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【人】 経理課 望月 ロビン荷物をそれぞれの相部屋に置き、ベッドに身を沈めて移動の疲れを取る暇もなく。 昼寝くらいなら部屋に備え付けられたチェアでする時間はあったかもしれない。 さておき、広がるリゾート感あふれる景色はそれだけでもちょっと特別だ。 水着着用のスパは遜色のない心地よさを身体に提供し、疲れた身体を癒やしていく。 温水の張ったバラエティ豊かな浴槽は、広々と全身浸かることができる。 水着エリアを展望できるところでのんびりとくつろぎながら、改めて施設の説明に目を通す。 「……へえ、こことこの曜日は薬効が謳いの露天風呂が解放されるんだそうだよ。 ちょっと楽しみだし、それ以外のスパや温泉エリアは少し穴場になりそうだ」 誰ともなく声をかけつつ、自分は肩まで温水に浸かる。 大きな身体を水の中に埋めるのはちょっとした施設では難しいところだが、 実波シークレットパラダイスではそうした心配もなく他の人と同じようにくつろげている。 (1) 2022/09/21(Wed) 21:51:56 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>22 牧野瀬 「やあ、牧野瀬くんは今から向かうところかな。 それとも目的地は違うところ? ちょうどね、温水エリアから上がってきたところなんだ」 行きがけ、探索中の相手を廊下の向こうに見つけて声をかける。 温泉のほうからやってきたのだろう。コーカソイドの資質の混じる肌は湯気をまとって、 身の内の血潮をピンク色に浮き上がらせている。 水気の混じった髪は今まで結っていたのかちょっとクセがついていた。 「このぶんだとみんなとはすれ違いになりそうだ。 ちょうど今ならまだ空いてる頃で、社長もいないんじゃないかな」 ちら、と自分が来た方向の施設に視線を向ける。 今の今まで人はあまりいなくて、ちょうど穴場の時間帯。 もうちょっとすれば賑わいも出始めるかもしれない。 相手が何から逃げてきたかは知ってか知らずか、どうだろう、と着け添えて。 (26) 2022/09/22(Thu) 8:55:27 |
【人】 経理課 望月 ロビン「……結構普通だね。こんな感じか……」 他の人達よりもだいぶん遅れて食事の席について、 もう食べ終わっていたり人が捌けている時間にようやく腰を落ち着けて発表物を見る。 画面に映された性癖が……というよりかは、 あの社長 としては、という感想。もっととんでもないものが出てきても可笑しくないというのが人物評だったため。 「にしても普段の業務時間にこういうことをするのはちょっと困ってしまうな。 その辺で苦労しそうなのは僕らより常務や専務なんかだから関係ないけど」 苦言というよりかは笑い話だ。冗談めかして済ませる感じの。 ほかの誰かの嗜癖が明かされたとしても、同じようにあとのこり無く済ませてしまうんだろう。 表向きは、おそらくきっと。 あったかい番茶で朝の頭を起こしながら、そんなふうに最初の発表を観ていた。 (29) 2022/09/22(Thu) 10:22:43 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>27 牧野瀬 「はは、まああの部屋は今日だけは社長の部屋でもあるから。 どちらにせよ大変だね。ベッドや荷物の位置なんか、気になるなら交換しようか?」 何をどんなふうに嫌がっているのか、なんてのは聞き返さない。 愚痴っていうのは対話するものじゃなくて、一方が耳を傾けるもの。 想像だけで気の回らない部分は、相手の反応を待ちながらに少しずつ提案する。 「しっかり涼しいプールで泳ぐのはせめて明日からだね。 水に入って気持ちいいくらいの空調は保たれてるみたいだから、 あんまり心配もいらなさそうだけど。移動の疲れもあるだろうからね」 いってらっしゃい、と軽く手を振って見送り、曲がり角の向こうに消えたなら部屋に向かう。 間仕切りを挟んで2:2になった部屋はさて、最初はどんなものだったかはともかく、 社長を遠ざけたがっている様子の彼にとって苦労しそうな部屋割りからは、 戻ってくる頃には直されているかもしれない。 (32) 2022/09/22(Thu) 11:19:17 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>33 忌部 「"Oj"」 もうほとんどすっかり人も捌けているものだと思っていたからか、 掛けられた声には軽い驚きの声があげられた。 食器を置き、どうしたものか、なんてふうに目線があちこちに行ってから戻る 「おはよう、キミの方は寝坊……でもなさそうだ。 そのぶんだと朝風呂を浴びてきたところなのかな。 僕はシャワーで済ませてしまったけど、せっかくの機会だしそのほうが気分よさそうだ」 ついつい普段の生活ルーチンをなぞってしまったことに失敗を思う。 明日からは他人の身振りに倣ってみようか、なんて考えながら空の手を顎に当てる。 席に着く分には別段咎めるわけでもなく、ただなんとなく居心地の悪そうな素振りはあった。 「もう朝の"発表"は見た?」 (38) 2022/09/22(Thu) 12:17:40 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>40 忌部 「あはは、そんなに家のお風呂は狭いの? それとも倹約家なのかな」 立場が同じなのだから同じくらいは給料も貰っているだろうに。 ただでさえ姿勢のあんまりよくない相手が小さくまとまっている様子を想像して、 ちょっとだけ吹き出して笑いそうになってしまった。 「食事中だよ、信クン。 でもそうだね、すごくセクシーだったと思う。業務時間中でなければ。 プライベートな空間でだったらもっとドキドキしたかもしれないね。残念。 信クンはああ、温泉で見たの?」 今は休暇中だけれど、写真の様子は仕事中。 線引はともかくとして、案外乗り気の様子を見せはする。 今結果を確認したわけではなさそうな口ぶりに、何の気なしに問いかける。 (46) 2022/09/22(Thu) 15:43:17 |
【人】 経理課 望月 ロビン>>49 忌部 「いいけど、お風呂に入って帰るの? 銭湯みたいだね。 信クンのためにアヒルでも浮かべておこうかな。押したら甲高い声で鳴くやつをね」 嫌な顔をするわけではないが、ちょっとおもしろい響きだと受け取ったのが表情に出ている。 普段からこうしておどけた調子で話しているのだろう姿を、普段通り見守っている。 どちらかというと上がり下がりする声やテンションの調子を面白がっているようだ。 「ごめんね、僕お酒飲めないから。迷惑かけるわけにもいかないからね。 逆だったらまだしも、信クン一人で僕を介抱するのだって大変だろうからさ」 申し訳無さそうな声の調子はしているものの、言葉通りほど悪びれるでもない。 ふいと目をそらして番茶を啜る。量が減って冷めている分減るのも早い。 いつの間にか食べ終わったのか下げてもらったのか、 目の前に並んでいる食器もほとんどなく、湯呑が空けたらそれで食事は終わりになりそうだ。 (57) 2022/09/22(Thu) 19:33:27 |
望月 ロビンは、食事の時間を他の人とずらすように取り計らってもらった。 (a11) 2022/09/22(Thu) 20:52:30 |
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