19:51:22

人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[犠牲者リスト]
六鹿 賢斗

二日目

本日の生存者:六鹿 稀、千秋、和宮 玲、卯月 侑紗、麗央、月子、恋塚 暎史、舞戸 黎哉、木原 敦久以上9名

舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a0) 2020/08/14(Fri) 0:01:04

【人】 舞戸 黎哉

──夜中・中庭──

遠き山に…日は落ちて…

星は空を…散りばめぬ…


[浴衣姿で椅子に腰を掛けて空を眺めていた。
空に浮かぶのは綺麗な月、それとまたたく星々。
落ち着いた夜の空気は火照った身体を冷ますのにはちょうどよかった。]


今日の業を…為し終えて…

心軽く…安らえば…


[朝まではまだ時間がある。
既に二人の女と濃密な時間を過ごしたせいか新たな出会いを求めていたわけではなかったが。
だというのにその二人と縁があったこの場所に居るのは、きっと。]


風は涼し…この夕べ…

いざや…楽しき…まどいせん…まどいせん…
 
(0) 2020/08/14(Fri) 0:13:35

【人】 舞戸 黎哉

 
こんな時分にどうしたのかな?

眠れない?


[人の気配にその姿も確かめず声を掛けた。
今はもう寝ていてもおかしくない時間。
そんな時間に自分以外で中庭に足を運んだのは誰だろうか。*]
(1) 2020/08/14(Fri) 0:14:18
舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a1) 2020/08/14(Fri) 0:14:38

三谷 麗央は、メモを貼った。
(a2) 2020/08/14(Fri) 0:27:27

和宮 玲は、メモを貼った。
(a3) 2020/08/14(Fri) 0:29:51

舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a4) 2020/08/14(Fri) 0:35:36

【人】 卯月 侑紗

  ー 夜中・中庭 ー

[何となく、寝付けなかった。
 ……きっと、理由なんかそのくらいでした。

 夜風に火照った身体を晒したくて
 なんとなく、静まり返った中庭を
 静かに歩いていたのですが……
 何処からか聞こえた歌に>>0
 私は耳を済ませました。

 椅子に腰かけ天を仰ぐ後ろ姿に
 声をかけようか、黙して通り過ぎようか
 考えあぐねていると、
 向こうから声をかけられてしまいました。]


  ……!心軽く安らっている方は
  こんな時間に起きてないですよ。多分。


[特大ブーメランの自覚はあるのですが。
 まあお気になさらず。]
(2) 2020/08/14(Fri) 0:43:09

【人】 卯月 侑紗

[眠れない、の問い掛けには
 沈黙を以て答えましょう。

 彼の視線がこちらに向けられたとて
 月明かりの下に遮るものはなし。
 先程までの余韻を帯びた赤い顔が
 ぼんやりと照らし出されることでしょう。

 彼の心をざわめかせるものの正体も分からず
 私はこの宵っ張りさんに向かって
 少し眉を下げて見せました。]


  ……何か、お悩み事ですか?


[散々色気が無い、と言われましたので
 彼がもしこの宿に色事目当てに宿泊していても
 私だけは多分きっと大丈夫、という
 妙な自信だけはありました。]*
(3) 2020/08/14(Fri) 0:44:39
卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a5) 2020/08/14(Fri) 1:10:52

【人】 舞戸 黎哉

──夜中・中庭──


……夜行性なんだよ。


[爽やかスマイルを浮かべて返答のあった方を向いた。
たぶん二十歳かそこら辺ぐらいか、見た感じはもう少し下にも見えるけど。
“ここ”の性格を考えれば未成年ってこともないだろうと。]


悩みがある様に見えた?


[そんなわけはないと思う。
悩むものも、悩むべきものもない。]
(4) 2020/08/14(Fri) 1:37:05

【人】 舞戸 黎哉

 

悩みねぇ……そうだ。
今晩、一緒に寝てくれる人がいなくてね。
どうしたものかと迷っていたよ。


[戯けて答える。
そう、こちらに悩みなんて無い以上、そう見えたのなら。]


そういう君は?


[それはきっと投影、彼女自身に悩みがあるからそうら見えたのだろうと、問いを投げ返した。*].
(5) 2020/08/14(Fri) 1:38:08

【人】 卯月 侑紗

  ー 中庭 ー


  あれ、誰とも会えなかったんですか?


[そう聞き返してしまうのは>>5
 彼がてっきり今夜のお相手に巡り会えなかったと
 勘違いしてのことでした。

 もう既におふたりの女性と
 閨を共にされていると知れば、
 私はこの爽やかスマイル夜行性人間の方に
 目を剥いてしまうでしょう。

 あんなの、日に何度もやったら
 きっと駄目になってしまう。
 表皮だけじゃなくて、内臓の中まで
 みっちり隙間なく相手を埋め込んで
 他人と何時間も混ざり合うのなんて。

 最初は、浅瀬で波に爪先を洗わせるような
 やんわりした快楽だったはずなのに、
 いつしか、もう小娘ひとりで抗いきれない
 大きな波に飲まれてしまって─────
 あれを日に何度も繰り返してしまったら
 きっと、本当に死んでしまう。]
(6) 2020/08/14(Fri) 7:15:02

【人】 卯月 侑紗



  わたしは─────、


[悩みはあるのか?と聞き返されて
 私は少し唇を噛むでしょう。
 今起きてしまったのは、悩みというより。]


  恥ずかしながら、つい先程
  女にしていただいたばかりだったので……

  あまりの出来事に、胸がいっぱいで
  くるしくなってしまった、というか……。


[快楽で頭から爪先まで
 染まってしまった身体は
 寝付こうにも熾火を宿したかのように
 ちらちらと熱をぶり返させてしまう。]
(7) 2020/08/14(Fri) 7:15:30

【人】 卯月 侑紗



  全身くったくたで、眠いんですけどね!
  どうやって寝たらいいかなーって。


[そう、明るく笑って〆ましょう。

 傍目には「ムラムラする」の六文字で
 済んだ話かもしれませんけれど……
 まだその辺の言葉と、自分の体、結び付きが
 出来ていないので、許してください。]*
(8) 2020/08/14(Fri) 7:16:20

【人】 空閑 千秋

 
─売店→─
 
[適当な土産物を買い、それを配送してしまう。
 部屋付けではなくて自宅へと。
 荷物を増やすのは得策ではないからと言うのと、
 道中、ここの土産を持っている姿を
 誰かに見られたくはなかったからだ。


 そして、その買い物とは別に
 日本酒の小瓶を一本と、干菓子を買う。
 本当は元からの荷物に忍ばせても良かったが
 矢張り、日常につながるものは
 より少ない方が良いと思えたからだ。


 さて、売店でそれらを買ったならどうしよう。
 買ったものを袋で手に提げて
 私はその場を後にしようとしていた。]*
 
(9) 2020/08/14(Fri) 7:36:38

【人】 舞戸 黎哉

──夜中・中庭──

[この子の言う「女にしていただいた」というのは、初体験を済ませたという意味だろうか。
この場所で?
処女を捨てたいと思う女の子は少なくは無いが、そういう類なのだろうか。]


ふぅん、いい思い出になった?


[処女信仰があるわけではないけど、やはり初めてが辛い思い出でなければいいと思う。
初めての体験でセックスが嫌になる子だっているわけだし。
そういう様子ではなさそうだけど。]
(10) 2020/08/14(Fri) 7:55:59
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a6) 2020/08/14(Fri) 7:57:12

【人】 舞戸 黎哉

 
おいで……


[手を差し出す。
眠いと言いながらもその顔は火照っている様子で、そしてそれを持て余し困惑している様子の彼女に向けて。

彼女が手を取るなら捕まえてしまおう。
手を引いて膝の上に乗せる様に引き寄せる。
そうでないとしても手を差し出したまま待っていようか。*]
(11) 2020/08/14(Fri) 7:57:29
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a7) 2020/08/14(Fri) 8:38:54

三谷 麗央は、メモを貼った。
(a8) 2020/08/14(Fri) 12:05:19

【人】 卯月 侑紗

  ー 中庭 ー

[処女を捨てたのか、と聞かれたら
 きっと私は否定するでしょうね。
 あれは、捧げたつもりです。
 先輩に好きになってもらえる可能性と引き換えに。
 そして、問い掛けにも>>10
 ただ口元に笑みをたたえてみせるだけ。
 べらべらと語って聞かせるものでなく
 私の心に秘めておきましょう。]


  子守唄でも、歌ってくださるんです?


[差し出された手にすぐには応えられず
 私はじっとその手のひらを見つめました。

 大きい手。
 私のとは全然形も大きさも違う。
 その大きな殿方の手がもたらす情欲の味を
 私はもう知ってしまいました。

 また身を投じるのは、本当に壊れそうで、怖い。]
(12) 2020/08/14(Fri) 13:47:33

【人】 卯月 侑紗

[でも、結局迷いに迷って、
 私はその手を取ってしまうのでしょう。
 引き寄せられて、名前も知らない方のお膝の上に
 ぽすん、と載せられて
 私はびっくりして彼の目を見上げました。]


  ……っと!


[乱暴な行為への批難を申し上げようと
 口を開いた……つもりだったのですが。
 自分よりも遥かに大きく逞しい身体に
 すっぽり包まれたなら、
 もうどうでもよくなってしまって。]
(13) 2020/08/14(Fri) 13:47:54

【人】 卯月 侑紗



  ひどいなぁ……やっと初めてを
  卒業したての女の子に。


[幾分冗談めかした口調で、
 知らない男性の胸元に額を寄せて、笑う。

 この人は、何を教えてくれる
 おつもりなのでしょう、と。]*
(14) 2020/08/14(Fri) 13:48:22

【人】 舞戸 黎哉

──夜中・中庭──

[抱きしめるでもなくただそっと手を添えるように、背中をポンポンと撫でる。
見上げてくる目をじっと見つめて、それから冗談めいた抗議が胸元で発せられると。]


人肌はリラックスの効果があるというからな。

それとも“そういうこと”を期待してるのか?


[なんて意地悪を言って回した腕で軽く抱きしめる。
着ていたのは浴衣かそれともそれ以外か。
どちらにせよ薄手なら、乗せた太ももから温かな熱が伝わるだろうし、腕の中に抱いた温もりと、額を寄せた胸元からは緩やかな動悸が伝わるか。]
(15) 2020/08/14(Fri) 14:56:54

【人】 舞戸 黎哉

 
だったら、逆効果だったか?


[女の脈はどうなっていたか。
寄せ合う身体からはそれが感じられただろうか。]


気持ちいいこと、もっと、知りたい?


[言葉だけの抗議はあっても抵抗はない。
同意を得ていると思っても構わないだろうけど、あえてその返事を待った。*]
(16) 2020/08/14(Fri) 14:57:25
三谷 麗央は、メモを貼った。
(a9) 2020/08/14(Fri) 16:38:15

【人】 空閑 千秋

 
─売店に来る前のこと─
 
[ラウンジで飲んでいて思い出したことがある。
 先ほどは、声をかけてもらったにも関わらず>>0:146
 私個人の理由で逃げてしまった>>0:153和宮さんの事だ。
 
 
 だから、売店に行く前に
 ワタシは彼女の姿を少し探していた。
 もし見つけることができたなら
 今度はこちらから呼び止めるつもりで。]*
 
(17) 2020/08/14(Fri) 17:40:49
和宮 玲は、メモを貼った。
(a10) 2020/08/14(Fri) 17:53:29

空閑 千秋は、メモを貼った。
(a11) 2020/08/14(Fri) 18:12:10

【人】 卯月 侑紗

  ー 中庭 ー

[浴衣の背中を叩く手に揺られながら
 私は子ども扱いされたことに頬を膨らましました。]


  うええ……!
  人肌に温もって寝ちゃったら
  私もうただの赤ちゃんじゃないですか!


[悔しい。実に悔しい。
 夜泣きして差し上げましょうか。
 けれど、額を寄せた胸元から響く穏やかな鼓動に
 ちょっと落ち着いてしまったのも事実で。

 叩いた背中にホックの凹凸が無いこととか、
 裾が乱れて、情交の痕跡の残る白い脹ら脛が
 顔を覗かせてしまっているのとか、
 そんなちゃちな色気なんか通じないのでしょう。]
(18) 2020/08/14(Fri) 18:40:58

【人】 卯月 侑紗




  私ばっかり、期待してます……?


[ぷく、とふくれつらのまま
 小さく彼の袖を引いて、囁きましょう。]
(19) 2020/08/14(Fri) 18:42:55

【人】 卯月 侑紗

[彼の目を見つめた睫毛を、また伏せて
 私は浴衣のお袖を軽く引いたまま
 じっと待つことに致しました。]*
(20) 2020/08/14(Fri) 18:43:47

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・じゃぁ僕は可愛いって言う

 [ 支配人もよく言うが、
   怒ることは何事よりも労力を使う。
   そうなると、仕事が100%じゃなくなる。
   それは、全く喜ばしくない。

   だから、私生活だとたまに怒る。
   寝起きに邪魔されたら、1番。  ]

 そう、ウサギ。
 見た目あんなに可愛いのに
 意外と凶暴だし。
 凶暴って言うか攻撃的?

 [ サイズの違いも、
   好きな理由のひとつだとは思う。
   隣の彼女は、片手を使って
   ウサギの耳を作っている。

   可愛い仕草をしていることに
   彼女は気づいただろうか。   ]
(21) 2020/08/14(Fri) 18:47:41

【人】 恋塚 暎史


 まぁ確かに……
 でもさ、蹴られたら1発KOで、骨折れるから
 間違っても走ってるダチョウに近づいちゃいけないよ?

 [ 温泉卵にするなら大きめの鍋1つ使うことになる。

   そういいながら、彼は沖縄で食べた
   ダチョウの目玉焼きを思い出していた。
   卒業旅行で男4人くらいで行ったあのとき。
   4人で分けてちょうどよかった目玉焼き。

   もう一生食べることはないのではないか。
   そんなことを友人たちと話したことを覚えている ]
(22) 2020/08/14(Fri) 18:47:51

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 [ 入ってないと答える彼女。
   これは確実に入っている。

   本物は、こうやって否定するから。
   彼の中で彼女は天然で
   可愛いところが沢山のお姉さんという
   認識に改まって行った。  ]

 ウォッカとグレープフルーツジュースでブルドッグ。
 そこに塩が加わるとソルティドッグ。
 簡単な違いなんだけど、味もガラッと変わる。

 だから、お酒は面白いんだ。

 [ みる楽しさも、沢山あるから。
   なんて少し残念そうな表情を見せる
   彼女に、声をかけただろうか。 ]

 ……したい。玲さんと、キスしてみたい。

 [ グラスを綺麗にしていた手を休めて、
   楽しそうに聞いてくる彼女の目を見て、
   彼は真面目な顔をして答えるだろう。

   余裕はなくても、
   望まれればきちんと答えるくらいはやれる。
   真面目に返したら、
   彼女はどう返事をするのだろうか ]*
(23) 2020/08/14(Fri) 18:53:52

【人】 空閑 千秋

 


[彼の姿を見て、私は
 ザアッと全身の血の気が引いていく感覚を味わっていた。]
   
 
 
 
(24) 2020/08/14(Fri) 19:05:36

【人】 空閑 千秋

 
[彼の姿は見た事がある。おそらく一方的にだ。
 名前を舞戸黎哉。
 高校時代の友人に呼び出されての人生相談。
 と、いう名の、過去の押し付けと惚気に
 付き合わされた時だった。

 過去の男性遍歴は自分、つまり
 相手は女の子で友人同士でしたとして欲しいとか
 彼と結婚できたらうんたら、かんたら。
 結構イケメンなんだよ、と写真を見せられて
 適当に話を合わせていた記憶はある。

 勿論、変な画策はきっぱりと断ったが。
 彼女は、確か何処かの大きな会社の社長令嬢だった。
 気さくに話してくれるのはありがたいが、
 酔うとキス魔になっていて困ったのは
 大人になってからの話。


 しかし、そんな、現実とつながりかねない相手が
 視線の先に姿を見せていたから。
 私は青くなり、咄嗟に首を竦めて首輪を隠して
 そっとそれを外してしまったけれど、
 …見られてしまったろうか。]
 
(25) 2020/08/14(Fri) 19:05:59

【人】 空閑 千秋

 
   ……その。
   あの、どちらかでお会いしたことは……?
 
 
[そして恐る恐る、声をかけただろう。
 まさか当の本人か。
 それとも小さな写真だったからこその見間違いか。
 カラ、と喉がひり付く感覚。
 手の内に黒革の首輪を握り隠しながら。]*
 
(26) 2020/08/14(Fri) 19:06:20
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a12) 2020/08/14(Fri) 19:08:30

【人】 舞戸 黎哉

 
期待、してるんだ……?


[ぷくりと膨れた頬に掌を当ててじっと目を見つめる。
幼さとは言わないが、まだ子供っぽさの残る顔。
浴衣越しに触れる身体は十分大人だけど。]


どうかな?
………試してみる?


[不敵に笑う。]
(27) 2020/08/14(Fri) 19:21:56

【人】 舞戸 黎哉

[顔を近づける。
鼻先を触れさせて。
吐息どころか体温さえも感じられるほど近く。

少し震えるだけで触れ合いそうな唇の距離。
伏せた睫毛をそっと見つめてその間を保ったまま。

決して男から唇を触れさせることはしない。*]
(28) 2020/08/14(Fri) 19:23:23

【人】 舞戸 黎哉

──どこか──

[声を掛けられたのはいつどこでのことだったか。
声の主に向き直れば見知らぬ顔。

───男?───女?

いやよく見れば女とわかる。
そもそも、身にまとう浴衣は女物だ。]


いや、覚えてないな。

っていうか、……ナンパ?


[思い切り真面目な顔を作って答える。
女にしては背が高く、男のような髪型もあって見ようによっては男にも見えるが、確かに女だ。]
(29) 2020/08/14(Fri) 19:54:37

【人】 舞戸 黎哉

 
俺は黎哉。
お誘いなら、喜んでお受けするけど?


