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人狼物語 三日月国


150 【R18G】偽曲『主よ、人の望みの喜びよ』【身内】

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視点:



──嫌な気配がする。

ここは人が多いから、
今すぐは誰が『それ』なのか断定には至らなくとも。
もう少しでわかってしまいそうだ。

恐ろしいものは、誰なのか。

【人】 絶対専制君主制 コゴマ

トントンと神経質な音で腕を叩く。
一向に要求を叶えられず、機嫌が悪くなっているようだ。
いくらか年上のエマを座ったままで睨みつけると、顎で使うように声をあげる。

「何かしら使えるものはないのか?
 状況がどれだけ悪いのか知らないが、素手を放り投げて待っていろっていうのか」

狭量な口ぶりで物資の数を挙げさせる。
ただそれだけで黙っているつもりはないのか、あちこちの椅子や机を引っ張ってはきていた。
有り合わせのもので作るバリケードの用意くらいは、殿にやっておくつもりらしい。
それがどれほど役に立つのかは、いまいまの段階でわかる話でもないが。
(3) 2022/05/30(Mon) 21:08:15
青年は相も変わらずそこに立って笑っている。
微塵のゆるぎもなく、心の底から、完璧に。

同じ気配・・・・がするものに、怖がる理由などなにもないのだから。

「……父さんもどこにいるのだかわからないな。
 クソッ。ちゃんと無事な場所にいるのかもさっぱりだ。
 僕のこと、助けにも来られないくらい……危険なのか……?」

ひとけの無い一室で、埃のへばりついた壁を殴りつけた。
自分が助けのない状況にあるのと同じくらい、近親者を案じているようだった。
焦り混じりの顔は誰にも簡単に見せるものではない。
ぐ、と胸元を抑えて、細く息を吐きだした。今は落ち着かなくてはなあない。

「どうにか連絡できる手段を見つけないと。……それで父さんの立場が危うくなることはないはずだ。
 僕が拉致られたっていうんだったら、そのデータはちゃんと伝わってるはずだ。
 それに賛成したのか、反対したのかなんて今はどうだっていい」

今後の行動方針を決めるように、自分に言い聞かせるように。
それでも他者には聞こえないように、小さな声で何度も唱えた。
今は自分を律しないと。誰にも弱みを見せてはいけないのだ。


『大体───状況が分かったような気がする。
 やっぱり口封じに送り込まれたんだな……』

自己紹介の時でも耳にしたことがあるだろう、
気弱で嘆息混じりの声が、
『仲間』たちの脳裏へと届くだろうか。

『ああ、こんなことになるなら早い所辞めとけばよかった。
 つっても知っちまった以上、
 どのみちこうなってたんだろうな。詰みじゃねーか』

ただそれは独り言のようで。
更に、声の持ち主であろう彼の方を見てみても、
難しい表情で押し黙っているだけだったりする。

『帰りたい……
 帰っても……することはないけど……』


──ああ、怖いな。もっと怖くなった。

心の中で零した言葉は聞こえていただろうか。
何れにしても言葉は無く、
会議室の片隅から、視線だけが二人の間を行き来した。

/*
凶狼通信だにゃん。

絶賛赤窓をどういうロケーションでやっていくか悩んでるにゃん。
このまま狼パワーでテレパシーするにゃん?
それともここからどこかにコソコソ集まるにゃん?

どっちにしても導線は任せてほしいにゃん、
お仲間諸氏の都合の良い感じでいくのだにゃん。

/*
全員どっちでも……って感じなら
あとでorでも振ってどっちにするか決めるにゃん(雑)

/*
 さっきやったテレパシーは一応こいつの固有能力です。
 当方智狼なもので……(照れ)

