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【人】 気紛れ者 空木[それからちらり、と奥座敷から店内を見て内装に手を入れたいなぁ、など思ってしまう。 もちろんほぼ初対面それを口に出して言うような図々しいことはしないが] ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。 ツリガネさんは私が大事にしますし、私もこの人に幸せにしてもらう予定です。 [話を盛り上げてくれるのはどうやらこの親方さんの奥さんらしい人>>3:11 おしゃべりな人らしく、質問がどんどん飛んでくる。 こちらもそれに如才なく答えていく。 きっとこれも1つのテストだろうと思うから。 ツリガネは皆に愛されている。 きっと娘のようにも思われているのだろう。 それを他所の男がかっさらっていくのだから、どんなやつだか人となりを知りたいのは当然だろう。 ツリガネの視線には自分が答えるよ、と言って>>31 黙り込んでいる親方さんと奥方さんの両方を見ながら口を開く] (0) 2020/08/10(Mon) 11:25:59 |
【人】 気紛れ者 空木この街にツリガネさんと所帯を持ちたいと思います。 元々私は違うところで暮らしていた身なので、こちらで仕事を見つけたいと思います。 もし、お心当たりがあるなら、二人で住めるような長屋などの紹介をいただけたらと。 図々しいお願いで申し訳ありません。 [あ、こちらはお近づきの印に、と手土産の酒をここで出して頭を下げた*] (1) 2020/08/10(Mon) 11:26:05 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[自分と違い、すらすら答えている。 相手が、奥方だからだろうか。 彼の一言>>0が嬉しい。 幸せにしてもらう予定に、もちろんと微笑んでしまう。 彼が答えてくれるならと、譲ることにした。 ただ傍に居たい。それだけであったから改めてきっぱりと答えてもらうと>>1 それだけで赤くなるが、そっと彼に寄りそう。 態度で心は決まっていると表す様に。 奥方の方が、手土産を受け取る。 親方の方は、まだ許していないのか、じっと見ているだけである] 「まぁ、それならどこかあったかしら。 源さんあたりに訊ねてみましょうか」 [奥方の方は、誰が良いのかと、考えだしているが、親方の方はまだのようである] (2) 2020/08/10(Mon) 11:45:47 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ彼の案は、とても素晴らしいものですよ。 [と先ほど聞いた案>>3:24を告げていく。 廓の飾りつけについては、腕が解らぬからまだ聞いているだけだったが 装飾具の話になると、目つきが変わる。 どれくらいの大きさを考えているのかと、訊き始めるのは、職人としてなにか感じたのかもしれない。 じっくり話を訊こうとするが、それはあとでねと奥方にたしなめられている] 「2人の意思は固いようね。 幸せにおなりなさい」 [奥方の方は受け入れてくれるが、親方の方は――。 すると、奥方の方が、自分の時はと話しだして、親方が慌て始めるのであった。 この二人は、一度親に反対されたが、それでも説得をして添い遂げたのだと。 2人は大丈夫だと、奥方の方からも親方を説得してくれる。 だから、しぶしぶだが、ツリガネの事を頼むと返事をいただけたのであった。 そしてせっかくだし夕食をどうかと誘われる。 昼間、たくさん食べたから食べれる気がしないが、無下には出来ない。] (3) 2020/08/10(Mon) 11:56:13 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[彼の方を見たあと、よろしくお願いしますと一緒にする事にする。 奥方は、店の事もあるから、手伝いを申し出、その間に親方は、彼から装飾具の事などを訊いている。 夕食の席になるころには、すっかり親方も彼の事を受け入れているようであった*] (4) 2020/08/10(Mon) 11:56:23 |