[一転して軽薄な笑顔で名を名乗り、目を細めて「どうなの?」と口の端を歪めて尋ねた。*]
(30) 2020/08/14(Fri) 19:54:55

【人】 三谷 麗央

――館内どこか――


[真夏とはいえ夜が更けてくれば、山手に建つこの宿の外気は
幾分の涼しさを感じさせるものに変わっていた。

軽く衿をはためかせて湯上がりの熱さを逃がしながら、
館内へ入ろうかというところで傍らの女性に
楽しかったよ、と声を向ける。

返った返事が社交辞令からか本心からか、
気にするようなこともない。

やがて彼女と別れ、しばらく館内をぶらりと歩く。
火照った身体を冷まそうかと、自販機で緑茶を買った。]
(31) 2020/08/14(Fri) 19:57:32

【人】 三谷 麗央

[――ふと、見かけた相手に既視感を覚えてそちらへと。
艶やかな長い黒髪、いかにもよう似合った浴衣の着こなし。
彼女の方へ歩んで一言、掛けた。]


……もしかして、月子さん?


[人違いかどうか、尋ねてみれば分かること。
相手の答えはどのようなものだったか。]*
(32) 2020/08/14(Fri) 19:58:59

【人】 木原 敦久

── 夜中・売店前 ──


  ……ふぁ


[浴衣を身に着け部屋から出れば、廊下で欠伸をこぼす。
食べてひとしきり運動したら眠くなる、人間の摂理だ。

なのに目を閉じても眠りが訪れないのは
まだ残る熱の余韻のせいか。
熱が過ぎ去った後にくる、人肌恋しさのせいか。

そういえば夕刻頃にラウンジで会った
負けん気が強い箱入り娘はどうしただろう。
部屋は知っているけれど、
楽しんでる最中を邪魔するのも野暮だしな]
(33) 2020/08/14(Fri) 20:01:00

【人】 木原 敦久

[部屋の外の空気を吸いがてらのんびり廊下を歩いていれば
売店前に桔梗を見つけた>>9


  こんばんは
  こんな時間に一人酒?


[微かに袋から透けて見えた酒瓶に、
軽い調子で声を掛ける。
近くで見るとなんとなく見覚えある気もするけれど
数年前に一度きりの邂逅の記憶を彼女に重ねることは
おそらくすぐには難しい*]
(34) 2020/08/14(Fri) 20:01:06
三谷 麗央は、メモを貼った。
(a13) 2020/08/14(Fri) 20:02:05

木原 敦久は、メモを貼った。
(a14) 2020/08/14(Fri) 20:04:42

【人】 空閑 千秋

 
─夜の帳に紛れて─
 
   黎哉、さん。
   ……ああ、私は、千秋と言います。

   ナンパというよりは、そうですね。
   本当に貴方を見た気がして、つい。
   ここでは日常を忘れて過ごしているのに
   まさか知り合いが、と肝が冷えてしまいました。
 
 
[素直にナンパでは無いと
 安堵の息を吐きつつ、首輪を浴衣の合わせにしまう。
 しかし真面目な顔が一転、笑顔に変わったなら
 此方もその表情を和らげて。]
 
(35) 2020/08/14(Fri) 20:15:47

【人】 空閑 千秋

 
   でも、こういう場ですもの。
   お相手して頂けるなら喜んで。

   ……火遊びは、お好き?
 
 
[そっと手を伸ばして彼の腕に私の腕をからめよう。
 そして首を傾げて問うのだ。

 …もしあの子との見合い話が進むなら。
 やめた方が良いと忠告する事も吝かではないのだが
 それは自身の秘密を晒す諸刃の剣。
 それならば、巻き込んでしまえと密かに思いながら
 く、と彼の腕を軽く引いた。]*
 
(36) 2020/08/14(Fri) 20:16:05
和宮 玲は、メモを貼った。
(a15) 2020/08/14(Fri) 20:21:29

【人】 空閑 千秋

 
─売店前にて─
 
[かけられた声に目を、ぱちり。>>34
 周りには今私しかいなかったものだから
 男性の声は此方にかけられたものだろう。

 黒革の首輪をしたまま、振り返る。
 此方は生憎勉強ばかりが得意な身で
 仕事柄情報を詰める事が得意な方で。

 その声に、姿に。
 今この場所に似つかわしく無い記憶がふわりと過ぎる。
 一度きり、人々行き交う駅の中。
 仕事に疲れたそんな時のことが頭をよぎって……。]
 
 
   ……ミント飴……?
 
 
[ぽつり。そんな言葉を落とした後。
 彼に近づいていってみる。
 あれ切り会ってはいないからか
 日常に強く結びつくとは思わないまま、
 彼の前に立つと袋の中身を軽く掲げた。]
 
(37) 2020/08/14(Fri) 20:25:17

【人】 空閑 千秋

 
   ふふ、一人酒は先ほどラウンジで。
   このお酒は、お供えに使おうかと思います。
   ……ここにはね、
   優しい幽霊さんがいるんですよ。
 
 
[なんて微笑みながら告げて、袋を下ろして
 彼をまっすぐに見てみよう。
 あのときの悩みは知らないけれど
 大事な人とはどうなったろうか。

 …この場所にいることと。
 消えた指輪が答えなのかと微かに目を細め。]
 
 
   ……貴方は?
 
 
[一人酒? それとも?
 少なくとも今は一人に見えるその姿に、
 ほんの少し、身を近づけた。]*
 
(38) 2020/08/14(Fri) 20:25:35

【人】 舞戸 黎哉

──どこか──

知り合い?

ふぅん、そんなもん?


[別に見られても構わないけど?というのは男の事情。普通は見られるのは嫌なものなのだろう。
それはきっと本当の自分といつもの自分に乖離があるのだろう。]


好きじゃないやつがここいにいるか?


[腕を引かれれば抵抗はしない。
どこへ連れて行くつもりなのかはわからないまま。*]
(39) 2020/08/14(Fri) 20:57:02

【人】 和宮 玲

──少し前・売店に来る前──

[おそらくは黎哉さんと別れたあと
飲んだお酒をラウンジの方に片付けようと歩いていた時。

>>17見えたのはラウンジか出てきた
千秋さんの姿。

その姿を見つけた時、私は咄嗟に目を伏せてしまった。

──それはいけないと、その後にゆっくりと顔を上げて
眉を下げながら、少し不安そうに声をかける。]

 こんばんは、千秋さん。
 ……この前はごめんなさい。
 何が不快にさせたことが、あったのかしら……

*
(40) 2020/08/14(Fri) 21:09:55

【人】 和宮 玲

──過去の話・可愛いかしら?

[>>21寝起きに怒るか……
そんな話を聞けていたら
少し悪戯でもしてあげたくなるけれど
そんな状況は共に朝目覚めるでもなければ起こり得ないか。]

 ……その意外性は
 好きな理由になるのかしら?

[耳を手で作ったのは
分かりやすくなると思ってやったのだけど
彼に可愛いと思われていれば
やはり少し恥ずかしいか。]

 走ってるダチョウに?
 ふふ、それは
 自動車の前に立ち塞がるようなものではなくて?

[ダチョウの目玉焼きの話が聞けたなら
4人で食べる量だなんて、そんな大きいの?
なんてびっくりしてしまうだろう。
それも卒業旅行の学生4人で丁度いい量だから。]*
(41) 2020/08/14(Fri) 21:21:14

【人】 空閑 千秋

 
─夜の帳に紛れて─
 
   ……ふふ、そうですけど。
   恋人とか、婚約者とか。
   居てもおかしくなさそうな方でしたから。
 
 
[つい、と小さく笑いながら。
 そのまま廊下を歩いていく。>>39
 向かって行ったのは休憩所。
 個室になったそこへと男と歩いていく。]
 
 
   ここには何回か、いらしているんですか?
 
 
[途中、すり、と。
 指と指を絡め合わせてつなぎなおそうとしながら。]*
 
(42) 2020/08/14(Fri) 21:26:45

【人】 空閑 千秋

 
─和宮さんと─
 
[その姿を見つけたのはいつの頃か。>>40
 視線を伏せられて、矢張り逃げてしまったからかと
 申し訳ない気持ちが溢れて小走りに駆けつける。
 彼女の不安そうな声。
 その言葉に、軽く首を横に振った。]
 
 
   いえ、こちらこそごめんなさい、和宮さん。
   せっかく話しかけてくれたのに。
   和宮さんは悪くないの、
   ただ、…………。
 
 
[私も少し視線を伏せる。
 どう伝えて良いかわからず、けれど、
 いくら此処でしか会ったことのない関係とはいえ
 誤解させたままは忍びなかった。
 だから、こほんと一つ咳払いをしてから。]
 
(43) 2020/08/14(Fri) 21:35:32

【人】 空閑 千秋

 
   ……ほら、わたし。
   前は女性として、扱われなかったと言ったでしょう。
 
 
[それで彼女に慰めてもらったのだ。
 女性の部分を愛でてもらって、
 少しでも破瓜の時に苦痛のないようにと。
 そしてお返しにわたしも彼女の女の部分を愛で返した。
 そんな、艶めいた記憶とともに蘇る劣等感。]
 
 
   …男の人を誘って見たの。
   でも、周りに人が増えて、
   可愛らしい人も綺麗な人も。
   だからきっとまた選ばれないかもしれないって、
   人が増えてきて怖くなって……。
 
 
[ここは、一人の人とだけ肌を重ねる場所じゃない。
 そう、知ってはいるけども。]
 
 
(44) 2020/08/14(Fri) 21:35:55

【人】 空閑 千秋

 
   …あの時もう、声をかけられなくても
   逃げ出したくなってたの。

   だから和宮さんのせいじゃないわ。
   ごめん、ね?
 
 
[ただ私が選ばれない事に怯えただけだと、
 深く、頭を下げたのだった。]*
 
(45) 2020/08/14(Fri) 21:36:11

【人】 舞戸 黎哉

──どこか──

婚約者、ね。
普通は「奥様」とか言うところじゃないか?


[確かに薬指に結婚指輪はない。
だが、それを言うなら婚約指輪だってしていない。]


ま、そういうのは居ないな。


[今は。
もう少し経てばそれこそ「奥様」を迎えることになるのだけど。]


ここは初めてだよ、ここは。


[パーティやらクルーズやらに参加したことはあるけど。*]
(46) 2020/08/14(Fri) 21:45:02

【人】 美雲居 月子

   ───ロビーにて


[ ぼんやりと、間接照明を見つめる。
夜半を過ぎ、暗く落とされた受付。
すでに人気のないこの仄暗い場所で
ロビーに置かれていたソファに腰掛け
ただぼんやりとしていた。

情事の後の気怠い体。
俯き、爪を見つめて親指の腹で
中指と薬指の爪先をなぞる。
ゆったりと瞬きを繰り返していた。

結っていない落ちたままの髪。
片側を流すように首を傾け、
そっと耳にかけた。]

 
(47) 2020/08/14(Fri) 21:52:30

【人】 美雲居 月子



[ ふと、かかった声に、伏せていた顔を、
まつげを上げて、そちらをみる。>>32

ぼんやり浮き上がるように光る。
まるで、積もった白雪のよう。]



    ───三谷さん


[ 浮かんだ名前を口にして。
にっこり人好きのする笑みを浮かべた。]



   こんなところで会うやなんてねえ


[ そう続けて、「座らはる?」と
己の正面にあるソファをちら、と見て、
視線を彼の方に戻し。]*

 
(48) 2020/08/14(Fri) 21:52:48

【人】 空閑 千秋

 
─夜の帳に紛れて─
 
   あ、流石に奥様や婚約者がいらっしゃる方は
   本当に自衛してくださらない限りは
   ごえんりょねがっているのですが。

   いらっしゃらないなら、良かった。
 
 
[そう、まだ"候補"を募っている段階だとは
 友人情報、それも少し前のこと。
 だから念のための確認を言葉に混ぜて、
 休憩所へと辿り着いたならそっと彼の手を引いた。
 その畳の上に腰を下ろしてほしいと。]
 
 
   ここで起きることは、泡沫の夢のようなもの。
   お互いに、楽しみましょう?
   そうして、私に、
   女であることを刻み付けてほしいんです。
 
 
[そっと、彼の頬に手を伸ばす。
 彼が腰を下ろしてくれたなら隣に腰を下ろして身を寄せて。
 立ったままならそのままに。

 唇を寄せたならば、
 重ねることはかなっただろうか。]*
 
(49) 2020/08/14(Fri) 21:58:02

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ>>23

[いつの間にか私の評価が
可愛いやらで固まっていたとは梅雨知らず。]

 お酒に塩を入れるの?
 そっか、ソルティだものね……
 でも、お酒に塩だなんて……

 そっか。
 ずっと恋掴くんが作ってるのを
 見てたら、面白いだろうね。

[声を掛けられれば
私は、そう言う風に返す。]

 ……うん。
 ムーランルージュの味と似てるかどうか……
 よく、比べてみて。

[>>1:250彼の言葉を思い出しながら
私は彼の方に身を乗り出して
グラスを置いた彼の唇に、そっと口づけをする。]*
(50) 2020/08/14(Fri) 22:00:02

【人】 卯月 侑紗

  ー 中庭 ー

[まつ毛の絡み合うような距離で見つめ合う意味を
 私はなんとなく理解して、
 自ら、殿方の唇へと唇を重ねました。]


  ……全て、あなたのご随意に。


[積み重ねれば届くかも、なんて
 甘い幻想かもしれない。
 本当は、幾ら身を砕こうと
 手に入らないものかもしれない。

 それでも、私は、ほんの少しの可能性にも
 懸けたい、と思ってしまうのです。]
(51) 2020/08/14(Fri) 22:18:47

【人】 卯月 侑紗




  でも、ここじゃ嫌です。


[他の誰かの目に触れる場所で、なんて
 流石にハードルが高いでしょう。

 私は目の前の雄々しい身体に縋って
 耳殻を唇で食みながら
 「もっと、ふたりになれるところがいい」
 なんて、誘ってみようとしたでしょう。

 もっとも、彼が応じてくださるかは
 分かりませんが。]
(52) 2020/08/14(Fri) 22:19:24

【人】 舞戸 黎哉

──休憩所──


泡沫なのに刻み付けていいのか?


[ちょっとした矛盾。
だけど、それがきっとこの女の本質ではないかと思える。
二面性、自己矛盾、表と裏。]


忘れられなくなっても知らないぞ。


[畳の上に腰を下ろして身を寄せる千秋の腰を抱く。
唇が近づいたならそれを避ける必要はなく。
受け入れ、甘い口づけを。*]
(53) 2020/08/14(Fri) 22:20:08
卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a16) 2020/08/14(Fri) 22:23:01

【人】 舞戸 黎哉

──夜中・中庭──

[唇が重ねられればその下唇を挟んで逃がさない。
そのまま舌先で舐ってから解放する。]


全て、なんて言っていいのか?知らないぞ?


[耳を食んだことには少し意外な感じはしたけれど、擽ったそうに笑った。]


なら……


[と言いかけて思案。]


名前を聞いてなかったよな。


[もし彼女が名乗るのであれば「黎哉」と答える。
そして、彼女の部屋はどこかと尋ねただろう。*]
(54) 2020/08/14(Fri) 22:31:24

【人】 空閑 千秋

 
─休憩所─
 
   ……それは。
   日常だと、余りにも女扱いが少ないですから。
 
 
[だから、と矛盾した言葉の言い訳を綴る。>>53
 忘れられなくなったら?
 忘れられないから、この宿に三度も訪れたかもしれない。

 女の形になる事を求めて。
 女の喜びの形を求めて。でも。]
 
(55) 2020/08/14(Fri) 22:37:17

【人】 空閑 千秋

 
   忘れられなくなったなら、
   一人寂しく泣きましょうか。
   忘れられなくなっても、
   貴方に責任は求めませんよ。 ……ん。
 
 
[彼に身を寄せ、腰を抱かれ。
 頬に手を添え唇を寄せ、甘く唇を食む。
 瞳を伏せて頬に添えた手をするりと彼の首裏へ。
 舌先を忍ばせ、くちゅ、と小さく水音を立てては
 その体に強くすがりつこう。

 赤い舌先をくねらせて、彼の舌先に絡ませて。
 ちゅく、ちゅく、と甘く吸い付いて蜜を飲み込む。
 こくりと喉を鳴らしたなら唇を離して
 そうっと、その胸板に掌を押し付けよう。

 その心臓の音がよく感じられるように。]*
 
(56) 2020/08/14(Fri) 22:37:34

【人】 三谷 麗央

  ――ロビー

[受付の照明は既に暗い。>>47
スタッフも休息か翌日の準備かに掛かっている頃なのだろうか。
その中でふと見かけた人影。

問うてみれば間違いではなかったと、返事に知れた。>>48]


お久しぶり。
二年半、くらいかな。


[月子の視線が示した向かいのソファに腰掛け、
彼女に向き合う。結わず垂らした髪を見るのは初めてだったか、と。]


それはこっちも。まったく、奇遇だな。


[言って暫く、沈黙し。]
(57) 2020/08/14(Fri) 22:41:53

【人】 三谷 麗央

 

月子さんは、ここではもう何度か?


[と。滞在の回数を尋ねてみるつもりで問いを向けた。]*
(58) 2020/08/14(Fri) 22:43:17

【人】 木原 敦久

── 売店前 ──


[振り返った彼女の首に黒いものが見えた。
なるほどそういう趣味のもいるのか>>37


  飴?


[微かに聞こえた呟きが、一瞬引っかかったけれど]


  …………幽霊に、お供えって


[目の前で上下する袋を目で追いながら>>38
口元が僅かに引き攣った。霊感はない。
ないからこそ、見えないものはなんだか不気味だ。

あっちの噂も本当なんだろうか。
いや、噂を知って手揶揄われてるのかこれは?

