15:55:47

人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 副船長 ヌンキ

「カッサンドラと言えば悲運の予言者。愛を、信用を、真実と引き換えに失ってしまった者。

 だが、この船の人々はそうではない。

 この一週間において、皆様の船旅が、
 とても素敵な思い出になることを、
 心から願っておりますよ」

再び、深々と一礼をする。
(0) 2021/06/30(Wed) 19:50:43
「んんっ、こほん。テステス。聞こえるかな?お仲間さん。
ああ、自分の名前は知っている人もいるかもしれないけれど、本来の名前で呼ぶのは一旦待ってほしいな」

淡々とした声。

「自分たちの活動は秘密裏に行われるもの。だから、バレないように呼び名のようなものを使って呼び合いたいと思うのだけど……どう?」

「聞こえていますよ、『共犯者』の方。」

淡々とした声に、事務的な返答が一つ。

「僕もその意見に賛成です
常に傍聴の可能性が無いとは言い切れませんから。」

「あら!」
表で軽やかに他者に話しかけて回っているのと同じ、跳ねるような声が聴こえた。
ここは通信機越しの世界なのだろうか、或いはまたどこか?

「貴方が仲間だなんて、頼もしいわね。なんだか今から楽しみになっちゃう。
 それにとっても頭が働くお人。私もそれに賛成するわ。それなら、何にしようかなあ。
 そっくり偽名にしてしまう? それとも己を何かにたとえてみるのは好きなひと?」

事務的な返答に、軽やかな声。対照的だな、と考えつつ。
続けて話を進める。淀みなく話すあたり、この話し方は演技ではないらしい。

「乗ってくれてありがとう。
事実、敵が味方かわからないけれど盗み聞き出来る人がいると思うんだ。

それで自分は……偽名、たとえる……ううん……」

少し考えたあと。

「『エンヴィー』。
……そう、名乗らせてもらおうかな。それが自分と縁あるものだから」

/*ごきげんよう狼AのPLですの。ところでこれどこかの部屋にいるのか通信機越しなのか、まっっっったく考えていませんでしたわ!

狼仲間さんたち、何か希望はありますかしら?もしあったらわたくしそれに乗っかりたいですわ!

少し話し始めようとしてから、二人の話し方の意図に気づいたようだった。
んん、と咳払いをした後に、舞台俳優のように喉を震わせて喋り始めた。

「そうだね、まだ舞台の幕は上がったばかり。警戒に越したことはないだろう。
 牙持つ君よ、悪徳がお好みなのかい? なら、私もそれに乗らせていただこうかな。
 己の業に結びつけるならば、私はそう、『グラトニー』とでもしておこうか」

/*
どうしよう! スーパー無計画ですわ!
それぞれに希望がないのであれば、折角だから強く当たって流れってことで、
この意思確認の延長線上で我々のアジトになる部屋を決めるのはいかがかしら!?

「ふむ……では、そうですね」

二人の言葉に一度片眉を上げて、
それから何事も無かったように返答を返した。

「ならば僕の事は『スロウス』と。
あなた達がどのような目的を持っているかは存じませんが
僕は決してあなた達に損はさせませんし、
更に言えば『共犯者』を蹴落とす意思もありません。
何事も、万事恙無く済ませたいだけです」

/*

テステス〜って言ってたし今は通信の方が自然なんじゃないかな〜って
無計画狼PLは思います、ので、ここからこれ以降落ち合う場所を決める
とかが流れとしてはスマートですかね〜

「『グラトニー』、『スロウス』か。ふうん?
どちらも自分のように何か抱えているのかな。面白い、いつか二人個人の話を聞かせてほしいね」

声は淡々としたまま、唇だけは笑みの形にそっと深めて。

「改めてよろしく、二人とも。
……ああ、このまま通信機だけでやりとりをするのも不便かな。三人で共有できる部屋とかあった方がいいかもしれないね。仮面をつけた従業員に聞いたけど、たしか…… 観賞室roomなら空いていますと手配されていた筈」

/*成る程わかりましたわ!お二人の意見をいただいてこのままアジト決めに移りましょう!行きますわよ!ランダム機能オープン!

