11:24:26

人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【人】 四谷 隆史

― 明けぬ夜はなく>>2:L4 ―

[時間の感覚はすでになくなっていた。
チハヤさんの行方を捜し、セキさんと歩いて、あるいて
それでも手掛かりは見つからず。

手掛かりを求め彷徨う間に、別の怪異とも遭遇したかもしれない
それでも、繋いだ手を離すことはなかった。
それが俺の、生きる理由だった。

だからこの手がある限り。
諦めることをしなかった。

     それに、道中一度だけ。
   何かに守られたような感じがあった>>2:150


      ちら、と視界の端に黒が見える
      それは優しくも悲しい漆黒の髪

チハヤさんを連れ去った黒とまでは察せずとも
少しだけ、
加奈
を――喪った彼女を思い出すような]
(9) 2022/08/15(Mon) 18:28:26

【人】 四谷 隆史


セキさん。

[はふ、と疲れと諦念を呼気で吹き飛ばし
貴方に声をかけたその時に。


             ふと、声がした気がして


後ろを、振り返った>>L2]
(10) 2022/08/15(Mon) 18:28:48

【人】 四谷 隆史

[眩しさに目を閉じれば、次の瞬間には
セキさんも、俺も朽ちた廃墟の。病院の中にいた
床もぼろぼろでいかにも抜けそうで
あの埃は多少あれどしっかりした作りであった病棟が
見る影もなくなっている

スマートフォンを取り出し、見つめるセキさんを
俺は眺めていた

生きてる。一緒に、いきてる
それに安堵して。同時に――不安で

元の世界に戻った今
貴方が俺の手を離して去らないか、というのが
生の安堵よりも先に来た。

ああ、俺はやっぱり自分勝手で我儘だった。
ぐ、と自己嫌悪に苛まれていた時にふと、先ほど聞いた声を思い出した

あれはもしかして。]
(11) 2022/08/15(Mon) 18:31:19

【人】 四谷 隆史

 チハヤさん?

[――いや、多分それだけじゃない。
いつも足元にまとわりついていたような感覚は
まだ残っているような気がして。

それが、チハヤさんはもういないんだよ、と
教えてくれているような気がした。

俺は小さくつぶやく。たった3つの文字の言葉

あの日呼べなかった分も込めてその名を呼べば

少しだけ、きゃらきゃら、と

楽しそうな笑い声が聞こえた気が、した*]
(12) 2022/08/15(Mon) 18:31:47

【人】 四谷 隆史

[廃病院は元の静寂を取り戻し
陽光が露わにしたそれは朽ち果て
入り口付近の破れた蛍光灯が明かりを灯す様子はない

一夜の夢だったのだろうか
――呼ぶ声も、チハヤさんや怪異との邂逅も

否。そんなことはない
手当された掌――セキさんの血の染みたガーゼ
そして隣の貴方の手の温もりが

あの一夜が夢でないことを教えてくれる。]

      
(おとうさん)


[ならきっと。あの声も現実だったのだろう
俺の子供。今なら大事だったのだと漸く言える。]
(17) 2022/08/15(Mon) 21:24:29

【人】 四谷 隆史

[出ようという促しに頷き、廃病院を後にする
繋いだ手はそのままに、獣道をかき分けて

最後にもう一度だけ、振り返って
そして後は前と、それから隣の貴方だけを見つめて

……ところで。俺ははっとした]
(18) 2022/08/15(Mon) 21:24:38

【人】 四谷 隆史

[生還した時のことは今でも覚えている
――隣の貴方が生きてることへの安堵
交わった視線には、もうあの時見た
死への渇望の目はなかった

それがたまらなく、嬉しかった>>20

でも。不安もあった
これから貴方はどうするのだろう。
もう逢えないなんて嫌だ。絶対に嫌だ
自分が我儘で、屑なのは承知しているけれど
それでも手放したくない縁があった。

だから、不安を推し隠しながら――願った>>-66]
(21) 2022/08/15(Mon) 23:27:35

【人】 四谷 隆史

― 後日:きょうのよつやくん ―

 ……へへ。

[にこにこしながらスマホを見ている浪人生
否、本命から合格通知を貰った、四月からは大学生は
浪人仲間から彼女か?彼女なのか?という問いかけを
見事にスルーしながらそれを眺めていたのであった

夏の終わりに志望校を変える。しかも少しランクが上のものに。
という愚挙をしでかしながらも根性で合格をもぎ取ったことに
予備校は大喜びであったとか。閑話休題]