判断に迷いながら、彼女の目を見返して]
(59) 2020/08/14(Fri) 22:55:31

【人】 木原 敦久


  俺はそうだな……
  添寝してくれる相手探し?
  なんだか眠れなくてね


[距離を縮める彼女に、こちらからも手を伸ばし。
するりと腰を引き寄せれば、横に身を添わせ]


  あんたがしてくれる?
  眠れなくなるようなことでも、いいけど


[にっこりと笑って顔を覗きこんだ*]
(60) 2020/08/14(Fri) 22:55:52
舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a17) 2020/08/14(Fri) 23:09:25

【人】 和宮 玲

──千秋さんと──

 そう……だったのね。

 ごめんなさいそこまで思い詰めていたなんて。

 ……あ、頭を下げないで、ね?!

[>>45千秋さんが頭を下げてしまうと
私は慌てて彼女のもとに近寄り
顔を上げて、と声を掛ける。

ただそこまで思い詰めていた、と言うなら
少し分かることがある。]

 ……今は、
 気持ちは落ち着いたんですね?

 ……時間が解決してくれたのか……

 それとも、良い出会いがありましたか?

[と私は努めて優しい声で語りかける。]*
(61) 2020/08/14(Fri) 23:10:21
和宮 玲は、メモを貼った。
(a18) 2020/08/14(Fri) 23:14:49

【人】 空閑 千秋

 
─売店前にて─
 
   一人寝が寂しくて涙している女の子の
   涙を拭いてくれる優しい幽霊さんですよ。
 
 
[さらり、とそう返したのは
 自分は彼が悪いものではないと知っているから。
 少なくともそう信じているからだ。>>59
 飴に関しては覚えていないようだったけれども
 それならそれ、と。
 しかし腰を抱かれて顔を覗き込まれ>>60
 向けられた問いにはくすくす、と笑いを返した。]
 
 
   ええ、構いませんよ、どちらでも。
   添い寝でも膝枕でも。
   ああでも母乳はでませんから、
   添い乳? は、できませんけど。
(62) 2020/08/14(Fri) 23:15:00

【人】 空閑 千秋

 
[したとしてもそれは吸うだけの話になる。
 それにこの場であるなら
 そのまま自分が疼いたままになってしまいそうだが。
 しかし、実の所まだ疼いたままなのだ。
 身体の奥、触れられなかった女淫が
 ひくん、と震えているのがわかる。
 わかるから、売店の前だと言うのに
 彼の手をそっと手にして、
 浴衣の自分の胸元へと導いた。]
 
 
   …………でも、わたし、いまは。
   添い寝よりも、
   シたい気分、です。
   …………いますぐにでも。
 
 
[どこで暴かれても、痛めつけられても。
 眠れなくされて良いんだと彼を誘うことは

 うまく、できていたろうか?]*
 
(63) 2020/08/14(Fri) 23:15:15

【人】 美雲居 月子

  ───ロビーにて




   ほんまやねえ


[ 一瞬伏せた目をふ、とあげて
微笑みかけた。

2年半か。もう、そんなになるのか。>>57
彼と会ったとき、わたしはどんな顔を
していたのだろうか。
今も、変わらないだろうか。

彼の問いかけに目を丸くして、
ぱちくりと瞬かせ、それから
ふ、と悪戯っぽく笑む。]
 
(64) 2020/08/14(Fri) 23:24:19

【人】 美雲居 月子




   なぁんや、野暮なこと
       聞かはるなァ……


[ それは内緒、と言わんばかりに
そっと人差し指を唇に当てて。]



    三谷さんは?
   もうええ人、見つけたん?


[ と尋ねられたことの真意も
よく察せぬまま、今度は逆に問いかけ。]*
 
(65) 2020/08/14(Fri) 23:24:47

【人】 空閑 千秋

 
─和宮さんと─
 
[彼女の問いかけに、少し答えに窮した。
 落ち着いてはいるけれど、
 これは様々な状態でハイになっているともいえる。
 それは、女として抱かれたからだ。
 女として、気持ちが落ち着いたからだ。]
 
 
   そうですね、女として抱かれて
   少し自信は取り戻せたと思います。
   だって、ほら。
   ……こんなものも、付けてますし。
 
 
[こつ、と指先で首輪を示す。
 先ほどまではなかった、白を彩る黒だ。
 そうしてから浴衣の下側に手を伸ばし、
 スルスルとその裾を割りたくし上げて見せるのだ。]*
 
(66) 2020/08/14(Fri) 23:25:27

【人】 三谷 麗央

  ――ロビーにて

[そう、およそ二年半前。>>64
冬の終わりに休みを取って京阪神と三都を巡った。
学生時代からの交際相手との最後になった旅行だった。]


まぁ、いろいろあるよな。大学出て、就職したら。

……月子さんはあの宿、継ぐの。


[かわされた問いには世間話のように話を変えて。
返された問いには>>65。]


いや?
フったりフラれたり、そんなんばっかり。
それでここにも泊まってるのかもね。


[弛く、振って、そう苦笑を向けた。]*
(67) 2020/08/14(Fri) 23:38:41

【人】 和宮 玲

──千秋さんと──

 首、輪……?

[>>66彼女が指を指した先を見る。
今までは彼女の顔や、言葉に耳を傾けていて
装飾品などに気が回らなかったけど。

さらに裾をたくし上げて見える光景は]
(68) 2020/08/14(Fri) 23:53:18

【人】 美雲居 月子

  ───ロビーにて


[ そやなあ、とぼんやり、また
その白熱灯の灯りの方を見つめる。]


    いや、継がへんよ。
    兄がおるさかい、兄が継ぐ。

    うちは、…───嫁入りするのよ。



[ と、眉尻を下げて告げた。
そうして投げた問いかけに、
曖昧に返ってきた言葉。]
 
(69) 2020/08/14(Fri) 23:58:49

【人】 美雲居 月子




    なんや、しばらくまだ
   決まった人を作る気はないの?


[ そう尋ねて。
いや、と小さく呟いて首を振った。]


   ───今のなし。忘れてんか。

  そやなあ、…今好きな人とかいてる?


[ 「気になる人、とか」と続けて。
2年半前、旅館にきたとき彼は確か、
かわいらしい女の子と一緒だった。
だが、曖昧に濁したと言うことは、
きっと別れてしまったのだろう。
夜半の戯れだ。
できるなら彼の恋の話を聞こうかと。]*

 
(70) 2020/08/14(Fri) 23:59:06

【人】 三谷 麗央

  ――ロビーにて



そっか。
あっちの業界、意外と狭いそうだし。
それで? 気乗りしなさそうに見えんの。


[ 下がる眉、月子の応えへ>>69呟くように口にする。
尋ねられたのには小さく肩をすくめ、
続いた打ち消しの言葉を聞くと>>70]


……じゃ、いま俺が言ったのも。忘れといて。


[笑みを返して、少し考えるように
黒々と夜闇を湛えた天井を見上げた。]
(71) 2020/08/15(Sat) 0:09:31

【人】 三谷 麗央

 

今、か。
好きかどうかは、……どうだろうな。

しょせんは、お試し。
って思ってるのかもしれないし。

誰かに恋愛感情持ってて、此処に泊まりに来るのは普通、
しないだろ?

[言って、不意に可笑しげな笑みを月子へ向けた。]
(72) 2020/08/15(Sat) 0:13:25

【人】 三谷 麗央



……そういや学生の頃、な。
  俺と月子さん、付き合ってんのって聞かれたこと、あったよ。

  観光案内のサークルでね。
  一時期、お客さんえらい続いた頃あったやん。
  その辺の頃に。

[といっても、その頃には付き合い始めた相手が他に居たのだが。
社会人になって一年が過ぎようとした頃に関西を旅行して、
そして別れることになった彼女。]

……まあ実際、月子さんのことも好きやったけどね。

  あの頃に彼女と付き合うてなかったら、

……うーん。でもやっぱ、なかったな。告白とかは。

[しばらく考えて、軽い笑いと共にそう昔を語るのだ。
いま現在、から逸らすように。]*
(73) 2020/08/15(Sat) 0:21:05

【人】 美雲居 月子

  ───ロビーにて



   そやなぁ…


[ 最後の一文には同意をしながら、
それなら結婚すると言っている
己はどうなのかと問いたい気持ちもあった。
だがそんなことよりも。]



   まだ好きかどうかはわからへん
   いうことはだれか気になる人が
   いてる、いうことやろ?


[ 「ええなあ」と口元を緩める。]

 
(74) 2020/08/15(Sat) 0:31:21

【人】 美雲居 月子


[ そうして続いた彼の昔話に、
あげていた首を元に戻して、
きょと、と目を丸くした。
それから眉を寄せ、破顔して。]


   なんちゅう根も歯もない噂やの


[ と笑ってしまう。
明らかにお客様と仲居、という
立場でしか話していないというのに、
人の噂というものは不思議なもので。
ちょっとした思い込みから
思いもよらぬ火種になったりもするだ。]

 
(75) 2020/08/15(Sat) 0:31:41

【人】 美雲居 月子




   ふ、…おおきに。

   ───なんやそれ。
   

[ 好きだったかもしれない、
ただ告白はしなかった、と言われて
それには流石に苦笑してしまう。]


   うちはなァ…
   綺麗な髪の人やなあ、思うてたかな。


[ ぼんやり浮き上がる、
岩場に積もった雪を思い出す。]

 
(76) 2020/08/15(Sat) 0:32:03

【人】 美雲居 月子




   三谷さんの髪、派手やろ?

   そやけど、なんやろなあ…
   不思議と、違和感はなくてなあ…


[ と逡巡すれば。
懐かしいな、と目を細めた。]*
 
(77) 2020/08/15(Sat) 0:32:20

【人】 美雲居 月子


[ 西は京都のとある老舗の旅館。
そこが女の生まれた家だった。
許された自由は25歳まで。
そのあとは───決められた人のもとへと
嫁ぐことが、生まれた時から決まっていた。

この場所へと来たのはリサーチのため。
とはいえ、それはもちろん表の理由。
本当の目的はわかり切ったこと。
その噂の真贋を確かめるべく、
わざわざ熱海くんだりまで足を運んだのだ。

結果、聞き及んだ噂は真実で。
こうして、つい先ほど知り合ったばかりの
男と肌を触れさせていた。

爛れた遊びをし始めたのは20を少し過ぎた頃。
10代の頃には色恋に耽ることもあった。
好きな人もいた。だが、ずっと一緒にいよう、
そんな些細な軽口のような約束すら
交わすことのできない身で長続きが
するはずもなく。いつだって、向こうから
別れを切り出されて終わったのだ。

「25の歳が終われば、決まった人と結婚する」
それは、祖父が、経営が傾きかけた頃
親友に金銭を用立ててもらったときに決まった。]
 
(78) 2020/08/15(Sat) 0:39:40

【人】 美雲居 月子



[ 孫同士を結婚させることが条件だったのだ。
その親友は、祖母のことが好きだった。
だから、祖母との繋がりを持ちたくて、
そんなことを提案したらしい。

祖父は頷くほかなかった。

先に孫ができたのは親友の方。
祖父と祖母の間に母ができたのは遅かったし、
わたしが生まれたのも遅かった。
逆に親友の方は随分と皆早かった。
それで開いた年の差は20にもなる。

その約束のことについて聞かされたのは、
同級生の男の子に初恋をした、
小学5年生のときだった。

祖父に「好きな人ができた」と喜び勇んで
報告をしたら、静かに首を振られた。]

(79) 2020/08/15(Sat) 0:41:32

【人】 美雲居 月子




「月子、お前には許嫁がおるんや。」


そういって見せられた写真は、
親子程も年の離れた男。
お前は将来この人と一緒になるんや、
そう言われたとて実感は湧かなかった。
ただ、自分には選ぶ権利が、
将来を共にする人を探す権利が、
なにひとつ与えられていない。
その真実だけがぼんやりと浮かんだ。

16になって、結婚できる年になった頃。
本当はびくびくしていた。
青春を味わうこともできぬまま、
すぐに嫁に出されるのではと。
だが、祖父は「25まで待つ」と言った。

それまでは好きにしていい、とも。
事実、家族はわたしがなにをしていようと
咎めることはしなかった。
───知らないのかもしれないけれど。]

(80) 2020/08/15(Sat) 0:42:28

【人】 美雲居 月子




今晩がきっと、最後になる。
まだ顔もよく知らぬ男の妻になるまで、
許された自由の日。

肌を重ねて、愛される。

その幻想を触れた唇の数だけ増やして。
囁かれた愛の言葉を胸に。
吐いた嘘の分だけ、重ねて。
仕舞い込んで。

自由を手に入れたかった女が、
最後に選んだのは愛だった。

一晩だけ、過ごした相手が運命で、
ここから連れ去ってくれる、そんな
幻想を抱いて日の出を待ったこともある。

だけど、そんなのは全てフィクション。
映画の中の出来事でしかない。

現実は、そううまくは行かないのだ。

(81) 2020/08/15(Sat) 0:43:58

【人】 美雲居 月子


[ 日の出のその前。
公園の芝生で飲むワイン。
見上げた空。
月の映る川。
煌く水面。ロマンチックな風景。

憧れた。
いくら爛れた遊びをしたって、
いつだって憧れたのは純愛だった。

子供っぽいと笑われるだろうか。
それでも構わない。

ないものねだり。
手が届かないから、ほしかった。


───だがそんな夢を見るのももう終わり。]

(82) 2020/08/15(Sat) 0:45:14

【人】 美雲居 月子



[ あの2人も、口には出さずとも、
「この夜が明けなければいいのに」
そう、願ったのだろうか。


わたしは思う。
ひとりぼっちの月。
明けないでくれればいい。
ずっとそこに佇んでいてほしい。

わたしは選びたかった。
誰かに、選ばれたかった。

己の隣を、歩いてくれる人を。
このぽっかりあいた場所を、
優しい光で包み込んでくれる人を。

それも、無い物ねだりだ。]*

 
(83) 2020/08/15(Sat) 0:45:58

【人】 木原 敦久

── 売店前 ──



  涙をふく……幽霊ってさわれんの


[いい悪いよりも、そっちが気になった。>>62

割と真剣に幽霊の概念について考えながら
その笑う顔が記憶の端にようやくひっかかる。
ああそうだ、あの時の相談料を渡した──]
(84) 2020/08/15(Sat) 1:21:10

【人】 木原 敦久

[記憶を確かめるより先に、彼女に手を取られ。
浴衣の上から柔らかな膨らみに触れる>>63


  美味しいお誘いだけど
  俺は乱暴にすんのあまり得意じゃないんだよな

  それでもいいなら


[中世的な見た目の割に、
しっかりとした重みと張りがある胸の形を
浴衣の上から撫でるように確かめる。
自分は彼女と十分楽しめそうだと思うけれど
彼女もそうだとは限らないし。
どうせなら楽しい時間を過ごしたい。

彼女の返事を待って。
交渉成立するならば]


  あんたの部屋、行ってもいい?


[さすがに売店前の廊下で暴くのは気が散るから
移動しようか**]
(85) 2020/08/15(Sat) 1:21:22
木原 敦久は、メモを貼った。
(a19) 2020/08/15(Sat) 1:23:04

【人】 三谷 麗央

   ――ロビーにて

[破顔一笑する彼女を>>75見て、
なぜかほっとするような感情を抱いた。
その出所を探れるはずもなく、追想を口にする。]


所詮は噂だったしなぁ。
その始まりだって、聞いてみたら
週に四、五回も行ってるってどうよとか、
案内先の下見に居たとこを見かけたとか、
そんなんだったし。


[今思えば他愛ない学生同士の噂話。
たぶん今よりもっと純粋で、何も知らなかったから
こその好奇心や熱意があったのだ。
何も知らないことが良いことだけとは言えなくとも。]


――ん。可笑しいか。なんだろうな。
  月子さんは、捕まえきれる気にならなかった。
  ……今なら、そう言えるかな。


[と、往時の印象を語る言葉には
素直に笑んで、ほ、と息を吐いた。]
(86) 2020/08/15(Sat) 1:43:07

【人】 三谷 麗央

[自分の髪を一房つまんで、はらりと離し。
月子を>>76>>77見て口を開く。]


それは素直に嬉しいな。
一応、ほとんど地毛だしね。この色。


[麗央の両親は共に外国の出身だ。
といっても既に二人共に帰化しているのだが。
生育過程で起こった諸々にまで気を向けはしなくとも、
麗央にとってその髪色はアイデンティティの一つと
言えるものだったから。]


違和感ないって言ってくれるの、嬉しいよ。


[そう笑って、後回しにした疑問符>>74
答えを紡ぐことにする。]
(87) 2020/08/15(Sat) 1:43:29

【人】 三谷 麗央

[月子とのやりとり
一つの事実を浮き彫りにする。
彼女が尋ねた問に該当する相手がいるのなら、
それはこの宿で出会った相手だ、と。]


気になるのは確かかな。
俺の欲望、ストレートに伝えても
引かない相手って珍しかったし。


[それ以前に、伝えようと思う事の方が珍しいとも言えた。
誰彼構わず求めているつもりは麗央には無い。
合わない相手に嗜癖を押しつけようとしても、
結局どちらもが詰まらない思いをするだけなのだ。]


良いことかどうかは……どうなのかなぁ。
月子さんなら、どうかな。
(88) 2020/08/15(Sat) 1:44:32

【人】 三谷 麗央

[演技めいて首を傾げると向かいのソファへ身を乗り出し、
 月子を間近に見詰めて囁いた。]


 「ひと時の間だけ、俺の物になってくれ」


  なんて、伝えたら。


[ 彼女が肯んじることはきっと無いだろう。
そう思ったからこその気安い言葉に過ぎなかった。]**
(89) 2020/08/15(Sat) 1:47:42

【人】 空閑 千秋

 
─売店前にて─
 
   ……彼は、さわれましたよ。
   半透明でしたけどね。
 
 
[少し考えて、ぽ、と頬を染める。
 泣いていたのが自分だと告解するようで
 なんだか過去の自分が恥ずかしく。
 けれど話題にしたのはわたしの方なのだから、と
 彼の問いかけにはそうして控えめに答えて。>>84
 
 
   あら。
   なら、特別優しくしてくださいます?
 
