【人】 生物学者 アマノん────乾杯。 [漸く元の笑顔に戻った風になったバーナードとグラスを小さく、かちりと当てた。 >>295 駄目押し、要るだろうか。 いや、駄目押しじゃなく。 ────全ては俺の欲のために。] 誰にも言うつもりのなかった事を言ってしまったついでだけどな。 "戻ったら"、バーナードの組織が欲しい。 ラサルハグの脚の再生のために。 [バーナードの細胞そのものを使うわけじゃない、自分が使おうとしている微生物の挙動確認のための一助にしたい────と。 だから共に生きて帰ろうと言外に滲ませて、"将来の約束"を試みてみた。 俺は、お前を救い上げようとしつつ、結局のところ、自分の欲しか見えていない。 優しく純粋なこいつよりも遥かに利己的、打算的。そんな自分に小さく歯噛みした。*] (299) 2022/07/16(Sat) 21:58:38 |
【人】 生物学者 アマノ血液だけとか、肉片だけとか、そういう問題じゃ無いんだよ。馬鹿か。 [本日n度目の"馬鹿"──おそらく本日最後の"馬鹿"──を繰り出しつつ、呆れ声を出す。 ちなみに筋肉組織採取とか皮膚組織採取とか、けっこう痛いと聞くぞ覚悟しとけ、と。 やっぱり会話は物騒だったけれど、そろそろ帰るかと立ち上がる頃には、多分、研究室でコーヒーを飲んでいるあのいつもの空気に戻れていた……んだと、思う。**] (309) 2022/07/16(Sat) 22:33:07 |
【人】 生物学者 アマノ【自室にて】 [チャンドラに、バーナードの今日の一件を相談しておくべきかと、少し悩んだものの、結局何の連絡も送ることはしなかった。 明日になればアンテナによりその日のコールドスリープ者が選定される。 それを確認してからでも遅くはないだろう、と、俺は携帯端末を放り出してベッドに横になった。] 今頃スピカは、ダビーやゾズマと一緒なのかな。 [あの3人は、どうやら相当に仲が良かったらしいから。 やっぱり眠る直前には──見送る側も──、親しい人の顔を見ておきたいものなのだろうと、俺は昨夜に思い知ったばかり。] ────や、でも、寝る直前にキスしてくる馬鹿は、そうそう居ないと思うけどな。 ほんっと……なんなの……。 [もやもやと再燃するあれそれは、昨日の夜のことばかり。 今日最後の馬鹿カウントは、結局、ラサルハグ宛になったらしい。**] (312) 2022/07/16(Sat) 22:52:26 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a86) 2022/07/16(Sat) 22:53:45 |
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