「……まあ、それは追々という事で。」

人に話すような大層な事なんてありませんけど。
声色はやはり無機質なまま、やや溜息混じりに呟いた。

「そうですね、通信だけでは互いの様子もわかりかねますから。
観賞室…奥まった方の部屋だと都合が良いのですが、さて。
ひとまず、以降はそこで落ち合う事にしましょう」

「素敵だな、それくらいじゃなくっちゃいけないよ。
 私はこの船に欲を貪りに来た、きっと君たちもそうなんだろう?
 いいや、そうじゃなくたっていいさ。だって目的など、手段のためのものなのだからね!」

 どこか張り詰めた空気を孕んだ話し合いの中で、それでもひどく楽しそうだった。
 まるでチェス盤を前にして、どのように駒を進めるか考えているかのようだ。

「鑑賞室か、それは素敵だ!
 みな、話や出し物に夢中で、座って映画や音楽なんて味わうひまもないだろうからね。
 隠れ里とするにはきっとぴったりさ」

「…僕にはよくわからない理屈です」

呼び名の如く欲深く、そして饒舌を弄する二人の『共犯者』に
少しだけ先行きが不安になった。
ともあれこちらとしては、この二人さえ勝てばいいのだが。

「何れにせよ、これから少しでも長いお付き合いになる事を
共犯者の『スロウス』として願っていますよ」

では、また後程。
呼び止めなければ、そのまま一人の共犯者は去るだろう。

「『エンヴィー』、『スロウス』。またのちほど。
 この船を美酒で満たそうじゃないか。悦楽の舞台をみな待ち望んでいる。
 我らの腹に愉悦が降りてくるまで。互いの罪を愛していこうじゃないか」

柔らかに嫋やかに、幕を上げる声は高らかに。
いずれまた、あぎとを開く際には影は観賞室へと足を向けるだろう。

乗船時に感じた特有の気配を追うように歩き回った初日では成果が得られず、翌日である今日は朝食の場に出ることで多くの人間を視界に収めていた。
その中で見かけた横顔と後ろ姿を見たのならば「自分の弱さ故に他人にその影を見出していた」という可能性もすっかり消え失せた。

『──…アン。私の声は届いていますね?』


自分と同じく選ばれた者である彼女ならばこれも聴けると信じている。

/*
というわけで100g78円ですわ。よろしくですわフッ素様!

──久しぶりの声。 一瞬幻聴を疑った。
まさかこんな場所で聴けるとは思ってもみなかったから。
同じ目標を目指した学友達とでさえ共有できなかった感覚。
この言い様もない感覚が、しかし
"居る"
と確信的に訴えてくる。

だから恐る恐る問うたのだ。

『──…ちい兄様……?
 まさか、この船に乗船されているの……?』

声の主を探す様に、辺りを見回す。
果たして近くに兄は居るのだろうか?

『はい、ちい兄様です。…ああ、今そちらに行きますよ。
 今はこのあたりも人気がないようですから』

耳を通したわけではない"何か"を通して伝えられる声の向こう、ブーツの音が存在を主張するためだけに鳴らされ近づく。あなたの視界に入ったのは予想通りの人物──あなたの義兄、ダビーだ。

「…アンタレス、大きくなりましたね。卒業おめでとうございます」

貴方を認めた瞬間、思わず駆け寄ってしまいたくなる衝動を、しかしグッと堪えて大人らしい笑みで迎える。

「ちいに……ダビー兄様、お久しぶりです。
 このような格好(男装)で申し訳ありません。
 兄様も元気そうでなによりです。

 そして、ありがとうございます。
 本当はちゃんと学校を出て、社に入ってからダビー兄様にはご報告したかったのですが……。」

ちょっと拗ねたような、困ったような表情。
久し振りに敬愛する義兄に会った嬉しさが隠しきれていない。

素直で従順そうな『スロウス』。
華やかで享楽的な『グラトニー』。

「………………ぁは」

自分にはないもの。羨ましいな。


「うん。それじゃあ、後ほど」

簡潔に挨拶をして一人の獣も通信を切る。

秘密の集いは、こうして一度終わりを告げた。
次アジトに定めた場所に集う時は、きっと。

──最初の"獲物"が落ちた時。

「…………」

「……そうそう。伝えたいことがあと一つあったんだった。
……ねえ、聞いているかな?この集いをどこかで盗み聞きしている人がいるよね?自分は君に話しかけているよ」

「あのね……」

「自分は貴方とも仲良くお話がしたいなあ?
明日にでも会ってお話できる方法を実行しようと思うから、興味があるなら是非お話しようね」


「……それだけ。それじゃあ、またね」

/*狼AのPLですわ。挨拶が終わっていい感じにまとまった空気ぶち壊してでも狼仲間さん達にお聞きしたいことがありますの……

ところでわたくし気づいてしまったんですけれど……ヌンキ副船長襲うロールとか考えている方いらっしゃいます…………?