 
[乱暴に。いつもそれを求めてばかりではないし、
 優しくしてくれるならそれはそれで好きなのです。
 激しくされて良い。乱暴にされて良い。
 けれど優しくされたって良い。
 大切に、大切に、宝物のように。

 …ただ、優しくされると。され過ぎると。
 一抹の不安が私によぎるだけで。]
 
(90) 2020/08/15(Sat) 6:57:31

【人】 空閑 千秋

  
─→桔梗の間─
 
[彼の求めにもちろんと応じて>>85
 私は彼の腕を引いて桔梗の間に戻ってきた。
 ここは完全なる和室で、布団が二枚敷いてある。
 露天があるような高い部屋ではないけれど
 一人で寂しく露天に浸かるのは遠慮したかったから
 この部屋で十分なのだと思う。

 彼の腕を引いて、布団の上に座らせた。
 そして手提げを置いてからその横に自分も腰を下ろして、
 そっと彼の左手を取る。
 親指の腹ですり、とその手の甲を柔く撫でた。]
 
 
   ……不思議なものですね。
   またお会いできるなんて。
 
 
[ポツリと呟いたのはそんなこと。
 刹那のひとときを、ただ日常の行き交う中の
 ただ一度きりの言葉の掛け合いを思い出して。
 彼が覚えてないと言うならそれはそれで、
 ふふ、と淡く笑ってごまかしてしまおう。
 あの時あれからどうなったかなど
 此方から検索すべきではないと思う、けど。]
 
(91) 2020/08/15(Sat) 6:57:51

【人】 空閑 千秋

 
   お疲れ様、です。
 
 
[そっと身を寄せて彼を抱きしめて
 ぽすぽす、その背を軽く叩き、撫でた。
 あの時疲れ切っていたのは自分だけれど
 彼も色々あったのだろうと、そう思って。]**
 
 
   
(92) 2020/08/15(Sat) 6:58:10

【人】 空閑 千秋

 
─和宮さんと─
 
   ……和宮さんは、立ち止まっているの?
 
 
[私がそう見えていると言うことは
 貴方もそうなのだろうか。
 浴衣の裾を直しながら問いかける。
 私がそうなっているのなら、
 理由は分からないでもないのだ。
 そうしてもう年齢的に
 そろそろここで火遊びできる年齢でも無いだろうと。

 熟女、と言われるような年齢になってまで
 色に耽けるのは………、無しでは、無いだろうけど。
 むしろ姑と夫の近親相姦からの離婚案件とか
 違法販売されたデータに六十代熟女とかあるから
 ない世界ではないけれども!
 
 ……、閑話休題。
 今は、目の前の彼女と私の話であって。]
 
(93) 2020/08/15(Sat) 7:40:15

【人】 空閑 千秋

 
   貴方は。まだ進めないの?
   それとも、進むかどうか迷ってる……?
 
 
[なんなら、彼女の手を引いてどこかに座ってしまおうか。
 話が続くならそれも良い。
 無論、終わるなら見送る事になるだろうけど。]**
 
(94) 2020/08/15(Sat) 7:40:40

【人】 和宮 玲

──千秋さんと──

 ────。

[>>93私は彼女の言葉に息を飲む。
一瞬の動揺は、その瞳が揺れたことで
彼女には伝わるだろうか。

違法販売……世界は広いのね……
]

 
 ……進もうとはしてるのよ。
 でも、私の場合は進んでも
 元に戻されるの。

[快楽によって研ぎ澄まされる五感は
まるで泡沫の夢のよう。

熱が冷えればそれは失われ
また色のない世界が私のことを待っている。

足枷でも付いているかのよう。
動く事はできるけど、どこにも行くことはできない。

私がこの宿に10回も来てるのは
好きだから、というのも勿論あるけれど
……その優しい夢に浸りに来ている。]
(95) 2020/08/15(Sat) 8:08:40

【人】 和宮 玲


 私ね、感覚が酷く鈍いの。

[彼女の肩に軽く触れて
それからラウンジの出口の側の壁に押し付けようとする。

叶えば、私は彼女の首輪にそっと触れる。]

 ……こんな首輪を付けられても
 きっと私には分からない。

[ちぅ、とその首輪に口づけを。]*
(96) 2020/08/15(Sat) 8:08:58

【人】 美雲居 月子

  ───ロビーにて


[ 捕まえきれる気がしなかった、か。>>86
そんなことはない。
きっといつだって、誰か拐っていって
くれないかと。そこに愛があるならなんだって
構わない、と思っていたはずだ。

だが、彼はそうは感じなかった。
結局わたしは、どこかで諦めているのだろう。

振り払うように切り替えた話題。
彼のぼんやり発光するような髪。
それが地毛だと聞けば当然「そうやの」と
頷く。彼の顔立ちは日本人の
それとは違っているから、
おそらく海外の血が入っているのだろうと
それくらいのことはわかっていた。
聞いていなかっただけで。

笑う彼にこちらも微笑みかけ。]

 
(97) 2020/08/15(Sat) 8:22:34

【人】 美雲居 月子




    ほんま、綺麗やわ


[ と落とした。

後回しにされていた疑問への
返答が続いたのはその後だった。>>88
触れられなかったから、
深堀りせぬ方がいいことなのかと
思ったのだが、どうやら
そういうわけでもないらしい。

珍しいほど、受け入れてくれる人の
少ない、欲望とはなんだろう。
そうぼんやり考えれば、
口端が好奇心で吊り上がるのがわかった。]
 
(98) 2020/08/15(Sat) 8:23:02

【人】 美雲居 月子


[ わたしなら、と聞かれて、
何何?といわんばかりに膝に両肘をついて、
顎を掌に乗せて、両手で顔を包む。
じっとそちらを見つめれば、
彼の顔がすぐ近くまで寄る。

ゆらゆら、視線をからめれば、
落とされた問いに目を細めた。]



    ええよ?

   ……けど…かわりに三谷さんも、
   うちのものになってくれはらんと
   割りに合わへんなあ


[ と片目を眇め、体を起こす。
そのまま姿勢を正して、距離をとった。]


   うち、商売人やさかい
   取引は、対等やないと。


[ そう伝えて。]

 
(99) 2020/08/15(Sat) 8:23:29

【人】 美雲居 月子




   三谷さんの気になるお相手は、
   全てを受け入れてくれはるの?
   なんの打算もなしに?


[ 爪に目を落とし、また
親指の腹で先端を撫ぜてから下ろす。]



   それは───なんでなんやろなあ


[ そんな、きっとここには答えのない
問いをぼんやりと投げて。]*

 
(100) 2020/08/15(Sat) 8:23:45

【人】 空閑 千秋

 
─和宮さんと─
 
[好奇心で検索したら70代とかゴロゴロしてたから

 
世界はきっと広い、広いしビビる。]


   ……感覚が?
 
 
[壁に押し付けられ首輪にキスされて>>96
 私は目を瞬かせながらも問いを重ねていた。
 頭を幾つかの病名が過っていく。
 けれど、きっとそんな簡単に病名が付いたり
 治せるものならきっと治しているんだろう。
 病気というよりは、遺伝か、生まれ持ったものか。
 近づいてきていた彼女の頭をそっと撫でた。
 なでて、けれど記憶を掘り起こす。]
 
(101) 2020/08/15(Sat) 9:34:35

【人】 空閑 千秋

 
   …じゃあ、あの時は?
 
 
[あの、互いに肌を重ねたあの日。
 私を慰めてくれ、そしてその代わりに口淫した
 そんなひとときを思い出して。

 そっと、彼女の頬から顎に手を添えて
 そのまま私の方に向けたなら
 静かに唇を重ねてみようか。

 彼女のその鈍い感覚と。
 どこにもいくことはできないという感覚と。
 この宿の一夜の夢がどう繋がるのか、
 私にはまだ分からなかったけれど。]**
 
(102) 2020/08/15(Sat) 9:34:54
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a20) 2020/08/15(Sat) 9:37:37

【人】 和宮 玲

──千秋さんと──

[世界は広いわ……]


 ……。

[>>101撫でられると少し驚いたけど
それを受け入れて目を軽く細める。
彼女は身長が高いから、なんだか年上にされてるよう。]

 ……ん……

 ……あの時は、よく感じられたわ。
 気分が昂ぶると、不思議と感覚が戻ってくるの……

 ね?
 だからこの宿は、私にとっては
 ちょっとした療養所。

 ……それが良いのか、悪いのか。
 分からない、けれど……

[>>102少し背伸びをして、彼女と唇を重ねた。
……ぱたん。
背伸びを止めると、スリッパの足音が鳴る。]*
(103) 2020/08/15(Sat) 9:56:09

【人】 卯月 侑紗

  ー 中庭 ー

[重ねた唇が捕らえられ、
 深く舌まで絡ませられると
 少しずつ、身体に熱が灯っていく。
 でも、まだまだ。
 私はもっとその先を知ってしまいましたので
 彼が解放してくれるまで
 そっと舌先を擦り合わせていたでしょう。]


  後悔させてくださるんでしょう?


[全部、と言ったことを後悔するくらい
 どうせなら派手に溺れてみたいじゃないですか。
 指先で彼の鎖骨の窪みをなぞって
 じっとフレームの奥にある瞳を見つめて。]


  侑紗。


[そう、名前を告げました。]
(104) 2020/08/15(Sat) 10:27:48

【人】 卯月 侑紗

[黎哉さん、とお名前を伺って
 私はこくりと頷きました。]


  黎哉さん、とお呼びしたらよろしいですか?
  それとも……先生?


[くすくす、喉を鳴らして笑って。
 そういう遊びがあるのは知っていたので
 ちょっとこの大人の男性を
 からかってみたかったのです。]


  はい、向日葵、ですけど……
  ちょっと散らかってますよ?


[さっきまで寝てましたし。
 その上、替えの下着が足りなくなって
 洗って部屋に干している状態ですし。

 それでもいいなら向日葵の間へ
 それじゃダメと仰るのなら黎哉さんのお部屋に
 お邪魔させて頂こうかな、と。]*
(105) 2020/08/15(Sat) 10:28:09
卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a21) 2020/08/15(Sat) 10:29:24

【人】 空閑 千秋


 
─和宮さんと─
 
   …私と似たようなものなのね。
 
 
[彼女は体の感覚。
 私は心の問題。
 それぞれ抱えるものがあってここに癒されに来ている。
 彼女と唇が重なったなら
 その細い腰を抱き寄せて、背伸びを支えよう。
 ぱたん、とスリッパの音が鳴れば
 彼女の背伸びが終わって、キスも終わったろうか。
 いいえ。
 私の方から身をかがめてもう少し口付けを。
 唇を擦り合わせて、ちゅ、と啄んでから
 舌先で彼女の唇を割って、舌先を探る。
 頭の後ろへと手を添えながら更に奥へ。
 腰に添えていた手は、柔らかな丸みへと。]
 
 
   …あなたのように綺麗な人でも
   特定の恋人は、できないの?
 
 
[それは純粋な疑問。
 それとも、いる上でここに療養に来ているのか。
 自分とは違う女性らしい女性なのにと
 私は、こつりと額を合わせながら問いかけた。]**
(106) 2020/08/15(Sat) 10:42:06

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・お姉さん可愛いよ、勿論美人だけど

 [ もし朝まで一緒にいたら、
   悪戯をされていたかもしれない。
   なんて彼女の思いを知っていたら
   彼は苦笑いを浮かべたことだろう。
   しかし、多分怒る度合いに関しては、
   彼女の悪戯次第ではないだろうか、と思うはず。  ]

 意外性があるから、いい。
 可愛いだけじゃ物足りない。
 チワワも、可愛い顔して吠えたらすごくうるさいし。

 [ 可愛いだけの生き物よりも、
   ギャップのあるほうがいい。
   そして彼は多分、人間にもそれを求める。
   だから、恋人たちともうまくいかなくなった ]

 なかなかにスピード出してる車ね、しかも。

 ……あぁあ、着いちゃった。

 [ 他愛無い話も一旦終わりを見せる。

   どれだけ2人はゆっくり歩いたのだろう。
   ようやく、目的地のラウンジまで到着した。
   しかし、少しだけこの目の前のラウンジが
   疎ましくなった。
   彼女に見る楽しみを教える
   大切な場所になるというのに。 ]
(107) 2020/08/15(Sat) 10:52:42
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a22) 2020/08/15(Sat) 10:56:39

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 ブルドッグを入れるグラスに塩をつけるんだ。
 だから飲むときにお酒の中に溶ける、
 もしくは自分の舌で溶かす、って感じ。
 市販の缶で売ってるやつは中に入ってるけどね。

 [ ストレートタンブラーを手に取って
   どういう風にするのか説明していく彼。

   彼女が、彼をずっと見ていたら面白い、
   などといえば少しだけ照れた表情を見せるだろう。
   彼以上にパフォーマンス性に溢れたバーテンは
   この世にごまんといる。
   でも、まだ彼女はそんなバーテンたちを知らない。
   だから、彼を見たら楽しめる、なんて
   言ってくれているのだろう。  ]
(108) 2020/08/15(Sat) 11:01:30

【人】 恋塚 暎史

 [ 彼女が身を乗り出してきた。
   故に、彼も少し彼女の方に体をやって
   唇を重ねる。何度も啄んで、
   静かな口づけを楽しんだ。

   ほのかに残る甘いベルモットの味。
   彼は、そのまま隙を見て
   舌を侵入させると、少しの間だけ
   彼女の口内を楽しんだ。  ]

 ……玲さんとのキス、
  ムーラン・ルージュみたい。
 もっと、欲しくなったかも。

 [ 体勢を整えたのち、彼はそう呟く。
   彼女が、どう思ったのか
   気にするようにちらりと彼女の方を見て。 ]*
(109) 2020/08/15(Sat) 11:01:54

【人】 和宮 玲

──千秋さんと──

 ……似てる、って言われると
 ちょっと安心する……

[>>106身体を屈めて彼女の方からキスをしてくる。
私がそれを拒む理由はない。

唇を擦り合わされれば、少し笑い
舌先が入り込んでくれば、ちろ、と彼女の舌を弾く。
ちろちろ、とそれを何度か繰り返す。

少し身体を反らせ、彼女に密着する。
手を頭に添えられれば、より舌が入り込んで
今度は絡み合うようなキスになるか。

腰に添えられていた手が動くなら
私の手も彼女を抱くように、腰に回る。]

 ……千秋さんは、それを不思議に思うの?

 作ろうとしなかった……は嘘。
 でも、続かなかったしね。

[こつん、と額が合わせられる。
私は目を閉じながら言葉を紡ぐ。

恋人が居たのは高校生、大学生ぐらいの頃。
同じ人じゃない。
半年以内に別れることが多かったか。]
(110) 2020/08/15(Sat) 11:09:18

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 [ 1日の疲れを癒すのはやはり、風呂。

   空に星が散りばめられているのが
   まだ確認できる時間。
   彼はひとり、混浴が出来る露天風呂に
   身を下ろしていた。  ]

 ふぅ…………

 [ 温泉に浸かってる間は、
   あまり何も考えないようにしている。
   考え始めて、のぼせたことがあったから。

   少しアルコールが入って
   のんびりしている彼。
   この後は自室に戻ろうか、などと
   少し考え始めていると、
   誰かが来たような、音がした……気がする ]*
(111) 2020/08/15(Sat) 11:09:55

【人】 和宮 玲


 その人が夢を見させてくれなかったから
 今こうしているのかも。

 ……それは酷い言い方かな。

[眉を下げるも
かと言って今の生活を後悔している訳ではない。

こうして素敵な人と、会える訳だし。
ぎゅぅ、と両手で彼女に抱きつきながら
上を向いて、目を閉じる。

もう少し、と強請り。]*
(112) 2020/08/15(Sat) 11:12:43

【人】 和宮 玲

──過去の話・着いちゃったね

[>>107悪戯……
寝起きの恋塚君に蒸しタオルでも
横頬に当ててみようか。]

 意外性ね……。
 でも、相手のことを沢山知ると
 幾らでも意外性は出てきそう。

[動物は勿論だけれど
多分人付き合いでも同じ。
……なんて偉そうなことを言えるほど
誰かと付き合いを深めたことはなかったかな。]

 着いちゃったね。
 どうぞ?

[手を繋ぎながら横並び。
私は片方の手を前に差し出して
先に入るように。

何故かと言うと私の足が
なかなか動いてくれないので。]
(113) 2020/08/15(Sat) 11:26:39

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

 へぇ、グラスの方なのね?

[>>108お酒に始めから入れる訳ではないのかと
私は少し意外そうにする。

更に意外なのは照れた顔。
クールな年下の子だと思ってたけど
やっぱりそんな顔もするものだって。

意外性というのはこういう事を言うのかな、なんて。]

 
 …………ん。

[>>1091度の口付けで済ませるつもりだったけど
それを何度か重ね合わせてしまったのは
……んー、そうだね。どんな理由を拵えようか。

舌が入り込んでくるのを、軽く歯で噛んであげる。
まだ早いわ、とばかりに。]
(114) 2020/08/15(Sat) 11:39:58

【人】 和宮 玲


 これが、ムーランルージュの味なのね?

 ……そっか。でも私。
 お酒を飲みに来たのよ?

