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人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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視点:


【人】 偽冒険者 キンウ

──昔話➁──


 
西へ征け!!“  ”!!!


[呪をかけたのは、ギョクトだった──]
(475) 2022/05/22(Sun) 23:08:53

【人】 偽冒険者 キンウ


 
やっと会えたね


            
何故泣いている?


 
説明してらんない


            
そうだな、それどころじゃない

                             


[炎が。
剣戟の閃光が。
そして運命の歯車が音を立てて軋む。

残った味方はお互いだけ。
初めてだった。
たった二人で共闘したのは。

キン、と音が鳴って、アタシの忍者刀が折れた。
敵から私を庇うように間に飛び込むギョクト。
それはフェイクで。
アタシは、横跳びに飛んで敵の後ろに回り込む。

プスリ。
太く長い針が延髄に沈んでゆく。

──なぜか、ギョクトの顔が痛ましそうに歪んだ]
(476) 2022/05/22(Sun) 23:11:38

【人】 偽冒険者 キンウ


 
お前はこの機に乗じて逃げろ


            
なんで?!


 
“抜けろ”と言っている


            
できるわけないよ


 
向いていないんだ、最初からお前には


[ぐっと言葉に詰まる。

敵の救援部隊の足音が迫る]

 
できるわけないよ。掟が…一生追手が


            
お前なら切り抜けられる


 
無理…なら、ギョクトも一緒に行こう


            
俺は女帝の不義の子だ

            
母を見捨てられない


 
……っ!!!
(477) 2022/05/22(Sun) 23:13:29

【人】 偽冒険者 キンウ


[女帝の愛人じゃなかったんだ!親子だったんだ。
なら、なら、アタシ達は……
アタシは想いを閉じ込めなくてもよかったの?]


 
アタシ達は兄妹じゃないの?


            
半分はな…俺達は異母兄妹だ



[大きく膨らんだ希望は、一瞬のうちに潰えた。

もっと順を追って静かに聞けたのなら、
状況は違っていたかもしれない。

しかし事態は逼迫していた。
敵の足音がすぐそこまで迫っていた。
気持ちがぐちゃぐちゃだった。
このまま続けて戦えるとは思えなかった]



 
西へ征け!!“ 陽葵ヒマリ ”!!!



[ギョクトが呪をかけた──………]
(478) 2022/05/22(Sun) 23:16:23

【人】 偽冒険者 キンウ


[あまりにも漠然とした西という場所。

それが例えば
オケアノスの海世界の果て
を指すのか
ニルヴァーナ彼方の楽園
を指すのか

……今もわからない]**
(479) 2022/05/22(Sun) 23:20:21
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a38) 2022/05/22(Sun) 23:44:33