【人】 気紛れ者 空木[話しているとツリガネが寄り添ってきたので、その手をぎゅっと握って。 そして、自分の案を応援するかのようにツリガネが先ほどのを伝えてくれる。 親方さんも興味を持ったのか、どこか仏頂面で黙っているだけでなく、身を乗り出して聞いてきたのは驚いた。 もっと詳しくアイディアを伝えようとしたが奥方さんにたしなめられてしまう。 しかし、ツリガネの親方夫婦のなれそめは興味深かった。 今は無骨そうな親方さんも過去にそのような情熱があったのかと思えば感心もして。 過去の自分たちに重ねられていたのかもしれない。 ツリガネのことを頼まれたけれど、もちろん、と頷いた。 親方夫妻のご厚意で、夕飯までご馳走になることになって。 この場合の作法が分からず、どうしたらと思うが、親方さんに呼ばれて、細かい打合せが始まった] (5) 2020/08/10(Mon) 14:47:16 |
【人】 気紛れ者 空木[自分は単なる消費者目線での装身具のアイディアしかないけれど、職人視点からは安全性、素材、大きさや材料などが見えてくるだろうか。 それを実際の販売価格や材料費、加工賃などに落とし込む作業はこれからだ。 髪飾り、笄、根付のように小さな提灯はどうか、風鈴のように音が出る細工があれば財布などにつけても盗難防止になる、炎が危ないなら蛍や提灯のが乱反射する素材にして……など色々と思いつくアイディアを次々と口にして。 まず、どれくらいはけるかわからないから、試しにいくつか作って、それから売り上げ予測を立ててみようということにもなった。 思ったよりこの親方は素直なところがあるらしい。 自分の得意不得意を理解していて、そして苦手なところを補ってくれる相手を信頼するようで。 ツリガネと奥方さんが呼びに来てくれた時には意気投合していた] (6) 2020/08/10(Mon) 14:47:32 |
【人】 気紛れ者 空木[自分が買ってきた酒を自分が飲んでいいのかなぁ、と思いつつ、親方さんがさしてくれる酒を飲んで、さしつさされつしていたが、ツリガネは大丈夫だろうか、と不安になる。 奥方さんもニコニコとツマミを持ってきてくれるが、長居して申し訳ない気がして。 自分のアイディアを紙に書いて説明していたら、他の店番をしていた人などもわらわら寄ってくるし。 ツリガネが寂しがってないか、と不安になった。 ようやくお暇することになって、ツリガネと店を出たが、最後の方はあまり話せなくて、彼女が怒っていないか不安になった] (7) 2020/08/10(Mon) 14:47:49 |
【人】 気紛れ者 空木明日……源さんのところにお話伺いにいくけれど、君は知ってる人? [奥方さんが紹介してくれた、この街の顔ききのような人らしい。 自分が泊っている旅籠へ足を向けながら、ツリガネに話しかける。 今日は彼女は仕事の休みを取ったらしい。 明日からは仕事をするようだから、今日みたいに一日中一緒にいられないだろう。 源さんのところには一人で行って、上手く行けば契約まで済ませられるだろう。 そのまま仕事にかこつけて幻燈屋に顔を出して、そして] 君の作ってくれた行燈を、見せてもらわないとね。 [そう言って、そうだ、と思いだす] 君の提灯、返さないと。 明日持ってくるよ* (8) 2020/08/10(Mon) 14:48:13 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[夕食の席になれば、親方と彼は意気投合しているようでほっとする。 つまみやなんやらと、奥方と一緒にせわしなく動いている。 その間にも、彼は大丈夫かとチラチラ見ている。 奥方にはごめんなさいねと謝られるが、首振る。 こうして彼が受け入れられていてるのを見るのが嬉しいからと。 この場を見るとこの先もきっと大丈夫だろうと…。 ただちらっと見て思うのは、彼が戸惑っているようにも見え、見た事がない彼を見れた事もまた嬉しく思えてしまった。 ようやくお開きとなるので、彼と一緒に店を出る] (9) 2020/08/10(Mon) 15:20:54 |
