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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


到着: III『女帝』 シャルレーヌ

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

「皆に幸多からんことを。」

[ 幼い頃からずっと
 当たり前のように口にしてきた祈り。
  証持ちの私を、
「聖女」と崇めて大事にしてくれる村の人たち。
 彼らが末永く幸せであってほしい、
 と思う気持ちは本当。]
(53) 2022/12/11(Sun) 4:43:14

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ でも、洋館にいる間だけは、
 あまり考えないでいることを許してほしい。
 ううん、本当は洋館にいない時でも、きっと。]
(54) 2022/12/11(Sun) 4:43:50

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

── 洋館の片隅自室にて

[ 遠くに聞こえる少女>>0:@0のはしゃぐ声で目が覚めた。いつのまに眠ってしまっていたのだろう?
 
 チェレスタ>>0:42の呼びかけに「素敵ね」と
 張り切って手を上げて賛同したものの、
 歌はあまり上手くない…ので
コソ練をしていたのだ。

 彼女が戻ってきたら指導してもらおう。
 喉をいためないように、と、
 瓶からのドロップを取り出して、口に放り込む。
 ふんわりと甘い味が広がった。
 
 自分自身、1週間後のお祝いを楽しみにしているからだろう。]
(55) 2022/12/11(Sun) 4:46:29

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ 個人的に用意した贈り物は、手作りの黒猫のぬいぐるみ。
 首輪の代わりに赤いリボンを付けている。]

 ネコ…とわかってくれるかな?

[ 最初はウサギを作ろうと思ったけれど、断念したのだ。ウサギの方がわかりやすかったかな?
 でも、あの特徴的な耳を上手に作る自信がなくて…。

 自然と漏れるため息。だめね、一人でいると、つい出ちゃう。]
(56) 2022/12/11(Sun) 4:47:29

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ もうすぐ6歳になるアリス。
 あの頃の自分が欲しかったモノ、と考えると。]

 友だち。

[ 自分を特別視せずに接してくれる、年の近い友人。
 ここにいれば、年は近くないけれど、
 同じ証持ちの…仲間がいるけれど、
 ずっと側にいてくれる友だち…、
 いや、このネコのような何かを彼女がずっと側に置いてくれるかわからないけれど。]
(57) 2022/12/11(Sun) 4:48:22

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ ありのままを受け入れてくれる、大事な、人。
 側にいると安心する、場所。

 彼女にもそんな人が現れたらいいな。
 彼女にとってここがそんな場所であったら、と。
 私がそんな人の一人になれていたらいいな。] 

 …そろそろ行こう。

[ 洋館にいる間、毎日必ず顔をだすあの場所へ。]
(58) 2022/12/11(Sun) 4:49:20

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ あなたは覚えているでしょうか?
 はじめて会った日のことを。

 自分と同じ「証持ち」がいる場所だと言われ、
 連れてこられた洋館ここ
 あなたと引き合わされた時、
 涙が後からあふれだして、止まらなくって。
 自分でもわけがわからなかったけれど、
 あなたはもっと困ったでしょうね。

 恥ずかしいから忘れていてほしい。
 私はずっと忘れないけれど。]
(59) 2022/12/11(Sun) 4:50:45

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

──売店

 フォルー。フォルー、いますか?

[ ひょいとお店の中を覗き込めば、いつものように出迎えてくれただろうか。
 もし店長が不在でも、ちゃっかりと会計場にある自分専用の椅子に腰掛けて、彼あるいはお客さんが来るのをのんびりと待つ。

 彼あるいは店番をしている誰かさんがいれば、遊びに来たの、といつものように微笑んで**]
(60) 2022/12/11(Sun) 4:51:52
III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a10) 2022/12/11(Sun) 5:00:02

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

───売店

[ 一人でぼんやりとしていたのはほんの少し。
 珈琲の芳しい香りで、主の帰還を知る。]

 お帰りなさい、───フォルー!?

[ 戻った途端に、茶目っ気たっぷりな表情で
 涎の跡を指摘されて、慌てて口元に手をやるが、その形跡を確認する前に、冗談だと笑われれば。]

 …もう、意地悪ね。

[ 眉をしかめたものの、その声音は常と同じ穏やかで。
 成長するにつれ軽口を叩くようになった古馴染みを見つめる瞳は、晴れた空を映した湖のように澄んでいる。]
(382) 2022/12/12(Mon) 22:18:32

