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人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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【人】 調査員 バーナード

【そして展望デッキ>>202

あー。わかる。床のほうがいい。

[なにせ今朝も座ってた。
 ほんの僅かとはいえ高くなるドームの空。宇宙の大きさに圧倒されながらも包まれているような、吸い込まれるような感覚。
 それは魅了に近い。酒にも宇宙にも酔える。

 アマノの隣に座り込んで、星空を眺めた。]
(226) 2022/07/16(Sat) 10:21:02

【人】 調査員 バーナード

――――…………、

[ずっと見ていられる。そんな沈黙が苦じゃなくなる。
 それに任せて、酒だけ飲んでいたい。
 喉を焼いて喋れなくなったらいいのかな、って思うけど。
 それが逃避でしかないのもわかる。]

んー、うま。

[酒そのものに舌鼓をうつのは忘れずに。]
(227) 2022/07/16(Sat) 10:23:54

【人】 調査員 バーナード

昼間の続きだけど。
先に、最後の質問していいかな。

[バーナード、それはお前のことを言っているのか>>119
 そんな質問の回答から逃げてここに来たくせ、まだ答えず。]

アメーバ様微生物が寄生済みの身体組織を一部採取ないし切除して再培養し、もとの人間と同じだけの培養体を生成する場合、最低限どれくらいの量の組織と、DNAが必要だろう。

あと、効率の良し悪しとか。
例えば血液、髪、爪、何なら指の一本。どこがいいか。
……内臓、は、ちょっと大変そう。

[思わず自分の腹を見てしまった*]
(228) 2022/07/16(Sat) 10:31:58

【人】 管制官 スピカ

【ダビーの自室】

 いるね!

[
デデドン
と音がせんばかりの威圧感と謎の逆光を背負いながら、スピカは出迎えるダビーの前に立ちはだかった。
その姿はまるでコアリクイが威嚇する姿のような雄大さだった]

 あ、あのね!君の、マニュアル。
 情報量が!!多すぎる!!!!もっとマニュアルの読み手を信じてくれていい!!!!

[その丁寧さは、料理で言うのであれば 
  水の入った鍋を火にかける
 という一文に
  火にかける→コンロに乗せ加熱する
という注釈つけるレベルの丁寧さだった]

 君のマニュアルだと、必要な情報がすぐに目に入らないんだよ……。
 だから、時間が許す限り添削したいと思ったんだけど……。
 いいかな?

[いいかな という割に、放つオーラは有無を言わさぬ強さがあった**]
(229) 2022/07/16(Sat) 10:36:15


ちなみに、
ルヴァは、そういう、の、あるのか?


[天然に聞き返した]**

【人】 生物学者 アマノ


【展望デッキ】

────わかった。
俺も浴びておくから急がないでいい。

[ここに来る少し前、端から見たら(聞いたら)語弊しかないやりとりをバーナード >>224 と交わして。
勿論、当然ながらそんなお話ではない。

連れ立って展望デッキへと向かい、"床のほうがいい"と同意された事には、そうだよなと少し面映ゆく感じつつ、杯を傾け始めた。

今日も、まあ、昨日に続いて色々あった。

これこそが呪いだったんじゃないかとラサルハグを恨みたくなるくらいには、今はもうこのデッキに居ることはない奴の言葉が、触れた皮膚の温かさが、いちいち蘇ってきては心中をちくちくと小さな針のように突いてくる。]
(230) 2022/07/16(Sat) 10:41:39

……あー……

[あ、もしかしなくてもこの人鈍いぞ。
僕はちょっとだけアマノに同情した。
まあ素直じゃないアマノも悪い。
やや呆れたようなまなざしを向ける。]

……もしかしてアレ、額面通り受け取ってます?
アマノのあの「馬鹿」ってどう考えても
そのまま「好き」に比例するやつじゃないですか。

[僕はアマノをこう思っているので
嫌いならわざわざ罵倒なんてせず無視するだろ。
しかも泣きながら乗り込んでくるって相当だ。

まあ、本人がそう言うからには
「恋仲」ではないのだろう。
流れる空気がどうであろうと、少なくとも現時点では。]

