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【人】 シオン───── 私は…… 何が出来ますか? [そう理解出来ても感情は別。 好きな人の隣に肝心な時に求められないのは やっぱり寂しいよ。] (22) 2023/02/19(Sun) 19:46:45 |
【人】 アルカただし、母親と顔を合わせることは絶対に避けて欲しい。 今あの人の住んでいる町で、 話をすることになっているから、 隣駅の町で待っていて欲しい。 それでいいかな?** (25) 2023/02/19(Sun) 21:11:10 |
【人】 シオン[私の事で心配かけないように、笑顔を作った。] アルカ君がその時さ やっぱり会えないと思ったらさ それでいいよ その時はアルカ君の事ちゃんと尊重する。 願う通りに動いて。 (27) 2023/02/19(Sun) 22:11:47 |
【人】 アルカ[とりあえず何とか話は纏まったので、安堵した。] 有難う。 話が終わったら、連絡するから。 [それなりに待たせてしまう事にはなるだろうけど、 カフェとか、色んなお店とか、駅前なら不便はないだろう。] (28) 2023/02/20(Mon) 0:03:13 |
【人】 アルカ[その後は夕食の食器を一緒に片付けた。 夜も更ければ、明日の出発時間を伝える。] お休み。 明日は宜しくな。 [撫でようと、緩やかにカーブを描く髪に手を伸ばした。] (29) 2023/02/20(Mon) 0:03:45 |
【人】 シオンうん。無理はしなくていいけど …… 待ってるね [時間を聞けば寝坊しないよう目覚まししないと と心に誓った。寝坊は流石に格好悪すぎるよね。] はーいっ [いつも通りののーてんき風に返答。] (30) 2023/02/20(Mon) 8:12:51 |
【人】 シオン[アルカ君の手が、私の髪にのびて ふわり、と桃色が揺れた。 私の顔色は、桃色よりずっと濃い朱に染まる。] ……っ [衝動のままに、私はアルカ君に抱き着こうとする。 それが叶うのなら、私の強い鼓動が アルカ君にも伝わるかもしれないし 拒否するなら一歩離れた距離のまま。] (31) 2023/02/20(Mon) 8:13:26 |
【人】 シオン[クマさんはアルカ君に預けて部屋に帰ったよ。 いつも部屋でお話しかけしてたから いないと変な感じしたな。 寝坊はしなかった。余裕のセーフだもんっ。 ちゃんと時間前には扉をたたいたよ。] おはよう、アルカ君 [様子はどうかな? とこっちが緊張した顔してる。] (35) 2023/02/20(Mon) 19:57:50 |
【人】 アルカ[くっついていた時間は、それほど長くはなかった。 どちらも明日は寝坊が許されない身だ。 更に言えば、こちらは気疲れすることになりそうな身だし、 きちんと休まないといけない。 先方にも都合があるんだ。悪く思わないでくれ。 財産も後ろ盾もない女性が、 地道に働いて一人で生活していたんだ。 今回の話し合いの時間さえ、限りがある。] (36) 2023/02/20(Mon) 23:59:45 |
【人】 アルカ[乗車中に、オレの目的地とその手前の駅を教えた。] 話し合いが終わるのは…… まぁ話してみないと分からないことだけど、 あちらには仕事の予定があるので、 どんなに遅くても15時前には終わる筈だ。 その間は駅前で適当に時間を潰していてくれ。 [普通に利便性のいい場所なので、 それなりにお店は色々揃っている。 何なら映画でも見ていても良いのではないだろうか。] (39) 2023/02/21(Tue) 0:01:59 |
【人】 アルカ[その後、雑多な話をしつつ、目的地手前の駅に付けば、 見送りの為にオレも一度電車を降りた。] じゃあ、また後でな。 昨日も言ったが終わったら連絡する。 [手を小さく振って、オレはまた電車に戻る。 向こうは成長したオレの姿を知らないが、 オレは今の母の姿を知っている。少々複雑だ。**] (40) 2023/02/21(Tue) 0:02:35 |
【人】 アルカ[隣駅でまた電車を降りて、指定された喫茶店へと向かった。 中々良さそうな店で、 それぞれの席を隔てるカーテンが設えてある。 成程、話し合いには適している。] お待たせしました。こんにちは。 [ウェイターに案内された席に既に母は座っていた。 立ち上がり少し目が泳ぐ。 「ご無沙汰していました」そう言って頭を下げた。] (47) 2023/02/21(Tue) 19:54:18 |
【人】 アルカ[注文したコーヒーが届いて、漸く話し始める。 訊くまでもないことだけれど、 きちんと本人の口から言ってもらう必要があるから、 まず最初に何故家を出て行ったのかを聞いた。 「傍にあるのが当たり前だった筈の幸いが、 失われることに耐えられなかった」 何故、新たな幸せを模索しなかったのか聞いた。 「幸福が簡単に消えてしまう事を知っているから、 また失うくらいなら何も欲しくない」 父のことをどう思っているかを聞いた。 「どうしてあんなことになったか分からないけれど、 それでも、生きて側にいて欲しかった……」 一緒に生きていた時間は短くても、 血は争えないものらしい。] (48) 2023/02/21(Tue) 19:55:12 |
【人】 アルカ[互いの近況なども話して、オレも例のクマを見せた。 嘗て自分が作ったものであることを一目で思い出した様だ。 「大事にしてくれていたのですね」と言うので、 自分は大事にしてなかったと正直に話した。 このクマを、大事にしてくれた人を、 自分は大事にしたいと思っていると伝えた。 最初から最後まで、お互い敬語で話した。 オレは母を"貴女"と呼び、母もオレを"貴方"と呼んだ。 それでもぎくしゃくしていた訳ではなく、 そこに佇む空気は、それなりに穏やかであったと思う。 また連絡をしますと言って別れた。] (49) 2023/02/21(Tue) 19:55:58 |
【人】 アルカ[話が終わったのは、14時ごろだったろうか。 携帯でシオンにメッセージを送った。 「話が終わった。 これからそちらの駅に行く」 と言っても隣駅なので、オレの方が早く着いたかもしれない。 待ち合わせの駅の入り口へ向かう。**] (50) 2023/02/21(Tue) 19:57:00 |
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