【人】 幻燈屋 ツリガネお疲れ様です。 [知らない人ばかりの中で、あれこれ聞かれていたのもありまずはそう声をかけた] はい。もちろん知っております。 出来ればご一緒したいのですが……。 [やはり仕事があるので、一緒に行けるとは限らない。 案内すると言えば、少しの時間は許されるかもしれないが…、交渉する時間をと考えるとどうなるのか。 絶対いけるとは言えないから、口ごもる] はい。夜に書を読むものですが…もう一つの方は、空木様がおりませんと完成しません。 ……しっかり確かめてくださいね。 [誘い掛けるようになってしまうが、しかたない。 あれはそういうものだからである] 解りました……。 また明日と、言えるのは嬉しいのですが、もう少しで別れないとと思うと 少し寂しく感じますね。 あんなに離れていたのに、ほんの一夜が長く感じそうです。 [一緒に歩いていても、別れないといけないと思うから、そう口にする。 手を握ると離れたくないときつく握ってしまうのであった*] (10) 2020/08/10(Mon) 15:21:05 |
【人】 気紛れ者 空木[知らない人の中、というのは気にならない。 元々人見知りしない方なので。 彼女の明日の予定を聞けば頷いて。そして、会う予定をつけられてほっとする] 離れるのが寂しいと思ってくれるなら、できるだけ早く、同じ部屋に住めるように努力できるよ。 だから、待っててね。 [きつく手を握ってくれる彼女の思いが嬉しくて。 そして自分も同じ思いではあるけれど、こういう時に格好つけたいという思いがあって。 彼女の前に寂しさは見せずに微笑みだけを見せて。 宿の前まで送られるとかえって自分が心配になるからといって、適度なところで彼女と別れ宿に入る。 宿には彼女のまぐわいあった名残りの香と提灯が残っており。 だからこそ淋しさが募っていく] ふむ……。 [まだ宵の口。 夜の街は動いき始めたばかりのはずだ。 ツリガネが運んでくれた提灯を畳み、袋に詰め直せば声をかけて宿を出て。 そして遊郭に入って行った] (11) 2020/08/10(Mon) 16:22:52 |
【人】 幻燈屋 ツリガネはい。お待ちしております。 [我儘を口にするものでもない。 素直に待っていると、口にする。 薄っすら見える、安心させてくれるように微笑まれるから、今はそれだけど。 別れたくはないが、適当な場所で別れる事に。 できるなら宿までと思ったけど、心配になるからと言われれば、承諾するしかなった。 おやすみなさい。 その一言を口にして別れ部屋に戻る。 部屋に戻れば、文箱を出してくる。 ひらけるとたくさんの文が…彼から貰ったものと、自分の返事が交互に入っている。 これをいつ見せようかと考えながら、しまう。 次は、依頼されていたものを見る。 一つは、小さなもので、もう一つは大きなものだが、昼間の事を思えばこれ一つでなくてもいい気がしてしまう。 それとも、この強めの灯りも合わせた方が良いのか…。 どうするのが一番いいのかと、思案にふけっていたら気づけば寝るのは夜半過ぎていたとかなんとか] (12) 2020/08/10(Mon) 17:03:33 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[翌日――。 遅くまで、考えていたから眠くはある。 それでも、仕事であると気持ちを切り替える。 一応、親方に少し出てきても良いかと確認をとるが、やはり時間はないらしい。 しょんぼりしながら、掃き掃除などをし、終われば制作作業に入る。 制作をしていたら時間はあっという間に過ぎていくのであった*] (13) 2020/08/10(Mon) 17:03:42 |
