04:45:41

人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


そのままコールドスリープ室に入っていった*

[そうして、ラサルハグとゲイザーと共に
コールドスリープ室に戻り、
壁にもたれかかって様子を伺っていた。

やがて眠った二人が自分達のように
形をとってその場に現れたなら]

や、おつかれぇ〜。昨日ぶり。
短い別れだったね。

[と、へらり。
いつもと変わらぬ笑顔で手を振る
ルヴァの姿がそこにあったはずだ。**]

メモを貼った。

メモを貼った。

……これは。

[そうだ。コールドスリープ処置にはチャンドラも立ち会うのだった。
最後の名残を彼女に見られたのは…別に構わないが。

そうして、そのままカプセルの中に収容された記憶まではある。
コールドスリープについて、経験のない身はよく知らない。
全身麻酔にかかったように記憶が途切れるか、夢を見ているような形になるか。そのどちらかだと思っていた。

そういうわけでもないらしい。]

……ルヴァ?

[いつもと変わらない様子の姿に、どうやら今の船内の様子もわかると知って]

…それは、ある意味ではきついな。

[予想外の事に、どちらかと言えば深くため息をついた**]

【人】 生物学者 アマノ

【自室】

[自室から出ることは無かったものの、夜中に幾度かは目覚め、その度に届いている携帯端末の通知に目を走らせていた。

日付が変わる少し前に届いた、ダビーからの個人的な連絡>>3:316、そしてゾズマからの連絡 >>3:276

内容は異なれど、つまりは"後を頼む"という、メッセージ。

けれど、それからほどなくして伝えられたアンテナからの"宣告" >>1 に俺は目を見開いたのだった。]

────は?
俺、か…………?

[今夜は、俺とサダル。

残りたいと思っていたわけじゃない。
だが、なんとなく、"今日選ばれるのは俺じゃない"と、勝手に思っていた。何の根拠もない希望的観測で。]
(38) 2022/07/17(Sun) 5:25:09

【人】 生物学者 アマノ


………………。

[バーナード。
自分を"使って"皆を残したいと切望していた調査員。

スピカ。
船の事故は己の責任だと号泣していたコミュ力おばけの管制官。

チャンドラ。
俺に使い古されたレシピ本を貸してくれた、心優しき船医。

俺が眠りについた少し後には、この中の誰が1人船に残るかが決まってしまう。

それは、誰であっても嫌だな、と、思った。*]
(39) 2022/07/17(Sun) 5:25:45
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a13) 2022/07/17(Sun) 5:31:39

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a14) 2022/07/17(Sun) 5:32:10

【人】 生物学者 アマノ

【午前:自室→キッチン】

[今日はもう、自室に籠もるつもりは無かった。

解析に使っていた機材の電源も落としてしまったし、すべき事と言えば、チャンドラに借りた医学書を捲ることくらい。

それなら、他の場所でも出来ることで、俺は両手で抱えるサイズの黒い機材を抱えながら自室からキッチンへ移動したのだった。]

────そういや、バーナードの好物って、何なんだ……?

[この船の中では、食事する姿を一番見ていたのが奴だったわけだけれど──何しろ研究室内で勝手に食堂から持ってきたものを食っている様をそこそこ頻繁に見ていたのだから──、そういえばどれが旨い何が好物だという話を聞いたことはない。

まあ、今日会った時に聞けば良いか、と思いつつ。

冷凍庫内の食材はまだそこそこ潤沢ではあったけれど、残った面々が"肉塊を調理する術"に長けているとも思えず、俺は自分にできることをしておくかと、手を動かし始めた。]
(40) 2022/07/17(Sun) 6:41:12

【人】 生物学者 アマノ


  【乗員全員へ通達】

  色々作っておいたから適当に食べて欲しい。
  調理済ストックについては食堂にメモ有り。
  俺の私物のコーヒーサーバーも食堂に置いてある。

  ────アマノ


[昼前に送信したのは、そんな文章。

カウンターに並べておいた料理あれこれた"最後の晩餐"さながらになってしまった事については若干微妙な気持ちにならなくもなかったけれど、1人分ずつの小分けにしてフリーズ加工をしておくのは、"己の最後の日"に元々やろうと考えていたことだった。

俺が"最後の1人"になることが確定しても、3人で過ごす最終日に同じことをしていたと思う。
1人のために調理器具を動かすのはエネルギー消費面から言っても甚だしく非効率だしな。

チャンドラのリクエスト >>2:a83 だったスパイスカレー。

残念ながら牛肉ではなく豚を使ったけれどスピカの相当な好物だったらしいハヤシライス。

サダルの好物全く関係ないだろうが、本を貸してくれた敬意を表して(?)あんこ玉 >>2:169
まあついでに、流れで小松菜の煮浸し >>2:183 も。]
(41) 2022/07/17(Sun) 6:42:42

【人】 生物学者 アマノ


[ここまで来れば案外怖いもの無しになってくるもので、果敢にオーブン料理にも挑戦し、冷凍肉は残っていた野菜諸共あらかた火を通した。

スライスして1食分ずつ小分けにしておけば、"破滅的な料理を生み出す" >>3:220 と自認しているらしいどこかの馬鹿でも食うことくらいはできるだろう。

それは、"生きろ""生き抜け"という、1人残される者への自分なりのメッセージになっていた事には気付かないまま、今日明日分くらいに当たるだろう量の料理はフリーズ加工せずにカウンターへと並べておいた。*]
(42) 2022/07/17(Sun) 6:43:23
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a15) 2022/07/17(Sun) 6:46:19

メモを貼った。

【人】 生物学者 アマノ

【午前:メインデッキ】

スピカ────居るか?

[食堂での作業の合間。

昨日借りたマニュアルファイルを抱えた俺はメインデッキを訪れた。

ダビーとゾズマが眠りに就いた後、スピカを補佐する心積もりでいたんだけどな。

なのに、昨日のうちにとあらかた頭に叩きこんだ機材の運用マニュアルの内容は、どうやら活用されることがなく俺が先にスリープ処理に入ることになってしまったようで。]

ファイルありがとう。

救難信号に対する他船の応答 >>3:206 くらいなら俺も拾える。
必要ならいつでも代わる。

[そう言っても簡単にはスピカがこの部屋から動こうとはしないだろう事はここ数日の彼女を見て承知していたから、魔法の言葉を告げた。そう、"ハヤシライス"。]

ハヤシライス、作ったから。
くそ大量に作ったから昼でも夜でも食べに来るといい。**
(43) 2022/07/17(Sun) 7:19:55
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a16) 2022/07/17(Sun) 7:22:01

【人】 生物学者 アマノ


【午前中のどこかで】

[ラサルハグが起きていた頃よりは格段に少なくなった端末の通知が控えめに着信を告げる。]

"担当業務のマニュアル化"…………? >>45

[発信者はスピカ。
宛先はどうやら俺とサダルの2人。]

いや……マニュアルと言われても、な。

[宇宙船運航に関わる業務は特に無く、それはおそらくサダルも同様だろうと思う。

専門分野のものとなれば、己しか理解していないものも多く、正直、マニュアルもへったくれも無い、研究成果自体はシリコンROMに記録済だ。 >>1:279

あと、本来業務についてすべき事と言えば、"俺が生還する"という事くらいしか、現状思い浮かばなかった。]
(47) 2022/07/17(Sun) 8:00:44

【人】 生物学者 アマノ


  『マニュアル化すべきものは俺には無い』

[だからそれだけを送信して、同時に"スピカは大丈夫か?"という思いが過る。

それはなんだかまるで、高性能AIに──そう、アンテナに──投げかけられたような、そんな感じがしたからだった。*]
(48) 2022/07/17(Sun) 8:01:16
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a18) 2022/07/17(Sun) 8:02:33

メモを貼った。

メモを貼った。

【コールドスリープルーム】

[ルヴァとゲイザーと共に、コールドスリープルームに戻る。
 そこでの施術は昨日受けたもので、

 身体的な苦痛は限りなく少ないだろう]

二人とも、まずは、休もう。

[きっと、ここに来る前までは激務だっただろうゾズマとダビーに、
ルヴァに続き、声をかけた]

【人】 生物学者 アマノ

【午後:カウンセリングルーム】

[今日の俺は(今日の俺も!)肉体労働が多い。
料理という技能は、それなりの体力仕事だったんだなということを俺はこの数日で嫌というほど思い知らされた。

これまでは経験したこともなかった背中と腕の筋肉痛に顰め面をしつつ、そして手元には9冊の本。]

本。ありがとう。

────正直、面白かった。

[サダルに借りた"マジカルクック☆ララコちゃんシリーズ" >>2:169 を返却する。

小山の本の一番上、『制服の恋物語』はあいにく読めていない。

"美しい、愛の物語" >>3:121 だったらしいが、フィクション小説に手を出せるほどの余暇はついぞ訪れなかったから。

そういえばララコちゃんは途中の1冊が抜けていたぞと、読みたいという意味ではなく報告のつもりで告げたら、『Gの丸焼き編』 >>2:171 なる恐怖しか覚えないタイトルが出てきたから、これも丁重に丁重に、もう読む暇が無いとお断りさせてもらったのだった。]
(49) 2022/07/17(Sun) 8:37:19

【人】 生物学者 アマノ


……あー────────。

[口にしかけて言い淀んだのは、昨日のバーナードとの一件。

奴の、危険思想──あえてそう言わせてもらう──はチャンドラ、サダルらあたりには伝えておきたかったけれど、サダルは今夜俺と共にスリープに入る身。

既に12時間を切っているこの段で出来ることは限られているだろうし、これから眠りに就く彼に余計な心労を増やすこともないかと口を噤んだ。

代わりに、思わず口を衝いて出てしまったのは。]

その……キス、って。

どういう心情でする行為、なんだ…………?

