129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】
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| >>+72 ポルクス 「邪魔だとしたらもう言ってる」 そういう言い回ししかできないし思いつかないが、やっぱり嫌ではないので問題はなさそうだ。 「そう?ならいいんだけど。片付けるのもここなら清掃用ロボがやりそうなもんだけど……」 いいなら、いいか。育ち自体はそこまで悪くもないので、飲みにくそうだと思いはする。 貴方が平気そうなのでそれ以上は言わない。こぼしたりしないかたまにチラ見はするが。 (171) 2022/02/26(Sat) 0:58:31 |
| アルレシャは、模擬戦は見に行きたいが、隣に座ってるのもいるしと、たまにモニターを眺めるだけに留めている。 (a211) 2022/02/26(Sat) 1:00:12 |
| (a212) 2022/02/26(Sat) 1:07:56 |
| (a213) 2022/02/26(Sat) 1:12:09 |
アルレシャ
「……ン」
安心した、の短い返答です。問題なさそうなら良かったと。
音だけだと心もとないからどうしても心配になるようだ。
「…………ッハハ、大丈夫だって」
チラ見されればくすくす、と笑いを溢す。言葉通り飲み慣れているようで、こぼすような様子はきっとないはずだ。
そうこうしている内に中身は空っぽに。瓶だけになったそれを机の上に置いて。
「これ飲みやすいし何本か部屋にストックしとくかー……」
| シトゥラは、そういやナフ。アンタ今日の世話はちゃんとしただろうな? (a214) 2022/02/26(Sat) 1:33:02 |
| >>+71 コヨーテ 避ける為の脚は既に解いた。 ナイフが届いた瞬間、君の声と共に結晶の花が咲き、自身の身と琥珀色を 紅 く染め上げていく。 「ぅ、く……ッ、は、はは、」 心臓の音が煩い。外傷に対する反応なのか、君と遊ぶ高揚感に基づく物なのか、区別が付かない。 意地で握りしめたままでいたナイフを引き抜いて、それを対象に虚言を再び。 「針糸と在れ、そして射止めろ」 言葉と共に、ナイフが躍る。 当てる事が叶うならば、掠める度に。君の動きを縫い留める様に鈍らせていくだろう。 (172) 2022/02/26(Sat) 1:34:32 |
| >>+73 ポルクス こんな言種でもちゃんと安心してくれるものだから、言い回しを直す気も無くなってしまう。 いや元から直す気どころか自覚もさほどないが。 「……僕があんまり得意じゃないから、こう、つい見ちゃうんだよ」 ラッパ飲みするとごぷってなるタイプのひとです。 瓶が空になったのを見て、チラ見をやめた。 「シャンメリー、一部地域では大体クリスマス時期の飲み物らしいね」 バレンタインだったりクリスマスだったり忙しいね。 (173) 2022/02/26(Sat) 1:37:23 |
| (a215) 2022/02/26(Sat) 1:40:51 |
| (a216) 2022/02/26(Sat) 1:41:59 |
「私、今思いましたのですが、ニックネームつけ忘れてしまいました。」
少し羨ましそうにモニターなどを見ている、
| ナフは、シトゥラがきっと入れると思ってる。若しくはシェルタン。 (a217) 2022/02/26(Sat) 1:49:38 |
| これは >>+74に「そこはごめん……俺も提案するタイミング逃した……」と思っている与太時空グロリオサ。 (174) 2022/02/26(Sat) 1:51:22 |
アルレシャ
音で嘘でないと理解できるのならば、後は言葉を聞くだけなのだ。どんな言種であれ伝えてくれるのは安心できる。
「ンー、? 得意とか得意じゃないとかあるかー?」
ごぷってなったことないからね。感覚がわからないね。
机に伏せた姿勢のまま、机上の瓶を片手でくる、くる、と回して。
「クリスマス……ああ、なんか……サンタのプレゼントがどうこうってやつ……?」
かなーり偏った知識。
バレンタインもクリスマスも無縁だったからここに来てやっと気分を味わえているかもしれない。うそ本人はそうでもなさそう。
| ロベリアは、模擬戦はしないけどちょっと気になる。しないけど。弱いから。 (a218) 2022/02/26(Sat) 1:54:34 |
| ロベリアは、アルレシャに教わったことしか分からない。 (a219) 2022/02/26(Sat) 1:54:53 |
| (a220) 2022/02/26(Sat) 1:56:22 |
| (a221) 2022/02/26(Sat) 1:56:55 |
| (a222) 2022/02/26(Sat) 1:57:17 |
| (a223) 2022/02/26(Sat) 1:58:24 |
| (a224) 2022/02/26(Sat) 2:00:20 |
| ナフは、またアクションとメモ間違えた上に途中送信してしょんぼり (a225) 2022/02/26(Sat) 2:00:46 |
グロリオサ
「――ッ、ぐ、ァ…は、っ、…綺麗だ」
刺さるナイフの衝撃を殺せるわけではない、痛みに声を零して、けれど次へと備える為に。
君によって紅
く彩られた琥珀は数秒程で光となり霧散する。
その光景を目に焼き付けて。
その糸がこの身を追うのであれば。いっそ君ごと絡めてしまおうか?