【人】 生物学者 アマノ


[────大体な、キス、とか。

うっかりとそれまで思い出してしまい、赤くなりそうな頬を誤魔化すように、杯を空けるように飲み干して追加を手酌で注ぎ入れる。

まあ、だから、気持ちはそこそこ緩んでいたんだろう。

つい先刻、眼前でバーナードとスピカにハヤシライスを絶賛された高揚感もあったし、そこに酒による酩酊も加わって、星空の下、ふわふわと良い気分で。

だから、雑談というには随分と血なまぐさい問い >>228 が飛んできた事に、数瞬どころじゃなく思考が固まった。]

は?────お前、何、言って、
(231) 2022/07/16(Sat) 10:42:24

【人】 生物学者 アマノ


[俯きがちに、己の腹を見ながら"内臓"などと言われれば、最後のパズルのピースが嵌まった気がして、俺はゆるく首を振る。]

────そもそも、だ。

"もとの人間と同じ"は、あり得ない。

たとえば……の、話。
お前の血から、"バーナードらしきもの"を再生したとしても。出来たとしても、

それは"バーナード"ではない。
もはや異なる個体だ。

[ならば脳はどうだ脊髄はと問われたら、あるいは────かも、しれないが。
そうじゃない。そういうことじゃない。]

────何を望んでいる?お前。

[答え合わせなど、したくもないが。
多分、俺はお前を止める立場になるぞ。*]
(232) 2022/07/16(Sat) 10:43:38

【人】 カウンセラー サダル



[ 今でも首をひねる謎の20分の後。
  再び挟まれた1分間。
  珈琲の香りと、バーナードの表情。
  僕はひたすら楽しむことに努めた。

  彼とも臓器くじの話をした。
  彼は1人の犠牲で5人の命を救う道を選んだ。
  ルヴァとは異なるその選択を、
  僕はその時も肯定した。

  バーナードが真に言おうとしていること、
  汲み取れているかは定かではないけど。
  要約すると、1人の犠牲で1人の命を。
  そういう話であっているだろうか。 ]
 
 
(233) 2022/07/16(Sat) 10:44:27

【人】 カウンセラー サダル



   肩代わりした結果の負担にもよるね。
   例えば貧困層には膨大な借金でも
   肩代わりした富裕層にとっては、
   はした金かもしれない。


[ なら、いいんじゃないかな。
  重さのない言葉で肯定する。
  手を貸し続けるのはよろしくない。
  だから貧困層が自立する補助は必要だけど。]
  

   ただ肩代わりした方も
   本来負うのと同じ痛みを負うというのなら。

   そうだね。
   僕の仕事の視点から言わせてもらうと
   お勧めはしないかな。
 
 
[ それはね、と薄く笑って。 ]
 
 
(234) 2022/07/16(Sat) 10:44:49

【人】 操縦士 ダビー

[現在 自室]

ああ、スピカ。来たのか…どうした?

[迎えてみたスピカは、小柄ながらいつになく威圧感があり、昨日見たときとはまるで別人だった。彼女の仕事への本気を否応にも実感する。
内容はと言えば、作ったマニュアルがくだくだしすぎるという事らしかった]

上官殿と同じような事を言う…
あっ、いや。何でもない。

添削をしてもらえるのはありがたいが…その。ゾズマとの作業はもういいのか?

[尋ねながらも、その辺は抜かりないのだろうという事はわかっていたし、何より有無を言わせぬ態度に、おとなしく席を譲った*]
(235) 2022/07/16(Sat) 10:44:50

【人】 カウンセラー サダル

 

   勿論、誰かを助けたいと願う心は
   尊いし否定する必要はないけど。

   単純な話ね。
   自己犠牲≠ヘ心身が持たないんだ。


[ 一種のロマンを感じられるから
  エンタメではもてはやされるし、
  好ましいと捉える人もいるけど。

  自分を捨てて誰かを助ける行為は、
  持たないし、続かない。
  多くの人は最終的に思うだろう。

  ─── どうして自分だけが、と。 ]
 
 
(236) 2022/07/16(Sat) 10:45:07

【人】 カウンセラー サダル

 

