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人狼物語 三日月国


88 灰色うさぎと紫うさぎの新生活

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視点:


イウダは、メモを貼った。
(a0) 2021/08/16(Mon) 0:02:42

【人】 イウダ

――数日後――

[律儀にも義兄となった友人は妹のところだけではなく、卯田にもハネムーンの報告をしてきた。]


 『順調だよ。
  もう何年も一緒にいるみたいに自然に暮らせてる。

  土産は無事な姿で話をしてくれるのが一番だから、
  気をつけて行ってこいよ。』


[そう返したのは出勤前。
通し勤務を減らした灰色うさぎの今日のシフトはディナーのみ。]
(4) 2021/08/16(Mon) 16:53:33

【人】 イウダ

[長時間勤務ゆえ、緊急連絡の為に携帯電話は所持自体禁じられてはいないが、調理中は当然反応することはできない。
バイブの専用パターンが紫亜からだと知らせてくる。
恐らく帰り時間についてだが、ラストオーダー時間が決まっていても客が食べ終わらない限り閉められないのが飲食店というもの。
返事を送るのは最後の客を見送ってからとなる。]


 『買い物ありがとう。
  今閉店したから、30分後くらいに店を出るよ。

  花ニラ売ってた?
  時間も遅いから炒め物にする予定。
  パプリカとにんじんとニラ、同じ長さに切っといてもらえると助かる。』


[行きつけのスーパーは地場野菜を取り扱っていて、少し珍しい野菜も手に入るところが気に入っていた。
葉ニラより苦みが少なく食べやすい花ニラもそのひとつ。

今日はつぼみの形も愛らしいその花ニラとパプリカ、にんじんをオイスターソースで中華風に炒めるつもりで買い物を頼んでいた。
しょうがは付け合わせの中華スープに摩り下ろして入れる。
夏場の疲労に効くメニューを取り入れて、しっかりリセットしておかないと。

明日は折角の二人そろった休日だ。]
(5) 2021/08/16(Mon) 16:54:02

【人】 イウダ



 『もちろん、腹減りMAXだったら先に何か食べといて。』


[急いで帰る、と走るうさぎのスタンプを送って、片づけ作業に取りかかった。
休日前は賄いを断るようになったのも、同棲を始めてからだ。**]
(6) 2021/08/16(Mon) 16:54:19

【人】 イウダ

[一人で暮らしていた頃は、退勤後にはシャツの上にブルゾンを引っ掛けて帰っていたが、休日前に二人で夕食を取る時には帰宅後すぐに調理をするのもあって、汗も気になるので今は替えのTシャツに着替えてから帰るようにしている。

彼女の方は先に風呂を済ませて貰っている。
卯田が入る頃には冷めているが、元々風呂には余り浸からない性質だ、少々湯を足すくらいなので一番風呂かどうかなんて気にしない。

家族が増えて引っ越すなら今度は追い炊き機能がついたバスルームが欲しいとは話している――賃貸は難しいかもしれないから、その場合はマイホームを検討することになるだろう。

今日も先に済ませた彼女がまさか下着をつけていないなんてことは想像もつかず、「ただいま〜」と自宅のドアを開けた。*]
(11) 2021/08/16(Mon) 20:09:53

【人】 イウダ

[「ただいま」と帰る家に人の気配がある幸せ。

料理が出来ないことを直視したくなくて母親が仕事に没頭するようになったのは少年時代。
小学校低学年から「ただいま」に返る声はなくなった。

「ただいま」に「おかえり」が返ってくる喜びを知ったのは、中学に入って織戸という友人が出来てからだった。
自分の家でもないのに「ただいま」と何度も織戸家の母親に「おかえり」を求めたものだ。

正しい家族の形を求めてきた卯田にとって、籍こそまだ入っていないものの、紫亜と二人で暮らして、大体彼女の方が先に帰っているという状況は幸せそのものだった。**]
(12) 2021/08/16(Mon) 20:15:59

【人】 イウダ

[返事が一瞬遅れたのは、正面から見た紫亜のエプロン姿が……まるで下を履いていないように見えたので。
所謂「疲れマラ」が反応しそうになって、咳払いをひとつ。]

 ンンっ……
 あー、下拵えも風呂もありがとな。
 風呂は食ってからにするよ。
 パパっと作っちゃおう。

[チラ、と足元を見る。]


 ……「それともわたし?」ってなるのかと一瞬焦った。
 下、履いてる……よな?


[下着が無いことは知らない。*]
(14) 2021/08/16(Mon) 20:43:40

【人】 イウダ

[エプロンが上に捲られる時に、彼女の口から「履いてます」とは聞いたが、それでもゴクリと喉が鳴るのを止められなかった。
水分は職場を出る前にしっかり取ってきたのに、渇きを覚えてしまう。]


 ……っそりゃ、


[食い気味に言って、玄関の時計が目に入る。
日付は変わってはいないが遅い時間。

――なら、先に紫亜を「食べて」も遅いことには変わりはないのでは?]


 ……切って貰った野菜は明日でも良い訳だし。


[言い訳をひとつ。*]
(18) 2021/08/16(Mon) 21:17:04

【人】 イウダ

[ぐ、と言葉に詰まった。

食べ物を扱う職業柄、衛生管理だけは欲情を上回ってしまう。
包丁は後で熱湯消毒することにするとしても、野菜が出しっぱなしならせめてビニル袋に入れて冷蔵庫に入れておきたい。]


 じゃあ野菜だけ、


[搾りだすような苦し気な声を出す。
抱き締めたままキッチンに歩くものだから、ペンギンのような足取りになった。]
(20) 2021/08/16(Mon) 22:23:09

【人】 イウダ

[悪戯を仕掛けながらの移動は思いの外長くかかったが、キッチンにも冷房はついているので食材の傷みは気にしなくても良さそうだ。
手洗い嗽をシンクでする間に、彼女には切った野菜をビニルに纏めて冷蔵庫に入れてもらう。

今日の夕飯のメニューは想定とは異なるものになるだろう。*]
(22) 2021/08/16(Mon) 23:32:31
イウダは、メモを貼った。
(a2) 2021/08/18(Wed) 22:31:29