 光樹、ほめてくれるかな。
 よく頑張ったなって、頭なでてくれたり、したり
 ……なんて、へへっ。

[などと内心で浮かれていた所


……いやまって。

そうしてまで近くにくるの?引くとか言われたら
俺は生きていけない……
光樹にそんなこと思われたらもう死ぬしかない。

ということで顔を合わせて開口一番]
(22) 2022/08/15(Mon) 23:29:19

【人】 四谷 隆史

 決して邪魔は……邪魔はしないから。
 その、近所のアパートに住んでもいいですか……

[いきなり何だといわれるかもしれないが
合格通知を見せて、かくかくしかじか
……せめて顔を見たいです、もっと見たいのです
と涙目で願う様子は

客観的に見てまさに捨てないでと縋るメンヘラ状態である
あの廃病院の一件を経て


俺の彼への依存は、天元突破していた
*]
(23) 2022/08/15(Mon) 23:29:51

【人】 四谷 隆史

― 後日:たかしくんはこんらんしている ―

[もしも、貴方が職を転々としていることや
する理由――犯した罪のことを知っていたら
其れでも距離をとることは絶対になかったろうけれど
志望大学は変化していた可能性はあるかもしれない

例えば、フィールドワークや留学先が多くて
貴方について何処にでもいけるような、大学に


そんなこんなで、今日は久しぶりの光樹と逢える日
俺は合格通知を握りしめ、もっと近くにいられるかなと
期待とか不安とかごっちゃまぜの状態で
彼と顔を合わせたのだが。]
(30) 2022/08/16(Tue) 8:55:39

【人】 四谷 隆史

 ……。

[だめですか?だめなのですか??
沈黙が痛い。我儘すぎたのか。
やはり俺は死ぬしかないかもしれない。

などという内申の葛藤をよそに、光樹の呆れた笑みを見て
ひとまずはす、と肩の荷が下りた。良かった嫌われてない
合格を祝われ、ありがとうございましゅ!と
ちょっと噛んでしまったのは許して欲しい。
だって嬉しかったのだから。でも]


 ひぎゃっ。

[まさかの寮、会社の寮暮らし。
つまりは近くになってもまた離れる可能性がある


俺はショックで机の上にぼたっと合格通知を落としてしまった。
なんということであろうか。

こんなことなら俺は短期留学とかできる大学に
行けばよかった……!と
現在光樹中心に世界が回っているよつやくんは、
志望を変えてしまう位には、ガーン!となっていた]
(31) 2022/08/16(Tue) 8:55:59

【人】 四谷 隆史

[因みに俺は4月から東京藝術大学の1年になる予定である
無論作品を作る、という学部には逆立ちしても入れないので
芸術学科、芸術学専行である

チハヤさんのスマホ一面の青。
油彩で彩られたそれは今でも頭の中に色鮮やかに残っている

あれから、戻ってこなかった貴方が
何故あの絵を待ち受けにしていたのだろう、というのが
芸術に興味を持ったきっかけで
自分が作品を作れずとも、それに携わってみたいと
思ったのが進路変更のきっかけであった

さて、それは兎も角――]
(32) 2022/08/16(Tue) 8:57:02

【人】 四谷 隆史

[あうあうあう。という表現が似合うほど
俺はショックを受けている最中であった

そしてショックのあまり]

 じゃあ一緒に住んじゃダメですか……?
 一緒にいたいです……光樹さんと。

[そしたらそこから俺も光樹も職場や大学に通えるし
料理やお掃除だってできますよ!
などと提案する位には

俺の頭はとってもパニック状態であったのだとか*]
(33) 2022/08/16(Tue) 8:57:20

【人】 四谷 隆史

[急な進路変更の本当の理由を話したのは、
後にも先にも、光樹だけであった>>34

自身の罪も、己の利己的な感情だって
晒したのは貴方だけ
拒絶を恐れながらも、それを吐露し
自身に辛いことがあったのを抱えて
一時は死のうとしていた貴方

貴方と手を重ねるまでは他者の手を握ることを恐れていた
何時か其れが失われてしまうかもしれないという
後ろめたさもあったのかもしれない
今でもそれは変わらないが、それを諦念で見送ることは
できそうにはないのは確かであった

一緒に生きてここを出よう、と言ってくれた貴方を
喪うコトだけが今は、怖かった]
(39) 2022/08/16(Tue) 17:56:48

【人】 四谷 隆史

[喜びと落胆のジェットコースター。
俺の情緒は今まさに遊園地状態である>>35

褒められて嬉しいが、まさかの職員寮生活
それでもなるべく傍にと考えた末の結果が
あのお願いなのではあるのだが……

少なくとも嫌がられてはいない>>36
それは理解できる
でも、それでも躊躇う様子が見られるのは>>37
貴方の最初、死のうとしていた切っ掛けと
関係があるのかもしれない。

笑みを掻き消し、
平穏に暮らせぬかもと告げる貴方に
俺は>>38]
(40) 2022/08/16(Tue) 17:57:14

【人】 四谷 隆史

 一緒に暮らしてみたいって、思ってくれるなら
 問題ないですね!

