11:40:40

人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:



[ ──これは
 わたしたちを愛してくださる神様なりの『救済』
 かつて『節制』わたしが貰い受け損なった『罰』だ。

 『運命の輪』あのひとから全てを奪い取った罪
 みんなで幸せに神様の願いを裏切った罪
 結果的に箱庭の崩壊を加速させる引き金を引いた罪
 神様から与えられた命をこの手で終わらせた罪

 それらすべての咎を償う為の罰。
 
 悠久の時を経て与えられる贈り物
 であればこの身は、
 謹んで享受し拝領する以外の選択肢を持ってはいけない

 それ以外の身勝手な意志など
 指先ひとつ分も抱いてはならない ]
 



[ けれど、けれど神様。

 罰せられるのは
 わたしひとりで十分ではありませんか? ]

 


[ わたしさえ居なければきっと神様の希望は叶った
 わたしさえ居なければ、彼は死ななかった

 あのひとの未来を奪っておいて
 わたしだけ幸せに生き延びるなど
 そんな都合の良い話 許される筈がなかった。

 この世界に生きる数多のひとの未来を奪って
 わたしだけ幸せに生きようなど、
 たとえ神様がお許しになろうと
 わたし自身がそれを許せない 

 だから、
 もし世界が崩壊する日が来るならば

 わたしは、


         
  命運を共にしよう この世界と
]
 

 

 [  ──また、わたしは同じ過ちを
      繰り返リバースしてしまうのだろうか  ]


  

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

───ホール:フォルと

[ フォルはいつも優しいから、
 側にいることを許してくれる。

 手を伸ばせば、その手を取って包み込んでくれる>>33

 優しい人。

 村の皆と違って、距離を置かずにいてくれる。

 それだけで十分なのに、
もっとずっとが欲しくなる。
 もうとっくの昔に、大事な約束>>2:40はもらっているのにね。

「―――そんな事でいいの?」

 そんな事じゃないよ、大事なことだよ。
もう二度とあんな想いはしたくないもの。
]
(116) 2022/12/16(Fri) 17:33:47

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

[ それでも小さな約束>>2:34が増えるのは嬉しい。
 それが例えこんな時でも。]

 うん、わかった。お昼に行くね。

[ そう、たぶんこれは皆で話し合って、
 一つの意見にまとめた方がいいこと。

 でも、それが難しいのは、フォルの言うとおりで。
 だから、私も考えなくてはいけない。

 どうしても譲れないことは、もうとっくの昔に決まっているけれど。]
(117) 2022/12/16(Fri) 17:34:29

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

 …なぁに?

[ ざわめきの中、フォルが小さな声で私の名を呼ぶ。

 これから少し頑張ってみるって、
 何を?は聞かなくてもわかるけれど、
 どうするつもりなのかは、よくわからない。

 けど、きっと然るべき時に
 話してくれるって、そう信じているから。]

 おまじない、…いいわよ。

[ くすり笑って、手を合わせて言の葉を紡ぐ─]

フォルス、
貴方の強い「意志」が、願いを叶えますように。
(118) 2022/12/16(Fri) 17:38:23

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

 
…頑張って、フォル。


[ 手を伸ばして、彼の額にかざす。届いたなら、前髪を優しく撫でよう。
あの頃は目線も同じくらいだったのになぁ…。]
(119) 2022/12/16(Fri) 17:39:53

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

──回想:『聖女』とは
 
「シャルは聖女なんだって?」
「聖女って何をするの?」

[ そんな無遠慮な質問をしてきたのは、
 幼い頃のフォルだったか、シンだったか。
 あるいは二人共、だったかもしれない?

 私は咄嗟に答えられなくて、
 しばらく黙ってしまっただろう。

 聖女ってなんなんだろう?]

 …村の人の幸せや健康を祈ったり、
 畑の作物がよく育つように、とか、
 狩りが成功するように、とか、祈るの。

[ 私は祈ることしかできない。

 でも、皆は良いことがあれば、私に感謝して、
 悪いことが起これば、何故か私に謝って。

 自分では見ることのできない「証」を有難がって拝まれるの。
 …本当は、背中だけとはいえ、
 皆の前で肌を晒すのはあまり好きではない。
 けれど、その「証」故に大事にされているのだから、無下にはできない。…したくない。]
(120) 2022/12/16(Fri) 17:41:34

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

 行ってらっしゃい。

[ おまじないをして、見送れば、
 彼はタナトスの元へ行ったかな?

 その背中をしばらく見つめていた。]
(121) 2022/12/16(Fri) 17:42:10

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ


[ フォルの後ろ姿を見るのがいちばん好き。
 これは絶対誰にも言ってないはず。
いや、言ったかもしれない?

