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人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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[いやじゃない、
ほんとうになおるか、ふあんなの

そう思いながら彼に縋っていた
僕より詳しいからなおし方をしっていて、実際なおしてくれた

そこまではよかった、僕が理性を取り戻すまでは]


か…
可愛くないぃ……



[取り戻せばもう羞恥しかなかった
情けない声をもらして、可愛くないと否定して
あんな姿が佐木くんは可愛いと思うタイプ?
どうかと思います…

多分彼はからかって言ってきている事はないんだろうけれど
僕からしたら、あんな恥ずかしさしかない、ひ、
ひたすらに喘いだんだから…


そんなみっともないことをした顔を見られたくなくて抱き着いていたけれど
もしかして、こっちの方が恥ずかしくない?僕…

そんな僕の背中を彼がなぞってきて、体がまたビクッ!と大げさに跳ねる
思わず赤い顔で睨んでしまう
やっぱり彼はからかって言ってるのかもしれない]


[そんな僕の睨みなんて何ともないというように
彼に良かった、と言われれば何だか何とも言えないような気持ちになる

ここに来て、セックスするならまあしようかなとは思ってはいて
それは女性と仮定してだったから
来たのが男性で、同期で、僕が受け入れる側で

甘やかしてはい終わりは難しくて
(彼が待ってくれなかったのもあるけどね!)

最後までしちゃって、恥ずかしいところも全部見られた
刺激を求めてきたけれど、刺激が強すぎた
けど]


………
ん、そ、そっか…


[多分彼のこれは本心で、こうして悪戯はされたけど
落ち着けるようにと背中を撫でてくれているのを思えば
やっぱり僕はちょろいというか、緩いとかいうか、流されるタイプなので]

…な、なら、良かった


[喜んでもらえれば、良かった
なんてもごもごと赤みが残ったまま、なんとか笑みを浮かべて見せる]*

[ぴったり肌をつけ、手に入れた実感に耽っていると
 千由里は可愛いことを言う。
 俺は腰をゆすゆす揺すりながら
 喉を鳴らして嗤う。]


  良い子だよ。とっても。


[それはもう、離れ難いくらい。
 ふわふわとした腸壁に愛でられながら
 俺はうっとりと目を細める。

 痛くは、なさそう。
 もう口を開くのを覚えて、
 甘い声の出し方も取り戻して、本当に良い子。
 だいすき。

 だから、千由里がほんの少し振り返って
 絞り出したお強請りは、叶えてあげたいじゃん。]



  こうかな?


[千由里の肩を甘く噛む。
 甘えるみたいな、歯型も残らないようなの。
 ぴくりと収縮する後孔の感覚が楽しくて
 何度も何度も、柔く責める。

 でも、こういうのじゃないのかな。
 君が本当に満たされるのは。
 ……それとも、離れてしまったとしても
 俺を思い出せるような痛みが、欲しいのかな。]


  それとも、こう?


[次はもう少し力を込めて。
 薄く肌に刻んだ赤は、
 数時間後には癒えてしまうだろう。
 それでもその赤は痛々しくて、
 刻んではちろちろと舌先で慰める。

 肌を甘く噛んだり、後ろから伸ばした手で
 やわやわと乳房を揉んだり。
 時々、ぎゅう、と乳首を引っ張ってやって
 痛みを与えるんだけど。
 でも、それでも満たされないなら。]

[互いの体の間に広がる髪を
 纏めて片側の肩へかけてあげると、]


  ちゆ、俺の事、忘れないでね。


[晒された白いうなじに、がり、と牙を突き立てる。
 ぶつりと肌を破って、苦い鉄の味が
 俺の口の中を満たす。

 口を離せば、そこにはくっきり
 肌を破った牙の痕が刻まれてしまってる。
 若くて瑞々しい女の子に似合わない、
 被捕食者の証。

 それを視認したら、満足気に笑って
 俺はまたそこへ顔を埋めて、自分がつけた
 傷痕を舌でなぞるんだ。
 痛む度に雄を悦ばせる締りが、心地いい。
 処女なのも忘れて、つい腰を大きく動かして
 俺はどんどん千由里に埋没してく。

 腰を動かす度にばちゅばちゅと
 湿った音を立てて、子種を溜めた袋が
 千由里の臀を叩いたか。]



  ちゆ、一緒にイこ。


[初めてのアナルセックスで絶頂するなんて
 無理な話かもしれないけど、さ。
 でも、俺だけ、なんて嫌で。

 両手の指で乳首をコロコロ転がしながら
 千由里が高みへ登れるように、腰を動かし続けた。]*



   へぇ、海斗もっ、そっち、派……っ


[ 無遠慮に中を広げて、引っ掻いて、擦って、
奥を犯す指が掠めるそこは、おれの
(というかだいたいの男はそうだろ?)
弱点だって、知っててやってんのだろうか。
自分では言わないくせに、そこばかり責めやがる。

へへ、と嗤って余裕を見せてはいるけれど、
実際は残ってる髪の毛ほどの理性を総動員して
耐えないと、叫びそうだしのたうちまわりそう。

見たら、ひくんじゃねぇ?そんな姿。 ]
 


[ 矜持にかけて、唇を噛み締めたら、ぷつ、と
歯が薄い皮膚を突き破る感覚があった。

指が増やされて、本能的に腰が逃げを打つ。

あぁそうそう海斗、ぐっちゃぐちゃだとはいえ
指増やすときはローション足してくれると
ありがたいな、
三本目ってけっこうぎちぎちなのよ?
あ、それともわざと?