その。楽しそうに、キスしてきた、場合、とか。

[その単語を口にする度に、かあ、と頬が熱くなってきて俯きがちになる。

後から反芻して、揶揄っていたのか?とも思った。
でも奴の表情はそういうのとも違っていた。]
(50) 2022/07/17(Sun) 8:38:26

【人】 生物学者 アマノ


確かに、"とても好き"とは、言われた、が。>>2:548

俺は奴に何も言ってない。
こっちは何が"好き"かも解ってないんだ。

なのに。嬉しそうに。キス、とか。

なんなんだ、ほんとに、あいつは……っ。

[常々言葉の足りない生物学者は、どうやら情緒は(13)5D3歳レベル程度だったらしい。

赤面しながら怒濤の情報量をカウンセラーにぶちまけた俺に、奴は一体どんな顔になっていたんだろう。*]
(51) 2022/07/17(Sun) 8:39:15
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a20) 2022/07/17(Sun) 8:40:29



そうだな。

[それは、ある意味キツい、というのはわかる。
 俺とルヴァは、昨日の最初の混乱が、
 しばし、そんなことを忘れさせていたのか、或いは、あえて、二人ともそれを避けたのか。


 ヒロミの様子を見にいきたくないわけではなかったが]

でも、見守らないと。
見れるんだから。*


ちょっと、行ってくる。


[ゾズマやダビーが、今の状態を把握認識したならば、
 今日は、団体行動の必要はないだろう。


 ゲイザーはやはり、居心地の良い場所、
 キッチンや食堂に行ったかもしれない]**

メモを貼った。



さて、ヒロミはどこかな。


[昨日は見つけることが出来なかった。
キッチンにいると思ったが、そこには、立派な作成物だけで、
時間もなかったが、
展望デッキで酒盛りとは想像がついてなかったな]


とりあえず、ヒロミの部屋か、キッチンかな。



お、いた。

[自室から出てくるところで発見した。
 研究者らしい猫背だけど、忙しなく歩く様子は、大学時代と変わらないなと思った。
 そして、目の前に立ってみたが、すり抜けていく。

 本当に不思議な現象だ。

 その後ろというか、後方やや上部からついて行ってみる。
 まさに、お化けポジションである]

[キッチンに向かうヒロミについていくと、
 ヒロミは、無言で、身支度を整え、
 厨房業務に入り始めた。

 面白い。

 何を作ろうか悩んでいる。
 あ、おもむろに動き出した。
 そんなにでっかい鍋使うのか。
 野菜を出してる。
 いちいち見聞する時、眼鏡が光って見える。
 仕事人っぽい。


 え、


 カッコよくない?]*

ヒロミお料理教室をすぐそばで見ている。手元とか。**

【人】 生物学者 アマノ

【午後:医務室】

本、ありがとう。

まだあと3冊くらいあるんだが、それは夜に。

[手元に残してあるのは、『はじめての一人暮らしごはん』と、組織再生分野の専門書2冊。

スリープ前には返しに来る──あるいはスリープ直前、会った時に返す──と、とりあえず残りの書籍を本棚へと返却した。

医務室を訪れた要件はもう1つあって、それは勿論バーナードの事……だったのだが。]
(54) 2022/07/17(Sun) 9:15:49

【人】 生物学者 アマノ


え……?奴が自ら告げてきたのか……?

[己の足の切断などという血なまぐさい話をするのは、いかな船医と言えど妙齢の女性にするのは憚られ、婉曲な表現を選びつつも言い淀み気味だった俺に、その話なら既に聞いたと助け船を出して貰えただろうか。]

止めようとは、試みた。
一旦は引き下がったように思う。

だが、俺が眠りに就いた明日。
誰が"最後の1人"になるのか決まった後、また何か言い出すかやらかすか、しかねない。

────気をつけていてくれると、有り難い。

["誰が船に残るのか"が決まる明日。

かかる心労は、チャンドラ本人にだって並々ならぬものと想像できるのに、こんな事を頼んで申し訳ないと頭を下げる。

いっそアンテナがバーナードを残す選択をしてくれれば、少なくとも五体満足でふんばる気になってくれそうなんだがなと、冗談まじり、肩を竦めた。

本心のところは、バーナードには大人しくコールドスリープ装置に収まっていて貰いたいと思っているが、それはそれとして、だ。]
(55) 2022/07/17(Sun) 9:18:11

【人】 生物学者 アマノ


[そして果たして"熱烈過ぎてここだけ切り取っても意味が分からない又聞きの台詞" >>29 について、彼女は問うて来るんだろうか。

問うて来られた日には、俺は顔色を赤くしながら青くするという、医者が知る事例でもなかなかに稀有な症状を彼女の眼前で開陳することになるんだが。**]
(56) 2022/07/17(Sun) 9:18:58
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a21) 2022/07/17(Sun) 9:20:50

【ちょっといろいろぶっ飛ばして、カウンセリングルーム】




は?



[え?!バカなの?
 ごめん、これに関しては、バカなの?]




ガチか。




[そ、そんな相談する?!
 さ、流石にヒロミの横で頭抱えた]**

【人】 生物学者 アマノ

【午後:カウンセリングルーム】

めんえき………… >>60

[それか、それなのか、とがばりと顔を上げ、]

ぇ?あ、いや…………、

["キス"とか"部位”とか"唇"とか。

あの時の事を思い出させる単語の羅列に、赤面しつつ再び深く俯いていく。

ここは地獄か?

いや、彼に相談をぶちまけたのは俺の側だ、その言い分は失礼にも程がある。

けれど、あのお綺麗な笑顔で「本人に聞けばいい」なんて言われた日には、それが出来ていれば苦労しないと、涙目で睨みつけた。]
(68) 2022/07/17(Sun) 10:10:15

【人】 生物学者 アマノ


……………………。

嫌、では、なかった。

[長居するつもりではなかったから、俺は、部屋の入口ドア脇に凭れるように立ったまま。

"ラサ"と、奴の名前の一片がカウンセラーの口端から零れたことにはまるで気付かない。

静かな声音で問われた内容を反芻した俺は、片手で口を塞ぎつつ呻くように言葉を吐きながら、その場にずるずるとしゃがみ込んだ。]

嫌では、なかった、が。

…………どんな顔して奴に再会すればいいのか、わからん……。

[誰の事を言っているのか、サダルならずとも、この船のクルーならば100%超の確信を持って断言するだろう相手の名を、俺は口にしていないから、まだバレてないだろうくらいに思っていた。

何しろ13歳の情緒なもので。]

なんで世の人間は、心臓止まらないんだ……。

[聞き様によっては、すわ大量虐殺予告かという物騒極まりないことを口走りながら、俺は変わらず、答えの出ない迷路をぐるぐると迷走していたのだった。**]
(69) 2022/07/17(Sun) 10:12:23

ヘイ、ルヴァでーす。

[名を呼ぶ声に明るく応答すれば
続いてラサルハグが声をかける。]

うわすごい、やっぱみんなそんな感じになるんだ。
不思議だよね〜これ。

あのねー、僕ら…
つまり眠った人同士は見えるし触れるっぽいんだけど、
それ以外の人らには見えないし聞こえないみたい。

あ、食堂で祈れば食事も出てくるよ。
お腹は減らないっぽいけど。

[などなど、二人に向けて一頻り説明などをしているさなか。
ダビーの深々とした息が、空気を震わせる。]


………… 心配? ……だよね。


[零れた言葉の意は恐らく正しくくみ取った。

主語もなく、穏やかに眉を下げて、
多分聞くまでもないことをあえて聞く。

ダビーの眠る前の様子は見てないものの、
僕らは不可抗力(と言い張る)で
最後の時間を過ごす彼らを目撃してしまっているので
あっでも健全な場面しか見てないから安心してね!


彼の考えていることは何となく察しが付くし、
心情はとてもよくわかる。つもりではある。
なんせラサルハグ同様辿った道だ。

昨日の僕らはまだこの状況に
まだいまいちなかったのもあって
(あとすぐ傍に話す相手がいたのも大きい)
あんまりシリアスな空気にはならなかったけれど
ため息をついてしまうのもむべなるかな。]


ダビーダビー。

もし気が向いたらあとで酒盛りでもしようよ〜。
暇持て余してると滅入っちゃうもん。
目覚める前に僕らの方がやられるとか、洒落になんないでしょ。

[コールドスリープ中
脳に負担かかって精神がやられるケースあるって
ラサルハグから事前に聞いてたのと
どうにもできずにただ見てるだけなの
多分そこそこ精神に来るものがあるのでね。

一人で悶々としてるよりは
横でガヤ入れる人がいた方が気楽じゃない?っていう
経験則からのお誘い。

あっでもほんと暇だったらでいいからね!
全然やりたいこと優先してね!

ラサルハグも思うところがあったようで、
ある程度皆と会話した後にその場を抜けて行く。
たぶんアマノを探すんだろうな、って思ったので
引き留めることはせず。]

[…で、あのですね。

僕はここまで結構頑張って
普段通りの態度を作っていたぞ。

対面したら色々と崩れそうな自分がいたので
(格好つけたいんです!!男の子なので!!!)

なんなら微妙に目を合わせないようにすらしてたと思うんだけど。
でもいつまでもそうしているわけにもいかない。
しゃーない、観念するか。
あ―― と、何とも形容しがたい息を吐いて。]



……おつかれ、ゾズマ。
頑張ったね。


[改めて彼女の顔を真正面から見て、
少しだけ苦笑が混じった顔で穏やかに微笑む。

結局昨日姿を見ることはできなかったけど、
どうせあっちこっち駈けずり回ってたんだろう。
いろんな感傷を取りあえず一旦置き去りにして
最後まで自分が出来る最善を尽くしていたんじゃないかな。
僕の知ってるキミはそういう子だから。

無愛想で、メカが大好きで、責任感と芯が強くて、
パワフルでさっぱりしてて逞しい、
でも決してそれだけじゃないってことも知ってる。]

[相応に脆くて危なっかしい所もあって、
自分のことにも人のことにも鈍いから
自覚なく無茶して抱え込んじゃったりするんだ。

そんなキミをずっと見てきたからさ、
身勝手でもやっぱり思わずにはいられない。

キミが最後に残る人じゃなくてよかった。
キミをひとり、置いていくことにならなくて良かった。
]



……あのね。ゾズマ。
僕、キミに聞いてほしいことがあるんだ。
落ち着いたらでいいから、部屋に来てくれる?


[スリープ前の体の酷使が
どれだけこの思念体の状態に
影響を及ぼすかは分からないけれど
(人にもよるだろうけれど)
状態に慣れるまで少し休んだ方がいいかもしれない。

でも、今のこの時はもしかしたら
僕らに最後に与えられた猶予かもしれないから。
任務から解放された今、許されるなら
少しでも僕だけのために時間をくれると嬉しい。

……思い残すことがないように。
キミの顔をちゃんと見て、
あの時言えなかったことを伝えておきたい。]

[心は今この場では口にしないまま。
避けられなければぽん、と軽く一度頭を撫でて。]

僕、ちょっと皆の様子見てくるね。

[と、告げて。いったんその場を離れようかな。**]

メモを貼った。

メモを貼った。

【人】 生物学者 アマノ

【午後:カウンセリングルーム】

"他の人"…………?

