れたことだろう。]


 はい。
 楽しみにしてますね。

 
[やはりいつか、とか機会があれば、言葉をその通りに受け取りつつ。遠慮する様子には首を振った。]


 ぼくはもうちょっと外を知らないといけないみたいですから。機会がないとなかなか外に行かないので機会が出来る方がいいのです。


[いたって真面目に真顔で答えた。
 引きこもり気質までどうこうしなくても、全く出かけないのも……勿体ない気がする。
 そのいつかの機会の時、それが“ぼくにとっての”面白いものじゃなくてよかった。“処暑さんの”面白いものであればよかったんだ。


 能力に関して少し驚かれたのには少しビクッとなった。
 でも怖がる様子は見えなかったから。ほっとして。
 前向きになってもやっぱり奇異な目で見られたらと思えば怖いとは思う。それでもこれもぼくの一部だから。
 否定しないで生きる事に決めたから。


 もし本当に雪で困ったら言われればぼくはどこにでも行くつもりではあった。勿論ぼくの仕事が優先だから区切りがついていれば、だけれど。

 見送られるままぼくは振り向いて ]
 
(224) 2022/01/17(Mon) 8:51:00

【人】 灯守り 雨水

 

 では、また


[またがいつか。今日の内に顔を合わせる可能性も高いし、後日かもしれないし。いつであろうともまたがあると疑わずそう挨拶して立ち去ったのだった。

 どこか似ているところがあると、互いにきづかないまま。]

 
(225) 2022/01/17(Mon) 8:51:58

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくが初めて小暑と顔を合わせたのは、まだ先代が雨水だった時。色々あって引きこもりが灯守りに
なかば拉致のように
後継者にする、と引き取られた後
 ぼくはすぐに外に出られたわけじゃなかった。

 一人孤独に引きこもっていた時間はそう簡単にぼくを外に出す一歩を歩ませない。
 今でも引きこもり気味なとこもあるし。

 でも、その人はあちこち行くのが好きみたいで。
 先代とお話しているのを陰から
じーーーっ
と見ていたのを見つかって。
 それから機会がある度お話を聞くようなっていた。

 お外も楽しそうだな。お話を聞くうちにそう思えるようなれた。思わせてくれた。そんな人。]

 
(226) 2022/01/17(Mon) 8:54:06

【人】 灯守り 雨水

 
[小暑がかけよったのは処暑さんとのお話が終わった後。>>141
 颯爽と話を始めてくれるのをうんうん、と聞く。]


 それ、ぼくのところ。

 流石に自分の領域の事くらい知ってるよー。


[ぶー、と頬を膨らませた。]


 あ、でもぼくのとこ褒められたのは嬉しいかな。
 ありがとうっ


[膨れたが一転、コロッと笑顔を向ける。
 小暑はぼくに色々お話してくれるから好き。
 そんな懐く感情を隠さない。]


 ぼく? あのねあのね、今度美術館の庭で雪だるまとか雪像をいーっぱい作る企画やるって聞いた。
 展示期間終わる時はぼくが溶かすってお話なんだ。
 よかったら見に来てよ。

 あとはねあとはね、表から外れた通りに童話をテーマにした飲食店が出来るってお話でね。
 立春との交易で>>127手にはいったものとかふんだんに使うって張り切っていた!

 
(227) 2022/01/17(Mon) 8:58:29

【人】 灯守り 雨水

 
[先代はついぞ過去に一度しか、一人しか。(それも数年だけって聞いた)蛍をもたなかったってお話。
 その分地域の人と連携して統治をしていた。おかげでぼくみたいな元引きこもりが引き継いでまだ一年とたってなくても地域は混乱せず回っている。そういったノウハウまで、先代はしっかり残してくれた。結構凄い人。


 ついつい話し込みかけたぼくのお話も一区切り。>>142
 ごめんなさいってぼくもぺこり、とした。]


 うん、また後で。


[バイバイって手を振って見送る。会合後時間が合うならぼくもまた話したいなと思いながら。]
 
(228) 2022/01/17(Mon) 9:01:20

【人】 灯守り 雨水

 ― テーブル付近 ―

 ……美味しそう。でもあまり食べると後でのお楽しみが減る。だから加減、大事。


[そんな独り言を言いながらお腹が鳴らない程度にと軽食を手にする。]


 頂きます。


[きちんと挨拶するのは基本。お行儀よくもそもそ、とサンドイッチをつまんだ。
 でもぼくは飲み物を取り忘れるという基本的なミスをおかした。]


 ……っ
ぐ!!!



[そういう時に限って近くに給仕の人とか近くにいなかったり、ノンアルの飲み物が見当たらなかった。ぼくはまだお酒はだめだ。]


 〜〜〜ぐぅ、ぬぅ、ぅ〜〜〜



[暫しの間、一人で苦しそうにちょろちょろする少女がテーブル付近を歩き回るが見えた事だろう。]**
 
(229) 2022/01/17(Mon) 9:03:12

【人】 灯守り 夏至

 ………。
 
………。


[信頼故の行動ではないか、と問われれば>>178、両者揃って閉口する。すなわちそれが図星であることを認めたようなものであるが。]

 べべべ別に仲良くないし!灯守りと蛍の関係なだけだし !

[何故か取り乱して否定する様は、菖も思わず笑ってしまうだろうか。シャーレンの緊張が解れるならそれも良いが*]
(230) 2022/01/17(Mon) 9:19:46

【人】 灯守り 夏至

 ……んん?

[そんなこんなで談笑していたが、テーブル付近をウロウロする少女>>229が目に留まり、菖とシャーレンを置いて其方へと向かう。]

君、大丈夫か…って雨水か。
何があった?まさか毒でも盛られたりはしていないよな…

[何をどうしたらその発想に至るのかはともかく。どうしたものかとこちらもあわあわ*]
(231) 2022/01/17(Mon) 9:23:39

【人】 灯守り 立秋

おやおや夏至くん?
そんな、魔力でパパっと移動するだけなんて味気ないでしょ?
人生ゆとりと回り道も必要だよ?

[効率重視なら夏至の言う通りではあるが、重視していないが故の返答。持論であるらしかった。>>139

いつも注意されているわけではない、という夏至と頷く菖の姿に、ふふ……と分かったような含み笑いを見せた。]


あはは、ボクはいいのさ、これでー!


[連れ行かれながらも、格好がつかないに対してはそんなコメントを残していく。実際、外見相応の振る舞いをしていても仕事は意外にもきっちりとこなしているし、溜め込まずにさっさと片付けて後で遊ぶタイプなのだ。

長い年月同じ職をやっているから、手早く片付けるコツを得ているのだった。*]
(232) 2022/01/17(Mon) 10:08:57
灯守り 立秋は、メモを貼った。
(a50) 2022/01/17(Mon) 10:13:33

【人】 灯守り 小満

――In past――

[その子が訪れてきたのは、いつのことだったか。
 小満の人生のうちに照らせば、ほんの少し前のことだ。
 ふわりと冬の気配を纏う女性が、小満域にやってきた。
 住民が『もう会ったかい』などと噂する彼女は、聞けば流れ者をやっているのだと言う。
 それはそれはと興味は募り、いそいそ様子を見に行った。

 彼女がこちらを知らずとも、周囲の住人が小満さまと呼ばうので、蛍も連れずに単身だったが自己紹介はいらなかったろう。
 しげしげと頭のてっぺんからつま先まで彼女に視線を巡らせて――]
(233) 2022/01/17(Mon) 11:07:47

【人】 灯守り 小満

小雪のところには行かないのかい。


[開口一番、そう問うたはずだ。
 ゆっくりと、穏やかに。責める意図など毛頭ないのだと伝わるよう、優しく。けれど彼女にとって、核心をついた問いだったかもしれない。
 何故それを、と聞かれたとて、ふふふと笑うばかり。

 小満の力は、記憶を操る。
 人の生い立ちを知るくらいなら造作もない。]

それなら、うちの蛍の席がひとつ空いてるけど。
ちょうどねぇ、手が欲しかったんだよね。

[あなたが働かないからでしょうと釘を刺す蛍はここにはいない。
 周囲から小さくざわめきが起こる。]
(234) 2022/01/17(Mon) 11:08:48

【人】 灯守り 小満

うちの子にならない?

[詳しい思惑までは知らねど、定められた自分の地位がありながらも出奔し、こんな世界の真反対までやってきたような女性。
 いやあ面白い、と思っていたし、元が蛍の家系なら素質も申し分ない。
 捨て犬を拾うような調子で、蛍を拾った。]
(235) 2022/01/17(Mon) 11:09:35

【人】 灯守り 小満

[案の定蚕は
『元の(小雪さまの)ところに返してきなさい!』
なんてそれこそ捨て犬相手みたいな調子で怒っていたけれど、何とか紅に宥められて、げっそりした様子で自室に篭ってしまったっけ。
 とはいえ今は認めてくれているようだし、問題ない問題ない。

 かくいう紅もこれには呆れ返っていた。が、こうなった主人がもうどうしようもないことをよくよく知っているのも彼だ。
 まだまだ困惑のさなかにいそうな麦に温かいお茶を出して、ひと通り小満宮と仕事の話をしてくれたのは紅だった。

 私はといえば小雪に文を出していた。
 といっても、それだけで内容がわかるようなものでもない。
 『次の会合で紹介したい子がいる』とだけ伝える、簡素なもの。
 察されたかもしれないし、また戯れかと思われたかもしれない。
 とにかく次の会合には麦を連れて行って、『もう返してあげないもんね』なんて自慢げに見せびらかしたりしたもんだ。]
(236) 2022/01/17(Mon) 11:13:54

【人】 灯守り 小満

[ん? 蚕と紅で仕事は回ってる?
 手が足りないって話はどうなったかって?

 いやいや最近ねぇ、灯守りが直接顔を出すってことで、店のほうに客が多くて――]
(237) 2022/01/17(Mon) 11:14:23

【人】 灯守り 小満

――慈雨>>216――

そろそろっていうか、そうだねぇ。
迎えに来たよ。

[遅刻かも、とは言わずにおいた。
 実際遅れてはいないだろう。まだやや早いくらい。
 けれど『小満』の向かう時刻にしては、遅いほうだ。
 いつも処暑と同じか、次くらいにつく。
 中央側の出迎えを受けた灯守りを、会場で歓迎するのが趣味のひとつのようなものだった。
 まあ、そのくせ気まぐれに会合自体行かなかったようなこともあるし(蚕が
『お加減でも悪いのですか』
なんて過剰に心配していた)、今回もそんなふうに思われているかもしれない。]
(238) 2022/01/17(Mon) 11:16:59

【人】 灯守り 小満

じゃあ、みんなごめん。
麦借りてくね。

[会合に蛍3人を伴連れる必要などないわけだが、本人が行きたいというのを止めるつもりはない。
 なら他のふたりを置いていくか、となったら、蚕は会合本来の目的である政の方面に必要だし、紅はクッション役に必要なのだ。
 一度どうしても目が離せない仕事があって、仕方なく紅を置いていったとき、まだ麦がいなかったこともあって息が詰まるかと思った。あまつさえ、これが本来の灯守りのあるべき姿ですとか言ってくるし、蚕とふたりはもうごめんだと心底思う。
 会場内では麦には好きにしていてほしいし、そうなると自然と大所帯になってしまうのだった。]
(239) 2022/01/17(Mon) 11:18:22

【人】 灯守り 小満

[くるり、何もない空間に指先で円を描くと、小さな光の輪が生まれる。
 それを両腕で引き伸ばせば、中央域が向こうに見えた。
 ひらと店に残る客に手を振って輪をくぐる。蛍3人も続いて、麦が通ったところで輪はひとりでに閉じ消えた。]
(240) 2022/01/17(Mon) 11:19:54

【人】 灯守り 小満

[事の済んだ店内では『珍しいもの見たー』『小満さまだけじゃなく皆さま揃うなんてラッキーだったね』『紅さまぁ……』『なんまんだぶなんまんだぶ』などと口々に客が話していたとか、何とか。

 給仕をひとり連れて行ってしまったが、来店客の目当てのひとつである店主が統治域ごと留守となれば客足も落ち着くだろう。
 小満域に束の間の、穏やかな静けさが流れはじめる。]
(241) 2022/01/17(Mon) 11:22:37

【人】 灯守り 小満

――中央域――

やぁ、今回の出迎えは君かい天乃。
こないだのあの子はどうしてる? まだ眉間にシワ寄せてる?
あんまりかりかりしてるようなら今度カウンセリングしたげるって言っといておくれよ。
小満さまの"よしよし"は効くんだよ。

[こないだの、というのは前の会合の担当だった中央職員のことだ。
 灯守り嫌いをこじらせたタイプで、淡々と職務は遂行するものの、常にしっかり眉間に皺が刻まれていた。
 それを灯守りの力で癒そうと言うのだ。反発は計り知れないが、そんなことを気にする性質たちでは100年も灯守りやってられない……というのは、他の長生き仲間に失礼か。
 言うだけ言ってからから笑いながら、会場の方へ向かう*]
(242) 2022/01/17(Mon) 11:23:16

【人】 灯守り 立秋

―入浴場―

いい湯だなっ はははん♪

[中央域にはお風呂場もあったのだ。
多分灯守りの誰かが過去にリクエストしたか、中央の人も必要だと思って作ったのだ。

昔流行ったような古い歌を歌っているのは、昔をそんなに昔ではないと認識しているからである。年配あるある。

大きな湯船にはぷかぷかと橙色の果実も浮かんでいるが、心なしか体がポカポカする効果を生み出しているような気がする。何故か。

転んだ時に出来た怪我は、軽かったのもあってもう影も形もなく。体を洗う時に沁みることもなかった。]
(243) 2022/01/17(Mon) 11:33:32

【人】 灯守り 立秋

えっとー、服服……

[やがて脱衣所でタオルを羽織り、ぽたぽたと垂れる雫を好きにさせたまま、何種類か用意されていた服を順番に見て。

白のブラウスに、黒いパンツ。ひらひらとしたスカート状の飾りをついた洋服を選ぶ。どことなく中性的な物を選ぶのは、性別なんてあってないような物だからか。]

かーわいいねえ。
ね、ボクに似合うでしょっ?

[着替えて、くるんとその場で一周してみせた立秋にメケメケ、とチュウくんは頷いた。

割とどうでも良さそうに見えるのは気のせいか。]
(244) 2022/01/17(Mon) 11:34:49
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a51) 2022/01/17(Mon) 11:35:03

【人】 灯守り 立秋

―会場―

[ということで、パーティー……もとい、会合に行く準備を整えた立秋は、ばーんと会場のドアを開けて。]


ごめんね、待ったー?
さてご飯にしようか!


[緊張感もなく、遅くなったことも対して気にせず。しゃあしゃあと食事をねだったのであった。**]
(245) 2022/01/17(Mon) 11:35:45

【人】 灯守り 雨水

 
[水、みず〜! と思うのに無意味に同じ場所を往復してしまうのはどういう訳なのか。
 そうしていたら声がかかった。>>231 夏至の人だ。]


 むぅ
ぐ……



[毒の言葉には必死に首を振った。
 自分の胸元をとんとんたたけばつっかえただけだと伝わるだろうか。
 く、くるしい……。


 なんとか水なしでも通そうと とんとん、と叩くがなかなか通ってくれない。
 水が欲しい、という願いは果たして伝わってくれただろうか。
 駄目だったら、ぼくもまたあわあわした状態になっただろう。]**
 
(246) 2022/01/17(Mon) 12:03:15

【人】 灯守り 小満

[さて、大所帯が会場にやってきた頃合い。それに先駆けて、勢いよく会場の扉が開いた>>245
 きゃらきゃらと明るい子供のような姿。とはいえ、それがとうに子供なんて歳でないことはよくよく知っている。]

立秋。
今日も元気そうで何より。

[開け放たれた扉から、ゆったりと会場内へ向かおう。
 まだ本番前だが、浮ついた会食の雰囲気にこちらも浮足立っているのだ。]
(247) 2022/01/17(Mon) 12:34:59

【人】 灯守り 小満

[大所帯といっても、常に傍に従っているのは紅花栄くらいだ。
 こうした雰囲気を好まない蚕は早々に壁の華(なんて華のない華!)になってしまうし、麦には自由にさせている。

 皆、近くにいたければいるしそうでなければ離れる。それが、今や言葉を介すことすらされない小満蛍の在り方。]
(248) 2022/01/17(Mon) 12:35:38

【人】 灯守り 夏至


[毒ではないとアピールしていることはよくわかった>>246。まあそもそもこの場所で暗殺なんて企むバカはいないとは思うけど。

胸元を叩いているようだけど…何だろう。だかではないなら詰まらせたか。]

 そーいうことね…了解、ちょっと我慢しててね。
[パッと見回しても、水や給仕は見当たらない。呼びに行くのも時間がかかる。ならばボクの能力ちからが最も適切だろう。

相手の喉元に手をそっと当て、目を瞑り唱える。]

……
流雲ク-リ-ニュア-ジュ


[彼の固有能力、流雲。滞留しているものを押し流し霧散する能力。今回は霧散はさせず、詰まっているであろう食べ物を身体の中へ押し流すに留める。*]
(249) 2022/01/17(Mon) 12:41:47
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a52) 2022/01/17(Mon) 12:43:19

【人】 灯守り 立夏

  ー 会合会場 ー

 どうもっす、お疲れ様っす!

[ようやっと目的の会合に顔を出せた。
ご丁寧に執事達に挨拶なんかしちゃって>>0
スッと入ればいいのに、自分ならそうする。
まぁ自分はこうやって見るだけで蛍に会合行くの任せてたからそもそも会場来てないんですけどね


つまるところちゃんと会合行くの偉いねって話
蛍いないからそりゃそうなるというのは置いておいて
たぶん他の人達はもう殆ど集まってるんじゃないかな。

とりあえず何か食べたりしてゆっくりしよう
立夏領は草原一帯に人家が並んでるようなところだ
こういう雰囲気と場所とは無縁の自然一色だものね。

うん?キョロキョロしてどうした?
何か見つけ……あぁなるほど、中央の職員か>>6
職員の顔とか教えてないと思うけど、雰囲気で判断したな?]
 
(250) 2022/01/17(Mon) 13:21:15

【人】 灯守り 立春



  ひえっ!?


[何かが空から降ってきたみたいな、
大きな物音に思わず身を強張らせた。>>112
かと思えば、]


  あっ、あわわ……


[雨水さんが、何故だか蒼い顔をして
テーブルの合間をちょろちょろと歩き回っている。>>229
どうされたんですか! 大丈夫ですか!?
ひょっとして私の『生命』ちから、出番ですか……!?


錚々たる顔ぶれと予測不可能な場内に軽く眩暈がする。
談笑の弾んでいる方々のお邪魔にはなりたくないな、と
右往左往していたらちょうど、
小雪さんがこちらに気付いてくれたのだった。>>135]


  こんにちは、小雪さん。ご無沙汰しております。
  本日は色々と勉強させていただけましたら──

  ──そ、そうですね。やっぱりまだ、少し。
 
 
(251) 2022/01/17(Mon) 13:21:29

【人】 灯守り 立春

[少し、じゃない。まだ全然慣れない。
この場に集まるような灯守りは皆さん、
師匠──先代立春と顔を合わせたこともあるはず。
いつも穏やかな笑みを湛えた、人に優しく自分に厳しい方で
素晴らしく仕事が出来たのはもちろん、人望も厚く
中央域から直々に叱られるなんてことは一切なかった。

対する自分はというと、灯守りになった直後に
灯宮へと送るべき灯りたちに感情移入しすぎて溜め込んだり
灯りを灯す命を偏らせてしまったり、
後先考えずに力を使ってしまったりでお咎めを受けている。
天乃さんの顔を見ると、心の中の私が反射的に悲鳴を上げる。
今だって内心、己の一挙一動に不安が付き纏う。]


  ……で、でも! 師匠には及ばずとも
  立派な立春で居られるよう精進して参りますので!!
  今後ともどうぞよろしくお願いいたしますっ!

  今はどんなお話をなさっていたんですか……?
  小雪さんも、小雪域もお変わりありませんか?


[お忙しい様子なら、
ぺこりと頭を下げてすぐに離れただろうけれど。

余裕がありそうなら暫し、
他愛ない世間話を、おずおずと。]*
(252) 2022/01/17(Mon) 13:22:37

【人】 灯守り 立夏


 ども、お疲れ様っす!
 遅れて申し訳ないっす…!

[わざわざそんなの言わなくてもいい気はするけど
彼女そういう子だもんなぁ。
一先ずは今回の担当が彼で良かった。
天乃と言ったかな?
彼は灯守りを嫌ってまではいなかった覚え。
少なからず鳴子も自分も向こうさんには知られてるはず
鳴子は…んー、たぶん彼を見るのは初めてか?
まぁ挨拶も済んだんだから、後はゆっくり…]

 仕事大変じゃないっす?
 疲れてないすか?
 何かあれば言うっすよ!
 鳴子さん頑張る!

[それじゃ!と、その場を離れて食事の並ぶ方へ向かった。
…スッと移動したから良かったものの
統治域の外でまで何かしようとしないで鳴子

絶対彼の顔見てそれ言ったでしょ?
灯り見て大丈夫そうならいいんだよ気にしなくて。
うっかり能力でも使って後で困るの君自身なんだからな?

…ともかく、起きてから何も食べてないんだから
腹ごしらえくらいはしておこうね、うん。]**
 
(253) 2022/01/17(Mon) 13:22:46
灯守り 立春は、メモを貼った。
(a53) 2022/01/17(Mon) 13:34:03

【人】 灯守り 冬至

 
―――冬至の地


[ 一年の半分を雪と共に生き
 一日の半分以上を夜と共に生きる地 ]

[ 決して営みに恵まれているとはいえず
 日々の蓄え無くして春は無しとさえ云われる
 ――それが、冬至域 ]

[ そんな中にあって 民達は生きる
 冬を耐え 冬を慈しみ 冬を越えて行く。
 人里離れた場所に於いても 栄えた地に於いても
 隣人と力を合わせる様子が見られる事は珍しくない ]
 
[ 独りでは越えられないものがあると
 身をもって識るが故に根付く、知恵と風習 ]
(254) 2022/01/17(Mon) 13:41:02

【人】 灯守り 冬至

[ 頃は冬至から大寒。
 其の地に於いては "鬼節"と呼ばれる厳冬 ]

[ 越えど越えども廻り
 巡り やがて必ず還る日々 ]

[ 冬至域の民達は その灯の多くが
に愛される
 寒や夜との親和性が高いともされる 冬の加護を受ける
 故に 冬至に生きる民達にとって鬼をやりすごす事は
 知恵とを持ってすれば 決して無理無謀な事では無い ]


  [ ――けれど。 ]


[ 愛されて、尚。
 其の夜に無防備に晒せば
 夜に喰われたように消える事がある ]

[ 童謡、伝記、伝聞――…
 冬至域を語り紡ぐ時 遍く悉くに於いて
 必ずその名が出るとされる、それが冬至の"鬼節" ]
(255) 2022/01/17(Mon) 13:41:31

【人】 灯守り 冬至

[ もしも、鬼節の夜に身一つ
 屋内でなく 野辺に身を置くような
 手ずから灯を散らさんとするが如き者のあれば ]

[ 民か 夜か うさぎか
 或いは"誰か"が 手を声を差し伸べ
 我が家に 温かい場所にと迎え入れる ]
 
[ それもまた 鬼節の必定である ] *
(256) 2022/01/17(Mon) 13:41:58

【人】 灯守り 小満

[うんうん、此度の会合もまこと賑やか。
 これが嫌いなのもいるだろうし、それを咎めもしやしないが、こちらにとってはたいへんいい酒肴。
 手にはとっくにグラスが収まっているし、ちょっとしたトラブル>>246>>249も宴の花と傍観している。
 これだけ灯守りがいて解決できない事柄はそうそうないのだから、楽しむのが一番。杯も進むというものだ。

 酔ったら会合に出られない? なぁに、出るのが私じゃなきゃいいんだろう。
 そのためにいるんだ、うちのかわいい蚕は。]
(257) 2022/01/17(Mon) 14:02:15

【人】 灯守り 小満

[とはいえ壁の華になっているつもりもない。そんな穏やかなのは性に合わない。
 目につく灯守りや蛍には、手当り次第といった調子で杯を掲げてみせただろう。
 グラスがキスすれば重畳。呆れられても、自分でくぅっと呷るまで。

 そんな中、ひとりの灯守り>>253に目をやる。]

――立夏。
少し顔色が悪いね。"悪い夢"でも見た?

[まだ在位の短い、若い灯守り。
 隣の領域で顔をよく見るのもあり、彼女の能力を知っているのもありで、なんとなく気にかかった。
 どうも最近まで立夏域は雨続きだったと聞いているし。]

疲れてるならたまにはうちにご飯でも食べにおいで。
といっても、ここの料理のがおいしいかもしれないけどねぇ。

[こう呼称するときの『うち』とは、小満域の『慈雨』のことだ。
 冗談めかして告げながら、あまり話して立夏の負担にならないようにとひらり離れていく*]
(258) 2022/01/17(Mon) 14:21:28
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a54) 2022/01/17(Mon) 14:34:20

【人】 灯守り 冬至

 
――おつるのおつかいクエスト


[ 冬至領域内。
 白雪の狭間 何も無い虚空を見下ろすのは
 一匹の白いうさぎ――否、雪うさぎ ]

[ うさぎは右を見て 左を見て
 もっかい右を見て―――― ]


       [ ぴょん! ]


[ 軽やかに穴へ飛び込んで行った ]
(259) 2022/01/17(Mon) 15:04:48

【人】 灯守り 冬至


  -----

[ 冬至域に於いて 有数の活気を誇る中心街。

 薄らかだとも温かな陽の光が差し込み
 脇に聳える雪がきらきらと輝きとける。

 陽の光に浮足立ち
 思い思いに行き交う人々
 夜に備える民達をすぐそこに見る事の叶う路地
 
 一匹の雪うさぎが
 一切の前触れなく姿を現した ]
(260) 2022/01/17(Mon) 15:05:26

【人】 灯守り 冬至

[ 呼ばれて飛び出て
 ぴょぴょぴょぴょ〜ん! ]


    とうっ!


[ 呼ばれてなくても
 ぴょぴょぴょぴょ〜ん! ]


    からの〜 
参上っ!



[ 後ろ足で立ち 腰に前足。
 登場シーンを完璧にキメた雪うさぎ
 おつるは四肢を地につけると眩しさに目を細めた ]
(261) 2022/01/17(Mon) 15:05:53

【人】 灯守り 冬至

[ こんにちは、おつるです。
 ぼくは かのすうこうで、いだいで、
 かわいくて、ぷりちで、それはもうかわいくて

 >>せかいいち〜かわいいよ〜〜♡<<
 かわかわの号を冠する灯守り様の蛍です。

 好きなものはかわいいもの
 好きなひとは ご主人さあっ〜///
 
>> せかいいちかわいいよぉ〜!! <<


 得意なことはお片付けとパズルです
 ご主人さまの書類整理もちゃちゃいのちゃいです!

 最近の悩みは 反抗期の弟です。
 年の離れた弟かわい〜!とおもっていたのに
 おもって いたのに………。

 最近、一緒にいることが少なくなりました
 今日も ひとりでできるもんってどこかへ行きました

 ご主人さまがきょろきょろしていました。
 かわいい…
 かわいいけど ぼくも見てっ! ]
(262) 2022/01/17(Mon) 15:06:21

【人】 灯守り 冬至

[ ご主人さまのお願いをきくのは
 ぼくのライフワークであり ご褒美です ]

      
( 踏みつけられる雪道だむだむ )


[ 今日も ご主人さまからお願いされて
 「いってらっしゃい」とかわいいされて
 きっちりかっちりばっちりとこなしにきました ]


      
( 踏み固められる雪道だむだむ!

 
 
 くっそ〜……
 だーくそ!いづるのやつっ!
 
