239 【身内】ミッドナイト・カマイユ【RP】
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
景斗は街路灯 デュランに投票した。
デュランは街路灯 デュランに投票した。
那岐は街路灯 デュランに投票した。
デュランは村人の手により処刑された。
月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
[誘い文句に彼も乗れば、シャワーノズルを渡して、
先に湯船に足先を入れた。
肩まで浸かっても溢れなかった湯は、
身体を洗い流した景斗さんが遅れて入れば
ざば、と勢いよく溢れ出して浴槽から溢れていく。
その勢いに、くすりと笑いを忍ばせながら
少し身体を移動させて隙間を作ろうとして。
自然と彼に背中を預ける形になり、
自身の心の赦し具合を知って笑った。]
……っン、……
[ぽたりと背中に彼の髪の雫が落ちたかと思えば、
強く吸われる気配に、あえかな声を漏らして。]
……ふ、……綺麗じゃないですよ、
洗ってもらうために残してたから。
[軽く洗いはしたけれど、彼が残した言葉通り。
洗ってもらうつもりでは居たからそんな返事を
笑い混じりに返して、ゆっくりと背を預けていく。
彼が息を吐くのを真似するように
ふぅ……、と長く息を吐き出した。
湯船に浸かると身体は自然と弛緩していく。
すれば、ぽつりと落とされたものは
反省するような声だった。]
[水面から顔を上げて、後ろまでは振り向けないものの
彼に後頭部を預けるようにして横顔を覗く。
言葉は続いた。
同時に伸びてくる手が身体を引き寄せるから、
小首を傾けて続きを促せば、
率直な恋人の欲を向けられて、頬を染めた。]
あー……その、気遣って出て行ってくれたのは
気づいて、ました、けど……
その、……洗うのも、
俺が躊躇ったから、です、よね。
[改めて言葉にするのはやはり恥ずかしい。
けれど、察して欲しいばかりじゃ伝わらないから、
ぽつ、ぽつとつられるように言葉を、落とす。]
[見上げた視線は再び逸らすみたいに前に戻り、
水面に落としてしまった。
さすがに視線まで合わせてしまうと恥ずかしさが勝つ。
お腹に回った片手を救い上げて両手で包み込む。]
呆れたり、は、しないです。
[もじ、と包み込んだを揉み込むように握ったり、
解いたりして、先程まで自身に触れていた手を眺め。]
[指遊びはまだ続けながら、首筋に当たる頭に
自身の後頭部を乗せるようにトン、とぶつけた。]
毎回?
ここもうちより十分大きいと思いますけど、
もっと広いところってなると
一軒家か、結構広めのマンションになりそうですね。
[ふふ、を笑いながらも嫌だとは言わない。
けれど、寝室の話になれば、ん?と少し首を傾げた。]
[引っ越しが同棲になるとはすぐには思い至らない。]
そう、ですね……、職場から近くて、スーパーもあって。
コンロがIHで3つあるといいですね。
[実際に物件を探すわけでもない。
希望を出すくらいならと思いつくものを口にする。
彼がマッサージの為に動き出せば、
ゆらゆらと湯船が揺れ始めて、その行為にまた笑って。**]
[ その声にいつも、思考を握られている気がする。
無防備に預けてくれるしっとりとした背中に、今は赤が
一つだけ。
行為に夢中になる内にいくつも散らしてしまうから
常は、赤が点々としている。
日に焼けることのない背中にその赤はよく映えて
そしてその声と同じくらい艶めかしい。 ]
綺麗だよ。
あったまったら洗おうね
[ そうして零した声に返る言葉には、 ]
それもなくは、ないんだけど
[ 気遣いとは少し、違う。概ねは正しいのだが
種類が少し違うような気がして。
それでも返る言葉を最後まで聞いてから。
もう一度、その背中にぺたりと懐いて ]
そうだよ、毎回。
毎日、でもいいくらい。
好きなんだ一緒にお風呂入るの。
[ もう何度だって互い裸など晒しているだろうに
律儀に恥ずかしがってくれるから、とは流石に言わない。
嫌だと言われないのを良いことに。 ]
一軒家かぁそれも有りだなぁ
通勤のことも考えつつ、そういう場所あるかなぁ
ああ、それは大事だね。
キッチンのことは那岐くんのほうが
使い勝手を考えてくれると助かるかも。
俺よりも那岐くんのほうが使うだろうからね
[ もにもにと腕の筋を揉みながら、 ]
泊まりに来る、くらいなら今のままでも
良いのかも知れないけど、一緒に暮らすとなると
那岐くんの部屋にあるものも、運んでこないとだし
それだと手狭になるよね。
[ 笑う君につられて、笑う。
まるで先の未来を夢想しているようでいて、
わりと現実的なプランニングをしていることに、
今は気づかなくても良い。 ]
[ 程よく温まって、常日頃酷使しているであろう
腕と手のマッサージを終えたなら、約束通り
背中を洗い、頭を洗って。
自分も済ませると、ドライヤーを手にした。
したいのだ、と訴えれば断られることは
なかっただろう。
そして漸く落ち着いて、食事の準備へと取り掛かる。
とはいえほとんど済ませてくれていたようだったので
鍋に火を入れるくらいのことしかしていないが ]
………そう言えば、那岐くん夕飯は何時に食べた?
[ すっかり忘れていたが、0時前後に帰宅している
よもや自分を待っていて食事もまだ、などと
言うことがあれば両手を合わせて謝罪をしたに違いない。* ]
…………、
泣く、のは嫌だからって訳じゃないから。
それに……、
[涙を流す理由が一つだけじゃないこと、
それは何度となく涙腺を壊してきた彼なら知っているだろう。
身体を揉み込む手はそのままに、
もう片方の手を大切そうに引き寄せる。
彼が自身の体を洗いたいというように、
甘やかす表現は一つ一つ、人によって違うのだから。]
恋人は甘やかしたくなるものでしょう?
[自身を余すところなく触れる指先を撫でて笑む。
不意に切り替わる話題に一瞬、虚を突かれつつも、
徹夜で?と笑えば、湯船の中の湯がまたちゃぷんと跳ねた。]
[毎回、毎日。
互いの環境を思えば、実現には叶わないものだろう。
それでも、好きだと言われたら叶えたい気持ちはある。
一軒家は仮定の上で出した話。
通勤と言われて郊外を何となく思い浮かべたけれど、
自身がそこに収まっている感覚はしない。
けれど、キッチンの使い勝手に彼も入っていることや、
個室の話にまで話題が上がれば
彼の計画の中に自身も入っていることに擽ったくなり
身を竦めるようにして肩を少し湯に沈めた。]
……そうですね、いつかは。
合鍵じゃなくて、同じ鍵を持って。
”泊まる”じゃなくて、”帰る”ようになるのも、
いいかもしれない。
[
それまで、呆れないで居てくれるなら──、
偶に彼が口にする言葉と同じものを、自身も抱いている。]
[ その不安を彼がいとも簡単に掻き消してくれるのは、
もう少し、先の話になるけれど──。 ]
| [マッサージで軽くなった手をひらひらさせた後。 宣言通り、髪と背中を洗ってもらい、 時に指先の擽ったさに身を捩ったりして笑い。 新しく出したパジャマに身を包み、風呂から上がれば 今度はドライヤーを構えていたから、 目を細めて浴槽の中と同じように彼の前で背を丸め、 温風を浴びた。
その温かさに少し眠気を誘われ、 瞼が落ちそうになったけれど、立ち上がる気配に はっと意識を取り戻す。]
ああ、帰ってきてから一緒に食べようと 用意してたんです。 ……全部、途中になっちゃいましたけど。
[後半は先程のキッチンでの行為を思い出して、 俯き、朱を散らしてしまって。] (0) 2024/01/08(Mon) 15:47:22 |
| [小口切りにしたネギも、冷めてしまった出汁も まだキッチンに残っているだろう。 彼がそちらへ消えるなら、一緒に後を追いかけた。]
もう新年は開けてしまいましたけど、 食べましょうか、年越しそば。
[キッチンは先程の惨状が綺麗に片付いている。 先程、先に彼が浴室から出た時に始末していたのか。 事後処理ばかりを任せて申し訳なくなるけれど。
せめて、と。 そう笑って、改めて作り置いていた出汁に火をかけた。*] (1) 2024/01/08(Mon) 15:47:33 |
| [ 体を清め、寝間着に着替え、 髪も乾いた後のこと。 眠たそうにしている彼と違い、 未だ高揚状態が続いているようで、 眠気のねの字も訪れない自分は、空腹に 耐えかねる頃合い。 聞けば、やはり一緒に食事をしようと 用意して >>0待っていてくれたらしいので 両手を合わせて ] ――ごめん、帰って早々に 盛ってしまいました。 [ そう謝罪をし、キッチンへ向かう。 実を言うと反省はあまり、していないのだが 調理は請け負うつもりでいたが、追いかけられたら 素直にうなずく事にしよう。 ] (2) 2024/01/08(Mon) 17:55:57 |
| 家で待っててくれているから 美味しいもの作ってくれているんだろうなぁって 楽しみにしてたんだけど。
[ 先にしたいことが出来てしまった、という言い訳は 言うまでもない、というところ。 ]
何をしたらいいかな?