苦しげに息を整えて、快感を探して拾う。
なんだかんだで痛いのもきついのも、
海斗にされればなんだって愉悦にかわってしまうから。
後孔の皺を引き攣らせながら、
中へ誘って飲み込めるように力を
抜いたり、込めたりした。 ]
 



   そ……っ う、だよ、
   イキそ、だから、ッ……
   耐えてんだ、よ───


[ 酷く楽しそうな顔が問う。
口元は綺麗な弧を描いて、お気に入りの玩具を
見つけた幼子みたいな無邪気な笑みで、誘って。

枷にしていた手を掴まれて、取り払われる。
ちっ、と舌打ちをしてにやりと嗤って、
抵抗はしないで、押し付けられる手の力に
少し大袈裟に身を捩る。 ]
 


[ 胸を弄ぶ舌は穏やかで優しい。
緩い刺激に焦れる。
甘い快感に焦れていれば、対照的に
後ろを責める指の動きは激しくて、
躊躇いも容赦もなく突かれ、押しつぶされ、
抉られて。
傷をそっと舐められればびくびくと
腰が勝手に跳ねた。 ]


   ッ……ぁ、く……っそ……!っ……


[ 子供がいやいやをするように頭を振って、
シーツにシワを寄せる。
飲み込めなかった唾液が溢れて伝う。
薄ら、赤く染まっているだろうか。
俺の顔も火照ってきっと赤いから、
目立たないといいけど。 ]
 


[ もっとだ、と弑逆心と興奮を曝け出した声が
聞き慣れた弟のものじゃない高さで脳を揺さぶる。

そんな顔しなくてもわかってるよ、海斗。
もっと強請って、喘いで、懇願しろ
そう言ってんだろ───?

お前が望むことなんて、ぜんぶ、

くれてやるから

わかってる。 ]
 


[ はぁっ、と息を吐いて。 ]


   ふざ、けんな、
   おまえとちがって、こちとら
   弾が有限なんだよ、───


[ ふは、と苦しげに顔を歪めて嘲る。

それでも、

全部、全部、受け入れて、
掌の上に乗っかってやろうか。

俺しか抱けないように、
俺にしか抱かれないように、
喰らって、喰らって、
喰らわれて、さ─── ]
 



   イキたく、ねぇ、
   ひとりで、出したくねぇ……


[ すぐにでも吐き出してしまいそうな吐精感に
ばちばちの目の前を弾かれながら、
懇願してやる。 ]


   かい、と、 ……ぅゔッ、ん あ、


[ 喘いでやる。 ]


   たのむ、よ、
   もう、…… 挿れて、


[ 強請ってやる。 ]
 

[ 奥がいいのか、と苛めば、
  また、俺が答えないと分かってる癖に聞いてくる
 
  わざと、だと分かっていても、
  自分のことを聞かれると、言わされると、
  羞恥心を覚えて、反抗したくなる]
 
 
   ばーか、……ッ、知らねーよ


[ へっ、と嗤えば、指を動かすこと再開した]

[ 俺の指が、唇が、兄貴を翻弄している
  笑って余裕を取り繕うとしても、
  中がひくついてるのは、直接触れてれば分かること
  のたうちまわる姿だって、俺は愛しいって思う
  まぁ、思ったとしても口にはしないけどな

  あ? ローション足して欲しいって?     
  残念ながら、そんな細かい SEXの作法は知らない
  次は、そうしてやるかもしれねーけど     
  今は、"わざと"ってことにしておけよ


  ローションを足さなくても、
  イキそうなのを耐えて、イキたくて堪らないと
  涙を零すように溢れる先走りが、幹を伝い落ち

  きつくて、苦しそうに、
  はくはくとしている後ろ孔に添えらえれた
  俺の掌に、その雫が集まるから
  多少は、滑りをよくしていた

  それでも、本来の使い方とは違う
  無理な動きをしているの確かで、
  これで気持ちがいいと、感じられるのは、
  兄貴ぐらいなんじゃねーかな―― ?]