   助けたいと思った相手を恨む結果にもなる。
   その苗床になる行為だからね。
   だから推奨はしないよ。
   大人しくエンタメに任せておけばいい。

   ただこれはあくまで一般的な話だから。
   勿論自分の犠牲を肯定し続けて、
   みんなが幸せでよかったなと。
   最後の瞬間まで笑える人もいるかもしれない。


[ それはすごいと思うよ。
  素直に称賛して。
  一度区切るように、カップを傾けると。
  再び口を開き、お節介な注意点を付け加える。 ]
 
 
(237) 2022/07/16(Sat) 10:45:28

【人】 カウンセラー サダル

 

   ただ、確認は必要かな。
   その犠牲が本当に必要なのかどうか。

   おそらく僕の知っているサダル君なら、
   自分のために犠牲になった知り合いに対して
   こんな風に言うと思うよ。

   ─── 僕はね。
    何かに悩んだり困ったりはしないよ。≠チて。


[ そのまま珈琲を飲み干して。
  空になったカップ。
  自分のそれを入れ直すついでに、

  バーナードもお代わりいる?
  少し探るような、視線で尋ねた。 ]*

   
(238) 2022/07/16(Sat) 10:45:56
アッハイ。

[続く言葉にはそうとしか返せなかった。
ごちそうさまです。]

まあ、目の前でイチャつくのは程ほどにしてくださいね〜。
昨日のは状況が状況ですから仕方ないですけど
ちょっとどうしようかと思いましたもん。

二人の時はキスでもハグでもそれ以上でも
好きにしたらいいと思いますけど。

[まあ、別に彼らが恋仲だろうがそうでなかろうが
自由意思において好きにしたらいいとは思っている。

ただ目の前で見せつけられたやり取りに、
ちょっとつっつきたくなっただけだ。]

[ルヴァの星は子を成すのが義務的に課せられている為
同性カップルはあまり堂々と存在はしてない。
が、そもそも結婚という制度もないため
色恋におけるあれこれは基本的に自己責任において自由である。

ただ合理的に淡々と子孫を求める者、
娯楽として相手をとっかえひっかえする者
自らの意思で生涯一人の相手と寄り添う者、
まあさまざまであるが。]

……へっ、

[自分の方に矛先が向いて、間抜けな声が出てしまった。
ん、んん〜〜〜〜〜〜〜、そういうの、がどういうの、かによるけど。]

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a69) 2022/07/16(Sat) 10:59:48



……………恋人 は、いません。


[浮かんだ顔を打ち消して。ちょっとの間を置いての返答。**]

【人】 管制官 スピカ

【ダビーの自室】

[ゾズマの名前を出され>>235一瞬しゅんとなるも、すぐに威嚇するコアリクイの威圧感を出す]

 コールドスリープポッドのメンテナンスのマニュアルを見直すって言ってた。
 ……多分、一人になりたいのかなって。

[残る気でいるスピカに、残していく側の気持ちはわからない。
でも、もし自分が残す側になったら……心の整理をするために、やはり一人になる時間が欲しくなるだろうと思った]

 で、それはそれ、これはこれ!
 まず……こっちのマニュアルの方、この注釈は全部いらない。
 ここの部分、用語の置き換えか注釈を追加できるかな、アフターバーナーって言われても、多分サダルとチャンドラはわからない。

[まるで新人に報告書の書き方を教えているような気分になってきたのであった**]
(239) 2022/07/16(Sat) 11:07:47

【人】 カウンセラー サダル

― カウンセリングルーム:ダビー ─



   僕はタンコブ程度では死なないよ。


[ 怪我の程度の話だと伝えるにしては。>>218
  生真面目な青年に対しては
  くどい言い回しかもしれない。

  手伝いの申し出はありがたいけど。
  他に優先することがあるだろうしと断った。 ]
 
 
(240) 2022/07/16(Sat) 11:10:57

【人】 カウンセラー サダル



   監獄に囚われた復讐者の言葉だね。
   うん。僕も好きだよ。


[ 彼の本の趣味は、意外と僕とも合致してた。
  役立たずのカウンセリングルーム。
  遊びに@なかった相手とは、
  事務的な話しかしていなかっただろうから。

  あのハリケーンがなければ、
  彼とはこうして語り合うこともなかっただろう。
  そんなただの不謹慎な話だ。 ]
 
 
(241) 2022/07/16(Sat) 11:11:06

【人】 カウンセラー サダル



[ 託すような言葉。>>219
  交わすのは最後になるかもしれないそれに、
  思わず苦く笑う。
  僕だって次の日には寝るかもしれないよ?