[ 率先するというよりは、手伝いを買って出る形に 落ち着いてしまうのがなんとも情けないが、 しっくりくる、形なので。 ] (3) 2024/01/08(Mon) 17:56:08 |
| [ そばの出汁が湯気を立てるころ、 つけっぱなしだったテレビからは、 夜通しと銘打たれた生放送の音楽番組の 音がする。
さっさと退散してしまった己と違い、 年末特番で共演したアーティスト達が 夜通し、仕事をしている。
御苦労なことこの上ない。 ]
いただきます
[ 夜更けも近いが二人揃って食事を始めよう。 ]
いつかお店で食べた鴨そばも美味しかったけど これも美味しいね。
………市販の調味料の他になにか 使った?
[ 温かな出汁からはふくよかな香りが漂って。* ] (4) 2024/01/08(Mon) 17:56:22 |
| 実家は大晦日は、蕎麦なんです。 足りないだろうから、蕎麦に乗せる海老天の他にも、 野菜の天ぷらをいくつか。 もう揚げてあるので、電子レンジで温めて貰えます? [ラップしてあったかぼちゃや舞茸の天ぷらを >>2:+42 お皿ごと彼に預けて、目線でレンジを促す。 自身がキッチンに立つようになる以前から、 電子レンジはよく活躍していたのだろう。 他の電子機器よりも使われている形跡があった。 温めるだけで油分も落としてくれる高性能なレンジは 彼のほうが使い勝手が詳しいだろう。] (5) 2024/01/08(Mon) 21:03:42 |
| [言っている間にも湯が沸き立ち始め、 蕎麦を軽く茹でてから水気を切る。
ひと煮立ちしたそばつゆは先に器の中に。 そして揺蕩うそばつゆの中に蕎麦を入れて葱を足す。 仕上げに海老の天ぷらを乗せれば年越しそばの完成だ。
二人分の蕎麦をこたつへ運ぶ間も、 テレビからは新年の祝いの言葉が続々と流れている。 聞き慣れない歌の中に、 先程の番組で流れていた曲もいくつか混じっていた。]
いただきます。
[彼が座るのに合わせて、一緒に両手を合わせる。] (6) 2024/01/08(Mon) 21:03:53 |
| [天ぷらには塩と、蕎麦つゆで使っためんつゆを つけダレ用に添えていた。 蕎麦に乗せた海老の天ぷらは普段のぱりぱりした感じより しとりとつゆが染み入っていて、柔らかい。
彼が箸を付けるのを眺めながら。]
市販で売っている本だしに みりんと醤油を入れただけです。
……ああ、でも、 塩だけは瀬戸内の塩を少し使ったかな。
[少量の調味料にも気づいたのか、 味覚が鋭敏になってきたように感じる彼に、 思わず双眸を細めつつ、蕎麦を啜る。*] (7) 2024/01/08(Mon) 21:04:23 |
| [ おなか空いていたんでしょう? >>-6そう問われて ぐうの音もでなかった。 そうだね、先に食べさせてと言った気がする。 今思えば切羽詰まっていたとはいえ、 他に言いようもあっただろうに。 それでも合わせた両手に、ぽんと手を乗せられたなら 許されたも同然、だろう。 期待して待っていたというのが真実なのは 先程大いに実感したわけだ。今はさらりと流してくれたので 甘えておくとする。 ] (8) 2024/01/09(Tue) 21:17:19 |
| そうなんだ、ウチは昼だったな。 夜は母さんと、ばあちゃんが張り切るから。 三が日何もしないためにって。 そういえば、母さんがウチ来ればいいのに 那岐くんもくればいいのにって言ってたよ。 忙しくて伝え忘れちゃってた。 [ ラップのかかった皿 >>5を受け取り、レンジへと入れる。 以前は惣菜と飲み物を温める程度にしか 活躍の場がなかった電子レンジ。時代と共に 進化した家電のありがたみを感じるのは 彼に教わった調理法を試したりするようになった、 近頃のこと。 そんな機能もあったのか、と合鍵を渡した前後あたり 説明書を読み漁って目を見張ったものだ。 結果的に、高性能高額を勧めてくれた店員さんに 感謝したほど。 ] (9) 2024/01/09(Tue) 21:17:39 |
| [ 簡単な仕事を自分に任せてくれた彼は そばの準備に取り掛かっていたか。
たっぷりの湯にそばを投入した頃、 レンジがピッと鳴り、程よく天ぷらが温まった。
二人分の蕎麦がこたつの上に並ぶ。 テレビの画面では、アイドルグループが 深夜だと言うのに、元気いっぱいに 舞い踊っている。
二人揃って、食事の前の挨拶をして。 美味しさの秘密を聞き出そうとすれば 特別なことはさほどしていないみたいな 顔をするから、目を丸くする。 ]
塩かぁ基本だけど、基本だからこそ 変わるのかなぁ
[ ――たいがい、何を食べても美味しいを口にして しまう己に繊細な違いが分かるかどうかは 怪しいが、これでも最近、ささいな違いには 気付けるようになってきた。 ] (10) 2024/01/09(Tue) 21:18:09 |
| ――明日はさ、
[ 残る蕎麦も半分、天ぷらに至っては ほぼなくなった頃、 ]
なーーんにもしないで、だらだらしてよう
[ 日頃のデート、とそう変わらない提案をする。 出かけるのを厭うわけではないけれど、 家の方が、ゆっくりできるし、何かと便利なもので。 ]
昼過ぎまで、寝てよう
[ 初日の出は、眠る前に見る算段。 その後はきっと二人揃って、泥のように眠ることに なるだろうから。* ] (11) 2024/01/09(Tue) 21:18:44 |
| [年末年始の過ごし方も、しきたりも、 育った場所や環境によって違う。 彼が口にした二人には夏に会ったこともあり、 名を聞いただけで張り切っている表情が浮かんだ。] お節って元はそういうものでしたよね。
お誘いも、そう言ってもらえるのは嬉しいです。 けど、……実のところは、 息子の顔が見たいんじゃないですか?
[彼の実家には足繁く通うには距離がある。 時折電話で連絡を取り合っているのを耳にもする。 俺が行くことになれば、自然、息子も同伴になるだろう。] (12) 2024/01/09(Tue) 22:25:16 |
|
また、その内。 休みが取れればご一緒します。
[浴衣を用意してはしゃぐ姿を思い出して、表情が緩む。 少し、昼間に会った母と重なる気がした。] (13) 2024/01/09(Tue) 22:25:51 |
| [電子レンジの使い勝手と、プロの手伝いにより 温めるだけでも天ぷらは衣がからりとしていた。
少し癖のあるまいたけの味。 それとは全く真逆の野菜の甘みを伝えるかぼちゃ。 蕎麦の出汁の合間に口に放り込めば、 さくりと、衣が割れる音がした。
時々、この歌知ってる。という会話を挟みながらも、 深夜の食事は進んでいく。] (14) 2024/01/09(Tue) 22:26:04 |
| そうですね、量も、ですけど。 使う塩によっては結構変わりますよ。
天ぷらを塩で食べる人が多いのも、 そういう口の肥えた人が多いかもしれません。
[店でも洋食に限らず、和食も用意することも多い。 天ぷらはやはり秋から冬にかけて作る機会も増える。 塩にこだわるお客様は、使った塩を家でも使いたいと 聞かれることも、一度や二度ではない。] (15) 2024/01/09(Tue) 22:26:13 |
| [蕎麦がなくなり、残った出汁を少しだけ啜る。 そういえば、以前店で出した料理を彼は、 自身が下拵えしておいた野菜やスープを 利き分けたことがあった。 店で作ったものと同じものを食べたいというような話は、 それこそ彼と付き合い始めた頃には数度 あったような記憶があるけれど、 それも、少しずつ減ってきたように思う。 それは、自身が彼の家で作る味を覚え始めたからか、 店との違いに気づいたからか、定かではないけれど。] (16) 2024/01/09(Tue) 22:26:57 |
| ごちそうさまでした。
[両手を合わせて、箸を置く。 流れていたアイドルの歌は、トークに切り替わっている。 明日の寝正月への誘いは魅力的だ。]
昼過ぎまで眠るのは、いいですけど。 起きたら、近所の小さな神社でいいので 散歩がてらお参りにいきませんか? (17) 2024/01/09(Tue) 22:27:19 |
| [初日の出を見るなら、 少しゆっくりした初詣になってしまうけれど。]
お守り、買っておきたいんです。 交通安全の。
[一年の計は元旦にあり、というのなら、 彼の無事を祈ること。 用意しておくに越したことはないから。*] (18) 2024/01/09(Tue) 22:28:04 |
| ウチは男は台所に入ってくるな、邪魔だからって 感じの……カカア天下?ってやつだったから。 三が日は父さんと俺の方が買い出しやら なんやら引き受けてたよ。 ……どうかなぁ [ 息子の顔が見たいのではないか >>12 それも否定はしない、が ] すっかりセット売りにされちゃったのは 間違いないよ [ 彼と居て幸せそうにする息子の顔と、 そうしてくれている恋人の顔を一挙両得したいのだ あの両親は、ちゃっかりしている。 ] (19) 2024/01/10(Wed) 19:13:10 |
| そうだね、しばらくは好きな時に 休み取り放題らしいから。実家もいいけど。 旅行もいいなぁいつも俺の行きたいとこに 付き合ってくれるから、どこか行きたいとこ あれば、行こう。
[ ほぼ忘れかけていたが。年末の大型番組に 出演する代わりに、差し出されていた休暇を 思い出して、笑う。 ]
忙しくなる前に良く夢の国の映画見てたし 遊園地も良いかもしれないなぁ
[ 夢の国は多様性に寛容な国である いつも違うデートが楽しめるかもしれない。 乗り気なようなら次の週末にでも、ガイドブックを 買って帰ることは間違いない。 ] (20) 2024/01/10(Wed) 19:13:39 |
| [ 天ぷらをそのまま食べる、なら。 サクサクとした衣に齧りつくのが醍醐味、だが 天ぷらそば、になると出汁を吸って じゅわりとした所 >>7が、良い所だ。 出汁の染みた海老の天ぷらの最後の 一口、を平らげると はふ、と満足のため息が出る。 ] ああ、そうかも天ぷらを塩で食べる人いるよね そういえば大昔、刺し身を塩で食べたことがあったけど なるほどあれも良い塩だったのかな [ 食にこだわりがある人なら尚更、 料理に付いて詳しく聞きたくなるものなのだろう。 自分は、だいぶ優しく噛み砕いてくれなければ 理解できないことがほとんど、だが。 空腹具合は相当だったらしく、つゆまで 飲み切り、明日の誘いをかけると、 誘い >>17を返されて、二つ返事で頷いた。 ] (21) 2024/01/10(Wed) 19:13:56 |
| いいね、おみくじも引いておかないと。 じゃあ俺は家内安全のお守りを買おうかな。
[ 交通安全のお守り、はこの国で暮らす人たちには 等しく必要なものではあるが。
――俺の好きなものを否定はしない けれど心配だから。そんな思いを感じ取って。
腹だけでなく、胸までぽかぽかと暖かくなる。 ]
少し休んでて。洗い物片付けてくる。
[ くしゃり、と彼の前髪を乱して、立ち上がる。 これは気遣い云々ではなく、おいしいものを 作ってくれた功労賞といったところ。 ]
そういえばアイスあるよ。食べる?