きょろきょろされんのうらやましすぎだろがぃぃぃ


 
[ でもむしゃくしゃするから おひさまに叫んでやりました]
(263) 2022/01/17(Mon) 15:07:40

【人】 灯守り 冬至

[ 閑話休題。

 ご主人さまのお願いは
 ご主人さまから託された"声"を伝えること。

 いづるにはまだ難しい
 ぼくにしかできないお役目の一つ。

 人と普通におはなしするだけじゃない
 もっと 深いところに届く声を伝えるのに
 いづるはまだ少し、幼いから。

 これはぼくのお役目で、
 今までにもう 数えきれないほどお願いされてきた
 そういう、特別で ありふれたこと。

 ぼくがその家を訊ねると
 "おかあさん"は 真っ赤な目を見開いて
 すぐに あたたかいおうちに入れてくれた ]
(264) 2022/01/17(Mon) 15:08:18

【人】 灯守り 冬至

[ かぼちゃの甘い香りがふんわり漂うお部屋
 みるくがふたつ置かれた机ごし

 ぼくは伝えた
 ご主人様から託された "
" を

 ぽろぽろとこぼれる雨が
 おかあさんのあたたかなみるくを揺らす。

 だからぼくは、ぼくのみるくをのんで
 揺れる水面が落ちついたころ のんびり言うんだ ]
(265) 2022/01/17(Mon) 15:09:43

【人】 灯守り 冬至

    
*

               
*

  一緒にかまくらを作って
  雪玉のあてっこをして
  雪うさぎも作ったんだ。楽しかったなあ

  あとね、ぱんぷきんぱいがすきなんだって
  あまくて ほくほくで おいしいんだって。
     
*

  あんまりにもおいしそうにいうから
  ゆきでぱんぷきんぱいをつくったんだけど
  全然違う!っておこられちゃった
  ままのつくるぱいじゃないといやだ!って
*

  えへへ。
  おかあさんが だいすきなんだねえ  
*


          
*
(266) 2022/01/17(Mon) 15:10:24

【人】 灯守り 冬至

[ おかあさんのあめがやんだころ
 少しずつ陽の落ちる道へ出た。

 道を折れる時、一度後ろを見たら
 こっちを見ていたおかあさんが手を振った。

 いっぱい 泣くんだろう
 枯れるほど泣いたはずの目からこぼれたみたいに
 これから 幾度となく、夜に泣くんだろう

 陽が落ちて この夜を越えて先の日も
 夜となく昼となく また誰かが泣くんだろう ]


   ――すてきな、おかあさんだね


[ なんて。
 誰にも届かない声を 一つ風にのせてみた
 ご主人さまとは違う ちっぽけで陳腐な 使い蛍の戯言 ]
(267) 2022/01/17(Mon) 15:11:10

【人】 灯守り 冬至

[ でも、いいんだ
 ちっぽけだって陳腐だって。

 ぼくは、おつる。
 いだいでかわいいご主人さまの蛍
 ご主人さまのこのおねがいを
 一番うまくこなせるのは ぼくなんだから! ]


    〜♪


[ 背中に結んでくれた、おかあさんの"お土産"
 冷める前にご主人さまに届けなくっちゃ。

 "おねがい"なんてされてないけど
 食べたそうだったこと、ぼくはちゃあんと知っている。
 なぜならぼくは、誰よりご主人さまの傍にいる蛍だから!

 おかあさんが 「ぼくと冬至様に」って焼いてくれた
 あたたかくて ほくほくで あまいかぼちゃのパイ。
 仕方ないから いづるの分も残しといてあげよう。

   …ちょっとだけね! ]
                       
*
(268) 2022/01/17(Mon) 15:12:21
灯守り 冬至は、メモを貼った。
(a55) 2022/01/17(Mon) 15:21:51

【人】 灯守り 芒種

 ​── 会場手前 ──


[ >>112元気いっぱい賑やかな事故現場を
  >>194眺める視線よりさらに数歩外側で足を止める。

  賑やかすぎて気後れしたのもあるし
  今駆けつければ気遣わねばならないのが億劫でもあったし
  それより、なにより…… ]


 
( ……くっそしんど。 )



[ 機嫌も芳しくない猫を撫で回したのがいけなかったか。
  コルセットもかくやというくらいに
  きつく締め上げられた帯のせいで息が苦しい。いっそ殺せ。
  お陰で捻り潰された蛙のような酷い悲鳴も散々吐き出したし
  今だって若干愉快な顔色をしている気がする。

  しかし元より薔薇色には程遠い名前負けの陰気な面だ
  気がするだけで案外、普段と大差ないかも知れない。

  ふわふわと辺りを漂う人魂めいたシャボン玉の中の
  虹色の薄い膜の向こうには、菖蒲色の炎がゆらめいて 
  青白い明かりの影になる顔はどうしたって常に昏い。 ]
(269) 2022/01/17(Mon) 15:48:32

【人】 灯守り 芒種

[ 恐らく。おそらくは。
  嫌なら体調不良を口実に退席しろということなんだろう。
  敏い子だ。
  全力全身で来たくなかったのはきっと筒抜けだろう。

  けれどなにもいわれていないのだから
  気付かないふりをしておくとする。
  嫌でなくとも意識混濁で強制退去できそうなので
  気遣いでもなんでもないかもしれないし。

  あのこから与えられるものを都合よく解釈してしまうのが
 
……​───期待して、落胆する自分に気付くのが

  耐え難くて、そっと思考の隅へと追いやった。 ]
(270) 2022/01/17(Mon) 15:50:08

【人】 灯守り 芒種

[ どこの誰にも快適であるはずの会場から流れる空気は
  わたしには少しだけ肌寒くて、乾いて感じてしまって
  あの馴染んだ纏わり付く不愉快さこそが自分にお似合いだと
  誰にともなく言われているような心地がして、肩身が狭い。

  嘲笑を含まず弾む笑う音がそよ風みたいに耳を擽る
  和やかで明るい話し声がそこかしこに花開いていて
  『この場所に』或いは『この場所にわたしが居ることに』
  違和感しか、覚えられなくて。

  言葉の通じない異国にでも放り出された気分だ。
  まだあの子の顔も見ていないのに一足先に眩暈がしてきた。

  きっとここに無理なく自然と溶け込む
  誰からも愛される愛らしいあの子。
  できれば逢いたくないと思う。
  けれど見つかってしまえば駆け寄ってきてしまうのだろう。

  嫌いなわけでも疎ましいわけでもない。
  可愛いと思う
( それ以外の適当な形容がみあたらないから )

  愛おしく思う
( そう思っていなければ罪悪感を抱くほどに )


 それでも、 憂鬱で、しかたがない。
  『あの子に慕われる姉』でいることが
  死ぬほど似合わない自分を、
  これ以上嫌いになるのが、億劫で…… ]
(271) 2022/01/17(Mon) 15:52:10

【人】 灯守り 芒種

[ ……
うん。鬱だな
。医者でなくともわかる。
  原因は多いにある。患うになんら不足なく。
  故になんの不思議も不安もない。自然なことだ。

  放っておけばどこまでも沈みそうな気分を適当に切り上げて
  いやだわ、更年期かしらね。なんて
  自嘲を含んだため息を零そうとして
  吐く息が足りない物理的な息苦しさを思い出した。

  もう、ほんとうにむり。
  うえかしたからないぞうがでそう。
  いっそだしてらくになりたい。
  車輪に潰された蛙みたいに、ひといきに。

  都合のいい言い訳を手にして漸く
  踏み入れる気になった会場へと
  足を踏み入れてすぐ、迷いもなく
  一直線に逃げ出した。

  出迎えになんと挨拶したかも朦朧としているけれど
  中にいればあんなに針の筵でも、一歩外に出れば
  誰からも愛され認められ支えられている風になっている位
  揃いも揃って外面がよく、呼吸するように嘘を吐く
  そんな面の皮が厚い一族の、これでもいちおう末端だ。
  だから今日も 形式通り普段通り、無意識だろうと
  挨拶くらい行儀よく振舞うこともできただろう。 ]
(272) 2022/01/17(Mon) 15:55:22

【人】 灯守り 芒種

[ ちゃんと顔を出して、挨拶もした。
  引き返してもいない。
  だから少しくらい手洗いに引き篭っても
  少しくらいは許されるはずだ。

  あの子が自慢できる姉としての振る舞いは
  少し休んで、それからがんばれたら頑張ろう。
  頑張れない時の言い訳の嘘はきっと
  呼吸するように自然に吐き出せる筈だ。

  今できないのは、わたしが悪いのではない。
  だって、帯が苦しいから悪いんだ。
  呼吸すらままならない。

  用意された乱暴な言い訳に、今は素直に甘えておいた。* ]
(273) 2022/01/17(Mon) 16:00:38
灯守り 芒種は、メモを貼った。
(a56) 2022/01/17(Mon) 16:35:12

灯守り 芒種は、メモを貼った。
(a57) 2022/01/17(Mon) 16:36:49

【人】 灯守り 雨水


[暗殺、なんて発想は全くなかった。灯守りは大事な立場と認識しているから。
 つまっただけでそこまで考えさせちゃったな。と自分のうっかりさをマイペースに反省していた。>>249

 まわりをふっと見れば心配してくれる立春さんが見えたり、>>251傍観している小満さんが見えたり。>>257


 夏至さんには身振り手振りで伝わってくれたのか>>249
 夏至さんはぼくに手を添え、何をするのかなと思ったら能力を使ってくれた。

 するっと、つまったものが通り抜けて楽になる。]


 ぷはぁっ。


[息をすーはー、と深く吸って、はいて整える。
 そうしてお辞儀をした。]


 すみません。ありがとうございました。

 
(274) 2022/01/17(Mon) 17:44:43

【人】 灯守り 雨水

 
[よくよく考えれば自分の能力の融解でどうにか出来たのかな? と思ったけれど……。

 溶かせられる範囲に人が入ってないという保証はない。だから、怯えられ、怖がられたのだから。
 そう思うと自分ふくめ人に使う気は一切おきないし、そもそも水があればよかっただけだし考えすぎないことにした。



 一旦視線は心配顔してくれた立春さんに。
 相手が気づいてもくれなくても、ぺこりっと心配のお礼に頭を下げるだろう。
 生命までは大丈夫でした。そこまでの大事ににならずに済んでよかった。本当に。

 小満さん含め他にも見てた人がいるならぺこり、と。

 ……食べ物をつまらせて周りに心配をかけたり見られたり。
 というのは流石のぼくでもちょっとはずかしくなって

 上着の襟に顔をうずめ、ちょっとだけ頬を染めて俯いた。]**
 
(275) 2022/01/17(Mon) 17:47:08

【人】 灯守り 立春

[──見覚えのある後姿>>272
会場から出て行くのを見つけたのは、
小雪さんに小雪域の民間工芸品について
詳しくお話を伺っていたときだった。]


  ……お姉ちゃん?


[きっちりと着付けられた帯。
柔らかくなびく色素の薄い髪。
幼い頃から慕い続けた姉の姿を、見間違えようもない。

でもどうして出て行ったんだろう。忘れ物かな?
心なしか、少し顔色が青かったような。

……もしかして急に具合が悪くなった、とか……!?

一度気になりだしたら止まらなくなってしまって、
己の振る舞いに対する不安は姉の行方への不安に変わった。
もう少し、もう少しだけ、戻ってくるのを待ってみよう。
あんまり心配しすぎても
お姉ちゃんを困らせてしまうかもしれないし、

でも。でも……、
戻ってくるのがあまりに遅かったら、探しに行こう。]
(276) 2022/01/17(Mon) 17:49:44

【人】 灯守り 立春


[自分が姉にとってできれば逢いたくない人物だとは、
妹は露ほども考えていない。
そして、姉の想像する通りに、否、きっと想像以上に
姉を見つけた瞬間に駆け寄るのが常な妹である。

物心付いて自分の足で歩けるようになった頃から
時を経て灯守りとして独り立った今まで、
それはずっと変わることはなかった。

駆け寄ることが出来なかったのは風邪で寝込んでいた時と、
蛍を志すきっかけになったあの事故で
生死の淵を彷徨っていたとき、だけ。

それこそ、もし姉の呼吸が浅いのに気付いたなら
帯を緩めようとするではなく、
反射的に『生命』の力を使おう自分の灯りを削ろうとするだろう。

妹にとって姉は、それくらい大切な存在なのだ。]*

 
(277) 2022/01/17(Mon) 17:49:53
灯守り 雨水は、メモを貼った。
(a58) 2022/01/17(Mon) 17:55:21

【人】 “小雪” 篠花

ーー少し前ーー
[もったいない等と、卑下するものでは。と再度言いたいところだけれど。
素直に受け取るようなら良しとしましょう。
……なんて、偉そうなことを言うつもりは無いけれど。
鉄仮面が外れるようなら釣られるように。
大いに期待して笑いましょう>>153]


 お節介だなんて思っているなら、そもそも頼まないわよ。


[小腹も空いていることだし、ありがたく頂きましょう>>154
お誘いは振られてしまったよう。]


 ……ええ、寂しいときはお願いするわ。
 お気に入りを見付けたら、また誘うわね。


[ではまた、と深いお辞儀に会釈を返して、彼女を見送りましょう。]
 
(278) 2022/01/17(Mon) 18:50:10

【人】 “小雪” 篠花

 

 ……。
 
“寂しい”って、どういう時だったかしらね。



[本人ですら気付かないほど小さな言葉は、口の中へと消えていった。*]
 
(279) 2022/01/17(Mon) 18:51:01

【人】 灯守り 立春

[会場から出て行った姉が心配で
居ても立っても居られなくなる少し前。
さっきまで苦しそうにしていた雨水さんが、
いつの間にかすっきり生き返ったかのような顔をして
こちらへと視線を向けているのに気付いた。>>275

雨水さんの傍には夏至さんが立っていて、
どうやら私の出る幕はなかったらしいと知る。
事の次第は今ひとつ理解出来ていないけれど、
大事には至らなかったようでほっと胸を撫で下ろした。

──と。目の合った雨水さんは、
どうやら自分へと頭を下げているらしい。
慌てて同じように頭をぺこりと下げ返した。

ただ心配しただけで、何か役に立てたわけじゃない。
それなのに頭を下げさせてしまって、なんだか申し訳ない。

でも大事なさそうで良かったです。本当に。
少し距離があっても伝わるように
安心しましたの気持ちを込めた笑顔を向けて、
生命にかかわるような事件事故は起こらないのが一番だけれど
もしもの時にはお任せくださいね! と、
両拳を握って小さくやる気をアピールしてみせた。]
(280) 2022/01/17(Mon) 18:52:32

【人】 灯守り 立春

[統治域がお隣同士な雨水さんは、
何かと顔を合わせる機会が多い。

同じ春の統治域を持つ灯守り。
灯宮の鍵を渡す時にはもちろん顔を合わせるし、
灯守りの着任歴も歳も、おそらくはそう変わらず
回覧板の順番やこういった会合の席もお隣同士とあって、
勝手ながらひそかに親近感を覚えているのだ。

礼儀正しい方だなぁ、と思いながら顔を上げると
恥ずかしそうに俯いている姿が目に飛び込んできた。

その様子が微笑ましくて、つい頬が緩んでしまいました。
どうか、お許しください。]*
(281) 2022/01/17(Mon) 18:54:13
灯守り 立春は、メモを貼った。
(a59) 2022/01/17(Mon) 19:10:04

【人】 灯守り 夏至

 …大丈夫?必要ならお水でも用意しようか?

[流雲。ボクの能力だけど生き物に対しては使
ない。
…人に使えたら、簡単に霧散しちゃうからね。
だから今回は「喉で詰まっている食べ物」を対象にして使用したまで。
解決して息を整える相手>>274からお礼を貰えば]

 なに、気にすることじゃない。困ってる人を見つけたら放っておけないだけさ。

[なんてかっこつけておくけど。どうにも恥ずかしかったらしい相手>>275を見遣れば、はたと考えて。]

 恥ずかしいのならしばらくは身を隠してあげようか?
 「光」を霧散させれば君は一時的に誰からも見えなくなるけど。

[能力の行使に対しては基本厭わない。
そのせいで自分の領域で酷いことになったりするが
*]
(282) 2022/01/17(Mon) 19:13:16
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a60) 2022/01/17(Mon) 19:15:29

灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a61) 2022/01/17(Mon) 19:18:26

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在:立春の君と>>251ーー


 ええ、ご無沙汰ね。
 勉強だなんて、真面目ね。偉いわ。


[緊張している素振りにくすくすと笑う。
まだ2年目に入ろうとしているところだっかしら。初々しさが残る彼女に、自分がなったばかりの頃を懐かしもうとしてーー何も思い出せなかった。

私は一体、緊張する初々しさは一体どこへ捨ててきてしまったのかしら。
と、遠い目をして思い返してみる。
……よく考えれば、先代の手伝いをしていた時から緊張していなかった気がする。
逃げようとする先代を追い掛けたり、お目付け役としての胃痛とかの方が上回ってた記憶しかない。
初々しさは先代に飲み込まれてしまったようだ。

閑話休題。]
 
(283) 2022/01/17(Mon) 19:19:11
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a62) 2022/01/17(Mon) 19:19:13

【人】 “小雪” 篠花

 

 ああ、先の立春の君は素晴らしいお方だったものね。
 でもね。そんなに身構えなくても、
 その内自然とできるようになるわよ。
 貴方は貴方らしい立春の君になればいいわ。


[何かあれば気軽に相談なさいな。と付け加え。]


 今? 今は大した話なんてしていないわよ。
 ただお裾分けで頂いたワインに合う肴を教えてもらっていただけ。


[本当に大したことはない。
まだ仕事の時間ではないから、そういう話はしない事にしている。]


 ええ、例年通り。変わりなくて安心してるわ。
 そちらはどう?


[人とお話をするのは好きな方だから、世間話に花を咲かせたでしょう。
でも、途中で気にする素振りを見せたのなら、後を追うように促したでしょうけど>>276。*]
 
(284) 2022/01/17(Mon) 19:20:09

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 私は十代前半〜半ば頃、紫明様の蛍となりましたが
 紫明様時代の会合は、一番目の蛍であり、使い魔である
 日彰様(鷹に似た鳥)が毎年、雑用係の私と
 行政担当である嘉楽様は、隔年で参加していました。
 十年程前から会合に参加されている方は、
 その時代をご存じかもしれません。 
 
 見知らぬ人々、大半は私よりも年上の大人達で
 気に掛けてくれる方、立派だと褒めて下さった方、
 お菓子や飲み物をくれた方、迷子になった時救いの手を
 差し伸べて下さった方。
 一方、幼さ故の無知により無礼を働いたことも
 あったでしょう。
 当時の私は、責任が伴わない故の気楽さもあり、
 色々な大人の人がいらっしゃる、この会合が好きでした。
 
 灯守りとなり、既に数年が経過したと今になると
 どうでしょうか。

 嫌いという程では無いのです。
 懐かしい知人友人らと再会、談笑する時
 楽しさを感じるのも事実です。
 とはいえ、責任という名の重圧を背負うことになり、
 見失った過去の無垢さを、どうすれば取り戻せるのかと
 模索中です。]
 
(285) 2022/01/17(Mon) 19:21:50
“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a63) 2022/01/17(Mon) 19:25:30

【人】 灯守り“霜降” 月輪

─小雪様と─


[ 小雪様は私が蛍に着任後、一番最初に紹介された方ですが
 初会合前から既に、紫明様よりお話は伺っておりました。
 
 紫明様は、現在の小雪様と比較的年代も近く
(紫明様の方が少し年長のようです)
 先代の小雪様とも灯守り時期が重なっていたこともあり、
 二代続けて仲が良かったお話を聞いております。
 現在の小雪様のことも引き続き可愛がり、
 信頼もされていたようで、話し相手遊び相手として
 小雪域を訪れたことも多々あったとか。
 
 その際、先代小雪様の話が出ることもあったかもしれません。
 先代様の愚痴が出れば笑いながら聞きつつフォロー、
 思い出話ならば笑い懐かしんでいたことでしょう。
 
 そして、私が蛍になった十と幾つかの年の頃。
 紫明様に連れられ、小雪領へと訪れました>>120
 小雪様とお会いした率直な第一印象は


 
“雪のように涼し気で、綺麗な人。”



( でも冷たい人なのかしら。怒られるかもしれない。
 口酸っぱく言われるかもしれない。 )

 
(286) 2022/01/17(Mon) 19:31:29

【人】 灯守り“霜降” 月輪


[ 人見知りはあまり無い方ですが、
 多少の不安を覚えたのは事実でした。

 すかさず、緊張していると察した紫明様が
 助け舟を出して下さいましたが、
 実際にお話ししてみると、とても話しやすく、
 親しみやすい方だったのです。
 クールに見えて、時折見せる綻んだ表情は
 少女のように可愛らしく、もう一度、さらにもう一度と
 何度も見たいと思うようになりました。

 一度親しみを覚えれば、距離を詰めるのも早いもの。
 あれだこれだと何でも質問し、その後も会う度に談笑し、
 次に会う日が楽しみで仕方なくなり、歳月が経過する度、
 成長する姿を見せることが出来たでしょう。

 私が後継に指名された際には、一番に報告に向かい
 素直に嬉しさより、驚きの方が大きかったことも
 伝えました。]
 
(287) 2022/01/17(Mon) 19:34:28

【人】 灯守り 小満

あっはは。

[恥ずかしそうに顔を埋める雨水>>275があんまり可愛らしくて、つい笑声が口をついた。
 気を悪くしないでほしい、こういうたちなのだ。
 人の失敗を笑うだなんてつもりはなく、小動物が転んだみたいな、微笑ましさに由来するもの。

 まあ、とはいえあまりじろじろ見るのも可哀想だ。
 クラッカーにハムとチーズの乗ったのを放り込んで、緩む口を閉じてしまおう。]
(288) 2022/01/17(Mon) 19:36:40

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 過去、小雪様が紫明様に後継の話を尋ねられたなら>>121
 彼は遠くを見渡し、独り言のように語り始めました。]



 「俺は長く此処に留まり過ぎたんだ。
  同じ奴があまりにも長期間居続けるのは良くない。

  それに、あの子なら真面目だから
  しっかりやってくれる。
  真面目だけじゃない。
  心優しい、人のことを第一に思う良い子だ。
  篠花も良く分かっているだろう?

  それに、俺自身も一人の人間として、
  新しく生まれ変わる霜降の地を見て見たくある。 

  後は──……。」
 


[ 語り終えた後、ふっと漏れた微笑には
 微かに寂寞を感じられたかもしれません。]*
 
(289) 2022/01/17(Mon) 19:37:04

【人】 灯守り“霜降” 月輪

─現在:会場入口近辺─


[ 入口近辺が騒がしくなる少し前、聞き慣れた声が響きました>>133]

  あっ、茉莉ー! 

[ 淡いオレンジ色のボレロを纏った声の主へと駆け寄ります。
 外見は私とそう変わらない年頃に見え、
 年長者も多い灯守りの中、比較的年季が浅い方なのもあり、
 気が付けば意気投合していました。

 茉莉と初めて会ったのは、芒種様への用で彼女の統治域へ
 出向いた際のこと。
 「この方は?」と、彼女の傍らにいた女の子のことを
 お尋ねしたのです。 
 その時、彼女が立春の灯守りに着任したばかりだったと
 知るのですが。

 思い出すのは、私が灯守りになって間もない頃。
 右も左も分からず、既に紫明様は領域を離れた後。
 同じように先輩や友人に泣きついていたのも記憶に新しく
 「今度は私が先輩にしてもらったことを返すから!」と
 張り切っていたのです。

 彼女の部屋を構成する一つである、50センチ位の大きさの
 白くてふわふわなうさぎのぬいぐるみ>>131
 私からのプレゼント。
 寂しくなったらこれを抱っこして寝てね、と
 就任祝いという名目で押し付けたのだったかしら。]
 
(290) 2022/01/17(Mon) 19:42:29

【人】 灯守り 雨水

 
[立春さんに頭を下げれば同じ行動で返って来た。>>280

 いい人。
それが相手に対する印象。
 心配してくれる。それだけでもぼくには十分。
 関心がないより、いい。


 ぼくは心まで読めないからわからなかったけれど、すごく心配かけてたと知ったらもっとぺこぺこ謝ったと思う。


 笑顔を向けられ両手をぐっとされれば、ぼくは首をこてん、とした後同じポーズでぐっ! と返してみた。
 空気をあまり読めないぼくには意気込みしか伝わらなかったという。>>280
 
(291) 2022/01/17(Mon) 19:43:38

【人】 灯守り“霜降” 月輪

  
  緊張するわよねー。
  私だって何年経っても緊張するもの。
  何なら今だって緊張してるから。

  でも大丈夫、今年こそは上手くいくから!


[ 出会ってすぐの頃、彼女の本名を聞いて
 今も変わらずその名で呼び続けているけれども。
 
もしかしたら良くないのかもしれない。
 (だったら止めるわね)


 1年も経つと随分成長し、立派になったと感じ
 もう既に追い抜かれちゃったわね、と思いながらも
 「その服可愛いわね」と、緊張ほぐしがてら(私自身も含む)
 にこりと微笑むのでした。]**
 
(292) 2022/01/17(Mon) 19:46:41

【人】 灯守り 雨水

 
[お隣で、灯守りになりたてという立場も同じな立春さんには仲間意識が強くある。>>281
 相手の方が少し上っぽい? けれど実年齢も近いし。

 
 鍵を初めて受け渡された時。ぼくは実はかなり大変だったという裏話……。
 なにせ、ぼくが就任して
 初めてのお仕事が雨水の季節という忙しくなる時期だったんだから。
(継承自体は結構ひっそりやった。そろそろという話も通してあったから変わって変じゃなかったように見えたとは思う。)
 先代曰く変に悩まず最初から忙しくした方が度胸がつくんだよ、だそうで。

 当時は感情起伏が薄いぼくでも少々緊張気味に鍵を受け取ったものだった。
 結果? うん、
度胸はついた。

 あれこれやるのになせばなる。という妙な自信もついたし先代の方針は間違ってはいなかった……とは思うよ。


 会合の時も席がお隣なのもあってよくぺこり、と挨拶したりそっちはどうです? と声をかけたりはしていた。

 微笑ましい顔が目に入ったから、ちょっと拗ねておいた。]
  
(293) 2022/01/17(Mon) 19:47:31

【人】 灯守り 雨水

 
[夏至さんはもう大丈夫なぼくに更に気をつかってくれる。いい人。>>282


 もう大丈夫です。ありがとうございます。


[心配に対してもう一度感謝の言葉を。
 続く言葉にこの人の人柄を感じた。]


 いい人……。
 そのおかげで助かりました。


[と素直な言葉を。
 恥ずかしがるぼくに更に提案が来てちょっとびっくりした。]


 面白そうですが……この場にいるのにいなくなったらホラーな気がするから、大丈夫です。


[透明人間、というやつになれるのかな?
 興味はあったけれど、実際なれるとなると人から見えないというのはちょっと、
寂しくなりそうな気がした。

 だから遠慮しておいた。]
 
(294) 2022/01/17(Mon) 19:49:15

【人】 灯守り 雨水

 

 恥は反省として素直に受け止めます。


[格好いいように言っていても、食べ物をつまらせた。という因果を考えればただ間抜けな気がしてならない。


 そんなこんなしていれば、小満さんからの笑い声が耳に届いてしまった。>>288
 ……乙女としての羞恥心を捨ててるわけじゃない。だからやっぱり恥ずかしいという感情は人より薄めでもあるわけで。]



 本当にありがとうございました……


[そう夏至さんに伝えながら、会場の端っこの方につつつ……と移動をし始めたのだった。]**
 
(295) 2022/01/17(Mon) 19:50:16
灯守り“霜降” 月輪は、メモを貼った。
(a64) 2022/01/17(Mon) 19:54:54

【人】 灯守り 白露

[さて
靴のない女性とのお話がひと段落したのなら、再び会場を見回した
女性のそばにいたままかもしれないし、再び壁に戻ったかもしれない

知り合いの姿を探すかのように、キョロキョロと視線を動かして…]

 
あっ


[視界に捉えたのは、馴染みの深い
白銀
萩色
の艶やかな髪>>83
凛とした姿勢に柔らかな笑みを浮かべる女性

白露の師、とでも言うべきか
-白露は姉、もしくは親の様に慕っているが-
霜降の姿だった]

 ぉねっ……、
 ……

[危ない、かつては面と向かってそう呼んでいたこともあるかもしれないけれど、“その呼び名”お姉ちゃんは、心の中でしか出していないのだった
それに、もう卒業独り立ちしたんだから!]

 ……
霜降、様……


[ぽつり、そう呟いて声をかけに行くか否か、悩む様にスケッチブックを手繰り寄せ、目を逸らした]
(296) 2022/01/17(Mon) 19:59:14

【人】 灯守り 白露

[さてさて
目を逸らした先には、何やら苦しそうな声と>>229それを気にかける声>>231
少しばかり距離があったか、それとも会場がざわざわしていて聞こえなかったか
やりとりを把握することはできなかったけれど、
黒い
人が
を使ったのは見えた>>249]

(わっ、すごい)

[他人の力を見たのは、片手に収まるほどだった
多くないそれに、思わず目が輝いてしまったのは、仕方ないでしょう
だって、とてもすてきだったんだもの]

(無事、だったみたい)

[どうやらなんとかなったようだった>>275
良かった、とさりげなく向けていた目の尻を下げ、安堵する
……少しだけ色付いた
を、上着の襟に埋める仕草には、心の底で慰めを送った

その気持ち、とてもわかります*]
(297) 2022/01/17(Mon) 20:00:06
灯守り 白露は、メモを貼った。
(a65) 2022/01/17(Mon) 20:03:30

【人】 先代“小雪” 篠花

ーー昔の話ーー


「ねー、中央に風呂場があってもいいと思わない?」


[中央職員にそう切り出したのは、
自分が入りたい、灯守り達の憩いの場にしたい、職員の仕事を増やしたいで1:1:8ぐらいの割合である。]


「ほら、中央職員だって泊まり込むこともあるんでしょ?
 その時風呂場があるとリラックスできるんじゃない?
 っていう、優しい僕の心遣い。」


[そう答えてみたら、職員からめちゃくちゃ胡乱げな顔で見られた。解せぬ。]
 
(298) 2022/01/17(Mon) 20:11:37

【人】 先代“小雪” 篠花


「酷いなぁ。
 僕ほど慈愛に満ちた男はそういないっていうのに。
 そんな僕の心遣いが信じられないなんて……っ!」


[泣き真似をしてみたが、顔は変わらなかった。
顔に「何言ってんだコイツ」ってありありと書いてあった。
尚、己の中央嫌いは周知の事実である。]


「と、言うわけではいこれ。
 風呂場導入に伴う作業効率等を纏めたプレゼン資料及び計画書。
 良い返事待ってるね♡」


[そう押しつけて去っていった。
ーー中央域に風呂場がある背景にはこんなことがあった。かもしれない>>243。]
 
(299) 2022/01/17(Mon) 20:12:58

【人】 旅する灯守り 小暑

[きょろきょろと周りを見回していると、なにやら騒ぎが起きているではないか>>229 大丈夫かなと首を伸ばしたら、見知った顔が助け船を出す>>249]


流石ですね、夏至殿。
見事なお手前でした。


[夏至が一人になったところで、肩に手をおき声をかける*]
(300) 2022/01/17(Mon) 20:26:14

【人】 灯守り 夏至

 大丈夫なら良いのだけれど。
 ……………。

 べべべ別にボクなんていい人なんかじゃないから!!
 ふっつーのことなんだから!!!