  そんな揶揄するような言葉の代わりに
  ダビーと、一瞬だけ足を止めさせて。
  ゆっくりと口を開くと、
  これから長い眠りにつく彼の背に一言送る。 


    ─── 待て、しかして希望せよ!=@]**
 
 
(242) 2022/07/16(Sat) 11:11:44
カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a70) 2022/07/16(Sat) 11:14:21

管制官 スピカは、メモを貼った。
(a71) 2022/07/16(Sat) 11:19:36

【人】 調査員 バーナード

[腹を見てしまったのが失策だったのはわかる。
 なるべく自分から切り離したように、単なるifの話にしたかったのに、急に関連性が出てしまった。

 アマノの心の温度が冷めていくのがわかる>>231
 ああ酒盛りの時間まで引っ張っておいてよかったなんてズレた感想を抱く。]

…………

でも、例えばナイフで指を切ったとして。
血は失われるし肉は削げるかもしれないけど、傷は治る。
削げた肉も時が経てば戻ってくるかもしれない。
それだけで、もとの人間から変わったわけじゃないだろ。

なら、どれくらい、どこが、

[>>232脳は。脊髄は。
 相手の想定と同じことを聞きかけて、それは無理だと思い至る。
 基本的には、生きてるつもりなのだ。脳や脊髄を抜いたら戻れない。
 半分以上が必要と言われたら、結局同じ。]
(243) 2022/07/16(Sat) 11:26:19

【人】 メカニック ゾズマ

【夜明けの刻限、その直前】

[“やれるうちに、やれること”を完了したゾズマは、大量のファイルを――データではなく物理のそれを抱えて自室を出た。
 艦内の各装置や設備などの、使用方法やメンテナンスについて詳細に纏めた(そして、素人にも極力解り易くなるよう解説を添えた)紙冊子を個別に収めたプラスチック製のファイル。昨夜の成果たるコールドスリープ用のそれ>>2:386>>2:387>>2:391の紙媒体版も、当然このファイルの束の中に在る。

 ……この作業のお陰で、ゾズマがコールドスリープに向かう時刻はこの通り、アンテナに指定された「夜明け」の一歩手前になってしまった。]
(244) 2022/07/16(Sat) 11:27:57

【人】 メカニック ゾズマ

[データ化したマニュアルであれば加筆修正の際の手間も減り、またかさ張らずにも済むところだったが、閲覧の際に艦内エネルギーを必要とするというデメリットがある。
 余程のエネルギー枯渇でも無い限りはさして気にすることではなかったが、外部からの補給が見込めない現状、その“余程”の事態が無いとも言い切れなかったため、端末共有用のデータ>>166>>221のスペアという形で残せるなら残すに越したことはなかった。

 だからゾズマは、担当した全てのマニュアルを、わざわざ紙の形態でも残すことにした。
 幸い、生命維持装置や観測機器など艦に固定された装置に関してはコールドスリープ装置と同様、予め紙媒体のマニュアルが存在していたため、それへの加筆だけで済んだ。]
(245) 2022/07/16(Sat) 11:28:46

【人】 メカニック ゾズマ

[さて、このマニュアル文書化の作業であったが。
 ダビーと分担する形になったことで負担が減った(互いに負担を減らせた)という有難い面もあった。]

『今日の予定は、修理が必要な設備の早急な修理と
 各種引き継ぎに、データ入力・解析・マッピング作業。
 最後のはスピカの負担を極力減らすためにも
 できるところまでやる心算。

 提案には賛成。
 コールドスリープ装置のマニュアル化は完了済み。
 その他生命維持系・観測・解析系はこちらでやるから
 操縦・動力・通信系のマニュアル化はダビーに任せる』

[そのメッセージ>>143を見た時にダビー宛てに返したのは、こんな事務連絡。
 分担の内訳についての具体的な打ち合わせがあったならば、それに応じた連絡および作業を行っただろう。]
(246) 2022/07/16(Sat) 11:29:06