[肘をついて手に顎を乗せる。
上目遣いで見つめる彼は、やっぱり少し意外。
可愛らしくて、意地悪もしたくなる。

そわそわとしていたのは彼だけでは無かったのに。]*
(115) 2020/08/15(Sat) 11:40:17

【人】 美雲居 月子

  ───風呂

[ 夜も更け。一度部屋に戻ると、
乱れていた布団は綺麗に整えられていた。

水着が必要だというスパにも興味があった。
一応持ってきたのは黒の
オフショルダーのモノキニ。
正面は編み上げ、鳩尾のあたりが
小さく菱形に開いている。
くびれの部分はドット柄のチュールに
なっており、背中は腰あたりまで大きく開き、
紐が一本、軽く結われているのだ。

その水着に腕を通し、
その上から浴衣を着た。

中には誰かいるのだろうか。
まず確認しよう、と開いた扉。

そこにいたのは ] 
 
(116) 2020/08/15(Sat) 11:57:42

【人】 美雲居 月子




   ───あら?


[ 見た顔。>>111]



    恋愛嫌いのお兄さんや


[ とにっこり笑って。]*

 
(117) 2020/08/15(Sat) 11:58:05

【人】 舞戸 黎哉

──中庭──


ゆさ……いい響きだ。


[髪を撫でてそのまま頬なでて。
見つめる目を見つめ返して。]


先生って柄じゃないな。

なら、俺の部屋に行こうか。


[クスクスと笑う侑紗にこちらま笑って、それからもう一度唇を今度からこちらから重ねた。]
(118) 2020/08/15(Sat) 12:36:55

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・楽しかったな

 [ 蒸しタオルなんて当てられたら、
   流石のお姉さんにも牙を剥くだろう。
   楽しんだあとの朝は多分冷たいタオルがいい。 ]

 確かに、そうだね。
 僕は……その意外性を見出す前に別れる。
 というか、フラれる。

 [ 恋人ができてもあんまり深く知ることも
   意外性を見出すこともなかった。
   彼女もそうだと知ったなら、
   彼はクスクス笑って、
   似た者同士と言っただろう  ]

 ……お姉さん、もしかして暗いところ苦手なの?

 [ 少し暗いラウンジにたどり着けば、
   彼女が先に行くように促してきた。
   片手は繋がっているけれど、
   彼女の足が動く気配はない。
   
   彼は不思議そうに彼女の方を見て、
   半ば強引かと思うけれど、
   繋いだままの手をしっかり握って
   電気をつけようか。
   彼女をテーブルへと招待するために。>>1:195 ]
(119) 2020/08/15(Sat) 12:48:14

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 マティーニにオリーブを入れるのと
 同じような感じかな。
 なくてはならない存在、みたいな。

 [ くすっと笑って、饒舌に話すだろう ]

 った………

 [ 本当に痛かったわけではない。
   早まったらしく、彼女に舌を軽く噛まれた。
   大袈裟な態度を取ったら、
   彼女はどういう反応をするのだろう ]

 ……そっか。そうですね、じゃぁ…
 次のお酒、作ろうかな。

 [ 意地悪をされているのはわかった。
   だから、それに対抗するように
   眉を下げて彼は諦めを見せたような表情で
   グラスを回収すると、
   新しいカクテルを作るための準備を始めよう。 ]*
(120) 2020/08/15(Sat) 13:01:35

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 [ 振り返って、出入り口を確認してみると
   ラウンジでムーラン・ルージュを出した女性。

   彼女は浴衣を羽織っていた。
   つまり、誰かいるのかを確認するために
   扉を開けたというところだろう。

   腰をあげようとしていた彼も、
   相手が彼女ならばまたちゃぷん、と
   温泉の中に腰を下ろすだろう  ]

 
  やっと会えましたね、お客様。
  一緒に温泉、入ります?

 [ 少し笑みを見せて、
   彼女に声をかけてみた。

   広い露天風呂には今のところ彼だけ。
   2人でも十分に広い場所は、
   彼女のことも受け入れるだろう。  ]*
(121) 2020/08/15(Sat) 13:13:44

【人】 木原 敦久

── 売店前 ──


[幽霊話は、ちょっと不気味だけども。>>90
頬を染める可愛らしい反応に、一旦頭に隅へ押しやって]


  優しい”ふり”なら、得意だよ


[くすくすと笑いながら、彼女の手を取り
気障な仕草でその甲へ口づけを]
(122) 2020/08/15(Sat) 13:22:45

【人】 木原 敦久

── 桔梗の間 ──


[彼女の部屋は自分と似た間取りらしい。
相変わらず、内装や生け花なんかの違いに興味は薄いまま
促された布団の上へ、胡坐をかいて座る。

隣きた彼女の重なる手の動きに
くすぐったそうに首を竦めながら]


  ……だな
  あのあと寝過ごさずに帰れた?


[さっき思い出した、と。
先に気づいていた彼女に眉を下げ、罰が悪そうな顔をした]
(123) 2020/08/15(Sat) 13:23:21

【人】 木原 敦久

[それにしても、奇妙な場所で再会するものだ。
姿かたちが変わるほど時間が経ったでもないのに
色々あったせいか遠い過去のような気分で
彼女との邂逅を思い出しながら。

伸びてきた腕に抱きしめられ、目を瞬かせる>>92


  ああ、お互いお疲れさん


[あの時と同じ言葉を返して。
慰めるように励ますように、背中を労う手に
心地よさそうに目元を緩め。
ゆっくりと彼女を布団へ押し倒そうか]
(124) 2020/08/15(Sat) 13:23:50

【人】 空閑 千秋


 
─和宮さんと─
 
   夢………か。
   夢を見たいの? 日常から逃れて。
 
 
[体をすり合わせながら、唇を重ねて。
 絡め合わせて小さな水音を奏でた後に額を重ねて
 交わした言葉に更に言葉を紡ぐ。>>110>>112

 夢を見させてくれなかったから。
 いまこうして夢を見ようとするのか。
 それは現実から逃げたいのだろうか。
 ….それは過去から、今から、未来から?

 わたしがとらわれ続けているのは、過去。
 あなたの場合はどちらなのだろう。]
 
 
   私は、過去を断ち切れてないのかな。
   ずっと、母に男として見られて、育てられて、
   母の恋人役をさせられて。

   …それを拒絶できなくて、でも、
   今もうまく女性として立ち振る舞える気がしなくて。
   私という形を、探してるのかも。
 
(125) 2020/08/15(Sat) 13:51:49

【人】 空閑 千秋

 
[彼女に語らせるなら、と
 私も私でなぜここに来ているのかを
 端折りながらも語っていた。
 そして目を閉じてこちらを向く彼女を抱き寄せ
 空いた手で彼女の浴衣の裾を割る。

 ツ………、と。指先が触れたのは下着か、下生えか。
 意に介さず、指先が密やかに蜜の泉を探した。]
 
(126) 2020/08/15(Sat) 13:52:44

【人】 美雲居 月子

  ──風呂


[ やっと会えましたね、と
振り返った彼の唇が動く。]



   うち、また会えるようにと思うて
   書いといたのに……
   気づいてくれへんかったん?



[ なんて、悲しげにこぼす言葉とは
裏腹にその目は細められる。
ちゃぷ、と微かに湯の揺れる音がした。

帯をするりと解く。
露天の入り口を入ってすぐの棚にある
籠の中に置いて、ちら、と彼の方を
視線だけで確認する。

もし彼がこちらを見ているなら
ふ、と笑いかけるだろう。]
 
(127) 2020/08/15(Sat) 13:58:03

【人】 美雲居 月子



[ 合わせを指先で摘んで開いて、
肩から滑らせるように
浴衣を落としていく。
膝に引っかかれば指先を離し、
そのままだらりと下ろせば、
重力に従って布は下に落ちた。

首だけ動かして背中を確認し、
腰を折って拾い上げ、
帯を入れたのと同じカゴに入れた。

簪を一本使って、
くるりと髪を上げてしまえば、
その白い足を進めて跪き、
桶で掬った湯で体を濡らす。

それからゆっくりと足先から
湯に浸かろうか。]


   今日のお仕事は終わらはったん?


[ と尋ねて、両手で湯を掬いながら
首を傾げ、そちらを見た。]*

 
(128) 2020/08/15(Sat) 13:58:23

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 いや、百日紅は勿論気付いてましたよ。
 でも僕も、仕事中だったので

 仕事終わりにお邪魔しようかな、なんて。

 [ 浴衣を入り口ではらう姿を眺めながら、
   彼女の言葉に返事をするだろう。

   浴衣の帯が解けて見えるのは、黒い水着。
   ワンピースだろうか。
   モノキニ、という種類だと聞かされたら
   女性の服の種類とは複雑だな、と
   彼は思うのだろう  ]

 無事に終わったので、後はのんびりと。
 後は皆さんがチェックアウトされるときに
 顔を出すくらいですよ。

 [ 白い脚が温泉の中へと入っていく。
   それを少し距離を置いて眺めているのは、
   とても良かった。

   まだ、あえて距離を作って会話を続けようか。
   そちらは?とそのまま彼女のその後を
   興味本位で聞くことだろう  ]*
(129) 2020/08/15(Sat) 14:27:14

【人】 和宮 玲

──過去の話・私も

[>>119どうやら牙を剥かれてしまうらしい。
怒られるのは嫌だけど、怒った顔は見てみたい。
なんて、誰かと同じような事を思いながら]

 振られるんだ。
 振ってそうな感じだと思ってた。

[自分で言ってみたけれど
考え直して、確かに振られそうかも?
とか考えるのは失礼かしら。

どうしよう、とりあえず腕をギュッとしておいた。]

 ……暗いところってほら。
 ……何か出そうだし……

[その言葉は少し小さい声だったか。
そうして長い道のりを超えて、目的のラウンジに辿り着いたのだった]
(130) 2020/08/15(Sat) 14:34:35

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ>>120

 ぅっ……

 ご、ごめんごめん。
 意地悪したくなって……

[手の平を合わせて、許して、のポーズ。]

 カクテルは見たいけど……
 ね、許して?

 私も、キス、したい。

[小首を傾げて彼にお願いしてみたが]*
(131) 2020/08/15(Sat) 14:38:15

【人】 空閑 千秋

   
─桔梗の間─
 
   ふふ、ここでの事はご内密に。
   仕事が仕事なので、
   弱みがない方が良いに決まってるんです。
 
 
[自分との邂逅を思い出したらしい相手に
 悪童めいた笑みを浮かべて唇に一本指を立てた。
 こんな所で淫欲に溺れるだなんて、
 上に知られたらどうなることかわかったものじゃない。
 是非、個人的嗜好で留めておいて欲しいものだ。
 無論、ここに来ている人間が
 進んで自分"たち"の秘密を暴露するとは
 本気では思っていないけれども。]
 
(132) 2020/08/15(Sat) 14:40:33

【人】 空閑 千秋

 
   あの後は、お陰様で。
   ちゃんと帰宅して布団で寝れました。
 
 
[お互い様ではあるが、
 こうして現実や日常を結びつけることがあるのは
 とても稀だし、どこか背徳的な気がしてしまう。

 あの後はどうなったのか。
 やはり此処にいることと、指輪がないことから
 察する事はできるけれども。
 結局そこへ口を挟むこともないまま、
 ただ労うために彼を抱きしめ。

 そうして、そのまま。>>124
 
(133) 2020/08/15(Sat) 14:40:49

【人】 和宮 玲

──千秋さんと──>>125

 そうね。
 私は、私から逃げたい。
 殆ど感じ取れない鈍感な私から。

[過去、現在、未来と言うなら
きっと現在から逃げてしまいたい。

そして彼女は過去だと言う。
彼女に抱きつきながら、下から見つめて
その言葉を聞いていく。]

 ……大変、だったわね。
 母親からそんなこと……
 
 自分を見失いそうになるのも、仕方ないのかも。
 
[>>125>>126かいつまんで話された内容に
私は、はっ、と息を小さく吸って驚く。
実の母親から、子供としてではなく
男、それも恋人役として、なんて。

私が同じ立場でも、自分という形を歪ませてしまうかも。]
(134) 2020/08/15(Sat) 14:53:43

【人】 和宮 玲


 千秋さん、の形……か……

 ……私が見た千秋さんは
 ちゃんと、可愛い、って言う一面もあったよ。

[それは彼女と肌を重ねた時の話。
彼女の形を伝えられるほど、私は彼女を知らない。
だからその一部であっても、彼女に伝えて
小さなヒントであっても、そこから彼女という存在を
見つける手助けになれば、と。]
(135) 2020/08/15(Sat) 14:54:08

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・楽しんでくれてよかった

 まぁ……振る時もあったけど、
 大体は振られてたかな。

 [ 過去の話はあまり覚えていない。
   曖昧にしか覚えていない過去の人たち。
   幸せだったかどうかも、
   そんなに覚えていない。
   多分、付き合っていた時は幸せだったんだろう。

   電気をつけるために歩いていると、
   出そう、と彼女が呟いた。  ]

 なんか、ここいるって噂はありますよ。
 
 [ 仲居や女将も見たこと、感じたことがあるとか。
   つまり、女性を中心に証言があった。
   こんなことを言っては彼女が
   更に怖がってしまうだろうと思いながら、
   彼は照明をつけて、彼女を落ち着かせるだろう ]

 “さ、ここにどうぞ?”
(136) 2020/08/15(Sat) 15:06:33

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 僕、お姉さんに意地悪されたんだ……

 [ 少し驚いた表情をして、
   口元に手を添えただろう。
   彼女は掌を合わせて許してほしいと
   体で示した。

   怒ってもいないから、
   簡単に彼は許すだろう  」

 じゃぁ……隣に、行ってもいいですか?

 [ キスしたい、なんて言ってもらえたら、
   彼もねだるだろう。
   カウンターテーブルが、邪魔すぎる。
   彼女との物理的な距離を、
   とっぱらってしまいたかった。

   彼女が許してくれるなら、
   彼はグラスを置いて、彼女の隣に立つはず。
   そして、座っている彼女の頬にまた
   手を添え、距離を詰めるだろう  ]*
(137) 2020/08/15(Sat) 15:14:23

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

 どうぞ。
 少し遠いかな、とは思ってた。

[>>137バーカウンターのこちらに来るなら
彼はバーテンダーから、客になるのだろうか。

頬に添えられた手に、私の手を重ねて
ハイチェアに座りながら、彼の唇を待つ。

だって高くて、バランスを崩すと怖いのだもの。

ちゅ、とお酒で濡れた唇が
わずかなリップ音を立てる。]*
(138) 2020/08/15(Sat) 15:51:33
恋塚 暎史は、メモを貼った。
(a23) 2020/08/15(Sat) 16:03:22

舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a24) 2020/08/15(Sat) 16:09:35

【人】 美雲居 月子

 ──露天風呂




   そう


[ 彼の言葉に頷きながら布を取る。

正面から見ればワンピース、
後ろから見れば
ビキニに見えるというのが
モノキニという水着らしい。

水着売り場の女性に
絶対にこれがいいと勧められたから
そうなのか、と思って購入した。

海にはいかない。
時折プールで泳ぐことはあるが、
そのときは競泳用の水着を着るくらい。
だから、実際に袖を通したのは
初めてだった。

静かに湯に浸かる。
熱すぎないちょうどいい温度。
ふう、と息を吐いた。]

 
(139) 2020/08/15(Sat) 16:21:38

【人】 美雲居 月子




   ええきもち


[ 小さく落として、
掬った湯を肩にかける。
そうして尋ねたことへの返答に
「そう」とうなずき、
問いかけに首を傾け。]



   どうやろか?

   確かめてもろてもええけど?


[ と目を細めた。

「そういえば」と眉を上げる。]


   ───お兄さん、映画はお好き?


*
(140) 2020/08/15(Sat) 16:21:58

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 [ 彼女から許しが出たのを確認して、
   彼はカウンターを飛び出す。
   頬に手を添えると、
   中庭での光景のデジャヴのような。

   もう片方の手を彼女の手に絡めて、
   彼女と顔を近づけると、
   彼女がリップ音を立てて唇を重ねてきた ]

 ん、…………
 玲さん、今度はちゃんと……

もっとしていい?


 [ 先程舌を噛まれているので、
   鼻先を合わせながら念のため確認をとる。
   “お姉さん”と呼ぶよりは、
   名前で呼ぶ方が許してくれそうで。 ]*
(141) 2020/08/15(Sat) 16:23:55

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

[手が絡む。
先ほどラウンジに至るまで繋いでいた手だ。
少し触覚も戻り、だから私は指を絡め、離し、また絡め。
その手の細部まで感じようとする。]

 ……ん、いいよ。

 ……さっきは、ごめんね?

[>>141鼻先が触れると、少し楽しそうに笑い
顔を傾けて、彼と再びキスをする。
お詫びも兼ねて、今度は私からそろりと舌を伸ばして
彼の口の中に入り込もうとする。]

 ……今、玲さん……って言った?

[口付けの合間
唇を離した時に、私は呟く。]

 ……私は、恋塚くん、でいいかな。
 それとも、暎史、くん?