[普段が普段だけに、素直に褒められるというか認められることに慣れていない。
毎日のように叱られてるので。

故に思わず聞こえた言葉>>294に動揺を隠せない。]

 まあ見えなくはなるけど……声は聞こえるから…
 …あーらら……

[笑い声は此方の耳にも届いていたが。>>288
恥ずかしくなったのかすすす…と離れて行く彼女を見送るしかなかった**]
(301) 2022/01/17(Mon) 20:46:18

【人】 灯守り 夏至

 ……?

[どうにもずっと視線は感じていた>>297が。
はて、どうしてだったのだろう、何回か会合で顔は合わせていると思うのだけど。

いつまでも戻ってこない菖はさておき、と思えば肩に手が乗る>>300。振り向けばよく見知った顔。]

 誰かと思えばキミか小暑。当然だよ、ボクは灯守り。
 領民達を幸せにする義務があるのさ。
 そのためには目の前の人一人救えなくてどうするって
 話さ。

[まあ今回のは自分の固有能力で解決できる案件であった、というのはあるのだけど*]
(302) 2022/01/17(Mon) 20:51:13
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a66) 2022/01/17(Mon) 20:52:30

【人】 灯守り 小満

――昔の話――

いいねえそれ。
みんなゆっくりできるし、ここに来たとき気持ちいーし。

[ねえ、ってわざとらしく泣き真似をする小雪>>298>>299の後追いをする。
 胡乱な視線が強まったのは言うまでもない。
 なにせ当代灯守りをして中央の悩みの種代表みたいな二人が雁首揃えて楽しげにしている。
 聞いた職員の何人かは頭を抱えているし、深々と息を吐き出すのもいた。
 が、賛同者が増えれば戯言と一蹴しにくくなるのも事実。

 そこから紆余曲折、何やらあって中央域には大変心地の良い風呂場ができた、かもね!*]
(303) 2022/01/17(Mon) 20:59:52

【人】 灯守り 雨水

 
[夏至さんのいい人なんかじゃない、という言葉に首をこてんとした。>>301


 それを普通と言えるなら、やっぱりいい人ですよ。


[照れ隠しとかそういう可能性以前にやっぱり言葉通りに受け取っていた。
 声は聞こえて姿が見えない……。幽霊ごっこ出来そう? と思ったのは内緒にしておいた。

 そうしてつつつ……と移動したのだった。]
 
(304) 2022/01/17(Mon) 21:06:58

【人】 灯守り 雨水

 
[移動途中。心の中で慰めをおくられていたのは知らないけれど。こっちに視線が来ていたのは見えていた白露さんと目が合った。>>297

 見られていた? と思えばやっぱり恥ずかしくなった。]


 お恥ずかしいところを……。



[それだけ伝えてぺこり、とお辞儀して。
相手の様子>>296を気遣う余裕がなかった。

 引き止められなければやっぱりつつつつつつつつ…、と人気のない壁に向かう事になったんだ。]**
 
(305) 2022/01/17(Mon) 21:08:54

【人】 蛍“蓮始華” コーネリア

―― 会場にて ――


[会合は、パーティー会場の装いで、色々と食事やら飲み物が並んでいて、入れ物でもあれば帰った後でもおかずに……とまで考えたり。
いや、ないな


小暑は他の人にあいさつ回りをしているか、それとも近くにいるか。
いないならちゃんとできてるということで喜ばしい限り。
なら、私は個性豊かな面々の喧騒を眺めつつ、鯛飯foodを食べて、あ美味しい、なんて舌鼓]

お風呂場もそういえばあるんだっけ……なるほどなー。

[小暑の領域は、やはり日差しも暑さも一定以上はあるので、汗を流すお風呂の類いは好きな方である。

時間を見つけられれば行ってみるのも悪くないかなと思いながら、次の食事に手を出してみるのだった]*
(306) 2022/01/17(Mon) 21:09:51

【人】 灯守り 立春

─ 小雪さんと>>283


  恐縮です……!
  皆様とお逢いできる貴重な機会なので……っ

  立春の暦ももうすぐ、ですし
  今年は立派にお役目を果たしたく。


[そうなのだ。
灯宮でお勤めを行なう期間が、すぐそこまで近付いている。
灯守りの一、一年のはじまりでもある
立春の祝いは特に盛大で、様々な催しが開かれる。
華やかな宴と人々の熱気に満ちて
立春域が一年で最も賑わう季節だけれど、
期間中は普段以上の精神的重圧プレッシャーが圧し掛かる。

目の前の女性をちらと見遣れば、
緊張など概念ごと忘れてしまったかのような顔をしている。
私ももしこの先何十年と立春を務めることが出来たなら、
いつかは落ち着いて任に就ける日が来るんだろうか。

……私の灯りが尽きる方が早そうです。師匠。]
(307) 2022/01/17(Mon) 21:16:49

【人】 灯守り 立春



  師匠は……先代は、本当に素晴らしい方でした。
  先見の明があって、臨機応変な対応も出来て
  厳しくも心優しくて、
  いついかなるときにも笑みを絶やさなくて……

  そのうち自然と、ですか?
  わ、私にもできるようになりますか?
  私らしい立春…… は、はい! がんばります!


[統治域の離れている私のことも気遣ってくださる。
その心遣いがあたたかくて、ありがたい。
有難うございます、と改めて頭を下げ]


  ワインに合う肴、ですか?
  チーズをたっぷり乗せたじゃがいものグラタンとか……あっ、
  塩気をきかせたきのこのソテーもきっと合いますよ。
  

[とは、よく日中から雪を眺めながらワインを煽っている
お酒の好きなとある村のおじさんの受け売り。]
(308) 2022/01/17(Mon) 21:16:54

【人】 灯守り 立春



  こ、こちらも。今のところ特に問題はないです。
  
……ないはずです。



[ある村ではなぜか三つ子が立て続けに生まれているとか、
領域で順番待ちしている灯りが少々多い、とか。
問題はなくはない、かもしれない。
しどろもどろに言葉を濁して、話題を別の方向へ向けた。

お姉ちゃんが会場を出て行くのに気付いた後も
暫くは談笑を続けていたけれど、流石お姉様人生の先輩
どうしてもそわそわしてしまっているのが
伝わってしまったらしい。

促されたなら深々と頭を下げて、
どこかへ消えた姉を探しに駆け出したのだった。]*
(309) 2022/01/17(Mon) 21:17:16

【人】 灯守り 小満

なに、なに。
なんかおいしそうな話してる。

[さて雨水をこれ以上上着に埋めておくわけにもいかないと意識を反らせば、近くからチーズたっぷりのグラタンとか、塩気のきいたきのこのソテーとか聞こえてきた>>308
 そういう話大好きだなーと首を伸ばしたのだけど、しかして立春は席を外す>>309。]

あら、行っちゃった。

[ざんねーん、と残った小雪の方に肩を竦めてみせた。]
(310) 2022/01/17(Mon) 21:45:52

【人】 “観測者” 処暑

―― 観察日記 ――


[ 対して他灯守りとの交流も持たず、また、口数少ない故に話して面白い者でもないだろう私。
 誰にも話しかけられなければ、窓際の席で延々と手帳に記録を書き込んでいる。

 小雪の彼女と菜虫化蝶の彼女が言葉を交わすのを眺めたり>>36>>38
 『小雪と菜虫化蝶の美人二人の会話。姉妹のようにも映る』


 春分の彼女は、今日は雀始巣の彼女を連れて来たのか、と思ったり>>55>>171
 『春分は今回は雀始巣を連れている。どういった交流を持つのだろうか』


 ……滅多にこんな場に姿を見せない大寒の彼女が現れたなら、少し目を瞬かせるだろう>>101
 『大寒が会合に姿を見せる。何か理由があるのだろうか。何故か裸足だ』>>99


 二十四節気の始まりたる立春の号を継いでまだ日の浅い彼女は、やはり緊張しているようだ、とか>>133
 『立春は緊張しながらも、頑張っているようだ』


 その立春へと朗らかな声を掛けるのは、霜降の彼女>>290
 『霜降と立春は変わらず仲が良い。会場入りした時とは違う様子が見える』>>87
 ]
(311) 2022/01/17(Mon) 21:49:47

【人】 “観測者” 処暑

[ 先程、雨水の彼女が手を振っていた相手である小暑の彼>>141
 彼の隣には、蛍である蓮始華の彼女>>138
 『小暑と蓮始華。二人はやはり、主従というよりは姉弟のようだ』


 夏至の彼は今日は快活な方の蛍を連れているようだ
 『夏至と菖蒲華。二人は“仲が良い”と称されては否定している』>>230


 小満の彼のところはいつも大所帯。三者三様の蛍は、観察し甲斐がある>>248
 『いつもよりも小満の到着が遅かった。珍しくも映る』


 立夏の彼女が、中央の職員を気遣うのを眺め>>253
 『立夏は今回もお人好しの様子を見せる』


 芒種の彼女が早々に会場から出ていく様を見送る>>272
 『芒種はやはりこのような場が苦手なのだろうか』
 ]
(312) 2022/01/17(Mon) 21:50:19

【人】 “観測者” 処暑

[ また、玄関口付近で大きな音がするならば、窓からか、入口の方からか、そちらを伺うだろう。或いは、観察のための風でも吹かすかもしれない。>>112
 転がるお気に入りの自転車と、橙色の使い魔。
 それから、明るい声を出す本人。

 ……我が隣人たる『立秋の灯守り』は相も変わらず騒がしい人だ。
 後々着替えたらしい姿が見えれば……相も変わらず“可愛らしい格好”をする人だと思う。>>244
 姿は少年にも見えるが、彼女と称するべきか、と、どうでも良い事を考えてしまう。

 その“自身の可愛さを分かっている”ような姿は、ある種、外見の年代を自由に変えられる灯守りらしい、と言えるのかもしれないが。 ]
(313) 2022/01/17(Mon) 21:51:15

【人】 “観測者” 処暑

 
[ いずれも、“観測”する時は暫くじっと彼彼女を見つめているだろうし、
 目が合うならば会釈ぐらいはするだろう。
 嫌な顔をされても見つめ続けるままだ。
 そうして、会場内と手帳と、交互に目をやっていた。* ]
 
(314) 2022/01/17(Mon) 21:51:42

【人】 “観測者” 処暑

[ さて、私が目を遣ることはあっても、此方を見つめる目に敏感という訳でもない。
 故に、彼女が此方を見ていたのは気付かなかった。>>195
 ――もう一人の隣人、『白露の灯守り』である彼女を私が見たのは、会場に入ったときや、大寒の彼女に話しかけている時。>>195>>196

 隣の統治域、隣の灯守りではあるけれど、双方引きこもり気味の上に、双方人見知り気質。
 会話した事は多くない。否……むしろあっただろうか?
 灯宮の『鍵』を渡す際も、彼女の蛍に渡したり、領域のポストに入れて帰ったり、
 はたまたローブのフードを目深に被っていたから、顔を良く見せなかったかもしれない。
 処暑の統治域内は瞬時に移動出来るが、白露の領域を尋ねるには、白露の統治域を少し移動せねばならない。
 故にローブを被るし、“外”に出るという慣れない事をする落ち着かなさで、「どうぞ」等と最低限の言葉だけ発していつも帰っている。

 そんな彼女に、声を掛けてみようかと思われているとは知らない。
 人と話すのは好きではない自分と同じ、と思っていたから。* ]
(315) 2022/01/17(Mon) 21:52:41
“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a67) 2022/01/17(Mon) 21:59:08

【人】 灯守り 冬至

 
―――回想:先代小雪による天才的発想


[ それは何時の事であったか>>298
 けれどまだ 小雪が先代であった頃 ]

[ 魔術具――雪兎型の端末がまだ無かったか
 或いはメンテナンス中のたまたまであったか
 何れにせよ其の姿を晒していた、ある日の事 ]


  おふろ?


[ たまたま耳に留まった其の言葉は
 領域にそれは見事な露天風呂を持つ冬至にとり
 すかさず反応するには十分すぎるものだった ]
(316) 2022/01/17(Mon) 22:15:28

【人】 灯守り 冬至

[ 楽し気に続いた小満に続いて立ち上がる>>303 ]

  すてきですね。
  小雪、あなたはやはり天才であり
  そして慈愛に満ちた灯守り・オブ・灯守りです

  灯守りと中央で働く方々の憩いの場…
  汗と共に友情を育みたいという小満のお考え
  私は感銘を受けました……

  ぜひ、お手伝いさせて下さい
  …――この地に ほかほか架け橋の誕生を。

[ こうして お風呂を作らんとする小雪一行に
 なんちゃって優等生の異端児がパーティに加わった ]
(317) 2022/01/17(Mon) 22:16:53

【人】 灯守り 冬至

[ 百戦錬磨の元参謀をして唸る冬至の頭脳が
 きらりと光り輝くひととき ]


  露天風呂には鹿威しをお願いします
  内風呂は何種類か欲しいところです
  冬至の集いの際には柚子を浮かべ
  皆でのんびり風流を感じるのも良いです。

  お風呂上がりに寛げるよう 食事処も用意して…
  仮眠のとれるお休み処もほしいですね

  ――は。
  性別の枠を越え皆で楽しめる場所も
  この中央域だからこその試みではないでしょうか いえす。
  早速水の中で着用できる画期的な服の考案も……

  (略)


[ 大層心地良いお風呂が完成する影にて
 その手腕は遺憾なく発揮発揮されたという―――… ]
(318) 2022/01/17(Mon) 22:21:23

【人】 灯守り 冬至

[ 灯宮に入る 持ち回りの季節
 端末で参加するようになってからも
 "冬至"は、その節ばかりは決まって姿を見せる ]
 
[ 自らの姿で中央域を巡り 柚子を配り歩き
 余った柚子をお風呂にしこたま投下する日
 冬至が柚子湯にこもる姿もあるだろう ]
 
[ 稀に 中央域でその姿を見かける者があれば
 それは恐らく人違いではない。
 ぬくぬくしに来たおしのびの冬至、本人である ]


[ ――小雪 ]


[ 一人の引きこもり灯守りを
 今尚中央へ引きずり出すに至る
 広義の意味で一番の立役者の号である――… ] *
(319) 2022/01/17(Mon) 22:21:47

【人】 灯守り 立春

─ 時は少し遡り ─

[右手と右足を同時に出しながら
会場に足を踏み入れた直後のこと。
聞き覚えのある声に名前を呼ばれて振り向いた。>>290]


  葵ちゃん!
  今日はお着物なんだね。素敵だぁ……!


[太陽光を反射した雪原よりも眩しい輝く笑顔。
きっちりと切り揃えられた白銀と鮮やかな萩の髪。
普段とは一味違う華やかな和装で駆け寄ってきた友人に、
ほっとそれまでの緊張を解いて微笑み返す。

葵ちゃんも、少し先輩ではありながら年齢が近しく
蛍の任を経て灯守りに就任した経緯も相俟って、
出逢った当初から親近感を抱いていた子だった。
統治域は決して近くはないにも関わらず、
先代同士もどうやら仲が良かったらしい。

蛍として師匠の弟子だった頃は
会合に参加したことはなかったから、
葵ちゃんと出逢ったのは灯守りになってからだった。
まだ何もかもが手探りで、行き詰って途方に暮れて
お姉ちゃんの顔を見に里帰りしたときのこと。
何十年も前から灯守りをしている方ばかりではなくて
同い年くらいの子も居るのだと聞き知ってはいたけれど、
実際に会って話すのは初めてだった。]
(320) 2022/01/17(Mon) 22:26:15

【人】 灯守り 立春

[お互いの師匠の話に統治域内の可愛いもの語り、
お菓子の話で盛り上がって意気投合したんだったっけ。
『霜降さん』時々『葵さん』呼びだったのが
『葵ちゃん』時々『霜降ちゃん』呼びに変わるのに、
そう時間はかからなかったと思う。

就任祝いにと彼女がプレゼントしてくれた
抱きしめて寝るのに最適な大きさのふわふわうさぎぬいは、
今では淋しくなった夜はもちろん淋しくない夜も
私の睡眠になくてはならない必須アイテムとなっている。

あれからもうすぐ二年間。
毎日褥をともにし時々はお風呂にも入れて
ちょっと当初のふわふわ感を失ってしまったうさぎぬいは、
昨夜ももれなく私と一緒に寝てくれていた。]


  そ、そっか。葵ちゃんも緊張してるんだ。
  全然そんな風には見えないけど……!

  そうだよね、今年こそは……
  ありがとう!
  今年こそは、立派にやり遂げてみせるよ!

 
(321) 2022/01/17(Mon) 22:26:23

【人】 灯守り 立春

[気心知れた友達の前では、
幾分強気な発言が飛び出すものである。

そして、
公の場では号の名で呼ぶべきかと思いながらも
呼び慣れた本名の方でつい呼んでしまうものである。

ワンピースを褒められるとそれをきっかけに
彼女の着物やお姉ちゃんの話に花を咲かせて、ひととき
お互いに緊張を解そうと努めたのだった。
そんな様子を処暑さんに観察されていたことには>>311
ちっとも気付かないままに。]**
(322) 2022/01/17(Mon) 22:26:47
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/01/17(Mon) 22:27:35

灯守り 立春は、メモを貼った。
(a68) 2022/01/17(Mon) 22:35:23

【人】 灯守りの四 春分

── 回想・出立前のお屋敷にて ──

 そうね。建物の中は暖かいと思うけれど、
 暖かくしておくにこしたことはないわね。

[ 代わる代わる色とりどりのショールを取り出して見せる蛍>>169に、どれがいいかしら?なんて相談しつつ、最終的に薄紅を身に纏う。]

 ありがとう。…やっぱり、この色が落ち着くわね。
(323) 2022/01/17(Mon) 22:36:29

【人】 灯守りの四 春分

[ 長い、ずいぶん長い間、号で呼ばれることに慣れてしまった。
 本名が緋桜ひおうであることは伏せているわけではないけれど、今となっては、その名を口にするのは、ほんの一握り。
…伏せてはいないけれど、触れまわっているわけではないから、知らない人も多いかも。]
(324) 2022/01/17(Mon) 22:39:06

【人】 灯守りの四 春分


ええ、そうよ、あなたも行くの。

[ 気の抜けた声>>169に、当たり前でしょう、とばかりに大きく瞬きをしてから、いつものようにゆるり笑みを浮かべ、楽しみね、と囁いた。]
(325) 2022/01/17(Mon) 22:39:36

【人】 灯守り 立夏

  ー お隣の灯守りさん!>>258 ー

 小満さん!どうもっす!
 いや鳴子さんは大じょ…え、顔色悪い??
 でももうなんともないし夢も何も……
あっ


[やっちまったみたいな顔してるけど
相手はお隣さんの灯守り"小満"だし
色々把握されてるだろうからどのみちお察しだろうね。
鳴子との交流だってあるのだし尚更のこと。
あれ、蛍とも交流なかった?まぁ今はいいか。

自分です?
たぶん彼と同じくらいの年月は生きてる
けど統治域から出たことないんですよねー。
なんなら領域から出なくても蛍達の"目を借りれば"様子見は済むもの、直接的な交流なんてお隣どころか誰とも覚えがないかもしれない。
……あぁ、これは自分が元々持ってる力だから
鳴子にはこんな芸当は出来ないよ。
出来ても彼女はこういう趣味悪い事やらないだろうけど。

とか、そんなどうでもいい語りは置いておいて]
 
(326) 2022/01/17(Mon) 22:40:08

【人】 灯守り 立夏


 ありがとっすー
 疲れても鳴子さん…あ、立夏さん大丈夫っすよ
 灯守りに指名されたんだから頑張らないとだ

 でも暇見つけて行かせてもらうっす
 行く時はお土産持って行くっすよ!
 料理はどっちもそれぞれ美味しいはず…!

[にこにこ笑って喋ってるけど
まだ料理食べてないのに分からんだろ

とかこの子自分で気付かんのだろうか
気付いててもどっちも美味しいと信じて疑ってないんだね
いいんだけどね??いいんだけどさ…
お兄さんは色々と心配です、ただの先代ですが。]
 
(327) 2022/01/17(Mon) 22:41:24

【人】 灯守り 立夏


[そんなこんな
さらっとだけ話して小満は行くらしい。]

 あら、もう行くっすか?
 また後でっすー!

[見てなかろうが、ぺこりと彼女は頭を下げた。
たぶん気にかけられての声掛けだったろうけど
当の彼女は全然気付いてなさげ。
代わりに自分がお礼を念じておこう。
伝わる訳もないけど
]*
 
(328) 2022/01/17(Mon) 22:42:12

【人】 灯守りの四 春分

── 会場にて ──

[ 何気なく聞いたオススメに、まとめ役の彼>>77が言いよどんでいれば、
あら?困らせてしまったかしら?とゆるり首を傾げたが。]

 そう、スープ。いいわね。お腹の中から温まりそうね。
 ありがとう、いただくわね。
あなたも、適度に肩を抜いて、ね?


[ にこにことお礼
とこっそり労い
の言葉を添えて、
 示された一角へとふわふわと。

スープ担当の世話係がいれば、一通り説明を受けたことでしょう。 ]
(329) 2022/01/17(Mon) 22:42:21

【人】 灯守りの四 春分

 お野菜たっぷり、も惹かれるけれど、
 お腹いっぱいになって、眠くなってしまうかしら。
 …そうね、きのことショウガのスープにしましょう。

 すぅちゃんも召し上がれ。

[ 傍らに付き従うように雀始巣がいれば、朗らかに呼びかけて、
 自分と同じスープを勧める。

ご随意に、という言葉に甘えて、あちらこちら連れまわしてしまうのが常であるが
できれば今日は自分の世話よりも交流を優先してほしい、などと思っている。
思ってはいるが、行動が伴うかどうかは、霜降vilサマのいうとおり?*]
(330) 2022/01/17(Mon) 22:44:28

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在ーー


 そんなに畏まらなくても大丈夫よ。
 私はただ、貴方よりちょっとだけ、
 長く灯守りをやってるだけなのだから。

[と言っても、却って畏まられてしまうかしら。
本心ではあるのだけどね。]

 ああ、そういえばそうね。
 立春の祝いは盛大だもの。大変よね。
 立派にやるより、遣り遂げる事の方が大事よ。


[そう言ってもプレッシャーは感じてしまものかしら。
残念ながら、物心ついたときから段取りを眺めていたものだから、その気持ちはわからないけれど。
……どうやら本当に緊張の概念ごと捨て去ってしまったらしい。]
 
(331) 2022/01/17(Mon) 22:48:33

【人】 “小雪” 篠花



 ええ、そうね。尊敬できる方だったわ。
 私も見倣うべき所が多いぐらい。


[先の霜降の君と同じぐらい、立春の君も尊敬していた。
その言葉は偽りではなく。]


 大丈夫よ。できるようになるわ。
 ……そんなに心配なら、1つ。昔話をしてあげましょうか。


[断らないようなら、100年ほど前の話をしましょう。]
 
(332) 2022/01/17(Mon) 22:49:11

【人】 “小雪” 篠花



 とある統治域のロクでもない灯守りがいてね。
 中央域の機密資料を無断で持ち出すわ、
 職員の座る椅子にブーブークッションを敷くわ、
 中央域の施設を壊して請求書を回されるわ、
 酒が弱いくせに職員と飲んで絡み酒をするわ、
 仕事を部下に押し付けて街へ逃げ出すわ。

 他の灯守りへ被害が行ってないことだけが、
 唯一の救いのような人だったわ。


[話をしている内に当時を思い出して腹が立ってきたが、ここで荒れるわけには行かないのでぐっと堪える。
しかし顔は段々表情をなくしていく。]
 
(333) 2022/01/17(Mon) 22:49:40

【人】 “小雪” 篠花



 そんな人だったからね。
 代替りもある日突然、前触れもなく、押し付けてき。
 しかも旅にでられてしまってね……。そのまま行方不明。


[前後は怒涛の数ヶ月だった。
身内での葬式が重なり大変だったところに、当主の突然の疾走が後追いをかけた形だったのだ。
前々から譲渡したいという言葉が前振りだったとは、絶対に認めない。]
 
(334) 2022/01/17(Mon) 22:50:20

【人】 “小雪” 篠花


 統治域の中のことはある程度押し付けられていたから
 勝手はわかっていたのだけどね。
 灯守りの仕事だけはやったことがないどころか、
 聞かされてすらいなくって。
 でも突然の失踪だし、
 手順書のような物なんか用意してるはずがなくて。

 大慌てで大先輩方にやり方を教わりに行ったわ……。


[すごく、遠い目をする。
これだけで誰のことかわかったかもしれない。]
(335) 2022/01/17(Mon) 22:51:01

【人】 “小雪” 篠花


 そういうことを経験してても、
 そんなろくでもない人が灯守りでも、
 まともに出来ていたから。
 問題ないわよ。ええ。


[何が大丈夫なのだろうか。
微笑んでみせたが、内なる怒りを隠し通せたかはわからない。
これ以上思い出すと心が荒みそうなので、話を変えましょう。]
 
(336) 2022/01/17(Mon) 22:51:28

【人】 “小雪” 篠花

 

 チーズの乗ったじゃがいものグラタンと、
 塩気の聞かせたキノコのソテー、ね。
 ありがとう。参考にしてみるわ。


[あまりつまみを自分で用意しないから、酒飲みのチョイスかどうかはわからなかったわ。残念ながら>>309

話題がそれるようならそれ以上は追求せず、逸れるままに話を合わせましょう。
まだ仕事じゃないもの。追求するのは野暮よね。

やがて、ソワソワする彼女を見送ったあたりで、声を声をかけられたかしら>>310。]
 
(337) 2022/01/17(Mon) 22:52:30
灯守りの四 春分は、メモを貼った。
(a69) 2022/01/17(Mon) 22:55:02

【人】 “小雪” 篠花



 あら、小満の君。
 今回は随分遅いご登場ね。


[いつもより遅めに現れた姿には菜虫化蝶の君や
立春の君にみせたような笑顔はなく。
先代にとは息があったのだろうか。
雰囲気が似ている気がすることもあり、素が出やすい。
まあ、決定打はいつぞやの蛍の顔合わせだったのだけれど>>236

いつもの戯れかと思っていたら、まさか見送った子が彼の蛍になってるとは。
彼の自慢気な顔には、幾分か冷えた目を向けたでしょうけど。
本人がいいならそれでいい、と伝えたなら、どんな反応が来たかしらね。
ごめんなさいね、先代のように面白くなくて。
]
 
(338) 2022/01/17(Mon) 22:55:14

【人】 “小雪” 篠花


 ちょうどよかったわ。貴方に用があったのよ。
 統治域の人から赤ワインをもらってね。
 若い赤ワインに合う、いい肴はないかしら。


[合わせるのに詳細な情報がいるでしょう?
なお手元のグラスには一瞥をくれてやるに留めておきましょう>>257
酔ったからサボる? 引きずり出してやるわよ。**]
 
(339) 2022/01/17(Mon) 22:55:33
灯守り 立夏は、メモを貼った。
(a70) 2022/01/17(Mon) 22:58:53

【人】 旅する灯守り 小暑

私ですよ、ご無沙汰しておりました。
いやはや、その姿勢、見習いたいものにございます。


[どこかからジトっとした視線を感じたような気がするが、気にしないことにしつつ]


最近どうでした?近頃は妙な事件があったりなかったりしますからねえ。
そういえば、ちょっと表情が柔らかくなった気がしますね。いい傾向です。


[気軽に肩に手をかけて挨拶したり、世話を焼くようなことを言っているが、灯守りとしては向こうのほうがだいぶ先輩である]
(340) 2022/01/17(Mon) 22:59:32

【人】 旅する灯守り 小暑

そういえば、いつぞやはありがとうございました。
夏至殿のアドバイスでうまく事を進めることが出来ましたよ。


[事実、夏至に困ったことを相談することは多い。こういう時には自分よりもキャリアの長い夏至をつい頼りにしてしまう]


今度は私の統治域に遊びに来てください、美味しい店を見つけたんですよ。きっと、夏至殿も気にいることでしょう。


[そんな話をしつつ、夏至の元を離れ、他の灯守りのところに挨拶に向かった*]
(341) 2022/01/17(Mon) 22:59:56

【人】 春分初候 雀始巣


―― 幕間
  

[ わたしがそうであるように、
 わたしが生まれ育った実家は、春とは少し遠い色。

 わたしが生まれる前の過去など
 わたしは知らないし、詮索する気もないけれど
 そんな家系からしてみれば、
 あの方が異端にあたるのであろうということは
 それはもう容易に想像できる。

 ゆえに、監視する者を必要とした。
 そうして選ばれたのが  わたし――

 ――… それは本当に真実だろうか?

