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人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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【人】 「怪人」 ファントム

― 中央広場で、演者と>>319>>320>>321 ―


語り掛ける様に、歌い続ける。
か細く、小さく、けれどのびやかに。

――私の事を、「鏡のようだ」と彼女は言う。
確かに、ある意味では鏡なのだろう。
相手の心を拾い上げて、歌として表現する。

けれど、肝心なのは歌を聴いた者が何を想い描くかだ。
私が拾い上げて歌に込めた想いを、誰かが受け取り、さらに形を変えて、誰かに伝える。
それこそが、『美』の本質であるのだから。
(322) 2022/11/23(Wed) 21:56:07

【人】 「怪人」 ファントム

― 歌い終えた後で ―


ひとしきり歌い終えた後には、すっかり空も暗くなって星がまたたいている。
珍しい魂の彼と、彼女のリュートと、今日は実に楽しい日だった。

「もう少しこの星空を見ている事にするよ。
毎度、ひとりでに消えてばかりでは芸がない。」

再び花壇に腰かけて、何をするでもなく星空を眺める。
歌い踊る事も楽しいが、こうして自然の『美』に思いを馳せるのも悪くない。

話しかけられることでもなければ、しばらくそうしているとしよう。*
(323) 2022/11/23(Wed) 21:56:21

【人】 奏者 イルムヒルト

― 中央広場にて ―

[その曲が弾き終わるのはきっと、
貴方が唄い終わるまで

その情動が一旦静まっても。貴方の伸びやかな歌声を
もっと彩らせたかったからともいう。

貴方の歌声は、人の心に響く。
その歌に込めたものへの捉え方は多分、
受け取った1人1人で違うのでしょう。

鏡のように、天の星のように
貴方のは、まるで導きの光のようだわ。

最後の一節を弾き終わる。
その瞬間は、何時も名残惜しい。]
(324) 2022/11/23(Wed) 22:10:06

【人】 奏者 イルムヒルト

― そして演奏は幕を閉じ ―

[夜の帳は、空に散らばる星を美しく輝かせ
それを見上げる男の隣で、女はただ、そうですか。と紡ぐ。


その時間を、話しかけることで失わせるのは
何だか勿体なく、感じたのだ。

貴方は、その自然な姿が美しい。

囁きはきっと、彼が自然の美を堪能し、満足した後か。
それから会話になるのか或いは

返答はあっても、なくても。
女はただ――微笑んでいる*]
(325) 2022/11/23(Wed) 22:10:25

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――街路端――

>>316男はリリーの言葉に頷く。
直前に瞳が瞬き星が散りばめられたが理由を伝えることはなく。
向けられる視線の意味も察することはできない。

自分が肌に術を施せばその星も輝きを増すことを男は疑ってはいない。
一等星の気配を垣間見せるリリーに術を施せる喜びと、同時に施した後に自分が持つである意志を隠し男は頷いて見せるだけに留めていた]


その時分であれば問題はないです。
ご来店をお待ちしていますよ。

こちらこそ、ありがとうございます。
この出会いも女神の祝福でありましょう。


[女神の祝福と謳うがその皮肉さに男は微笑を浮かべ他の笑みを殺した。

最後に浮かべてくれた笑みを裏切ってしまうであろうことは間違いないがその笑みが素晴らしいものである程にどうしようもなく胸の内が震えてしまう]


良いフェスを――。


[長らく口にすることのなかった言葉を伝え男はその場を後にした**]
(326) 2022/11/23(Wed) 22:14:41

【人】 画術師 リュディガー

>>288 納得してもらえました?なら、よかったです。

[「怪人」に二人分の絵を渡して、曖昧に微笑んでおいた。]


>>292 いえいえ、どういたしまして。まだまだ未熟な身分ですので、意見をいただけるのはありがたいです。

[『絵』を気に入ってもらえたようで、安堵する。たとえ内側に秘めた感情が何であれ、喜ばれるのは素直に嬉しい。]