[きぱっと、一言。]

 平穏であろうがなかろうが
 光樹がどんな過去があったとしても。

 廃病院で、俺と一緒に生きて出ようとしてくれた
 貴方だから、一緒にいたい。
 
[影が落ちそうならそれを祓う方法を考えるし
祓えないなら、逃げてしまえばいい

綺麗だというのなら俺なんて恋人と子を殺したも同然だ
進む先に光なんてもともとないのに。
と、小さく笑って

苦悩する貴方に手を伸ばす
教えてほしい、貴方のことを。どんな貴方でも知りたい。]
(41) 2022/08/16(Tue) 17:57:37

【人】 四谷 隆史

 強くなったってわけじゃないと思います、よ?
 ……もう後悔するようなことはしたくないだけっす。

[俺にとっての一番は、貴方だから。
世間体?噂?不確定な未来?
そんなもので貴方を手放してなるものか
とことん利己的な独占欲と執着を腹の中に飼いながら
その笑顔が向けられるのはこれからはずっと俺だけであればいい

ねぇ光樹。もしも光の下が暮らしやすいのだとしても
君がいないと意味がないんだ。
貴方がいない世界なら、前なんてUターンして
喜んで過去に向かって走っていこう

泣いてばかりの己なら貴方が慮って躊躇ってしまうのなら
強くなりたい。俺が手を伸ばして
今度は躊躇いごと貴方を掴んでみせるのだ]
(56) 2022/08/16(Tue) 22:07:13

【人】 四谷 隆史

[重なった手をぎゅ、と握って慈しむ

過去の貴方を抱きしめられたらよかったのに
その時傷ついていた、貴方ごと
今の貴方を抱きしめたい衝動に駆られた]

 とりあえず警察が捕まえにきたら
 消火器でぶん殴りましょう!

[それでどこまでも一緒に逃げましょうね。

と、言う己は、貴方を手放す気は一生ないんだよと
強い決意を言葉にせずに、貴方との未来を語る]
(57) 2022/08/16(Tue) 22:09:15

【人】 四谷 隆史

[もしも光樹がいう”それ”が強さだというのなら
それを教えてくれたのは、君だった>>65

――君が俺を変えたのだ。
抱き留める腕が、眼差しが。

君が願う通りに、己の全ては君の為だけにある。
君のいない世界など意味がない

君のいる世界が、俺の生きる、世界なのだから。]
(82) 2022/08/17(Wed) 7:29:32

【人】 四谷 隆史

きっと倒れ伏してしまうからそのすきに逃走だ!

[彼の笑みが見られるなら、それこそ他は
”どうでもいい”のだから

――向けられたものを幸せとともに噛みしめて
貴方とともに描く明日を想像しながら
繋いだ手を、ぎゅっと握りしめる。

温かな鎖を、共に絡めるように**]
(83) 2022/08/17(Wed) 7:30:25

【人】 四谷 隆史

― 後日:よつやくんはふとらせたい ―

[光樹と暮らし始めてから暫くして。
はじめは頭ハッピーお花畑になっていた俺であるが
気づいてしまったことがある。

それは、光樹の食事への無頓着さであった。
朝も昼も夜も携帯ゼリー食でいいやといった程の様子>>-184
しかもよくよく見れば俺より細身に見える。
これはいけない。
俺は彼の食生活を変えなければならないと強く決意した。

ということで、携帯の料理サイトのレシピや
テレビ番組や新聞に掲載されているレシピを
1冊のスクラップ帳に纏め、毎食手料理を作るようになったのである
反応の良かったものを繰り返し作って食べてもらうために!

だがしかし。

……美味しいと食べてくれてはいるが
どうもどれを食べてもそうな気がしてならない
俺は頭を抱えている。]
(92) 2022/08/17(Wed) 20:07:59

【人】 四谷 隆史

 まなぶぅ……お前どう思う……?