 わたしはかの人のように素晴らしい存在ではない、
 だから、きっとこの推論は、自分なんかとあの方を
 同列に扱ってしまうようで、失礼にあたるのだけど

 本当は、厄介払いだったのではないか? ]
 
(342) 2022/01/17(Mon) 23:07:19

【人】 春分初候 雀始巣


[ だって ほら、

 
(少なくとも、あの家で求められるような)


 ―― わたしには きっと、才能がない。 *]
 
(343) 2022/01/17(Mon) 23:07:32

【人】 灯守り 小満

……うん、また後でね。
いつでもおいで。

[>>327>>328僅かの間。何事か思うことあったのは明白だろうのに、彼女の言葉以上のものは拾わず、ワイングラスを傾けて背を向ける。
 
『小満さま』
と嗜めるような声が聞こえても知らんぷりだ。]

『疲れても大丈夫なんて仰らず。
 あなたが無理して喜ぶ人はいませんよ』


[代わりに傍らの蛍が立夏に一言告げて、やり取りはひとまず区切りがついた。]
(344) 2022/01/17(Mon) 23:11:05

【人】 灯守り 冬至

 
―――中央域 会場へ


[ 一匹の雪うさぎが
 ぽてぽてと廊下を進む ]


  ………。


[ 全体的にまるい ふっくらしたフォルム
 耐久性及び触り心地に優れたぷにぷにボディ
 デフォルメボディは見目の癒し効果は高くとも
 標準的なうさぎより三回りほどは大きい其れ。 ]

[ 数十年以上前に開発された
 超先進的魔術具――ゆきうさぎ型端末 ]
 
[ 初代は見目に愛らしい華奢な端末だったが
 改良に改良を重ねられ、今に至る魔術具である ]
(345) 2022/01/17(Mon) 23:11:22

【人】 春分初候 雀始巣


―― 現在、会場にて
  

[ よろしくお願い致します、と>>77
 中央の職員に挨拶をされれば、無言のまま一礼を。
 この蛍の言葉数が少ないのは
 初対面でなければおそらく既知のことだろう。

 軽いやりとりに労いの言葉>>329
 われらが春分さまはやはりお優しい……
 思えども表情には出しませんよ? ええ。 ]

  そうですね、これから会合も控えておりますし
  ご馳走を楽しむのはあとの方が――

  なるほど
  あたたまりそうで、いいですね

  わたしもそれをいただきます。

[ 勧めていただくままに同じものをいただき
 ほっと一息。生姜のぽかぽかする風味に加えて
 きのこの味わいがやさしくて、
 おいしい、と知らず言葉がこぼれるでしょう ]
 
(346) 2022/01/17(Mon) 23:11:25

【人】 春分初候 雀始巣



  …… ごちそうさまでした

  それでは、
  わたしは少しここを見て回りますね

  また後ほど、―― 会が始まる頃に。

[ 思うところとしては先の言葉の通り>>170
 わたしは春分さまのお邪魔をしたくはありませんので、
 と、意図は行き違うというか、何というか。
 何にせよ、しばし行動は別となるでしょう。

 ……はて、どこへ行ったものか **]
 
(347) 2022/01/17(Mon) 23:11:27

【人】 灯守り 冬至


    
( ぽてぽて )


[ 賑やかな声のする方へ進んでいれば
 廊下を折れた先の前方 見知った芒種を見とめた>>273 ]


[
――瞬間
]


[ 芒種、見事な芸術的クイックターン!
 決まりました!一直線です。
 的な華麗な身のこなしを紅の双眸が確りと捉える ]


    
( ぽてぽてぽてぽて )



[ 芒種の背を見送りながら 扉からひょこりと顔を覗かせた ]
(348) 2022/01/17(Mon) 23:11:42

【人】 灯守り 冬至

[ ふと 視線をやった先
 誰かを見つめる観測者の姿>>314 ]


   …………。


[ 常、食べ物のある場所に
 ぽてぽてと吸い寄せられがちであるが
 此度、扉より半身だけ覗いた儘に佇む ]
 
[ 常、観測する側である存在を
 たまには観測される側にしてみようかと
 気の向く儘の戯れに観測ごっこを開始した ]

[ 食べ物の気配や "何か"を察知すれば
 何処と無く ぽてぽて吸い寄せられるかもしれない ] *
(349) 2022/01/17(Mon) 23:12:21
春分初候 雀始巣は、メモを貼った。
(a71) 2022/01/17(Mon) 23:13:24

【人】 灯守り 小満

――いつぞや>>338――

もー、なんだよ面白くないな。
返せって言ってもだめだからね。

[先代小雪ほどの破天荒さを他に求めるつもりもないが、それにしたってつれない反応だ。
 つまんないの、とありありと顔に書いてある。

 ちなみに本人がよかったのかどうかは、よく知らない。
 おいでって言ってやってきたんだから、よかったんじゃないかな?]
(350) 2022/01/17(Mon) 23:23:50
灯守り 冬至は、メモを貼った。
(a72) 2022/01/17(Mon) 23:28:01

【人】 灯守り 小満

――現在>>338>>339――

いやー、ちょっと仕事が立て込んでて。

[事実ではあるが、相変わらずの気まぐれがその量を増やしたことを、付き合いの長い小雪には悟られてしまうだろう。
 先代ともよく遊んだが、今の小雪とも百ほどの年を数えた気がする。灯守り二十四人の中でも長い方になる。

 真反対の統治域、意識する灯守りは多いものの、これほど縁深く付き合っているのは珍しいんじゃなかろうか。]
(351) 2022/01/17(Mon) 23:35:21

【人】 中央域勤務 天乃

[ その珍しい姿を見たとき、ぎょっとしたのは許してほしいと思う。]


  だ、……大寒サマ……
  え、ええ、あの、お久しぶりです


[ 領域からも殆ど出ず、まして中央域の上階になど姿を現すことなど無いに等しい『大寒』の彼女>>101
 今日は『大寒』の日。灯宮の担当が彼女に変わる日ではあるけれど、まさかこちらに姿を見せてくれるとは。
 まず、己は彼女の姿を見たことがあっただろうか、否、なかったかもしれない。
 ……大寒様に直接伝えるべき事が色々と、色々とあった気がする。
 が、直ぐに思い出せない程には、彼女と会う機会はない。]


  ………………あの、大寒サマ……

  ………………お帰りの際に、少し事務局に寄っていただければと……その、思うのですが……


[ 彼女の機嫌を損ねぬようにと、歯切れ悪くそれだけ伝える。
 どうして己はこう言いづらい事を言う役に当たってしまうのだろうか。]


  ……あの、靴が必要でしたら、ご用意致しますので……


[ 何故か裸足であったことに、更に困惑してしまったが、己にはそれだけ言うのが精一杯であった。]
(352) 2022/01/17(Mon) 23:35:59

【人】 中央域勤務 天乃

 
  小満サマ。いらっしゃいませ

  あの子……ああ、あいつ……いえ、彼ですか
  ええ、まあ、変わらずですけれど……

  
ははは……
……伝えておきます


[ 『小満』の彼(彼女)は、幾らか個人として対応した事があったか。名を呼ばれることにも慣れたものだ。
 統治者としては素晴らしいのだとの噂は耳に入るが、直接関わる側としては、自由人的な面を感じてしまい、やや扱いに困る。
 今日は少々来るのが遅かったようだが、来てくれたのだから安心した。本当に。

 前回の担当であった同僚は、特に灯守りへの反発が強い一人。
 どう考えても逆撫でしかしないであろう提案>>242には、乾いた笑いを漏らす他なかった。
“よしよし”って……おいおい……。

 しかし“灯守り様”直々のお言葉ならば、伝えなくてはいけない。
 ああ、気が重い。怒鳴られるのは、恐らくきっと己だというのに……。*]
(353) 2022/01/17(Mon) 23:37:32

【人】 灯守り 小満

何? 用事? 若いワインに?
それはそれは、大役だなぁ。

とはいえお酒はそれぞれ性格があるからね。
若さだけじゃない情報もいただけないと。

[グラスの中に入っていた深紅の甘露を一息に飲み干し。
 上機嫌に
『ちょうだい♡』
のアピール。
 冷たい視線が向いてる? いやいやそういうお誘いだったよね?
 ねえ、小雪。]
(354) 2022/01/17(Mon) 23:40:40

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 あら……?

[ 両者揃って口を閉じてしまったことで
 なにかいけないことを言ってしまったかしら
 と首を傾げたが、続く言葉には笑みを深くし、 ]

 ええ ええ
 灯守りと蛍は信頼にて成り立つもの
 そう照れずとも。

[ 取り乱す様子に、まぁまぁと片手で口元を隠し笑う。
 夏至が別の場へ向かう>>231ようなら、いずれまたと
 結び、見送る。 ]

 お元気そうで何よりですこと。
 菖殿もそう思われませんか?

[ 残された蛍同士、些少話をすることも
 あるかもしれないが、きっと仕事に関する話やら
 しか出来なかっただろうから退屈させてしまったのかも。* ]
(355) 2022/01/18(Tue) 0:06:24

【人】 灯守り 小満

[さて、おねだりは成功したか否か。
 していれば上機嫌に口を潤し、一蹴されれば不満げに口をとがらせた。

 いずれにしても、そうだなあ、と思索して。]

チーズとじゃがいもも悪くないけど、そのふたつなら私はきのこの方が合うと思うね。
若いワインの軽くて甘い舌触りなら、うまみもそうだが塩気が欲しくなる。
それに小雪なら、いいきのこが育つだろ?
ついでにバルサミコとピンクペッパーの甘い風味なんか足してあげたら、絶品じゃないか。

[ああ、そんな話をしていたら食べたくなるなぁ、きのこのソテー。]
(356) 2022/01/18(Tue) 0:24:46

【人】 灯守り 小満

ねえ、冬至。

[ちょうど近くをうさぎが跳ねていた>>349ので、特に意味もなく巻き込んでみた。
 当のうさぎにとっては寝耳に水ってやつだろう。
 巻き込みついでに近くにあったほうれん草のプチキッシュをやろう。ちっちっ。]

大寒だから本人が来るかと思ってたけど、来なかったなぁ。

[ふたつばかり前の冬至のころは、よく中央の湯場に現れるようなのだけど。
 蘇る、いつぞや中央巻き込んで、大きな風呂を作った記憶。]
(357) 2022/01/18(Tue) 0:28:59

【人】 先代“小雪” 篠花

 

「君みたいな奴が眞澄の傍で見ていてくれると、
 僕としても安心して去れるんだけどなぁ。
 ねぇ、霜降の。ーー紫明?」


[僕は口の前で人差し指を立てた。]

 
(358) 2022/01/18(Tue) 0:37:25

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:霜降の君とーー
[少しだけ先輩の先の霜降の君。
私が蛍として会合に出るようになった時には、既に号を持っていた。
先代小雪が仲良くしてると知って、どんな厄介な人なのかと思えば、何とまあ。
兄とは似ても似つかぬ立派な人ではないですか。]


 どうせ兄を持つなら、霜降の君のような方が良かったわ。


[思わずそう、口に出してしまう程度には、霜降の君を尊敬していた。
ちなみに、その言葉を聞いた兄が笑顔のまま、ショックを受けて固まっていたとは知らない。
その顔を見ていた者がいるなら、後日酒を飲みながら愚痴を聞かされたかもしれないわね。


突然失踪した後の、初めての灯宮での仕事。
何も聞かされたことがなくて、真っ先に頼ろうとしたのが彼だったか>>335
そのぐらい、彼を信頼していた。]
 
(359) 2022/01/18(Tue) 0:39:49

【人】 “小雪” 篠花

 
[遊びに行き、遊びに来る仲だった。
自分が小雪になった後も、その関係は続いていて。可愛がってもらっていて。
残された手紙>>18を見せたりして。
かなり感情的になってしまった愚痴を溢しても、聞いてくれたかしらね。

未だに思い出して怒るぐらいだから、こちらから楽しい思い出話をすることはなかったけれど。
むしろ苦労話の方が多かったし。小さい頃のこと>>15なんて覚えてないし。

貴方から聞かされる先代の話は、意外な一面を知れたりして楽しかった
寂しかった


新しい蛍を迎えたと聞いたとき、私が願った通りに連れてきてくれたのだったか>>286。]
 
(360) 2022/01/18(Tue) 0:40:09

【人】 灯守り 夏至

 …ボクとはある意味似たような存在かもね。
 仕事は真面目だけど、裏目に出るやつと放浪するやつ…
 自分で言うのもなんだけど蛍が可哀想になるよ…

[なんて、呟けばその蛍から痛い視線が飛んでくるだろうが気にも留めず。いやまあ感謝してはいるんだよ?]

 最近に関わらずいつも平和さ。
一番事件を起こしてるのはむしろボクかもしれないくらいには…

 ん?ボクはそんなにお堅い感じだったっけ?
 もし柔らかく見えるのならおそらくはアレの影響なんだろうけど。

[問われれば>>340、はたと視線を「アレ」の元へ>>355。何を話しているかは聞こえないがどうせ菖のことだ、愚痴でも零しているとしか思えないけど。]

 そうだったか。これからも困ったらどしどし頼ると良い。まあボクより枯辺りの方が助けになるかもしれないけど……

[今日は連れてきていないにせよ、一番厳格ながら頭も回る。ボク自身も助けられてきたことは数知れず。]

 ほう!美味しい店か、是非頂きに行くとしよう!

[なんて、言葉を交わした後離れて行く彼を見送った後、放置していた蛍の回収に行こうか**]
(361) 2022/01/18(Tue) 0:40:34

【人】 “小雪” 篠花

 

 あらあら、とても綺麗な髪の色ね。


[白銀と萩色のツートンカラーは物珍しさもあったから。
緊張している子に、そう微笑んだの>>287
先の霜降の君の助け舟もあったからかしら。
気が付けば距離はなくなっていた。
まさか、少女のように可愛らしいと思われていたとは知らないけれど。

談笑するのが楽しくて。成長を見るのが嬉しくて。
詰められた距離を気にすることもなく、むしろ心地良いと思ったりして。
相談事があるようなら乗った。
もしかしたら、ろくに休めていないとき、彼女の能力で休まされたこともあったかも。

そんな仲だったから後継となった時の報せは、とても嬉しかったのよ。]

 もし、心配事や困り事があるなら、
 遠慮なく来ていいのだからね?

[そう葵には伝えたかしら。] 
 
(362) 2022/01/18(Tue) 0:40:46

【人】 “小雪” 篠花

 
[彼の話は静かに聞いていた>>289。]

 あの子がいい子なのは良くわかっているわ。
 確かに、そういう意味なら
 彼女は灯守りに向いていると思う。

[でも、言いたいのはそういう事ではなくて。]

 新しい風が必要ということはわかっているわ。
 私も、血筋で縛られるのは最後にしたいと願っているもの。
 でも、

[“今でなくてもいいんじゃない?”
その一言がどうしても言えなくて。]

 ……何でもない。
 貴方がそうした方がいいと思うなら、そうすればいいと思う。

[紡いだのは、そんな言葉だった。*]

 
(363) 2022/01/18(Tue) 0:41:31

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 ああ、やはり。

[ 独り言は思いの外、誰かに問いかけるような
 声量を持って世に放たれた。
 続く言葉は、いらしていると思ったわ。
 だけれど続きを紡ぐことはない。

 常日頃通っているレストランのオーナーは
 本日も陽気な>>258ご様子で。

 おいしいと、安心を作る手を
 客としてなら堂々と眺めることができる。
 素晴らしい。

 所謂ファン、というものだ。

 灯守りも蛍も分け隔てることなく。
 グラスを合わせゆく姿に目を惹かれるも、 ]
(364) 2022/01/18(Tue) 0:41:58

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 ……あっ

[ 堅物故に、この手には合わせるグラスの
 持ち合わせがない。残念なような。
 でもどこかほっとしたような複雑な心持ち。
 これもまたファンの持つ面倒臭さと言っても
 良いだろう。グラスなど適当に拾えば良いのだから。

 珍妙な表情のまま、指が冷えたからと
 温かい飲み物を手に取った。

 何故指が冷えるのかって、
 それはほら、どうしたって緊張するからなのよ。* ]
(365) 2022/01/18(Tue) 0:42:23

【人】 灯守り 大雪


  

── 誰に逢うのが厭ということはないのだけれど。
わたしが直接出向いたとて、歓迎されるか、
……というよりは、畏れられることが多かろうから。

操るちからがあることを快く思わぬは道理。
自分に危害を加えなくとも、だ。
だから、私の領地では、ぬいぐるみが統治していると、
そんな誤解をされているというのも可笑しくない。

わたしは滅多に姿を顕さないのだから。
その理由を正しく知る人は、そう多くはなかろう。


(366) 2022/01/18(Tue) 0:45:18
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a73) 2022/01/18(Tue) 0:47:17

【人】 灯守り 大雪

 



先代より継いで幾星霜。
次代のことはまだ考えなくて良いにしろ。
ここからどうなるかを考えることを放棄して、
ずっと停滞した人形遊びをしている。


   私は、── 灯守りになりたかった訳ではなく、
        それにしか、 なれなかった のだ。


 
 
(367) 2022/01/18(Tue) 0:49:07

【人】 灯守り 夏至

 
『いやもう元気も元気!元気すぎて私達も領民も困っちゃうくらいで……
 どこからあの突拍子もない、しかも半分くらいは失敗に終わるアイディアが浮かぶのかなぁ、頭の中見てみたいですよ本当……』


[灯守りますたぁがトラブル対応に追われ、そのあと他の人達と話しているのを良いことに、残された蛍同士>>355で愚痴を吐いていた。

……と、そこに戻ってくるますたぁ。]

 
ボクはキミの頭の中を見てみたいなあ?


[わしっ、と軽く頭を掴む。これくらいの軽口なら別に気にも留めないが、一応は会合の席。あることないこと喋ってもらっても困る。]

 
『……あー、あははー、おかえりなさいませご主人様マスター。お話は楽しめました?とりあえずそのお手を離して欲しいんですけど痛いからあああああああ!!!』


[シャーレンや他が見ているとか気にせず頭を掴み少しだけ力を。と同時に大袈裟にリアクションする菖。こういう時の逃げ方、というか対応の上手さは蛍の中でも随一*]
(368) 2022/01/18(Tue) 0:49:16

【人】 灯守り 大寒


  [ わたしの座った場所からは、
   他の灯守り様がいらっしゃる様子もよく見えました。

   ぼんやり、その様子を眺めます。
   お会いした事、お見掛けした事のある方、
   中にはあの雪の領域世界
   お招きした事がある方なども
   いらっしゃったかもしれません。 

   そんなときでしょうか。
   ふわりと淡い銀の髪の、おおきな瞳の子。
   どうしたのでしょう? 何か言いたげです。>>196

   怖くないですよ、とほほ笑んでみたのですが
   効果はあったでしょうか。  ]
(369) 2022/01/18(Tue) 0:52:06

【人】 灯守り 大寒

 
   こんにちは、白露様。
   秋の領域の方ですね。

   わたしは大寒。
   冬のおわりの灯守りです。


  [ 白露様が灯守りになられたのが最近ならば
   きっとわたしたちは初めましてですね。
   勇気を持ってくださったのでしょう。
   小さく消えていってしまった言葉の最後が
   それを物語るようです。 ]
(370) 2022/01/18(Tue) 0:53:55

【人】 灯守り 大寒

  
   足?……。


  [ けれど音はそれで途切れて
    代わりに響く紙とペンの擦れる音が終わるのを
    私は静かにまっていました。 ]


    慣れてしまえば、寒くはありませんよ。
    ……いえ、ちょっぴりは
    ひんやりするかもしれません。
    けれどわたしの領域よりは暖かいです。


  [ そういう問題ではありませんね。
    けれど心配してくれてありがとう。

    わたしもあなたの言葉に付け加えてみようかしら。
    ペンをお借りしても?とお尋ねしようとして ]


     ……あら?
(371) 2022/01/18(Tue) 0:56:25

【人】 灯守り 大寒


 [  とても丁寧に綴られた彼女の文字。
    わたしはそれをどこかでみたことがありました。
    どこで?それはわたしの部屋で。  ]


    間違っていたらごめんなさいね。
    もしかして、エアリスという名に
    聞き覚えはありませんか?


  [ 雪の雫″ゆきだるまが涙を流すようなマーク。
    わたしはそれを添えていつも、
    お手紙を送っていました。 
    宛先はいつもなし。
    まるで悪戯のように、誰かの領域へと
    お手紙だけ飛ばしていたのです。

    そんなものにもあなたは丁寧にお返事をくださって。
    うれしくなって急いでペンをとったのを
    覚えています。
  
    時折一緒に入れてくださるあなたの風景の絵を
    わたしはお部屋に飾って。
    薄暗くてお花が咲くには向かないせかいにも
    そこには確かにちいさな彩がうまれたのです。 ]

 
(372) 2022/01/18(Tue) 0:58:21

【人】 灯守り 大寒

  

   あなたにお会いできただけでも
   ……きっと、わたし来てよかったのだと思うわ。
   ありがとうございます。


   [ わたしばかりおしゃべりしてしまったかしら。
    少し反省するもきっとわたしは
    あなたが壁へと戻っていないならば
    変わらずそこにあったでしょう。

    なんせ靴がないものですから。  
    それをどうにかしようとしないのも、
    問題があるかもしれませんね。

    小さく漏れる声が聞こえたのならば
    そっと背を押しましょうか>>296


    わたしに声をかけてくださったあなたですもの
    大丈夫ですよ、と言うように。 *]
(373) 2022/01/18(Tue) 1:00:21

【人】 灯守り 大雪



 そんなアンニュイな心持ちが有ろうが、
 まあお呼び出しには逆らえないんだなあ。



── 会場 ──

 前回までのあらすじ。
 いつも使っていた身代わり用のぬいぐるみが壊れた。
 ので、誠に遺憾ながら私が直々に出向くことになった。

 この時期だからか、自分と領域の近い、
 冬の面々もちらほらと見かけただろうか。
 もしかしてぬいぐるみしか見た事のない方は、
 私を見て、誰だろうと思ったりもするやも知れない。

 
(374) 2022/01/18(Tue) 1:03:35
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a74) 2022/01/18(Tue) 1:04:18

【人】 灯守り 大雪



 会場を居心地悪げに見渡し、息を吐く。
 普段の運動不足が祟ったわけではない、……多分。

 入り口間際の隅にて、へたりと座り込み、
 もう帰って良い?と言わんばかりの表情は
 浮かべているのやも知れないが。

 やっぱり時代はリモートだと思うんだよ。**

 
(375) 2022/01/18(Tue) 1:07:40
灯守り 大雪は、メモを貼った。
(a75) 2022/01/18(Tue) 1:10:05

灯守り 大寒は、メモを貼った。
(a76) 2022/01/18(Tue) 1:11:00

【人】 小満末候 麦秋至

『  前略 小雪さまへ

   この手紙が届くころには、わたしはあなたさまの統治域にいないでしょう。
   月並みな書き出しですがそういうことです。
   誰に何を言われようともわたしの考えは変わりません。
   いくら羽があっても、自由に羽ばたけないのなら何の意味もないのです。
   ゆえに、わたしは気が済むまで世界を見て回ることにしたのです。
   あなたさまが灯宮を担当する時期は終わりましたし、ちょうどいい頃合いでしょう。

   本当は何も言わずにいるつもりでしたが
   あなたさまがおさめる小雪の当地域のことも、あなたさまのことも、
   別に嫌いではないのだと、それだけを伝えたくて筆を執った次第です。
   朔矢にいさまにも諸々伝えております。
   彼にはご迷惑をおかけしますが。どうかよろしくお願いします。

   もしも、また会うことがあるのなら
   いえ、やはりあなたさまを縛りたくはないので、どうか好きなように振舞ってくださいませ。

   それでは、お元気で。
              胡乃羽より  』
(376) 2022/01/18(Tue) 1:17:59

【人】 小満末候 麦秋至

―― むかしの話をしよう ――


[小雪域を去る前に、わたしが小雪さまへ残したのは、
あのような手紙だけでした。
風見家の執事へちゃんと託したので、無事にあの方の元へ届いたことでしょう。

あの方はこれを見てどう思ったのでしょう。
放っておかれるならそれはそれで結果オーライだと、>>219
当時は一方的に思っておりました。
あの方が内に秘めていた思いなど知ることもなく。

とにもかくにも、わたしが世界を見て回る旅を始めたのは、
手紙にもしたためた通りの時季。
小雪から大雪への移り変わりを追うように、わたしも大雪域へとその身を移したのだ。

それから先は色々あった。ありすぎた。
その一端もいずれ語ることはあるだろう]
(377) 2022/01/18(Tue) 1:18:38

【人】 小満末候 麦秋至

[ひとつだけ、あえて手紙に書かなかったことがある。
もしも二十四ある統治域と中央をめぐって、知りたいことを知りきったなら、
その時は気まぐれに故郷へ戻ることもある……かもしれないってこと。

本当にそうなるって保証がなかったから書かなかった。
何せ統治域をゆっくり巡るだけでも一年は楽勝でかかると、
当時のわたしは勘定していたし。


……実際、当時のわたしが勘定に入れてなかったことが平気で起こるんだから。
人の生というものは面白い]
(378) 2022/01/18(Tue) 1:19:45

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:いつぞやのことーー


 悪かったわね面白くなくて。
 生憎、私はあんたや兄様の様に、巫山戯た性格してないのよ。


[つまんないと書かれた顔には珍しく、語気を荒くしてしまった。
ここは要反省点と、後日少しだけ落ち込んだりした。
……というのは絶対教えないけれど。
余談だが、先代小雪に破天荒と直接言ったなら、

「え?
 僕ほど真面目で紳士的で大人しいのはいないと思うけど?」

と、真顔で宣うだろう。これ、本心から言っている。
]
 
(379) 2022/01/18(Tue) 1:21:37

【人】 小満末候 麦秋至

[小満域に辿り着いたのは、夏の暑さがくっきりと空の色にも現れる、
そんな時季のことだった。
若干旅慣れてきたこともあって、わたしは他の統治域で得た面白いものを売り物に、
露店まがいのことをしていた。

そんな噂が小満さまの耳にもとまったんだろうってことは、
こうして回想している今となっては容易に予想がつくけど。
当時は灯守りご本人さまが目の前にあらわれたことに、>>233
どうして? とまっとうに驚いたものだ。

その後名乗る間もなく、
わたしがわたしである所以にも関わるところにあくまでも、やさしく、触れられ>>234]

戻るつもりはない……です。
世界の半分はまだ見てませんし。
……それにしてもすごいんですね、わたしのことがわかるなんて。
(380) 2022/01/18(Tue) 1:21:40

【人】 “小雪” 篠花



 別にいいわよ。その子が良いと言うなら。
 一度うちから出た子だもの。
 今更返せなんて言わないわ。


[ひとりは慣れてるもの。*]
 
(381) 2022/01/18(Tue) 1:21:54

【人】 中央域勤務 天乃

 
  いらっしゃいませ、立夏サマ
  いえ、まだ会合までは時間がございますので
  遅いということはありません


[ 律儀というべきか、挨拶と謝罪を告げる『立夏』の彼女には、柔らかく応対出来ていたのではないかと思う。
 確かに早く会場入りする灯守りは多いが、遅刻どころかまだ余裕のある時間。謝られるものではない。
 むしろ、何をしても謝らない灯守りもいるのだし、心優しすぎるとも思う。
 ]


  え。えっ。
  ……い、いえ、立夏サマに何かしていただく程のものは……


[ ……小満様と会話した後であったからだろうか、もしかして。
 否、彼女の気質を思えば関係ないのかもしれない。
 こちらをやたら気遣う言葉に、戸惑うことしか出来ない。勢いがすごい。
 ……そりゃあ、仕事は大変な上に疲れるものではあり、疲れていないか、の問いに即座に否定を繕えなかったが。
 そこまで酷いものではないと思っているし、態々“灯守り様”にお願いするような状態でもない。
 青緑球体の中にある、
薄水色
の己の灯り。
 己の目から見たら、そう状態の悪くないように見える。
 もしかしたら灯守りには違って見えるのかもしれないが。

 なんとかやんわりと断ったのを聞いていたかも分からぬ程、颯爽と去っていく彼女を、呆けながら見送った。]
 
(382) 2022/01/18(Tue) 1:22:05

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在>>351ーー


 どうせ気紛れで溜め込んだ、自業自得なのでしょう。


[私が知っている小満の君という人物は、そんな人物だ。
完全なる思い込みだが、結構真実に近いと思っている。
付き合いが長いが故の勘というやつね。多分。

真反対にも関わらず、何かと縁があるのは不思議よね。
何かと語気が荒くなることがあるけれど、勘違いしないでほしいの。
別にあなたの事、嫌いではないのよ。
ただちょっと、気を抜いてしまうだけ。
先輩と呼べる人が少なくなってきたから。少しだけ甘えているのはあるかもね。
]
 
(383) 2022/01/18(Tue) 1:22:17

【人】 中央域勤務 天乃

 
  
……頑張ってくださいね



[ 最後の言葉に応えるように、ぽつりと呟きを落とした。]
 
(384) 2022/01/18(Tue) 1:22:47

【人】 “小雪” 篠花

 

 それ、飲みたいだけの口実じゃないわよね……。


[ジト目で見やってしまうけれど、確かに美味しい肴を考えるならもっと情報があった方がいいかもしれない。

逡巡すること、しばし。
ため息をつくと近くのメイドにお願いして、預けたワインを持ってきてもらうように頼んだ。]


 一杯だけよ。味見なんだから。


[コルク栓を抜き、差し出されたグラスに味見程度を注ぎましょう。
ついでに自分のグラスにも。
人に飲ませて自分は飲まないというのは許せなかった。

今年解禁したばかりのライトボディ。
口に含めば、フルーティーな口当たりが広がるでしょう。

一杯だけ。後は終わってからのお楽しみね。
自分の能力“凍結”で外界からの干渉を止めて、風味が飛ばないようにしてしまいましょう。
ーー飲みかけのワインもこうすればいいんじゃないかって?
これやると飲まずに延々と残ったままになるから、やらないのよ。]
 
(385) 2022/01/18(Tue) 1:22:50

【人】 “小雪” 篠花



 ……それ、食べたいだけじゃないわよね?>>356


[いやまあ確かに、美味しそうではあるけれど。
確かに小雪は山に囲まれているから、きのこは豊富だけれども。
何なら家に変えれば、能力で時間の流れさえ止めて新鮮なまま保存しているきのこがあるけれど。

なんだか想像したら食べたくなってきた。]


 ……材料持ってきたら作ってくれる?


