「……おや？そろそろお告げの終」


あ〜急に変転が効いてきた〜

「どうなったかというと……ああ……分かってしまいます……今……アイデンティティが、急速に消えてる！」

「」
大学受験ができそうなくらい頭が……よくなっちゃった！

「メモ帳と本を束で常に持ち歩くのは賢そうじゃないし眼鏡は目が悪い人がかけるものだよ」

そして、アイデンティティは失われた。
もはやインテエルは賢そうな人ではない。賢い人だ。知性入ってる。

>>3　ルストロエル
〜そう、これは賢くないときのインテエル〜

「お腹空いていたのかもしれませんね。食べ終わったら触らせてくれるでしょうか……」
試しにそーっと近づいてみても、猫は逃げそうにない。やったね！

「鏡像の猫もモ……ふわ……柔軟な毛を携えていますか？」
何度か言い直した。もふもふを賢そうな感じに言うのは難しい。

>>8　ルストロエル
「そうです。ここまでまっしぐらだと、今触ると怒るかもしれません……？あ」
機を窺っていると、食べ終わった猫は『許してやろう』とでも言うように寝転んだ。横向きの猫のお腹。

「今が……チャンスです！……鏡の猫に慣れているとこちらの猫も不思議なのでは？
どうぞ、お先に」
と言いつつしゃがんでススス……と先に数回撫でている。手が勝手に！