[返事がないのはわかっているが、
部屋の隅に備えた簡易の仏壇と位牌に語り掛ける大学生。
傍から見るととてもシュールな光景であった。

朝は出汁は日高の昆布を使った味噌汁等素材にこだわった和食
昼は手作りの弁当
夜は肉や魚をバランスよく……と主婦さながらの献立を考えてはいるのだけれど
どうも光樹の食事の好みが掴みづらいのである

これは本人に直接聞くしかない……!
息子(の位牌)に独り相談した結果、結論に至った俺は
仕事から帰ってきた光樹に夕食を用意しつつ
聞いてみたのであった。]
(93) 2022/08/17(Wed) 20:08:21

【人】 四谷 隆史

 光樹って、どんな料理が好きなんだ?
 どうも……何食べても同じような感じがしてなぁ。

 できれば好きなもの、おなか一杯食べてほしいなぁって。

[などと、エプロンとお玉を装備しながら
わくわくどきどきしながら尋ねるのであった。*]
(94) 2022/08/17(Wed) 20:08:38

【人】 四谷 隆史

[お玉とエプロン装備でふんす!となりながら
俺は君の好み……の、料理が知りたい。
そう光樹に問うてみたのだけれど……>>96]

 そ、それは嬉しい。

[けど、そうじゃない。そうじゃないんだ。
俺としては一番君が美味しい!と
食べてもらえる料理を作りたいのだ!

と内心おもっていたところ。
困ったような表情をするので、あっあっ
迷惑かけてしまったんだろうか、と今度は此方が慌ててしまう]
(99) 2022/08/17(Wed) 22:55:27

【人】 四谷 隆史

[困った顔で……よくわからない、という貴方は
本当に、わからなさそうな顔をしてた

まるで途方に暮れた子供のように>>97

――彼の家庭環境については共に暮らす中で
その断片でも察することはあったろう。
彼が犯した罪を知るなら、なお。そうならきっと
察することも出来たとは、思う

だから。ねぇ。光樹。
俺は、この言葉に>>98
嬉しくて、ちょっぴり泣きそうになったのであった]
(100) 2022/08/17(Wed) 22:55:42

【人】 四谷 隆史

[光樹の言葉>>-223を聞いて、
よしやるぞ!とやる気に満ち溢れる己は
光樹を世界の中心として今日も地球は回っている状態であった

今日は魚、じゃあ明日は豚だ。
ちょっと奮発してブランド豚とかでもいいかもしれない
何時か好きの中に、君の特別好き、を見つけたら
そんな未来を想像して緩む口元

君が笑みを零しながら食べる姿を見ると
俺も喜びに胸が満たされるのである]
(117) 2022/08/18(Thu) 7:37:23

【人】 四谷 隆史

[どんなに忙しくても毎日掃除は欠かさず
布団だって週に1回はお外に干して毎日ふかふかにしよう

お弁当や朝食が不要な日があっても
その分次の食事は豪華なものにと張り切って

あなたにとって家が、いつでもあたたかでありますように
あなたにとって、この場所が「帰って」きたくなるような
そんな場所になれるように

ただいまと、声がしたら
待っていた俺がお帰り、と返せるように

君の中を俺で満たし、俺の中は君で満たされる>>*27
それはとても

         幸福、なこと!!*]
(118) 2022/08/18(Thu) 7:42:22

【人】 四谷 隆史

― 後日:とあるひのふたり ―

[1年に一度、俺は光樹に我儘を1つ言っている
傍に居たいとか、ぎゅっとしてとか
そういったものを含めればいつも我儘だろうけれど、
そこは目こぼしして欲しい

1年に一度。貴方と出会った日
その日は俺の生まれなかった子供の、命日
その日に行くお墓参りに、大事な貴方に
ついてきてほしいのだと、願う

本日はその予定に1つ、追加で美術館に寄ることを
願うのには少し貴方に驚かれたかもしれない

どうしても見てほしいものがあったんだ。
って、言って
美術館に持っていくには不釣り合いの
造花とお水の入ったペットボトル
それらを持って2人でやってきた個展>>134

見てほしいものは、その作者のものではなく
一区画にある、中央の絵である]
(136) 2022/08/18(Thu) 22:00:22

【人】 四谷 隆史

 ……これ、返そうかなって思って。

[同じ”チハヤ”なのか、別のチハヤなのかはわからないけど
若しかしたらあの日探した”チハヤ”さんに関りのある人かもしれないから

アーティストにか、それとも個展の開催者にか。
あの日拾ったスマートフォンを渡そうと思って。

その時に世話になったお礼と
それからとある廃墟にて途中ではぐれてしまって未だ――……
といったことを話せたらな、と思う
できなければ、関係者の方にこれをと、預けようとするだろう。]
(137) 2022/08/18(Thu) 22:00:38

【人】 四谷 隆史

[それがもし、できたなら。
俺は君の指に己の指を絡めて



    行こっか、って微笑むのだ


――今日は我が子の命日であり
そして世界で一番大事なあなたに、出会った日**]
(138) 2022/08/18(Thu) 22:00:54
 




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