[なんておねだりしてしまうのだもの。食欲って怖いわね。**]
 
(386) 2022/01/18(Tue) 1:23:52

【人】 小満末候 麦秋至

[能力を使ったとしてどのようなもの? 過去を視る?
と推察を働こうと思うほどには、忌避感は薄かった。むしろ好奇心の方が多かったくらいだ。
だとしても]

うちの子に……、うちの子…… 
ええええええっ!?


[そりゃどういうことですかってなりましたよ。>>235
蛍ってもっと堅苦しいプロセスを経てなるものだと思ってたのもある。
少なくともこんな公衆の面前で勧誘してなるものではないよね?

世界の真反対では灯守りの性格も真逆になるんですかね?
流石にそれとこれとは関係ないか。

ただ、困惑する事態に放り込まれながらも、
ほんのちょっと、面白いことになったなって思ったのも事実。
そして、たとえほんのちょっとでも。自らの好奇心にはなるべく逆らわないって決めてたから]
(387) 2022/01/18(Tue) 1:24:41

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ さて、その他にも、
 霜降様や蓮始華様の丁寧な挨拶>>87>>138を受け、こちらも恭しく対応をしたり、

 ちょっとした“事件”を起こした立秋様をメイドが対応した>>124と報告が上がれば、頭を抱えた。
 中央域に存在する、職員が使うにしては豪勢な風呂。
 “灯守り様”の突飛な提案に、先達たちが随分苦労した記録が残っており、合掌したことはある。


 まだ新人の灯守りと言える今代立春様の姿を見掛ければ、
 己も当時の後処理を思い出しては頭痛がしたり>>252

 ……会場から出て行ってしまった芒種様>>272については、一旦放っておくことにした。
 会合が近付けば、また探しに行かせれば良いだろう、と……。

 春分様からは、小さく労いの言葉>>329
 思わず、ありがとうございます、と心からの気持ちを乗せた感謝が出てしまった。

 ……やはり一口に灯守りと言っても、十人十色だ。
 興味深くもあり、
気苦労の種でもあり……。
**]
 
(388) 2022/01/18(Tue) 1:25:20

【人】 小満末候 麦秋至

え、えっと。よくわからないことだらけですけど。
わたしでよければ……。

[こうして。
冬に始まった旅は夏にこうしてひとまず終わりを告げた。
灯守りという止まり木に出会ったことで]
(389) 2022/01/18(Tue) 1:27:22

【人】 小満末候 麦秋至

[その後もやっぱり色んなことがありすぎた。
蚕さんのツッコミを聞いて「わたしは迷子の犬かなんかですか」って思ったとか、>>236
紅さんの淹れてくれたお茶は美味しかったとか。
蛍のお二方の振り回されっぷりに改めてびっくりしたとか。


“麦秋至”として初めて集まりに顔を出すとなれば、
小雪さまの顔がよぎったのは言うまでもない。
かつてはブラウンの髪を長く伸ばしていたわたしだけど、
髪を灯りの色に似たオパールグリーンに染めてついでに短くしているし、
他人の振りをしてもバレないのでは……と思ったけど、
あの方には見抜かれそうな気がして結局やめた。
小満さまが文を出していたとはいざ知らず]
(390) 2022/01/18(Tue) 1:28:29

【人】 小満末候 麦秋至

―― いつかの会合にて ――


も、もう小満さまったらー、
わたしはモノじゃあないですよ。

[なんてツッコミじみたことを言いながらも。
自慢気>>236な小満さまと冷たい目をした小雪さまの間で。
ちょっと、困ったように笑っていたのが、初めての会合での思い出のひとつ。>>338>>350

ほんとに「帰ってこい」って言われたらどうしよう。
そんな思いがよぎったのは、小雪さまが蛍を連れていなかったため。
でも、「蛍はどうしているのですか?」とは訊けなかった。
せめて不安が誰にも伝わらないようにとせいいっぱい気を張ってたっけ*]
(391) 2022/01/18(Tue) 1:31:10
中央域勤務 天乃は、メモを貼った。
(a77) 2022/01/18(Tue) 1:31:17

【人】 小満末候 麦秋至

―― 現在/小満域『慈雨』 ――


[迎えに来た、との言葉にぱっと笑顔を見せる。>>238
じゃあ今すぐに向かいます、と言いかけたけど口を閉じて、
ぱっとエプロンを脱いで放り投げた。
エプロンは風にあおられるようにしてカウンターの奥へ。
畳むのはおまかせします、って顔を給仕さんに向ければ快く頷いてくれた模様。

小満さまが自らの力で光の輪をつくる。>>240
見慣れた店の風景に中央域の景色が丸く浮かび上がる]
(392) 2022/01/18(Tue) 1:34:07

【人】 小満末候 麦秋至

[くるっと振り返ってお客さま方を見た。
驚いたような顔もちらほら視界に映っている。すごいでしょう]


  それじゃあ、いってきますね!


[ぺこりと頭を下げると、先に輪をくぐったお三方に続く。
中央域の景色に飛び込めば、後は振り返ることもなく――]
(393) 2022/01/18(Tue) 1:34:35
“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a78) 2022/01/18(Tue) 1:35:04

村の設定が変更されました。

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 そのお気持ちも分かる気がしますね。
 あの子もハリキリすぎるところがあって。
 いつも元気なのは良いことですが、
 年下に頼られると断りきれないことがあるみたいで。
 そういうときこそ、頼ってほしいのですが……

[ 甘やかすのは二人きりのときばかり。
 人の目があるうちは厳しくしてきたことが
 裏目に出ていないとも言い切れず。 ]

 ……やだわ、私ったら。
 せっかくの場でこんな話をしてしまっ……あら

 ふふ、無礼に当たるかもしれませんが、
 私も見てみたいですね、夏至様の思いの世界。
 きっと目新しいものや楽しいもので
 溢れているのでしょうから。

[ 愚痴のような、惚気のような。
 そんな話をしていれば夏至様がお戻りになった>>368
 ――尚、まぁまぁ大変と笑っているだけで、
 助け舟を出すつもりはない。よそはよそ、と言うでしょう?* ]
(394) 2022/01/18(Tue) 1:37:40

【人】 小満末候 麦秋至

―― 中央域 ――


[今回お出迎えしてくれた方は眉間に皴を寄せてる方でなくてよかった。>>242
せっかくにこっと手を振ったのにあれじゃあげんなりしたものだ]

天乃さん、よろしくお願いしますね!

[ともあれ今回の会合を担当する方にもにこっと手を振ってから、
会合始まる前の会場を見回して、ひとつの気付きを得る]

ほぼほぼ一番乗りってわけじゃあない……?

[これはちょっと珍しがられるかもしれませんねえ、
とは内心ひとりごちるだけ。
そういえばお店で、最近向こうのじいさんが死んだという話と、
最近親戚が赤ん坊を生んだって話を聞いた。
亡くなった方の灯を送ったり、赤ん坊のもとにも訪れたりしていたのでしょう]
(395) 2022/01/18(Tue) 1:43:23

【人】 灯守り 小満

『半々ですね』


[>>383気まぐれで溜め込んだ自業自得かについて、答えたのは後ろの蛍。想定より立て込んだのも事実で、そのくせのんべんだらりと片付けなかったのも事実。

 どこぞでは統治者として素晴らしいだなどと噂されている>>353らしいが、そんな話を蚕か紅が聞き入れたなら、可能な限りの全力で否定されるだろう。
 もし噂が事実だとするならば、それはあくまで蛍の手腕である。]
(396) 2022/01/18(Tue) 1:46:11

【人】 灯守り 小満

口実じゃないさ、いま小雪が『飲んで♡』って言ったからありがたく『いただきます♡』ってしただけじゃないの。
はじめからそのつもりだったんだろう?
ほら、自分のグラスまで用意しちゃって。

[都合のいい曲解はお手の物。
 ワインの話をしたのだから、飲ませるつもりなんだと解釈するのは当然じゃないかと言わんばかり。
 グラスを彩る明るい赤にうっとりと目を細め、一口含む。]

うん、いいねぇ、上出来だ。
フレッシュで口当たりがすっきりして。
クランベリーの干したのなんかも欲しくなるね。

[などと言いながら、肴を考える。]
(397) 2022/01/18(Tue) 1:54:09
灯守り 白露は、メモを貼った。
(a79) 2022/01/18(Tue) 1:59:09

【人】 小満末候 麦秋至

[ともあれこんな状況でもいつも通りのルーチンワークをこなそうとあたりを見回す。
すなわち、いつもわたしたちと同じくらいか、一足先くらいに着いて、>>238
この会合のすべてを眺めまわしているような方に挨拶すること]

処暑さま。こんにちは。
今回もお変わりないようで何よりです。

[窓際にいる灯守りのひとりにぺこっと頭を下げる。
ちらっと彼(彼女)の手元にある手帳に視線をやる。>>312
さっき考えたことが脳裏を過ぎる。>>395
この方の目にも、わたしたちが遅くついたことは珍しく見えてるのでしょうか?

……蛍になって日が浅い頃は、不躾にも手帳をの中身を見たがったり、
処暑の領域はどのようなところか執拗に聞きたがったものです。
(なにせ行ったことのない場所ですので!)
今は、……ええ、昔よりは弁えてるつもりですが、
時々悪い癖が出ちゃってるかもしれませんね?*]
(398) 2022/01/18(Tue) 2:00:53

【人】 “観測者” 処暑

[ その影を見つけたのは、何時の事か。
 人間よりも小柄な形状が少し覗いているだけなので、暫し“観測”された後だったかもしれない。
 相変わらずの会場内の観察時、入口の辺りでふと目が止まった。目線の先には――雪兎。>>349 ]


  ………………


[ その瞳が“私”を見ているとは判らなかったが、
 私は暫くじっと、その姿を見つめた。

 愛らしい雪兎……型の魔道具。
 本体たる『冬至の灯守り』の彼女が遠隔操作しているらしい端末だ。
 当初は雪兎が喋るものだから不思議がっていたが、そういうものなのだろう、と思考を止めた。
 変わり者の灯守りだな、と思っていたが、とある冬至の季節。冬至の彼女“本人”を見掛けた。>>319
 何時も端末越しに会話していた故か「ちゃんと人型にんげんだ……」と、私にしては珍しい驚愕が湧き上がったのは……恐らく、随分と昔の話だ。

 そんな彼女雪兎に自分から寄って行く気はなければ、此方に呼ぶこともないのだが、
 常より食べ物か何かを強請られているならば、今日も差し出そう。
 荷物から取り出したのは――処暑の領域で収穫出来る

 常に収穫期の田が広がる故に年中収穫することの出来る米は、
 品種も謎であるが「よく分からないが美味」だと評される。
 私の領域には人を入れず、かと言って収穫も面倒なため、滅多に人にやる事もないのだが、気紛れに他の灯守りにやる事もあったかもしれない。
 何の装飾もない紙の袋に一合分。
 机に置いて、そのまま手帳に視線を戻した。
 ……尤も、そのまま食べられるものでもないから、雪兎は反応しなかったかもしれないが。*]
(399) 2022/01/18(Tue) 2:02:23

【人】 灯守り 小満

[>>386小雪域の質のいいきのこでソテーのご所望とあれば、にっこりと笑み浮かべ。]

ああもちろん。
"妹"の頼みを断るような冷たい男になった覚えはないよ。

[日頃であれば厨房に立つのは稀だが、可愛い妹分のおねだりだ。
 叶えてあげねば男がすたる。ワインのご相伴も頂いたし。

 先代小雪と仲がよかったのもあるが、これだけ甘えたな様子を目の当たりにすれば、長付き合いの同僚といえど、妹を見るような視線になってしまうのも許されたい。
 
――>>358霜降ののように任せてもらえはしなかったが、それでも愛らしいと思っているのだ、彼女のことを。
]
(400) 2022/01/18(Tue) 2:06:21

【人】 “観測者” 処暑

 

  …………………こんにちは。麦さん
  ……そうですね、私は何時も通りかと


[ “観察日記”に小満の彼と3人の蛍の事は記したけれど、
 その一人である、小満末候・麦秋至の役を持つの彼女は、今日も変わらず、飽きもせず、私の元へとやってきて声を掛ける。>>398
 私も常のように彼女を見つめて、それから間を置いて挨拶を返す。
 彼女の事は、苦手な訳ではない。……否、最初は苦手意識があった。
 “観察日記”を見たがったり、処暑の領域の事を聞きたがったり。
 手帳を見せる事はなかったし、領域についても見た方が早いのではと思う性質なため、>>180
 最初は言葉に詰まっていたが、最近はぽつぽつと話すこともあったかもしれない。
 今の彼女に対する印象はというと、不思議な人間、とそう言ったものだ。
 毎回という程、私との会話を望む姿。私の薄い反応に対して、構い続けるというのが理解が及ばない。
 故に……不思議なものを見るように、一度沈黙をおいて反応を返すのが常。

 ……とはいえ、そもそも彼女の今の在り方からして不思議なものだ。
 小雪号の蛍を輩出する家の当主でありながら出奔し、何故か今は真反対の小満の蛍をしている。
 どうして知っているのかと言われれば……彼女の生まれる前から灯守りをしているから、小雪の彼女を観察対象としていれば、自然と“見える”というものである。
 そこに何があったか、までは知らないが、私の知る『蛍』の中でも 奇異な存在だ。
 故に――興味深い。

 だから彼女に対しては、少々接する態度が柔らかいかもしれないし……周りから見れば、そうでもないのかもしれない。*]
(401) 2022/01/18(Tue) 2:26:47

【人】 小満末候 麦秋至

―― いつかの会合にて(承前>>391) ――


[もっとも、帰ってくるよう言われることについてのわたしのちっぽけな不安は、
すぐに取り払われたわけですけど。>>381
その言葉に、ことさらに冷たい響きを勝手に感じ取ってしまったためでしょうか。
あるいは、再会について抱いていた気まずさを隠そうとしたことの裏返しでしょうか。
心なしか笑顔を引っ込めてわたしは口走っていました]

……わたしだって、今さら帰ってこようなんて思いません。
それに今は、かつてよりずっと楽しいですもの。
小雪にいた頃なんて退屈で退屈で――
(402) 2022/01/18(Tue) 2:28:45

【人】 小満末候 麦秋至

[まずいなって気持ちがこみあげてきた。
いくら出ていったとはいえ、かつて居た故郷のことを、
否定的に言うつもりなんてなかったのに]


  ………… ご、ごめんなさい。

[ぴたりと言葉を止めたと思ったら謝るわたし。
そんなことしても一度言った言葉は取り消せないのにね。

向けられるであろう視線を避けるように俯いてから、
その場をぱっと離れてしまった。

それからは自己嫌悪が酷くてどこか上の空だったし、
パーティーの時も賑やかなところから離れて元気なくぼんやりとしていた。
……そんな、“麦秋至”として初めての会合での記憶**]
(403) 2022/01/18(Tue) 2:31:34

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 小満の彼のように3人共、というのは珍しいが、
 会合に蛍を連れてくる灯守りは多数いる。
 今回も常の如く、『蛍』たる彼彼女の姿がちらほらと観測出来る。
 私は蛍を置いていないけれど、むしろ置かない灯守りの方が少数派であるのかもしれない。

 ただ……私は『蛍』というものが苦手なのだ。
 否、他の灯守りの蛍に難癖をつける事はないし、
 『蛍』というだけでその人を嫌う訳でもない。
 『処暑号の蛍』を、私は受け入れる事が出来ないのだ。 ]
 
(404) 2022/01/18(Tue) 2:36:12

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 大嫌いだ               
 否――憎んでいる、と言っても、良い ** ]

 
(405) 2022/01/18(Tue) 2:36:47
“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a80) 2022/01/18(Tue) 2:42:20

小満末候 麦秋至は、メモを貼った。
(a81) 2022/01/18(Tue) 2:45:00

【人】 灯守り 芒種

​── 御手水 ──


[ 芒種になって最初の会合も、こうしていたな、と
  手洗い場の鏡の前、辛気臭い顔を眺めて思う。
  もっともあの時は実際に内臓が出そうな程
  ど派手に吐きまくっていたけれど。

  慣れぬ酒の加減を誤り気分を悪くした不出来な娘と
  若さ故の失敗を寛容に受け止め甲斐甲斐しく支える蛍
  なんて老いぼれどもが思い描いた構図は
  微塵もアルコールを受け付けなかったわたしの体質によって
  なかなか愉快な大惨事になったのは
  黒歴史でもあり、気に入りの笑い話でもある。

  今以上にただのお飾りとして、黙ってにこにこしていろと
  命じられるまま、逆らうこともせず、息を殺して過ごした。
  次々と知らない相手に挨拶をされ
  普段知る顔とは打って変わって愛想よく話す年寄りの後ろで
  文字通り、『黙ってにこにこ』し続けていれば
 『大人しい子』で『緊張して』いて言葉が出ないのだと
 『温かく見守ってやって欲しい』なんて
  年寄りどもが庇うふりをして代わりに挨拶をし
  勝手に会話に花を咲かせていた。 ]
(406) 2022/01/18(Tue) 5:19:50

【人】 灯守り 芒種

( わたし、いなくていいじゃない )


[ ここにも必要ないのだと再確認したようで
  何もかもがばかばかしくなったわたしは
  便器に顔を突っ込んで胃の中身をひっくり返しながら
  酔っていかれた情緒でげらげら笑い転げて、
  おしとやかな箱入り娘という
  爺の求める飾りとしての役目を早々にぶち壊した。

  面汚しめと罵られ、恥をかかされたと激昂した面々に
  なるほどそれが嫌がらせになるのかと学んだ結果……
  ひとりで出歩けるようになった今がある。
  来たかったわけではないが、来たくはなかった訳だが
  爺の飾りにされるよりは幾分ましだと思っている。 ]
(407) 2022/01/18(Tue) 5:20:16

【人】 灯守り 芒種

​── 回想 ──


[ 先々代が最も芒種に相応しいと定めたのは
  芒種を継いだ大叔父ではなく
  無論蛍止まりの大伯父でもなく
  傍系の早乙女に嫁いだ祖母だったそうだ。

  それでも女に継がせる事はできないと
  先々代は二番目の大叔父を選んだ。
  灯守りに男も女も関係ないが
  そういう考え方の人だったらしい。

  一番になれなかった先代は後継を
  一番であった祖母の血筋に拘った。
  祖母の息子に生まれた父をたいそう欲しがり
  けれど、灯守りの役目も、芒種を継ぐ血筋も
  なにもかもを放棄したかった父は、身代わりを作った。

  先代が、血筋だけは満足する女との間に、わたしを。
  母が誰なのかはわたしもしらない。
  聞けば知る機会もあったかもしれないが
  聞かなければ未だに知らぬままなのだから
  もし生きていたとしても、きっと
  父と同じ思いで何もかもを投げ出し
  外に嫁いだ誰かなのだろうと思い、探していない。 ]
(408) 2022/01/18(Tue) 5:42:41

【人】 灯守り 芒種

[ 父にとってのわたしは自分が好きに生きるための生贄で
  先代にとっては男に生まれなかったことが気に入らないが
  渋々納得している父の代替え品で
  3番目にもなれなかった大伯父やその他
 『芒種』になりたい雑多の枝にとっては
  先代が引き取り育てる、先代に気に入られた
  扱いの面倒な目障りな娘で。

  幼い日、自分を取り巻く環境が
  なかなかにクソだな、と気付いたとき
  一度はわたしも全てを投げ出そうとした。

  父のように身代わりを用意もせず
  従順なふりをして、先代には継ぐ気があるふりをして
  先代がわたしに少しでも期待し始めた頃に
  突然、姿を消してやろう、と。

  聞けば父は血筋に関わらぬ惚れた女を娶ったそうだ。
  そんな父のように自由になりたかった……わけではない。

  やりたいことなんて思い浮かびもしなかったし
  それでも漠然と窮屈なここから逃げ出したかったし
  あとは、ただ、父が困ればいいと思った。
  欲しいものを見つけ、手に入れた父が
  何もないわたしには、羨ましかったから。 ]
(409) 2022/01/18(Tue) 5:45:15

【人】 灯守り 芒種


[ 逃げ出したところで生活していくあてもない。
  自由はなかったが不便もないくらいに箱入りに育てられた
  恵まれた小娘のわたしに一人で生きていけるだけの
  能力や知識などなにひとつ備わっておらず
  けれどその頃から漠然と、
  先代に送られることが業腹でかろうじて生きていただけで
  いつ死んでもいいと無気力に生きていたから、
  あとさきなんて、何も考えずに逃げ出した。
  散歩にでも行く気持ちで、ふらりと。

  いつもどおりに耳鳴りみたいな雨が降っている中
  傘もささず、履物も履かずに窓から逃げ出した。
  もう少しましな出掛け方もあっただろうけれど
  あの時は今より若く、『かわいそうな自分』に
  今以上に、そりゃもう心地よく酔いまくっていたから。 ]
(410) 2022/01/18(Tue) 5:46:27

【人】 灯守り 芒種

[ 鬱蒼と茂る森の中を好き勝手に散策して
  無駄に健康だが軟弱な体をしこたま濡らしたおかげで
  さほど寒くもない日に器用にも低体温で意識を混濁させ
  死なない程度に行き倒れていたはた迷惑な箱入り娘を
  拾った人の良すぎるもの好きは『素敵な旦那様』なのだと
  目覚めた時に傍にいたかわいらしい女性に聞いた。

  表情豊かに、ふわふわと、綻ぶ花のように微笑む顔も
  おっとりとした穏やかな話し声も
  スキンシップが過剰でやたらと抱き締めてくる体温も
  適度な距離を保つ世話係の愛想笑いしか知らぬわたしには
  奇妙で、とても気持ちが悪かった。

  しらないものは、怖くて、不快だ。
  まるで別な星の生き物みたいで、気味が悪かった。

  彼女は無知で恩人に無礼なわたしにも親切で優しく
  着替え方すらままならない事にもおおらかで、
  けれど甘やかすことなく、適度に雑に扱った。

  必ず失敗すると分かっていても尚
  手伝いにならない手伝いを任せられたりしたし
  信じられない声量で喚く爆発物みたいな赤子を
  ちょっと見ていてと渡されたときは正気を疑いもした。 ]
(411) 2022/01/18(Tue) 5:47:41

【人】 灯守り 芒種

[ 赤子の扱いなんて当然知らない見ず知らずのわたしに
  おぼつかないあぶなっかしい手つきで抱かれただけで
  さいしょから、ぴたりと泣き止んだ赤子もまた
  正気を疑う訳のわからなさで、気味が悪くて
  女性と赤子が正真正銘の母子であると実感できた。

  いろんな体液でぐちゃぐちゃな顔を、
  この領域では余り見ることが叶わぬ太陽みたいに
  きらきらと輝かせて眩く笑うその無邪気な笑顔は
  わたしの影を濃く際立たせるようで、恐怖を覚えた。

  どうせ花の名前なら、向日葵にしたらよかったのに。
  柔らかな亜麻色の髪をもつ、茉莉と名付けられた女の子は
  涎だらけの小さな手をよくわたしに差し伸べてきて
  汚いなと、思いながらも、
  その熱く湿った手に強く掴まれる気持ち悪さが、
  なぜだか不思議と、そんなに嫌じゃなかった。

  ……ものを知らないわたしは、わたしの正体を確かめもせず
  親切心だけで世話を焼く女性を都合がいいと思いこそすれ
  不自然と疑うこともしなかった。 ]
(412) 2022/01/18(Tue) 5:53:50

【人】 灯守り 芒種

[ 怖くて不快で気味が悪かった女性の優しさが
  わたしにとって心地よいものだと理解できるまで
  女性にとっての『素敵な旦那様』は……

  ……父は、わたしの前に、顔を出さなかったし
  父が話をつけたお陰で
  誰に探され連れ戻されることもなかった。

  逃がさず、殺さず、保護しておいて
  匿うていで恩を売って
  愛情に飢えたわたしが容易く彼女たち母娘に懐柔されて
  逆恨みをして危害を加えぬくらいに懐くまで。

  賢いなぁと他人事みたいに思った。
  クソ野郎なのはもとから知っていたし。

  事実を知らなかった妻と、夫の間で
  何やらひと悶着はあったようだが、それでも
 『娘の姉』としてわたしを容易く受け入れようとした
  やさしく、おおらかで、おっとりしているようで
  なぜだか不思議と芯の強い彼女は
  やっぱりわけがわからなくて、
  怖くて、こわくて、気持ちが悪かったけれど

  慈しみを込めて柔らかく抱きしめてくれる
  暖かな腕の心地よさを知ってしまったわたしには
  もう一度、不快だと思うことは、もうできなかった。 ]
(413) 2022/01/18(Tue) 5:56:52

【人】 灯守り 芒種

[ ある種の生存本能みたいに、或いは何も考えてないみたいに
  わけもなく無条件に、不思議と母親以上にわたしに懐いた
  熱くて湿った重たいおかしな生き物は

  今も変わらず、一度だって変わることなく
  わたしがまるで太陽であるかのように、
  ひまわりみたいに真っ直ぐにわたしの後を追いかけてくる。

  もうものを知らない子供でもなければ
  生き方だって自分で選んで望み掴み取って
  立派な一人前の灯守りになってもなお。

  ほかの道も見つからず億劫になって成り行きで
 『芒種』という名だけを継いで
  怠惰にただの飾りで有り続ける
  誇れるものなど何もないわたしを、盲目に慕って。

  あの子が盲信する幻想みたいな『理想の姉』を
  いっそひといきに殺してしまえたら……
  そうしてあのこがわたしに幻滅してくれたら
  きっといまよりずっと楽に息ができるのに。

  取り繕うよりずっとずっと簡単であるはずの
  それが未だに、できずにいる。
  あの日、伸ばされるちいさなその手の
  心地よさを、知ってしまったせいで。* ]
(414) 2022/01/18(Tue) 6:00:43

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:蛍ーー


 ……。


[小雪から大雪へ変わる頃、風見家執事が預かったという1つの手紙が届いた>>376
ざっと中身を読めば、放っておくように伝えたのだったけれど>>219
サボりたいから逃げ出したのではなく。
思いがあって出ていったのなら、止める気はなかった。

羽根があっても自由がなければ、意味がないものね。
でも。]


 ……貴方も手紙1つで行ってしまうのね。


[誰もいない部屋、ぽつりと溢すと、
そっと兄の最後の手紙と同じ場所へしまった>>37

彼女の兄、朔矢と話をし、蛍はいらない。と話を進めるのはすぐのこと。*]
 
(415) 2022/01/18(Tue) 7:18:59

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:いつぞやのことーー
[正直、再会がこんなに早いと思っていなかったというのはある>>391
まさか別のところで、それも真反対のところで蛍になってるとは思わないじゃない?
顔を見たとき思い切り顔をしかめてしまうのは無理ないと思うの。
双方に向けて『何やってるのよ』と言いたいのが顔に書いてあったと思う。
彼女がそれを読み取れたかは、私にはわからないけれどね。

それでも、困った顔で笑っていたのを見て、元気そうでよかったと安堵していたの。]


 …………そう。楽しそうで何よりだわ。


[小満の君にイラッとしたと言うことも相まって、冷たい言い方をしてしまった、というのはあるでしょうね。
紡がれた言葉には少し、心が軋んだけれど>>402
やはり、引き止めようとしなくて正解だったのね。
伸び伸びと自由に過ごしてくれるなら、それで十分よ。

揺れた瞳を合わせるまもなく彼女が去ったなら>>403、それを引き止めることもなく。]
 
(416) 2022/01/18(Tue) 7:19:26

【人】 “小雪” 篠花



 ……あの子のことをよろしくね。小満の君。


[あの子の今の主人に託して、私も去ろうかしらね。*]
 
(417) 2022/01/18(Tue) 7:19:43

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在ーー
[当たらずとも遠からずな状態であったことに、少々労いをと思っていたけれど>>396
続いた言葉にこいつ……。と瓶を握る手に力が籠もってしまった>>397
曲解解釈をやめなさい、と言って聞くような相手でないのはわかってるので言わないけれど、イラッとはするわよね。
かと言って何か言う気も起きなかった。
ああ言えばこう言いそうだし、何より勝てるビジョンが見えない。
ふん、と鼻を鳴らしながらも、一先ず今は目の前のワインを楽しみましょうか。]


 うちの職人は腕がいいからね。
 ーーとはいえ、今年は出来が良かったと喜んでいたわ。


[今年のワインを楽しみながら、いい物ができたことを素直に喜んだ。]
 
(418) 2022/01/18(Tue) 7:20:10

【人】 “小雪” 篠花

 


 妹、って、…………。


[反論しようとして、でも嫌じゃない気持ちもあって、
反論できずに口を尖らせたままグラスに口を付けた。]


 ……とびきり美味しいのじゃないと承知しないから。


[優しい目線にこそばゆい気持ちになりながら、それを隠すようにハードルでも上げておこう。**]
 
(419) 2022/01/18(Tue) 7:20:18

【人】 灯守り 雨水

 ― 蛍について ―

[ぼくには蛍はいない。
 ぼくの場合出会った時から既に先代雨水が蛍を置いていなかったからというのもある。それに元引きこもりに蛍にしたいと思う程の相手がいる訳じゃない。それがもっぱらの理由。

 先代曰く、
 「そこまで俺の真似しなくていいけど蛍を置きたい時はお前はこれからなんだから、覚悟はしておけ」


 そう言われてしまって悩んだ。


 会場を見て、蛍の人。蛍を持つ人。実は色々ひっそり見ている。]

 
(420) 2022/01/18(Tue) 8:25:31

【人】 灯守り 雨水

 

[ 側に誰かがいるの いいなぁ ]


 
(421) 2022/01/18(Tue) 8:26:53

【人】 灯守り 雨水

 
[そんな事もふっと思う事もある。でも、先代との二人暮らしも心地いい。それでも、それも長くて10年あるかないかだろうって。覚悟しておけって言われている。

   先代は人間に完全に戻ったら
        寿命を迎えるだろうからって。


 その時ぼくはどうするのだろう。
 蛍を置くのだろうか。
 でもそれは、多分寂しさを埋めるためになりそうで


 既に体の時間を遡っているぼく
 蛍は同じように止まらないから
 側においても置いて行くだけになる。

 先代の唯一の蛍を務めた人は、彼の唯一の 
だった。
 そして、彼とは死に別れではなく別れている。
 これは公的文章にも残っているだろう。]

 
(422) 2022/01/18(Tue) 8:30:44

【人】 灯守り 雨水

 
[ ぼくはまだ、選んでない。
  蛍を選ぶのかどうか。
  これから灯守りとして どう生きるのかを ]**

 
(423) 2022/01/18(Tue) 8:31:18

【人】 灯守り 立秋

―会場―

[先人たちの偉大なる所業による恩恵を充分に受け取り、さっぱりしてきた立秋の機嫌は普段の1.2倍くらい良い。>>298>>299>>303>>318

あっ、処暑だー!
お元気いー?