【人】 気紛れ者 空木[朝食を済ませて、菓子折りを昨日、ツリガネと歩いたところで見つけた菓子屋で買うと、ツリガネのところへ行こうと。 昨日で顔が繋がったのか、店先に出ていてくれた奥方さんに源さんのところに行くことを伝えて、家を教えてもらう。 あわよくばツリガネと会えないかと思ったが、やはり忙しそうなのを感じると悪いのでそのまま行くことにして。 幸い街の顔役は今日は時間があるらしく、自分が昨日うろうろしていたのも、街でそれなりに話題になっていたようで、すぐに話しがついた。 さりげない話で街の噂やツリガネの話も聞くが、しっかりとツリガネの婚約者だという風に匂わせておくのは忘れない。 本人の許可?外堀を埋めておけばいいやという小ずるい知恵である。 源さんを仲立ちに大家さんに口をきいてもらい、家を紹介してもらう。 自分は気に入ったと思うがツリガネはどうだろう。 その旨を言って手付金を払って押さえておこうと思うが笑われて、ずいぶんな空き家だから不要だし、誰も来やしないのでいいよ、と言われた] (14) 2020/08/10(Mon) 18:26:15 |
【人】 気紛れ者 空木[彼女の店に顔を出せばちょうど休憩だったようで、ツリガネを呼び出してもらって報告を済ませようか] いい感じの部屋が見つかったよ。 それと、君の仕事も持ってきたよ。 昨日、遊郭に行ってきたんだ。 [仕事の話もするから、店先、借りられるかな?とほほ笑んだ*] (15) 2020/08/10(Mon) 18:26:22 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[忙しくしていたため、彼が来た事に気づいたのは、後の話。 奥方から、顔を出したわよと聞いてだった。 忙しくしなければ…いや、仕事は仕事。 ちゃんとしてない方が…と、集中をかいてしまい、ミスをしたりしていた。 なんとか休息の時間になり、お茶でもと思っていたら彼が来たと告げられる。 お茶など後回し。 急いで彼の元へ] 空木様、おはようございます。 [まだおはようと言って良い時間だろう。 こうして挨拶できるのが嬉しいと笑顔になる] もうですか。きっと空木様の見立てなら間違いないでしょうね。 …私の仕事………ですか? [遊郭に行ってきたと聞くと、すっと背筋が凍るよう。 仕事の事だから、大丈夫。 そう思っても、そうではないかもしれない…。 それに仲良くしている人ばかりではないし…と、仕事の話と言われて、はっとする。 どうぞと告げるのはこちらは引きつったような笑顔であった。 顔が強張っている自覚があるから、隠す様にして、店番の人に良かったらお茶を二つ頼み 店先の邪魔にならない場所窓誘導して、話を訊こうとするのであった*] (16) 2020/08/10(Mon) 18:56:08 |
【人】 気紛れ者 空木[会えてよかった、と彼女の顔を見ると笑顔が自然と零れてしまう。 君の目で見て、いいところだったら越そうと言って。 ツリガネの顔が目に見えて曇っていく。 どうしたのだろう、と思いながらも、昨日の夜、彼女の作る提灯を持って売り込みに行った遊郭の話を始める] 元々君の提灯や行燈は、個別に販売だったよね。 ただ一人の人を美しく魅せるため、遊女の人が単独で買っているものだから。 それを遊郭全体で灯火のようにしたらどうかと提案したんだ。 そうしたら、きっと格下の妓もよく見えるだろうしね。君の作るものはそれだけの商品だったから。 実際、君の提灯を複数点してみたら、説得力があったらしくてね。 昨日俺が君のところで買わせてもらったやつをそのまま卸してきたよ。 この先も他の廓に売り込みに行きたいんだけれど、君のところはどうかなぁって。 親方さん、俺を専用の窓口みたいにして雇ってくれないかなって思ったんだけど……。 ……ツリガネ、どうしたの? [どこかしょんぼりしたような顔をしているツリガネに気づいて、その顔を覗き込んだ*] (17) 2020/08/10(Mon) 20:39:21 |
【人】 幻燈屋 ツリガネはい。そうです。 [まさか、知り合いの姉さんのところだったのか。 そんな風に考えてしまうが、話を聞いていると違うようだ。 それどころか、しっかり考えての事。 さらには自分の作品を考えてくれての事。 それなのに、心配してしまった事がなんだか恥ずかしい。 話が終わると、覗きこまれる。 あからさまに落ち込んでいたと自覚あるし、どうしよう――] え、あ、いえ…その、空木様の行動力に驚いていました。 話の方は、親方の方にも聞いてみますが…親方にも実際どんな感じか見てもらった方が、早いと思います。 [頼んでおいたお茶が届き、離れてから男の着物を少し引っ張り] (18) 2020/08/10(Mon) 20:58:37 |