俺、接触恐怖症ってやつらしいからな。

無理だろ。

[この段に至るまでカウンセラーにすら伝えていなかった──すなわち乗員名簿の特記事項にも記されていなかった──爆弾を1つ落とした情緒13歳はきょとん顔をする。

医師の診察で触れられる程度だったら顔を強張らせながら眼を閉じ歯を食いしばる程度でやり過ごせる範囲だ。

奇声を挙げて逃げ出すような事はしないから、自分から進んで吹聴するでもしなければ特記事項に載ることもあり得ない。]

や、あいつのは単に昔からの慣れで……

人のベッドに勝手に入ってくるような奴だし。

[それゆえ大丈夫なのだと尤もらしい理由を添えた気になっている実年齢30は、また新たな爆弾を投下したことには気付いていない。]
(87) 2022/07/17(Sun) 15:57:19

【人】 生物学者 アマノ


……………………。

[────────"どうして"。

そりゃあ。

嫌いではないからだ。
大丈夫だからだ。

昔から。
あいつだけ。

別に、拒むものでは、無いし。

半ば呆けたようになりながら、ゆっくり考えろ云々のサダルの言葉は素通りさせていた俺だったけど、次の言葉には常の顔に戻って言い放った。]
(88) 2022/07/17(Sun) 15:58:27

【人】 生物学者 アマノ


当たり前だ。

あいつの足を再生して、
また共に宇宙ここに来ると決めたんだから。

[果たしてこれは"お悩み相談"足り得たのか。

カウンセラーが得られた仕事充足度については解らねど、俺はいくらかすっきりした心持ちでカウンセラールームを後にしたのだった。*]
(89) 2022/07/17(Sun) 15:58:55

【人】 生物学者 アマノ

【午後:医務室】

[顔を合わせた時に、常には凜とした印象の彼女が少し疲れ窶れた風だった >>79 のが気にはなった。

状況が状況だしなと流してしまったけれど、それがバーナードとの一件絡みゆえのものだと結びついていたら、俺は後に会ったバーナードに落とす"馬鹿"を稼働限界まで量産しまくっていたところだ。

が、どの道、この会話の後にバーナードに出会った際には、あの頭の沸いた企みをチャンドラに全部開陳したのかこのくそ馬鹿──しかも"右足は俺のもの"云々まで伝えるとか!ほんとにな!──という罵声を(8)5D3回は落としたから、さして変わりはなかったかもしれない。]
(91) 2022/07/17(Sun) 16:50:57

【人】 生物学者 アマノ


ああ、検査も必要だったな。

もう済ませてしまって良いのなら、してしまいたい。

[そう告げたから、ぽつぽつと続く会話は、その検査の準備やら何やらをしつつ────という風な空気の中での事だった。]

馬鹿な子供────そうだな。

[本当、全くだ。あのくそ馬鹿。

実年齢で言えばチャンドラの方が年下なのだと俺は当然知ってはいるが、バーナードあの馬鹿のあの一部分における情緒の欠落は、情緒年齢13歳から見ても損失が甚だしい。]
(92) 2022/07/17(Sun) 16:52:06

【人】 生物学者 アマノ


あいつは、人を大事にする方向には聡いくせ、自分を大事にすることはすっぽり頭から抜けている。

[ぽつりと呟いた俺の声には、おそらく同意しか返ってこない。

俺もまた、恵まれた環境下ではあったものの歪な家庭の中で育ったから欠けている部分が多分にあれど、でもそれを埋めてくれる"あいつ"が居た。

"あいつ"バーナードには、そういう"あいつ"ラサルハグが傍らに居てくれなかった……ということなんだろう。]

大事に扱われた事が無かったから、自分を大事にする方法が解らないんだよな……。

[ここまで色々と、奴を知ってしまったんだ。情はある。
あの戯言を聞いて、本気で怒るくらいには。

けれどそれだけでは、きっと足りなくて、届かなくて。もどかしかった。]
(94) 2022/07/17(Sun) 16:54:18

【人】 生物学者 アマノ

や、あの、だな…………、あれ、は。
(95) 2022/07/17(Sun) 16:54:46

【人】 生物学者 アマノ


["俺のもの"云々については、ズレてるんだかそうでもないんだか、チャンドラからは"義足はアンテナが管理" >>82 という至極尤もな説明を受けて、俺は赤面しながら冷や汗と脂汗を同時に流すという大変に稀有な経験をした。

あのくそ野郎。
やっぱ一発、ぶん殴る。

猛烈に回る馬鹿カウンターに加え、物理攻撃予告も加わった事を、バーナードは知っちゃいなかっただろうけど。]

あれ、は、言葉の綾というか……本意なのは否定しないが……。

[ぽそもそと言い募る俺に、"俺のことも全然知らなかった"のだと、ふわりと大人な対応でまとめてくれたチャンドラには感謝しかない。*]
(96) 2022/07/17(Sun) 16:55:31
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a25) 2022/07/17(Sun) 16:59:13

【人】 生物学者 アマノ

【昼頃:どこかで】

["助けたい"。"助かりたい"。

そういった情の部分を一切廃し、当人のサバイバル能力も考えず、精神面での安定性のみで言うならば、"1人残る"のに適任だったのはラサルハグ、そして俺。バーナードも入っただろうか。

プライベートの多くは知らないが、元軍人という経歴を持ちいつも落ち着いた佇まいな風だったダビーも、おそらくは取り乱すような事はないのだろうなと思われた。

"女性は守られるべき"のような意識は、今の感覚では差別的に捉えられる向きもあるけれど。

それでも、向き不向きで言えばやはり適してはいないようには思われて、その中でもスピカは最も、"こういう状況下に置いておいてはいけない人員"の筆頭と、俺は感じていた。]
(100) 2022/07/17(Sun) 17:29:17

【人】 生物学者 アマノ


────これ。まずいんじゃないか……?

[朝の彼女の様子 >>93 も相当におかしかった。
"ハヤシライス"の一言への反応すら無かった。

そして今届いたメールの文面 >>97 も。
端的ではあるが、端的なゆえに、AIの自動応答のようにしか感じられない。

サダルの危惧 >>67、バーナードの心配 >>a22
各々考えるところがあったことには、気付くことはなく、]

いや、でも、サダルは今日スリープだろ……。

[相談したところで"明日のスピカ"は支えられない。

チャンドラにはバーナードを頼むと言ってしまった。
彼女にあれもこれもと頼むのは、それは酷というもので。]

────なら、託せるのは1人しか居ないだろ。]
(102) 2022/07/17(Sun) 17:30:37

【人】 生物学者 アマノ


『あとで時間くれ。多分食堂に居る。』

[メッセージの宛先はバーナードくそ馬鹿

ついでに食べ物の好物教えやがれ。
あと"くそ馬鹿" 8回投下の刑 >>91 と、一発殴らせろ >>96 というのと。

積み重なったミッション消化の目的は伝えぬまま、俺は指を滑らせた。*]
(103) 2022/07/17(Sun) 17:31:05
→医務室

[スリープ室を出て、ふらりと。
昨日姿を確認できなかった面々はどうしているかな〜と
何となく医務室の方に姿を向ける。と。
ちょうど部屋に入っていくバーナードの姿があった]

あ、バーニーだ?
ルヴァだよ〜!イエーイ。ピースピース。

[なんせバーナードだし、
昨日のスピカへのような気遣いは無用だろう。

彼が入っていくのを追って
するりと医務室の壁を抜けて入り込み
昨日と同じように目の前でさかさまになってみたり
目の前で変顔をしたりして一頻り遊んでみた後。

どうもなんだか普段と様子が違うというか
空気が重々しいことに気づく。
いや状況を考えれば軽くなりようはないのだが……。

てゆか珍しいなバーニーが医務室来るの。
なんかあったんかな……と耳を傾けて。]

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a27) 2022/07/17(Sun) 17:31:54


………はあ?????



[声がきれいにチャンドラとハモった。
いや向こうには聞こえてないだろうけど。]

[その後も淡々とバーナードの口から明かされる衝撃の事実。
思わずぽかーんとしてしまった。
いや、何言ってんだこいつ??]

おま………計画って、そーゆーことぉ?????
な―――んかはぐらかしてるなあとは思ったけどさ〜〜〜〜

[思わず呆れたように肩を落としてしまう。
うっかりネタバレを聞いてしまったが、
そりゃあ言えないはずだ。

その考えが、自身が彼に告げた言葉
曲解したものだと知ったなら。
そんなつもりで言ったんじゃないんだけど!?
って激しく突っ込みを入れていただろうが。]


うお。

[チャンドラの珍しい怒号が響いて、
思わず目を瞬かせた。もっと言ってやってくれ。

チャンドラが粛々と説教し、
身を縮こまらせるバーナードを
ふよふよ宙に揺蕩いながらしばし眺め]


……キミはさあ〜〜〜
一人で残るつもりなんだ?

[さっき知った衝撃の事実その1。

そのこともこのことも、
っていうかなんならキミの寿命のことも
こうやってまた聞きみたいな形で知るばかりで
起きてる間はなんにも本人自身からは教えて貰えなかったこと
僕はちょっと不満なんですけど。
なんか信用されてないなあって感じでさ。

床に降り立ち、テーブルに頬杖を突いて
ジト目でバーナードを見る。]

納得はできないけど
まあそれはこの際いいよ。

[いや全然よくはない。が。
バーナードがどういうつもりだろうが
アンテナがどう判断を下すかは分からないし
何にせよどのみち一人は残らねばならない。

"長生き"というのがどれくらいの範疇かは分からないが
人より丈夫な部類ではあるのだろう。
なら低い可能性に賭けて自分を、と考えるのは
思考として分かんなくもないけど。]

…キミの一番バカなところはさあ、
何でバカバカ言われてんのか
いまいちわかってなさそうなとこだよな。

[呆れながら、聞こえていない言葉を紡ぐ。]

[命を切り売りする星、命を生み出しては搾取する星、
広い宇宙にいくらでもあるのは
嫌というほど知っているけど。
この船の人々はそうではない。

だからこそ僕はここに自由と安寧を得た。
だからキミだって、皆に生き延びてほしい。違う?]


本当は、できることなら、
誰かを犠牲にして生き延びたくなんてないんだ。誰も。
その単純なことを、もっとおまえは知るべきだよ。

この大馬鹿。


[感情があれば、人間はアンドロイドにだって恋をする。
彼の生まれも育ちも知らないが、
同じ船で同じ釜の飯を食って短くない時間過ごした仲間を
ただの資源とみなせる人間がどれだけいると思ってるんだ。

馬鹿カウントをひとつ上乗せて
バーナードの頭を小突けば
すかっと宙をからぶった。**]

メモを貼った。

ヒロミストーカー中



[それからはまさに針の筵状態。
 まてまてまてまて、カウンセリングって、そんな
 そんなこと言っちゃうのか?

 う、はい、言いました。
 言ったよ。いいました。
 嘘じゃないよ、とても好きぐらいいいじゃないか。

 そして、確かにお前は何もいってない。
 って、は?
 こっちは何が?好き?
 じゃ、お前は俺のこと好き要素はあるってことでいいよな。
 もう、それでいいじゃないか。
 好きに種類ってあるの?