自身の足へブーツの様に結晶を纏わせ君の後方へと飛び込めば、そのまま回し蹴ろうと。
俺自身の速度では本来不可能なそれを結晶を操作する事
で無理やりに行う。
| >>+75 ポルクス 「あるよ、こう……ごぷってなるんだよ下手だと」 ラッパ飲みする状況そんなにないけど、体感8割うまく飲めないタイプ。 くるくる回る瓶についまた視線を注ぎ。 「……あぁ、サンタ。サンタね、詳しくないけど。神に祈ったりプディングを食べたりする。僕の地域ではそうだったらしいよ」 バレンタインに比べてなんともフワッとした説明。 貴方には空虚さも聞こえるかもしれない。 (175) 2022/02/26(Sat) 2:03:27 |
| アルレシャは、また教わりたかったら教えるよ、ロベリア。 (a226) 2022/02/26(Sat) 2:04:34 |
| (a227) 2022/02/26(Sat) 2:05:20 |
| >>170 ラサルハグ 「結果として見れば手を出す必要がなかったってことだから、そう言った意味で手を出した人達には申し訳なく思ってるよ。過ぎたことだからどうしようもないけどね。あと俺もう多分戦闘は自分からはやらないよ、誘われたらやるかもしれな……あれっ俺自分起点で戦闘したことなくない……?」 実はずっと誰かの行動を受けて動き出していた人間だった。なお『いい子ぶっている』姿はやめたので普通のトーンでのんびり話している。模擬戦はにこにこしながら眺めています。いますとも。なお口の中には鱈。 「んぐむぐ……そうだな、あっという間の数日だったよ本当…… アレは言うな。 アレはだってお前が隠してたからだろ?あとちゃんとあの後俺お前の首噛んだ」 難しいものを避けて食べているので気付くかもしれないがまあ、まあ。今度は白菜あたりをもぐもぐしつつ緑茶を飲んでいる。 「んー……応援したら嫌がってくれそうで面白そうなのがシェルタン、応援したら素直に受け入れてくれそうなのがムルイジなんだけど、お前どっち応援したら面白いと思う?」 (176) 2022/02/26(Sat) 2:08:26 |
アルレシャ
「ごぷってなる? ンー、わかんないけど……
アンタが飲むの下手だってことだけは、わかった」
割と遠慮のない発言をした。悪気は全くないです。
瓶に貼られたラベルをじ……と見ていたが。
「フーン……俺も詳しくないけど。『オレらには親が居ないのでサンタは来ませーん!』って言われたくらい」
声の振動を変え と似た声で空を揺らす。
視線をあなたの方へ向ければ。瓶を回していた方の手を伸ばしてあなたの頭を撫でるだろうか。何となく、空っぽを感じ取ったから。
……でも撫でるのは少しだけな。直ぐに机上に手を戻した。
| >>+77 ポルクス 「うっ……んん、だって急いで飲むときくらいだ、ラッパ飲みなんて」 下手って言われるのはなんかこう、負けた気分だ。だから宙を睨んで言い訳した。 「………来ないよ、親がいたって」 振動はわからない。分からないから、ちょっと違うことはわかっても貴方の声にしか聞こえない。 それでも静かな声でそう言い、へらっと笑おうとして、笑う前に撫でられた。 喉が詰まる思いがする。 どう反応していいのかも分からず、ただしたいようにさせた。 (177) 2022/02/26(Sat) 2:34:18 |
| これは都合により、模擬戦が終わった後の時間だ。
観戦を終え、鍋の匂い漂うトレーニングルームを後に、ふらふらと美術室roomへ歩いている。 特に目的は無い。気分任せ。いつものことだ。 (178) 2022/02/26(Sat) 2:48:56 |
| >>+76 コヨーテ 綺麗だ、と呟く声が聞こえれば。この人形師は、それはそれは嬉しそうに目を細め笑うのだ。 自身のナイフが君に傷を付けるのも、まるで手術を行っているかの様で。脳が返してくるのは、強い多幸感。 「―――ぁ、」 想定していなかった速度からの蹴りに、ぐらりと視界が反転し落ちていく。 そのまま床に倒れると同時に、背の骨翼がカタ、と音を鳴らすのが頭に響く。数拍遅れてカランとナイフの落ちる音が耳に届く。 床に倒れた姿勢のまま、先程締まった銃を取り出して。 両手でその持ち手を握りしめ――狙うのは、勿論。その眉間。 (179) 2022/02/26(Sat) 2:49:33 |
