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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【人】 勢喜 光樹

─→精神病棟へ─


[四谷に付き合い、"チハヤ"という人物を探すため
精神病棟エリアへ向かっている道中のことだったか。

遠くの方から、誰かを呼ぶ声が
聞こえたような気がした。>>0:129]

………声が、したな。
お前には聞こえたか?

[己のみに聞こえたものなのか、
四谷の耳にも入ることが叶ったのか。
確かめるように問うてみる。]

チハヤ………
という奴の、声だと良いな?

[四谷にとっては、それが望みだろうから
期待を抱かせるようなことを言ってはみたものの

己は、生者よりも死者のものであることを
口にはしなかったが、内心では願っていた。

    
死へと近づくことが、出来そうな気がしたから。
*]
(6) 2022/08/11(Thu) 11:11:19
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a4) 2022/08/11(Thu) 11:18:04

勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a5) 2022/08/11(Thu) 11:28:07

[同時に、なぜかその負の感情を塗りつぶすように感じる下腹部の疼き。

もっとも、これはとある水子の霊からの贈り物ではあるのだが、それを私は知る由もなく
]

少女に贈った「モノ」。
それは、少女の「恐怖」を「別の感情」で塗りつぶすもの。

彼女を貶める為のものではなく。
彼女を堕としめる為のものでもなく。
一切の悪意を含まない。
けれど、どこまでも残酷な贈り物。

彼女がもし、恐怖に心が折れる時が来たら。
彼女がもし、逃れようのない、苦痛に満ちた死に直面したら。
彼女の心が「恐怖」に気付かないよう、心を塗りつぶしてしまう。

彼女が恐怖に折れず、生きて病院を脱出しようとするなら。
塗りつぶされた心は、元の色を取り戻し、やがて贈り物も消え去るだろう。
けれど、全ての人間がこの病院を脱出できない事も知っている。

ならば、せめて。
その最期が恐怖ではないように、と。
水子が彼女の為に、文字通り身を裂いて送ったものだ。

[チハヤが拒もうとしない限り、
 彼の頭は胸元に押しつけられることだろう。

 温度はない。鼓動もない。死の甘い匂いがする。
 そして何より命を刻むはずの場所は空っぽだ。
 しかしそれ以外すべて人間の形をした柔らかさが、
 彼の頬や鼻をくすぐることになる。]

  チハヤ、

[彼が教えてくれた名前を呼んだ。
 これまで彼に対して示した態度とは一変して、
 紡ぐ音は蕩けるように甘やかだ。]


  何も怖ろしくないわ。
  気持ち良くて、楽しくて、それだけでいい。

  だから早く、いたいのなくしちゃおうね。

[言葉と同じ甘さを持つ指が彼の首筋へ伸びる。
 明確な死の冷たさを持って、
 少しずつ彼の体温を蝕もうとして。

 蹲る彼の上に黒くて長い髪が垂れ下がって。
 ――夜が満ちていく。]*

   


   埋めて、くれようとしてるの?
   
   



  君のこの、胸の方こそ
  必要だろうに…
   
   
[ぼくが漏らした弱音を叶えてくれようとしているなんて、
彼女がそれほど甘いとは思っていない。

それでも自らの身体を使って、優しい仕草で、
丁寧に肌を重ねようとしてくれている仕草に
彼女を見上げてゆるい笑みを溢した。

艶やかな黒糸の流れに視界は塞がれる。
壁に背を預けたまま、彼女の冷ややかな身体を引き寄せ、
温度を混ぜ合わせるように唇を重ねた]**
   

[彼女の体重が預けられた机の影から伸びた何本かの影が彼女の太腿に、腕に、身体に、絡みつくように触れる。

ほんのりと湿り気を帯びたそれは太さは様々で、
彼女の身体を這うようにゆっくりと上へ上へと伝っていく。]*

【人】 勢喜 光樹


[何者かの意志によって
この廃病院は、闇へと覆われた。>>0:L0

生者は異界へと閉じ込められて
外界との接触を断たれてしまった。
何が始まろうとしているのか、何が起こるのかすらも
この時はまだ知る由もなく……

果たして、怪異の一部と成れるのか

     それとも、生還してしまうのか───]
(48) 2022/08/11(Thu) 20:48:42

【人】 勢喜 光樹

[「消えたりしない、です、よね──?」>>0:138

人間がそんな簡単に消える訳がない
そう思っていたのだが……
消えたのは、今まさに探している
チハヤと言う人物なのだと
四谷の口から聞かされたならば>>10]

そうか。と、特に顔色を変えるでもなく
その話を受け入れて、続け様に]

チハヤは………、どんな風に消えた?

