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人狼物語 三日月国


204 【RP】Queen's endless Tea Party!【R18G】

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視点:


到着:異邦の料理人 フィエ

【人】 異邦の料理人 フィエ

(10歳になる前まで住んでいた父の祖国は、とにかく食べ物がまずい事で有名だったのだと、この国に来て初めて知った。

私にとってはそうでもなかった。クランブル、ソーセージのパイ、カレー、ポリッジオートミール、フィッシュアンドチップ…
祖母の作ってくれる料理はとにかくどれも美味しかったと記憶している。
とはいえ、世間的にはお察しだろう。

イギリス料理はまずい。これはもう不文律だ。

そして、この話をするたびにリアルでもネットでもそう言われ続けるのは、私にとっては腹に据えかねることで、なんとかこの悪評を払拭する事こそ私の生きる道で、そのために飲食店を経営するならまずは喫茶店で経験積まないとな、なんて事で、あれから色々と経験も積んだわけだが………)
(49) 2023/03/19(Sun) 6:25:56

【人】 異邦の料理人 フィエ


             
   



              
ゴッ
(50) 2023/03/19(Sun) 6:30:39

【人】 異邦の料理人 フィエ



   
(これは……?)



[その招待状を見たのは、いつどこでだったか、どうしても前後の記憶が飛んでいて思い出せない。

ただ、気づけばあの頃の服装のまま、そこにいた。]
(51) 2023/03/19(Sun) 6:34:25

【人】 異邦の料理人 フィエ

ーしばらく前ー

お茶会、ですか?はあ………

[髪には紫の薔薇。胸には黒のエプロン。
何もかもあのときのままだ。
今となっては何もかも懐かしい。

みんな、アリスが目覚めるように自分達の物語を終え、それぞれの道を歩いていく。
まだなのは多分私だけ。
私には、まだやることがある。…夢は終わっていない。
ここはまだ夢の途中だ。

だから、このお茶会に招いたと思しき女王様に会えば、私の祖国の女王様に対するのと同じ挨拶をまずしよう。

つまり一礼の後、エプロンの裾をつまみ短くカーテシー。

うん、うまくできた]
(52) 2023/03/19(Sun) 6:43:14

【人】 異邦の料理人 フィエ

[何か喋りだすのは、相手に話しかけられてからだ。
確かそれがロイヤルファミリーの前での礼儀のはず。]

お初にお目にかかります、ユア・マジェスティン。

私はフィエ。フィエ・黒原=ベイカー。
……自分のお店も持たない修行中ですが、料理人の端くれです。

初めまして。私はフィエ。
フィエ・黒原=ベイカー……と申します。

招待状をいただき、気がつけばここに…
どこの国からと言われると説明が難しいのですが……とても遠い場所、になるでしょうか。
どうやって来たのかはよく覚えてない…少し記憶が飛んでいるような……

まあ、でもそれは多分些細なことです。
(53) 2023/03/19(Sun) 6:51:41

【人】 異邦の料理人 フィエ

それで、その……
私は客としてお招きいただきましたが、まだ修行中とはいっても、腕には多少自信があります。

てすから、もしよろしければ…

「私に、来客の方への料理を一つお任せいただけないでしょうか?」

前菜でもメインでも、肉でも魚でも、スープでもパスタでも、もちろんデザートでも!!

ジャンルでも食材でも食べたいものでも、とにかく何かリクエストをいただければ、一皿ずつ、私がその方のために全力でお作りいたします。
得意はイギリス料理ですが、他もなるべく、できる限り。

こういった…その、不思議の国のアリスみたいな場所に私が呼ばれたのなら、それはきっとそのためです。
…そんな気がします。

どうか、お許しをいただければ。
(54) 2023/03/19(Sun) 6:53:57

【人】 異邦の料理人 フィエ

……ところで、来客の方はどちらにいらっしゃるのでしょうか?

ここに来る途中もやけに色々な場所なテーブルがあるなとは思ったのですが、

ひょっとして招待客の方はそこら中にいらっしゃるのでしょうか…?