それでは、またいつかお会いできたら。
また描かせてね。

[そう言ってから、その場を立ち去った。]**
(327) 2022/11/23(Wed) 22:17:23

【人】 画術師 リュディガー

[どうやら気が付かれてはいなかったようだ。>>291>>302

一通りの話が終わった頃合いを見て、男の方へ声をかける。二人が、どんな会話を交わしていたのか、気にならないわけではないのだけれど。幾度となくプライバシーの侵害をしている身のため、そちらには触れず要点だけを伝えることにした。]


スカリー!ちょうど探してるとこだった!
あのさ、次ブランに「施術」するとき、一緒にいてもいいって言われた!>>231>>232

だからさあ……
(328) 2022/11/23(Wed) 22:27:01

【人】 画術師 リュディガー

……描かせてくれる?「施術風景」。
あと、一緒に施術予約もしておきたいな。*
(329) 2022/11/23(Wed) 22:28:32

【人】 「怪人」 ファントム

― そして演奏は幕を閉じ ―


囁かれた言葉には暫し考え込んで、それからこちらも小さな声で応じた。
(330) 2022/11/23(Wed) 22:28:37

【人】 影街の魔女 ブランシュ

ー回想 シメオンー

「ええ、そのように。
それがあなたの限界ではありますが…

しかし、あなたほど限りある時の中で、多くの望みを叶えた方を私は他に知りません。
あるいはその生き方も、後には美しいものと讃えられるかもしれません。
私ではおそらく得られないもの。


どうやら得心は得られたらしい。
が、男の去り際の一言>>301は先程の問いよりも魔女を些か困惑させた。

「一日だけの若さですか。それは…なるほど。
その時は、お待ちしておりますわ。」

一日分だけの若さ。かつてのような輝きをただ一瞬。
それは確かに、どこまでも人間らしい望みだ。
それにふさわしい対価は、確かに寿命でも人の生を捨てることでもないし、おそらく金でもない。

これはなかなか難しい道理だな、と思いつつ、了承の意を告げたのだった**
(331) 2022/11/23(Wed) 22:28:52

【人】 「怪人」 ファントム

それは彼女への意趣返し。
けれど、互いに『美』を求める者なら、それこそが最も正しい方法だろう。*
(332) 2022/11/23(Wed) 22:29:16
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a76) 2022/11/23(Wed) 22:32:53

画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a77) 2022/11/23(Wed) 22:33:42

【人】 奏者 イルムヒルト

― 星空の下 ―

[その返答に、奏者は暫し考え
そして、目を細めて]
(333) 2022/11/23(Wed) 22:35:43
村の設定が変更されました。

【人】 影街の魔女 ブランシュ

ー現在 ヴンダーカマーー

ひとまず、リュディガーとの話は>>243概ねまとまった。

「そう、朝は家族の手伝いね…
まあ、私も特に決まった予定はないし、ゆっくりいきましょうか。

最初から最後まで、お互いゆっくりと。
たのしく行きましょう?
スカリオーネさんに会ったら伝えておいてくださいな。」

こういう事があるから、あえて不自由にしていても人の世界で過ごすのは面白い。
そう思いつつ、フェス当日にでも予定を合わせて向かおうと、一つ予定を入れておいた**
(334) 2022/11/23(Wed) 22:37:03

【人】 奏者 イルムヒルト

意趣返し?上等ではありませんか

 ――その言の葉は美を奏でるものならば

当然の、ものでしょう?**
(335) 2022/11/23(Wed) 22:38:34
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a78) 2022/11/23(Wed) 22:39:24

酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2022/11/23(Wed) 22:39:41

【人】 人造生物 ユスターシュ

――とある男の話――

[それはずいぶん昔の話。

ある男がいた。
幼くして才気に溢れ周囲から神童と呼ばれたその男は、年若くして魔法を、そして錬金術を修め。
嘗て北方の大侵攻があった際には仲間たちと共に『勇者』と呼ばれ『賢者』としてその叡智を讃えられた。

男には、友がいた。
否、「友だと思っていた」というのが正しいか。

その友は、男から見て酷く強欲な性分の持ち主であった。
男には――身も蓋もないことを言ってしまえば――魔法の才しかなかったが、彼はこの世の全てを欲し、己の欲望を、望みを叶えてきた。