私の妹
自分を慕ってくれている妹との久方振りの再会にもダビーの表情は変わらないが、声音と目元が僅かに和らいだことにあなたは気付くだろうか。
気付こうと気付くまいと、手の届く距離まで近づいた彼は両手を差し出す。

「その姿にも訳があるのでしょう、理由あってのことであれば咎める理由もありません。
 …ですが困りましたね、あなたへの卒業祝いが用意できていません。更に、下船してしまえば社に入るまでにまた会える保証もない。」

いじらしい妹の反応を見て温まるだけの心は持ち合わせていたらしい。ふっと鼻で笑いながら言葉を続けた。

「アン。ほしいものがあれば言いなさい。できる範囲で手配しますから。」

/*

そう、早め早めに聞いておこうと思って忘れてました。
襲撃ロールしたい方が居れば譲りますし、
今手一杯だからやってほしい〜という感じであれば引き受けます。
いつかロール的に襲撃行きたい人が出たら譲ってって言うかも。

スロウス側の方針としては多分全体通してそんな感じかな。
副船長も特に襲撃ロールやりたい人居なければ
こちらで軽くロールで言及しておきます。
今は完全にノープラン。

/*わたくしはスロウスPLさんと似たような方針ですわ。

襲撃ロールしたい方がいらっしゃるならその方優先で譲りますわよ!
あとエンヴィーはこだわり無いので基本ランダムで襲撃決めますが、ロールの流れによっては襲撃担当したい〜!と挙手するかもしれませんの。
(でも、メタ的に見ると他二人の希望を優先的に叶えてあげたいですわね……寿命的に。ロール次第ではPC視点からも優先的に叶えてあげたい可能性もありますが)

ちなみに連絡ですが明日明後日、木曜日と金曜日はPLのリアルが不定期ドタバタお嬢様なので反応頻度が逝去なさいますの。ごめんなさいね。

その為副船長に襲撃ロールに関しては、もし可能ならスロウスとグラトニーにお任せしたく思います。かしこ。

ちい兄様
差し出された両手に応えて再会のハグをした。
こうするのも何年ぶりだろうかと感慨深く。
しかし人目を気にして手短に。

「これはお父様が来れないからどうしてもと仰って……。」

男装のことだ。
虫が寄らないようにと、その親心はわからないでも無いし、家族に愛されている自覚はあるが、過保護過ぎはしないかと少し呆れる。
自分だってもう成人だ。

「でも、ダビー兄様が来てらっしゃるのなら、その必要も無いですよね。
 とは言ってもドレスの用意がある訳でも無いのですが。」

/*

エンヴィー側の方針と連絡了解です。
スロウスとしても現状あまり襲撃先に拘りはないので、
(というかこの顔ぶれから一人選ぶのはかなり難易度が高い
正直5人くらい纏めて落としたい)
ロール的な理由とかお二人がこの人襲撃したい!とか無ければ
[[/who]]振って出た人を客からの要望という事にして
襲撃するのも一興でありますことね。

寿命に関しては極論全員明日をも知れぬ命でしてよ。
PC的なものはともかくPL的にはご遠慮なさらないでね。
副船長襲撃はグラトニーが忙しそうならスロウスが担当します〜

/*
おはようございますわ!
そういえばこの中の人間で早速副船長を畳むんでしたわね……システムに甘えていましたわ……
もしよろしければ私が華々しいスタートを切って副船長で派手な花火をブチ上げたいところですわ。
めちゃくちゃ緊張する。本当に自分でやる気? グラトニーやります。初仕事承ります。
どんな目にあってほしいかリクエストあったらおしえてくださいね……

私もせっかくなら3人(4人?)でいい塩梅にターゲッティングを回していきたいですわね。
とはいえ今の所こう! という流れもないので、基本は私もランダムに賛成ですの。
死なば諸共一蓮托生、仲良く共食に勤しみたいところですわ。

/*

ヌンキ副船長を送り出すのに相応しい良い朝ですわね。

では今夜の襲撃ロールはグラトニーにお任せ致しますわ。
え?グラトニーが襲撃ロールするんだ……ワクワクしてきた…
正直キツいやつでもエッチなやつでも胡乱なやつでも楽しそう
スロウスの襲撃はすごく無味乾燥な対応になると思うので、
お二人にはもう少し熱の籠もった襲撃をしてあげてほしいなと。
ともあれ気負わず愉しくやって頂けたら感無量でしてよ。

ではこの先襲いたい人ができたらその時は
皆で仲良く上手く回していきましょう。
同じ船の人を食う仲ですからね、我々