[返答を聞く前にもう一度。
ちゅぱ、とキスを繰り返す。]*
(142) 2020/08/15(Sat) 16:37:15

【人】 三谷 麗央

  ――ロビーにて
>>99>>100

[ 好奇心からか口角を上げて、
 月子の顔が間近に寄せられる。>>98
 ゆらぎつつ絡む視線、細まる眼差し。
 片方の目を閉じるようにして姿勢を戻す彼女。>>99

 続いた言葉は口上書きのようにも聞こえて、
 麗央の眉をぴくりと上げさせた。]


 対等じゃないと。
 ……か。


[ 商売人だから。もちろん、それは、
 彼女のスタンスを表す為の修辞に他なるまい。

 情交を互いの商うサーヴィスのようにやりとりする。
 それ自体を目的にして訪れているとは感じられなかったし、

 商取引を行う両者が常に対等であるなどという
 原始的な理論上の幻想でしかない命題を
 無邪気に信じ込んでいるような彼女にも思えなかった。

 どちらもあくまで、建前。
 だがそれを指摘するのは先の言葉>>58>>65以上に
 野暮な行いなのは間違いなく。
 だから、麗央はふっと息を吐いて破顔する。]
(143) 2020/08/15(Sat) 17:03:40

【人】 三谷 麗央

 


 じゃあ、「三谷さん」じゃなくて。

 「麗央」って、呼んで欲しいな。

 「月子」。


[ まずはそこからだろ? と、呼び名に。>>99
 乗り出した姿勢を対面に向き合う形に戻して、
 彼女の瞳を見つめた。]*
(144) 2020/08/15(Sat) 17:04:22

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 確かめなくてもいいかも。
 お姉さんの表情が答えを出してる気がする。

 [ 白い肌の彼女が黒い水着に袖を通しているのは、
   なんとも言えない対比だった。
   そんな彼女は、彼の言葉をどう捉えただろう。

   彼女がゆっくりしているタイミングが
   なんとなく分かるのなら、彼はどこかしらで
   彼女の部屋に向かっているだろう。
   しかし、そんな能力は持ち合わせていないので、
   夜更けにお邪魔したらいいか、と
   軽く考えていたのだ。   ]


   映画?……あんまり、見ない。
   恋人がいた時は、あっちが気になるものを
   一緒に見に行ったけど…
 
   どうして?

 [ 大画面で漫才のネタを見る方が、
   笑えるし、勉強にもなる。

   そんなことを言って別れをきりだされた。
   別れたけれど。
   彼は、どうしてそんなことを聞くのだろうと、
   気になって、質問を返してしまった ]*
(145) 2020/08/15(Sat) 17:13:53

【人】 三谷 麗央

  ――ロビーにて
>>100

[ 続いた月子の言葉へは、
 答えるまでにやや間があった。
 手遊びする癖とも思える仕草を交えつつ>>100
 ぼんやりと投げられた問いを受けて。]
 

……何の打算も無しってことは、無いだろ。

彼女にその自覚があるかないか、それは別として。


[他の相手のことを語るのは
 そぐわない場面かもしれないが。
 なぜだろう、と月子が訝しみ思うのなら、
 麗央の推測に過ぎない言葉でも、語ってみたくなっていた。]
(146) 2020/08/15(Sat) 17:28:40

【人】 三谷 麗央

 

引き合う相手、かもしれない。
そう感じてくれたからじゃないか。俺の方でもそう感じたし。

でも、全てをってことはそりゃ無いだろう。
一晩にだって成らない間だ。

単に、受け入れられないことまではしなかったってだけかも。
月子だって、これは本気で止めてって、事はあるだろ。


[ ――嫁入りする。>>69
 そう口にした表情を思い返して。
 であれば彼女が麗央の求め>>89を容れたとしても、
 譲れない一線はあるのだろう。

 そこまでも踏み越えて求めるか、否か。
 自らに問うことは、敢えてまだしなかった。代わりに。]
(147) 2020/08/15(Sat) 17:28:49

【人】 三谷 麗央

[立ち上がり、向かいのソファへ歩み寄る。
 背凭れに手を付き、覆い被さるようにして。]


 今なら、言うのに丁度いいかな。
 月子を初めて見た時。

 俺は、君に見惚れてた。
 今、ここにいる間だけでいい。

 俺の物になってくれ。


[ それは、演技か、真実か。
 麗央本人にすら境目は確かではなく。
 けれど彼の手の平は内に秘めた情を宿してゆっくりと、
 彼女の頬を捉え上向かせようとしていった。]*
(148) 2020/08/15(Sat) 17:30:32

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 [ 彼女の指が絡んでは離れを繰り返す。
   そんな感覚も、悪くはない。
   彼女がそのまま許してくれれば、
   さっきはごめんと謝られた。

   すると、今度は彼女の方から来てくれた。
   軽く舌を絡めていると、
   呼び方について聞かれる  ]
   
 玲さん。……僕、さっきからたまに呼んでますよ?

 [ くすくすと笑いながら、口づけを続けるだろう。
   そして、お返しといわんばかりに、
   彼もリップ音を立てて、唇を重ねると、
   彼女の質問へと答えよう   ]

 暎史くんかな。
 だって、僕だけ玲さんっていうのも…
 対等じゃないからさ。

 [ 名前で呼ぶなら、名前で呼ばれたい。
   彼なりのちょっとした甘え。

   それくらいお願いしたって、
   許されるだろうと思いながら、
   名前を呼ばれる前に笑みを浮かべて
   唇を重ねることだろう  ]*
(149) 2020/08/15(Sat) 17:53:57

【人】 美雲居 月子

  ───ロビー



[ 破顔して言われた言葉に、
きょと、と目を丸くしてそれから。]


   それもそうやわ。

   ───もう、お客様と違いますし。


[ と笑った。
深く座したソファの座り心地は
さすが老舗というか…良いものだった。

ぼんやりと投げた問いかけへの答えに、
ふむ、と手元から視線を向ける。
なかなか興味深い、といわんばかりに
その話を聞いていれば
またこちらに問われるから。
「そやなあ」とうなずいた。]

 
(150) 2020/08/15(Sat) 19:02:19

【人】 美雲居 月子



[ 彼がどれほどのことを「受け入れて」
もらったのかは知り得ないけれど。

ふと、その影が動く。
視線で追っていけば、そのまま
背後に周り、肩口から覆われるように
包まれるものだから、幾分か驚いて。

囁かれた言葉。>>148
頬に添えられた手が後ろに向くよう
動かされるなら抗うことはしない。
ふ、と眉尻を下げて。]



   ───うちは、全て受け入れる、
   やなんて殊勝なことしませんよ。


[ と告げて、瞳を見つめ。]*
 
(151) 2020/08/15(Sat) 19:02:43

【人】 美雲居 月子

  ──露天風呂


   そう?


[ 彼の答えに首を傾げて。
肩に湯をかけるよう手のひらで
水面近くを掻いて、掬えば、
また小さくちゃぷ、と聞こえた。

確かめるまでもないのだろうか。
表情で誰かに抱かれたとわかる、
なんてそんなことがある?
───否、あるのならば実家の父母や祖父は
もうとっくに娘の爛れた遊びに
気づいているだろうから。]

 
(152) 2020/08/15(Sat) 19:03:21

【人】 美雲居 月子



[ そうして投げた問いかけに、
あまり見ない、と返って来れば、
ならばあのカクテルは特に
意味があったわけではないのだ、
とわかる。ふ、と笑った。]



    いや、お兄さんがさっき
   出して来れはったお酒の名前。
   そんな名前の映画があってなぁ…

   そこから取ったんかなて思うて。


[ とそちらを見て。]*

 
(153) 2020/08/15(Sat) 19:03:40

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

 ……うそ?
 気付かなかった……

[>>149彼の言葉に私は今気付いたと。
お酒をあまり飲んでないのに
記憶があやふやにでもなっただろうか。]

 分かった。暎史君ね。

 暎史君。

[そうしてまたキスをして]

 恋塚くん。

[また、。]

 
 暎史……

[ぺろ、と
離れる時に、唇を舐めて。]


 ……どうかしら?
 どの名前の時が、一番美味しいキスだった?

[なんて]*
(154) 2020/08/15(Sat) 19:07:38

【人】 三谷 麗央

  ──ロビーにて
>>.150>>151

[見つめる瞳、告げられた言葉>>151
くす、と可笑しみを乗せて表情の変化を見つめた。]


しょせん、ここでの出来事は一夜の幻だ。
あり得なかった筈の夢。

覚めた後まで引きずらせるには、
月子の手には余るんだろ?


[それでも抗わないのなら、
覆いかぶさる形のまま、
彼女の唇へ口づけようと顔の高さを落としていった。]*
(155) 2020/08/15(Sat) 19:48:12
三谷 麗央は、メモを貼った。
(a25) 2020/08/15(Sat) 22:14:51

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 本当だよ、玲さん。
 やっぱり僕とあったところから酔ってた?

 [ 名前を聞いた後からは、
   お姉さんと玲さんを好きなタイミングで
   切り替えていた。
   だから、彼女の表情に少しむっとした
   表情を見せたかもしれない。
   頬を膨らませるような、単純なもの。 ]

 ん、……ちょ、…………

 [ 3回、違う呼び方をされた。
   そして、3回、違う口づけ。
   どれがよかったか?

   そんなの、一択しかない。  ]

 3番目。3番目が良かった。
 もう一回呼んでよ、…………



 [ 呼んでもらいたくて、
   彼女の名前を呼び捨てにした。
   多分次にはまた、玲さんと呼ぶだろう。
   少し躊躇ったのは、
   やっぱり年上の女性だったから。  ]*
(156) 2020/08/15(Sat) 22:31:05

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

 うっ……
 ご、ごめんなさい。
 確かに、少し酔っていたのかも。

[>>156頬に手を当てて、熱を感じようとしてみたけど
生憎と私には分からない。
彼が頬を膨らませていたから、怒ったのかな、なんて少し目を右往左往させてしまう。]

 ふふ……
 分かったわ、暎史。

 ……あ、もしも、玲さん、に戻ったら
 暎史くん……恋塚くんに戻します。はい。

[手を上げて彼には先に釘を刺していく。
だって彼が私の名前を呼ぶ時、やっぱり少しだけど戸惑いがあったから]*
(157) 2020/08/15(Sat) 22:57:09

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 この時間までで誰とも交わってない人は、
 少し顔が険しいんですよ、経験則で。

 [ ここにいるのが長い彼だから感じ取っただけ。
   普通の人間であれば、分からないだろう。

   経験則に当てはまらない人もいるけれど、
   大抵の人は当てはまっていたから、
   彼女も当てはまるだろうと思って、
   あえて今確かめる必要はなかったかと。  ]


 ムーラン・ルージュは僕が好きなんです。
 甘いけど、アルコール度数が高い。
 意外性、ギャップに溢れてるから。


 [ あの人
にだしたのもあれ。
   あれは、今も昔も彼のお気に入り。
   彼女が、言う映画のこともわかる。

   それが名前のもとになった可能性もあるから。 ]
(158) 2020/08/15(Sat) 23:27:14

【人】 恋塚 暎史

 フランスのキャバレーでしたっけ。
 そこまでしっかり考えたことはなかったな……
 そういうお姉さんは、映画が好きなんです?

 [ 彼に聞くと言うことは、
   それをネタに話を膨らまそうとしたと、
   彼は思ったから。  ]*
(159) 2020/08/15(Sat) 23:27:33

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 悲しいなぁ。
 玲さんって、親しみ込めて呼んでたのに。

 [ 少し彼女を困らせてしまっただろうか。
   彼女の目が泳いでしまった。
   彼は、頬に触れる彼女の手をとり、
   冗談だよ、と謝罪の口づけを掌にするだろう ]

 先手取られた。……れ、玲、………玲…
 うわ、なんか、なんかむずっとする。

 [ 流石に恋塚くんまで戻されるのは嫌。
   だから、慣れるために彼女の名前を
   何度も呼びながら、
   彼女に唇を重ねるだろう。  ]

 ……もっと、玲のこと知りたい。
 なんて、いったら……ダメ?

 [ 年上の女性に対しては、
   どうにも下手に出てしまう。
   付き合ってきた人が同い年以下しか
   いなかっただろうから。  ]*
(160) 2020/08/15(Sat) 23:38:36
木原 敦久は、メモを貼った。
(a26) 2020/08/15(Sat) 23:51:59

恋塚 暎史は、メモを貼った。
(a27) 2020/08/16(Sun) 0:00:26

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

 あ、いや、その。
 え……じょ、冗談……?

[>>160謝罪の口づけを受けると
少しホッとするけれど。
実際彼が名前を口にしていたのは事実だろうから
もう少し気をつけないと、と私は思う。]

 ん、ぁむ……
 ……そうかな?私はそっちの方が気楽だけど。
 暎史には慣れないか。

[そう名前を呼び、口付けをする。
私にその口づけの味は分からない。
けれど、彼は今が一番良いと言うし
そう言ってくれる人と口付けをするのは
どこか胸が暖かくなる。]

 ……へ?
 あ、もっと、って……?

[口付けをしていたら、彼にそんなことを言われる。
名前は教えたし、好きな動物も教えたし……
と、少し悩む。何を教えたら良いのだろうか。]*
(161) 2020/08/16(Sun) 0:01:59
舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a28) 2020/08/16(Sun) 0:19:04

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 ふふ、冗談。
 僕はそれくらいじゃ怒らないから大丈夫。

 [ くすくすと笑って、
   戸惑う彼女の髪を耳にかけてみよう。 ]

 ちょっと緊張かな。
 でも、慣れたらもっと距離感詰められそうだし、
 いつの日か普通に呼べるように
 日々、練習かな。

 とはいっても、いつも玲がいるわけじゃないけど。

 [ 名前を呼ぶたびに口づけを。
   擦り込んだら、会うたびに、名前を呼ぶたびに、
   口づけをしてくれるのではないかと、
   単純に考えてしまったから。 ]

 玲は、……何をしている時の自分が好き?

 [ 仕事をしている時だろうか。
   それとも、趣味に没頭している時?

   彼は、何となく気になって、
   彼女の両手を握って聞いてしまった。 ]*
(162) 2020/08/16(Sun) 0:37:46

【人】 三谷 麗央

  ――ロビーにて
>>150 >>151 >>155

[ ソファの後ろ側から囁く声。>>151
 「月子の手には余るんだろ?」と挑発のように。>>155

 全て受け入るなどしない、というのなら、
 どこまでがその限度なのか。

 落とした口づけは短くとも濃やかな想いを伝えるように。
 滑べらかな彼女の頬を捉えて唇を合わせれば
 軽く開くようにして舌で愛撫するように舐めなぞり。
 先に伝えられた言葉>>99を引き合いに取る。]


 対等の取引、っていうなら。
 与えた分だけ、頂けるもの、と。

 云うことに成ると思うけど。


[ 背凭れに片手を突いてソファを軽く乗り越え、
 月子の隣に収まった。]
(163) 2020/08/16(Sun) 0:59:42

【人】 三谷 麗央

[ 身動ぎするまでもなく触れ合う近さ。
 傍らを見つめて麗央は
 彼女の頬へ人差し指で触れる。]


 ただの好意。ただの欲求。ただの――好奇心。
 そういうのくらいで、跳ねのけるかな。


[ 指先はすい、と頬をなぞり、首筋から浴衣の襟元へ。
 わずかに開くような力を加えて、そこで手を止め
 月子の瞳をじっと見つめた。]**
(164) 2020/08/16(Sun) 0:59:53
三谷 麗央は、メモを貼った。
(a29) 2020/08/16(Sun) 1:02:46

恋塚 暎史は、メモを貼った。
(a30) 2020/08/16(Sun) 1:05:53

【人】 美雲居 月子

  ───ロビー


[ あり得なかった夢。
一夜の幻。
消えてしまえば手に入らない、
近づけば消えてしまう、
蜃気楼のようなもの。

しってる。わかっている。
わかっているからこそ、ここにいられる。]


   ───そやな


[ 小さく同意して。
降りてくる唇を目で追って。
そのままそっと閉じてしまえば、
きっと重なるのだろう。]


   ……ふ、…


[ 鼻から抜ける息を、飲み込んで。]*
 
(165) 2020/08/16(Sun) 1:18:23

【人】 美雲居 月子


[ ゆっくり顔を上げた。]


   そんなら、うちそろそろ行きます。


[ とひざを立てて、立ち上がる。
そうして、ゆっくりと足を進めて。
はじめに持ってきた袋を手に取り、
部屋を出ようと。]*

 
(166) 2020/08/16(Sun) 1:21:48

【人】 美雲居 月子

  ───ロビー


 
[ 口づけのあと。
ぎ、とソファーが音を立てて、
影が隣におさまる。>>163
そちらを見れば、すぐ間近に彼の顔。
睫毛が絡みそうなほどちかく。

頬を滑った手が襟元にかかる。
視線を落として指先で制した。]



   ここではさすがに、なぁ?


[ と困ったように伝えて。
そのままそっと顔を傾けて。]


   ───対等の、取引、ね。


[ そう落としてから、口づけよう。
先ほど彼がしてくれたのと同じだけ。]*

 
(167) 2020/08/16(Sun) 1:56:31

【人】 三谷 麗央

  ――ロビーにて
>>165 >>167

[幻を現実に引き寄せるほどの力。
 夢に実体を持たせるほどの願い。

 もしも、そんなものがあるのなら。

 ――ないと気づいたから、自分はきっと
    ここを三度も訪れるようになったのだ。]


    ―――そやろ。



[ 同じ調子で応じる言葉。>>165 
 麗央の心の中だけで。

 喉の辺り、ほんの僅かに空気のゆらぎ。
 微かに洩れかけた月子の吐息。]
(168) 2020/08/16(Sun) 2:07:47

【人】 三谷 麗央

[ 制された指先に瞬きひとつ、彼女を見やる。>>167
 

――もう、こんな人気の無い夜中だってのに?


[ 目元で笑んで、柔らかく甘い口づけを受ける。
 先に己が献じたのと同じ>>163
 舌を交わらせる程には深くないそれ。

 此方からもつ、と舌先だけを出して
 誘うように彼女の舌をつつくのだけが、異なるところ。]


 なら、何処がいいかな。
 月子が決めてくれたら、いい。


[完全に対等な取引なんて、本当はどこにもない。
 全く同じ境遇、全く同じ人間など居はしない。]
(169) 2020/08/16(Sun) 2:18:10
舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a31) 2020/08/16(Sun) 2:18:57

【人】 三谷 麗央

[ 麗央の指を止めた彼女の指。
 手に取り、口元へ引き寄せて。]


 俺は、ここで月子を求めるのでも、構わないんだから。


[ ちゅ、と音立て口づけて、
 綺麗な形の爪ごと、咥えてしまおうか。]*
(170) 2020/08/16(Sun) 2:19:46

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

[>>162髪を耳に掛けるのは手慰みに?
気になったから、少し手を捕まえてみる。]

 気の長い話ね、ふふ。

 そうね、私もいつもいる訳じゃないし。
 暎史も……ん……
 ずっとこの旅館にいるわけじゃないでしょ?多分。

[暎史、と呼んだから
お決まりのようにキスをする。
少しジャレ合いのようなものも混ざる。]

 ……自分?