 勿論 適応できる距離とか、親機として色々受信できるとか、
 固有にするほど強力な何かに育つ予定なので、
 狼テレパシーをし始めることに不都合はありません〜

/*
今度は中間管理職になる……ってコト?にゃん…

気配の察知も応用して(固有能力の人を食わない程度に)(狼だけに(笑))
固有人の補助有りという前提の上でフワッと三人テレパシーできてもよさそうな感じかな〜と思うにゃんけど
やっぱりややこしいし対面(トイメン)の方が都合良い事もあるにゃんね。
突然切り掛かったりとか……突然切り掛かったりとかにゃん。

というわけでどっかでいい感じにコソコソ集まれそうな場所に誘導する感じの導線を置いておくにゃん。期待せずお待ちくださいにゃん。

/*
(威嚇)
一応そういうみんなでテレパシーできたら便利かな〜と思って持ってきた能力なんで、何か理由つけて呼ぶときは直接頭に呼んでくださいね。こっちも呼びつけます。

/*
さっきのは猫が打ったにゃん。記憶にございませんにゃん。

では諸事情で集まれなそうな時は智狼ちゃんに働いていただきますにゃん。
凶狼ちゃんパワーは恐らく物理なので利便性には期待しないでくださいにゃん。
以上だにゃん。


そのまた後のどこかのこと。

会議室に置かれたタブレットに連絡先を登録していたなら、
二人それぞれのスマホに連絡が。
そうでないなら、どこかでこっそり口頭で。
ある部屋の場所と、そこで落ち合う事を提案した。

指定された部屋はといえば、
今となっては大半の人間にとって特別寄り付く用の無いような
何らかの実験室のような部屋、だったかもしれない。

【人】 絶対専制君主制 コゴマ

組み合わせた椅子と机のバリケードは、倒せばすぐに道をふさぐように。
間にカーテンを張って、銃で狙われにくくなるようにいくらか規則的に垂らした。
この殿に至るまでの道は慌てていても迷わないように、さりげない印を打ち付ける。

「……後方に下がるより、前に進む方法を考えねばならないんでしょうね。
 被検体とやらの嫌う匂いだとかでもわかればいいんですが。
 ひとつひとつが扱い難く危険となれば、ちょっとしたテストも行えやしない」

遠くの音に耳を澄ませてため息をついた。今のところは硬い靴底の足音は遠い。
何度も人が行き交うのを聴いているうちに、一般的なゴム底との違いははっきりわかるようになった。
まだ、個人を聴き分けるには至らないだろう、そんなに先鋭化した物の話ではない。

「紙の裁断機はないかな? 学校とかにあるやつですよ。
 今はペーパーレスが進んでるから、捨てられたか倉庫の奥の奥かもしれないが……
 あれで塩ビや材質の薄いパイプを切れば、多少ましな武器にはなるでしょう。
 事務類の倉庫も見てきますから、暇な人間が居たら荷物持ちをお願いしますよ」

現状皆が散った方向とはなるべく被らないように、自身も遠征に出る。
とはいえこの場を守る人間も必要だし、そも青年の言うことを聞く義理もない。
ついてくる人間がいなくとも、どちらにせよ部屋の外へと出ていった。
(48) 2022/05/31(Tue) 9:49:32

【人】 絶対専制君主制 コゴマ

>>51 マユミ
「緊急事態とあらば、シャッターが下りているのは研究区画だろう。
 そこから逃れるなら地上に近い方、俺達と同じく立ち向かえるすべのある方だ。
 危険視されている何者かはさておいても、人間はこっちには少ないだろうさ」

手を差し伸べられついてくることには、礼を言いもしなかった。
誰かが自身を助くことは、当然のことだとでも思っているのかもしれない。
ただ、意思疎通が取れないことは不便と理解しているのか、
自分よりも背が低く、手元が塞がってマルチタスクになっている貴方に合わせて、
少しだけ歩調は緩めて静かにしている様子ではあった。

「耳は? きちんと聴こえているのか? 補聴器は?
 端末で通信できるんだったらいっそ、全てそれで済ませたい。
 イヤホンでも探してきて、声を出さずに連絡出せるようにするか」