友には、男のような魔法の才能はなかったがそれ以外の全てを持っていた。
否、手に入れたというべきか。

優れた剣術と、大侵攻の際に賜った『剣王』の二つ名。
その名声によって得た、名誉、財、地位。――そして美。

欲深い男ではあったが、同時にその才の全ては本物だった。
己の欲望に対する姿勢に思うところはあれど、北の大侵攻のとき、背を預けて戦ったあの日のことを男は忘れていなかった。
この世の全てを手に入れようとしているかのような彼を、それでも、男は友だと信じてきた。―――あの日までは。]
(336) 2022/11/23(Wed) 22:55:48

【人】 人造生物 ユスターシュ

[男には、友ともう一人、愛する女がいた。

ラ・コスタという街の、
そのなかでも一、二を争う大きな劇場の美しい花形女優。

美貌だけではなく、くるくるとよく変わる愛らしい表情、
特に少女のような微笑みや仕草は、見るもの全てを魅了した。

些細な切欠で二人が出会ってから、男女の仲になるまでに。
その美しい肢体にのめり込むのに、それほど時間はかからなかった。

生まれて初めての恋に男は舞い上がっていた。
だからこそ、誰よりも解り切っていたはずの友の性分を失念していた。

彼女は、この街でも一番の美しい女優。
そんな彼女を、あの強欲な友が手に入れようとしないはずがないのだと]
(337) 2022/11/23(Wed) 22:56:50

【人】 人造生物 ユスターシュ

[―――結果的に、男はその街を追われることになった。

そして、男が街を去った後、とある大富豪が美しい女優を囲ったという噂が街に流れ。
…嘗ての英雄がその名誉も地位も失い、
人々の記憶から消え去るまでそれほど時間はかからなかった。

それから、どれほどの時間が流れたのだろう。
世界各地を彷徨った末に、男はとある村の外れに屋敷を構え、そこで怪しげな実験に没頭するようになった。

共に、そして愛する女に裏切られた経験は男の心を蝕み。
嘗て『賢者』として人々を魔物の手から救った英雄とは思えぬほど男は荒み、正気を失っていた。
時折村に出て必要品を購入する際も、村の人々は遠くから忌々しいものを見るように遠巻きに様子を伺っていた。
が、それでも男は構わなかった。]
(338) 2022/11/23(Wed) 22:58:40

【人】 人造生物 ユスターシュ



「此の世の全てを、美しいものもそうでないものも全て破壊し尽くすものを」


[狂った男が願ったのは、
そんな強力無比な、それでいて己に従順な生きる兵器そのもの。
その夢を実現させるために男は己の持ち得る全てをその存在に捧げた。赤い石も、その中の一つ。

そうして産み出されたのが、ただの醜悪な失敗作だったときの男の心情は如何ばかりであっただろう>>114

いずれにせよ、その失敗作が生まれた頃、男はその存在を危ぶんだ村の民衆たちによって襲われ、屋敷ごと、火をつけられることになる。
その男が嘗ての英雄だったことなど知らぬ民衆たちの手によって。

そしてその燃える屋敷から、逃げ出した存在がいることに民衆たちが気づくことはなかった。]*
(339) 2022/11/23(Wed) 23:01:14

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――街路――

[リリーと別れた男は少々上機嫌に明日のフェスに賑わう街を歩いていた。
男自身の手で『美』に貢献できるというのだから気分も良くなるものだ。
久しくなかった極上の星への想いは万感である。

>>328足取りも軽やかに雑踏の中を歩いていると名を呼ばれリュディガーが追い付いてきた。
探していると言っていたが先ほど一度姿を見かけていた男としてはどこに潜んでいたのかと訝しむが続く言葉に得心をした。

ずっと願い出てきていたことが叶うのだからリュディガーとしても気が気ではなかったのだろう。
可愛げのないやつだと思っていたが中々こうしたところは可愛げがあるようだ]


……本気か?