 ああ、友愛とか家族愛とか親愛とか?
 もう、どれでもとりあえず、いいじゃないか。
 俺がお前が可愛いって思ったからつい、うっかりしちゃったわけだけど、
 ねえ、それをそんなにべらべらいう?いうの?

 や、やめて、
 サダルの顔みるのがガチで怖いから!!]




うわああああああ、ほら!
ほら!ヒロミ見ろ!サダルの顔!
あれは地球の裏側までドン引いてるぞ!


[訴えてみたけど、聞こえてるわけもなく]



は?場所?
そんなものは知らん。

[混乱状態は続く。]



自分で考えろって言う!!
っていうか、これ、聞いてこられるのか?
ヒロミが?俺に?

いや、絶対ないな。それはない。

[想像して、冷や汗、が流れたような感覚]

【人】 生物学者 アマノ

【午後:医務室】

"呪い"…………? >>105

[それは正しく比喩だと理解はしたものの。

言葉にそれほどの力があるものなのか。

それがあの馬鹿バーナードのあの愚かな思想に繋がってしまうものなのかと、解釈可能な範囲からは少し外れていることに、微かに首を傾げた。

研究所産まれとは当人から聞いたものの、"生まれた場所で植え付けられたもの"までには思いが至らない俺は、輪郭も掴めないまま想像することしか出来ない。

そして自分の魂にそれがしっかり刺さり、現在進行形で存在を主張し続けているとは、当然、ちらりとも思わなかった。

ともあれ、チャンドラと話したことで奴の根の深さを改めて認識することとなり、俺は深く溜息を吐いて。

そして。]
(113) 2022/07/17(Sun) 19:51:47

【人】 生物学者 アマノ


────え。

[大人な対応は大人なままでは終わらなかった。

目の前の、医師であり淑女であるところのチャンドラが、どこか少女のような微笑みで追撃を繰り出してくる。俺には彼女の手に幻のバズーカが見えた気がした。いやいっそロケットランチャーサイズだったかもしれない。]

ぇ、と………………。

[常の癖で髪をがしがしとかき混ぜる。

ラサルハグの義足をどうこうしようという不穏な考えは抱いていないのだと、その釈明はせねばと考えて。

相変わらず、ことラサルハグの事となると情緒が13歳に退行しがちな生物学者は、迂遠な表現で誤魔化すことも心の外だった。]
(114) 2022/07/17(Sun) 19:52:18

【人】 生物学者 アマノ


嫌だ……と思った。
バーナードの右足をラサルハグにつける事が。

そんな事したら、ラサルハグは死ぬまで負い目と感謝を抱えるだろう?

[それは、昨夜、展望デッキでバーナード相手に告げたの >>3:273 と、同じ事。

けれど、素面で言うのは大違いで、言ってる傍から顔が熱くなってくる。
なんだ、なんなんだ、この、羞恥プレイは。

けれど意外にも、紡ぐ言葉はか細くかき消えることはなく。

言葉を重ねる毎、静かに穏やかに強かに、チャンドラの耳へと届くだろう。]
(115) 2022/07/17(Sun) 19:53:41


え?

[でも次のサダルからのヒロミへの問いかけには、
 今度は畏る畏るヒロミを見る。

 回答は 嫌ではない、に、ほっとする。
 続く言葉を待って、
 少し、神妙な顔になった]



[ぽつぽつと出る言葉に、
 接触恐怖症、昔からの慣れ、
 嫌いではない、大丈夫
 あいつだけ
 拒まない]

[足を再生し、また宇宙に来る]


[一通り黙ってきいて、困ったように笑うしかなかった。
 全く、本当に
 なんていうか]**

【人】 生物学者 アマノ


────ラサルハグの感謝も負い目も、俺のものだ。

感謝されるのは、俺だけでいい。
俺だけがいい。
他の奴になど、渡さない。

それが、な。
"ラサルハグの右足は俺のもの"と言った、意味。

[大概、俺も狂人だ。そう思うだろう?

俺はあの時同様に笑顔を零しつつ、つまりそういう事だよと言い切ったのだった。*]
(116) 2022/07/17(Sun) 19:56:20
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a30) 2022/07/17(Sun) 19:58:25

地球に関しては、昔地球という惑星があって、それがうんぬんかんぬん

【医務室】


[カウンセリングルームのあとは医務室。
 ついていけば、チャンドラに本を借りていたようだ。
 そして、それからの話、



 は、ちょっと内容が見えない。

 なんの話をしてるんだ?
 バーナード君のこと???
 彼が何か言ってるのだろうか?]*



[どうやら、バーナードが、ヒロミとドクトル二人に何か言ったらしい。
 それについて、二人して𠮟りつけた、とのことだが。
 この時の二人の会話だけでは、バーナードが何を言ったのかは不明で]*

>>

[ただ、言葉の綾、という問題で、
 ドクトルの問いに、いきなり自分の名前が出てきて、
 眉が寄る。

 バーナードの右脚を俺につける???は???]

 
はぁああ?!?!?


[大きい声を出してしまったが、いや、聞こえてない聞こえてない。
 ただ、ガチでびっくりした。本当にガチで。
 いやいやいやいや、バーナード!何考えてる。
 そんな、もし、是が非でも移植したいなら、可能なんだが、
 俺はそんな生きてる奴から脚をもぎとるとか絶対ごめんだ。
 今、俺自身のこの喪失感とか失望感とかやけくそ感とかもう、そのいろいろを
 知ってるからこそ、そんなことだけは、俺が俺であるためにも選んでない道なんだよ。

 と、さすがにかなり驚いたわけだが]



………え

[ヒロミの言葉にも大概だ。
 ちょっと、おい、

 さっきのカウンセリングルームでは、好きといってないとか、
 嫌いじゃないとか、そんなもやっとした言い方なのに、

 俺の脚だけは独占欲なのか?



 ……ったく]**

しかし、寝てると生きてる奴には抵抗できないってことがよくわかった。**

 


……ちょっと、離れよう。
これは、いろいろ精神的打撃が強い。


[ヒロミから一旦離れる。
 右脚がないのでふわふわした状態で、食堂に移動した。
 するとキッチンにゲイザーがいた]

 ゲイザー済まないが、
 何か飲み物と菓子でもくれないか。

[昨日ルヴァの食べてたし、なんかあるんじゃないかと]

ゲイザーが出してくれたミルクセーキdrinkプリンsweetを見分している。

……まあな。

[ルヴァに頷く。心配でないはずがない。
現に、分かれる前でさえスピカはあまり安定しているようには思われなかった。
自分がいなくなった今日の様子も、正直見に行くのは不安だが]

…わかっている。
お前に言われるまでもない。様子を見に行かせてもらう。

[ラサルハグに告げてその場を離れコックピットを確認しようとする少し前、ルヴァの提案を聞き、怪訝そうな顔を浮かべた]

飲食ができるのか…どういう原理か知らんが、そうか…

今はそんな気分ではないが、いずれ相伴しよう。
……ただ、酒は飲めない。オレンジジュースのようなもので頼む。

[そう告げて、スピカのところに向かうことにした。
まさか、最後のあれこれを見られているとは予想だにしなかったが**]

メモを貼った。

【人】 生物学者 アマノ

【午後:医務室】

そんな世界が……ある、と?

[医療のプロフェショナルのチャンドラが言う >>122 からには、あるのだろう。

"人間ではない"と告げられながら生きなければならない、見た目は"ヒト"そのものな者たちが生きる世界。
"ヒト"の役に立つことが存在意義な者たちだけが暮らす世界が。

俺の傍らでコーヒーを飲み、飯を食い、無駄話もすればぐだぐだとソファに転がっている事すらあったあの男が、それほどに、自分と乖離した人生を辿ってきたとは、想像できなかった。
想像、したくなかった。

けれど、自分を使えと何かに駆られるように訴えてきた昨夜の姿は、チャンドラの言を裏付けているようにしか思えない必死さで。

それはまさに"呪い"と表現するのがぴったりなんだろう。

"個体"という表現を敢えて使ったのだろうチャンドラには、思わず咎めるような視線を送ってしまっていた。]
(128) 2022/07/17(Sun) 22:37:05

【人】 生物学者 アマノ


[正直、な。

俺はバーナードの脚については、どうでもいいんだ。
心底興味がない。

切りたければ切ればいい。
それが最善と信じるなら、好きにすればいい。

誰にも理解されない願いはあって良いと思っている。
俺も、人の事は言えないから。

でもそれをラサルハグにつける事だけは、俺が絶対に許さない。]
(129) 2022/07/17(Sun) 22:38:23

【人】 生物学者 アマノ


────────そう?

熱烈、かな。

[チャンドラが零した言葉には、変わらず笑顔で返す。

これは、"熱烈"と称される衝動、なんだろうか。
どこか他人事のように捉えてしまう俺には、今ひとつ理解できないが。]

あいつ、さ。
スリープ直前、俺にキスしてきやがった。

このくらいのエゴ、許されるだろ。
…………多分。

[どうせ見ていたんだろう?と首を傾げる俺は、チャンドラがあの夜、気を遣って部屋を出ていてくれた >>3:165 事には気付いていない。*]
(130) 2022/07/17(Sun) 22:39:42
[バーナードの話にはまだ続きがあるようで
ちょっかいをかけながら一緒の話を聞いていた。


チャンドラはいったいどう答えただろう。
なんにせよ話を終え、
とぼとぼと意気消沈して去っていくバーナードを見送る。]

……僕の足を使ってほしい、か。
変わった奴だと思ってたけど、
ずいぶんぶっ飛んだ発想するよねえ。

[まあここまで悉く各方位から全否定されたなら
その要望は多分叶うことはないだろう。
(本人もこう言っていることであるし)]

【人】 生物学者 アマノ

【夕方:食堂】

["最後の日"とはこんなものか、と思いつつ、食堂で医学書を捲っていた。

スピカへの心配は残るが、チャンドラ、サダルらとは話せた。
バーナードとは昨日、嫌というほど顔を合わせたしな。

あとはもう残った面々に託すしかないか────と思いつつ、そんな折、漸くバーナードが現れた。 >>127

既にカウンターにあれこれ並んでいる料理の豊富さにはきっと素直に驚かれただろうし、食いたいと言われれば勿論どうぞと応える。

俺は味見だなんだでちょいちょい口にしていたから、コーヒーカップだけ手にして、奴の対面に腰掛けて。]
(131) 2022/07/17(Sun) 22:53:03

【人】 生物学者 アマノ


お前、何、例の企みそのまんま全部チャンドラに話してんだ。馬鹿か。

[ごすっ]

どうせクソミソに言われたんだろう、想像できるわ馬鹿が。

[ごすっ]