貴方に合わせている、というわけではないようだが、便利にできるところはそうしたほうがいい。
どちらにせよ方向性は全て見つかるもの次第だ。
紙であったり乱雑にしまいこんでかまわないものだったり、
この施設の中でも粗末に扱われるようなものの多い部屋へとたどりつく。
耳を澄ませて、ひとけがないことを探った。
(57) 2022/05/31(Tue) 12:27:06
ざり。ざり。
ノイズ混じりに何かが聞こえた……ような気がした。

ざり。ざり。

「……」

息を止めて、正確には息をするのも忘れて、脳を撫ぜるようなざらりとした耳障りな音に紛れた何かを聞こうとする。
ここに来た時から、ずっとそう。人を見ようとしている。

ずっとずっと、見ている。聞いている。
見ようとしている。聞こうとしている。

連絡を確認すれば、程なくして待ち合わせ場所へ向かう。
念のため、ビニール傘を片手に携えつつ。

『何もないといいけど……』


「何をしている」

と。声を掛けたのはいつの頃だったか、或いは。
貴方が人をひらと躱すようであれば、薄い壁や扉越しだったかもしれない。
耳をそばだてる様子の貴方を慮ってた、声掛けは短く。
反応を軽く伺ってみてから、その先を続ける。

「なにか探っているようだが、違ったものでも聴こえたのか?
 今のところはこの近辺には誰もいない。ように、見える。
 懸念があるんだったら、今のうちに話せ」

【人】 絶対専制君主制 コゴマ

>>63 マユミ
「余計なマネをしないのは良いことだ。
 今更一人チョロチョロ見つかったって、そうデメリットにはならないが。
 人手が減ることのデメリットがどれがけ響くかも今は想像はつかない」

伝えられた要素をざっくりとまとめて頷き、まだ小暗い部屋の中に侵入する。
幸い中に人はいないのか、捜し物に苦慮することはないだろう。
目当てのもの、それ以外の副産物も見つかりそうなくらいには物が残っている。
手頃な資材を漁って、簡易なラックを手にとって解体出来るかを確かめた。

「そっちは裁断機を探してくれ。
 こっちはこれを解体してみる、何本か資材が取れそうだ。
 何人かの手に振り回せるものが渡れば都合がいい」
(73) 2022/05/31(Tue) 19:44:06

【人】 絶対専制君主制 コゴマ

各人、手元に渡り始めた端末に入った連絡には。

「なるべく小さい炭酸飲料をいくらか確保しておくように」

と、要望に付け足しておいた。
用途は飲用だけではない。今はそういうものが武器になるのを祈るしか無いのだ。
(74) 2022/05/31(Tue) 19:47:09
青年はやっぱり笑顔だ。
端末に届いたメッセージを見て、折を見て会議室を抜け出した。
取り戻した大事な大事な宝物を抱えて。

最初に何て言おうかなあ、と考えながら。

【人】 絶対専制君主制 コゴマ

>>77 マユミ
ラックの中からなるべく細いものを選び、机の中の工具で解体する。
それでもやっとの資材であって、合うものを探すまでには苦労していた。
やっとひとつ解体し終わったところで、近づく足音に顔を上げて。

「……持ってこいとは言っていない」

苛立ったような声はやっぱり労いもしない。
貴方のほうまでずかずかと近づいてくると、途中で裁断機を取り上げた。
あからさまな溜息を吐きながらに、それを机のほうまで運んだ。
目に見えてわかるほど鍛えているわけではないが、まだ二次性徴貴方よりは力がある、多分。

「不相応な無理をして体を傷められても困る。
 ……よし、力を掛ければ切れそうだな。近づくなよ。
 そのへんの机に束ねられそうなものがあるから、持って来い」

その後も、貴方と分担して作業をしたなら、資材を持って皆のいるところに帰るんだろう。
貴方に居丈高に指示を飛ばし、召使いのように扱いながら、だ。
気遣っているわけではなく当然の義務として、重いものを持つのは自分でやっただろうけど。
(83) 2022/05/31(Tue) 21:29:06