[ こたつを設置した翌々日あたり。これもまた こたつの醍醐味、と買っていたカップアイス。 頷くようなら片付けを終えた後、コーヒーカップと 一緒に、カップアイスが炬燵の上に並ぶだろう。** ] (22) 2024/01/10(Wed) 19:14:20 |
| [少し古風にも思える高野家のしきたりは 家系ならではか、地域の風習か。 幼少の頃からキッチンに立つ従姉妹の周りを うろちょろしていた自身とは 反対の暮らしをしてきたのだろう。 買い出しも立派な仕事ですよ、と笑う。
再び招く機会を得るほどに 好意を得ていたのだとしたら、有り難いことだと思う。 友人関係とは違う、同性の恋人に偏見を 持たれなかったことに内心、安堵を覚えながら。] (23) 2024/01/10(Wed) 21:50:18 |
| [休みが今までより取りやすくなる話は、 年末の大きな仕事を引き受けた条件の一つだと 事前に彼からは聞いていた。 話題に上がる限り、交渉は上手くいったのだろう。]
俺は行きたいところと言われても、 すぐには思いつかないから、助かってますよ。
[付き合っているという自覚はない。 寧ろ彼の興味が引くところを知るのは楽しみでもある。 ただ、遊園地、と言われれば 意外さに少し目を見張りつつも]
遊園地は、高校以来ですね。
[耳のカチューシャをつけている姿を想像して、また笑った。] (24) 2024/01/10(Wed) 21:50:45 |
| [天ぷらを塩で食べるのも、刺し身を塩で食べるのも 飲食店で働いていればよく見かける光景の一つ。
それでも、日本の塩の精製が世界でも有数なことは 料理に興味がなければ知ることはないかもしれない。
彼が興味を示すのならばその後も、 店で使っている塩や、蕎麦に使用した銘柄を上げる。 彼が仕事の話をするときのように、 料理の話をする自身の顔は綻んでいたかもしれない。] (25) 2024/01/10(Wed) 21:51:01 |
| 家内安全? それもいいですね。
[お守りは人に贈ると効果が強くなるとか。 信憑性は定かではないが、耳にしたなら試す価値はある。 好きなものならば辞める必要はない。 けれど、再び事故は起こしてほしくはないから。 せめても、と、持たせるのは自身の安寧の為でもある。
くしゃりと掻き混ぜられた前髪の隙間から彼を見上げて、 片付けを始める姿には甘えることにした。]
ありがとうございます。 それじゃあ、お願いします。
[キッチンに戻っていくのを見送り、 こたつの布団を身体に引き寄せ、温もりを求め。] (26) 2024/01/10(Wed) 21:51:17 |
| [食器を洗う音と共に、仄かに香り始める コーヒーの芳しい匂いに目を細めつつ、 アイスへの誘いがあれば、]
ストロベリー、あります?
[と、好みをリクエストしつつ、 選定チは彼に任せることにして。**] (27) 2024/01/10(Wed) 21:51:27 |
| [ 買い出しを立派な仕事だと言う彼 >>23の家の、家族のことは 話に聞くばかりだっただろう。それに不満などはないし、 姉のように慕う人物とは懇意にさせてもらっている。 が、彼が料理人という職を選んだ由縁については 僅かには聞いていたか。 幼少の頃の初恋、を含め思い出話は、 懇意にさせてもらっている彼女からも、しばしば 聞いているだろう。 口下手を自称するだけあり、自分から積極的に 話してくれることは少なくとも、聞けば教えてくれるので あまり問題はない。 ある意味実家に招待し、幼少の頃のものも含めて アルバム鑑賞までされている分、こちらはかなり オープンではあるが。 ] (28) 2024/01/11(Thu) 20:44:19 |
| そう?じゃあとりあえず、次の休みには 日帰りでもいいけど、温泉に行くのはどう? [ 今までよりも気軽に休みが取れる分、 近場への日帰り、にも足取りは軽くなるので そう持ちかけつつ、 ] 俺は子供の頃以来かな、なんにも 覚えてないから新鮮だろうなぁ [ デートと言えば遠乗り、温泉旅行、自宅、 などが主だった分、遊園地というワードに驚いたのか 目を見張る >>24ので週末と言わず、すぐにでも ガイドブックを、と考えるものの。 初売り、にガイドブックを買いに行くのを 想像するとミスマッチなので、ポチろうと心に決めて ] (29) 2024/01/11(Thu) 20:44:34 |
| 健康成就、とかでもいいんだけど。
[ 家内安全。 家族が安泰で災厄がなく 健康で過ごせること
この時先の未来を予見していたわけではない。 が、今一番身近なひと、として君の顔が思い浮かぶから。 ]
あるよ、定番のカップアイスだけどね
[ 二人分の食器を洗うのも慣れたものだ。 このくらいなら食洗機を使うまでもないので、 手早く済ませ、カップアイスとコーヒーカップを こたつの上へと運んで。
バニラアイスの蓋をぺり、と剥がす。 先程まで熱々のそばを食べていたところに、 アイスというのがまた贅沢を感じさせて。 ] (30) 2024/01/11(Thu) 20:44:44 |
| [ アイスを食べ、コーヒーカップの中身がぬるくなった頃 夜通し放送していた音楽番組も、終盤となる ]
そろそろベッドに入ろうか [ 声を掛けてから洗面所に向かうべく立ち上がろうとして ]
………抱っこ、要る?
[ 聞けば遠慮されてしまいそうだが、じゃれてるだけ といえばそう。じゃれている。つまりまだ、 眠る気はあまり、ない。* ] (31) 2024/01/11(Thu) 20:44:56 |
|
次の休みですか? 日帰りなら行けると思いますけど……、 ゆっくり決めてもいいですよ。 せっかくのお休みですから。
[互いに決まった休みがあるような仕事ではない。 ましてや国民的な番組に出た後ならば、 彼の容姿に気づく人も少なからず居るだろう。
自身はともかく、彼とその周囲の人のことを考えれば、 少し慎重になるべきかと、柔く時間を貰って。
今はまだ決まらぬ予定の話。 きっと子供の頃と同じ目を輝かせている彼は、 やはり眩しく、目を細めてしまった。] (32) 2024/01/11(Thu) 21:28:05 |
|
ははっ、だったら商売繁盛かな。
[家内安全、健康祈願。 どれもよく聞く祈願は、どれも自身へのものだろう。 仕事が趣味のようなものだから、ぱっと思いついたのは 色気も何もないものだった。 どれを選ぶかは、起きてから決めるのもいいだろう。
アイスを受け取り封を開ければ、 仄かにいちごの風味付けがしてある。 これも、頼んだわけではなかったからきっと。 自身の好みを覚えていてくれたものだろう。
プラスチックのスプーンで柔い場所を割り入れて、 口に運べば、冷気と甘味が広がっていく。] (33) 2024/01/11(Thu) 21:28:20 |
|
うん、美味しい。
冷たいものと温かいものを交互に食べると、 なんだか贅沢な気がしますね。
[アイスを口にしてから、コーヒーを一飲み。 奇しくも彼が同じことを考えていたとは気づかずに。 冷菓は口の中に溶けていく。
朝まで続く気配の音楽番組は、気がつけば 一区切りのエンディングを迎えていて。 タイミングを見計らったかのような ベッドへの誘いに、ん、と小さく頷き、ふと。 誘いとは違う方向に向かっている体勢に笑った。] (34) 2024/01/11(Thu) 21:29:12 |
|
洗面所まで抱っこ?