[声は届かない位置ながら、風を感じて視線をそちらへ。
こちらも風の能力者、敏感なのだ。

にっこーと笑顔を観察してもらう。>>314

『鍵』を渡す際、「ねえねえ最近どう?」「面白いものあった?」「美味しいもの食べた?」と雑談を交わそうと立秋は絡む。口下手っぽいので一言くらいに留めようとしているもついつい。相変わらず騒々しいという人物評に違わぬ。

とりあえず今は距離があったのでトーク炸裂は回避された。*]
(424) 2022/01/18(Tue) 9:54:13

【人】 灯守り 立秋

『メゲッ……!』


[のびのびと食事をしている立秋の傍ら、控えていた使い魔兼蛍のチュウくんは、不穏に鳴いた。

ライバルの姿を見つけたからである。
正確には勝手にライバル判定している蛍である。

果実の視線(目、あります)の先にいたのは、まあるいフォルムの雪うさぎ。>>349

あのように丸く、ぷにぷにで、そして自分より一回り大きい蛍とは。愛らしい丸さでは右に出るモノはいないと自負していたチュウくんは、初対面時にはショックを受けたものだ。]


『ヌ゛ゥ……』


[対抗して密かに丸みに磨きをかけているが、己のライバル心が主の迷惑になることは避けたいチュウくんは、大体いつも相手を観察するに留めている。*]
(425) 2022/01/18(Tue) 10:08:34
灯守り 立秋は、メモを貼った。
(a82) 2022/01/18(Tue) 10:15:57

【人】 灯守り 立秋

―約100年前の記録―


「立秋様!おやめください立秋様!」


[立秋が最初に立秋になり、役目にも慣れ始めた頃のパーティー会場にて、ちょっとしたハプニング。]

えー、なんでー?
楽で便利だよ、いいじゃないの。
ほらー。

[立秋の能力は『迫風』。風で物体を絡め取り、自分の元へ拐うことが出来る。その能力を存分に利用し、自分の席に着きながらにして料理を運ぶというズボラな態度を発揮していた。]


「お行儀が悪うございます!!!!」
「それに、万一誤って料理をひっくり返したらどうするのですか!!勿体のうございます!!!」


[当時の蛍に諌められ、立秋はちぇっちぇっと不満を漏らしながらやめた。本人、悪気はないが問題は起こしがち。一応、注意されてからは会場で同じ真似はしていない。記録を見れば、100年前からあんまり変わっていないね、と伺い知れるのだった。**]
(426) 2022/01/18(Tue) 10:29:46

【人】 灯守り 小満

――いつぞや――

もちろん。
うちはアフターサポートも手厚いんだよ。

[随分と爆弾発言>>402をしていったが、かつてよりずっと楽しいと言った麦の居場所をなくしはしまい。
 道楽でやっている店の給仕を任せようとしているそれが、本当に彼女にとって楽しいのかどうか知らないが。
 ちなみに離れた麦>>403に視線を向ければ、蚕が傍についているようだった。優秀な蛍がいると助かる。]

――君にも、かかってるからね。

[>>416語気を冷やす小雪に、ほつり、一言笑いかける。
 それは『巫山戯た性格』>>379などと称される男から滲むには、あまりに穏やかで、慈愛に満ちた笑み。
 小雪から蛍を取り上げた自覚もあるし、蛍候補に出て行かれた側の心情というのも無風の凪ではないだろうと思っている。]
(427) 2022/01/18(Tue) 12:31:06

【人】 灯守り 小満

嫌なことあったらいつでも"よしよし"したげるんだから。

[そのくせ、すぐこうやって混ぜっ返すのだけど。
 席を外す小雪を静かに見やり、それから麦のもとへ寄っていったろう。]
(428) 2022/01/18(Tue) 12:31:25

【人】 灯守り 小満

[実のところ、"何故"小雪域を出奔したのか、麦に事情を聞いてはいない。
 小雪のところには行かないのか、と問い、肯定され。
 それなら小満の蛍になるか、と問い、肯定されたので。
 『蛍』から逃げたのでなく、『小雪』に何やら思うところがあるのだろう、といったくらいの認識。

 いやあまさかね、あの場でわたしでよければ>>389なんて返事が来るとも思ってなかったんだよね。
 あの日の自分に心境を聞いたら、そう笑って言うだろう。

 大丈夫、心配はいらない。
 この腕『煌天』は、泣いてる子供を抱きとめるためにあるのだから、彼女の心の内に何があっても、心配はいらないのだ*]
(429) 2022/01/18(Tue) 12:32:57

【人】 灯守り 小満

――現在――

[>>418手に力が入る様子を見れば、より一層笑みが深まる。
 こういう性格なのはもう、とうにわかっているだろう。
 いい兄にはなってやれなくてすまない。代わりに憎まれっ子として世に憚っているので、いつまでも頼ってくれていいのだよ。]

うん、新物でこれだけ味わいがあるなら、相当いい出来だ。
個人的に買いに出ようかな。

[中央域を通れば、他統治域への行き来も容易い。
 ふらっと散歩気分で真反対の統治域に買い物にも行けるのだ。
 灯守り、なんてありがたい立場だろう。
 唐突に小満が買い物に来る小雪域のワイン職人の心境は計り知れないが。]
(430) 2022/01/18(Tue) 12:33:55

【人】 灯守り 小満

ふふ、私を誰だと思ってるんだ。
伊達に150年生きちゃいないよ。

[とびきり美味しいの>>419なんてかわいいこと言うじゃないか。
 酔いもふわりとやってきて、大変いい気分だ。

 なお、歳に関してはまだそこまではいってないはずだが、年齢勘定なんてとっくにザル。
 年の功ってだけなら、充分見栄を張れる年数には違いない。]

そうだ、君さえよければ小蝶シャオディエも呼ぼうか。
啓蟄もだめとは言わないだろう。
小雪域の上物で料理するなんて言ったらきっと喜ぶよ。

[小蝶、と愛称で呼ぶのは啓蟄の蛍――菜虫化蝶>>364
 慈雨で見かけるようになってから、気に入りでかわいがっている蛍だ。
 なんなら領域まで呼んで、のんびりと茶会など開いたり開かなかったり。
 せっかくの美しい蛍名だし、女性を菜虫と称するのも気が引けると、蝶の字を取って呼んでいる。
 小雪からしてみれば『また人の蛍を勝手に』案件かもしれないが、そんな苦言を呈されたところで直すような素直さがあれば、誰も苦労はしていない。]
(431) 2022/01/18(Tue) 12:35:57

【人】 灯守り 小満

それとも、ふたりっきりがいいかい?

[くふくふと、面白がるような調子を隠さずに*]
(432) 2022/01/18(Tue) 12:36:20
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a83) 2022/01/18(Tue) 12:57:30

【人】 灯守り 白露



(あっ)

[遠くから見守っていた方>>305と、ばっちり目が合った
やっぱり見ていたの、不味かっただろうか、でもでも

何やら呟かれた言葉、音を拾うことはできなかったけれど
きっとこうであろう
-すみませんとか、そういう-
、と解釈をして…]

 ……

[にこ]


[相手を安心させようと、柔らかく微笑んだ
これがこの時、わたしお人形が取るべき正しい動きだと思ったので

ぺこりと頭を下げられた姿を見れば、こちらも外套の端を摘んで、お辞儀を返した*]
(433) 2022/01/18(Tue) 15:15:55

【人】 灯守り 白露


(そういえば)

[はた、と思い出すのは、声を掛けよう>>195と考えていた灯守り>>315
声を掛ける前に、もう一度姿を……と会場を見渡して
もし、かの人のローブのフードをちらりとでも見ることができたならば、あ、と思っただろう

ぱちん、と思い出した
あのフードは、たった一度…いや、もっとあったっけ?まあ、とりあえずその、すごく珍しくかの人が領域うちに用があって、セキレイもいなくって……わたしが出たときに、見たフードだった
確か…]

 ……
処暑、様


[わたし白露の隣の統治域、処暑
かの人はその灯守りだ、思い出した]
(434) 2022/01/18(Tue) 15:16:45

【人】 灯守り 白露


 ……

[思い出したからと言え、決して親しいわけでもなく…
本当に、お隣さんなだけ、という認識なのだ、少なくともこちらは…]

(……でも、興味ある)


[開かれている手帳も、なにかを書き連ねる様子も、もしかしてもしかしたら会話手段かもなんて思ってしまう
実際は違かろうとも、白露は知らず
未だ声をかけるべきか、ちらちらと視線を寄越すのみだった*]
(435) 2022/01/18(Tue) 15:17:15

【人】 灯守り 白露

[時遡り
裸足の女性に声をかけた時のこと>>196

様子をちらりちらりと伺うわたしに、優しく微笑んでくれた女性>>369
その微笑みに、勇気を出して声を出してみたのだけれど…]

 あ!
 ……こ、
こんにちは……

 そう、そうです、秋の……

 ……
大寒……

 
の、
おわり

 あっ、
えと、……


[いけない、うっかりまた思考を飛ばしてしまうところだった
-この時白露の頭の中では、春を待つ緑が溶け始める雪の露を纏う姿を思い浮かべていたのですが、それはまた別の話-
]
(436) 2022/01/18(Tue) 15:19:16

【人】 灯守り 白露

[慣れてしまえば寒くない、と返ってきた言葉にへにょ、と眉を下げた>>371
確かに、大寒様の領域
-白露は見たことはないけれど-
は、想像するに雪に覆われていそうだと思った
それと同時に、その白い足を飾るのならば、どんなものが似合うのかと想像し始めたところで——…]

 ……っ?

[あら、と呟かれた声に肩を跳ねさせた
ど、どうしよう字が汚いとか、文字間違ってるとか、そんなそんな…!?]

 えっ、あ、ご、
ごめっ

 ……

 え、えありす

[思わず反射的に溢れた言葉を途切れさせたのは、聞き覚えどころかもう幾度と目にした名前が出てきたからだった>>372]
(437) 2022/01/18(Tue) 15:20:02

【人】 灯守り 白露

[その名前は、わたしが楽しみにしている文通相手のお名前
ある日、自室の窓辺に見たことのない手紙が置いてあって、
その文字が、流れる様に綺麗なものだったから、ついお返事を書いてしまったのが始まり

何度か交わすうちに、統治域で描いた風景画を同封してみたり、領民に教えてもらいながら押し花を作って入れてみたり、少しずつわたしの好きなものをお裾分けしていった
彼女がお部屋にそれらを飾ってくれていたことは、白露は知らなかったけれど、彼女がそのひとつひとつに丁寧な感想をくれたりすることが、とても嬉しかった
自室の机の上には、お返事だけを入れた木の箱が大切に置かれているほど、白露にとっては大切な名前モノであったのだ]

 …!
 
ローザ
……ろっ、ローザ、です

[お会いできて光栄です、嬉しいです、会ってみたかったです

言葉はいっぱい浮かんでくるのに、どれも声にはできなくて
文字を乗せるスケッチブックも、今はどうやらおやすみ中らしくって
嬉しさを滲ませた笑顔を彼女に向けることしか出来なかった]
(438) 2022/01/18(Tue) 15:20:57

【人】 灯守り 白露


 ……わ、たし、も……
 ……
 あ、
ありがとう、ございます……


[多くは語れずとも、また白い便箋に文字を載せて届けようと決め
なんとなく居心地が良かったのもあり、
椅子に座ったままの大寒様>>373の横に立ったままでいた
ふう、と一息ついて、師の姿を見つけ——…>>296]

 ……っ、
大寒、様


[そっと背を押す手に気づいたのなら、不安そうな目を向けてしまったでしょう
だって、
わたしは、霜降様にどんな顔をして会えばいいのかわからないから
*]
(439) 2022/01/18(Tue) 15:21:39

【人】 灯守り 白露

[ 
妹として?


家族として?


それとも、知り合いとして?
]
(440) 2022/01/18(Tue) 15:22:02

【人】 灯守り 白露


[ 
——……


  と、して…?
]**
(441) 2022/01/18(Tue) 15:23:11
灯守り 白露は、メモを貼った。
(a84) 2022/01/18(Tue) 15:31:30

【人】 “観測者” 処暑

[ 私が観測の風を強く会場内で吹かすことはない。
 吹かすことはあっても、他者には分からない程のものであろう。
 しかし、同じ“風”を使用する能力を持つ立秋の彼は、それに気付いたようだ。>>424
 晴れやかな笑顔は、常よりも更に上機嫌に見え、夏の陽を思わせた。
 その陽気さが長命故の振りであるのか?と考えたこととあったが……100年程前の記録を見るに、元々の性質が大きいのではないかと思っている。>>426
 記録された会合の様子、その能力の使い方に、変わらないなこの人は、と少々呆れが出てしまったが、彼らしいと安心もしてしまった。

 声が届く距離ではないから、小さく会釈だけ返す。
 「元気か」と問われるならば、
 それが「陽気か」という意味ならば見ての通り、常と同じくの無風状態であろうし、
 「健康か」という意味ならば、何も問題はない故に答えるなら肯定。
 そんな可愛げのない思考すらも表に出ることはなく、「そうですね、見ての通りです」というだけの、
 会話を放棄した何の面白みのない答えも、今は彼に届くことはない。 ]
(442) 2022/01/18(Tue) 15:32:00

【人】 “観測者” 処暑

[ 隣同士故に関わらねばならない機会はそれなりにあり、
 『鍵』の受け渡しの際にも話しかけられるのが常だ。
 最初は人見知りを発揮し、聞かれても黙ったままのことが多かったが、
 流石に数十年も付き合っていれば、関わることに慣れてはきた。
 とはいえ、「変わりないです」「ええ、沢山ありました」「先日立秋さんにもらったものは美味しかったです」等、淡々とした答えしか返せないのは変わらない。
 それでも彼が会話を続けようとしてくれるのならば、ゆったりながらも会話は続いていただろうが。

 苦手、ではない。只やはり、気後れしてしまう。
 騒々しさは観察する分には興味深いが、私自身に向けられると一歩引いてしまうのだ。

 とはいえ、引きこもりでも必然的に関わる相手であるために、恐らく彼には一番世話になっているし、
 年上ということもあって、甘えている部分はある、のだと思う。
 このまま、会話するに面白くない存在であっても、騒がしいと少々呆れてしまっても、
 彼は私に関わってくれるのだろうなと……そんな類の。

 「立秋は今日も陽気だ。笑顔が眩しい程だ」
 そんな記述を手帳へと。* ]
(443) 2022/01/18(Tue) 15:32:43
灯守り 白露は、メモを貼った。
(a85) 2022/01/18(Tue) 15:33:30

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 立秋の彼には、先代も世話になっていた、と聞いた覚えがある。

 私の先代にあたる処暑。
 “彼”が灯守りの位についたのは60年程前。
 年若いながらも、処暑域の住人に立派であったと言われる統治者。>>8
 紅掛空色紅がかった淡い空色の髪等、外見の雰囲気は今の私に少し似ているが、
 私とは違い、表情が柔らかくよく変わり、それから穏やかで礼儀正しい人だった。
 処暑域の住人を思い遣り、近い距離で交流を重ね、民のために働き、
 他の灯守りとも交流を持っていたのではないかと思う。

 その彼が灯守りであったのはたった数年。
 退位の理由は――突然の“
死亡
”。** ]

 
(444) 2022/01/18(Tue) 15:34:23

【人】 灯守り 冬至

  
―――番外:雪兎型端末の進歩


[ もう 何年――何十年になるか
 雪兎型端末の始まりの年を明確にする事は難しい。

 記録などが残っていればその通りであろうが>>388
 己がそれなりの根拠を持って言える時期とするなら
 処暑の珍しい反応を見た事を覚えている為>>399
 少なくとも当代処暑が就くよりは前、である。

 ――さて。
 この兎型端末には 便利な機能がいくつかある

 その一つが、食事機能。
 魔術具の最先端を行く高次元機能により
 吸い込めばもれなく領域に届く優れものだ。

 少しずつ改良を重ね 大きくなる出入り口
 少しずつボディが大きくなっているのは
 開発者達のたゆまぬ努力の証であり

 そして此度。
 顧客からの熱い要望により改良されたのが――

 
"食事の吸収機能"である!
]
(445) 2022/01/18(Tue) 15:34:42

【人】 先代“小雪” 篠花

ーー先代の記録:風呂場ーー


「ねー!そうだよねー!
 やっぱあった方がいいよねー親友!」


[追撃が来たなら意気揚々>>303
職員の様子? 視界にも耳にも入らないなぁ。
尚、勝手に親友呼びしてるだけであり、向こうがどう思ってるかは知らない。


ストッパーなど誰もいない。
流石に未来のストッパーたる次期小雪(幼女)を連れてくる程世間ズレはしてなかった。]
 
(446) 2022/01/18(Tue) 15:35:22

【人】 灯守り 冬至

[ 従来 食事を口から取り入れる為に
 どうしても不便を強いられていた容量面。

 然しこの向上により 従来よりも大きなもの……
 たとえば皿一つ程度ならば簡単に出し入れが可能となり
 冬至の食事ライフが大変豊かになる革新的機能となるだろう。

 胴体の上部をかぽりとあければ
 其処には底の無い亜空間―――…

 頭部が天井を見つめたり相手を見つめたり
 吸収中 端末の視界がやや不安定になるとはいえ

 
食事。

 その背に腹は変えられまい ] *
(447) 2022/01/18(Tue) 15:35:33

【人】 先代“小雪” 篠花

 

「冬至の君もそう思う?>>317
 まー僕自他共認める慈愛に満ちた天才ですので☆」


[いつどこで誰が天才と認めたのかは謎だ。
ちなみにこれ、調子に乗ってるのではなく通常運転である。
そんな調子に乗った通常運転の男を中央職員が見たのなら、

計 画 通 り


とゲスい笑顔を浮かべているのが見えたかもしれない。
本当の理由? いいんだよそんなの。口にしなけりゃ真実にならないんだから!

さてこのまま押し通してしまおうか。
と画策していると、長々と始まったのには流石にドン引き……すると思ったか?]
 
(448) 2022/01/18(Tue) 15:36:29

【人】 先代“小雪” 篠花

 

「冬至の君、ちょっとこの後時間ある?
 できれば君に計画書を見てほしいんだけど。
 できれば設計もお願いしたい。
 ついでに冬至域に温泉とかあるようなら、
 参考にしてみたいからリストがほしい。
 小満の君もリクエストあったらよろしく。

 あ、その計画書一度返して。
 専門家の意見を聞いてから、
 進化した計画書(設計書付き)を持ってくるよ。」


[真面目な顔で2人に尋ねた後、一度提出した計画書を奪った。
持っていた職員が涙目になっていた気がするけど、僕しーらない!
 
そんなこんなで、複雑骨折レベルの紆余曲折を経て、
濃いメンバーによるキワモノパーティーによって風呂場は爆誕したのだった。*]
 
(449) 2022/01/18(Tue) 15:37:26
“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a86) 2022/01/18(Tue) 15:51:46

【人】 灯守り 冬至

 
――処暑を見る>>399


[ 観測し始めて――少し。
 処暑の眼差しが此方を向けば 見つめ合うひと時 ]


  ………。


[ 処暑は "美味"をよく恵んでくれる。
 静寂を纏う処暑の元へ足を運ぶのは
 それだけが理由でなくとも自然の摂理になっていた ]

[ 観測ごっこは続く。
 相手が今 己の方を見て何を思い考えるのか
 冬至は今日、それを見極めてみたかった ]

[ だが 処暑が荷物から何かを取り出す様子に
 端末は通常歩行ぽてぽてを投げ捨てダッシュぴょんぴょんで素早く近付いた ]
(450) 2022/01/18(Tue) 16:53:53

【人】 灯守り 冬至

[ 机にぴょんすれば じっと紙袋を見つめ ]


 これは…………
 目玉焼きfood


[ 手帳を見る処暑を見る。
 答えに視線が上がらぬようならば
 手帳の上にぴょんする未来が訪れるだろう ]

 こんにちは。
 先日もごちそうさまでした
 いつもあっと言う間にぺろりのおいしさです

 今日は何か 興味深い事象はありましたか?

[ 訊ねた兎は机の上か 手帳の上か * ]
(451) 2022/01/18(Tue) 16:54:54

【人】 灯守り 冬至

  
――番外:処暑の恵み


[ 先代処暑からも恵みは受けていたが
 当代処暑から初めて"米"を戴いたのは
 当代に代わってそれなりすぐの頃だったかはさておき

 処暑域で収穫できる米をおむすびにしたところ
 そのあまりの美味に 珍しく心の底から感銘を受けた。

 故にその夜 人気の無い丑三つ時
 処暑の住まう領域に生身の姿を現し
 彼女の扉をこんこんしたのを覚えている。
 
就寝中の場合 起床するまで広がる畑を見る常識は持っている。


 「どうか 収穫を手伝わせて下さい」
 「あなたの領域は 心地良いですね」
 「収穫のあと一緒におむすびを食べましょう」
 「おいしいおむすびをご馳走します」

 ――お礼と共に告げた言葉の行方はまた別の話 ] *
(452) 2022/01/18(Tue) 16:56:20

【人】 灯守り 冬至

  
―――小満と


[ 机の上の小皿を手にするべく 跳ねた兎。
 見かけとは裏腹 軽やかに手に入れた時だった
 ふっとふられた 馴染み深い声を見上げる>>357 ]


  !
  その声はすけこましのフェイ。こんにちは

  調子はいかがでしょうか ふんふんなるほど
  バルサミ子との桃色で刺激的な甘いひと時が絶品?
  フェイがそう言うのなら ぜひともご相伴に与りたいです


[ 皿を持ち 二足歩行に興じる雪兎は
 凡そ端末とは思えぬ様相を呈しているが
 長い付き合いであればあるほど見慣れた光景 ]

[ ――或いは よく見れば。
 一見同じように見える端末なれど
 心なし、新品感のある事に気付くかもしれない>>445 ]
(453) 2022/01/18(Tue) 17:07:05

【人】 灯守り 冬至

[ 偶然か 積み重ねか
 きっちりと好みのキッシュを手に取る小満が
 その恵みを 差し出す皿にのせてくれたならば ]


 冬至の頃だけの 特別なのです


[ 答えつつ、『かぽり』と頭部は天井を見つめる。
 器用にキッシュの皿を収納する束の間の無言
 また 『かぽり』と閉じれば 愛らしい顔が向く]


 くふふ。
 生身の私に会いたいって おもってくれているのです?


[ なんて 愛らしい言葉も向けてみた* ]
(454) 2022/01/18(Tue) 17:10:37
灯守り 冬至は、メモを貼った。
(a87) 2022/01/18(Tue) 17:22:43

【人】 灯守り 小満

おやおや、すけこましとは失礼な。
スケ以外もコマしてるつもりなんだけどねえ。

私が魅力的なもんだから、女性陣を引き付けやすいのかもしれないなあ。

[「どう?」と視線を小雪にやってみる。
 芳しい反応は期待していない。]

調子はそりゃあもう、いい気分だよ。
おいしく酒も料理もいただいて、夢心地だな。

ご相伴に預かれるかは、小雪サマのご機嫌次第だけどもね。

[なにせ提供者はそちらだし、私は彼女のおねだりを聞くだけだ。
 言いつつ人を増やそうとしているけれど。]
(455) 2022/01/18(Tue) 18:03:08

【人】 灯守り 小満

ざんねん。
もう少し今回の会合が早かったらなぁ。
今日は大寒や大雪も見かけたし、冬どきの珍しい顔ぶれが一堂に会するかと思ったんだけど。

次に冬至にやるのは、いつだろうね。

[かぽり、頭部が開いて、キッシュは向こうに消えていく。
 さてこの挙動を目にしたことはあったか否か。冬至の端末は日々改良が重なり、機能も増えていくものだから、もう今の端末が何代目かどうかを気にしなくなっていったし、どんな動きをしても驚かなくなってしまった。
 こういうこともある、の典型例だと思う。]

そりゃあもちろん。
麗しい冬至さまの御姿、とんとお見限りでございますから?

仕事じゃなくても、たまには小満にでも遊びに来ればいいのに。
そっちよりは暖かいよ。

[なんて。雪兎には過酷な環境かもしれない*]
(456) 2022/01/18(Tue) 18:03:43

【人】 灯守り 夏至

 
…それはそうだね。その為にわたしたち
がいるんだから。

[先に散々愚痴やら半分馬鹿にするかのような文言を並べていたが。一応灯守りと蛍。蛍に選ばれるだけの信頼はあるわけで。]

 うちのお転婆娘が迷惑をかけたね。
 ボクの世界はボクと皆のための世界だからね。
 楽しくするためならなんでもやるさ。

[見てみたい、というのなら、いつでも来るといい、と答えようか。>>394…そしてあまりに菖がうるさいので手を離す。*]
(457) 2022/01/18(Tue) 18:29:26

【人】 灯守り 大雪



 ぐるーりと、ゆるく会場を見回して。
 前にこの姿でここに来たのははて、いつだったか。

 勿論ぬいぐるみの姿であったとしても、私は私、
 どのような顔触れがあるか、此方はわかるが。
 向こう側としては、いつも居るぬいぐるみが
 居ないなー、くらいのことは思うやも知れない。

 ちらりと視界に入ったのは、お隣さん──冬至の操る
 可愛らしい雪うさぎさんだけれども。
 何かを操るもの同士、改良>>445に手を貸した様な
 そんなこともあったやも。

 今ばかりはすこうし、私にもそれを貸して欲しい、
 などとうっかり口走ってしまいそうでもあるが。
 
 
(458) 2022/01/18(Tue) 18:35:27
灯守り 夏至(匿名)は、メモを貼った。
2022/01/18(Tue) 18:44:20

灯守り 夏至(匿名)は、メモを貼った。
2022/01/18(Tue) 18:45:03

灯守り 夏至(匿名)は、メモを貼った。
2022/01/18(Tue) 18:45:33

灯守り 夏至(匿名)は、メモを貼った。
2022/01/18(Tue) 18:46:03

【人】 灯守り 大雪



 ……他人に会いたくないわけではないのだが、
 どうにもぬいぐるみ越しに会わないでいると
 何だかばつが悪い様な、という── 不慣れ。


 兎角、私の視線に気付かれたのなら
 困った様な笑みを浮かべるのだけど。

 小満にも見付けられていたと知ったらば>>456
 うわあん存在がバレてる、と
 いつものサイズより2回りほど小さいぬいぐるみで
 そっと顔を隠そうとするだろう。*
 
 
(459) 2022/01/18(Tue) 18:46:20
灯守り 夏至(匿名)は、メモを貼った。
2022/01/18(Tue) 18:49:27

灯守り 大雪は、メモを貼った。
(a88) 2022/01/18(Tue) 18:57:08

【人】 灯守り 立春

─ 雨水さんと ─

[『いざという時は私めにおまかせください!』を
身振り手振りだけで伝えるのは流石に無理があったようだ。
雨水さんはこてんと小首を傾げながらも、
同じようにぐっ! と拳を返してくれた。>>291

あっ、これ、たぶんつたわってないやつだ。
つたわってないけど私に合わせてくれてるんだ。

なんていいひとなんだ……!!