アルレシャ
「ンーン……ッハハ、じゃあそういうコトにしといてやるよ」
くすくす、からから。別に勝った気分になんてならないけど。どちらかというと微笑ましさが勝ったかな、喉を鳴らして笑いつつ。
咄嗟に出ちまったとはいえ、声真似はマズったかなと思った。
でも何も思われなかったならその方がいい、きっと。
思い出したら余計に寂しくなるから。
「…………、あーるれしゃ」
引っ込めた手を枕にして再び突っ伏した姿勢になった。
そのままの状態であなたの方をじ……と見つめ。名を呼び。
ナフ
美術室前へ着こうという時に、あなたの背へ向けた一発。ショットガンによるものだ。
ナフの行き先は観察しても全く分からなかったので、待ち伏せ等ではなく後ろをついていき撃っただけだ。
なるべく足音は立てずに動いたが、完全に動きの音を消せる訳でもない。
警戒心があるならば、この一発は分かり易いものだったかもしれない。
そして撃ったすぐ後に。
「感想を聞きに来た」
とだけ話しかける。
| >>+78 ポルクス 「………んん」 悪い意味で笑われているわけではないとわかる。 わかるからこそ居心地は悪い。 踏み込めると確信したときしかアルレシャは踏み込まない。 踏み込まれることを苦手とする、やんわりとした秘密主義がそうさせる。 だから、聞かない。誰に言われたの、なんて。 「………なぁに、ポルクス」 どうしていいか分からなくても、名前を呼ばれたら返事をする。 表情は、……いつもよりは曖昧な、覇気の少ないものかもしれないけど。それでも貴方を見た。 (180) 2022/02/26(Sat) 3:14:54 |
| ロベリアは、何処かで銃声が聞こえた気がする。…元気だね。 (a228) 2022/02/26(Sat) 3:16:31 |
| >>+79 テンガン あっちふらふら、こっちふらふら。 己の身を護るための警戒心など持たないコレは、或る者には"物足りない"と言わしめた代物。 だけど人によってはその不用心は大いにそそるものだったかも……しれないね? そのように振舞っているのだから。 それでもそう、君が撃ったのが例えばコレの真後ろとかでなく、廊下の物陰かどこかからであったなら。 その発砲音と同時に、腰の鎖が障壁を形作る。 ――キィン! 伊達に治安の悪い区域を担当していない。反射神経はそれなりだ。 振り向き確認するタイムラグを嫌ったから、君を見るのは高く硬質な音が鳴った後。 ゆっくり振り返り、血の色の濃い瞳を愉し気に細めながら。 「独創性、4点。 監獄で逃亡なんてありきたりだけど、まあオレは嫌いじゃないよ。 エンターテイメント性 8点。 これはペイント弾の後処理をするレヴァティの愉快さも込みかな。 構成、演出、9点。 ロベリアに感謝するといい。」 のんびりとした口調で、指折り数えながら、一度金属をもとの鎖に戻して漂わせる。 「テンガン先生の次回作にご期待ください?」 次に君が何をするかと、待ち構えている。 (181) 2022/02/26(Sat) 3:22:20 |
| (a229) 2022/02/26(Sat) 3:24:40 |
| (a230) 2022/02/26(Sat) 3:27:17 |
| ロベリアは、褐色看守が嫌いだと改めて認識した。認識しまくった。 (a231) 2022/02/26(Sat) 3:29:12 |
グロリオサ
嬉しそうな君を見た。やはり君の視線も心地よい。
「っ、ぅ…――」
君が落ちていくのを横目に、反動と痛みで体が僅かにぐらつく。
その間に銃を構え直したその狙いが此方の眉間だと知って尚、障壁は作らない。どちらが届くか、今はそれだけでいい。
だって君とこんなに楽しく遊べるのだから!