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

 そうね。
 アリスの誕生会が楽しみで、夢見はいいのよ。
 
悪い夢は
最近は
みていないわ。


[
時折みる悪い夢。内容は覚えていないけれど、息苦しくて目が覚める。その息苦しさは、彼のことを思う時と似て…
 

 悪夢が続いた時は、誰かに相談した。
一番頼りたい人は心配させたくないから、と、きっと他の人に。

 「楽しい夢を見るにはどうしたらいいかしら?」と回りくどくきいたかもしれない。

 アリア>>15に薬を乞うたこともあっただろう。
 だから、彼女>>255に相談された時は、借りが返せると張り切って、心構えとすこし外れた助言をしてしまっただろう。もちろん有益な情報もあったはず…。]
(383) 2022/12/12(Mon) 22:21:44

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

 ええ、喜んで。

[ 軽食の誘いに頷いて、
>>124が珈琲の追加を頼む様子を横目に
 ソファへと移動する。]

 誕生会、楽しみね。
 
 …フォルは、何を用意したの?

[ スコーンにジャムを塗りながら、
 口にするのはやはり誕生会の話。

 プレゼントは内緒にされても
 気に入ってもらえるといいわね、と笑顔で。

 自分も、個人的な贈り物>>56については、
 内緒のつもり。
作り方の本や材料などを取り寄せる時点でバレバレかもしれないけれど、

 口にするのは、合唱の練習を頑張ってる、ってそっちの話。]

 そろそろ、チェレスタも戻ってくる頃よね?

[ 売店まで玄関の賑やかな声が届くのなら、
 流石に気がついていただろうけれど*]
(384) 2022/12/12(Mon) 22:22:52
III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a59) 2022/12/12(Mon) 22:31:22

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

──「聖女」のこと

[ 彼女が生まれ育った集落は、独自の文化があり、証持ちとして生まれた私を「聖女」として神聖視した。
 
 物心ついた時から両親は側にいなかった。
 身の回りの世話をする者、「聖女」として立ち居振る舞い、集落に伝わる歴史、などを教える者はいたが、
「証持ち」が痣持ちだ、咎人だと迫害されている
、ということを彼女に教える者は誰もいなかった。

 集落の者は皆、彼女を「聖女」様と呼び、
 彼女の名がシャルレーヌであることを彼女が知るのは、洋館にはじめていく直前のことだった。
>>0:77見知らぬ集落の者ですら知っていたのに。


 だから、彼女の名を彼女に教えたのは
 集落まで迎えにきた職員かもしれないが、
 はじめてその名を呼んだのは『世界』だったかもしれない。

 だからというわけではないが、
 彼女にとって洋館は世界の扉で、
 その世界を見渡す双眼鏡が、
 フォルであった。]
(550) 2022/12/13(Tue) 15:43:21

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ 洋館にいる間は、誰も私を聖女様と呼ばない。
 それがとても心地がいいことも私は知らなかった。

 名前で呼ばれるのは好きだ。
 姉さんと呼ばれるのはくすぐったかったけれど、懐っこく笑いかけてくれるシンは可愛い弟分になったかな?

 でも、たぶんきっと彼の方が「世界」を知っていると、そう思いこんでいる。]
(552) 2022/12/13(Tue) 15:44:41

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ 当たり前のことを教えられずに生きてきた。
 そのことは洋館に来ることで知り、
 それからは、積極的に学ぶようになった。
 
 村での教育は口伝ばかりだったから、
 読み書きも幼いフォルに教えを請うていたかもしれない。]
(553) 2022/12/13(Tue) 15:45:14

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

――回想:花盛りの頃

[ どの季節に来ても、四季折々の花が出迎えてくれる洋館が好きだ。

 はじめて来た日も見渡す限りに咲き誇る花々に、幼心に感動したものだ。
 年相応の無邪気な歓声が途絶えたのは、彼>>0:126がいたから。

会いたかった。生きててくれた。会いたかった。
生きて…
]
(554) 2022/12/13(Tue) 15:48:11

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ 自分でもわけがわからないまま、
 その場に立ち尽くして泣き出した私を、
 彼は抱きしめてくれた。

 村の人は皆優しい。
 だから、人前で泣くことなんてなかった。
 だからというわけではないけれど、
 こうして抱きしめてくれる人はいなかった。
 私は「聖女」で、特別だから。


 初対面でいきなりする行為ではない、
 ということは、知らなかったけれど、
 全然嫌ではなくて、
 むしろひどく安心するのが不思議だった。
 髪を撫でられることもおんなじで。

 あの頃は、胸の奥に灯りが灯るような
 張りつめた糸が緩むような、この気持ちが、
 “安心”ということも知らなかった。]
(555) 2022/12/13(Tue) 15:51:52

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ たどたどしく、何度も囁かれる謝罪の言葉に

 ううん、違うの。謝らないで。
 私は、私は、今とても………


 この感情はなんと表現すればよかったのだろう?
 それは今でもわからないままで。]