【人】 メカニック ゾズマ


 うん、やれるところまでやった。
 徹底的に、やった。

[整備について、本来なら体で覚えるのが一番だろうとはゾズマも考えていたが、限られた時間の中でこの理想は貫けない。あとはこの整備指南書と、アンテナも含めて残されたクルーの働きを信じるしかない。
 スピカに引き継いでもらった重要事項の他に、バーナードのコーヒーサーバーの件と同様に整備ノウハウの幾つかに関しては今日のうちに既に誰かに伝授していたかもしれないが、その場合であっても、残していくマニュアルが役立つ場面があるかもしれない。

 なお、この“徹底的に”というのは、優先度がとりわけ低く、けれども“人間的な”生活にはあるに越したことがなく、かつ既存のマニュアルが手元に無かったささやかな器具――それこそコーヒーサーバーだとか一般的な音楽プレイヤーだとかのマニュアルも作成した、ということである。
 これらは全て手書き、かつ本当に必要最低限、しかもページ全体の(35)1d50%に誤字脱字が見られる解説書になってしまったけれども。]
(247) 2022/07/16(Sat) 11:29:30
ゾズマは、35%の誤字脱字ならそれなりに解読できる筈だ。多分。おそらく。
(a72) 2022/07/16(Sat) 11:30:49

【人】 メカニック ゾズマ

[こうして多量のマニュアルを抱えながら、コールドスリープルームに入る前に一度いくつかの場所に赴く。

 まず向かったのは、メインデッキ。
 コールドスリープ装置以外のマニュアルの山を、手近な机にどんっと置いておく。
 本来なら各設備ごとにその付近に冊子型マニュアルを配備しておきたいところだったが、そこまで艦を巡る時間は取れなそうだった。コールドスリープ装置だけは、これから必ず向かう場所だったから、自分の手でマニュアルを配備しに行くことにして。

 それから、メインデッキ奥の艦長室>>1:267へと足を運ぶ。
 アンテナは、プライベートに関わる空間以外であればどこでも、いつでもクルーを見聞きできるけれども。
 これから果たしにいく用件は、ヒトガタの“彼女”と相対して伝えなければ、と。]

 へーい、キャプテン。
 スリープ刻限のギリギリってとこで
 来ちゃってアレなんだけど――…
(248) 2022/07/16(Sat) 11:31:28

【人】 メカニック ゾズマ


 キャプテン。
 もしも、スピカを最後まで残す心算ってなら。

[ヒトに似た形のメカのヒトミを、真っすぐに見つめて]

 スピカのこと、――――、
 アナタとアタシのトモダチのこと、頼む。
 最後まで。アイツの側にいて。
 手、握ってあげて。

[「頼む」「側にいて」だけであれば、この艦そのものたる艦長に対して言うまでもないといえば言うまでもないこと。けれども「手を握って」というのは、はっきり言わなければきっと伝わらないと思って。
 スピカとアンテナ――スピカが“キュー”を重ねて見ている相手>>1:425――の心中を望む意図がゾズマにあった訳ではない。そもそもキューのことについて自体、ゾズマは知らない。
 ただ単純に、スピカの“友人”どうしとして、友の後を託すという想いからの願い。]
(249) 2022/07/16(Sat) 11:31:43

【人】 メカニック ゾズマ


  ―――――…、うん。

[ここまで努めて冷静に構えた心算だったが、流石に、堪えた。
 スピカにあの時、「むしろ来ないで」>>149とまで言い置いたのは正解だった。あくまで業務の話――コールドスリープ装置のマニュアルの見直しの件も含めて>>156>>239――に留めておいて良かった。
 こんな調子で、この後彼女に見送りにでも来られたら、何か、何か自分の内側のものが崩れてしまいそうな気がしたのだ。
 まるでどこかの誰かさん>>2:221>>2:224みたいに――という思考までは、その当時もいまこの時も、浮かばなかったけれども。

「またね」といって別れながらも、その「また」がもう二度と来ない可能性。“いま”の自分がいくら思い巡らせたところで、自分一人ではどうしようもないこと。
 その未来を諦観して受け入れてしまうことだって、こんな自分ならできてしまうかもしれない、けれど――。
 “受け入れてたまるか”と、己の本音>>1:369と、バーナードの“終わるから死んでもいいって話じゃない”>>1:373が告げている。]
(250) 2022/07/16(Sat) 11:32:19