 けど、フォルは気がついたらこちらを向いてくれるし、私も、遠くにいるよりは、そばにいたくて、あまり落ち着いて眺める機会がないのだけど。]


 …いけない。

 [ 今もぼんやり見ていたら心配かけてしまう。

  両頬をぴしゃん!と叩いて、深呼吸。
  玄関を抜けて一人になって、考えよう**]
(122) 2022/12/16(Fri) 17:45:19
III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a28) 2022/12/16(Fri) 17:50:20



[とはいえ、『月』から何かを取り上げて、
「お前のものはボクのもの、ボクのものはボクのもの」という、
理不尽な理論を振りかざしたとまでは教典に書かれてないし、
そんなに悪いやつではなかったのでは……?

真相は『箱庭の子』らのみぞ知る。あと神なる存在もか]


 



『 ごめんなさい……ごめんなさい……。
  もしも“次”があるのなら、恨んでくれて構わないから 』


 

  

     やぁ、『力』


その日・・・、『力』の元を訪れた『正義』の手には、

 刀身に曇り一つない・・・・・・剣が、

 抜き身で引っさげられていた。**]

 



[ はこにわのなかでわたしはうまれました。
  しあわせで、やすらかなはこにわのゆりかご。

  わたしがかみさまにもらったものは、
  『 死 』という名前と
  傷を再生できるちからでした。

  かみさまはわたしに、『死』がなにかを
  おしえてくれることはありませんでした。 ]




 わたしはどうすれば
 あなたたちをしあわせにできるとおもいますか?

[ わたしはだれかのとなりにすわります。
  わかりません。
  わたしは『 死 』です。
  いきものがたどりつく おわりの名です。

  みなのように だれかをしあわせに
  できるひは あるのでしょうか。

  ふあんげにみあげました。
  となりにすわったのは『 吊るされた男 』です。

  どうしてあなたのとなりにすわったのか
  なんとなく、といえばそうです。
  けれどあなたのこえを ききたい、
  わたしはそうおもいました。

  あなたはいつも なにかを かんがえて
  すごくすごくかんがえているように
  みえていたから。

  こたえをくれることはあったでしょうか、
  それとも。  ]*


 

 
[ ――――

 箱庭の『魔術師』は、その名の通り、
 "魔法"を使うものだった。

 杖から火を生まれさせ
 杯から水を溢れさせ
 剣で風を起こし
 硬貨は土へと姿を行き来させた

 箱庭の『魔術師』は生み出すものだった
 自らの考えを元に、その魔法で、
 新たなものを創り出す子だった ]
 

 
[ だからこそ『魔術師』は――『恋人』が気に入らなかった。
 二人でひとりの完璧な存在、完成された世界
 それが世界の全てなのだと言わんばかり。

 ――そんなものは、有り得ない。

 世界は未完成であることが正しく現実だ。
 だからこそ、より良くする価値がある。
 新しいものによって変えることが出来る。

 『魔術師』はそう思っていた。
 だから『恋人』の存在そのものが、嫌いで、
 有り得ない
のだと、思っていた。]
 

 
[ 『悪魔』が『愚者』を殺した折、
 『魔術師』は『吊るされた男』の側についた。

 『魔術師』は変化を望んでいたけれど、
 こんな変化は望んでいなかったからだ。]
 

 
[ だけど箱庭は、以降も悪い方へ悪い方へばかり
 向かっていった。
 壊れていく箱庭に、『魔術師』は『箱庭の神』を頼った。

 けれど神は、何もしてはくれなかった。
 身勝手な気持ちで、皆を止めてはくれなかった。]
 

 
[ 『隠者』が制裁され、『女教皇』がぎこちなくなり

 それから箱庭もぼろぼろで、
 もう修復も出来なくなってしまった。

 そうして『魔術師』は――思考を、止めてしまった。
 生み出すものである『魔術師』は、
 この崩壊を止めることを、諦めてしまった。]
 

 

[ だから、『魔術師』は―――― ]

 

 
[ それと同じくらいの時だろう。
 『恋人』がこちらに敵意を向けたのも

 どちらが先であったか、
 それは些細な問題かもしれない。
 どちらかが手を出さずとも、
 もう片方が何れ引き起こしていたことだ。]
 

 

僕にお前を殺させろ、『恋人』


 

 
[ 『魔術師』にとって、この殺意を向けるのに、
 『恋人』は非常に適した相手だった。
 その完璧な世界を壊して終わらせてやる、と思っていた。

 そうして『魔術師』と『恋人』は、
 殺し合いを始めるのだった――* ]
 

III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a94) 2022/12/17(Sat) 23:57:14