[だとしたらどうやってまだ見ぬ客に会いに行ったものか。そんなことを考えつつ、不思議の国の王宮で私は女王に謁見し、まずは客として思うところをお伝えさせていただいた*]
(55) 2023/03/19(Sun) 6:59:26
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a7) 2023/03/19(Sun) 7:06:57

異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a8) 2023/03/19(Sun) 7:07:40

【人】 異邦の料理人 フィエ

ー回想ー

[どうやら、女王様への印象は悪くはなかった>>62ご様子。試験というのも、予想通り……むしろ、得意なものでいいというのだから破格の条件でした。]

無論、見ず知らずの私がせっかくのお客様方のおもてなしをさせていただくのですから、試験も何もなしというわけにいかないのは承知していました。ありがとうございます!!

早速厨房のスペースを一部お借りさせていただきますね。

[女王様に>>62礼を言い、厨房に向かいます。料理長は不安げだったのはなんとなく見て取れましたが>>61]
(69) 2023/03/19(Sun) 9:56:56

【人】 異邦の料理人 フィエ

ご心配なく。私もこれで
24歳
、職歴もあります。
24歳です。
(大事なことなので2回言いました)

忌憚なく評価をいただければと。

[エプロンを整え、鏡の前で身だしなみを確認し、入念に手を洗う。最後ににっと鏡の前で笑ってパン!と手の甲で顔を一張り。]

よしっ!!

[気合を入れた。]
(70) 2023/03/19(Sun) 9:57:05

【人】 異邦の料理人 フィエ

食材は揃えていただきましょう。

小麦粉、砂糖、バター、卵、クリーム、リンゴ、トウモロコシのデンプン、何よりクリームチーズ。

小麦粉と砂糖を混ぜ合わせ、冷やしたバターをカードで米粒ほどに細かく刻み、両手で擦り合わせてそぼろ状のクランブルにします。

クリームチーズは微かに冷たい17度まで戻し、砂糖と合わせてへらで練り混ぜましょう。料理は心ですが、お菓子作りは精密作業。分量も、温度もきっちりと。

均一になったら泡だて器で練り混ぜ、室温に戻してから練ったバターを加えてさらに泡だて器で混ぜ合わせます。
さらにさらに卵と、卵黄のみを、均等になるよう数度に分けて少しずつ混ぜ加え、仕上げにトウモロコシのデンプンを。

ここまでがチーズケーキの生地。
あとは型に3分の2ほどを流し込み、レモン汁とシナモンをふって煮たざく切りのリンゴ煮を上に載せ、残りの生地を流し込み…

最後に渾身のクランブルをまんべんなく振りかけ、中温にオーブンで生地が盛り上がるまで焼けば……
(71) 2023/03/19(Sun) 10:14:23

【人】 異邦の料理人 フィエ

お待たせいたしました、女王様。

リンゴのクランブルチーズケーキでございます。


[なめらかで甘いチーズケーキ、シナモンの効いた深みの効いた甘酸っぱい大きさ食感様々な煮リンゴ、それを上から包み込むサクサクしたクランブル。
さすがにオーブンは電気でないので温度調整は少し勘が必要でしたが、ほかはこちらの道具も私のところとあまり違いはなく、困りはしなかったはず。

本当はりんごよりベリーの方が手間もかからず得意なのですが、今回はあえてリンゴを使いました。

なぜって?単なる予想ですが、女王様の料理人は、同じものを作っても、リンゴを不揃いのざく切りではなく、丁寧に均一にするでしょうからね。
でも、不揃いのほうが食感にバリエーションが出て、かえって美味しいんですよ。私なりの小技というわけです。]
(72) 2023/03/19(Sun) 10:23:58

【人】 異邦の料理人 フィエ

いかがでしょうか。

もしご満足いただけたのであれば……

[平静を装いつつ、内心はこういう方に自分の一皿を食べていただくのは初めてのもので……かなり緊張していたのですが。

許可をもらって忙しくなると言われたら、それは喜んでお受けしたことでしょう*]
(73) 2023/03/19(Sun) 10:26:23
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a9) 2023/03/19(Sun) 10:27:08

【人】 異邦の料理人 フィエ

ー回想ー

[どうやら、私の渾身の一皿はお気に召していただけたご様子。

思いの外熱心に食べていただけたようで、許可をいただいた折には>>63ほっと胸をなでおろしました。]