[己も消えることが出来るのか……?
そちらへの期待が勝り、興味が湧いて問うてみるが
四谷にとっては、嫌な出来事だったと思うから
噤むのであればそれ以上は、無理に聞かないつもり。]
(49) 2022/08/11(Thu) 20:49:22

【人】 勢喜 光樹

[間抜けな返答と、バツの悪そうな表情には
遠くからの呼び声は、四谷の耳にも確実に入った
とは、言えなさそうに思えた。>>11

無理に合わせたのか、本当のことかは分からないが
早く見つけたそうにしているようには見えたから。>>12
特に指摘はせずに、静かに相槌を打つだけ。

四谷がどんな事で、物思いに耽っていたのか
何かを抱え込んでいることは、確かなのだが…。

死んでいくだけの己が聞いたところで
何かをしてやれる訳でもなし。
寧ろ傷を抉って終わるだけかもしれない

やはり、此方から問うことはしないままだった。]
(50) 2022/08/11(Thu) 20:50:34

【人】 勢喜 光樹


…………………。

[精神病棟は、これまで歩いて来たエリアと違い
独特な雰囲気を醸し出していた。
此処はきっと、他とは違って
怨念が…渦巻いているのかもしれない>>25]

………イかれた奴の入る場所、か。

[病室内を覗けば、拘束具のようなものがあり
窓には頑丈な鉄格子も施されていたかもしれない。
その光景を怪訝そうに見ている四谷。>>13
反対に己は、至って冷淡に呟くのみに終わる。]
(51) 2022/08/11(Thu) 20:51:42

[理性を失った者がぶち込まれる豚箱。
外に放ってはならない、ケダモノの巣窟。

欲望に塗れた、獰猛な姿。

嗚呼、それはいつかの──両親アイツら

そして、いつかの──自分。

相応しい場所
死ぬのならば、此処──だろうか、と]


【人】 勢喜 光樹


………誰もいなさそう、だな。

[四谷の呼び声は、病棟内をこだまして
山彦だけが返って来るだけ。静寂が再び訪れた。

この病棟内ではないのか。
いや、もしかしたら………既に?

一方、チハヤは>>29
生きてはいるものの───無事、とは違い。

だがそこまでの想像は出来なかったから


生きている可能性は、少し、潰えつつあった。]
(52) 2022/08/11(Thu) 21:02:15

【人】 勢喜 光樹

[四谷は此処へ来た理由や
チハヤの目的を話し始めた。

肝試しは、若いならばやりたがるのも理解できる
しかし、死者と会いたがるとは、どういった理由なのか。

セキさんは、の後に続く言葉は
聞かずとも想像できる。]

俺は…………

       
死にに来た。


[それだけだ、と。
ありのままに淡々と事実を述べた。
知られたところで、どうってことのない話。
誤魔化す理由だってなかったから。

ただそれを聞いた四谷は、どんな顔をするのか。
とは、少しだけ気になったりはして。]*
(53) 2022/08/11(Thu) 21:12:16

[――それなのに。
 彼の言葉に一拍、息が止まる。]
 

 
  ……どうして。どうして笑うの。

[それなのに先程までの憔悴した様子は掻き消え、
 その笑みは初めて声をかけられた時のような
 気の抜けるものだった。]

  必要ない。
  だって……今から、
  あなたがいっぱい注いでくれるんでしょう?

[あなたのためだと優しくすれば、
 彼は死の海に浸り続けてくれただろうか。

 真実が必ずしも幸せを運ぶ訳じゃない。
 望む噓を吐くことだって、意味があるのに。

 なぜか、彼の問いに頷くことができなかった。
 代わりに冷たい手が彼の頬を撫でて、
 瞳孔が開いたままの瞳を大げさに細めて見せた。]

[分からないこと、言いたくないこと、
 知らなくていいこと。
 結局自身が彼の問いに返したのは半分くらいで、
 残りのすべては己が腹の内に沈む。]

  チハヤ。

[彼の顔が上を向き、黒糸を下ろす己と視線が交わる。
 唯一知る名を囁いて、こちらからも身を屈めた。
 サマーカーディガンを手放した彼の白いシャツが、
 黒々と染まっていく。]

勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a16) 2022/08/11(Thu) 21:21:02

― 名もなき病室 ―


[闇に溶けた先は、どこかの病室だった。
 20年程前には誰かが生きようと足掻いていた場所。
 今となっては薄暗く、薄汚れた一室でしかない。
 身体を離すことを許さず、古いベッドへ押し込む。
 軋んだパイプが耳障りな音を立てた。]

  ……ん、

[合わせた唇もまた、生者と離れた冷たさがあった。
 しかし自ら誘い込んだ腔内は温かく、
 瑞々しい唾液がくちゅりと音を立てる。
 明確な実体化が感覚さえも鋭敏化させるのか、
 舌が顎裏に触れる度、肩を震わせ甘香を吐いた。]

  ハぁ、……もっと、

[優しいだけなら現実でもいい。
 彼に死の意味を刻み付けなければならなかった。
 ひやりとした手が彼の両耳を塞ごうとする。
 上手くできたなら、再び唇を寄せて
 くちくちと口腔を舌が泳いだ。]

[そうして、触れて、重なって、
 埋め込んだ種≠ゆっくりと育てていく。

 痛みは彼の意識を少しずつ侵そうとするし、
 彼がここから脱すれば、
 種≠ヘ何の痕跡も残さず消えるだろう。
 あるいは、快楽さえあれば彼の苦しみは遠のく。

 痛いのはつらいけれど、
 痛いのが消えてなくなるのは気持ちいいでしょう?]

