【人】 不審死の元凶 ???―廃病院内 四谷と― ――ようこそいらっしゃいました。 ご家族の方ですね。 [夏のなんとも言えぬ生暖かい空気と、辛うじて明かりが灯っているばかりの、薄暗闇の中で澄んだよく通る声が響く。 声は「三人」の来訪者>>8に向けられたもの。 声を投げかけたのは、一人の少女に「見える」。 人形のように、細く華奢な身体つきに、暗闇の中でなお光を反射する、長い金髪。 何より、整った顔立ちに、唇はうっすらと湿りを帯びて、薄く朱が差しており、ガラス玉のように澄んだ翠と蒼の瞳がまっすぐに、男の後ろを見据えている。] (12) 2022/08/08(Mon) 21:47:37 |
【人】 不審死の元凶 ???あぁ、お母さまも、お子様も。 いつも一緒にいるのに、お父さまに気付いて貰えない事が悲しいのですね。 名前を呼んでもらえなかった事が、苦しいのですね。 お父様を一人、この世に残してしまった事を、悔やんでいらっしゃるのですね。 [終始、少女の眼は男に注がれることは無い。 男が何を言おうと、少女が口をつむぐことは無い。 その後ろにいる、母親と子供が少女へ語り掛けてくる限り、少女は応じる。] ご安心なさいませ。 お父さまがこちらにいらっしゃるのも、もうほんの少しばかり後の事ですから。 [少女の顔が、初めて男を向いた。] (13) 2022/08/08(Mon) 21:48:05 |
【人】 不審死の元凶 ???[『それ』が、言葉を発する事は無かった。 ただ、男の方を向いていた、それだけ。 そして、男が瞬きする間に『それ』の姿は消えて、後には元の生暖かい空気と、薄暗闇だけが残っていた。]** (15) 2022/08/08(Mon) 21:48:43 |
不審死の元凶 ???は、メモを貼った。 (a4) 2022/08/08(Mon) 21:52:52 |
不審死の元凶 ???は、メモを貼った。 (a5) 2022/08/08(Mon) 21:56:44 |
不審死の元凶 ???は、メモを貼った。 (a12) 2022/08/09(Tue) 3:24:40 |
【人】 不審死の元凶 ???ーー病院内のどこか >>名坂ーー [入り口から伝わると気配>>52に、覚えがあった。 正確には、似た気配に触れたことがある。 数ヶ月前に病院に訪れた、1人の少女。 ーー…それが、今まさに院内に踏み入ろうとする少女の肉親なのか、それとも他人の空似なのか。 それはわからない。] (68) 2022/08/09(Tue) 20:02:02 |
【人】 不審死の元凶 ???[この病院で行方不明になったのなら、可能性は二つ。 怪異に襲われて、肉体すら残らなかった者。 これが、大多数の者が辿る結末。 そして、もう一つは 「まだ生きてこの病院にいる」 可能性だ。ただし、風が吹けば消えてしまう様な、砂をかき集めて形にした様な希望であるけれど。 病院内は、現実の時間の流れからは切り離されている。 例えば、過去への回帰を願った者や、永遠の時を欲した者。 その様な者達の影響下であれば、現実と比べて時間の影響が極端に少ない場合がある。 もし、目的の人物がその様な状況にいれば、数ヶ月を生き延びている可能性はある。] (69) 2022/08/09(Tue) 20:03:17 |
【人】 不審死の元凶 ???[といっても、生きていたところで、異界化が解かれるまでこの病院内から出ることはできず、その間に命を落とす事もあり得る。 もしくは、生きていると思い込んでいるだけ、といった場合も考えられる。 彼女達の結末がどのような末路を辿るかは、未だ闇のまま。]** (70) 2022/08/09(Tue) 20:03:55 |
(a23) 2022/08/09(Tue) 20:06:36 |
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