[ただよくよくその話を聞くに>>231>>232本当にそれで構わないのかと男は逆に心配になってしまう。

ブラン――ブランシュの愉悦の笑みが見ていなくとも思い浮かぶ。
>>334言伝も聞けば猶更に]
(340) 2022/11/23(Wed) 23:10:14

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

リュディガー……お前……いや、なんでもない。


[男は口を噤んだ。
リュディガーとブランシュの契約なのだから男が口を出すことではないのだ。

最初から最後まで――止めることはダメだと。
ゆっくりと、楽しく――リュディガーが何を言おうともブランシュに施したことと同じことをしろと認識してしまう]


……約束だからな。
予約は承っているからブランシュ嬢の後に入れておくよ。


[きっとブランシュは男が手を抜くことは許さないであろう。
男は覚悟を決め前を見ながら視界に入った美味な珈琲を飲ませてくれるカフェを指さした]


リュディガー、良かったら飲んでいくか?
今日は俺が奢ってやるぞ。


[どうしてこうなったのか。
男は考えることを止め、来る時間に降りかかるであろうリュディガーの災難を先に労うために一杯誘った*]
(341) 2022/11/23(Wed) 23:10:25
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a79) 2022/11/23(Wed) 23:11:45

「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a80) 2022/11/23(Wed) 23:12:14

人造生物 ユスターシュは、メモを貼った。
(a81) 2022/11/23(Wed) 23:17:54

人造生物 ユスターシュは、メモを貼った。
(a82) 2022/11/23(Wed) 23:20:49

【人】 画術師 リュディガー

[>>340珍しく機嫌がよさそう、ということは。先程の女性は客だったのだろう。彼の技術を知ってくれる人が増えるというのは、素直に喜ばしい。

ブランシュから言付けされた内容をすべていうと、何故か呆れと憐れみが籠もった目をされてしまった。]


本気も本気だよ〜?
ちょっと「基礎ケア」ってヤツを受ければいいだけでしょ?それくらいで済むんだったら全然問題ないもん。


[……繰り返すが、この時はブランシュがいつも受けている「施術」の詳細を全く知らなかったのである。己に何をされるかなんて、想像もしていなかった。

ただ、長らく執心していた事が成し遂げられるという歓喜のみがそこにあった。]
(342) 2022/11/23(Wed) 23:36:55

【人】 画術師 リュディガー

そーそー、約束。指切りげんまん、今からしようか?
ブランの方にも無茶言っちゃったから、手抜きはしないし。最高の絵を仕上げてやるよ。
お前もしっかり宜しくな〜


[>>341 段々と諦めに似た表情に変わっていくことに違和感を覚えつつも、珍しい彼の方からのお誘いの言葉に、つい笑みを浮かべてしまう。]


え、マジ?ケチなスカリーにしては珍しいじゃん。
へへへ、やったね。ゴチになりまーす。

[別に金銭には困っていないので、折半してもいいのだが。……こういう時は、甘えとくものだと心得ている。彼が連れて行ってくれる店にも興味はあるし……そのまま、一緒に着いていくことにした。]**
(343) 2022/11/23(Wed) 23:44:58

【人】 画術師 リュディガー

[程々の時間になってから、スカリオーネと分かれて家路へと急ぐ。

明日のフェスで、我が家のやる事はかなり多い。
店の準備や展示物の装飾、他にも支援している『美』の持ち主たちのサポートや、兄姉たちの作品紹介……

最も、末娘のリュディガーは基本的に手伝いの免除を許されているため、一通り顔出しを済ませたらブランシュの家へと向かうのだろう。]
(344) 2022/11/23(Wed) 23:48:22

【人】 画術師 リュディガー

[明日を迎えることによる、楽しみな部分はたくさんあるのだけれど。]