と、感動しながら
恥ずかしがる様子を微笑ましがっていたら、
むすっとされてしまった。>>293
……もしかして拗ねてる? のかな??

咄嗟に胸の前で両手を合わせて、
ごめんなさいのポーズをしてみせる。けれど、
雨水さんも拗ねることがあるんだなぁ、と思ったら
ますます微笑ましく感じられてしまって
ちょっぴり誠意に欠けたごめんなさいになってしまった。]
(460) 2022/01/18(Tue) 18:58:00

【人】 灯守り 立春

[雨水さんに初めて鍵を受け渡した日のことは、
もうじき季節がひと巡りしようかという今でも
はっきりと昨日のことのように思い出せる。

私の場合は、会合に出席したことはなくとも
一応弟子として蛍の任を経ての就任だったうえに
一年に一度の大役を務めるまでには
夏、秋、それから冬と時間的には余裕があった。
にもかかわらず初めて迎えた立春の季節は
あまりのめまぐるしさに右往左往していたから、
初仕事がいきなり雨水本番となれば
雨水さんの苦労は想像するに余りある。
ましてや直前が私だったのだ。

そう、あれは──立春の季節最終日、雨水の前日。
なんとか無事に立春を納められそうだという安心感と
度重なった睡眠不足と疲れでベッドに倒れ込んだ私は、
ほんの少し仮眠するつもりで
ふわふわうさぎぬいに顔を埋めた。
あたたかなもこもこの腕に包みこまれる癒しのひととき……

そうして私は、お察しのとおり
健やかに爆睡した。


様子を見に来てくれた氷魚さんに揺り起こされて
目を覚ました時には約束の時間まであと僅かだった。
そのうえ、あろうことか眠っている間に寝床に埋もれて
肝心の鍵が行方不明になっていた。]
(461) 2022/01/18(Tue) 19:00:04

【人】 灯守り 立春

[雨水さんの緊張を和らげるていで
黄鶯さんがお茶とお菓子を振る舞い、雑談で誤魔化しながら
間をもたせてくれたらしいのは後で聞いた話。
家宅捜索の勢いで半泣きになりながら
探し回った鍵はベッドのすぐ下に落ちてました。

かくして、平謝りしながら鍵を受け渡すときには
疲れ果ててぐったりしていたと思う。
緊張した面持ちで鍵を受け取る雨水さんを見て、
己の不甲斐なさに泣きそうになったのだった。

そんなことがあったものだから雨水さんの困っているときには
何か力になりたいと思っているのだけれど、
雨水さんがしっかりしているので今のところ出番はない。

ただ、会合や統治域同士の交流で言葉を交わすごとに
少しずつ、打ち解けられているつもりでいる。]*
(462) 2022/01/18(Tue) 19:03:06

【人】 先代“小雪” 篠花

 

「仲良くしていた小満のには、眞澄を頼まないのかって?
 何も言わずとも勝手に絡むでしょ。」


[僕は二度手間ってやつが嫌いでね。*]

 
(463) 2022/01/18(Tue) 19:34:14

【人】 “小雪” 篠花

ーーいつぞやーー
[
元々好奇心旺盛で元気な子だったもの。
暖かいところが似合う子だったわ。
寒い場所に留まっていられなかったのでしょう。


アフターサポートが手厚いなら安心ね>>427
あちらの蛍がついている彼女の後ろ姿を追って。
何かあったときに傍にいるような、そんな仲にはなれなかったわね。


私にも掛かってると言われれば、やっと小満の君へと向き直ってーー。]
 
(464) 2022/01/18(Tue) 19:34:47

【人】 “小雪” 篠花



 
結構よ!



[珍しく慈愛に満ちた目だったのに、付け加えられた一言で台無しにした気がする。
何故よりによって子供扱いなのか。
     
子供扱いに怒った
戸惑った
ものだから、つい、怒鳴ってしまったわね。
久し振りの子供扱い。素直になんてなれなかった*
]
 
(465) 2022/01/18(Tue) 19:35:17

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在ーー
[そういう性格だってわかっていても、なってしまうのだから仕方ないでしょう。最早条件反射よ。
どうやら私は兄貴運と言うやつが頗る悪いらしい。等と思うのは何回目か。]


 辞めてあげて頂戴。
 他の灯守りに気に入られたって知ったら、
 本人が泡を吹いて倒れるわ。


[彼はとても繊細なの。せめて私経由にしてほしい。
そう希望したら、聞いてくれるかしらね。]
 
 

 はいはい、わかっているわよ先輩。
 期待してるわ。


[上機嫌そうな年上には適当な返事を交えつつ、期待してるのは本当のこと。
20年の差は
私と兄の年の差
かなり大きいから、頼りにしてるーーと言うのは絶対言わないけど。
頼ったらしばらくそれをネタに誂われそうなのだもの。]
 
(466) 2022/01/18(Tue) 19:35:43

【人】 “小雪” 篠花



 …………別に構わないわよ。


[少し間が空いたのは愛称呼びに反応したから。
でももはや何も言わないわよ。どうせ言っても直さないでしょう。
それに、愛称で呼ぶということは、それなりの付き合いがあるのでしょう?
なら、とやかく言わないわよ。

それよりも、何でその選択肢が出てくるのかしら>>431。]
 
(467) 2022/01/18(Tue) 19:36:04

【人】 “小雪” 篠花



 あら、2人きりが良いと言ったら付き合ってくれるの?


[そう返したのは、肯定したら戸惑ってくれるかしらという、ちょっとした意趣返しのようなもの。]
 
(468) 2022/01/18(Tue) 19:36:19

【人】 “小雪” 篠花

 
[何と返事が来たかは関係なく、こう答えておきましょう。]


 人数が増えること自体は問題ないわ。
 あまり増えすぎると、食材とワインを調達しないといけない気がするけれど。


[冬至の君がいるのなら、少しだけ驚いて。
すけこましという言葉にはちょっと笑ったけど。
]


 性格改めてから出直してきて。


[質問には素気無く返しておくわ>>455
どうせ期待もされてないでしょうし。]
 
(469) 2022/01/18(Tue) 19:37:18

【人】 “小雪” 篠花



 こんにちは、冬至の君。
 いらっしゃるならご用意しますよ。
 きっと小満の君が張り切って料理してくれますから。


[大層な立役者が先代だとは知らない、同じ号持ち>>319はとてもいい笑顔。*]
 
(470) 2022/01/18(Tue) 19:37:41

【人】 灯守り 立夏


 ………

[
少し間を空けて様子見たらなんて顔してるんだい

なに、どうしたの鳴子。
具合悪くなったとかではないようだけど
…まさかさっき言われた事でも気にしてる?>>344
「…はい!」ってなんか答えるのに間があったけど
あれ怒られてる訳じゃないよ?

いやーでも正直あれは真理だと思うんですよね。
立夏領の人達で君を嫌ってる人はいないし
面と言わず見守ってくれてるだけで絶対心配はしてるよ。
自分でさえこうして見ちゃう始末だもの。
スッと引退してさっさと隠居するつもりだったのに。


…退屈しなくて悪い気はしないけどさ
頑張ってって言ってくれる人だっていたんだから>>384、無理ない程度に頑張りなさいな。
(そう言ってもらえたの彼女は気付いてないんだろうけど)]
 
(471) 2022/01/18(Tue) 19:55:05

【人】 灯守り 立夏


[それと、さっきその中央の職員と話してる時に君のこと見てた人がいたの気付いてるかい?>>312

あれって確か処暑の灯守りだろう?
勝手に希少生物だと思ってるんだけど、それを堂々と見れるチャンスなのに鳴子は気付いてないんだろうなぁ。
そもそも処暑の灯守りが誰なのかも分かってなさそうだ。
鳴子まだまだ新人なんだから、もっと色んな人と交流していかないと。
それはまぁゆっくりやっていけばいいか。

……なに、自分も処暑と同類じゃないかと?
自分は違いますよ。
立夏領から出るのが面倒なだけで引きこもりではないもの。
自分が先代立夏だって知ってる人殆どいないかもしれないけど]
 
(472) 2022/01/18(Tue) 20:00:19

【人】 灯守り 立夏


 ……うむ
 心配かけないよう皆の前では元気にいる!

[パァ…!と気持ち切り替えたようだけど
あの蛍が言ってたのはそういう事ではないんですよ…
まぁ、こうしてる方が彼女らしくていいさ。
あとすごい独り言だけど君恥ずかしくないんだね…

なんにせよ、自分は一旦引っ込みましょうか。
引退した身でこのまま色々聞いちゃうのもあれだし
これでも暇ではないし、彼女も大丈夫だろう
それに先代"立夏"の需要と供給事情がね


そういう訳だ、のんびり過ごしたらいいさ。
スープ飲んでるけどちゃんと食べなさいよ?
せっかく立夏領じゃ出ないようなものもあるんだからね?
食べなさいの念だけ送っておくからね?
また見に来るかもだけど、じゃあまた!]
 
(473) 2022/01/18(Tue) 20:01:40

【人】 灯守り 立夏


 ……ん?
 先代さんの気配が消えたような

[疲れたのかな?
なんて、見当違いな予想とも知らず
ズズズッと野菜スープを飲む鳴子さんであった。]**
 
(474) 2022/01/18(Tue) 20:02:27

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想?ーー
[大雪が入れ替わった直後のことだったか。
初めて次の“大雪”というのを真正面から見たのは、きっと鍵を受け渡した時だろう。]


 ……あなた、人形好きなの?


[鍵の受け取りに来たのは本人だったか、それとも人形だったか。
率直な感想がそれだった。*]
 
(475) 2022/01/18(Tue) 20:07:26

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 茉莉と会う前か後か、また聞き覚えのある、ながら
 注意しなければ聞き漏らしそうな、微かな声が聞こえ>>296
 声の主に目を向けます。]


  ぁ……ろ、……白露じゃない!
  元気? 調子はどう?
  会合、今回が初めてだったわよね? 緊張していない? 
 

[ かつて同じ屋根の下で暮らした頃の名前か。
 現在名乗っている“ローザ”か。
 灯守りの号である“白露”か。

 どのように呼ぶか悩んでしまいましたが、
 最後には、一番障りの無い号名が口を出ました。
 号名で呼ぶのは、姉妹同然に育った仲としては
 堅苦しく、あまり好きでは無いのですが
 それに、白露という名は彼女にとって
 一人前に、立派に自立した証拠でもあるのですから。]
 
(476) 2022/01/18(Tue) 20:13:34

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 今回の会合には不参加ですが、
 現在、私の元には蛍が2人います。
 行政担当の浄楽と、庶務担当の初音。

 浄楽は人当たりの良い二十代くらいの男性。
 柔和な雰囲気とは裏腹に交渉が得意な切れ者で
 外交の席にはほぼ同行してもらっています。

 初音は十代半ばくらいの少女で、家事からおつかいまで、
 身の回りは何でも任せられる、若いのに立派な子です。 
 
 もう一つの席は、数年前に空位になってそのまま。
 そろそろ新しい蛍を招いても良いと思っているこの頃です。
 紫明様の日彰様のように、動物を招き入れたい欲は
 あるのですが、私では意思の疎通は出来なさそう、
 それ以前に召喚、服従の段階で無理な気がするので
 実装される可能性は薄そうです。

 現在、空位である蛍の席に数年前まで居たのは
 過去、紫明様が連れてきた拾い子で
 私と姉妹のように育ち、巣立っていった──白露。]
 
(477) 2022/01/18(Tue) 20:14:05
灯守り 立夏は、メモを貼った。
(a89) 2022/01/18(Tue) 20:14:20

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 今から十年程前、私がまだ十代で蛍だった頃。
 霹靂降り注ぐ豪雨の中、紫明様が小さな女の子を
 霜降域に連れ帰られました。
 
 話によると、気温も低い霜降域北方で、
 酷い熱、意識が無い状態で豪雨の中ずぶ濡れで倒れており
 周囲に家族知人も見当たらず、連れ帰り保護したとのこと。

 女の子は、目を閉じたままでも分かる、人形のように
 可愛らしい子で、私は目覚めを待ち続けていました。

 結局、女の子が目覚めたのは何時間後
 もしくは何日後だったでしょう。
 目覚めと同時に、どのような反応を見せたでしょうか。

 少なくとも、私が予想していた反応で
無かった
ことは
 ほぼ間違いなかったでしょう。

 身よりも無く、この地が安全であるのは確実なので、と
 女の子はそのまま霜降域で過ごすことになりました。
 共に過ごす間、彼女は私を「お姉ちゃん」と呼ぶように
 なってくれて、一人っ子だった私には、妹が出来た
 気分になり、とても嬉しかったのです。]

 
(478) 2022/01/18(Tue) 20:14:33

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ しかし、数年後には紫明様が引退され、私が後を継ぎ
 彼女も成長してきた頃、ある提案を持ち掛けます。]


  ねえ、今なら席が開いているから、蛍になってみない?
  難しいことはしなくていいから大丈夫。
  先輩もいて、何なら私だって元蛍だったから。
  何でも教えられるわよ。  


[ こうして、彼女は数年の間、霜降域の蛍として
 過ごしたのです。] 

 
(479) 2022/01/18(Tue) 20:14:50

【人】 灯守り“霜降” 月輪

─そして再び現在へ─ 

[ ──でも。
 どことなく浮かない表情に見えたのは>>439>>440

  ……気のせい?




   
 私が、あなたを追い出したようなものだから?
]

 
(480) 2022/01/18(Tue) 20:15:28

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
  大丈夫、皆最初は緊張しているものよ。
  私だって初めての時は、緊張して何もない場所で躓いて、
  着物がワインに染まったこともあるのだから。
  それ以降、ここには赤い服で来ることに決めたのだけどね。


[ 冗談めかして(実話ですが)微笑みかけたけれども
 彼女の表情は、少しは柔らかくなったでしょうか。]
 
(481) 2022/01/18(Tue) 20:15:52

【人】 灯守り“霜降” 月輪

[ 閑話休題。

 霜降域は、山に囲まれた盆地のような場所で
 その山も、
紅葉の赤
銀杏の金
に染まっています。
 季節が過ぎ、冬が近づくと鮮やかな色達は
白に塗れ

 雪が解けると
桃色
、季節が進むに連れ
緑色
と、
 見る度に色彩が目まぐるしく変化する地です。

 吹き付ける風は肌寒く、朝と夕方が少し長く
 明るさはという意味では劣るかもですが、
 過ごしやすい地だとは思います(贔屓目有り)。
 
 家屋は和風の古屋敷ですが、文明最前線とまではいかずとも
 便利な家財道具等は一通り揃っていますので、
 生活は特に不便を感じません。
 不便なところを強いて言うなら、買い物や都会、繁華街に 
 出るのに、多少時間が掛かる程度でしょうか。

 神社や寺院も多く、厳かさを感じる方もいらっしゃるとか。
 他の領域とは雰囲気が違うので、初めて訪れた方には
 物珍しさを感じるかもしれませんね。]**
 
(482) 2022/01/18(Tue) 20:16:15
灯守り“霜降” 月輪は、メモを貼った。
(a90) 2022/01/18(Tue) 20:20:53

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在ーー


 さて、他へ挨拶に行こうかしら。
 すけこましの小満の君を独り占めして、
 刺されたくはないからね。


[刺す人がいるかどうかは兎も角、
まだ終わってない挨拶回りに行こうかしら。]


 ああ、誰を誘ってもいいけど何人誘うのか数えてよ。
 その分だけの食材集めるのだから。


[小満の君にはそう伝えて、
呼び止められることなければ、そのまま一度離れましょうか。**]
 
(483) 2022/01/18(Tue) 20:23:01

【人】 灯守り 雨水

 ― 立春さんと ―

[流石に能力の思考まで通じたら凄い。>>460
というのはさておき

 伝わってないのが伝わり、それでいい人と思われいるのは分からなく。
 なぜか感動する様子にやっぱり首をこてん、とするのだった。
立春さんは面白い人。心のメモ。


 拗ねたのは、それだけ距離を近く感じているから。
 そうでなければそこまでぼくは反応を見せない。


 表情で拗ねたのが伝わったようで、ごめんなさい、のポーズをされれば特別怒ってはいないから大丈夫、とこくこく頷いたのだった。]
 
(484) 2022/01/18(Tue) 20:23:21

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくとしては引き継ぎはそろそろだ、と予告だけはあったけれど、流石に雨水の季節が過ぎたらかな。と思っていた。
 なのに軽々予想を超えられた。

 立春さんも新人さんなのは知っていても重圧まで気を配る余裕はぼくには皆無だった。

 ただ、鍵の受け渡しを待っている間。>>462
 黄鶯さんのだしてくれたお菓子を美味しく頂いていた(お茶は苦いから苦手だけど言えなくて、無の表情で頑張って飲んだ。ちゃんと飲んだから許してほしい)あたりぼくはやっぱり大物なのかもしれない。

 時間がかかったから何かあったんだろうな、というのは流石にわかっていた。
 家宅捜索の勢いの物音は、聞かなかった事にした。

 先代もそうだけれど、灯守りといっても人間っぽくて。
 それでいいのかな。と少しだけ肩の力が抜けていたのは言っていないお話。

 ぐったりした姿にお疲れ様でした、とぺこりと頭を下げたものだった。]

 
(485) 2022/01/18(Tue) 20:24:53

【人】 灯守り 雨水

 

 雨水を引き継いだものです。
 以後よろしくお願いします。


[と挨拶をして、鍵を受け取る時は流石に緊張気味に。
 泣きそうな顔には内心でよしよし……と心の中で頭を撫でてフォローをしていたけれどそれが正しい反応かわからなくて行動には出なかった。

 ぼくはまだ自分の事で手一杯な部分はある。
 だから力に、と思って貰えているとは知らないけれど
 困ったことがあったら、頼る先の第一候補ではあるんだと思う。

 少しずつ言葉を交わすうちに
 ふっと笑う顔だって見せた事もあった。]

 
(486) 2022/01/18(Tue) 20:26:24
“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a91) 2022/01/18(Tue) 20:26:37

【人】 灯守り 雨水

 ― 現在 ―

[白露さんもぼくの視線にに気づいたもよう。>>433
 ぼくの言っていることが通じたかどうかはわからなかったけれど、笑顔を返してくれた。

 ぼくはそれをどういう思いでそうしたか、なんて勿論分からないから。見た通りに受け取った。


 笑顔、可愛い。なんて間が抜けた事を考えて。

 外套の端を掴んでお辞儀、なんて仕草が品があるよう見えてぼくをそれを真似してワンピースの裾をちょこん、と持ち上げてぺこり、としてみたんだ。

 そうしてつつつつつ……と移動した。]
 
(487) 2022/01/18(Tue) 20:27:50

【人】 灯守り 雨水

 
[壁際の椅子に座り込んで、給仕の人に頼んでジュースを貰った。うん、美味しい。
 座る時腰につけていた灯りが椅子に当たってこつん、と揺れた。
 普通の人なら離れられないもの。命の灯火。


 ぼくはこの灯をどう思う? と先代……村雨に聞かれた。
 綺麗、と答えたら村雨が満足そうな顔をしたのは今でも忘れられない。


 それはそうと。羞恥の熱が冷めるまで
 僕もさっきの処暑の言葉通り>>181折角だからちょこっと観察してみようかな。

 そういえばぬいぐるみは今日は来てないのかな。とかついキョロキョロしてしまう。
 あれは可愛い。最初見た時思わず撫でた。どんな反応されたんだったっけ。

 その代わり見知らぬ人がいるな>>458、と思った。]
 
(488) 2022/01/18(Tue) 20:32:11

【人】 灯守り 雨水


[ゆきうさぎが動き回り、かつかぽり>>454、なんてしている姿も目に入れば
 やっぱり可愛い。とぼんやり思ってついちらっと見てしまった。

 見かけた事ない人も今日はいる。
 少しだけ目を閉じて。
 賑やかな中に自分がいるんだな、というのに浸った。


 会合開始までもう少しだったかな? まだ時間ある?
 ……まぁいいか。時間までゆっくりジュースを飲んでいればいいかな。
 そうあくまでマイペースに壁際で、足をぷらぷらさせつつゆーーっくりするのだった。勿論誰かに話しかけられるのなら、返答するけれど。]**
 
(489) 2022/01/18(Tue) 20:33:54
灯守り 雨水は、メモを貼った。
(a92) 2022/01/18(Tue) 20:38:52

灯守り 雨水は、メモを貼った。
(a93) 2022/01/18(Tue) 20:44:47

【人】 “観測者” 処暑

―― 白露の彼女 ――


[ そういえば、と思い出す。
 『白露の灯守り』の彼女をこの会場で見掛けるのは初めてではないかと。
 彼女が『白露』を継いだのは……そう前の事ではないと思う。
 彼女の歳からしてもそうだが、数年の間は霜降の彼女の元で蛍をしていたのだから。>>479

 彼女との交流が薄いのはそれもあるのだろう。
 隣人として過ごした期間がまだ圧倒的に少ない。
 私は一方的に“見て”知っているけれど、実際言葉を合わせたのは一度きり。>>434
 故に人見知りが和らぐこともなく。

 私からしてみても、彼女は『隣の灯守り』以上のものはない。
 灯守りの先人として面倒を見たり、様々な事を教えたり、可愛がったり、
 そういう関係性は灯守りの中ではよく見られるけれど、私がそれをすることはない。
 ……向いていない。私はそういう性質ではないのだ。

 その為、私から話しかけることは恐らくないだろうけれど、
 もし
私と話したいと思う
白露の彼女の視線と目が合えば、会釈ぐらいは返しただろう。>>435* ]
(490) 2022/01/18(Tue) 20:52:48

【人】 灯守り 立春

─ 小雪さんと ─


  は、はい……っ。
  立春のお祝いは、皆さんとても
  楽しみにしてくださっているものでもあるので……!
 
  ……師匠にもよく、
  肩に力が入りすぎだと言われて。
  立派に、よりも無事にやり遂げられるようにと
  肝に銘じてがんばります!


[全然ちょっとどころの長さではない年月の隔たりが
小雪さんと私の間にあるのは知っている。
ますます恐縮してしまうけれど、同時に
とても優しい方だと思う。
きっと本心から私を気遣って、
言葉を選んでくださっているんだろう。>>331

尊敬できる方だった、と聞けば>>332
自分のことのように少し誇らしげに微笑んで]


  師匠……蘭花様も、小雪さんのことを
  とても信頼なさっていました。
  

[そうして私は、小雪さんが私を安心させようと
話し出してくださったお話に真剣に耳を傾けた。>>333]
(491) 2022/01/18(Tue) 21:01:44

【人】 灯守り 立春

[時折相槌を打ち、
破天荒な"とある統治域の灯守り"さんに
ええ……? 本当ですか??
誇張じゃなくて真実なんですか??? と
困惑したり驚いたりしながら、お話は進む。]


  ひえ……ひぇえっ…………
  そ、そんなことが………………

  あるんですね……ひえっ………………


[ことばにならない。

もし自分がその立場だったら、と
考えただけで軽く眩暈がする。]
(492) 2022/01/18(Tue) 21:01:54

【人】 灯守り 立春

[私の場合、元々弟子として師匠の仕事を傍で学んでいたし
代替わりの時期も師匠と蛍さん二人との間では
あらかじめ大体決めてあったらしい。

私に立春を引き継いで数日後、
師匠は永遠に逢うことの叶わない旅路に出てしまった。

領域内に飛んできた灯りのどれかが師匠なのだと思ったら
淋しくて、離れがたくて、心がついてゆかなくて。
師匠を心配させたくないし、領域内に留めるよりも
灯宮にきちんとお送りするべきだって頭ではわかっていたのに
なかなか送り出すことが出来なかった。
結果甚だしく業務が滞って
中央からお叱りを受けたのは知っての通りである。

それでも、蛍さん二人が私を支えてくれていて
お姉ちゃんも葵ちゃんも、大先輩方のお力も
借りることが出来たからなんとか仕事ができた。]
(493) 2022/01/18(Tue) 21:02:02

【人】 灯守り 立春

[お話が進むにつれて何故だか曇っていく
小雪さんの顔を見ておろおろしていた新米が、
件の灯守りさんがどうやら小雪さんと近しい間柄の方で
任を押し付けられたのは他ならぬ小雪さん自身らしいと
気付いたのは、お話の途中からだった。

小雪さんがものすごく遠い目をしている。
佇んでいるだけで存在感のある、
何でもご存知で面倒見が良くて
頼れるお姉さんのような小雪さんが。]


  苦労なさってこられたんですね……


[気付いたら、声に出ていた。
お話を聴く限りでは、確かに私のやらかしてきた数々は
まだ可愛らしいもののような気が
しないでもない気がしてくる。]
(494) 2022/01/18(Tue) 21:02:21

【人】 灯守り 立春



  ありがとうございます。
  私、なんだか……出来る気がしてきました!


[と、思ってもいいのかな?
今のお話で自信を持つのは失礼になっちゃわないかな??
でも、私を励まそうして話してくださったお話だから
反応としては間違っていないはずだ。

それから程なくしてお姉ちゃんを見つけた私は
促されるままに会場の外へと駆け出した。

後にお料理上手と噂の小満さんに
キノコのソテーをお願いしたと知れば、
全力で羨ましがってしまっただろう。]*
(495) 2022/01/18(Tue) 21:02:55

【人】 灯守り 大雪


── いつかの回想>>475 ──


 「 え? 」
 「 ああ うん、人形……好き、だけど 」


 いつかの折。小雪より大雪への移り変わり。
 鍵を受け取りはい終わり、だと思ったら問われた言葉に
 ぬいぐるみの手は困った様に空を彷徨った。

 先代は普通の、少しばかり好事家のきらいのある、
 ……それでもなんの変哲も無い人間ではあったから。
 代変わりは知られど、急に人間が来なくなったなら
 奇妙な様に思われるのも、道理で。 


 「 ……あなたは、人形、お好き? 」


 言外に、この姿が不愉快でないだろうかと、
 そんな不安を含ませた言葉をそっと、返して*
 
(496) 2022/01/18(Tue) 21:06:00

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 ええ。

[ 力強くうなずき、視界の先に仕えるべき相手を見る。
 ………ん?いない?どこへいったのだろうか??

 まああの子も立派な大人なのだから、
 監視のように視線で追いかけるのは
 やめておくとしよう。 ]

 いいえ、楽しかったです。
 そう言ってくださるなら、そのうち
 お邪魔しても宜しいでしょうか?
 お仕事のない日に、是非。

[ その言葉は社交辞令ではなく、本心から口にした。
 ……ことが相手>>457に伝わればいいのだけれど。* ]
(497) 2022/01/18(Tue) 21:07:42

【人】 灯守り 大雪


── 以前の会合>>488 ──

 いつもだったら私じゃなくてぬいぐるみが
 この会合には出向いていたし、
 人影に混じって肩を並べるぬいぐるみはきっと、
 たいそう目立つ存在ではあっただろう。

 だから、私が大雪であると知らなかったり、……
 いや知っていても構いに来る人は居るが。
 ともかく。ぬいぐるみの姿の私は
 とてもよく撫でられたりふわふわされた記憶がある。


  『 わあ 』
  『 ……きみは、……? 』


 彼女もその撫でてきたうちの1人だった>>488
 心なしか不安が滲む表情を、ボタンの瞳はじっと
 目に留めていて。
 ……別段、危害を加えられた訳ではないし、と。
 しばらくは撫でられるがまま居ただろう。*
 
(498) 2022/01/18(Tue) 21:21:07

【人】 灯守り 雨水

 ― 以前の会合 ―

[ぬいぐるみは不思議パワーで動いているだけじゃなくて喋る存在だった。>>498
 興味深くまじまじ見てしまった。]



 ぼくは雨水を引きついだ者だよ。
 よろしく。君は?


[ぬいぐるみ相手に丁寧な言葉使いは出なくて、ついつい普通に喋った。
 見られれば落ち着かない気分になったものだった。

 ぬいぐるみを手荒に扱うなんてするわけもなく
 撫でられてくれたから、そのまま暫く感触を遠慮なく、ちゃんと優しくしつつもしっかり堪能してしまったものだった。]**
 
(499) 2022/01/18(Tue) 21:36:51

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:人形ーー
[空を彷徨う人形の手に、まずい質問だったかしら。
と少し不安を覚えけれど、
特にそんなことはなかったみたい>>496。]


 どうかしら。人形遊びってしたことないのよね。
 それより次期小雪として勉強なさい、って家だったから。


[子供らしい遊びなんてしたことはなかった。
おままごととか、お人形遊びとか、何をするのか良くわからない。
暇さえあれば、先代の元へ行っていた気がする。]


 でも可愛らしいとは思うわよ。
 他にどんな人形があるの?