[ 耳を震わす、舌打ちに、
  思わず、にぃ、と嗤ってしまう

  兄貴がどこまで許してくれるのか、
  兄貴がどこまで見せてくれるのか、

  もう、全部――
俺にだけ
にしろ、と

  好奇心と、独占欲と、支配欲に駆られる
  胸の小さな果実を頬張りながら、
  先ほどつけた傷を舐めて、また吸って、

  喘ぐ声に混ざる悪態が、
  兄貴の余裕のなさを感じさせて、
  腰に押し付けていたものが、より硬さを増した]

[ もっとだ、と嗜虐の色濃い、欲望を晒して
  飢えて掠れた声は、低くなる――

  なぁ、分かってんだろ、兄貴
  もっと強請れよ、喘げよ、懇願しろよ
  そんな顔していてるから、俺はつけあがるんだ

  "可愛い弟"の望みを叶えろよ、ぜんぶ

  
よこせよ

  わかってるだろ。 ]

[ ふざけるなと、嘲る声に、胸元から顔を上げれば、
  頬を擦り寄せながら、歪む顔をよく見ようと
  苦し気で、悦びに震える声をよく聞こうと、
  キスをする一歩手前まで、顔を近づけて

  懇願して、喘いで、強請る
  余裕のないその顔を間近で、眺めた

  俺を抱くのも、俺が抱くのも、
  喰らい喰らわれるのも―― お前だけだ、夏生

  一度だけ、胸の中で、名前で呼ぶ
  兄としてでもなく、愛しい人として、
  俺が選んで、俺が決めたことを――

  望んだものを、全部、見て聞けば、]

[ かくいう俺も、二度既に出しているのに、
  既にガチガチに固くなったものは、はち切れそうで
  これ以上、粘られたら多分、持たなかった気がする

  そんな内心は、さておき
  ぐちゅり、と指を抜きだせば、
  ローションと一緒に、ベッドの上に転がしていた
  ゴムを一袋、口の端で破り開けて、するりと装着して

  ちょん、と入り口に触れさせた
  指が抜かれた後だからか、僅かに口を開けて、
  今か、今か、と待ち望んでいるようで、
  思わず、下唇を舐めて、ごくりと喉を鳴らした]

 

    ッ、……挿れる、からな――ッ、!


[ 足を抱えなおして、ぐっと腰を押し付ける
  先端が、少し頭を埋めて、少し引いてから
  また、ぐっと押し込む

  口の中とは、違う熱くて、きつい感触
  初めて感じる快感に、肩を震わせ、息が荒くなる

  それでも、なんとか呼吸を整えれば、
  ゆっくりと、前後に揺らしながら、
  少しずつ押し進めていった

  さっきまでの、荒々しさが嘘のように、
  もどかしくなるだろう優しさで]

 
 
   ん、……ふ、なぁ……あに、き――ッ、


[ ぐぐ、とさらに深いところを犯しながら、
  ふいに、込み上げてくるものがった

  さっき繋がった時とは違う、充足感と―― 幸福感
  快感からとは違う、熱いものが瞳から溢れそうで、
  ずいと、腕で目元を拭えば、また何か言われる前に
  その唇を奪う。
絶対揶揄うじゃん、お前


  苦し気な声も、痛みを訴える声も、快感に震える声も、
  俺に甘い、楽しそうに笑う声も、
  全部喰い尽くすように

  この唇も、舌も、歯も、―― 何もかも、

                
モノ

  今は、俺のモノ、……俺だけの、夏生、]

[ キスをしながら、腰を進めて
  苦しそうに喘げば、その声も奪う

  ちゃんと、呼吸する間は与えたさ
  俺だって、苦しくなるから
  ―― 鼻で息するのは憶えたけど


  胸を擦らせ、胸の尖りを刺激して、
  ゆらゆらと、腰を揺らして、くねらせて
  やっと全部入り切った――

  兄貴と違って、全部
 入っちまうのが、少し悔しいのは別の話]

 
    はい、ッ、た……はぁ、ッ、


[ 最後まで、入ったことを口に出せば、
  今すぐ動くと、イってしまいそうだったから、
  少しだけ動きを止める…… 兄貴の様子を伺いながら*]



  ………… いや、うん。


              ごめんって。




  どうやらご機嫌を損ねてしまったらしい。
  ほんのりと色付く頬。
  すぐにそっぽを向かれてしまったけど。

  …………。
  もう少し見ていたかった、と言うのは。

  結局口にはできないまま。
 
  



  白く滑らかな手が、こちらの頬を伝う。
  どくん、と心臓の音が跳ねたけど
  すぐさま続く言葉に上書きされた。

  どくん。
  トトの柔らかい唇が文字を形作る度に。

  どくん。どくん。どくん。
  耳を押さえたくなるような衝動が胸を打つ。
  自身の中からあふれる音が、君に聞こえないか。
  見当違いの不安を、笑い話にする余裕もなく。

  奇遇という言葉で片付けるには、
  まるで誰かの意図を感じるような物事の運び。
  もしそうなら、その誰かはたいそう性格が悪い。


  

 

  …… ようやく、絞り出せたのは。

  彼女に向ける、まるでその心に
  寄り添うかのような言葉。
  だけど響きには、甘さも希望もなく。
  ひどく掠れた声を、無理やり空気に溶かせれば

  無意識のうちに、繋いだ手の先
  込めていた力が、ふっと抜けていく。
 
 



 「 0時を迎えたら、二十歳になる。

   その瞬間、全てが正されて。
   俺が大切だと信じ、守っていたもの。
   その全てが過ちだったと断じられる。

   それが素晴らしいことであると。
   信じて疑わない声に祝福されて ─── 」


  …… 勝手に、決めないで欲しかった。
  明日を信じられない惨めな生活。
  確かにこれまでの人生。
  苦しいことの方が多かったけれど。