今年こそ、出会えますように。
おれの、おれだけの、『美』の基準に。



[それだけを、祈るように呟いた。]**
(345) 2022/11/23(Wed) 23:51:34

【人】 大富豪 シメオン

─ 月夜 ─

[段々と騒がしくなっていく祝祭前夜より屋敷に戻る。
不愉快なこともあったが、大きな収穫もあった。
思い出すだけで血が滾るようだ。

庭に出て『カタナ』を抜く。
これもまた多く所有する『美』の一つ。
刀匠が魂を込めて鍛え上げた業物。

それを己の腕の様に軽やかに振るう。
月の光を撥ねて鮮やかな軌跡を描く。
それが男自身のもつ『美』である。

大陸中を探してもこの剣よりも美しい剣などありはしないと自負がある。だが、理想の剣には遥か及ばない。たとえ残りの生を全て費やしたとしても。

それでも、理解しても尚、『美』を渇望して止まないのだ。]
(346) 2022/11/23(Wed) 23:54:05
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a83) 2022/11/23(Wed) 23:55:02

踊子 リリーは、メモを貼った。
(a84) 2022/11/23(Wed) 23:55:31

【人】 大富豪 シメオン

[今一度カタナを振るう。
耳の奥に残る旋律に合わせて舞い踊るように。

未だあのが耳に残っている。

あの音。
今はまだ小さな世界だが、いずれ彩り豊かで誰をも魅了する『美』と成長するだろう。

……欲しい。

流れる剣筋がその鋭さを増す。
空気さえも切り裂いてしまいそうなほど。

……妬ましい。

その可能性、その若さに。]
(347) 2022/11/23(Wed) 23:55:35

【人】 大富豪 シメオン

 

 ……ふぅ……


[カタナを鞘に納めても心臓の鼓動が鎮まらない。
情動が、渇望が、興奮が、欲動が抑えられない。]


 嗚呼、愉しみだ。


[本当に愉しみだ。**]
(348) 2022/11/23(Wed) 23:56:07
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a85) 2022/11/24(Thu) 0:18:20

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――街路――

[男もまた『美』という夢を追う生き物なわけでリュディガーの喜びに水を差すような真似はすることはない。
差しておいた方が後々良かったかもしれないが今一時の高揚を抑え込まれた方が腹立たしいまであることは男は良く知っていた。

>>342男の表情に気づいたろうにリュディガーの調子は変わらなかった]


そう、それだな、それだ。
ただブランシュ嬢がしたコースと同じのなのだろう?
当日彼女がどのコースを選ぶのかは分からないからな。


[「基礎ケア」なんてものがあったのかと頭の中で疑問が浮かぶがきっとあるのだろう。あることにしよう。
忙しなくなくなったため男は一人の客に対しかける時間を増やすことができている。
じっくり、ゆっくりとケアをし極上の時間を提供するいつもので良いのだろう。
来店時に最終確認としてブランシュに問う点を覚えておき雑踏からリュディガーを連れて抜ける]
(349) 2022/11/24(Thu) 1:05:57

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

指切か、中々古めかしい風習を知っているんだな。
俺も手抜きはしないから安心してくれ。


>>343そうするとベッドをもう一つと男物の着衣が必要だろう。
笑みまで浮かべているリュディガーを他所に男は準備のことを考えながら件の珈琲店の扉を開け中へと入った。

珈琲店は人気がある風というよりは古風な作りの店内で穏やかな音楽が流れている。
この音楽、魔法的な道具で人もなしに演奏される。
ずっと欲しいと思っており同じものを用意するとして奏者に縁がない男には手が出し難いものであった。
店内の客も静かなもので皆思い思いに穏やかな時間を過ごしていた。
店の主人もまた物静かな御仁であり久しく来店する男に笑みを向けてくれる。
居心地の良い店である]


好きなものを頼んでくれ。
明日の英気を養うためにな。


[完全に悟りの境地に至っている男は普段になく優しくリュディガーに接し、指切までもして『美』味なる珈琲を楽しむ一時を過ごした。
彼――にとって珈琲の味がどうであったかなど感想や他にも話が出来ればしただろう。

リュディガーの受難の日。
>>344別れ去り行く背を見送りながら受難を齎す片割れとなる男もまた背を向けて店への道を歩いく*
(350) 2022/11/24(Thu) 1:06:19
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a86) 2022/11/24(Thu) 1:07:31