[くす、と揶揄うような声で返事をしつつ、 緩く首を振って自身の足で先に立ち上がりながら。] (35) 2024/01/11(Thu) 21:29:34 |
| [ 美点でもあるだろうが欠点でも、ある。 事にあまり自覚がないので、更に数点減点されるだろう。 己の見た目が優れているという自覚も以前に比べれば ないし、年末という近々に大型特番に出演したことで 知名度が上がっていることも、特殊メイクの腕を 信じすぎている。 己のことに関しては無頓着で。 そこはかなり、恋人に補って貰っていることに 気づかない点。美点且つ欠点である。 ] そうだね、いっそ次の休みをどう過ごすか 一日考える日、でもいいかもしれないな。 [ 出かけるにしても、そうでないとしても。 隣に君 >>32がいるなら、それは幸せな日になるのだから。 ] (36) 2024/01/11(Thu) 21:58:52 |
| いいね、それは杏さんとお店に 買っていこうか。 [ ただでさえ予約が取りづらい日もあるというのに、 商売繁盛 >>33とは商魂逞しい。店長も安泰という ところだろう。 いいねと笑いアイスの封を切りながらそう申し出る。 節目であるとか、記念日だとか。遠出をしたから 土産をだとか。そういう贈り物を彼らは断らないから 此度も。気持ち程度贈ることは許されるだろう。 贅沢 >>34という言葉には、頷いて小さく笑う。 ] (37) 2024/01/11(Thu) 21:59:04 |
| すごく小さなことなんだけどね 温かいもののあとに、冷たいもの食べるって 贅沢だなって今俺も思ってて、
なんか嬉しくて。
[ ほんの、ささいなことを。嬉しいと口にして 笑えるのだから、今日という日は幸福だし、 一年の始まりにそう感じられるのだから、 僥倖と言えるだろう。 ] (38) 2024/01/11(Thu) 21:59:18 |
| わかった、あとでね。 [ 要りませんと一蹴しても良い所、 くす、とからかうような声 >>35で笑い、 断らず、あとで、と持ち越されたなら。 大人しく空になったカップを預け、 洗面所へ向かい、先に歯を磨くとしよう。 鏡に映るだらしのない顔を眺めながら。** ] (39) 2024/01/11(Thu) 21:59:30 |
| [自身たちの手元にはお守りを。 店には熊手を持っていくときっと喜ばれることだろう。 それにはまず初日の出を見て、 昼には起きるという目標を達成してからの話。
新年に変わり、夜も深い時間を過ぎても、 まだ起きていたいという気持ちになるのは、 お正月のお祝いムードが為せる技だろうか。
アイスとコーヒーでいくらか眠気も引いて、 カフェインを夜の闇のように飲み干していく。] (40) 2024/01/11(Thu) 23:18:41 |
| [そんなに隙間に小さな贅沢を分かち合えば、 同じ考えを彼も口にしたことに、ふわり、笑う。]
そうですね。
こんな時間なのに起きてる人もたくさん居て、 新年を祝いながら、贅沢にアイスを食べて。 ……幸せですね。
[恋人と過ごす正月は、いつぶりだろうか。 手元や口元はアイスで冷えていても、 隣は、こたつのように温かく、安堵を齎してくれていた。] (41) 2024/01/11(Thu) 23:18:51 |
| [そんなやりとりを交わして、 アイスの抜け殻はダストボックスへ。 洗面所に後から追いつき、隣に並んで色違いの歯ブラシを。 鏡越しに映る緩んだ表情に目元を和らげ、 笑ってしまいそうになって、目をそらし。 大人しく歯を磨き終われば、ミントの香りが漂う。
先程汚してしまったパジャマは 明日出かける前に洗濯をしようか。
少し眠るのが惜しいなという気持ちも 懐きながら、両手を広げて待ちの姿勢を作り。] (42) 2024/01/11(Thu) 23:19:13 |
|
運送料はおいくらですか?
[冗談交じりにそんな問い掛けを投げて、 彼が抱えあげてくれるのを、待った。**]
(43) 2024/01/11(Thu) 23:19:23 |
| [ いくつかの過去を共有して、思い出を積み重ねて いつの日にか、今日のことも思い出になるだろう ]
うん、とても。 幸せだね
[ 取るに足らないことだ。 冬にこたつでアイス、などどこにでもありふれた事柄。 けれどそれを共有する相手がいて、同じ気持ちだと 伝え合うことで、何にも代えがたい特別な日、に なっていくのだ。 ] (44) 2024/01/12(Fri) 22:05:55 |
[ 後から追いついてきた彼と鏡越しに目が合って
緩んだ表情を見られたせいか、目を逸らされたが
ひとまずは歯磨きを終えて、彼の歯磨きが終わるのを待って。
広げられた両手の下から体を掬い上げるように、
抱き上げて。 ]
運賃は、そうだなぁ
キスがいいかな。
回数はお気持ちで。
[ 頬を寄せながら浴室を出て、ベッドへ向かう。
よ、と自然と出てしまった声に、年嵩を感じて
しまうのはご愛嬌。
優しくベッドにその体を横たえると、
自分もベッドに乗り上げる。ぎし、とスプリングが
軋む音と同時に、テレビと照明の電源を落とす。 ]
運賃、貰おうかな
[ 覆い被さるではなく、横に並び、
相手の唇を指先で、とん、と叩いて。
至近距離まで近づくと、目を閉じる。
何度しても、されるというその行為を、
欲してやまないから。* ]
……っ、
[脇の下に腕を差し込まれ、足が床から浮く。
あまり慣れない浮遊感に、一瞬身を固くしながら
身体を支えるように首筋に回す腕に力が籠もった。
いくらか体格は彼のほうがいいとはいえ、自身も成人男子。
この体勢を”される”側になるのは
未だに照れが残りつつも、なんだか嬉しそうにも見えて。]
お気持ち、ですか?
…………、
[回数と言われて更に迷う。
その間にもゆらゆらと身体は揺れて、
彼の足はベッドへと向かっていく。]
[運ぶといいつつも、距離は部屋の中の短い距離。
ベッドまではすぐそこで、足が止まると
壊れ物のようにゆっくりとシーツに横たえられた。]
…………、
[降ろされた後も、首筋に添えた手は離せなくて。
照明を落とす彼は少し窮屈だっただろう。
隣に彼が身を横たえれば、
さらりと長い髪が重力に沿って流れ落ちていく。]
[彼の指が、とん、と自身の唇に触れた。
離れていく指を視線が追って、彼の目に映る。
瞳は、瞼に覆われていて見えなかったか。
首筋に添えた手をゆっくりと滑らせて、
彼の頬に片手を添える。]
……じゃあ、まずは一回。
[キスの回数を数えたことはなかった。
整った顔立ちに顔を寄せ、
そっと唇を押し当てるように、触れる。]
[ これまでの人生、とくにそうするのが
好きだったというわけではない。
初めて、そうしたときは完全に
たった数歩の距離、歩くのを厭い、
また触れ合う肌の心地よさを手放すのを
惜しんだために抱き上げた。
ではそれから――は。 ]
ん、好きな回数で
[ 身を、全てを任せてくれるような心地になるから
時折、したくなってしまって。
成人男性の平均、であれば
持ち上げることに難はない、長時間とは
いかないが。 ]
[ わがままを叶えてくれる、と思っている側
ではあるが、運ばれる側には申し訳無さが
滲むのか、――恥ずかしさもあるのか。
それでも何度か付き合っているうちに
慣れてきたのだろう、抱え上げやすいように
首に回す腕に力がこもる。
短い距離を大事に抱え、寝具に降ろしても
首に回された手はそのままだったから
腕だけリモコンに伸ばして照明を落とし、
待機の姿勢に入る。
目を閉じているせいか、感覚がすこし
鋭敏になっているようで、
首から頬へ手が滑る感触に、小さく息を吐く。 ]
[ まずは、と前置きがあり唇が押し当てられる。
噛みつくような情熱的な口付けも良いものだけれど。
ただ触れ合うだけ、熱を受け渡すように、
柔らかく、触れるだけのそれに、
何故か、どくり、と心臓が跳ねた。
それを彼にも知って欲しくて。
片手を重ね、掬い上げ、己の胸に押し当てた。 ]
………、
[ ふ、と瞼を持ち上げたのは同じくらいの
タイミングだっただろうか。
ほんのひととき、泣いてしまいそうな表情を
してしまったのは、 ]
[感じるように味わうように、触れるだけのキス。
瞼を下ろせば、触れ合う場所だけが過敏になり、
互いの温もりだけを感じた。
もぞりと動いた彼の手が自身の手を導いて、
胸に添えられていく。
その動きに次第に視界を開けば、見つめる瞳と目があった。
微かにその瞳が歪んでいることに気づいて、
きょとりと、瞬いてしまう。]
……、
[胸に添えられた手は彼の鼓動を伝えているのに、
その表情に戸惑って。]
[なにか言葉を発しようとする前に、彼が口を開く。
その言葉を聞けば、ほっと安堵するように今度は
こちらの表情が僅かに歪んだ。]
……びっくりした。
泣かせたのかと、
[微かなすれ違いに笑う。
彼の心音を聞き分けていた手が自身の胸に
添えられると、自身も同じように鼓動が脈打っている。
僅かに驚いたせいで彼よりも心音は少し早かった。]
俺もですよ。
一緒に居られて嬉しいです。
だから、そんな顔しないで。
[眉尻を下げて、あやすようにこめかみに口づける。
次は、頬へ、鼻先へ。
少し休むように唇を離したら、こつりと額を擦り合わせ。
前髪を擦れ合わせて、様子を伺う。]
まだ、足りない?
