【人】 操り人形 ラサルハグ>>37>>38 ブラキウム 「辛くなくともその気分は買い取ってもらうといい」 ゆらりと立ち上がり囁く。 「涙が出尽くすよりずっと早く、 どうして悲しいのかわかる気がするよ」 本当にそうなのか、ラサルハグにもわかりません。 (40) 2021/04/23(Fri) 0:40:01 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>42>>47 ゲイザー どこか物憂げな気配を纏うあなたの背後に、 ラサルハグが立っている。 「ゲイザー」 会話したのは確かパイの聞き取りをされたときくらいか。 「大丈夫か。 彼らとは親しい間柄だったか?」 (48) 2021/04/23(Fri) 7:40:58 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>53 ゲイザー 否定の意で首を横に振る。 「俺もたいして関わりはなかった」 シトゥラに関しては事実だ。 ニアは旧知から「気にかけてほしい」と暗に頼まれていた。 つまりは多少なりとも縁があったといえる。 そのような人物の死の知らせに、 常ならば落ちこんだ様子を見せるものなのに、 おかしいくらいに平然としている。 ……そんな事実、あなたが気づく理由もないが。 「だがあなたは、 落ち込んでいるように見えた。 違ったとしても話のひとつ聞くことはできる。 いるか?」 (55) 2021/04/23(Fri) 10:52:39 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>58 ゲイザー 「ああ、『そういう』。 さて遺体の様子を知らないからこれは推測だが。 想いの果てに本能より優先すべく取った行動だろう、と 俺は結論づける」 興味深そうに目を細めた。 「あなたは『そういう』話が好きなのか? 生の喜びよりも死の永遠によって結ばれる恋物語は 美しい?」 いまのラサルハグは働き蜂みたいなものだ。 生きる人から魂の煌めきとおしまいの物語を 唄うカナリアを探している。 その道程にたまたまあなたがいた。 (65) 2021/04/23(Fri) 12:17:55 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>51>>66 ブラキウム、ルヴァ 「よかった。 悲しみの原因はわかりそうか。 わからなければ、いつかわかるといい」 そしてルヴァへ視線を向けます。 意味深に左手ひとさし指に嵌めたリングを撫でて。 「実は、ルヴァは俺の友人なんだ。 これからも辛いことや悲しいことがあれば、 彼を頼るといい。きっと助けになる」 (73) 2021/04/23(Fri) 12:53:43 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>69 ゲイザー 見返す青の湖面は凪いで、強い感情は伺えない。 ラサルハグは恋を知らない。 今になっても、そう。 「あなたは恋のかたちに惹かれるんだな。 つまり永遠の中の一瞬に価値を見ているのだろうか。 死は終わり。生は続くもの。 しかしどちらも等価値と言い切るのだから」 「……俺の顔になにかついている?」 最後につけくわえた言葉はどこかわざとらしい。 もし視線を逸らそうなら「どうして」の問いかけとともに、 体を動かして視界に留まろうとするだろう。 (77) 2021/04/23(Fri) 13:14:26 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>79 ゲイザー 「これは『星冠』だ」 ふよふよキラキラしたものを差す。 頭部周囲を公転し、 その軌道は遠くからだと冠のように見える。 魔力を蓄える役割があるのだが、 詳しく説明する必要はない。 「いいや。あなたの考えは面白い。 だからあなたに関心を持つ人も多いだろうな、と思った。 あなたも遠回しな言い方は苦手か? そんなにも恋の話が好きなら、 いま恋してる相手はいるか」 こう聞けば伝わるか、と質問を重ねる。 (80) 2021/04/23(Fri) 13:54:51 |