[先の大雪の君はごく普通に受け渡しをしていたから、いきなり人形に変わったのは確かに驚いたけど。
覗いたのは不快というより好奇心。**]
 
(500) 2022/01/18(Tue) 21:50:25

【人】 灯守り 小満

――小雪と――

えぇ? そんなぁ。
君が飲んでる時点で、灯守り御用達には変わりないのに。
君を通すんじゃ、気軽に買いにくいじゃないか。

[>>466酒量がバレるもの。]

でも、とりあえず(6)1d6本くらいは用立ててもらおうかなぁ。
じっくり飲ませてもらいたいし。

[余ったら店にも出そうかな、と思うが、余る予定は特にない。
 あんまり酔って仕事すると蚕がうるさそうだなってくらい。]
(501) 2022/01/18(Tue) 21:51:58

【人】 灯守り 小満

うんうん、食卓には期待してくれたまえ。

[やるとなったらやりますよ、お兄ちゃんは。]

当たり前じゃないか。
君がそれを望むならね。

妹の頼みは聞くって言ったろう。

[>>468意趣返しのつもりだった? それはこちらが本心ではふたりになることを想定していないときに効果があるものさ。
 残念ながら、すけこましは女性とふたりを喜んでしまうのさ。]
(502) 2022/01/18(Tue) 21:53:39

【人】 灯守り 小満

ふふ、じゃあ冬至もいいってさ。
大所帯だと品数ないと物足りないし、持ち寄りにしたいね。
小雪、冬至、啓蟄、小満……あとは夏から秋ごろがいいか。
立秋でも呼ぼうかな。

[気まぐれ屋というのは、まるで動かないのも常だけれど、動き出すと止まらないのもまた気質。
 >>469人が増えるのは問題ないと聞けば、普段の無精はどこへやら、すっかりやる気になっている。

 なお、思いつきで増やした結果在任年数上から順、みたいな顔ぶれになっていることには気づいていない。
 菜虫化蝶の心労を鑑みられるタチではなかった。]
(503) 2022/01/18(Tue) 21:54:51

【人】 灯守り 小満

おやおや、性格直さなきゃコマせないんじゃなかった?
それとも、実は私の魅力を認めてくれてるのかな。

[>>483なんて嘯きつつ。]

ん、またね。
私もまだ話せてないのが多いんだ、今日は。

[それこそ、話題にしていた小蝶とかもね。]
(504) 2022/01/18(Tue) 21:55:02

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ よもや己のことを小蝶と愛称で呼ぶあの方>>431が、
 何某かの集まりに己を呼ぼうとしているとは。
 そして篠花が了承している>>467とは夢にも思わない。

 何を気に入ってくださっているかはわからないが
 以前、領域に呼ばれた時にはそれはそれは驚いて、

 本当に良いのですかを数度繰り返したものだ。
 緊張はしても、楽しい時間を幾度も賜っていたように思う。 ]
(505) 2022/01/18(Tue) 22:02:42

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ 指先は程よくあたたまり、
 カップの中は白を取り戻していた。

 行き交う方々に愛想を振りまきつつ
 さてどうしたものかと思っていれば、

 なんとはなしに似たような空気を出していた顔を
 見かけた>>347ものだから、 ]

 ご機嫌よう、貴方もきていたのね。

[ 声をかけたけれど、反応はどうだったか――。* ]
(506) 2022/01/18(Tue) 22:02:52

【人】 灯守り 立春

[ぱたぱた。ぱたぱた。
会場の外、広い廊下を走る足音。
数十メートル先まで響き渡る声には、
焦りと不安が入り混じっている。

※廊下は走ってはいけません。]


  
お姉ちゃん〜〜〜〜〜!!!

  玫瑰お姉ちゃん、居たら返事して〜〜〜!!

  ……あっ、すみません。
  芒種を……着物を着た女の人を見かけませんでしたか?

  どちらの方へ向かいました?
  ──ありがとうございますっ!


[すれ違ったメイドさんや執事さん達に尋ねながら
あちらこちらをノックしてお姉ちゃんを探す。
会場を飛び出した時にはどこにも姿が見当たらなかったから
片っ端から当たるしかなかった。

お風呂場が、それも
結構広そうな大浴場があるのにはびっくりした。
もう少し早かったらお風呂上りの立秋さんと>>243
鉢合わせることもあったのかもしれない。
覗き込んだときには、湯船にはぷかぷかと
良い香りのする橙色の果実が浮いているだけだった。]
(507) 2022/01/18(Tue) 22:08:02

【人】 灯守り 立春



  うわぁあ〜〜〜っ……気持ち良さそう……
  会合の後に入れるかな?
  お姉ちゃんと一緒に来たいなぁ……

  ……っとと、お姉ちゃん!


[その湯船の創立に小雪さんが一枚噛んでいたり、
あまりの愛らしさから雪うさぎ端末の捕獲を試みて
困らせたことがある冬至さん(本体)の
御用達のお湯だったりするのはまだ、知らない。

ぱたぱた。ぱた、ぱた……
順番に扉を開けては閉めを繰り返し、
そして、ついに]


  玫瑰お姉ちゃん……?


[お手洗いの鏡の前、人影を見つけた。>>406
そろりと中へ足を踏み入れてそっと名前を呼んでみる。

その人が振り向いて目が合った瞬間、]
(508) 2022/01/18(Tue) 22:08:42

【人】 灯守り 立春



  
お姉ちゃん!!



[助走をつけてとんっと床を蹴る。
避けられる可能性は微塵も考えないで。

開花したばかりのひまわりのような笑顔を向けて、
幼い頃と同じようにむぎゅうと抱き着いた。]**
(509) 2022/01/18(Tue) 22:08:50

【人】 灯守り 小満

りっしゅーぅ、りっしゅうー。

[適当に呼びかけながら、会場内をふらふら歩く。
 本格的に呼びだすつもりはなく、会えたらいいな程度の気分。
 小蝶にも同じく用はあるのだけれど、ちょうど話し込んでいる>>506ようだし、また後でもいいさ。]
(510) 2022/01/18(Tue) 22:11:03
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a94) 2022/01/18(Tue) 22:14:40

灯守り 小満は、メモを貼った。
(a95) 2022/01/18(Tue) 22:17:49

【人】 灯守り 冬至

 
――立秋と 使い魔と>>425


[ 白露vilに挨拶でもしようかとした時の事
 不意に 優秀な魔道具は不穏な声を捉えた。
 声の主は立秋――…の傍らに控える果実
 おつるやいづると仲良くしているチュウくん。
 おいしそうな食事を口に運ぶ立秋も見とめれば方向転換 ]


   
( ぽてぇ ぽてぇ  ぽてぽてぽてぇん…♡ )


 
[ その歩法は至って通常のものであれど>>348>>450
 人ならざるものには 或いは丸みを見せつけるようにも見えたか
 『くっくっく…お前にこのマルイウォークができるかな?』
 などと 冤罪の如き受け取られ方をされるのはしのびなくとも ]


  カリーユ、チュウくんもこんにちは
  おいしそうですね


[ 長い付き合い。互いに顔を合わす事も多いだろう間柄
 その内に おつるの前で "不穏"を端末に向けた事のあるのなら
 「おまえも
に して
ろうか ぁ゛あん……???」
 と ファイト一発のゴングが鳴った事などもあるかもしれない * ]
(511) 2022/01/18(Tue) 22:44:13

【人】 灯守り 夏至

 
あれ?そういえばシャーレンさんのご主人様は?姿が見えないんだけど…まあうちの灯守りますたぁみたいに目を離したら何かやらかすような人じゃ無いと思うけd
はい冗談です!!冗談ですから!!!


[相変わらずの軽口で。領域に戻ってからで良いけど他二人を見習ってもらおうか。]

 ああ、構わないよ。歓迎するよ。
 キミのところと違って暑いかもしれないけれど。

[この手の言葉>>497は社交辞令なことくらいよく知っている。だが今回はそのようには聞こえなくて*]
(512) 2022/01/18(Tue) 22:48:24

【人】 灯守り 小満

あ。

おーい、夏至ぃ。
立秋見なかった?

[>>512ちょうど見かけた姿に、気付きの声ひとつ。
 なんとなくだが夏至は立秋とよくつるんでいる印象がある。
 適当に当たりをつけ、ワイングラス掲げて声かけた。]

あの元気じいさん、自由だもんでさぁ。

[お前が言うなとどこかから突っ込みが入りそうだが、後方の紅は慣れたもの過ぎて今更眉も動かない。]
(513) 2022/01/18(Tue) 23:07:33

【人】 春分初候 雀始巣


[ こうして会合へと足を運ぶのは初めてではない。
 なんだかんだといって、
 春分さまはこういう時、よくわたしを共にする。

( ……気遣いなのかもしれないと、
  自惚れにも似た推測を浮かべることがある )


 主を通した顔見知りはきっと少なくなく、
 顔を合わせれば挨拶をすることはあっただろう。
 今もきっと、同じように。

 さて、たとえば今みたいに、
 付き従うことをやめて一人になった瞬間は

 あたたかい紅茶でも手に、
 庭を眺めて風景の一部となるに限るのだけれど―― ]
 
(514) 2022/01/18(Tue) 23:08:11

【人】 春分初候 雀始巣


[ 首尾よくあたたかい紅茶を手にしたところで、
 かけられた声に振り返った。>>506

 顔見知りばかり多いこの立場にあって、
 比較的、慣れているそのひとを見れば
 カップを傾けないように首から上で会釈をば ]

  こんにちは

  ええ、今回は――今回も?

[ ゆるりと首を傾げる。
 統治域が隣同士であり、互い主の性質も相まって
 彼女と顔を合わせることは少なくない……と思う。

 ゆえ、纏う雰囲気は常より少しやわらかい *]
 
(515) 2022/01/18(Tue) 23:08:26
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a96) 2022/01/18(Tue) 23:08:54

春分初候 雀始巣は、メモを貼った。
(a97) 2022/01/18(Tue) 23:10:08

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:立春の君とーー


 ええ、そうなさいな。


[張り切る様子には、頑張ってね。と微笑むでしょう>>491
頑張る姿の子はとても微笑ましいもの。]


 信頼されていたなんて光栄ね。
 その信頼に相応しいよう、私も精進しないと。


[せめて、先の立春の君を誇りに思う彼女の前では、
“立春の君に信頼されて然るべき人物”でいないとね。]
 
(516) 2022/01/18(Tue) 23:12:28

【人】 “小雪” 篠花

 
[話して聞かせたとある灯守りの話は、残念ながら誇張はない。
本当に残念ながら。すべて真実であるから、表情が消えていくわけで>>492。]


 ……ええ、そうね。
 正直とても胃が痛かったわ……。


[最早自分のことではないと否定すらしない。]


 案外ね、下には下がいるものよ……。
 とても悲しいことにね。
 だからあまり気に病むことはないわ。


[そう言って締めくくる。
失敗談ではなく、本人の性格による故意的なやらかしを暴露するのは切ない。
しかも引き合いに出すのが身内というのがまた辛い。
だから、そう思ってくれるなら、語る身としてはありがたいものよ>>495。]
 
(517) 2022/01/18(Tue) 23:12:50

【人】 “小雪” 篠花



 何か不安があったなら、誰でもいいから相談なさい。
 私でも構わないわよ。
 葵……霜降の友人なのでしょう?


[だったら尚更、力を貸すわよ。
まあ、他に頼れる人がいるのなら、そちらで構わないけれどね。
気軽に頼っていいのよ、と伝えることは大事でしょう?

そうして彼女を見送って、小満の君と話をしたのだったかしらね。*]
 
(518) 2022/01/18(Tue) 23:12:57

【人】 灯守り 大寒

 

 [  心や思考を読む力はないけれど
    大寒、より冬の終わりが気にいってくれたかしら。
     


    あなたが緑を待ち望む
    優しい世界を描いてくれるなら
    眠るあの世界も、目を覚ますのかもしれませんね。

    薄暗い闇の中、淡い光を頼りに
    終わりの世界はいつまでも、夢をみる。

    はじまりは おとなりに行かないと こないもの。] 
(519) 2022/01/18(Tue) 23:18:53

【人】 灯守り 大寒



    そう、エアリス。Eirlys。
    偉い方がいらっしゃらないときは
    ローザ、と呼んでも構わないかしら?


  [  ごめんなさい、と謝ってしまうのは
    あなたの癖のようなものなのでしょうね。

    誰かさんわたしもそうでした。 
    
    それよりもあなたの笑顔が嬉しいから>>0:438
    途切れ途切れでも紡がれるあなたの声を
    いまは大切にしましょうか。  ]
(520) 2022/01/18(Tue) 23:19:54

【人】 旅する灯守り 小暑

[>>227]

ありゃ、そうでした。
雨水の統治域は見所が多くて、つい話題に上げてしまいました。失敬失敬。


[うっかりと雨水の統治域の話をしてしまって、貴重な膨れっ面を拝むことが出来た]



[目の前の雨水は、膨れっ面かと思えば一転笑顔になる。非常に表情豊かで、見てて楽しいなあ、と思った。良く他人に旅先話をするが、こういう反応を見るとまた話に行きたくなるというものだ]


なるほど……それは楽しみですね。
うん、ぜひ見に行きましょう。


[今度は雨水の話をじっくりと聞く。雪と雨水の能力を生かした企画に、童話をテーマにした飲食店や、隣の地域との交易の話も聞けた]
(521) 2022/01/18(Tue) 23:20:04

【人】 旅する灯守り 小暑

[雨水とは歳の近い灯守りだからか、どのような統治をしているかに興味があった]


[話を聞く限り、非常に統治域を良く見ているようだ。そして、地域の住民とも仲良くやっていることに気がつく]


[雨水と別れた後、普段あまり気にしていない(こともないのだが、雨水よりは気にしていないだろう)地域住民や、他統治域との交易に思いを馳せる]


[直に見ている統治域も多いが、改めてコーネリアや、部下達に、話を聞いてみようと思った*]
(522) 2022/01/18(Tue) 23:20:25
旅する灯守り 小暑は、メモを貼った。
(a98) 2022/01/18(Tue) 23:21:19

【人】 灯守り 大寒



  [  わたしが背を押すのも
     彼女が不安げな瞳を向けるのにも>>0:439
     
     そしてその朗らかな声が
     白露様の名を紡ぐのも>>0:476
     きっとそう、それは僅かな間の出来事。

     その間に御二方の間柄を察することなど
     わたしには出来はしません。

     けれど、そのかわり。 
     小さな小箱をどこかから取り出します。
     それはわたしの
灯り
と共に溢れ出し、
     彼女の手の中で淡い光を放ち。
     雪が溶けるごとくに
     たなごころへと消えてゆきます。 ]

 
 
(523) 2022/01/18(Tue) 23:23:05

【人】 灯守り 大寒




     大丈夫です。
     道の先に光はあります。
     寒月が空に輝くように。

     こわくなったら戻ることを悪いなんていいません。
     わたしは、ここにいますから。


  [  あなたの勇気に繋がるかはわかりません。
     けれど、……きっと大丈夫。
     『寒月』の力?……いいえ。

     わたしがそうあればよいと願いながら
     冷たくひえた足をゆらすのです。 *]
(524) 2022/01/18(Tue) 23:23:54

【人】 灯守りの四 春分

── 蛍と離れ ──

 大丈夫。何かあったらもなくとも呼ぶから。安心して、行ってらっしゃい。

[ 先に動いた蛍を見送って、さてどうしよう?とぐるり辺りを見回したが、雀始巣>>515に声をかける姿>>506に気が付けば、つい見守りそうになる。
菜虫化蝶はお隣さんの蛍、二人してうちのカフェに来てくれたこともあったかも。]


 久しぶりね、元気にしていた?調子はどぉ?
 いつでも、うちのカフェに遊びにきてね。

[ 「鍵」の受け渡しの時や、今日のような会合の日などは、誰彼なく気軽に声をかけているから。]
(525) 2022/01/18(Tue) 23:28:25

【人】 灯守り 夏至

 んー?

[聴き慣れた声に顔を向ければ、見知った顔と蛍>>513
菖はぺこりと頭を下げて]

 あいつかぁ…じてんしゃという人力でペダルを漕いで進む絡繰を引っ提げて登場して、運営側に連れて行かれてからは見てないなあ。
 同感だよ、ある意味自由すぎる気はするけど。
 やっぱ灯守りたるもの領民の模範にならないといけないのにね!

[お前が言うなとツッコミたそうな顔をして後ろにいる菖。
しかしながらこれ以上なんか余計なこと言ったら会合の前だろうが何だろうが折檻されかねないしなぁ……と思い黙ってしまうジレンマ。*]
(526) 2022/01/18(Tue) 23:30:29
灯守り 夏至は、メモを貼った。
(a99) 2022/01/18(Tue) 23:31:41

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:小満の君とーー


 私はそもそも普段からお酒飲まないわよ。
 それは買ったのではなくいただいたの。
 わざわざ真反対まで買いに来るなんて聞いたら、
 医者騒ぎになりかねないわよ。


[それでもどうしてもほしいなら、自分で交渉して頂戴。
まあきっと、すぐに成立するでしょうけれど。]
 
(527) 2022/01/18(Tue) 23:35:07

【人】 “小雪” 篠花



 6本、って。もしかしてお店に出す気?


[
もしかして:酒豪

ボトル半分飲めれば良い方の私からすれば、6本なんて数字、それぐらいしか思い浮かばない。
一人で飲むなんて無理だと思っている。]
 
(528) 2022/01/18(Tue) 23:35:23

【人】 “小雪” 篠花

 
[こういう時は、大いに期待できることを知っているから、楽しみにしておきましょう>>502
やるときはやってくれるのは良く知ってる。が。]


 …………貴方のそういうところ、嫌いだわ。


[意趣返しが失敗したのなら、苦虫を噛み潰したような顔をしましょうか。
何となく、OKしてくれるような気はしていたけれど。
いざされるとわかっていても腹が立つ。]
 
(529) 2022/01/18(Tue) 23:35:40

【人】 “小雪” 篠花



 持ち寄り制だとこちらも助かるわね。
 正直、在庫がどのくらいあるか不安だから。


[在任年数上から順だけど、大丈夫かしら?
でもこれから若い子も入るかもしれないし>>495、一先ず今はいいかと放り投げた。]
 
 
 女性なら誰でもいいすけこましなら、
 一人ぐらい魅力に気付かないのがいても良いでしょう?


[そんなことを返して別れたのだったか。*]
  
(530) 2022/01/18(Tue) 23:36:08

【人】 灯守り 小満

ふぅん、そんな面白いことしてたの。
いや私もね、入ってくるときには見かけたんだけど。
すぐいなくなるんだよなぁ。

[夏至も見てない>>526というので、ぐるりと改めて会場を見渡してみる。
 それほど馬鹿みたいに広い会場ではないのだが、廊下に出てしまえばぱっと見では見えないし、彼のひとは人混みに紛れやすいサイズ感だ。]

そうそう、模範的な姿勢は大事だよねえ。
夏至もちゃんといい子にするんだよ?

[と言いつつ、こちらはグラスをついと差し出してみるけど。
 さてご挨拶の乾杯なるか。]
(531) 2022/01/18(Tue) 23:37:43

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 啓蟄様ですか?
 会場までは一緒に来たのですけど、
 先程から姿が見えないな、とは思って……。

 けれどたまにはお目付け役のない
 自由な時間を楽しんで頂くのも良いかしらって。

 ふふ、では涼しい装いでお邪魔させていただきますね
 都合が付けば啓蟄様と一緒に。

 お約束ですよ。

[ 笑顔でいつかの再会を夏至様>>512と約束する。 ]

 菖殿もいずれまた、……今度またゆっくり。

[ その時は茶菓子の一つでも持参しますと約束して ]

 また後でお会いするかも知れませんが、
 少々指先が冷えてしまったみたいで、
 お茶を頂いて参りますので、これで失礼しますね

[ その場を後にした。
 後ほど、小満様が夏至様と話に来たと知ったら
 ちょっぴり悔しがるかも知れない。* ]
(532) 2022/01/18(Tue) 23:39:04

【人】 灯守り 冬至

 
――小満と>>455>>456


 なんと。
 すけ以外の子も紐でくるくる縛って嬲って
 その上地面に転がして弄ぶのが性癖?
 少し会わない間に 随分と新しい扉を開いたんですね。わぁ

[ 小雪との 時折見られる何気ない光景
 小満の楽し気な様子を見れば 端末はぴょんと跳ねる。
 小雪からの許可が得られたなら 二・三度跳ねるだろう ]
(533) 2022/01/18(Tue) 23:39:42

【人】 灯守り 冬至


 きっと またすぐです。
 冬至に行う時は 皆で柚子プールに入りましょう

[ 中が丸見えになる挙動は 初めての試み。
 然程の興味も無さそうな様子は ありありと慣れが見て取れ
 一抹の侘しさに似た寂しさは 然し刹那の内に霧散しよう ]

 また 慈雨にもお邪魔したいですね
 可愛らしいむぎの給仕姿
 そろそろ目にしないと禁断症状が出てしまいます

 フェイのごはんは とてもおいしいです
 遊びに行けば 食べさせてもらえるでしょうか 

[ 近年 めっきり領域から出なくなった自覚は、ある。
 以前は――それこそごはん処はそれなりに
 今より気軽に姿を見せることも 足を運ぶこともあったが ]

[ それでも。
 小満の領域に 冬至の蛍を入れる事を許してくれていたなら
 端末をはじめとするうさぎが小満域に居る光景は
 今尚 年に(4)1d10回程度見られたかもしれない *]
(534) 2022/01/18(Tue) 23:40:07
“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a100) 2022/01/18(Tue) 23:41:44

【人】 “観測者” 処暑

―― 冬至の彼女雪兎 ――


[ 「冬至の雪兎端末が会場内を伺っている。何をしているのだろうか? 何を見ているのだろうか?」
 手元の手帳にはそんなように記されている。
 人より小さい瞳の上に、距離もあるため、見つめ合っている意識は私にはなかった。
 彼女が私を“観測”していると知っていたなら、“観測結果”がどうであったかを聞いてみたいとも思ったけれど、

 私が視線を外し、動けば、
 手帳に目を落とす間に、彼女は飛び跳ねながら素早く此方へと近付いてきた。>>450 ]


  ……………………


[ 器用に机の上に跳び乗る様を、手帳から顔を上げ眺めながら、しかし言葉は発さなかった。>>451
 「目玉焼きか?」との問い掛けに何も言葉が出なかったからである。
 悪戯めいて肯定することも、本当にそう思うのか?と呆れることも私には出来なかったからだ。
 単純に「違います」とはっきり否定することも放棄して、手帳へと視線を戻す。
 ……が、跳ねた兎は手帳の上に綺麗に着地し、私は記録用紙を失ってしまった。 ]
(535) 2022/01/18(Tue) 23:42:59

【人】 “観測者” 処暑

 
  ………………………

  ……ええ……こんにちは、冬至さん
  ……そうですか、それは、良かったです


[ 鎮座する白く丸い物体を戸惑いながら見つめ、暫く沈黙。
 いくら雪兎が白いからといって、そこには書き込めない。

 それから漸く挨拶を返した。
 処暑域は田園地帯。そして比較的温暖であるから、冬でも農作物の収穫は盛んと言ってもいい。
 ……冬至域の冬は厳しいと聞く。だから、という訳でもないが、先日も米だったか、統治域の作物だったかを渡したのだったか。
 尤も、私に料理して持ってくるなどという可愛げはないため、何時も素材丸ごとである。
 何時ぞやは改良を重ねた“食事口”にも入らず、メイドか誰かに分けてもらったこともあったか。
 ]


  ええ……そうですね、色々と


[ さて、雪兎端末というものは持ち上げることは可能だっただろうか。
 問い掛けに答えながら、触り心地の良いその白い丸を手帳の上から移動させた。 ]
(536) 2022/01/18(Tue) 23:43:43

【人】 “観測者” 処暑

 
  ……大寒さんと、それから大雪さんの姿が見えます

  ……冬至さんも、春分さんにご挨拶してきては?


[ 現状の観測結果で目を引いたものと言えばまずは、珍しい二人の姿が見えることだろうか。
 ひとつの問いにひとつだけ、ぽつりと返すことすら、人見知りが和らいでいるということを表す。
 それから雪兎と、春分の彼女に順に目を遣った。
 私とこれ以上話を続けるよりも、他の人と交流した方が良いのでは?ということである。
 ……彼女と話すのが嫌という訳ではない。
 只、彼女は交流好きなのではないかと思うし、それを観察するのも面白いから。
 あまり引き止めるのも良くないだろうと、思う。* ]
(537) 2022/01/18(Tue) 23:44:26

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ 隣人なればよくよく顔をも知っている。
 きっと時折、立ち話、それに飽き足らず
 カフェの方へと押しかけたこと>>525もあった筈。 ]

 こんにちは、ふふ
 この度もお会いできて嬉しいわ

[ ゆるり、傾けられる首>>515に、
 他の者より幾分か気安い言葉で挨拶を ]

 お紅茶?いいわね

[ 数歩近づけば、彼女のカップから立ち上る
 紅茶の香りを楽しむことはできただろうか。 ]

 春分様もお元気そうで。
 挨拶はまだだけれど、お見かけしたわ。

[ そのまま彼女が許すならしばし、歓談しただろう。
 時折、 ]

 ……目上の方ばかりだから、緊張してしまって

[ などと少々弱気な発言も零したかもしれず。* ]
(538) 2022/01/18(Tue) 23:49:16

【人】 “観測者” 処暑

 
  「 雪兎の姿で話す灯守りが居るんだけどね 」


 
[ 先代処暑も、冬至たる彼女に色々と品を贈っていたらしい。 
 それこそ、餌付けでもするかのように、望まれれば色々と。]


  「 あの愛らしい目で見つめられると甘やかしたくなるというか 」



[ 本人が雪兎でも子供でもないことは知っているんだけど、と言いながら、照れたようにそう言うのが常。
 そしてそれを聞いた私が、内心で拗ねるのも。
 ]
(539) 2022/01/18(Tue) 23:50:01

【人】 灯守りの四 春分

[幾人かと言葉を交わしたかもしれないし、
ただぼんやりと皆の姿を眺めていたかもしれない。

 いずれにしても、その時間を楽しみながら、
          やがて、会合の時間へと**]
(540) 2022/01/18(Tue) 23:52:14

【人】 “観測者” 処暑

―― 月夜、金色の領域にて ――


[ それが当代の私に代わってからは、それは暫く途切れていただろう。
 だが、私も見つめられたのだったか、どうだったか、
 気紛れに冬至の彼女に“米”を渡すことにした。 

 ……しかし、いたく感動したらしい彼女が、私の領域までやってくるのは完全に予想外だった。>>452
 私の領域には、誰も人を入れないが、灯守りだけは他灯守りの領域に許可なく立ち入ることが出来る。
 それは私の“観察”にも大いに役立っており、領域内に風を吹かせては“覗き見”するのが常なのだが。
 ……立秋の彼以外に、態々私を訪ねてくる者がいるとは思わなかった。

 処暑の領域の時間はあまり外と変わらない。夕方が少し長いぐらいか。
 とはいえ、気儘な引きこもり生活、彼女が訪ねてきたその時は、まだ起きていた。 ]


  ……………………はあ……
  ……そうですか……お好きにしてください


[ 長い沈黙の後、出たのは溜息ではなく、相槌の言葉。
 この時間の訪問に対しては何も言うことはないが、色々と言われてどう反応して良いのか分からなかったというのがある。
 彼女は暗闇の中でも収穫をしようとしただろうか。
 私は……手伝うことはせず、唯彼女を“観察”していた。
 そんな果たして彼女の手によるおむすびをご馳走になれたかどうか。

 領域に誰かが居るということ。そんな時間は居心地が悪くはなかった。
 ただ……この出来事をどう受け取るべきか分からなくて、彼女には私の反応は淡白に見えていたのかもしれない。

 もし彼女がそれからも訪問を続けたならば、私の態度も徐々に軟化していったのかもしれないが。
** ]
(541) 2022/01/18(Tue) 23:52:48

【人】 灯守り 小満

――ちょっと前――

自分のところの灯守りには献上できるのにぃ?
もう少しメンタル鍛えといてあげてよ。
私が買いづらい。

[>>527医者騒ぎなんて大げさな。
 中央通れば散歩の範囲なんだから、自由にさせてほしい。
 交渉権を得られるなら、無論喜び勇んで交渉しにいくけど。]

店……には、余ったらね?
じっくり飲みたいから、半分くらいは少し寝かすよ。
あとは、ひと瓶なら開けたら飲んじゃうじゃない?
それがたった3回きりじゃないか。

[>>528最近酔いにくくなってきてねえ、なんて肩を竦める。
 灯守りになって怪我や病気が遠いものになりつつある中、アルコールも回りづらくなってきた気がする。
いいんだか悪いんだか。


 意趣返しに失敗して拗ねるさま>>529に、にこにこ笑み深めながら見送った*]
(542) 2022/01/18(Tue) 23:53:14
灯守りの四 春分は、メモを貼った。
(a101) 2022/01/18(Tue) 23:54:15