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人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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視点:


 

  ねぇ、タイガさん。
  ……お揃いの指輪、付けてみたいなぁ。


[「良い子」じゃなくてもいいと言ったのは彼だから、と
 いつかの言葉に託けて強請った――ある日のこと。**]

【人】 木峰 夏生

***
─── いつかのはなし ───


[ 相変わらず仲の良い両親は不在。
件の先輩に頼まれた仕事をやりかけて、
リビングのソファでタブレットを操作していた。

空気に混ざる匂いにはすぐ気付く。
バレないようににやりと唇を歪ませていれば、
視界を遮るのは愛しい弟。

俺の腿に跨って、首に回されて絡める腕に、
かたんと音を立てて仕事を強制終了する。 ]



   ……いくら親がいないからって、
   リビングのソファで盛るのはお兄ちゃん
   ちょっと、

   背徳感でぞくぞくしちゃうんだけど。



[ 耳を食んでくる唇の温もりにぞくりとしながら
くすくす笑ってするりと衣服の下へ手を滑らせる。]
 
(113) 2021/07/17(Sat) 23:25:05

【人】 木峰 夏生


[ いつもの合図が鼓膜を揺する。 ]


   家族の共有スペースで、
   いつからこんな淫乱になったの
   俺のかわいい弟は。


[ その時は、気ままな王子様は
どのようなご気分でいらしたのか。

多少態度のデカくなった忠実なしもべは、
耳朶を食んで返し、硬い歯を当てて、
背の窪みに爪を立てて下半身へ滑らせて。 ]


   ─── 抱いてくれんの?
   
なら、さ……

 
(114) 2021/07/17(Sat) 23:26:15

【人】 木峰 夏生



   結腸、掘らしてやろーか。



[ くるりと体を入れ替えて、海斗の上に俺が跨って。

あの高級なホテルで踏みとどまった、
腸の行き止まりのその奥を、海斗に抉らせる
そんなことも、あった。


……ひとつ経験談として言うならば、
少なくとも布製のソファの上でやるもんじゃない。

ソファが新しい革張りのものにかわっていて、
何も知らずに帰宅した両親が喜んだ話は、

そうだな、またいずれ。 ]**
 
(115) 2021/07/17(Sat) 23:27:37



  「 有栖 ─── 私は今、幸せよ。 」 **





 ……うん、
 光輝くん。


[名前を呼ぶだけでなんだかくすぐったい感覚は久しぶりで、
つい頬が緩んでしまう。
光輝くんにつられる形で浴槽からあがれば、
最後にシャワーでさっと流して風呂から出る。

彼はまだ恥ずかしい気持ちが残っているみたいで、
それがこちらにも伝わって恥ずかしい気持ちが伝染した。
さっきまで散々裸を見たのにね。
なんて吹き出すように笑った。]

[お互いに服を着て、
残った時間はゆっくりと客室で過ごす。
普段仕事以外では何やっているのかを話したりとか、
デリバリーを頼んで好きなものを食べたりとか、
そんな、友達と過ごすような時間。

それもこれも、お互い歩み合うために必要なステップだった。

少しずつ、少しずつ理解していこう。
ちょっとずつ分かったならば、次の謎を埋めていこう。
特に彼にとっては、それが大事なステップだろうから。]