[自然と柔くなった声色は、細く。
頬に添えていた手が彼の髪を撫でつける。]
……足りなかったら、
満足するまで、景斗さんから、
して。
[蠱惑の瞳を浮かべて、今度は誘う声を寄せて。*]
[ ベッドの上に転がって、睦み合うなかでの
歪んだ表情に、驚かせてしまったようで。 ]
泣いてるとこ見られたくないなと
思って。変な顔見せちゃったね。
[ 連鎖するように、僅かに歪んで、そして笑う。
一緒に居られて嬉しいと続ける
それを証明してくれるみたいに、彼の胸から
指先が拾う音が、少し早い。
あやすように、こめかみ、頬、鼻先へ唇が落とされ
額を擦り合わされれば、表情はとろりと溶けていく。 ]
[ 足りない?と問われれば
導かれるように、頷いた。
誘われるままに、吸い込まれるように、
唇を重ねる。
触れて、離れて、また触れて。
それでもまだ、足りない、と訴える本能のままに、
唇を舌で割り開き、上顎を舌先で撫でる。 ]
――まだ、 もっと、
[ 満足するまで、して。一度しか言われていない
その言葉が何度も頭を回っていくから、
再び噛みつくように口づけると、
根本から舌を吸う。
呼吸さえ忘れてしまうほど、夢中で。* ]
……ふ、泣きそうだったってこと?
泣いてるより、笑っていて欲しいですけど。
[困ったように苦笑を零して、またキスを落とす。
実際あやしているのかもしれない。
泣かれるとどうしていいか分からなくなるから。
泣きたいのなら、泣けばいいけれど。
傍にいることしかできないもどかしさを伴う。
だから、微かに笑う気配に分かりやすく
安堵の色を見せただろう。]
[触れ合わせるだけの唇は柔らかい。
目を伏せて、二度、三度、啄むように触れる。]
……ン、……
[酸素を求めて開いた唇の隙間を縫うように、
ぬるりと舌先が割入ってくれば、小さく声を漏らした。
微かに熱を帯びた、乞うような声が耳朶を擽って。]
……んぅ、ッ、
……ッ、ぅ……
[求める声に応えるように、ちろと舌を差し出せば
待っていたかのように唇で、歯で喰まれて。
音を立てて吸い上げられて、ぞく、と身体が震え。]
[キスとは呼べないほどの、濃厚な口付け。
ぐっと口蓋を開けるように頬に添えられた手が、
頬を抑え、口を閉ざすことを厭う。]
……っ、ふ
……ぁ、
[もっと、と望まれるままに吐息を乱して応え、
口付けに酔いしれていく表情は甘く、蕩けて。
その頃には与えることなど忘れていた。*]
そう。男の子だからね。
[ もう既に何度か、涙は見せている。
自覚があるものも、ないものも。
――感動モノの映画やドラマなど
一緒に鑑賞していたらよく見る光景
かもしれないが。
笑っていて欲しい
と言われた頃には
涙の匂いはもうしていなかった。 ]
ふ、
[ 求める言葉に応えるように、舌が差し出され
激しく絡みあう中、乱れた吐息が漏れ出して
くれば
思考もすっかり、相手を乱すことにばかり
集中する。 ]
いい顔、
[ 甘く蕩ける表情に目を細めて、抱きしめるように
回した腕にぐっと力を込める。
密着した体は互いの鼓動も、僅かな変化も
伝わりあうほど、ぴったりとくっついて。 ]
[ 与える与えられる、などという優しい表現ではなく
取り立てる、奪う、という表現が似合う口付けを
何度も繰り返せば、密着した下半身が、熱を持ち始めていく。
服の裾から手を入れて、腰から背に向けて
手を滑らせて、浴室で付けた痕をたどるように、
首の裏まで這い上がっていけば、自然と
肌の露出が増えて
ずり上げたパジャマは首元近くでたわんだか ]
寒い?
[ 聞いて、肯定が返るようなら暖房の温度を上げる、
ではなく、より熱を灯そうとすることだろう。* ]
[男の子だから泣かない。
というような文句は聞いたことがあるけれど。
彼の言う相槌は逆で、くすりと笑った。
確かに男であっても泣きたいときはあるかもしれない。
それは感動する映画を見た時、
誰かに手を差し伸べられた時、
もしくは──、 ]
……っ、
[恋人との深い口付けに溺れた時も。]
[唇が離れた隙間に呼吸を紡ぐ。
薄っすらと目尻に水膜を浮かべて囁く声を聞けば
その場所が色づくように朱く染まった。
不意に力強い腕に引き寄せられて距離が縮まり、
ぴたりとくっつき合えば下肢の変化に気づいて。]
……ぁ、……ッ、ゎ……、
[僅かに身動ぎ、身体をずらそうとすれば
今度はひやりとした空気と共に
彼の手が服の裾から忍び込んでくる。
その手が先程と同じように熱を上げるように肌をなぞり、
彼が示した跡に触れるから。]
……さ、むくはない、ですけど、……
[蕩けるような口付けも、肌をなぞる手も。
確実に情事の意図を思わせて、視線が泳ぐ。
たくし上げられるように首回りに新しくしたばかりの
着替えが撓めば、色づいた目尻は色濃くなり。]
……ぁ、
の
……、
[先程彼が口にしていた意図にようやく気づいて、
確かめるように、そっと呟いて上目に見上げる。
じわりと、触れられた箇所から体温が上がって。*]
[ 下肢の変化に気づいたのか、
思わず、と言った様子で身動ぐ。
寒くはないと言いつつも、
どこか、惑うような視線に、ふ、と
笑ってしまった。 ]
俺が満足するまで、していいんでしょう?
[ それはつい数分前の言葉の引用でもあるし
数刻前の言葉の言葉の引用でもある。
そういう?と問われることで、
ようやく合点がいったのかと、こちらも
察することができ、 ]
お風呂でもして、ベッドでもしようって
言ったの忘れちゃった?
[ 笑い声混じりにもう一度、触れるだけの
キスを贈る。今更嫌かどうかは、問うつもりはないので。
たわんだ寝間着を持ち上げて、自分の側に
軽く引く。
すぽりと、首から抜き取って、 ]
それとも本気じゃないと思ってた?
[ また笑い、自分も寝間着の上半身部分を脱いで。
抱き寄せれば、触れ合う肌が、また熱を伝え合うだろう。 ]
初日の出、一緒に見ようね
このままベッドの上で。
[ 願わくば繋がったまま、が理想ではある。が。
いざ朝日が昇ったとしても、そちらに興味がさけるかと
いうと、少し怪しい。
なにせ上目に見上げてきた瞳には薄く水膜が張り、
目尻は色濃く、紅が差している。
そういう彼の姿より、優先して視界に入れたいものなど
数える程もあるかどうか。
横向きに向き合っていた体制から、僅かに体を起こし、
覆い被さるようにすると、唇で顎先から喉仏を辿り、
とくとくと脈打つ心臓の上を通る。* ]
い、言いましたけど、
[身体を重ねることはシャワーを浴びたことで
終わったつもりで居たのは自身だけだったらしい。
硬く兆しを見せている下肢を押し当てられれば
興奮は十分に伝わって、先程までのキスが
あやすだけではなく熱を灯すものに必要だったのだと気づく。]
[帰宅した時に確かに彼は言っていた。
忘れたわけではないけれど、ジョークのつもりだと。
湯船に浸かってゆっくりと食事を堪能して、
仄かな眠気すら漂わせていたから、尚更。]
もう、眠るのかと……思って、
……って、ぁ、
そうじゃなく、て、んっ、
[眠るのかと言ってしまえば
まるで手を出して欲しかったみたいな言い回しになり
慌てて否定を重ねてしまう。
その間にも、するりと頭から上着を抜かれて
上着の裾から頭が覗けば一緒に持ち上がった
髪がぱさりと散らばった。]
[脱いだ上着が床の上で重なる。
ひたりと密着し合った肌が微かに熱を持つ。
本気じゃなかったのかという声に図星を突かれ
答えに窮し、返答に躓いてしまう。]
……本当に、初日の出まで?
