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人狼物語 三日月国


170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭

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  …………。

  
そういう時もありますよ


  



        わたくしは……切るのは苦手ですから
        
それに、切ったら五月蝿そうではありませんか



[ 嬉々とした声にも静かに返す。
  知られて困る感情など
  ありはしないのだから。 ]

 



[ それでも
  楽しそうで少し羨ましいと思い。 ]


  そうですね、戯れ、としてなら
  真似事も存外楽しめそうではあります

  それに……


  
[ 離れた管を掴み
  先端を指先で弄り続けながら。 ]

 



  お友達……気にしていらしたのですか
  可愛らしいところもお持ちのようですね



          
海の中で焼かれるのもまた一興



      [ 今はもう少し、
        あの子達のことを
        見守るのも良いでしょう。 ]


 



[ 君の言葉は
  俺の体に染み込むよ。

  ずっとそうだったから

  君の言葉、曲、君への想いで作られた俺
  どこまでも宵稚のことで一杯なんだ。 ]

 




  ( 忘れるわけがないでしょ )




[ コクコクと頷いて見せて
  恥ずかしがっている可愛い彼の頭を
  優しく撫でたりして砂を払い落としていく。 ]






  ( そう、多分今声が出ないだけ
    きっとそうだよ、きっと   )



[ 俺の声に気付いた宵稚に
  心配しないでと
  喉元を抑えて少し咳をしてみせる。 ]





[ 引き寄せられて
  背中から伝わる振動に
  強張った体と呼吸が落ち着いていく。

  不安だよ
  本当は


  奪えるんだと解ってしまったから。
  君も何か奪われてはいやしないかって。 ]


 



 [ 優しい君は
   俺を気遣って、俺を想ってくれて

   幸せが伝わってくる
   でも違うだろ
   幸せだけじゃないだろ?

   あっちの世界で起こったことは
   記憶はあるようにみえる
   告白し合ったのはあっちの世界だ
   でも宵稚は今
   
酔ってた時
と言葉にした。

   幼い頃と同じように
   君はあちらでの世界のことを
   忘れてしまったのだろうか。


   でもそれでは矛盾が生じる。
   俺とのことだけ
   
キス……した時のことも

   彼は覚えているような言動をしている。 ]

 




[ 海は、
狙っている。
呼んでいる。 ]


 




[ ─────海の声が聞こえますか?。 ]




 



[ 呼ばれているんだ
  繋がりを証明出来なければ─────……

  波が近付く
  徐々に荒く大きく
  俺たちを飲み込むまでになっていく

  海に一部だけを奪われた者
  全てを奪おうと波は迫る



       少しでも触れれば─────。 ]

 



[ 波が足元まで迫ってくる

  一度濡れているのだから

  俺は気にならなかったんだ。


  宵稚が濡れなければ良いとだけ。 ]


 




  ────────────………
       ──────………
     ──────………
   ──────………



 



[  波が

          触れた  ]






[ 足は冷たく濡れ
  絡め取られるかのように
  力強く引かれる

  (なんだ?)

  まるで掴まれているかのような感覚
  波にしては違和感を感じ
  視線を向ける─────。 ]


   
─────!!




[ そこにはいくつもの手が足を掴んでいた。
  何人もの人間の手が波から伸びている。 ]


 



[ 波に攫われる時
  もしかしたらその人には
  こう見えているのかもしれないなと
  どこかで冷静に見る自分がいて


  
きっとそれは声を失った時に覚悟したから


  足に向けた視線を宵稚へと戻す
  きっと彼には見えていないはずだ。
  俺が波に足を取られていることも。

  俺は彼を抱きしめ返していて
  このまま離さなければ
  彼も一緒に波に引き摺られてしまう。 ]

 



( 手を離さなければ
  でも、もう離れたくない )



[ 離れたら二度と
         一緒にいられないような気がして。 ]




[ だって君の願いを俺は知ってしまったから
  俺がいないと宵稚は幸せになれないんだ
  俺が、いないと。 ]

 



( そっか、俺がダメでも
  俺の体は君の側に………

  
って、俺が納得するとでも思った?

  
何あいつまだ出番あったんだ? )


 



( 俺の宵稚を見縊らないで欲しいよ
  中身が違うことくらいわかるっての
  
絶対に宵稚ならわかるよ。



  だって、宵稚は俺のことが好きなんだから。)

 



[ 抱きしめていた彼から離れて
  その顔に両手を添えて

  声が出なくても口を開いて言葉を伝えるよ。 ]

 



[ 伝わったかは確かめている時間はなく

  彼の手を握れば
  俺の体は一気に引かれて
  自分一人の力ではそのまま海へと沈むだろう。 ]



         ( はなさないで
           はなれないで

           思い出して、忘れないで
           君の愛する人達のことを

           君自身を───── )**





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 わたくしは
 ”聞かなかっただけ”
 ”忘れただけ”

 あの時見た
 二人の繋がりが”まこと”なら……


 
ただ
”人”
では神に諍うことは出来ないのでしょう



 


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[ 垂らしたのは一本の糸
  それは天から伸びた蜘蛛の糸。 ]

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使い方は如何様にも**


 

 (咳………。)

 いや、風邪引いたんじゃないか?それ。
 やっぱり夜間でもやってる病院探そうか…?

[火照りの冷めない顔を仰ぎながら、
"掠れ声"を出し続ける姿は見ていて心配になる───

 …いや、これは。不安?
 心配と称するには、もっと奥底からの恐怖。

おぼろげな記憶が間違っているというわけでもなく、
やらかしはしているけど本来なら嬉しい筈の時間。

けど、お前は笑顔を「作っている」し、
誤魔化すように咳き込むお前に対して、
手放しには、喜べない自分がいた。]

 ………。
 海音…?

[あやふやな記憶の中でも、
俺の散々な告白は──お前に伝わっていた
…はずだ。


それとも記憶の方に違いがあって
あんなことを言われながら
やっぱり断られて玉砕してる…のか?]

 っ……うぅ、
ぐ、

 ああ、くそ、なんだこれ……

[記憶の成否を確かめようとする度、
二日酔いにしてはあまりにも強い痛みが頭を襲う。
ズキズキした鈍痛というより、本当に「痛み」だ。

痛みの中に──、お前との幾度もの口付けは
違いなく覚えがあるのに。
]


[わからない、 …わからない。

他の事を思い出そうとするたびに、
お前の事ばっかり考えてしまう。

──けれど、それは、間違っているのか?


元々、お前の傍に居たいと望んでいた気がするし、
お前の為に音楽を作っていたし、

それ以外、……それ以外?]

 海音、俺、
  
 なんか、なんだろ、一体、何忘れて、

[自分一人で考え込んでも仕方ないと、
その「答え」を……「声」を、聞こうとして、尋ねて]

 
 
 …………?

 あ、ぁ、……あ…??


[ 気づけば、無意識に、泣いていた。 ]

 
 

[海音の事を考えてしあわせでいっぱいで、
もう、これでいいと思っていた筈の心に、
言葉に出来ない「何か」の感情が差し込まれて、
嬉しい筈でいっぱいの心に。

抑えきれない、悲しみ、怒り、悔しさ。
理由もわからない別の感情が、
全部、あふれて。受け取ったものが涙となった。]

 な、なんで、俺。泣いて…??

[わからない、わからない。でも、
「わからない」事自体にも、心が泣いている。


思い出さなきゃ、思い出さなきゃいけない。
明確な確信があるのに──頭痛が邪魔をする。]