  ……ね。この夢の中だけが、
  あなたに理由を与えてくれるの。

[彼の内側に痛みと音と甘さを注ぎ込んで、
 正常な現実から引き離そうとした。]*

ん、んんっ……

[悪夢はまだ続いている。
とはいえ、種類が変わったけれども]

ぁ、いゃぁ……

[妹の死体は目の前から消えた。ここで知り合った女性と男の子もいない。
暗い空間の中、体中に湿り気を帯びたナニかが這ってきている]

ぁ、ぇ……だ、れ?

[体中に絡みつくナニか。それの正体が何なのか判別はつかないけれど、良くないものなのは直感的に分かる。

現実でも、彼女の手によって影でできたナニかが絡みついているのと同期するように、夢の中の何かも同じように私の体を上っていく。

どうにか抵抗しようと体を動かそうとしても、身じろぎするばかりで振り払う事も出来ず]

[実態を持ったしなやかな影は、彼女を拘束するというよりは下腹部の疼きを煽るように蠢いている。
細いものは器用にボタンを寛げ、服の隙間から入り込んでその柔肌に触れようとするだろう。
太腿に絡みついたものはやがて彼女の下着の上に到達し、布越しに上下にやわく動いて下肢に微弱な刺激を与える。

あえかな声など聞こえないかのように。
あるいはもっと声を引き出さんとするように。

身じろぐだけなのをいい事に、器用に彼女の身体に悦を植え付けようとする。]

[しなやかな影の蠢きは、私に確かな恐怖を抱かせ始めていた。
夢で妹の死体を見た時に比べたらなんてことはない恐怖。
未知のモノが私の体をまさぐるように這いまわるくらいなら、妹を失ってしまった時を思えば問題ない。

それでも私の中にいる水子は反応して、恐怖の代わりに快楽を沸き立たせていく。

それに合わせるように、影の蠢きは疼きを煽るように動いていて。
私の体をまさぐ影によって、少しずつ少しずつ、私の体は昂りを感じ始めていた。

肌に触れられれば身じろぎはすれども抵抗できず、敏感な場所に触れられればびくりと跳ねるような反応を見せる。
歌詞に微弱な刺激を与えられれば、もどかしさを感じるように腰を動かした。

もれ出る吐息も艶が出始めていき、微弱な刺激に曖昧な意識で無意識に反応していく]

【人】 勢喜 光樹

[チハヤの消失について>>63
四谷は懸命に答えてるつもりなのだろうが
歯切れも悪く、少し要領を得ない感じがした。

死に近付く手掛かりにはならないか。

落胆しかけていたところで……
           ポツリ。零れる言葉に。

ああ、と。
今までの四谷の様子が、腑に落ちていくようだと。]

………だからあんなにも、怯えていたのか。

[知人が消失したこと自体、というよりも
その光景が、"過去の過ち"と、
結びついてしまったから、なのか──?]
(71) 2022/08/11(Thu) 22:47:26

【人】 勢喜 光樹

[チハヤを探したい>>0:147
それもチハヤ自身の心配
「だけではない」のだとしたら───?

こうしている間にも、
チハヤがどんな目に遭っているか
まだ俺たちには分からないこと、ではあるが>>57

助けられなかったとしたら?
四谷にとっては、罪の意識が増す一方なのだろうか。と]
(76) 2022/08/11(Thu) 22:57:39

【人】 勢喜 光樹

[そこまでの憶測が立ったのは、
己が「死にに来た」と明かした後で。

既に、四谷の顔色は青白く───>>65
死の理由を知ろうと、食いついて来たものだから>>67
己の中では、確信めいたものに変わっていく。]
(77) 2022/08/11(Thu) 23:16:09
   

   
    、じゃ、注いで欲しい?
   
   

【人】 勢喜 光樹


………世界がどう、とか。
苦しい、だとかではなく。

俺が「生まれて来たこと」
それ自体が、そもそもの間違いだった。

[どんな気持ちかと問われても。
気持ちではなく、事実を在りのままに答えるだけ。

確信めいて、気付いたところで、今更。
別の言葉に変えられるほど、器用には出来ておらず]
(80) 2022/08/11(Thu) 23:25:26