俺は別に構わんが、チャンドラは医師ではあるが女性だぞ、少しは気を使えクソ馬鹿。

[ごすっ]

[食事中の奴をぶん殴るのはさすがにどうかと思ったから、菜箸を使うことにした。

馬鹿言いつつ、菜箸で奴の額を小突くこと、きっかり8回。
"馬鹿"の発声もきっかり8回。

チャンドラとの一件ですっかり落ち込んだんだって?
そんなの知ったことじゃない。]
(132) 2022/07/17(Sun) 22:55:06

【人】 生物学者 アマノ


────で。

お前の好きな料理って、何。

[唐突に変わる話題。

バーナードの戸惑いにも落ち込みにも乱れる情緒にもお構いなしだ。

ちらりと見やった時計の針は、俺に残された自由時間はもう6時間ほどしかないことを告げていた。*]
(133) 2022/07/17(Sun) 22:55:49
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a32) 2022/07/17(Sun) 22:57:52

アマノをハリセンで殴った。



ぶはっお前どんだけ言い回るのっ


[医務室までは、一緒にいたから。
 むしろ、それが決め手でメンタルやられそうで、離れたのかもしれない]**

[今のところ支持率最悪のバーナードだけれど。

もし自分が周りの人より生還できる可能性が高くて
最後に残してほしいと願ったとする。
その時にどうせ死ぬかもしれないのなら
自分の体を役立ててほしい、
ついでにそれで自身が再生できる可能性があるのなら一石二鳥……

……ん〜〜〜〜まあ倫理というか
それで再生されたバーナードはバーナードなのか問題を
一旦脇に置いておくのならば
思考回路としてはわかんなくもない……かなあ。

少なくとも本人がとても真剣に考えている
「この絶望的な状況の中で10人生還するための策」であることはわかるので、それを思うと一蹴する気にもなれないのだった。]

[なんせ自分は今何も出来ない。

諦めないと豪語することは簡単でも、
それを現実に移すのはきっとずっとずっと難しい。
理想論では何も成せないことを、僕はよく知っている。

キミは僕に叱られると思ってたみたいだったけど、
それで気が済むのなら好きにやってみればいいと思う。
―――あ、それはそれとしてバーナードが自分を軽く扱いがちなことは物申したいけどね!!それはまた別の話ね!

どちらにしよ最終的な審判を下すのはこの船の主たる女神さまマザーコンピュータだ。]


 楽しみにしてるよ、バーニー。


[キミの願いが吉と出るか凶と出るか。
どんな結末になろうとも僕はサダルに語った通り、
生かされる者としてその選択を背負うだけ。**]

― ちょっと前 ―

[ダビーを誘ってみたものの、
今は正直それどころではなさそうである。せやな。]

オッケー。

[ダビーが下戸なのは少し意外だった
(ルヴァはこう見えてザルだ)が
サダルも飲まないって言ってたし
もしこっち来たら一緒に誘ってもいいかな。

などと思いつつ、場から離れていくそっと彼を見送るのだった。*]

― 少し巻き戻って医務室の一幕 ―

せんせー??????


[いや何言ってんの?????
あれこれ考えながら話を聞いていたルヴァではあるが
チャンドラの爆弾発言に思わず噴くなどした。
いや、義務だけで子孫残す人はうちの星にもいたけどさ。

この場でチャンドラからそんな発言飛び出してくるとは思わなかったので驚くじゃんね。
会話の前後に色気もなにもないのが大分シュール。
てかこの手の場面に遭遇すること多ない?**]


ただいま〜。

[寄り道しつつ、一旦スリープ室まで戻ってきた。
ゾズマがまだそこに留まっていたのなら声をかけて。]

どう?動けそう?
艦内で見ておきたい場所とかあるかな。

[って聞いてみたよ。
特に何もないならそのまま連れてっちゃうけど。**]

メモを貼った。

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a38) 2022/07/18(Mon) 4:29:11

【人】 生物学者 アマノ

【夕方:食堂】

[まさか朝方に、チャンドラと子作り云々 >>146 などという破天荒な話まで出ていたとは知らず。

見るとバーナードは相応に落ち込んで(と同時に酷く疲れて)いる風ではあったから、菜箸アタックはそれなりに手加減した。

手加減してなかったらバーナードの頭蓋に菜箸が貫通していただろうよ。]

────塩パン…………?

[ラサルハグといいこいつといい、もしかしてパンの需要は俺が思うどころじゃなく高いんだろうか。

俺にとっては"パン"という1つのジャンルの食い物でしかなく、確かにフリーズドライだ冷凍だと、様々な種類の備蓄があるのは把握していたが。]

……………………あった。

[少し待て、と立ち上がり、『はじめての一人暮らしごはん』を手にしてテーブルに戻る。

多分、人気の品なんだろうな。本にも一番の基本らしいテーブルロールの数ページ後に"塩パン"の文字があった。]
(170) 2022/07/18(Mon) 4:53:48

【人】 生物学者 アマノ


["食事の力を舐めちゃいけない"と言っていたのは誰だったか。
ああ、スピカ >>3:89 だ。

今世、調理の必要も保存の手間も要らない携帯食料は数多存在するのに、この船に"チーフコック"の役割を持つゲイザーがクルーの一員になっているのもそういう事なのだろう。

キッチンには当然、粉やら何やらの備蓄があることも俺は確認済みだった。
そして、ある程度の工程までは自動で出来る調理器具があることも。

まさか、俺がこの船で活動する最後の日にそれに触れることになるとは、全く思っていなかったけどな。]

────2時間。いや、3時間だな。

待てるか?

[本から顔を上げてそう問うたら、ひどく驚いた顔をされた。

リクエストしたのはお前だろうが。馬鹿。]
(171) 2022/07/18(Mon) 4:54:19

【人】 生物学者 アマノ


[まだ話があるから10分そこで待っていろ、とバーナードに告げた俺は、とりあえず塩パンの材料を専用機に放り込む。

放置していれば1次発酵だかのところまでは自動運転らしいから、おかわりを注いだコーヒー片手──バーナードも欲しがるようなら両手──にテーブルに戻った。]

────お前。

スピカの様子について気付いているか?

[切り出したのはスピカの事。
時を前後して2人組医療者チームも話題に乗せていたとは知らぬまま。]

こうなってくると、昨日聞いた話云々は置いておいて、お前が残るのが最善な気がしてくるけどな……。

[こればかりはアンテナの采配次第だから、本当、どうしようもないんだが。テーブルに視線を落としつつ、言葉を紡ぐ。]

スピカ、あいつ、あのままだとヤバいと思う。

あれ、死ぬぞ。
(172) 2022/07/18(Mon) 5:03:24

【人】 生物学者 アマノ


[研究所でもああいう風になった奴を見たことがある。

研究対象かそれ以外か、ともかく"何か"に魂を囚われ、戻って来られなくなった奴。

感情を失って誰かに操られたマリオネットのように動き続け、最後は糸が切れたまま、"ヒト"に戻ることもマリオネットで在る事も失くしてしまう。魂も生命も放り投げて。]

お前、全員を生還させたいんだろう?

"明日のスピカ"を頼む。

とはいえ……今日俺が話しかけてもほぼ反応無しだったけどな。

["ハヤシライス"の単語でも、だ。つまり相当な重症だ。

"死にたい奴は勝手に死ね"派の俺も、さすがにあのスピカの事は見過ごせず、さりとて何か方策が思い付くでもなく、手元のコーヒーカップを静かに見つめたのだった。*]
(173) 2022/07/18(Mon) 5:12:43
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a39) 2022/07/18(Mon) 5:15:10

【人】 生物学者 アマノ

【20時:食堂】

  【乗員全員へ通達】

  塩パンが焼けた

  ────アマノ

[なんで俺はあと数時間で眠りに就かなきゃいけないというこの段階で、パン焼きなどという特殊技能ジャンルに足を踏み入れているんだ?

脳内に盛大に疑問符を浮かべつつも、レシピ本の記載に従って生地を成形し、バターを折り込み、最終発酵だバター塗りだ塩振りだ焼成だと────まあ、我ながら頑張った。

頑張った結果、キッチン中にただならぬ良い香りが漂ってきたものだから、何とは無し、皆へと通知を送る。

これもう絶対旨いだろ。確信しかない。

バーナードは一度食堂を離れていたのかもしれないし、あるいはずっとその辺でぐだぐだとしていたのかもしれないが、いずれにせよ通知は送られたのだろう。]
(174) 2022/07/18(Mon) 5:56:57

【人】 生物学者 アマノ


[元来の器用さには我ながら惚れ惚れするな。

星系工科大学に入る前にこの素質に気付いていたら料理人か菓子職人か──いっそパン職人か?──の道もあったのかもしれない……などと悦に入る俺は、そもそも根本的に"顔も知らない奴に対して料理をする道理はない"という思いが根底にあることには気付いてはいない。

緊急事態下、ラサルハグに"ゲイザーがいない分を担え"と告げられ、多少なりとも言葉を交わし顔を知る船の乗員の為だからと、自分はここまでやっていた。やれていた。

それを自覚する機会は訪れないまま、俺に残された残り時間は4時間を切ろうとしていた。*]
(175) 2022/07/18(Mon) 5:57:50
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a40) 2022/07/18(Mon) 5:59:09

【人】 生物学者 アマノ

【夜のいつか:自室前】

[風呂に入らない&着替えないという、由々しき風評被害を払拭すべく、キッチン仕事をあらかた片付けた俺はシャワーを浴びておこうと一度自室に戻った。

既に私物の類は整えてある────というか常に整頓はしているけどな。

だからここですべきことはもうほとんど残っていなかった……のだが。]

……………………なんだ?

[明らかに女性が好みそうな可愛い紙袋。 >>184

中には卵色iro硫黄色iroを主に使った繊細なリボン……いや、紐、と言うべきか?明らか、誰かの手仕事と思われる品が入っていた。

他にメッセージらしきものは何もなく。]

────スピカ?

[バーナードとサダルはこういった事をしないと思う。
チャンドラならば、先に顔を合わせた時に渡してくれば良いわけで。

だとしたら、消去法で残るのはスピカしかいない。]

今なら、声が届くのか?スピカ。

[どうすべきか。あと数時間で眠る俺が何か告げても、余計なだけかもしれない。

こと行動することについては拙速気味に物事を進めがちな俺が、珍しくも自室の前、立ち竦んで逡巡していたのだった。**]
(188) 2022/07/18(Mon) 8:06:27
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a44) 2022/07/18(Mon) 8:07:33

【食堂】

[ゲイザーからプリンを受け取る。
 ミルクセーキまでは飲めないと思ったので、ゲイザーに勧めた。

 そして、二人で、穏やかなお茶を時間を過ごしている。
 ゲイザーは不安がいっぱいのようだった。
 
 ねえ、明日は誰が残るの?