[ちゅ、と掠めるだけのキスを受けて、小声で問う。
ちらりと時計を見れば初日の出が昇るまでには
ゆったりと仮眠が取れるぐらいに時間はある。
堪えられるだろうか、彼から
贈られ続ける情熱に。]
[人並みの体力はあるつもりだけれど、
日頃からジムに通ったり身体を動かしている彼とは
基礎体力が違う。]
っ、ン……、
[影が動いて彼の身体ごと自身の影に重なって。
見下されてしまえば、断れるはずもない。
宣言通り、と言うからには本当に
日が差し込むまで睦むことになるだろう。
彼の唇を掠めていく喉も、朝まで保つかどうか。
心音は早くなっていくばかりで、は、と吐息に熱が混じる。]
[ その言葉が、どれほど己を興奮させたか
彼には自覚がなかったのかもしれない。 ]
あんなこと言われたら、………ね
[ 自分がではなく、相手が満足するまで
していい、ではなく、したい、と。
そんな言葉を貰える人間など、そうは居まい。 ]
骨抜きにされちゃったから、
責任、取ってもらわないと
[ 忘れていたわけではないけれど、
本気ではないと捉えられていただろうことは
察しがついて、先回りするように、服を脱がせてしまう。 ]
[ なんだ、やっぱり期待していたのか
そう口に出すことはない。
表情がいくらかそれを物語っていたかもしれないが。
どうも自分の物言いは、羞恥を煽って
しまいがちらしいので。 ]
そのつもりだよ。
[ 本当に?と問われるのに、頷くだけに
留めるが、肯定することで、手を止めるつもりが
ないことは、容易に伝わってしまうだろう。 ]
[ 体力の違い、を口に出されてしまっていたら
手心を加えざるを得なく、なっていただろう。
けれど口にされない以上、 ]
勿論、
[ 手酷く、とは言わないが、
思うままに、欲望を曝け出すことになるのは
明白だ。
答えを貰い、憂いなく、脈打つ心臓の上を
通り、赤く色づく突起を口に含み、舌を這わせる。
ぴちゃりと湿った音が、静けさの中に響くなか ]
顔、隠さないでね
見てたいから
[ 視線だけで微笑んで、否と言われる前に
きゅう、と弱いとこを摘み ]
ね
[ 甘えるように念を押して、もう一度そこに吸い付いた。* ]
[あんなこと、が、どれを指してるのかも分からない。
口数が多いわけでもないのに、
どの言葉が彼の胸を突いたのか気付けずにもどかしい。
骨抜き、などと常から言われない言葉に
支える腕の力が弱くなる。]
責任……? ……ぁ、
[どうすれば取れるのか、眉尻を下げたまま問う。
だが、それも、ほんの少し遅れて理解する。
尚更、肌が朱く染まって思わず押し黙ってしまった。]
[その考えを肯定するように後押しする声は
躊躇いも一切なく見つめ合う視線に現れる。
見合って、一瞬。
微笑むが眩しく映る。
そこに先程の泣きそうな姿はなかった。
ゆっくりと降りていく彼の頭が胸に留まり、
淡い桃色に触れれば、ン、と小さく声が漏れる。
咄嗟に口元に手を添えようとして先手を打たれ、]
い、つも見てるでしょう……?
[行き場の失った手が空を彷徨い、また肩に戻り
珍しく少し拗ねるみたいに睨んだのも束の間。]
……ぁう、ッ……
[唾液で濡らされた部分を指先で摘まれ、
ぴくんと、身体が震え首を揺らした。
は、と一気に熱の上がった声が上擦る。]
……も、ぅ……、ばか……っ、
[押し返す手も、嗜める声も甘く余韻を残して。
ぢゅう、と強く吸われたら、ぱさりと髪がシーツを打った。*]
[ どの言葉のことを指しているのか
いまいち理解していない様子で、
責任?と問い返すも、少し遅れて
理解したのか、じわりと肌に朱が差していく。
くれた言葉を繰り返そうと開いた口は、
別の言葉を紡ぐ。隠さないでと。 ]
うん、でも
見せて欲しい。
[ いつも見てる、と拗ねるみたいな視線が
飛んでくればもう一度、そう願う。
意識せず、見られることと
見られることを理解した上で見せることは
少し、違う。
羞恥を煽らないようにと思っているのに
無意識でそれをねだってしまうあたり、
彼にとっては厄介、なのかもしれない。 ]
ごめんね、やらしくて。
[ 押し返す手、嗜める声も甘く余韻を残す。
願い通り、手で顔を隠すことをしないでいて
くれるから、言葉通り熱の籠もった視線が
感じ入る相手の表情を、あまく射抜く。 ]
――……ン、
[ 強く吸い付けば、吸い出されるように
ぷくりと、膨らむように勃ち上がり反応を示す
そこを、丹念に舌で押し潰し、舐り、軽く歯を立てる。
もう一方も指で捏ねていたが、その手は
ゆるりと下腹部へ向かい、臍の下を撫でた。
つい先程、彼が自分でそうしていたように。
その行為の示す先が、伝わるようなことがあれば
愉しげに笑っただろう。 ]
[ 胸の先端がすっかり赤く熟れた頃合い、唇を離して ]
景斗さんが満足するまでしたい、って
ほんとめちゃくちゃぐっと来た、
[ 先程言いかけた言葉を、告げる。
意地悪のつもりはないのだけど、
そうされることで羞恥を煽ってしまったなら ]
しばらく、耳に残ってると思うくらい。
[ 詫びるではなく、行動で示そうとするだろう。
そうでなくとも、胸元から腹部、臍の下へと、
頭を下げていき、臍の横にも朱を一つ二つ、散らして。* ]
[拗ねたように訴えて見せても
ねだるように乞われたら断れない事は、
一年に満たない出会いですらも、知られている。
だから、弱い悪態を吐いても、手は振り解かない。
顔を隠せない代わりに熱を浮かべた表情を
覆い隠すように瞳が伏して、まつ毛が震えた。]
……っ、……
[見られていることを意識して羞恥を浮かべる姿を
あえて言葉にすることで画策していることまでは気づかない。
それを耳にしていたら、さすがに拗ねるだけではなく
耳朶を引っ張るくらいはしたかもしれないが。]
[謝罪の言葉を口にしながらも見上げる瞳は
じっくりと覗くように熱が籠もっていて、ぞくりと震える。
見られていることで感覚が鋭敏になっているのは
自身よりも彼のほうが気づいているかもしれない。
目尻を朱く染めながら、吸引されてふくりと膨らんだ
尖りに再び唾液をまぶされて、喰まれ、転がされて。]
ぁ、……っ、ン、ぅっ
[抑えきれない声が喉を突く。
恥ずかしいのに、胸に食らいつく彼から
視線を外せなくて潤んだ瞳で見下ろして、息を吐く。]
[肌を這うように片手が落ちれば
皮膚の上から下腹部を押されて、思わず息を詰めた。]
……っぅ、んッ、
……は、ぁ……
[柔く押され、器官を知らせるような動きに
密かに尾を引くような溜息に続く。
これから彼が挿入る場所を、教えられて
顔を上げる彼と再び視線が交わる。]
……、 ?
……!
あ、れはっ……キス、だと思って、
[一瞬言葉の意味が分からず、小首を傾げたものの
彼が受け止めた意味を知れば声が上擦り、尻窄みになる。]
[口にしたときは本当に、そのつもりだった。
──けれど。
響いた言葉に微笑む彼に、再びまつ毛が震える。
ゆっくりと降りていく唇が下腹に降りれば、
呼吸で上下する腹部が膨らんで、凹んで。]
キスの、先だって……いい、
景斗さん、と、…………シたい、
[肩に届かなくなった手が、シーツを掴み
もじ、と片足が膝を立てるように動いて、隙間を作る。**]
[ 目尻を赤く染めながら、見られている、と意識しながら
堪えきれないのだろう、声が漏れて。
見たかったもの、が視界を満たせば、
僅かに歪んだ欲が満たされていく。
征服欲と独占欲が混ざりあった薄暗い欲。
時折目が合っては、欲の滲んだ表情をしていただろう。
それが少しずつ伝染していくのか
それとも、手で腹を撫でるという行為が
その先を想起させるのか、息を詰める。
してやったり、とは言わないが、
それに似た気持ちになった。
これから、ここに、入ってどうされるのか
想像して、それだけで何かしら反応されるように
なって欲しい、はこの先の楽しみになるだろう。 ]
そうだったんだ?
[ キスだと思って
言葉の意味が分からなかったのか首を傾げた後
上擦る声で、勘違いをしている、と伝えようとしたのだろう。
けれど、続けられた言葉は――…… ]
うん
[ 自分が思い出してにやりとしていたのは、浴室で
告げられた言葉も含んでいたのだが
再び、瞳の奥がチカチカするような興奮が訪れる。 ]
しようね、うんと気持ち良いやつ
[ 言葉にされなくたっていつも、それは行動で、
反応で伝えてくれているけれど、
恥ずかしがり屋で口下手な彼から
言葉で伝えられるのは格別だ。 ]
[ ベッド脇から小瓶を取り、手早く指に塗りつけると
作ってくれた隙間から手を差し入れて、後孔の回りに
塗り付ける。それだけでも、何度も受け入れたその場所は
容易にくぷ、と拡がり指を受け入れようとする。 ]
いっぱいしたから、柔らかいけど
[ つぷり、と指を埋め込み、ぐにぐにと蠢かせながら
熱の塊の根本から先端に掛けて、唇を滑らせて、 ]
こっちもしていい?