 うぅん…………。
 …………今こうして宿にいる自分、かな……

[上を向いて少し長めに考えて、ぽつりと答える。
手を握られているのには、気付くのが遅れて
なぁに、と言うだろう]*
 
(171) 2020/08/16(Sun) 6:33:02
舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a32) 2020/08/16(Sun) 8:13:36

【人】 美雲居 月子

  ───露天風呂


[ なるほど、経験則、か。>>158
それは頼りになりそうだ。
それに、間違えていないのだし。
ふ、と微笑んで。]


   正解


[ と答えを告げた。
そうして話を切り替えて、あのカクテルの話へ。]



   へえ…たしかに甘ぁて美味しかった。

   なんや飲んだあとふわふわしたけど。


[ と笑う。]
 
(172) 2020/08/16(Sun) 8:40:34

【人】 美雲居 月子


[ 甘くて美味しい酒だったのは間違いない。
アルコール度数が高いとは知らなかった。
通りで一杯で熱くなったはずだ。]



   映画は…好きやけど、嫌い。
   ムーランルージュも、見てたし、
   好きやけど…嫌い。


[ 問いかけにそんな曖昧な答えを返す。
まつげを伏せ、半ば諦めたように笑って
「めんどくさい女やから」と続けた。

息を吐く。それから口元を緩め。]


    なァんや、関係なかったん


[ 眉を上げた。
湯の中でひざを折り曲げて、
体でかかえる。膝にこめかみをのせて、
そちらを見つめる。]
 
(173) 2020/08/16(Sun) 8:41:31

【人】 美雲居 月子



    お兄さんは、恋愛には無関心。
    そやけどやさしくて可愛い人。

    ───ムーランルージュには、
    有名なセリフがあるんですよ。



[ ふ、と目を閉じる。]

 
(174) 2020/08/16(Sun) 8:42:24

【人】 美雲居 月子





     "love is like oxygen."


[ 「愛は酸素のようなものだ」
直訳するとそうなるこのセリフ。
つまり、愛がなければ生きていけない。]


    無関心なはずの、お兄さんが
    これを出した時、暗喩で、ほんまは
    恋愛がしたいんやないかなあ、て
    そんなしょうもないことを思うてね。


[ 少し体をうごかすと、湯が跳ねた。]*

 
(175) 2020/08/16(Sun) 8:42:44

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 [ 耳にかけてる方が可愛いよ。
   なんて彼は呟いただろうか。  ]

 僕はずっといますよ。
 住み込みでここにいるから、休日も。

 [ 名前を呼ばれながらのキス。
   まるでじゃれあう恋人たちのような。
   彼は、たまの休日に熱海の街の方に
   散策に出掛ける程度で、
   いつもは宿の中で生活している。  ]


 どうして、この宿にいる自分が好きなの?



 [ どこまで踏み込んでいいものか、
   手探りな状態で質問を繰り返す。
   彼女の手を握っていたことに
   本人が気づけば、なんとなく、と
   答えるはず。本当に他意はないから。 ]*
(176) 2020/08/16(Sun) 9:41:35

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

[ふふ、じゃあこのままにしてあげる、と呟いて]

 あ、暎史住み込みだったの?
 お宿の仕事って、そう言うもの、なのかしら……
 
[何度もしてると、唇ではなく
頬にもキスをしてしまう。
初めの、キスの味を確かめる名目は、すこし薄れてきて。]

 ……元々身体の感覚が鈍いの。
 でも、気持ちいい事は何故か分かるし
 ……とても良くなると、五感も戻ってくるの。

[>>176こう話してると
嘘っぽく感じる他は無い。

信じられなくても無理はないけれど
なんとなくで握られた手を、私も
片方の手を重ねて…互いに両手で握り合う。]*
(177) 2020/08/16(Sun) 9:52:41

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 [ ふっと微笑んだ彼女。
   彼の経験則に違わず、
   やはり楽しんだ後だったらしい。  ]


 あれのアルコール度数は30度近い。
 泡盛を飲むような感覚と同じですね。

 [ 映画は好きだけど嫌い。
   自分のことをめんどくさい女という彼女。
   理由はあるのだろうけれど、
   彼にはその理由を聞くための理由がない。
   故に、聞くことはなかった。 ]

  
   へぇ。……残念でしたね。
   恋愛したいって暗喩だったら、
   お姉さんは…のってくれました?

 [ 体を曲げ、膝に頭をつけて彼を見つめる彼女。

   わざわざ、そういうことをいうのには、
   彼女の何かしらの感情が働いているはず。
   そう思えば、少しだけ距離を詰めただろう ]*
(178) 2020/08/16(Sun) 10:26:05

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 [ やった、と彼は言うだろう。
   耳に髪をかけるだけで可愛らしさがでている
   彼女をまだ暫く見せてもらえるから。 ]

 僕は実家が遠いから、住み込みにしてます。
 人によっては、通いもいますけどね。
 結構奥の方にあるから、住み込みの方が楽ですよ。

 [ 頬にまで彼女の唇が伸びてくると、
   少しくすぐったそうに彼は笑うだろう。
   お返しは、耳への口付けで。  ]

 やっぱり、鈍いんだ。

 ……気持ちいいことだけでも、
 感覚戻るんだったら、良いことなのかも。
 だって、なんであれ…相手の熱を感じながら、
 五感が分かるタイミングがあるんだから。

 玲って、結構主導権握りたがりに見える。

 [ 片手をかさねられると、ふふ、と笑うだろう。

   彼女の感覚が鈍いのは察しがついていたから、
   そこまで信ぴょう性が低いわけではない。
   だからだろうか、いらない一言を言った気がする。 ]*
(179) 2020/08/16(Sun) 10:34:35

【人】 木原 敦久

── 椿の間 ──


[こちらも下着を履き、浴衣を羽織り。
身支度を整えながら、彼女を振り返る]


  ああ、楽しかったよ


[肌を重ねた直後にちょっと名残惜しくなるのは
いつものこと。
こちらは布団に座ったまま
立ち上がる彼女にあっさりと>>166


  また勝負しような


[ひらひらと手を振り、見送った*]
(180) 2020/08/16(Sun) 10:39:39
恋塚 暎史は、メモを貼った。
(a33) 2020/08/16(Sun) 10:49:53

【人】 美雲居 月子

  ───ロビー



 
    うち、人に見られる趣味はないの


[ 人気がない、とはいえここは
共有スペースだし、いつだれが
ここを通るとも知れない。

そもそも、わたしがここにいて、
彼がここを通ったことがその証明だ。

「対等に」返した口づけに、
舌先が伸ばされるから、吸い付き、
己の舌も動かして、絡めた。]
 
(181) 2020/08/16(Sun) 11:32:35

【人】 美雲居 月子




    ───そやなァ…


[ 思案していると伸ばされた手。
爪先に落とされた唇を見つめ。]


   うちか、麗央の部屋にいきましょ?

   ここやったら周りが気になってしまうし…

   集中、したいやんか


[ そう目を細めて。]*
 
(182) 2020/08/16(Sun) 11:32:50

【人】 美雲居 月子

  ───露天風呂



    そんなけったいなもん、
    女の子に出すやなんて…
    お兄さん悪い人やなあ…


[ 出されていたアルコールの
度数を聞いて、困ったようにわらう。
泡盛は飲んだことがない。
まあ、そもそも酒はあまり飲まないのだ。
30度。よくぶっ倒れなかったなと
自分で自分を褒めたいくらいだった。

足先を動かして、ただ湯の中を掻く。]

 
(183) 2020/08/16(Sun) 11:40:29

【人】 美雲居 月子





   んー恋愛はできへんけど…
   恋愛ごっこ、なら付き合う

   無関心な人の恋愛、やろ?
   気になるしなァ……


[ 少し詰められる距離感に、
身動ぐことはしない。
ぼんやりとそちらを見つめて、
ただじっとしていた。

その根底にあるものを聞かれたら、
興味と好奇心だと答えるだろう。]*

 
(184) 2020/08/16(Sun) 11:40:52
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a34) 2020/08/16(Sun) 11:47:05

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 けったいなって……
 あれは、飲みすぎなければ甘くてほろ酔いできる。
 だから、別にいいんですよ。

 [ あれを2回連続で提供することはない。
   言われても、まずはノンアルコールを
   差し出して、大丈夫なら
   2杯目を提供する。

   困った表情を浮かべる彼女のことを
   すごく心配するかといえば、
   そういうこともなかった。  ]

 恋愛はできない、ね。
 ……できない?

 ごっこはごっこで、楽しそうだとは思いますよ。
 本当の心がなくても、
 楽しんでいればいいから。

 [ 彼女の発言に少し引っかかりながら、
   ごっこなら、というほうに
   首を縦に振るだろう。
   恋愛本物に無関心な彼だから、
   ごっこくらいの方がちょうどいい。

   少しだけまだ距離を保ったまま、
   彼は彼女との会話を楽しむことだろう ]*
(185) 2020/08/16(Sun) 11:52:13
恋塚 暎史は、メモを貼った。
(a35) 2020/08/16(Sun) 11:53:41

【人】 三谷 麗央

――ロビー→睡蓮

見られるて決まった話やないやろに。
月子、意外にビビりやな。


[明らかな挑発混じりに笑って]


それか他に知った人でも居った?


[と繋ぐアクセントは純正の関西のもの。
別段、関西生まれという訳ではないが。]
(186) 2020/08/16(Sun) 11:58:11

【人】 三谷 麗央

 

んー……そやな。
そしたら俺の部屋で。

月子の部屋は布団敷き?
ベッド仕様にしたんねやったら、そっちでもいいけど。

[肩を抱き、質問して。
そちらがどのような部屋かは知らないが、結論としては。

穏やかな電灯色に照らされた和モダン調の一室へ>>1:114
案内することになるだろう。
奥の一間には "片方だけ" 整えられたツインのベッド。

もう一方は布団こそ掛かってはいたが、
ベッドメイクされたそのままでないとは
彼女なら見分けがつくだろう。]**
(187) 2020/08/16(Sun) 12:05:34

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

[>>179彼の言葉を聴くと少し笑う。
だって彼の中では私は綺麗ではなく
可愛いで決まってるんじゃないかって。]

 へぇ、そうなんだね。
 お宿住み込み……毎朝とても早くて、夜もほどほどに遅い。
 大変なイメージあるけど、どう?

 ……ん。暎史……

[耳に彼がキスをする。
唇が離れれば、彼の頬に手を当てて
今度は首の辺りに口づけを。]

 そうだね。
 ずっと感覚が鈍い人よりは凄く待遇は良いと思う。
 ……だからその時を求めて
 私はよくこの宿に来るかな。

 ……こら、生意気だぞ?

[主導権を握りたがり、なんて
言われたらそれは勿論図星。
私はくすくすと笑ってしまう。]

 …… 暎史は、握られるのは、いや?

[彼に、そっと聞いてみる。]*
(188) 2020/08/16(Sun) 12:17:20

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 僕の場合、朝早いのと、中抜けと、夜。
 荷物運びとかの仕事は大体仲居さんがやるから、
 僕はチェックイン、チェックアウトのお手伝い。

 それから、バーテンの仕事が待ってる。
 ラウンジが開いている間だけだから、
 0時になる頃には実のところお役御免。

 [ 彼の場合であって、他にもいろんなシフトがある。
   彼にとっては、そんなに忙しくもない。
   
   名前を呼ばれながら、
   首辺りに口づけが落ちるなら、
   彼は彼女の喉に口づけを落とすだろう ]

 玲の目的は、とっても当たり前で、
 僕がもし玲みたいに感覚をその時でしか
 感じ取れないなら、同じ行動したかも。

 だって、そんなふうに見えるから、
 言いたくなるんだよ。

 [ なんとなく、主導権を握っている方が
   彼女は似合うような気がして堪らなかった ]
(189) 2020/08/16(Sun) 12:28:54

【人】 恋塚 暎史

 ……いや、ではない。
 ずっと主導権握ってるのって、大変だし疲れる。

 [ 薄い記憶になりかけている過去のことを
   ふと思い出してみる。
   彼女たちの望むように誘導するのも、
   頭を働かせるから少々つかれていたっけ。

   満足させるのも、よくわからない。
   後からあそこは……なんて言われたら、
   知ったことか、と言いたくなった。  ]*
(190) 2020/08/16(Sun) 12:30:13
卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a36) 2020/08/16(Sun) 13:39:10

【人】 美雲居 月子

  ───椿

[ また勝負しような、と言いながら
ひらひら手を振る彼に笑いかけて。
迷ったように瞳を伏せて。
それから上げる。]


   ひとつだけ、聞いても?


[ 出て行く直前、そちらを見る。
一瞬、彼の左手に目を落として。]


   W厄介事Wに、
   たのしかった思い出はある?


[ そんな下らない問いかけを投げた。
その答えがなんであろうと、
「そう」と頷いて。]


   ほな、おおきに


[ と残して膝を折って頭を下げ、
そのまま出て行った。]*
 
(191) 2020/08/16(Sun) 13:41:18

【人】 卯月 侑紗

  ー わたしと、先輩・承 ー

[先輩に言われた事を、
 ちゃんと実行するようになってから
 私の人生は少しずつ明るいものに
 変わっていったように思います。

 ちゃんと思ったことを、口に出してみれば
 人と話す機会が増えてお友達も増えました。

 笑うようになって、
 お客さんにも「かわいい」と
 言われるようになりました。

 明るく振舞って、ニコニコ笑って
 自分、というものを表に出していって……
 変わっていけば、周りの人だけじゃなく
 先輩本人にも褒めてもらえるので
 私、とても頑張ったんです。]
(192) 2020/08/16(Sun) 13:46:11

【人】 卯月 侑紗

[バイト先の喫茶店は
 相変わらず人手が足りなくて
 毎日忙しく、皆と過ごしています。

 パート主婦のマキさんに、
 フリーターのシュンさん。
 それから、私と、先輩と……
 新しく入ってきた、新人の店長さん。

 あれから、先輩とシュンさんが頑張って
 録音したり、記録を取ったり……
 喫茶店の本部に「バイトへのパワハラ行為」を
 訴え出て、あの店長さんは
 ある日突然姿を消してしまいました。]


  「皆でまたこのお店、盛り上げていこうよ」


[事の事情を説明した後
 先輩は笑ってそう言いました。]
(193) 2020/08/16(Sun) 13:46:44

【人】 卯月 侑紗

[先輩はいつもそう。
 皆で楽しく働くこの場所を守るために
 怖い店長さんに一人で立ち向かっていって
 こうして、功労者になっても
 「皆のためだから」って笑ってる。

 私は本当に先輩が好きで、
 どうしても、その「皆」の中から
 一歩進んで、彼のものになりたい、と
 真剣に思うようになりました。

 だから、言われるがまま
 少しずつ自分を変えていって
 先輩の思う可愛い「卯月 侑紗」になろうと
 日々努力と鍛錬を重ねていました。]
(194) 2020/08/16(Sun) 13:47:08

【人】 卯月 侑紗

[なのに、ある日のこと。

 私が遅番で出勤した時に
 早番組だったシュンさんと先輩が
 遅めの賄いを食べながら
 大きな声で笑って話しているのを
 私は偶然聞いてしまったのです。]
(195) 2020/08/16(Sun) 13:47:27

【人】 卯月 侑紗

「つか、全然お前彼女とかいないけどさ……
 俺狙いとかじゃないよな?」
「んなわけないだろっ!っはは、ばーか!」
「えーでもさーいなさ過ぎじゃん枯れてるの?」
「黙らっしゃいよ。今忙しいんだよねー
 やっとパワハラ野郎もどっか行ってさ。
 就職とか考えないといけないし」
「就職するまでが学生の華じゃん!
 うちの侑紗ちゃんとかどうよ」
「うーん、侑紗でもいいんだけど……」


「前にさぁ、処女と付き合ったら
 「初めての相手とは添い遂げる!」
 とか言われてさ……
 もう、別れるのすっげ大変だったんで……
 処女と付き合うのはやっぱ、もう嫌っすわ。

 侑紗、もうちょっと男慣れしてたらなぁ……」
(196) 2020/08/16(Sun) 13:48:03

【人】 卯月 侑紗

[その時私はバックヤードにいたのですが
 私の存在に気付かず、年齢も近い先輩達は
 いつも通り、気ままな雑談を
 楽しんでいるようでした。

 一方、私はといえば
 ガンガンとなる頭を抱えて、
 バックヤードの片隅にしゃがみこんでおりました。


 処女が嫌……?
 これまで先輩の言う通りに、
 自分を変えてきましたが
 これは、どう変えれば良いのでしょう?