 そんな問いに答えられるわけもなく、
 そうだな。と、スピカ、バーナード、ドクトルの顔を浮かべた。
 ヒロミと先生がスリープというのは、本当にほっとしたけれど、同時に、ほら、やはり、感情が離れない思考。
 アンテナのいった言葉は正しかった]

 俺たちもいつまで、こんな風に見守れるかわからないしな。
 ……と?

[その時、バーナード、が入っていた。しばらくしてヒロミもきただろう]

[会話は聞かない。
 もう、これ以上、またいろいろ言ってたら、
 こっちの精神はもたん。

 だが、しばらくして、ヒロミは立ち上がり、キッチンに向かう。

 ゲイザーがすかさず飛んでいった。
 なので、自分も立ち上がり、キッチンに向かう]

 まだ、作るのか。

[ヒロミのパン作りをゲイザーが心配そうに見ていたから、俺も結局そこで見物していた]**

【人】 生物学者 アマノ

【メインデッキ】

[悩みに悩んだ末、俺はスピカにメッセージを送った。]

『餞別を贈ってくれたのはスピカか?』
『ありがとう』

[他に何か言えることはないかとそのまま端末を見つめていると、スピカから着信が。
──『たすけて』と。]

────ッ。

[憑かれたように駆け出した先は当然、メインデッキだった。]
(196) 2022/07/18(Mon) 9:32:26

【人】 生物学者 アマノ


は?なんで……、アンテナが?

[あの事故から、アンテナは文字情報だけを俺らに通達してくる程度で、全く、動いていなかった。

確か、”最後の1人時”が決まる頃に再び動くと聞いていたか?俺はそのへん、正直よく聞いてはいなかったのだけど。

艦長室に動く気配を認めて足を向ければ、そこには起動し任務をこなしているアンテナの姿があった。

スピカはどこだと尋ねれば、居場所も答えてくれるだろうか。]

おい!スピカ!どこだ!

[ああくそ、俺は大声出し慣れてないんだよ。**]
(197) 2022/07/18(Mon) 9:32:54
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a46) 2022/07/18(Mon) 9:35:50

【人】 生物学者 アマノ

[無事にスピカをみつけ、彼女の状態を認めた俺は、きっとこう思ったんだろう。

────駄目だ。
スピカは1人残る重圧には到底耐えられない。

────と。]

おいアンテナ!

スリープ指定者の権利譲渡は出来ないのか?
今日の俺の順番をスピカに譲ることは?

[そう口走ってしまった俺は、俺の未来を諦めたわけではなかったけど。
ラサルハグとの約束も峰に刻まれたままだけど。

でもどこからどう見ても限界としか思えないスピカを置いて、のうのうと眠りに就くことは出来なかった。

それだけだ。**]
(198) 2022/07/18(Mon) 9:52:52
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a47) 2022/07/18(Mon) 10:06:16

【人】 生物学者 アマノ

>>199

ああ、くそ、知ってるさ。

────言ってみただけだ、畜生。
(200) 2022/07/18(Mon) 11:35:44
[船内]

[結局のところ、できることと言えばスピカの側で彼女を見守るくらいだったのだが]

……見てられんな。

[自分とゾズマがいなくなった分が一度に来たのか、強いてアンテナの代わりとして振る舞おうとしているのか…両方だろうが、残ったクルーの分を一人で背負い込もうとしている様は、側で見ているのが痛々しかった。]

……アンテナ。

[起動したアンテナには少し驚いたが、それも、スピカを好転させるにはいかなかったらしい。]

(まずいな。)

[スピカ自身の事もそうだが、仮にスピカが最後まで残った場合、懸念していた通り精神がもたないだろう。となると、これはいざという時にコールドスリープしている他のクルー達全体に危険が及ぶ。殿を務めるのが最も信頼できる人間にしか任せられない由縁だ]

……だからと言って他が残ればいいというわけでもないが。

[チャンドラも、女だからという一点において、残るべきではないという考えは自分の中にある。
おそらくはバーナードが最適なのだろうが、どちらにせよスピカよりは良いと思われた]

……くそ。本来なら信じてやらねばならないところだが…

[結局のところ、眠りにつきたくなかったのは、これを恐れていたからなのだが。もっとも、この状態がずっと続くともあまり思えない。

できることと言えば、声は届かないにせよ、せめてコックピットで泣いているスピカの隣にずっとついている事と、今いるクルーに彼女の事を託して待っているだけだった*]

→自室

[もしゾズマがどこか見ておきたい場所があるといったなら。
一人で行きたそうなら待ってただろうし、
何も言われなければ着いていったと思う。

で、その後に僕の部屋まで連れてきた。
主のいなくなった部屋はがらんとしていて人気もない。
中は事故の衝撃で多少散らかっているけど居場所がないほどではない。
(眠る前にある程度片付けていてよかったなと思った)

自身は床に座り込んで、まあ適当に座ってよって促す。
まーこの体座る必要ないんだけどね!おさまりの問題だよね!
無重力訓練はしていても幽体経験は2日目だか3日目だかなので。]

[さて。どう切り出そう。
言うことは決まってるけど、なんていうか前振りってものがある。
ぽつぽつと軽く雑談なんかはしたかな。
でもそれもそこまで長くは続かなかったはずで。]

……えっとね、

[話が一段落ついたのを見計らい。
ちらりと彼女の表情を伺った後に、口火を切る。
うわ〜〜〜〜なんだこれ〜〜〜〜緊張する〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
って内心めちゃめちゃ思ってたけど
努めて表には出さないように努めた(格好つけたいので!!!)]


聞いてほしいことって言うのは。
何となく察してるかもしれないけど、
眠る前に言いかけたことで……

あの時、キミを残していきたくない、とか。
力になりたいとか。大事な仲間だとか。
色々言ったと思うんだけど。
なんだかうやむやになっちゃったから、
ちゃんと言わせてほしいなって。

こんな時にって思うかもしれないけど、こんな時だからこそ。

[この気持ちを抱えて眠るならそれでも良かった。
でも、完全に眠ってしまう前にまたこうして顔を見れたこと、
どこかの誰かがもう一度与えてくれた機会なのだと思った。
一度言葉を区切って、深呼吸をして。
真剣なまなざしで彼女の顔を見る。]



好きだよ。ゾズマ。
仲間として、じゃなくて。一人の女の子として。
前からキミのことが好きだった。




[最初に見たときは、元気なメカニックの子がいるなって思った。

不愛想なキミは一見周囲からは
取っつきづらく思われてたようだけど
壊れたもの持っていったら何だかんだ直してくれるからそれに甘えちゃって。
(まさか愚痴られるほど面倒って思われてるとは知らなかったけど......)

そのうちにだんだん、
機械が大好きで、それについて話してるときは目をキラキラさせてることとか。
自分の仕事に誇りをもってることとか。
でも私生活は意外と抜けてることとか。

ひとつひとつ知っていって、
気づいたら目で追うようになってて。
二年前に大きな事故があって、
凹んでるキミについ声をかけてしまったのは、放っておけなかったから。

元気でいてほしい。
どうしてそんな風に思うのか
口をついた言葉の意味を考えて、
その時に自覚したんだ。]

[彼女はどんな顔をしていただろう。
ぽかんとしてた?驚いていた?…困った顔じゃないといいなあ。
少しだけ間を置いて、ふっと息を抜く。]

……返事はね、今じゃなくてもいいよ。
伝えられるうちに伝えておきたかっただけだから。

[僕らは未来への切符を手にしているけれど、
それが正しく機能するかは分からない。
全員眠ったまま目覚めないかもしれない。
振られるくらいならそれはそれでありかなあ、
なんて僕は狡いことを思う。ほんのちょっとだけね。

言いながら柔らかく笑って、
許されればそっとキミの手を取って握る。]



でも、どうなったとしても。
どうか僕のことを覚えていてほしい。

そして生き延びてまた会えたなら、
その時は答えを聞かせてほしいな。


[呪いにまつわるあれやそれ、
どこかで話題に出ていたようですが
僕はそれをかけることを厭わない。

「どうか忘れて幸せに」と告げたところで
忘れられるほど人は単純な構造をしていないし
「忘れないで」と告げたところで
どうしたって時間の前には風化する。
いつだって決定権は生者の側にあって
驚くくらいに死者は無力だ。

今この瞬間の僕にできることなんて
せめて想いを告げることだけ。
他の誰のためでもなく、僕自身のために。]

[なんて、さすがにちょっと重たかったかな。

赤い顔で照れたように笑って、
そう言葉を締め括った。**]

メモを貼った。

【人】 生物学者 アマノ

【夕刻の食堂】

────さあな。

["何だったの"と言われても >>201 、したいことをしたいようにした己には悔いは無い。

俺は腹の中で考えていた"しておきたかったリスト"を粛々と消化するだけ。

だから、随分手間なものをと溜息吐きつつも、塩パンが食べたいと言われたなら乞われた通りに作るのは自分の中では至極当たり前の事だった。

冷凍庫に保存されているかもしれない品を発掘するのも面倒だったし(冷静に考えればその方が数十倍楽だったところを鑑みるに、この時の俺にはおかしなスイッチが入っていたのかもなと思わないでもないけれど)。

案の定、大声で驚かれたり狼狽えられたり"なんで"とも問われたが、今この船で活動しているスピカやチャンドラのリクエストに応えておいて──サダルの"あんこ玉"らが果たしてリクエストに該当するのかは置いておいて、だ──、バーナードの希望を聞かないのはなんとなくフェアではない気がしたから。それだけだ。

とりあえず、バーナード相手にしたい事はこれで仕舞いだとばかりにスピカの現状に思いを馳せたわけだけれど、結果、彼の情緒を置いてきぼりにしていた事は……あまり申し訳ないとも思っていない。]
(220) 2022/07/18(Mon) 16:19:03

【人】 生物学者 アマノ


…………………………ッ。

コックピットに詰める、とか。馬鹿か。

[そうとは知らず、バーナードがチャンドラに期待していたらしいスピカへの"馬鹿"をここで繰り出していた俺。

船が思い通りに動かせない以上。
そして現在位置がおおよそのところまでしか推定できない以上。

できる事は救助を待ちつつ"どれだけ長く生き延びるか"、ひいては肉体と精神の安定を平常に保っていけるかが今は最重要事項だろうに、何をしているんだと舌打ちをする。]
(227) 2022/07/18(Mon) 16:33:39

【人】 生物学者 アマノ


おかしな感じだった。

まるでAI……アンドロイドの自動音声を相手にしているみたいな。

["根詰めすぎ"はそうだろう。
異様なレベルのストレスを受け止めた結果のような、あの言動。

研究室の研究員がノイローゼで倒れたり自傷したり最悪な顛末を迎える直前の状況によく似ていた。

その原因が何なのか、"ショック"を受けたとしてそれが何だったのかは、彼女の友好関係をそれほどには知らないでいた──ゾズマやダビーと仲が良いんだろうなという、その程度の認識でしかない──俺には推察する材料が無い。

正直に言えば、"死ぬぞ"は過剰な表現だったかもしれないけれど。

己の脚を切り落として云々とくだらない事を考える余力を奴から奪う意味でも、バーナードにはもっと現実的な方向で他人クルーの為に奔走していて欲しかった。**]
(228) 2022/07/18(Mon) 16:33:57
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a50) 2022/07/18(Mon) 16:36:02

【人】 生物学者 アマノ

【コックピット】

[アンテナが指し示したコックピットを訪れれば、確かにそこにスピカが居た。

人2人が入れば窒息してしまいそうな狭い空間、俺は今日この時まで一度も訪れることのなかった、機械に囲まれた小さな世界に。

袖を掴まれたのはさして抵抗なかったけれど、ここでスピカの背をさするとか、肩を抱くとか、そういった事は出来ない俺はスピカに合わせるように膝を折る。]

アンテナが…………?