【人】 気紛れ者 空木[てっきり喜んでもらえるとばかり思った話だったが、嫌だったのだろうか。 勝手にしてしまって申し訳ないと思いながら頭をかいていたが、ツリガネの小さな声をきいてもしかして、と目を丸くする] 嫉妬してたの? やだなぁ、君がいるのにどうして遊女のところに通う必要があるわけ? [確かに彼女には、狐面が取れなくなったいきさつを知られていたりする以上、女にだらしないと思われていても仕方がない。 しかしツリガネに出会ってからは、彼女一筋だというのに] 不安に思うことはないよ。 大体昨日だって表は通らないで裏だけだったし。 総まとめをしているおばあさん?しか会ってないよ。 安心してよ。 [俺には君だけだから、とにっこり笑って。 大体、ツリガネが足りなくて飢えているというのに、他の人でこの飢えを満たせないのがわかっている。 そして、ツリガネが手の届くところにいるのに、他の人に目移りなんかしない。 ね?と彼女の手をぎゅっと握って、にこにこと彼女の顔を覗き込む。 こうして直接表情が分かるのが嬉しいと思いながら*] (19) 2020/08/10(Mon) 21:55:26 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[かぁっと顔に熱が集まる。 嫉妬と言われて、違うと思いたいのに、違わないとも思う] ち、違うのですけど、違わないというか…。 その……誰かが空木様に声をかけるのでは…と思いまして…。 ついて行くとは思っていませんよ。 ただ…綺麗な方々に声をかけられたらと思いまして…。 [どうしても、そう言う処に居る方は綺麗だと思っている。 そう思って生きているからだからだが…。 彼女たちと比べると恵まられていると言われるだろうが、容姿的には負ける気がしてしまうからである] そ、そうだったのですか。 [はいと頷き、勝手に心配したりしたことがやはり恥ずかしくなってくる。 握ってもらえる手が熱く感じるのは、嬉しいからかそれとも羞恥の為に熱くなっている為か。 覗きこまれるともう一度はいっと言って微笑み、気を取り直して] まずは親方に相談してみるのが良いと思います。 きっと、親方も気に居るでしょうし、創作意欲も刺激されると思いますよ。 今日は、空木様と話したからか、新たな試みを試しておりますし。 (20) 2020/08/10(Mon) 22:22:33 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[早速小さいものを作ろうと頑張っている。 やはり小さくすると、勝手が違うので悪戦苦闘はしているが。 そう提案しつつも、家を見に行くのも早くしたい。 つい悩んでしまう。自分が答えを出さなければ、彼も動けないだろう。 そこに奥方の方が目に入る] あの…奥方様、少し離れても宜しいでしょうか? 空木様と、新居の確認をしてきたいのですが…。 [ドキドキしながら、確認すると、それは早く行っといでと言ってくれる。 ほっとしながら、彼の方を見て] 許可がいただけたので、よろしければ、家の方に案内をしてもらえますか? [どんな場所なのか…彼と一緒に住む場所である。 どうしても気になってしまうので、握られた手を握り返していきましょうと微笑む*] (21) 2020/08/10(Mon) 22:22:45 |
【人】 気紛れ者 空木そんなに時間は取らせません。 それではツリガネを少し借りていきますね。 [そう言ってツリガネの手を取り、先ほど案内してもらった家まで歩いていく。 こうして彼女と手を繋いで歩くのも慣れてきた。 自分がいることでこの街が色々と動いているようなのがわかる。 親方さんだって、今まで作ったことのないものに挑戦をし、遊郭も今までないシチュエーションを楽しんでいる。 今まで、人前で顔を出せなかった狐面の空木は、そうすることでしか己を表現することができなかったのに。 それも全部ツリガネのおかげだ。 そう思うと隣にいる彼女がたまらなく愛しい] どう?こんな感じだよ。 [隣が大家の家という長屋。声をかけるだけで入っていく。 お勝手、厠、縁側、などなどツリガネを先ほど見たように紹介していき、どうだろう?と彼女をじっと見る] 角部屋で、隣があるあちらにはもう一部屋があるから、こっちを寝室にすれば少々うるさくしてても隣には聞こえないよ。 [夜は雨戸を閉めるから、声も聞こえないしとツリガネにいうが、彼女は意味がわかっているだろうか] 君がいいというなら、即引っ越しだねえ。 [そういうと、どうする?とツリガネの方を振り向いた*] (22) 2020/08/10(Mon) 22:47:12 |