う…うぅ…。

[ 謝ってほしくなかった。
 でも、口から出るのは嗚咽ばかりで、
 彼にただ縋りつくように泣きじゃくっていた。

 雨はいつかあがる。

 彼が確かに生きている、と、
 心の底から実感できたから。

 そう実感したのは泣き疲れた幼子でなく。]

 ご、ごめんなさい。服を汚してしまって…。
 あの、私の名は…。
(556) 2022/12/13(Tue) 15:55:16

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ


[ あんなに泣いたのはあれきりで、
 気恥ずかしくて思い出話もしないけれど。
 あの頃は背丈も手の大きさもあまりかわらない…
 もしかしたら彼の方が小さかったかもしれなくて、
 でも、あの頃からずっと彼は…
 変わったけど、変わらない、大事な、人。]
(557) 2022/12/13(Tue) 15:56:09

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

──現在:売店にて

[ フォルの問いかけにコクリコクリと頷いて。
 掬い上げられた言葉>>0:477
 うっかり口を滑らせたことに気がついて、
 慌てて口を覆うが、一度発した言の葉は戻らない。

 叱られてしまうだろうか?
 覗き込むように見つめる瞳を黙って見つめ返せば、
 軽快な、でも、あたたかい言葉が返ってきて、ホッとする。]

  ええ…、そうなの。でも、アリアにお薬をもらったこともあるから。

[ 大丈夫、次はちゃんと報告します、と、目を伏せた。もちろん次がないことを祈っているけれど。]
(558) 2022/12/13(Tue) 15:57:26

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ アリスへの誕生日プレゼント。
 フォル>>0:478はまだ考え中ときいて
目を瞬かせた。]

 そうなのね。
 でも、フォルが選んだものなら
なんだって喜んでくれるわ。

[ 私がそうだもの、と、穏やかな笑みで添えて。]
(559) 2022/12/13(Tue) 15:58:43

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ ちなみに「聖女」は、村で生誕祭があるため、
 長らく洋館に通いながらも、自分の誕生日の前後に、洋館で過ごしたことは1度もなかった。

 それでも、誕生日のその後の来訪で、お祝いの言葉をかけてくれる者もおり、それだけでも十分嬉しかったのだけど。
クロからの贈り物>>529も、もちろん大切に自室に飾ってある。


 だから、今回のように証持ちがほぼ全員そろった中で祝われるアリスが愛おしくもあり、羨ましくもあるのだ。

 それでも、誕生日が近づけば、村に帰るよう準備する自分がいる。

 だって、毎年心を込めて祝ってくれるのだもの。
 まるで置物のように座らされ、御簾越しに祭りの様子を見守るだけだとしても。]
(560) 2022/12/13(Tue) 16:00:09

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ 個人的な贈り物は内緒ってごまかしてしまったから、歌のおねだりには、僭越ながらと咳払いして、サビの部分を、ほんのすこしだけ披露した。
 ちょっと緊張して、声が裏返ったのはご愛嬌。
 どうかしら?と、恐る恐る彼の表情を伺う。それから。]

 そう、そうなの。
 カルクドラがオルガンを演奏してくれるのよ。

[ 伴奏の話がでれば、手を合わせて、何度目かの楽しみね、を口にする。]

 フォルも参加する!?
 まだ一週間あるもの、カスタネットではなく、
 男声パートの参加も喜ぶのではないかしら?

[ 彼がどこまで本気だったかはわからないけれど、彼も一緒なら絶対楽しい、と瞳を輝かせた。]

 チェレスタには私からも推薦しておくわね。

[ 珈琲のおかわりを飲み干せば、ごちそうさま、と言って売店を後にしただろう*]
(561) 2022/12/13(Tue) 16:03:27

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

 おかえりなさい、チェレスタ。
 お疲れ様。あのね、───。

[ そう声をかけたのは、きっとそう遅くない時間**]
(562) 2022/12/13(Tue) 16:05:21
III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a83) 2022/12/13(Tue) 16:31:31

III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a87) 2022/12/13(Tue) 18:06:33

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

───回想:明日の約束>>559の続き

 いいの?なら、私も行きたいわ!

[ さり気ないお誘いに目を輝かせて頷いた。
 今までも出かけることはあったけれど、
 タイミングが合わずにお留守番が多いから、
 ついつい前のめりになってしまって、
 驚かせてしまったかもしれない*]
(604) 2022/12/13(Tue) 20:12:38
III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a90) 2022/12/13(Tue) 20:17:11

III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a91) 2022/12/13(Tue) 20:24:40

III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a97) 2022/12/13(Tue) 22:41:23