瞬時に脚へ纏わせた結晶を解いて、腕へとリソースを回せば琥珀で大きなガントレットを生成する。
あとは結晶を撃ち出すかの様に。残る力を全て込めれば最高速度で貴方の胴へと叩きつけようとするだろう。
| シトゥラは、蘇生装置と治療装置の申請を始めた。シトゥラの速度なら今からやればきっと、丁度いい。 (a232) 2022/02/26(Sat) 3:33:13 |
| アルレシャは、……今日はのんびりしようかな、腹も満ちているし。 (a233) 2022/02/26(Sat) 3:34:37 |
ナフ
「もう少し近づいてから撃てばよかったか」
まだ距離がある。これ以上近づけばさすがにあからさますぎただろう。
ゆっくりと歩を進める。監視カメラもこの様子を映している。塗りも壊しもしていないから。
「随分細かく評価してくれたようだ。独創性を俺に求められても困るが。俺の行う事など、大抵が模倣だからな」
そこから少しだけ早く。
「カメラはもうすっかり綺麗になってしまったな。残念だ」
早く、
「――あれは余計な演出ではなかったか?」
駆け出し、距離を詰め始める。
今回手にした銃は少々特殊だ。銃口よりも先に刃が伸びている。片刃で、先は鋭い。
これは銃剣だ。銃に長い刃を取り付けることで、槍のようにリーチを持った武器。
他に武器は持たない。中距離にて戦うのが目的だ。
アルレシャ
じ……と見たまま。
あなたの心の内を知らぬまま。
視線を向けられ、なぁに、と声をかけられたなら。
「…………呼んだだけ」
笑みを浮かべた顔でそう返す。
寂しくても笑顔を繕うのは自分にもできるから。
もう一度手を伸ばそうとも思ったけれど、また苦しませちゃうような気がしたから上手く動かせなかった。
だから、ただ見てるだけ。
| ロベリアは、音がした方向へと歩こうとしているけど昨日の様子もあって辿り着けるのかなって気持ちになる。 (a234) 2022/02/26(Sat) 3:44:13 |
| >>+82 ポルクス 見られている。見られることはアルレシャも慣れている。 慣れているのに、なんとなくいつもの笑みは作る気にならない。 疲れてはいないし、嫌なことも今はない。どうしてだろうかは、見当もつかない。 「……なんだそれ」 ぐっと胸が詰まるのだ。息がしづらくなる。 それを『苦しい』とアルレシャは思っているけれど。 上手く受け止められもしないのだけど。 「…………好きにしていいよ、別に」 何かを遠慮したらしい、という空気だけを察知して。 何を遠慮したかまでは分からずとも。そう宣った。 (182) 2022/02/26(Sat) 3:45:46 |
| >>+81 テンガン 「熱心なファンというのは、時に批判的で厄介なものだよ。 それも期待の顕れだ、喜び咽び励んで欲しいな?」 また古式ゆかしい獲物を取り出して来たねぇ、と微笑みながら、鎖を二本に分ける。 1m程の白銀が一本、蛇のように君に飛び掛かる。 狙うは手元。武器を絡めとり、封じようとしているが、さあどうか。 残りはコレの周囲に浮かび蜷局を巻き、君の銃撃に備えている。 「人間はああいう ベタな 絵を好むものだよ。……ああ、君はその目で見られなかったのか。」 (183) 2022/02/26(Sat) 3:54:33 |
ナフ
狙いはわかり易い。テンガンが逆の立場ならそうするだろう。想像できる。
「創作性は、俺に、最も、ない。作家にはなれないな」
勢いは若干削がれるが……右足に力を入れ、左足を浮かせ。
手元へと向かって来る鎖を、走る勢いを利用して透過の右側へ蹴りつけた。
姿勢を戻せば若干落ちた勢いのまま走り、牽制のために数発打ち込む。
「見られず残念だ。大方俺達が"仲良し"だとでも勘違いして装飾を施したんだろう?さぞ滑稽だったろうな」
ベタと言うくらいだ。具体的にどうなったかは分からなくても、アレを見た人間のやりそうな事は想像がつく。
アルレシャ
作られた表情も、作られていない表情も。
男はきっと変わらずに笑みを浮かべ見ているだけ。
「…………あはは、」
なんでもない。本当にただ名前を呼びたかっただけで。
理由なんて理解する必要もなくて。