ありがとうございます!!
それでは、お茶会でここにお招きいただいている間、存分に腕を振るわせていただきます。

[そうして、私は客でありながら、女王様に招かれたお客様方に、お望みの一皿を振る舞う役を射止めました。

前菜、スープ、肉、魚、もちろんデザートまで。
食べたいものは食材でも、甘い辛い程度にふわっとしたものでも、もちろん具体的なメニューでも。

注文は全て承りましょう。
一つずつ、あなたのためにお作りします。]
(84) 2023/03/19(Sun) 12:15:42

【人】 異邦の料理人 フィエ

[以上のこと、異邦の料理人のことは、物珍しさもあって、名前とともにお茶会にいらっしゃったお客様方に知れ渡ることでしょう。]

(しかし…… これだけ大きなお茶会にしては、厨房の中が慌ただしそうな割に、料理人が少ないのが気にはなりました>>61が……

それは私の預かり知るところではないのです。きっと)
(85) 2023/03/19(Sun) 12:18:29

【人】 異邦の料理人 フィエ

ー現在ー

[ということで、しばらくは王宮でこちらの食材や道具についてあれこれ見ていました。どうやら、やはり私のいた場所と概ね同じ…というか、メニューの名前もあまり変わりはしない様子。

なんとなくそうだろうとは理解していましたが、これでできることも増えるとうきうきしていたところ、女王様について給仕に>>60向かった先で招待客らしい方>>@55にお会いしたわけです。

スコーンやサンドイッチの中には一部だけ私が作ったものもありますが、そこはそれ。
二人の話を色々と聞いていましたが、眉が下がりました。]

喫茶店?……お触りですか。
……昔は私のいたところでも確かにそういう所もあったと聞きますが…

[大正時代頃はそういうものもあったとは聞きます。
私が昔働いていたところも、店員と客の距離は近かった気がしますが、さすがにそういうのはなかったはず…
いえ、なぜか当時のことはよく思い出せはしないのですが]
(86) 2023/03/19(Sun) 12:41:02

【人】 異邦の料理人 フィエ

[それはそれとて。
確かにリクエスト>>@55を聞きました。]

オムライス………!!
高級品と言われるとそれは……

いえ、子供から大人まで、誰でも楽しめる、確かに気分を浮立たせるごちそうの一つです。
もちろんできます。お作りします。

ただ、もしよければ少し聞かせてもらえますか。
あなたが見たオムライス…いったいどういうものだったのか。
なるべくなら、それに近づけてお作りしたいと思いますから。
それと…食べられないものがもしあれば。

[オムライスの思い出は人様々。
卵はどうだろう。薄焼きか、半熟ふわっふわのとろっとろか。
ソースは?デミグラス、ホワイト、素朴なトマトケチャップ。
わかる範囲で尋ねてみよう。

食材を聞いたのは…なんとなく
猫っぽいなこの方と思ったから
この場所は私の常識が全て通用するわけではないとなんとなく理解していたから*]
(87) 2023/03/19(Sun) 12:48:58
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a10) 2023/03/19(Sun) 12:49:49

【人】 異邦の料理人 フィエ

ーそう言えばー

[女王様はふらっとどこかに出かけてしまわれたりするので、私がご一緒したりはしない>>91のでした。

会場はあちこちに散らばってはいるようですが、私のことを呼ばれれば多分その辺りはなんとかなることでしょう。

給仕とはいえ元々客でもあり、かなり自由に振る舞わせていただいている自覚はあります。
なので、女王様に迷惑のかからないように…とは常々気をつけておきましょう]

かしこまりました。ハートですね。お任せください!

[たまおさんと同じもの、ハートのマーク付き。
オーダーを心に留め置きました*]
(93) 2023/03/19(Sun) 15:16:45

【人】 異邦の料理人 フィエ

おっと……

[どうやら初めて会うお客様は些か気の弱い方のようだ。
わかりますよ!飲食店の給仕って気を使いますよね!

うんうんと頷く。
しかし、そうは言ってもあまりに遠慮されるのはなんだか悪い。

なので、気合を入れるために手の甲で額をパン!と張って、半泣きにも見える感じでケーキをつっついていた彼女に一礼した]
(107) 2023/03/19(Sun) 18:52:31

【人】 異邦の料理人 フィエ

あなたは、お茶会のお客様ですよね!

