167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】
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【灯台】
夜の帷がいざ上がろうという頃、
灯台の最上階に人影が二つ。
そこで交わされたものを知るのは、
当人たちのみだろう。
【バー:アマラント】
表通りからは離れた路地の一角、
隠れ家のような入り口。
石の階段を下った先の木の扉。
下げられたプレートには『CLOSED』の文字だけ。
明かりのない店内、カウンターの片隅には、
少し萎びかけた数本の花。
| >>0 ヴェルデ【街中】 【よろしい】と言葉にはせず、ただそうであろう態度で首肯する。 ふん、と軽く鼻を鳴らすと、持っていた傘を閉じて、あなたにずいと差し出した。 「ん」「何がいい?」 (1) 2022/08/14(Sun) 22:34:45 |
本名:ジェロラモ・ロトロ(Gerolamo Rotolo)
死因:頭部を銃弾で撃ち抜かれたことによる失血死
発見場所:灯台の最上階
遺体の様子:未発見。
銃による出血の痕跡、
及びロッシと書かれたネームプレートのみ。
本名:シルヴィオ・モレッティ(Silvio Moretti)
死因:頭部の銃創による脳挫傷、出血死
発見場所・遺体の様子:
人気の少ない路地裏で額から出血している状態で発見される。
アウグスト・グエッラの殺害に使われた手法と酷似しているが、現在は同一犯よりは手口の模倣の可能性が高いと見られている。
本名:ロタール(Lothaire)/孤児のため姓は不明
死因:心臓部を銃弾で撃ち抜かれたことによる失血死
死亡したときの状況:
大通りより一本入った裏路地にて、倒れた状態で発見された。
拳銃で心臓を貫いた弾丸が一つ。この一撃が致命傷となった模様。
| >>14 ヴェルデ【街中】 当然のように渡すのだから、当然のように歩きだす。 かつ、と真っ直ぐに石畳に突きつけられる靴底は甲高い音を立てる。 どことなく誇らしげで、 ――どことなく、自らを奮い立たせるようだった。 「揚げ物はちょっとな。 串焼き」 振り返ると、細い飴細工のような指を突き出す。 朱色の 爪の隙間には、 小さく折りたたまれたユーロ紙幣がはさみこまれていた。 「買ってきて。任せるから」 こういう時に、あなたの分もしっかり買わないともう一度使い走りをさせられる。 あなたが学んだことだ。 (21) 2022/08/15(Mon) 12:59:39 |
| ビアンカは、本当にいいたいことなんて何一つ言わない。 (a8) 2022/08/15(Mon) 17:38:55 |
| >>25 ヴェルデ【街中】 あなたが人の波をかきわけ、屋台であれこれと会話をする姿を、 ビアンカはゆるく腕を組み、両足を確りと石畳に打ち付けるようにしてただ、見ていた。 それは日本語に堪能なものは、この街には少ないのだから、その表現が使われることはあまりないのだけれど── 仁王立ちというにふさわしいような姿だった。 「ん」 あなたが釣銭を持ってきたのなら、またよろしい、と頷いて、それを受け取る。 それをどこかしら、おそらくは服の隙間に拵えられた隠しポケットの類──にひょいと放り込めば、 掌を空にしたままであなたの先を歩きだした。 「行くよ」 ふうわり、と、スカートが膨らみ、踊る。 細く長い足が、かつかつとまた音を奏でだす。 あなたはさきほど、人波を縫うように歩いたけど。 彼女は人並みの真ん中を、相手が退くのが当然といわんばかりに歩くのだ。 (27) 2022/08/15(Mon) 20:43:21 |
| >>48 ヴェルデ【街中】 あなたが後をついてきているか、スニーカーの靴音でしか確かめない。 それでもときたま、曲がり角にさしかかるたびにぴたりと脚をとめ、 軽い足音がついてくるのをじっと待っている。 緩くくくった髪が歩くたびに揺れて、 あなたの足音が遠ざかるたびにぴたり、と止まって。 「ねえ、旅行は好き?」 そんな様子なのだから。 彼女がそう呟いた言葉があなたにむけられた言葉なのかどうか、すぐは判断がつかなかった、かもしれない。 (49) 2022/08/16(Tue) 19:28:12 |
| >>52 ヴェルデ【街中】 「あんた以外誰がいるの」 目線すら送らず、けれど呆れたようにそう返す。 察しろというのも無理な話なのだが。 「旅行するってなったら、どう? って聞いてるの」 あなたの声と足音を確認して、また歩き出す。 かつ、かつ、かつ。 石畳の音は、ペースを崩すことなくまた響きだす。 (54) 2022/08/16(Tue) 22:05:13 |
【自室】
主を失った部屋には、ほんのりと煙草の残り香。
家具は最低限のもののみが置かれており、殆ど物が置かれていない。
使用感のあるものと言えば、黒のテーブルに置かれた灰皿。
そろそろ捨てるべき量の吸い殻と灰が積まれている。
その脇には、写真立て。
写真には、3人の子どもが写っている。
笑顔の男の子に、少し困ったように笑う男の子、そして、口元をへの字に曲げている男の子。
並んで撮影をした時の、少し古くなった写真だ。
そして、ベッド脇のサイドテーブルに、書きかけの便箋。
何の色のもついていない、シンプルな白のそれに、汚い文字がいくつも並んで、塗りつぶされて。
床には書き損じの便箋がいくつか転がっている。
ちらりと見える内容は、仕事に対するメモ―――あるいは、アドバイス。
結局まとまりきっていなかったのだろう。
この数日で書き上げるつもりだったのかもしれない。
しかし、この部屋に主は戻らない。
この部屋にあるものが、主の手によって何かを為すことはもう二度とないのだ。
| (a23) 2022/08/17(Wed) 0:10:22 |
| >>62 ヴェルデ【街中】 「そ」 そっけなく。 けれど、あなたが答えてすぐに、彼女は頷いて。 「それじゃ、旅行に行きなさい」 かつ、と。 石畳を踏む足音が、止まった。 ビアンカはあなたの前で立ち止まって、ぐるうり、と振り返り。 「旅費はまた、貸しとくわ」 なんて勝手な女なのだろう。 (63) 2022/08/17(Wed) 0:55:29 |
テンゴ
【三日月島:岬】
「……」
「……おっさんなら、男がそんな顔するもんじゃないって言うんだろうな」
そう、思い返すことすら。
酷く心の奥が苦しくなるのだけれど。
確かに、しみったれた自分は酷く格好悪いような気がして。
「そろそろやめようと思ってたところだ、アンタに言われて心が決まった」
「近いうち、何か進展があるといいけどな」
煙草を消して。踵を返しその場を離れようとはするのだけれど。
話したいことがあるのであれば、まだ引き留める事は出来そうだ。
| >>68 ヴェルデ【街中】 なんで、と聞かれても、 すぐに明確な返答は帰ってこない。 ただ、 「いや?」 と、首を傾げて。 ↓[1/3] (71) 2022/08/17(Wed) 12:28:17 |
| >>68 >>71 ヴェルデ【街中】 「――――――――、……」 ぽつり、と強張った顔で零されたその言葉に、 どのような感情が込められているのか。 それはとても簡単で、とても難解なといかけだ。 通り過ぎていく車が、彼女の髪をふわり、と揺らして。 「……いいならいい」 こちらを向いていた顔がまた、くるりと前へと消えていく。 [3/3] (72) 2022/08/17(Wed) 12:31:45 |
| (a38) 2022/08/17(Wed) 20:08:51 |
| (a39) 2022/08/17(Wed) 20:09:10 |
| (a40) 2022/08/17(Wed) 20:09:23 |
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