 「嫌っすわ」と軽く言われた言葉が
 何度も何度も、頭の中を駆け巡って
 もう、どうしていいか分からなくなって……。

 だって、どんなに私を変えても
 結局、経験が無いのを理由に
 あれだけ軽く突っぱねられる。]
(197) 2020/08/16(Sun) 13:48:34

【人】 卯月 侑紗

[ひどい。
 ひどい。
 ひどい。

 なじる言葉は浮かんでも、
 それでも「きらい」の三文字だけは
 ついぞ浮かばなかったのです。]
(198) 2020/08/16(Sun) 13:48:59

【人】 卯月 侑紗

[その日、なんでもない顔をして出勤して
 仕事に明け暮れている最中もずっと
 そのことばかり考えていました。

 嫌われたくない。
 先輩と一緒にいたい。

 正直泣きたくて、たまりませんでした。
 先輩の言葉は、もう、私の努力も気持ちも
 全部否定するものに聞こえたのに
 でも全然、嫌いになれなくて。
 むしろ、どうしたら先輩に振り向いてもらえるか
 そういうことばかり考えてしまっていました。

 パートのマキさんや、先輩本人にも
 とても心配されましたけれど
 当然、それを打ち明ける気にはなれなくて。]
(199) 2020/08/16(Sun) 13:49:27

【人】 卯月 侑紗

[転機が訪れたのは、「処女は嫌」発言から
 だいたい一ヶ月後くらい。

 大学の図書館で勉強をしていたら
 静かな空間で内緒話を楽しむ女の子達がいて
 いやがおうにも聞こえるその声を
 たまたま聞いてしまったから。


 「なんかね、熱海の方にある旅館がね……」


 噂話に耳をそばだてる、なんて
 いやらしい真似をしながら
 私はその場ですぐスマホを取り出して
 必死に検索致しました。]
(200) 2020/08/16(Sun) 13:49:54

【人】 卯月 侑紗

[希望があるなら縋らずに居られない。

 先輩は、優しくて、強くて
 誰にでも分け隔てなく振る舞える人。

 その「誰でも」よりあともう一歩、
 近付くために必要な希望が。]*
(201) 2020/08/16(Sun) 13:50:22
卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a37) 2020/08/16(Sun) 13:51:40

【人】 美雲居 月子

  ───混浴露天風呂


[ そうなん?と半ば疑うように
眇めた目を向ける。
だが、もちろん己よりもプロである
彼の方がずっと酒に詳しいのは
わかっているから。
冗談、と言わんばかりに笑って見せた。]



   そ。できへんの。


[ 彼が疑問符をつけた言葉を肯定する。
そうして続いたそれはそれで、にも
こくりと頷き。]


   でも……
   誰かひとりを深く愛して…
   それで、愛されてみたいとは思う?


[ そんな問いかけを投げて。]*

 
(202) 2020/08/16(Sun) 13:57:44
恋塚 暎史は、メモを貼った。
(a38) 2020/08/16(Sun) 14:06:05

【人】 美雲居 月子

  ───ロビー


   なんや、麗央は見られるほうが
   興奮するたちやの?


[ 挑発にはそんな軽口の意趣返しを。
知った人はいない。こんなところで
そうそう知り合いに会ってたまるか。
己の境遇やこのあとの道を知っている人なら
尚更のこと。だが別段なにかいうことはなく、
片眉を上げて、受け流した。]



    ええよ、ほな、いこか


[ そういえば、まだ、
和モダンの部屋は見ていない。
内装も気になるし…と思いながら
彼について廊下へと歩き出した。]

(203) 2020/08/16(Sun) 14:13:28

【人】 美雲居 月子

  ───睡蓮

[部屋に入れば、辺りを見回す。
なるほど、たしかにこれはこれで良い。
実家の旅館は全室畳のままでなければという
変わらぬ伝統のせいでベッドを導入しては
いないのだけれど、畳でも違和感のない
低めのベッドを入れるのもいいなと思った。

奥の一間にも目を遣る。
近づいていけば一目でわかる。
明らかにプロによってきっちりと
ベッドメイクされたものと、
寝乱れたあとを整えたもの。

彼が既に誰かをここで抱いた証だろう。
それを仲居に頼んで直してもう
わけでもなく、そのまま置いていることに
ふんわりと曖昧な問いかけが浮かぶけれど
それを口にすることはしなかった。]
 
(204) 2020/08/16(Sun) 14:14:10

【人】 美雲居 月子





   ……麗央はどういうのがお好み?
   さすがに全部聞くのは無理やけど…
   なにか好みがあるんやったら…

   たとえば、先に2人でシャワーでも浴びる?
   それとも…もう帯解こか?


[ くるりと振り返って、首を傾げ。
悪戯をしかける子供みたいな顔をして問いかけた。]*

 
(205) 2020/08/16(Sun) 14:14:26
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a39) 2020/08/16(Sun) 14:17:14

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

 ふぅん。
 合間には休憩を取れそうだけど
 結果的に長い時間宿に居ることになるのね。

 ……でも泊まり込みなら気にならないかな?

[ずっと仕事場にいるのは
仕事をしてなくても居るだけで気疲れするから、と。

喉に口付けをされたから
私はシャツの襟元、少し開いた首元に唇を触れさせて。]

 ……ぁ。

[名前を呼んでいないのに、口付けをしたことに
気付いた。]

 そう、ありがとう。
 肯定してもらえるだけ、嬉しいわ。

 ……そんな風に見えるかぁ。
 がっついているように、見えてない?

[首を傾げて少し不安そうに。]

 …… 暎史、落ち着いて見えるし
 女の子に優しいから
 主導権を握って欲しくなるかもね。
(206) 2020/08/16(Sun) 14:45:52

【人】 和宮 玲


[顎に指を当てながら私は彼のことを
そんな風に評する。]

 なら……今夜……
 私に主導権でも、握られてみる?

[互いに握り合った手を持ち上げて
彼の手の甲にキスをする。

今までのじゃれあいとは少し意味の違うもの。]*
(207) 2020/08/16(Sun) 14:46:10

【人】 三谷 麗央

  ――ロビー



 ちょい、ちゃうな。
 興奮するとしたら、見られるやなくて、見せつけるのが。


[ といって、それも時と場合によるというものだから。
 月子を自室へと案内することに否やはなく。>>203]
(208) 2020/08/16(Sun) 14:59:09

【人】 三谷 麗央

  ――睡蓮


[ 部屋の様子に彼女が抱いた感想はつゆ知らず>>204
 何か企む子供めいた表情へ>>205、少し考えて。]


 そやなぁ。
 今の月子と、やったら。

 久しぶりに逢うた遠恋の恋人どうし、みたいな感じ。
 というのが好みかな?


[ にこり、笑って歩み寄る。
 腰へ腕を回して抱き寄せ、熱っぽい眼差しでじっと見つめた。]**
(209) 2020/08/16(Sun) 15:06:53

【人】 木原 敦久

── 椿の間 ──



  ないな
  他人のもんに手を出すと碌なことない


[あっさりと答えてから。>>191
彼女の視線の先に気づけば、ああ、と
少しだけ目を伏せて]


  指輪の相手とって意味なら、あるよ
  愛してたし な


[迷うことなく口にする。
勿論そればかりじゃなかったけど、後悔はしてない。
頭を下げる彼女へ、困ったように笑った*]
(210) 2020/08/16(Sun) 15:20:45

【人】 空閑 千秋

 
─休憩所→部屋→ロビー─
 
[…人というのは不思議なものだ。
 この人はこうでもあの人はああで。
 求められるものは様々に違ってくる。
 中に出してと言った方が良いと言われたり、
 そうされなかったりもするのだ。
 私はぼんやりと舞戸さんの立ち去る背中を見送ってから
 汚れた体をそのままに売店に向かう。
 改めてお酒を買って、部屋に戻って身を清めて。
 お酒と干菓子をそっと部屋の一角に並べると
 一人、手を合わせた。]
 
(211) 2020/08/16(Sun) 15:35:00

【人】 空閑 千秋

 
[それから、少し仮眠をとって。
 荷物の確認をしてからまた部屋の外へと出よう。
 ポーチの中には色々と入っている。
 ロビーに移動してコーヒーを手に入れたなら
 そこのソファに座って、ぼんやりしよう。

 珈琲は夢の終わりに近づいた印。
 夜明けはもう直ぐの頃合いだった。]**
 
(212) 2020/08/16(Sun) 15:35:16
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a40) 2020/08/16(Sun) 15:37:03

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 [ 冗談めかして笑う彼女。
   そんな彼女が恋愛できないなんて。

   不思議に思っても仕方がないだろう。
   高嶺の花には見えるけど、
   男を選び放題なほうにみえる。 ]

 
  失った時の恐怖が、前もってわかるなら、

  愛されてみたいですかね。

 [ 彼女の問いかけに、よくわからない答えを。
   詰まるところ、
   恐怖など前から分かるはずがないから
   愛されたくもない。

   そう言う返事なのだが。 ]

 お姉さんは、愛されてみたいんです?*
(213) 2020/08/16(Sun) 17:41:12

【人】 美雲居 月子

  ───睡蓮


[ 好み、をきいた。
だが彼から返ってきた答えに
ふ、と眉根を上げた。]


   なんそれ?
  それ好みやなくて設定やないの


[ とくすくす笑って。]


   わかった、ええよ?

   今からうちと麗央は恋人。
   遠距離恋愛で…そやなあ…
   半年ぶりに、会えた、とか。


[ そういって彼の方に近づき。
それでいい?と問いかける。]

 
(214) 2020/08/16(Sun) 19:13:14

【人】 美雲居 月子



[ するり、首に腕を回して、
彼の髪に指を差し込む。
首筋に唇を落とし。]



    ───やっと会えた


[ と耳元に囁きかけた。]*

 
(215) 2020/08/16(Sun) 19:13:32
恋塚 暎史は、メモを貼った。
(a41) 2020/08/16(Sun) 20:07:35

【人】 木原 敦久

── 中庭 ──


[外はまだ薄暗い。
けれど、そろそろ朝方に向かう時間だろうか。

時計が止まってしまったように静かな
中庭に面した縁側に腰掛け。
ひんやりと撫ぜる風に身を委ねながら、欠伸をひとつ]


  …………ねむ


[目を閉じても眠れないと思っていたけど。
さすがに重くなってきた瞼に
傍らの柱に寄りかかれば、うとうとと*]
(216) 2020/08/16(Sun) 20:17:08

【人】 美雲居 月子

  ──露天風呂


   前もって恐怖がわかるなら───
   愛されるのも怖いやろ

   そんなん、愛せんやんか


[ と困ったように笑う。
ほんとは愛されたいのかと
愛したいのか、と思った。
そういうわけではないらしい。

返ってきた問いかけに顔を上げる。]

 
(217) 2020/08/16(Sun) 20:19:44

【人】 美雲居 月子




    ええ、愛されたい。

   だれかを、選んで、その人に、
   愛してもろて、愛したい。

   ───別れのことは考えへん。
   先のことなんか、わからへんし
   そんなこと考えたところで
   杞憂かもしれへんし?


[ そう、首を傾げた。]


   見えへん恐怖は無視やな


[ くしゃ、と笑う。
それが理想。それが夢。
唇を結んで、足先を動かす。
その様子をぼんやり眺めていた。]*

(218) 2020/08/16(Sun) 20:20:03

【人】 三谷 麗央

  ――睡蓮
>>214>>215
[ くすくす笑う月子へ、悪びれもせず頷いて。]


 甘ぁいのかてええな、思た、いうこと。
 
 べつに、SMとか言い出してもえんやけど。
 月子、Mっ気そんなないやろ。


[ 半年ぶり、と聞けば丁度いいな、と軽い笑み。
 近づく彼女を佇んだまま見守った。]
(219) 2020/08/16(Sun) 20:26:20

【人】 三谷 麗央

[ 首へと腕が上がりくれば、
 浴衣の袖は麗央を包むように持ち上がる。
 首筋に触れた彼女の唇、ゆっくりひとつ瞬きをして、]


 ーーああ。長かった。


[ と、頬を寄せ囁き返しつつ
 両の腕で彼女の身体を抱き寄せた。]


 月子に逢えへんの、ほんましんどかったんやで?


[ 月子の頬から唇へ、軽いキスを進めて行く。
 瞳を覗きこむように見つめる双眸。
 紛れもない思慕を瞳の中に宿して、いっそう強く抱き寄せた。]*
(220) 2020/08/16(Sun) 20:26:42
和宮 玲は、メモを貼った。
(a42) 2020/08/16(Sun) 20:32:57

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 僕は、特に気にしないかな。
 住み込み寮は旅館と繋がってるだけだし。

 [ 笑みを見せながら、彼女からの口づけを
   快く受けるだろう。
   名前を呼ばずとも口付け合うのは心地いい。 ]


 がっついてるようには見えないよ?
 ただ、余裕を見せてそうな感じがする。

 [ 女子に優しいかと言われると、微妙。
   大抵は惰性。かといって、ホストでもないから、
   興味のない人物に優しい言葉はかけられない ]

 
 そうだな……今日はやめておこうかな。
 玲、次がいい。

 僕に会いにきてくれた、玲と。

 [ 彼女の喉元に口づけを落としたくせに。

   彼女から手の甲に口づけを受ければ、
   勿論一瞬考えた。
   次回を約束して、彼女と長い夜にしてみたい。

   彼女が許してくれるのなら、ではあるが。 ]*
(221) 2020/08/16(Sun) 21:02:15
木原 敦久は、メモを貼った。
(a43) 2020/08/16(Sun) 21:24:53

【人】 美雲居 月子

  ───睡蓮




   ───SMはお断りやなあ


[ と眉を上げて、笑う。
そうして、その世界に浸かれば
囁きをひとつおとした。

彼の腕が背に回る。
頬に、唇に落ちたキスのあと、
覗き込まれる双眸を、見上げるように
こちらからも覗き込んで。]



   うちも、ずっと会いたかった


[ 顎を少し上げて、唇を近づける。
近づきすぎて伏せかけた睫毛の先が
彼のまつげと絡む。]

 
(222) 2020/08/16(Sun) 22:13:43

【人】 美雲居 月子


[ 吐息だけでも聞こえる距離。
口づけをしようと薄く開いた唇。
そっと寄せて、触れる直前に止めて。]*

 
(223) 2020/08/16(Sun) 22:15:06
舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a44) 2020/08/16(Sun) 22:32:05

舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a45) 2020/08/16(Sun) 22:35:10

【人】 三谷 麗央

  ――睡蓮


[唇どうしが触れ合う直前、囁きに聞こえた月子の声。
 柔らかな口づけの感触に目を閉ざしつつ、
 麗央の手が小さな衣擦れの音を生ませていく。

 女の細い身体を愛おしむように優しく、
 浴衣越しの輪郭を確かめるようにはっきりと。

 背から腰、上がって脇腹、再び下りて臀部。
 濃やかな口づけに重なる音を立てさせながら、
 そっと一言、囁いた。]
(224) 2020/08/16(Sun) 22:38:18
卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a46) 2020/08/16(Sun) 22:40:19

舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a47) 2020/08/16(Sun) 22:41:45

【人】 三谷 麗央

 

 ――こっち。


[ く、と引き寄せる腰。
 柔らかく笑んで瞼を開き、月子を抱いて見つめたまま
 後ろ退りに向かう先には整えられたベッド。

 彼女の肩口を撫でるように手をやって。囁きをひとつ。]*
(225) 2020/08/16(Sun) 22:43:35

【人】 舞戸 黎哉

──夜明け前──

[最も暗いと言われる時間。
実際の夜明け前の空は白んでいてそれほど暗くはない。]


フー、いい湯だ。


[柳の部屋に備えられた露天風呂、今はその中で体を鎮めている。
今回はかなり無茶をしたような気もする。
一人一人がかなり濃厚だっし、よくも一晩であれだけやったものだと我ながら少し呆れた。]


愉しかったな。


[本当に、それは間違いなくて。
ここに来て良かったと心から思う。
それは間違いのないこと。
身を固める前の最後の火遊び、これでその望みは果たされたはずだ。*]
(226) 2020/08/16(Sun) 22:54:16
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a48) 2020/08/16(Sun) 23:07:06

舞戸 黎哉は、メモを貼った。
(a49) 2020/08/16(Sun) 23:24:16

三谷 麗央は、メモを貼った。
(a50) 2020/08/16(Sun) 23:42:30

【人】 和宮 玲

──夜明け前・ラウンジ

[ラウンジの一角にあらバーカウンター。
未明である今、勿論そのお店は開いていないだろう。
けれど照明の消えたそこに足を向けて
ハイチェアに座る。

ジーンズにラフなシャツ。
きちりと纏めた姿。

こつ、と置いたグラスは
部屋に備え付けのもので
氷が入ったただの水。

こくん、と喉を潤し
そして人のいないバーカウンターを見る。]
(227) 2020/08/16(Sun) 23:51:23

【人】 和宮 玲

──過去の話・ラウンジ

 余裕かぁ。
 まぁ、余裕が無いよりは良いかなって思ってる。

[>>221彼は女子には優しくないという。
へぇ、と思いつつも
その人物評は未来においては
意外とその通りかもしれない、なんて思っていたか。
10回目を超えて、11回目あたりの時には、きっと。]

 ……分かったわ、次ね。
 
[その時はフラれたのかな、なんて思った。
だってこの宿で次、というのは
いつになるか分からないから。

予想に反して、私は何度もこの宿を訪れることが
出来たけれど。

ただ、例えば私が相手と居たとか
彼が相手と居たとか。
もしくは会いにきても、既に夜明け近くだったりとか。]
(228) 2020/08/16(Sun) 23:51:33

【人】 和宮 玲

──そして現在、夜明け前・ラウンジ


[今回も、時間が経ちすぎて夜明け前になった。
それに私はチェックアウト前に
千秋さんと約束もしている。

だから、彼のいつかの言葉のように
長い夜は過ごせない。

それでもここに居たのは。


恋塚 暎史 に──とあるお誘いをしようと思って。]*
(229) 2020/08/16(Sun) 23:53:55

【人】 恋塚 暎史

−露天風呂・混浴

 あははっ。

 …………僕は、人を愛せるようになりたい。
 
どちらかといえば、だけど。


 [ 一瞬見えた彼女の真面目な表情。
   彼女は、本気でそう思っているのだ。
   本気で誰かに愛され、
   その誰かを本気で愛したい。

   それを願って叶えられる人物は
   幸せなのだろう。  ]

 
 見えない恐怖は、無視……

 お姉さん、また会いましょうね。
 僕との約束。……次、弱いお酒あげます。

 [ 彼女とは、もう少し話していたい。
   約束していた夜伽で誤魔化したくはない。
   だから、彼女の頬に口づけを落とし

   おさきに

     と呟けば、
   彼女の横から脱衣所へと
   むかうのだろう。  ]*
(230) 2020/08/16(Sun) 23:57:46