[正直、言ってることは支離滅裂に聞こえたけれど。

それでも、今日の昼間に見たスピカよりはずっと"まし"だと思った。]
(236) 2022/07/18(Mon) 17:01:46

【人】 生物学者 アマノ


────ああ。皆で帰るぞ。

俺はきっとそうなる、出来ると信じている。

先に眠った皆も……ゾズマやダビーもきっとそう思っている。

["助けを求めてくれた"彼女への対話の準備 >>192 なんて、俺はサダルじゃないから解らない。
彼女を良く知るだろう2人の名前をあえて出すことくらいしか、俺には出来なくて。]

だから、今ここで倒れるような真似していたら駄目だろう。馬鹿。

ちゃんと食え。ちゃんと寝ろ。

その労働時間は、明らか服務規程違反だ。

[バーナードに対する"馬鹿"はそこそこ威力があるだからそれはもう重宝して活用していたのだけど、果たしてスピカには届くのかどうか。

この状態で"ハヤシライス食うか"も"塩パン食うか"も違うよな、と、脳内で"告げるべき言葉"を次々挙げては却下し続けている俺は、相当に戸惑っていたし、でも結局、告げる言葉はそのくらいしか見当たらなくて。]

落ち着いたら食べてくれると嬉しい。

スピカがあんまり喜ぶからハヤシライスまた作ったし……あと、パンも焼いたし。

[だから、告げることができたのは、励ましになど欠片にもなっていそうもない、そんな言葉。**]
(237) 2022/07/18(Mon) 17:06:42
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a52) 2022/07/18(Mon) 17:12:43

【回想:コールドスリープ室前】

[他のクルーに対しては兎も角、スピカには重ねて言い置いた――“見送りには来るな”と。
 いくら“ひとりはイヤ”が透けて見えるような彼女であっても、この頼みごとは守ってくれるものだと、ゾズマは思っていた。
(故にこそ、彼女にとっての“友人”であるという共通項のあるアンテナにも、“側にいて手を握れ”と言い置いて後を任せたのだから)

 ――それなのに。
 刻限直前に辿り着いたその場所に、彼女は、いた。]


  ばっ、  ……。


[まず最初に口を吐いて出てきたのはこの――友であるが故に零れた――「馬鹿」という罵倒。
 ついこの時の時刻もわきまえぬ程の大声になってしまったが、自ら荒らげた声ではっと冷静さを取り戻したことで、言葉尻までは言い切らぬままに終わる。]


 来なくていいって言ったっしょ。

[あくまで努めて冷静に、心のうちに抱えたものを抑えて。
 けれども、念を押してまで告げたことを破ったことに対しては怒らなければと、意識して、静かに怒りを載せる。]

( ……ダビーを見送るついでだとか、
  そういう口実で待ってたとかってやつ? )

[実際のところ、この時のスピカのくちびるは、何の言葉も発してはいなかった。
 ふっと過ったこの可能性を、けれどゾズマがこの場で確かめることはしない。
 ――これ以上スピカと一緒に居てしまえば、何も気にせず笑って眠りに就くなんて、きっとできやしない。
 一度、「わかったよ、しょうがない」とでもいうように(そういう顔を作れていたか否かはゾズマ自身には自信はなかったが)眉を下げてみせてから]


 それじゃ、行ってくる。

[精一杯の笑顔に切り替える――無理やりにでも笑顔を作って、スピカに向ける。
 それから先は振り返らず、真っすぐに、コールドスリープルームへと踏み込んでいった。**]

【回想:コールドスリープ室】

[……その後、先ほどとは全く別の意味で“笑えなくなる”意地悪をチャンドラから聞かされながらも。
 最後のさいごにきちんと笑顔を見せられたのは、あの事故の件についての、搭乗者としての彼女の答えをはっきりと聞けたから。
 そもそもが様々な要因が重なってのあの事故だった、ということ。そして万が一ゾズマに責があるとしても――、と。]

  …………ありがと。

[チャンドラが自分に「償われる覚えはない」というなら、彼女に許されようとすること自体がそもそもおかしかったのかもしれない。だからここでゾズマが零したこの感謝も、筋違いだったのかもしれない。
 それでも、胸の内の重みがひとつ下りたことで、自然とこう伝えていた。]

[こうしてゾズマは心置きなく――部屋の前でスピカと鉢合わせたことも、努めて忘れて――笑って眠りに就く。

 「健康でいられるように」するというチャンドラの言葉も疑いなく信じて。
 長い夢路に就く前の最後の記憶として、その柔らかな微笑みを、脳裏に焼き付けて。**]

[――今までどんな夢を見たのか、覚えていない。
 夜明け前のスピカとの邂逅が過って、募らせた心の乱れが齎した色を――まるで今日の予知夢であるかのように――観ていたのかもしれない。
 いつかのルヴァの言葉が過ったことでの、眠り際になってからの漸くの気づきが、ふわりと形を成したのかもしれない。
 なんだか例のアレのレシピの話が頭の中に残っていて、ゲイザーとアマノに両側から取り押さえられながらチャンドラに例のアレを飲まされる悪夢を見ていたのかもしれない。

 ともあれ、ゾズマの意識はまるで幽霊のように、“眠れる者”にだけ知覚できる形を成す。]


 むぅ……おつか、れ?

[両足で立ってこそいたものの寝起きそのままのゾズマの意識に、ルヴァの声が入ってくる。
 自分と同じ日に眠りに就いたダビーの声も。
 ラサルハグからの、まずは、休もう、という労わるような声も。]

[そうして暫くは事態が飲み込めていないままの調子だったのだが、ルヴァからの説明で、漸く目が覚めたように目を見開いた。]

 あー、そうだった。そういえば。

[整備担当者として、コールドスリープ中の使用者への影響についての話はあらかじめ何かの折に耳にしていた。この艦の中でもスピカから話があった
 何度も聞いていたつもりですっかり度忘れしていたことに思い当り、「ある意味きつい」というダビーの言葉に頷かざるを得なかった。
 同時に――仮に自分が残され続けていたら、本当にルヴァにもどかしい思いをさせていたのだろう、とも。]


 とりま、うん、休む。もう寝てるっちゃ寝てるけど……。
 仕事張りきった分はゆっくりしてくよ。
 マジ、もうこうなっちゃやれる仕事も何もないし。

[そうラサルハグに告げてから、何処かに行く彼を見送ろうとして――。
 一度だけ、呼び止めるようにその背に声を掛ける。
 彼の義足があった右側の空白に、一度、目を留めてから]

 アタシ、ラスと――機関士長チーフと一緒の艦で、
 少しでも役に立てて、良かったです。
 っていうとホントの仕事上がりみたいでアレだけど
 なんか、言えるうちに言っておきたくて。

[2年前のことを思いながらも、“いま”抱く感謝を告げる。
 それだけ告げれば、あとは今度こそ本当にラサルハグを見送る態でいるだろう。

 「色々な要因が重なって起きた事故なのだろう」とはチャンドラが告げたこと。
 そしてあの事故で挫けた自分に光をくれたルヴァもここにいる手前、自分を責める言葉は口にしない。
 あの事故の後特に公的な処罰を受けなかったこと、そして自分が今この艦にいられることが、ラサルハグの力添えのお陰もあってのことだとは、未だ知らぬまま]

[さて、酒盛りだのなんだのという話を傍で耳にしていたゾズマは、この時のルヴァが内心何を思っていたかなど察することもないまま、穏やかな心地でひとり思う。]

( そっか、アイツは。
  アタシにとって、トモダチ、なんだ )

[あの時の“気づき”の続き。意識が落ちる間際の記憶がなくとも、その時得た“気づき”は既に確かな意思となっていて]

( アイツも――…
  トモダチ・・・・として、心配してくれたり
 悩んでくれたりしてたの、かな )

[ルヴァが眠りに就いたあの日、彼が何故あの後まったく声を掛けてこなかったのか。
 その意味をゾズマが正しく察せられなかったのは、自分自身がたった今スピカに似たような向き合い方をした手前だった、というのもきっとあっただろう。]

[その“友人”(この時のゾズマはそう認識していた)からの労わりの言葉に、はっと顔を上げる。
 そのひとの穏やかな微笑に向き合った時、ゾズマの頬は自然と緩んでいた。]

 ありがと、ルヴァ。
 うん、すごく頑張った。やりきったよアタシ!