【人】 幻燈屋 ツリガネいってきます。 [声をかけて、手を取り合い案内してもらう。 道中、やはり声をかけられると挨拶をする。 こうして二人で歩いて、知り合いに声をかけられて…。 まだ昨日の事なのに、しっくりとくる来る気がしてしまう。 そして案内された家を見て] とても、いいところですね。 [隣が大家さんなら安心でもある。 声をかけた後に中に入り、案内されて行く。 室内もとてもいところみたいで、良い感じのと言うだけはある] ………っ [彼が何を言いたいのか、理解してしまう。 安心ですねと、赤くなって微笑み] はい。素敵な家だと思います。 ここで空木様と一緒に……生活がしたいです。 [きっぱり言って見上げるが…即引っ越しとなると、出来るだろうか? 働きながらとなると、なかなか。 今の部屋も片付けないといけないし…。 が…家を決めたら離れたくないと思う。 簡単な荷物だけ先に運んで、残りは順にとすればいいのだろうか。 というか、かなり気がせいていると気づき] (23) 2020/08/10(Mon) 23:13:31 |
【人】 気紛れ者 空木[家を見て、彼女も気に入ってくれたようでほっとした。 自分もお勝手仕事をするつもりではあるけれど、こういう動線を意識するものは、自分だけで決めていいものだとは思えないから。 ここでの生活を想像しているのか、ツリガネが嬉しそうなのがほっとする。 そして赤くなったところを見れば、何を自分が意識して選んだのかわかったようで嬉しいやらくすぐったいやら] 今夜から? [随分と気が早いな、とは思いつつも自分も同じ思いではある。 ずっと一緒にいたい。 二人で顔を合わせておはようを言って、食事をして。 そんな生活を送りたいのは同じだ。でも] (24) 2020/08/11(Tue) 11:15:42 |
【人】 気紛れ者 空木でも、どうだろ? 俺の布団とかないし……古道具屋で一式全部買えればいいけど、そんな都合のいい出物ないだろうしなぁ。 不用品ないか、聞いて回ってみようかな。 [自分の荷物は旅に出るにあたってほぼ処分をした。 だから、所帯を構えるとしたら全部買うだけだ。 元居る場所から持ってくるだけの彼女の方が楽かもしれない*] (25) 2020/08/11(Tue) 11:17:54 |
【人】 幻燈屋 ツリガネ[離れていたのが長いから、出来るだけ傍に居たい。 新居が決まるなら、すぐにでも一緒に居たい。 それだけ…それだけだと言いたいのに…… 囁かれる言葉に赤くなる。 それだけではない。 惚れられているという自信はあるが、それだけでは足りない。 他に目もくれないと言う、自信が欲しくてもっと釘付けにしたい思いもあるから。 それを見抜かれたように感じて、赤くなってしまう] そう…ですよね……。 [引っ越すにしても、物がない。 それは解っていた事。 運ぶにしても、人が居るし…そもそも掃除もしないといけない。 さすがに今日と言うのも無理なのかもしれない] 私が使っているものを二人でというのも狭いでしょうし…。 一度戻って、奥方とかに聞くのも良いかもしれませんね。 [他にも揃えないといけないものはあるし、相談する方が早いだろう。 戻るべきだと思うが、今はここに二人だけである。 そう思うと、他の人が居ない時にしかできない事をしたいと思い] 空木様…戻る前に一つおねだりをしても良いですか? [男の方を向き、顔を上げて瞳を伏せる。 言わなくても気づくと思う。口づけのおねだりをしていると*] (26) 2020/08/11(Tue) 11:34:33 |