でしたらようこそ!!
袖すり合うも他生の縁、ここで会ったも何かのご縁。

Even chance meetings are the result of karma.
ーーーと、申します。
私の祖国では。

黄色くて丸くて赤いのかかってて、熱すぎず冷たすぎず、食材にこだわりなし…

ここまでお聞きできれば十分です!!

ご注文承りました。お待ち下さい!
(108) 2023/03/19(Sun) 18:54:25

【人】 異邦の料理人 フィエ

[お客様に一言告げて、厨房に入ります。
王宮の厨房とお客様の居場所はなぜかつながっていて、どこからともなくお茶やお菓子が準備されるのも、そのためなのかもしれませんが……

深い原理とかそんなのは考えることもないでしょう。
鏡ならともかく、不思議の国の方のアリスはそういうお話のはずです。]
(109) 2023/03/19(Sun) 19:06:35

【人】 異邦の料理人 フィエ

ともかく、準備するもの。
細い米、卵、ハム、緑豆、ケチャップ、バター。
瓶入りのケチャップがあるのは僥倖でした。

米は細くてパサッとしたもの。
私のいた場所ではインディカ米と呼ばれていたはず。
これを鍋の沸騰したお湯に入れて煮立たせ、かき混ぜながら茹でます。
その後ザルにあげて水を切り、もう一度鍋に入れて弱火でふつふつと水分をとばし、蒸らせば炊きあがり。さすがに炊飯器はありませんからね。

その間にハムを細く切り、緑豆とともにバターで炒め、茹であがった米を加えて混ぜ合わせ、ケチャップで味を整えればケチャップライスの出来上がり。

次は卵。卵一つあたり少々の水を加えます。
意外ですか?水増しというと悪く聞こえますが、一番簡単にふわっと仕上げられるんですよ。
バターを溶かしたフライパンを強火で十分に加熱し、卵液を割り入れてニ、三回ざっとかき混ぜすぐに火を止めます。

後はさっきのケチャップライスを半分入れてフライ返しで包んでケチャップでハートマークをつければ…
(110) 2023/03/19(Sun) 19:10:23

【人】 異邦の料理人 フィエ

お待たせしました!!

ご注文のオムライスです!
熱いうちにどうぞお召し上がりください。

[外はふわふわ、中はかすかに半熟とろっと卵がバターの香るケチャップライスに絡みつく、シンプルなオムライス。

ケチャップで書くのはもちろんハートマーク。

テーブルのたまおさんと、それから女王様にも同じものを差し出しました*]
(111) 2023/03/19(Sun) 19:12:59
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a15) 2023/03/19(Sun) 19:14:01

【人】 異邦の料理人 フィエ

[まずは見た目はお気に召していただいたらしい>>@83
熱すぎないようにとはオーダーをいただいていたので、先にたまおさんの方、それから女王様の方と作ったのですが、それでもまだ熱かったかもしれません。

食べ方については女王様>>113が食器の使い方をお教えしたり、息を吹きかけて冷まして食べたり…
おそらく正式なテーブルマナーでは絶対ないでしょうが、私は咎めなどするはずはありません。女王様も咎めないなら。]

さすがですね。


[思わず声が漏れたのは、私の祖国の女王様も、フィンガーボウルの水を飲んでしまった客人に恥をかかせぬよう、自らも同じように水を飲んだという話を思い出したから。
本当かどうかは知りませんが、そういうものなのでしょう。]
(120) 2023/03/19(Sun) 21:23:49

【人】 異邦の料理人 フィエ

はい。フィエと。
喜んでいただけたのなら何よりです。
どうか、好きなだけお召し上がってください。

ふふ。これであなたともご縁ができました…でしょうか。

[初めてというのは大げさな気もしましたが、案外本当にそうなのかもしれません。本当に色々なお客がいるのだなと思えば、出逢いに心も踊るというもの。]

未熟ではありますが、お褒めくださり、ありがとうございます。

[夢中でオムライスを食べていだくた様子は、お世辞にもあまり丁寧な感じではありませんてしたが、そんなもの私が気にすることではないのです。
>>114>>@84たまおさんと女王様からの賛辞に今一度お礼を述べ]

…また何かリクエストがありましたらいつでも呼んでくださいね。

[と告げて一歩引きました。
お話があればその限りではありませんが、他の方にお会いしに行くのも悪くないだろうと*]
(121) 2023/03/19(Sun) 21:33:52