[ 先端部分に唇を付けたまま、問う。* ]
[どの言葉が彼のトリガーになっているかなんて
口にしたときには気づいていない。
それでも彼が歓ぶのなら間違っていなかったのでは
と、考えに至るけれど。
して欲しい、じゃなく、したい、を選ぶのは
”二人”ですることを連想している自身が居るから。]
……
うん、
[いやらしい誘いに敬語が崩れて、小さく頷き、
気持ちイイ、を想像して彼の手が置かれている下腹が疼く。]
[見慣れた瓶は”行為”に必要なもの。
とぷん、と音を立てて指を伝う粘着質の液体が
ゆっくりと肌に差し掛かる。
後蕾に触れるひやりとした感触に僅かに腰が浮いた。]
……っ、ン、 つめ、た……、
ッ、ぅんッ、……
く……ッ、……
[慣らされた場所は簡単に指を飲み込んでいくけれど、
最初の異物感だけはどうにも拭えない。
シーツを握る手に少し力が籠もる、かと思えば。]
[熱に侵された吐息が先走りを零す先端に吹き掛かり
それだけでぴくん、と昂りが期待に震えた。]
うぁッ、……ぁ、ッ……も、
さわって、るッ……、
[触れているのは唇。
その仕草で問われるならば、熱い腔内に飲み込まれることを
先に知覚されて、かぁ、とまた身体に朱が浮かぶ。*]
[ 行為を許す、ではなく。
欲する意味で、したい、と告げられることで、
一方的ではなく、双方、自分だけではなく
二人で、が成り立つ、と知ったのも
彼と性行為をするようになってから、だ。
愛する事に慣れていたのに、
愛されることはどこか遠くに追いやっていたのだと
愛されて、思われてやっと気づいたしょうのない男だけれど。
小さな頷きを、拾って頬を緩ませたまま
するすると、体は下肢へと向かっていく。 ]
[ 余裕そうに見えているかもしれない。
実際、今すぐ押し入ってぐちゃぐちゃにしたい
までの焦りは流石にないのだが、
ゆっくり手の中で潤滑剤をあたためる
までの気遣いが出来るほどの余裕はなかった。
冷たさにひくん、と腰が浮いて。
そのお陰で、より顔がそこに近づいた、とも言える。
慣らした場所は抵抗感少なく、指を飲み込んでいくが
前準備の段階での異物感はどうあっても、消えないらしいから
それを散らそうと、あれこれ画策するのも、
実は楽しんでいると知ったら、どう思われるだろうか。 ]
うん、もう待てないかも
[ 熱の籠もる吐息を直接浴びて、ぴくんと反応を示されたら
待て、と言われても、遅い。
先走りを舐め取るようにぐるりと先端を舐め回し、
口を大きく開いて、喉の奥まで迎え入れる。 ]
――ンン、……ふ、
[ ゆったりとした速度で、舌全体を裏筋に押し当てながら
行き来を繰り返し、それと同じ速度で、ナカに埋まった指も
膨らみを撫でる。
隠さないで、という言葉はまだ有効だっただろうか
だとしたら愉しげな目線が絡んだ事だろう。* ]
……っぁ、ん、ンぅっ……、
[事前に飲み込まれると分かっていても
見せつけるみたいに舐られたなら、ぞくぞくと腰が震え
咄嗟に揺れた顎を引けば、ぱさりと髪が散った。
熱い粘膜に覆われて、ふ、と唇からも熱が零れる。
隠すことはできなくなっても、無意識に視線が
その熱から逃れるように逸らされて、堪えようと。]
……ぅ、んッ、……ぁ、ぁッ……ぁ、
[──するのに。
内側の腫れた部分を押されたら、喉から声が突いてしまう。]
[どうしても悦んでいることが伝わってしまう。
伝えてもいいと理解はしているのに、羞恥が邪魔をして
伏した瞳に涙が溜まる。
目尻は朱く湛えたまま、盗み見るように
そっと横目に下肢へと視線を移したら、
彼の瞳が弧を描いて此方を見ているのに気づいて]
っや、ッ……ぁ、その、瞳、だ、めッ……、
[力の入らない手を伸ばして、見つめる瞳を隠すように
ぺち、と弱く開いた手のひらで視界を隠そうと。*]
[ 羞恥が快楽を引き起こす事を、何度も
経験して知っているだろうに、それでも
耐えよう、逃れようとするのがいじらしい。
目線が逸らされれば、こっちを見てとばかりに
口腔内でじゅぷ、と音を立てて。
顔が見えなくなった代わりに、甘い声が
上がれば自然と行動に熱が入る。
ねっとりとそちらを眺めて居れば
盗み見るようにちらりと、こちらへ
目線がやってきたか。
その瞬間、朱く染まり潤んだ瞳と目が合って
ぞくり、と肌が泡立った。
と思えば、弱々しく目隠しをするように
手を伸ばされて、陰茎を加えこんだまま
ちいさく、笑って。 ]
[ ずる、と育った熱を一度口から出して ]
えぇ〜、見えない
[ 不満を零すけれどその声色は不満を
訴えてはおらず、むしろ楽しげで。
なにせ、恥ずかしがって居るのを見るのも
いや見えないが
見るのも、好きなものだから。
ちう、と先端にまた吸い付きながら、
すっかり解れてとろとろになった場所から
指を引き抜いて ]
気持ち良い顔してる那岐くん
見てたいのにな
[ そう言ったのは、責めているわけではないことは ]
恥ずかしがってるのも可愛いけど
[ ベッド脇に手を伸ばしたことで、伝わってしまうかもしれない。
見慣れたパッケージ、使いかけの箱から取り出したのは
使い慣れている、避妊具だったから。* ]
っ、んん、ンっ、……、ぁッ……、
く
んッ……ぅ、
[より深く咥えこまれたら喉奥の締め付けに身悶え、
同時にとん、と中を叩かれてびくびくと下肢が暴れる。
は、は、と息を乱しながら、伸ばした手の隙間から
笑う気配に、小さく唇を噛んで、]
……だっ、て……、見られ、ると、
おなか、あつく、なって、……く、ぞくするっ……、
[自身の変化に戸惑いながら、小さく口にする。
これが快感なのか、堕ちる感覚なのか分からない。
受け入れてしまえば、どうにかなってしまいそうで。]
[かたりと、動いた手先に持つのは避妊具。
先の行為を思わせる動きに、ずくんと、下肢が重くなる。]
……は、……
[欲しい、と思う気持ちが僅かに、揺らいで。*]
[ 乱れた息の合間零される嬌声と、
自身の変化についての言葉に、
ふーー、と大きく息を吐いた。 ]
そうなって欲しかったんだ
俺の手でたくさん気持ちよくなって、
触っただけで、見られただけで、
ドキドキして、欲しくなって……
そんな風になって欲しかった
だから、今那岐くんが少し困っているのに
俺はすごく、嬉しい
[ そうされた方がどう思うか、までは
考慮の外だけれど。
首を振りながら、おかしくなると
紡ぐ唇を潤滑油で汚れていないほうの手
親指でふに、と押して ]
[ ぺり、と手早くパッケージを破って、
触れられることもなく、狂ったように、
猛った自身の熱にそれを被せる。 ]
欲しくておかしくなりそうなのは、俺だけ?
[ 改めて、覆い被さり、額をこつりとぶつけて問う。
導くように彼の両手を取り、入るのを手伝ってと
ばかりに、脚を広げさせるように持たせると、 ]
入れるよ
[ 後孔に己の熱を宛てがい、ぐり、と切っ先を埋め込んで。* ]
[困っていると伝わっていても、嬉しいという。
気持ちよくなりたいのも、胸が高鳴るのも
悪いことではないと、言うみたいに。
受け入れることを覚えて、人の手によって乱されることが
こんなにも恥ずかしいことだと思わなかった。
なのに、身体はぞくぞくと震えて熱を孕む。
嬉しいと、欲しいと、言われる度に、
どくんと、強く脈打つ自身の心臓が、伝える。]
……ふ、……ぅ、ッ……
[口元に伸ばされる指に視線が映る。
やわく唇を押し潰されて、甘い吐息が落ちて。]
……ン、
[恥ずかしい、のに。
薄く口を開いて、その指先を甘い飴のように喰む。
反らした視線を持ち上げて、目を見合わせれば
熱に侵された目がこちらを見つめている。
かぷ、ともう一度欲しがるように、食んで、歯を立てて。]
……も、……かしく、なってる、……っ、
[だって、そうじゃなければ。
こんなに貴方に触れたいなんて、思わない。]
[歯を立てた場所を、ちろ、と舐めて吸い付いて離せば、
彼の両手が動く、もっと、深く繋がるために。
待っている間も、は、と息は乱れたまま。
シーツの上に転がり、もぞ、と両足を開いて彼の隙間を作る。
待ち望んでいたかのように、身体を一歩、詰め寄られ
吐息が掛かる程の距離に彼を感じて。
自身の手を導かれて、両足に運ばれた。
余りにも恥ずかしい体勢にクラクラと目眩がする。]
[ ふに、と唇を押して撫でると
薄く開かれ、指は囚われて。
欲しがられるみたいに、かぷと食まれる。
曰く、既におかしくなっているらしいけど
まだ足りないと思ってしまう。
深いところで繋がって、熱をぶつけ合って
そう考えるだけじくじくと、体が疼く。
つながるための準備をしているうちに
彼もまたその準備のために、脚を開いていて
体制を固定させるようにすると、尚更
恥じらいに目元を潤ませているものだから、
たまらない。 ]
ンンッ……は、
[ 望む声に、引き寄せられるように、
ずり、とナカへ押し入って――。 ]
すごい、吸い付いてくる
気持ち良い、……出ちゃうかと思った
[ 奥へ到達するまでの間に、絡みつかれるように
刺激されて、どくんと大きく熱が脈打って ]
奥まで、入った ね
[ 耐えるのに苦労するほどの快楽の波に
ようようやっと、耐えて最奥までたどり着いたら
彼の顔の横に手を付いて ]
顔見ながらするのが、いちばん好きだな
[ 恍惚とした表情を見せた事だろう。
だがそれも一時のこと。ゆるゆると腰を引き、
また穿てば、徐々に速度は上がっていく。 ]
腰、溶けそう
めちゃくちゃ 良い、
[ 快楽に緩み、歪む表情を見つめているようで居て
同じ表情を見せているだけかもしれない。
ごり、と膨らみを擦りながら、息を詰めて。* ]
[息を詰めながら彼が押し入ってくる。
力まないようにしていても僅かに手に力が籠もった。]
……ぁ、 ぁッ、……く、ぅッ
[元は受け入れる為のものではない器官。
狭路を熱い昂りで埋められて切ない声を洩らす。
彼の全てを飲み込んで、ようやく詰めていた息を吐いて、]
ん、……ぅんッ、……ぅッ、
[拡げられた後孔がひくんと彼に纏わりつくように蠢き、
苦しい中の奥にある燻る熱がじわりと炙られる。]
[ふと、視界が一際暗くなった気配がするのは
彼の影が強くなったからだろう。
いつもに増して視覚で訴えようとする声にまた熱が上がる。]
言、わなくて……い、からっ……、
はず、かしく、なるッ……、
[今度は彼の視線を奪う代わりに、ぺちりと彼の唇を
手のひらで覆い隠して声を奪う。
けれど、ばちゅんと腰を打ち付けられたら、声が裏返り。]
……んぁッ、ぁ、ッ、……ひ、ぅッ、……、
ぁッ、うご、くのッ、……や、い、ッ、ぁ、ぁんッ、
ぁ、ぁぅッ、……ぁ、ッ、
あッ
[溶けるという声に羞恥でまた瞳が潤む、のに。
同じようにどろりとその瞳が快楽に蕩けていく。
瞳だけでなく身体も、声も、溶かされて。*]
[ 痛み、はもうなくとも。元々受け入れるための
場所ではないこともあり、快楽だけではなく
苦しさもあるのだろう。その苦しさを理解して
あげることはできないから、せめて少しでも
意識を逸して、という気持ちも僅かにある。
感想というか、今どうなっているか、を伝えるのは。
たいてい、今のように言わなくていいと
言われてしまうのだか。 ]
はずかしく、してるん んむ
[ 視界を奪われたり、言葉を奪われたり。
今日は随分余裕がありそうだ、なんて
思えてしまったから。追い詰める、みたいに
一気に自身を引いてまた奥までずん、と突く。 ]
――ん、
[ 恥ずかしそうに瞳を潤ませながら
どろりと快楽に蕩かされて、声も、体も
とろとろと、ほどかれていく。
正面からその表情を、声を受け止めて
こちらのほうが、蕩かされているようで。
思考や理性がどこか遠くへ行ってしまう
もっとその顔を見ていたい、もっと声を聞きたい
欲しい、愛しい、そういうものだけを残して ]
……っ、!