「あーあ、……またそういうコト言う」
少しだけじと、とした目で視線を送る。俺に好き勝手させたから苦しんだくせに、なんて。思うけれど我慢するほどいい子でもない。
おもむろに、あなたの方へと手を伸ばしてしまおうか。
| ロベリアは、足を進めているけどなんか行かない方が心穏やかな気がする。 (a235) 2022/02/26(Sat) 4:15:30 |
| >>+84 ポルクス 一体どんなことを考えて笑っているのか、アルレシャには分からない。 いつもの様子とは言い難い気がする、のに。 名前を呼びたいだけ、という感情が、たったそれだけの欲が、全く理解できていない。 そんな奴に、会ったことすらないのだ。 「僕相手に今更遠慮もいらないんじゃない?」 苦しかった、今も苦しくなくはない。 が、まぁ何をしても苦しいのだ。 苦しいのは楽だし。 伸びてきた手を避けることもなく、ただその手の行方を眺めて。 (184) 2022/02/26(Sat) 4:24:40 |
| >>+83 テンガン 「じゃあ、脚本家でも雇ったらどうだい?適材適所ってやつだ。」 わかり易い攻撃だろう?何せそれが一番嫌だものね。 操作性重視の軽い鎖だ。蹴られれば ジャラリ と喧しい音を立てて壁にぶち当たる。 だけどそれは身をくねらせ、再び君の背から飛び掛かろうとするだろう。 後頭部を討ち据えると見せかけながら顔の横を通り、再び切り返し、首を引っ掛けるように。 「実情は知らないよ。ただ、センセーショナルな絵面ってのを大衆は求める。」 蜷局を巻く鎖の輪が平たく伸びて、銃弾の防壁と貸す。 変化は防御の容易な広い盾ではなく、最小限の面積で。 「ただ、私が見たかったのはそれではない。……いい喜劇を見せて貰ったよ。」 鎖の輪を幾つか外し、銃弾の返礼とばかりに打ち出す。 銃撃程の速度は無い。避けるも撃ち落とすも容易だろう。 「あ、レヴァティの記録映像、申請してあげようか 全部君が塗りつぶしてなければだけどね。」 (185) 2022/02/26(Sat) 4:30:09 |
アルレシャ
この男にとって表向きの表情の差異なんて些細なこと。
自身の心臓に響く音を信じているから。だから何も変わらず心を
見ている。
「あーあーあー、後悔しても知らないぜ……ほんとに……」
呆れるような表情、声は自分に向けて出たものだ。そう言われて遠慮できるほど器用な心は持ち合わせていないから。
伸ばした手はあなたの顔の頬近く。手の甲で柔く触れた後は、手のひらで包むようにしてから親指で慈しむように
撫でてしまおうか。
「俺に好き勝手させるアンタが悪いんだからなー……」
ナフ
「では君に頼もうか?餌のように歩いていた、君が、」
鎖が顔の横を通った時点で、身を屈め靴底で床を滑る。
首を狙ってくるとは予想していなかったが、どうもこれは自由自在に動かせる様子だ。
武器を縛れないのなら体を縛ろう、としてくるだろう。
「どんな筋書きを望んでいたのか教え、てくれ。どれが見たかったんだ」
こちらの銃弾は弾かれた。しかし向こうの打ち出す輪も刃を振り、弾く。
……さて、そろそろナフに刃が届く距離か?
途中で足に力を入れブレーキ、滑り込んだその姿勢のまま。
「映像は、後で宜しく。今後の参考にする」
返す刃であなたの足首を狙う。
| >>+85 ポルクス あぁ、貴方が見ているものがはなから外見や繕った表面でないのなら。 幾ら外側を覆っても、意味はないのだろう。 尤も、茶化し、隠すだけで、重大な嘘なんて吐きやしないのだけど。 「後悔したらまぁ、僕が愚かだったんだろう。二言は無い」 どうせ飲み込めないくせに。そんなことを言って。 どうせまた撫でられるかくらいなものだろうなと思ったのに、手は頬に向かってきた。 手の甲で触れる、その動作の柔らかさに既に喉を詰まらせ、掌で包み込んだ後の触れ方に一度目を見開いた。 なんだ、その触り方。どういうつもりで。 だってそこには、お前、下心も処罰も失望も言い聞かせる圧も嗜める呆れも何も、 なにも、 声が出ない。ただ、戸惑うような視線が、貴方の顔と手を泳ぎ回っているだけ。 (186) 2022/02/26(Sat) 5:01:29 |