[声に誇らしさを滲ませ、緩んでいた表情をはっきりとした笑顔の形にした。
 まるで幽霊のような、文字通りの夢心地の状態のルヴァが、どの程度まで昨日の自分の奔走ぶりを見ていたのか否かは分からずとも。
 多分自分で知っていたよりも遥かに、彼のそのひとみは自分に向けられていたのかもしれない、と思う。]


 って、聞いてほしいこと?
 勿論、いいけど―――。

[「落ち着いたら」ということは火急の用件ではないのだろう――とつい考えてしまう辺りが、先ほどまでの仕事人脳の延長だった。多分これは本当に一旦落ち着いたほうがいいやつだ、と自らを推し量る。
 その待ち合わせ場所が何故彼の部屋なのか、ということを気にすることは特にないまま。
 ここで一旦、ルヴァを見送り別れることとなる。**]

メモを貼った。



そうだな。
やっと、お前のワーカーホリックが解消できるな。

[呼び止められて振り返る。
 立場的にも現実的にも、メカニック班として、顔を合わせることは多い。
 この脚の事故で知った彼女だったが、
 想像以上の仕事ぶりにかえって助けられたことは多々あるであろう]

そんな台詞は、帰り着いてから言うことだ。



でも、まあ、
ゾズマがいて、よかった。

[もし、この旅から戻れて、
 また、船に乗れるならば、
 一緒に仕事できればいいな、などと、考えることぐらいは許されていいだろう]**

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a57) 2022/07/18(Mon) 20:46:20

【人】 生物学者 アマノ

【コックピット】

[────あ。やっぱり、スピカ、駄目かも。

そう思っただろうな。

俺の言葉にさしたる反応も返さないまま、ふらふらと歩き出すスピカ。 >>257

それでも、日中の態度よりはほんのいくらかは"ヒト"らしいものに思えたから俺は僅かだけ安堵しつつ、でも端末には冷静に指を滑らせていた。]

  to バーナード、チャンドラ

  『スピカの精神状態だが、相当に危険域と思われる。

  問いかけへの応答希薄。
  おそらくは睡眠も食事も休息もろくに摂っていない。

  応答への問いかけも曖昧。夢遊病者の様。

  明日は、頼む』

[────と。
(260) 2022/07/18(Mon) 21:26:02

【人】 生物学者 アマノ


【自室にて】

……………………ッ、も、う……。

[心中もやもやを抱えたまま自室に戻った。

ほどなくして手元に届いたのがスピカからの着信。

────『アマノの作ったハヤシライス、食べたいな』

背中に冷水をかけられた風な気がした。

先刻、俺、言ったよな?
作ったから、食べろって。
スピカに。直接。

案の定、俺の言葉はどうやら欠片も届いていなかったらしい。

スピカは今どこで何をしているのかも俺には解らいまま、ただ、言葉だけが黄泉の国から届いてくる風に感じていた。]
(261) 2022/07/18(Mon) 21:37:23

【人】 生物学者 アマノ

[いや、"また"と文頭にあったから、あるいは正確に理解しての故かもしれなかったけれど。

でも、だったら、俺があと数時間後にはスリープ処理に入るのも同時に理解していたはず。

だとしたら、そんな言いぶりにはならないんじゃないか────と、思った。]

────どうすりゃ、いいんだよ、これ…………ッ!

[サダルの告げられた言葉が蘇る。

"中途半端に手を伸ばすと、アマノも一緒にすぶずぶ沈んでしまうかもよ" >>0:199 と告げてきた、あの穏やかな声。

こういうことか、と、思った。**]
(262) 2022/07/18(Mon) 21:43:19
【食堂】

[アマノとの会話の様子を側で聞いてはいたが、やはりあまり精神状態は芳しくなさそうだ。

何を思ってアンテナが彼女を残しているのかというなら、今日はまだ管制官としての役目の部分で理解できなくもないのだが]

……俺の言葉はさすがに届きはしないだろうが。

[というより、実際に話しかけてもみたのだが、やはりさすがに側にいるとは言え、聞こえはしないようだった。]

どちらにしても、もうじき分かることか。

いいさ、何があっても俺はお前の側に最後までついていよう。
仮にもう一度会えたなら、その時はきちんと迎えてやろう。
その決意も、今は聞こえてはいないんだろうが。

[一人そう決意し、スピカの向かう先に向けてふっと消えた*]

【食堂からメインデッキへ】

[パンがらできたり、食事をらしたり、
 意外とみんな落ち着いてるのかな、とか、
 かなり楽観的思考だったことは、否めない。

 ただ、スピカのことも気になって、
 メインデッキに向かった時、

 そこにいたのは、アンテナ。
 しかも、どうやら!感情レベルが上がったアンテナ]



[アンテナなら手元、向かい、データ処理状況を見る。
うん、かなり、スピカが絞り込んでいると信じてた。]]**

【人】 生物学者 アマノ

【日付が変わる少し前:バーナード自室】

[バーナードは、眠りに就く前の俺に、最後に会おうとしてくれたりはしていたんだろうか。

それを知る機会が訪れる前。日付が変わろうとする少し前に、俺はバーナードの部屋に押しかけていた。

"元のスピカに戻ってきた感もあるが、やはり危ない気がする"

と告げるために。]

────すまんな。
お前も色々と気苦労が多いことは承知している、が。

[共に"全員で生還する"ことを夢みている同志。

こと、この事柄について信頼を寄せられるのは、もはやバーナードしか居なかった。

冷静な判断力が備わっている常のスピカであったならば、送ってこなかっただろうメッセージ。

別離の言葉も無しに、"アマノの作ったハヤシライス、食べたい"と、眠りに就く寸前の俺に送ることは、きっと無いのにと思ったから。*]
(264) 2022/07/18(Mon) 22:04:06
― 少し前の医務室 ―

お、おおぉう………

[チャンドラとバーナードの応酬は
ぽかーんとしながら間で聞いていた。


完全に平静を欠いている様に
まあちょっと二人とも落ち着け。
と言いたいけれどその声が届くはずもなく。

うわーせんせーのこんな顔初めて見たぁー。
なんて先日のアマノ相手に似た感想を抱く。
いやそのつもりはなかったんだ、許して。

やがて話が終わり、バーナードが去っていくまでを見送って。]

……なんか。ごめんね。せんせー………

[やや沈んで見えるチャンドラに、
多分見られたくない場面だったろうな……と思い、
医務室を去る前残ったチャンドラにぽつり零すのだった。**]

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a61) 2022/07/18(Mon) 22:33:26

【人】 生物学者 アマノ

【バーナード自室】

["気苦労なんてない、僕だよ?"の弁には片眉を跳ね上げる。

嘘つけ。

する必要も合理性もない無駄で愚かな気苦労、山ほど抱えている癖して。

時間は、あるとは言えなかったけれど。

でも、最後に見ておきたい顔の一つはこれだったのだから、仕方ないよな。]
(273) 2022/07/18(Mon) 23:27:48

【人】 生物学者 アマノ

[招かれてみれば過剰な礼と謝罪をあれこれ重ねられ、目を白黒させることになった。

改めて言われるあれやそれやが、"いつもの明日"は来ないのだという証のように思われて、少し悲しくもあった────けど。]

は?

チャンドラと"子孫"??……あ?"子孫"って?????

え?お前とチャンドラって……え、そういう?????


[最後の最後に顎を外しそうになるレベルの衝撃を受けた事は、それだけは"聞かなければ良かった"と思っている。]
(274) 2022/07/18(Mon) 23:29:03

【人】 生物学者 アマノ


笑いやしないさ。

それがアンテナの決断だった、っていうだけだ。

[今残っている面子という観点だけで言えばバーナードが"残る者"としては最適。

それは真実思っているし、口で何度でも言ってやるけど、アンテナの采配はこれまでを見ていても理解しきれるものではなく。

それが皆の生存率に繋がる選択なのだと高性能AIに言われてしまったら仕方が無い事。]

────また会おう。バーナード。

[それは約束と言えるほどには強い言葉では無かったかもしれないけれど。

俺は真実、心底から望んでいたよ。*]
(275) 2022/07/18(Mon) 23:33:15
アマノは、ほんっとお前、そういうとこだ!
(a64) 2022/07/18(Mon) 23:36:45

【人】 生物学者 アマノ

【スリープルーム】

────すまない。

俺、自分で勝手に、俺の側がチャンドラを見送る立場だと思っていた。

[そう呟くように告げたところで、返ってくるのは見慣れた聖母の微笑みでしかなかったのかもしれない。

ちなみに直前ギリギリまで、一度はきっちり挨拶を終えた筈のバーナードがほてほてと見えない尻尾を振りつつ、ついてきていたりもした。

ほんっとな!お前な!そういうところだからな!!]
(278) 2022/07/18(Mon) 23:39:20

【人】 生物学者 アマノ


[なるほど、この状況下で、あの馬鹿ラサルハグは"きて"と言ったわけだな。俺に。

改めてそんな思いを巡らせつつ、でもさして怒りは再燃しなかった。

俺も今この時、誰の顔を一番見たいかと問われたら、多分、ただ一人の顔を思い浮かべていたに違いない。

────や、奴にとってそれが俺だったというのは、不思議というか謎というか、不可思議極まりない感じではあるのだけれど。
単に直前まで会っていたから、というそれだけの節も、あるわけで。]
(279) 2022/07/18(Mon) 23:40:02

【人】 生物学者 アマノ


[数日前にラサルハグも纏っていた、スリープ用の簡素な衣服。
記憶にある手触りに眼を細めた。]

────じゃあ、な。

また会おう、チャンドラ。

[バーナードに告げたのと同様、さよならは言わない。絶対言わない。]

バーナード。チャンドラ。スピカ。
誰が"最後の1人"に選ばれようとも、どうか無事に生き抜いて欲しい。

俺達は、全員が再び笑い合って再会するんだ。

最後に思い描いたのは、蒼穹の空の下で笑う、あいつの顔だった。**]
(280) 2022/07/18(Mon) 23:43:02
【メインデッキからコールドスリープルームへ】

[アンテナのデータ解析を見ていた。
 かなりの位置が絞りこめている気がする。
 楽観的かもしれないが]

 ………

[ともかく、今日のスリープのお迎えをしようと、思う。]**

【人】 生物学者 アマノ

【そして、穏やかならぬ俺の心境】

[ふうん。
などと、無関心を装いはしていたものの、俺の心中は疑問符だらけだった。

"よくわかんない"で"明日考える" >>277 ような重要度で良いのか?
子孫を残すとは……つまり、それは夫婦……でなくとも可能ではあるが、肉体交渉レベル面で言えば夫婦と大差無い関係にある異性との。その。]

え────────────


[そういえば、その前のスピカ。スピカはやたらとダビーを連呼していなかったか?
そう、確か、"ダビーが家族になってくれたのに" >>230 ]

え────────────


[そんなこんなで、スリープ直前の俺の心拍数は常より大幅に上がるものとなって、チャンドラからは緊張ゆえかと訝しがられる事になった────のかもしれない。**]
(288) 2022/07/18(Mon) 23:54:49
アマノは、"良い夢を"とかお前が言うな案件だよなほんとに
(a69) 2022/07/18(Mon) 23:55:38

 




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生存者 (2)

アンドロイド アンテナ
11回 残----pt

 

チャンドラ
48回 残----pt

みんな幸せにね

犠牲者 (5)

ゲイザー(2d)
0回 残----pt

 

ルヴァ(3d)
57回 残----pt

またどこかで

ダビー(4d)
29回 残----pt

睡眠中

アマノ(5d)
109回 残----pt

再び宇宙へ

バーナード(6d)
47回 残----pt

ねむい

処刑者 (4)

ラサルハグ(3d)
88回 残----pt

また夜に

ゾズマ(4d)
83回 残----pt

おやすみ します

サダル(5d)
25回 残----pt

みんなよい夢を

スピカ(6d)
66回 残----pt

たまにいる

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