い、じっ、わる……ッ、ぁ、ぁんッ、はっ、
ぁ、ンんッ、ぅッ、あ、だ、
めっ、
……深、いッ、ぁ、
[わざとだと言われたらカッと朱を散らして睨み、
悪態をつくけれど、反論する声は上擦って、乱れ。
次に言葉を口にする頃には、刀身に突き入れられて
髪を振り乱して、善がる。
一際奥深い場所を、強く穿たれたら喉を反らして、
びくっと、身が跳ねて酸素を求めるように唇が開いて。]
[そこからはひっきりなしに、抑えていた声が洩れ続ける。
唇を塞いでいる手が、突き上げられる度にズレていく。
空いた片手は、甘い責め苦を与え続ける
本人に縋るように、顔の脇についた手首に絡んで。]
ぁ、っ、……め、
きもち、く、なっちゃっ、うッ……、
はぁ、ッ、ぁっ、…アッ、ぅ……んッ、ぅ……
[感じ入って溢れる涙が決壊してこめかみを濡らす。
身体が、思考が、溶けていく。
もう、彼のことしか、考えられなくなって。]
[ずる、と突き上げに唇から外れた手が頬に滑り、
溢れた言葉にきゅう、と胸が締め付けられて。]
……ん、……ぅんッ、……れも、ッ、
き、ッ……、
け、 とさっ……、
す
きっ、
ぁ、ぁッ、…そこ、ッ……ん、っくぅ、
あ、ッ、……ふぅ、もッ……、
クるッ……、
[容赦のない揺さぶりにがくがくと揺さぶられ、
同じ言葉しか紡げなくなるぐらいに、蕩けて。
追い上げられる熱に限界を訴えるように、
ぎゅうと手首に縋り、額を擦り付けて。*]
[ ――時折聞かれることがある。
恋人のどこが好きか、という問いだ。
聞かれる相手によりけり、答えは幾らか
変わるが、概ね、決められない、好きな所ばかりで
と答えている。
その好きな所、には当然見目も含まれる。
顔のつくりや、体つきも。
意地悪と睨まれて、目尻が下がる。
こんな風に、真っ赤になりながら、
悪態にならない悪態をつく時の表情も、
たまらなく、好きだ。 ]
でも、好きでしょ
ぎゅって、締まる
[ その声は手のひらに当たるだけだったか
それとも耳まで届いたか。
少しの意地悪をされるのも、恥ずかしいことを
されるのも、素直に好きだと認めやしない
だろうけれど、体がそれを教えてくれるので。 ]
いいよ、
いっぱい気持ちよくなって
[ 突き上げるたびに、手の位置がズレていき
やがて言葉は自由を取り戻す、が
もうそれほど言葉を交わすことはない。
気持ち良すぎて流れてしまう涙がほろほろと
目尻からこめかみに向かって流れ、自分と同じように
思考が溶けていくのが分かったから。 ]
[ 行為の最中、愛を囁やけば、
囁いた分だけ、彼の中に落ちて
そしてそれが溶けた思考の中でも、
返ってくる瞬間が、好きだ。
何時言っても、言われても良いものだけど
このときが一番、みたされる気がする。 ]
[好きだと確認する声に弱く首を振る。
けれど、態度とは裏腹にひくんと襞は蠢いて
彼の言う通り、甘く彼自身を締め付けるだろう。]
ひ、ぅっ……ぁ、ぁんッ、ゃ……ぅ、んッ、
ぁ、ぁッ、……ん、んンっ、ぁ、
[促される声に次第に従順に浅く、頷く、何度も。
淫らに善がって、嬌声を上げて、感じ入り
快楽を追いかけることだけを求めていく。]
[好きと伝える声も、彼を呼んで求める声も、
この上なく切なく、甘く、掠れて。
それは乞いにも近いものだっただろう。
彼だけが与えてくれる快楽に溺れて、
夢中になって、覚えさせられた睦みを
赦してくれるのも彼しか居ない。
息を乱して、視線を促す声に
縋りついていた腕から顔を上げて彼へと戻す。]
[迎える唇に重ねて、嬌声が飲み込まれていく。
夢中で応えるように、舌を絡めて
打ち付ける腰が激しく音を立てる程に、声がくぐもった。]
ぁ、ッ、っく……、ぃと、さ、ん
む
……、
……ん、んンっ、ぅ……ふ、ッ……
ん、ンんッ、……ぅッ、
……────ッ、!
[ばちゅん、と一際強く突かれた時にチカと目の奥が光る。
一瞬、息が詰まって下腹でぶわりと熱が広がると同時、
痙攣するように内腿と、後孔の奥が震え
びゅくっと、白濁が散り彼の腹筋を汚して。]
[ 求めて、求められて。
思って、思われて。
名を呼ばれれば愛しくなり、
愛しく思えばこそ、その名を呼ぶ声は甘く色づく。
呼ばれるままに、乞われるままに
すべてを差し出したくなる ]
……、
[ いくつも、名も無い
夜
を
重
ねて。
今また一つ、その夜が更けていく。 ]
[ ぎゅう、と背中に手を回して、
抱えるように、繋がって。
同時に果てて、それでもまだもう少し
繋がっていたくて。
恐ろしいほどの多幸感は、いなせそうにない。
今体だけではなく、心もひとつに繋がっているのだと
その瞳
が思わせるから。
心から満たされているのを伝えたくて、
その唇に、愛
を落とす。いくつも、いくつも。 ]
| [ 窓際から差し込む光。
見よう、と言っていた朝日、やけに優しい世界が 広がっていく。
その光は、目に収めるではなく、浴びるだけにしておく。 ] (45) 2024/01/14(Sun) 23:50:22 |
| [ 起きたら、何をしようか。 いつものように、先に起き出して。 コーヒーマシンのスイッチを入れて。 軽い朝食は、崩した卵と、少し焦げた食パン。 いつか行った場所で気に入って、切らしたことのない 苺のジャム。それに、お湯に溶かすだけのスープ。 寝ぼけ眼の君を起こす前に、 ] 昨日の那岐くんも好きだったけど 今日の那岐くんがもっと、好きだな [ 呟く言葉は聞こえているけど、まだ少し眠たそう だから、受け取るのは少し後からになるだろう。 こうして毎日、君に 恋 をする。* ] (46) 2024/01/14(Sun) 23:50:40 |
| [ その日々の先に――。 ]
こんばんは、高野景斗です。 随分暖かくなりましたね。桜はまだもう少し掛かりそうですが 今日梅の花が咲いているのを見かけました。
梅の花とてんとう虫の話はしっていますか? 随分昔に教科書で読んだ話を思い出しました。
皆様にお知らせしたいことがあります。
私事ではございますが、 高野は人生をともに歩んでくれる 最愛の人と出会うことができましたこと、 また"彼"と婚約致しましたことをここでご報告させて いただきます。
[ ――彼と二人、生きていく。これからもずっと。 この先も、永遠に。** ] (47) 2024/01/14(Sun) 23:52:12 |
| [後日、聞いたラジオの報告。 それは自身も思い当たるものだった。
名も無い夜をいくつも積み重ねて、 愛を囁いて、何度も恋をして。]
……ふ、
[収録された彼の声を聞きながら、 後ろに凭れ掛かれば自身の体を抱き留める人が居る。] (48) 2024/01/14(Sun) 23:59:08 |
| [振り返るそこには、 初日の出という朝焼けに見た表情と同じ人。] 幸 せに、してくださいね。 [身体を包み込む腕に重ねる手には、 彼から贈られた指輪が 光 っていた。**] (49) 2024/01/14(Sun) 23:59:31 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る